JPH09276805A - 立型物品仕分け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品仕分け装置の設置床面積を節減して仕分
け先数を増大させる立型物品仕分け装置を提供する。 【解決手段】 多段に対向して立設した物品搬入コンベ
ヤＦ１，Ｆ２・・・と仕分け搬出コンベヤＤ１，Ｄ２・
・・の間に間欠駆動する昇降コンベヤ２を立設し、該昇
降コンベヤ２に多数の移載テーブルコンベヤ１を取付
け、物品Ａを搬入コンベヤより選択された仕分け搬出コ
ンベヤに移載テーブルコンベヤを介して水平移送する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、多数の搬入物品を
多数の仕分け先に夫々仕分けして搬出する仕分け装置で
あって、書類、郵便等の平形小物商品の仕分けに好適な
装置である。

【０００２】

【従来の技術】従来の物品仕分け装置は、例えば、実開
平３−４９２２０号公報に開示されているように、仕分
けコンベヤを平面的に配置し、該仕分けコンベヤからの
仕分け搬出口を床面上に平面的に並設したものが一般で
ある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、仕分けコンベヤおよび仕分け搬出口が平面的に
床面上に並設されているので、仕分け装置の設置床面積
が大になり、仕分け先を増加させるためには仕分けコン
ベヤをさらに長大化させて床面上に展開し、増設する仕
分け搬出口を前記長大化した仕分けコンベヤに沿って床
面上に更に並設増加して、益々占有床面積を増大させな
ければならなかった。したがって、多数の仕分け先を有
する仕分け装置を制限された床面積で設置することは困
難であったし、仕分け先の増設もできないという欠点を
有していた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、等ピッチで多
段に立設した物品搬入コンベヤと物品仕分け搬出コンベ
ヤとを離間対設し、該両コンベヤの間に上下方向に無端
懸回して前記夫々の搬入コンベヤ位置と仕分け搬出位置
に同時に間欠停止する多数の移載テーブルコンベヤを取
付けた間欠駆動する昇降コンベヤを立設し、該昇降コン
ベヤの上昇経路および下降経路の夫々に沿って上下方向
に無端懸回する駆動ベルトを張設し、前記搬入コンベヤ
位置および仕分け搬出コンベヤ位置に間欠停止した前記
移載テーブルコンベヤに前記駆動ベルトの駆動力を選択
的に伝達する進退動制御される作動ローラを配設したこ
とにより、前記従来技術の課題を解決したものである。

【０００５】

【作用】間欠駆動する昇降コンベヤの上昇経路におい
て、移載テーブルコンベヤが物品搬入コンベヤ位置に間
欠停止すると該位置に配設した作動ローラが進出して駆
動ベルトの駆動力を前記移載テーブルコンベヤに伝達
し、前記物品搬入コンベヤ上の物品を該移載テーブルコ
ンベヤ上に引き入れたのち、前記作動ローラは後退して
駆動ベルトの駆動力を絶ち、該引き入れられた物品の指
定仕分け先が公知の仕分け先選択制御手段に入力され
る。

【０００６】該物品を載置した移載テーブルコンベヤが
上昇して昇降コンベヤの下降経路に配設した前記指定仕
分け先を有する仕分け搬出コンベヤの高さ位置に間欠停
止すると、該仕分け搬出コンベヤの高さ位置にある上昇
側および下降側の夫々の作動ローラが前記制御手段の指
令により同時に進出作動して上昇側および下降側に夫々
配設した駆動ベルトの駆動力を前記指定仕分け先を有す
る仕分け搬出コンベヤ位置に間欠停止している上昇側お
よび下降側の夫々の移載テーブルコンベヤに伝達し、上
昇側の移載テーブルコンベヤ上の物品は下降側の移載テ
ーブルコンベヤ上に移載され、指定仕分け先を有する仕
分け搬出コンベヤ上に移送される。そして、後述する再
仕分けコンベヤへ搬送される。

【０００７】また、上昇経路において物品が搬入された
高さ位置が下降経路において該物品の指定仕分け先を有
する仕分け搬出コンベヤの高さ位置に一致している場合
には、該物品の仕分け先の指定を前記制御手段に入力す
ると、同一高さ位置に間欠停止している上昇側の移載テ
ーブルコンベヤと下降側の移載テーブルコンベヤの作動
ローラが同時に進出して夫々のテーブルコンベヤが駆動
し、搬入コンベヤ上の物品を所定の仕分け先を有する仕
分け搬出コンベヤ上に移送するから、昇降コンベヤの昇
降動を要しないで搬入物品を直ちに搬出する。

【０００８】

【実施例】図１は、本発明の一実施例の配置を示す斜視
図であって、ハウジングＨには図２で示す昇降コンベヤ
による仕分け装置が収納され、該ハウジングＨの１側に
設けた搬入口Ｈ’には物品搬入コンベヤＦ１，Ｆ２が上
下に配設され、他側に連設した多数のボックスＨ１，Ｈ
２・・・ＨＹには夫々図４に示す再仕分け装置が収納さ
れ、末端に配設したボックスＨＺには何等かの理由によ
り仕分けられなかった物品が排出され、前記夫々のボッ
クスＨ１，Ｈ２・・・ＨＹには、再仕分け装置で仕分け
られた物品の最終仕分け先の仕分け抽出箱Ｓが多段多列
に設けられている。

【０００９】図２はハウジングＨに収納される昇降コン
ベヤによる仕分け装置の概略正面図であって、等ピッチ
で上下方向に複数段の物品搬入コンベヤＦ１，Ｆ２・・
・と物品仕分け搬出コンベヤＤ１，Ｄ２・・・とを各段
対向して離間立設し、該両コンベヤ間に、上下方向に無
端懸回して前記夫々の搬入コンベヤ位置および仕分け搬
出コンベヤ位置に同時に間欠停止する多数の移載テーブ
ルコンベヤ１を取付けた間欠駆動の昇降コンベヤ２を立
設し、該昇降コンベヤ２の上昇経路および下降経路の夫
々に沿って上下方向に無端懸回した上昇側駆動ベルト３
Ａおよび下降側駆動ベルト３Ｂが張設されている。

【００１０】なお、図２において駆動ベルト３Ａ，３Ｂ
は夫々独立して矢印方向、すなわち反時計方向に無端循
環しているが、後述する如く、駆動ベルト３Ａ，３Ｂは
上昇側にある移載テーブルコンベヤ１のコンベヤを物品
搬入方向に回動させ、下降側にある移載テーブルコンベ
ヤ１のコンベヤを物品搬出方向に回動させるものである
から、１本の駆動ベルトを昇降コンベヤ２を囲繞して無
端懸回し、駆動ベルトの下降側を昇降コンベヤ２の上昇
側に、駆動ベルトの上昇側を昇降コンベヤ２の下降側に
位置させても差支えない。そして、同一高さ位置に間欠
停止した上昇側移載テーブルコンベヤ１と下降側移載テ
ーブルコンベヤ１との間には夫々移載ローラ４が配設さ
れている。

【００１１】また、夫々の移載テーブルコンベヤ１が搬
入コンベヤＦ１，Ｆ２・・・の高さ位置および仕分け搬
出コンベヤＤ１，Ｄ２・・・の高さ位置に一致して間欠
停止したときに、仕分け物品Ａを搬入コンベヤＦ１，Ｆ
２・・・から該高さ位置に間欠停止している上昇側移載
テーブルコンベヤ１に引き入れ、下降側移載テーブルコ
ンベヤ１上の仕分け物品Ａを仕分け搬出コンベヤＤ１，
Ｄ２・・・上へ送り出すために、図３に図示するよう
に、駆動ベルト３Ａ，３Ｂの駆動力を移載テーブルコン
ベヤ１に伝達する上昇側作動ローラ５Ａ，５Ｂおよび下
降側作動ローラ６Ａ，６Ｂが搬入コンベヤＦ１，Ｆ２・
・・および仕分け搬出コンベヤＤ１，Ｄ２・・・の高さ
位置の夫々に配設されている。（なお、図２においては
上昇側作動ローラが一部省略されて図示されていな
い。）

【００１２】図３は上昇側の移載テーブルコンベヤ１に
ついて図示したものであって、移載テーブルコンベヤ１
の両側板１Ａ，１Ｂ間には駆動軸１Ｃと従動軸１Ｄとが
回転自在に架設され、駆動軸１Ｃの側板外軸端には駆動
ローラ７が固設され、駆動軸１Ｃと従動軸１Ｄ間には移
載コンベヤ１Ｅが懸回され、従動軸１Ｄにはテークアッ
プ装置Ｔが取付けられている。

【００１３】また、昇降コンベヤ２を構成する一対のコ
ンベヤチェーン２Ａ，２Ｂと移載テーブルコンベヤ１の
両側板１Ａ，１Ｂを結合する上下一対の支持軸には、昇
降ガイドレールＧＡ，ＧＢに案内されるガイドローラ８
Ａ，８Ａおよび８Ｂ，８Ｂが回転自在に取付られてい
る。

【００１４】そして、該ガイドレールＧＡ，ＧＢに突設
したブラケット９には、駆動ベルト３Ａの下降側ベルト
外側の押えローラ１０が軸支され、該ローラの軸１０’
には該下降側ベルトの内側に押接する上下一対の作動ロ
ーラ５Ａ，５Ｂを離間して取付けた揺動杆１１が揺動自
在に取付けられ、該揺動杆１１は前記ブラケット９に基
端１２Ａを上下方向に揺動自在に軸支したシリンダ１２
のピストンロッド先端１２Ｂが上下方向に揺動自在に取
付けられている。

【００１５】したがって、昇降コンベヤ２が間欠停止し
ているときに搬入コンベヤＦ１，Ｆ２・・・上にある物
品Ａを仕分け先を指定して公知の仕分け先選択制御手段
に入力すると、前記シリンダ１２のピストンロッドが進
出作動して作動ローラ５Ａ，５Ｂを駆動ベルト３Ａの下
降側ベルトの内側に押圧して該下降側ベルトの外側を移
載テーブルコンベヤ１の駆動ローラ７に押接し、駆動ロ
ーラ７は移載テーブルコンベヤのコンベヤ１Ｅを矢印方
向すなわち物品搬入方向に駆動し、搬入コンベヤ上の物
品Ａを移載テーブルコンベヤ上に引き入れたのち前記シ
リンダ１２のピストンロッドが後退作動して駆動ベルト
３Ａの下降側ベルトが移載テーブルコンベヤの駆動ロー
ラ７から離反するので、物品Ａは該移載テーブルコンベ
ヤ２上に移載され、昇降コンベヤ２は間欠上昇する。

【００１６】そして、該物品Ａが上昇して指定された仕
分け先を有する仕分け搬出コンベヤＤ１，Ｄ２・・・の
高さ位置に間欠停止すると、物品搬入時に指定仕分け先
を入力した前記制御手段の指令により該高さ位置に配設
した上昇側のシリンダ１２と下降側のシリンダとが同時
に進出作動して、該物品Ａを載置した上昇側の移載テー
ブルコンベヤ１と指定仕分け先を有する仕分け搬出コン
ベヤＤ１，Ｄ２・・・に連接して間欠停止している下降
側の移載テーブルコンベヤ１のコンベヤ１Ｅが同時に駆
動され、上昇側移載テーブルコンベヤ上の物品Ａは下降
側移載テーブルコンベヤ上に水平移載され、さらに指定
された仕分け先を有する仕分け搬出コンベヤ上に移送さ
れるものである。

【００１７】また、間欠停止している上昇側移載テーブ
ルコンベヤ上に移載された搬入物品の指定仕分け先が、
偶々該物品搬入時の該上昇側移載テーブルコンベヤと同
じ高さ位置にある仕分け搬出コンベヤの仕分け先である
場合には、昇降コンベヤ２は昇降動することなく、物品
の仕分け先を指定入力したときに直ちに該位置にあるシ
リンダ１２が進出作動して、上昇側移載テーブルコンベ
ヤ上の物品は下降側移載テーブルコンベヤを経て仕分け
搬出コンベヤに水平移送されるものである。

【００１８】なお、下降側にも第３図に図示した構造と
同じものが取付けられているので、図２には下降側の作
動ローラ６Ａ，６Ｂ、押えローラ１０および揺動杆１１
のみを図示し説明を省略する。

【００１９】次に、図１のボックスＨ１，Ｈ２・・・に
収納された再仕分け装置２０を図４について説明する。
図４において、ボックスＨ１に収納された複数段に配設
した再仕分けコンベヤ２１Ａ，２１Ｂ・・・は夫々第３
図の仕分け搬出コンベヤＤ１，Ｄ２・・・に対応して連
接し、仕分け搬出コンベヤＤ１，Ｄ２・・・から搬出さ
れた仕分け物品Ａを搬送するものであり、夫々のボック
スＨ１，Ｈ２・・・間において夫々の仕分けコンベヤ２
１Ａ，２１Ｂ・・・は互いに対応して連接されているも
のである。そして、前記各ボックスに収納された再仕分
けコンベヤ２１Ａ，２１Ｂ・・・は搬送方向に分割され
た複数条のコンベヤで構成され、夫々モータＭ１，Ｍ２
・・・によって矢印Ｘ方向に搬出駆動されるものであ
る。

【００２０】該再仕分けコンベヤ２１Ａ，２１Ｂ・・・
の長手方向には、夫々、該コンベヤ２１Ａ，２１Ｂ・・
・の搬送面に交差する搬送面を有する複数の分配コンベ
ヤ２２Ａ，２２Ａ・・・２２Ｂ，２２Ｂ・・・２２Ｃ，
２２Ｃ・・・２２Ｄ，２２Ｄ・・・が再仕分けコンベヤ
の離間した複数条のコンベヤの間に出没可能に取付けら
れ、前記再仕分けコンベヤ２１Ａ，２１Ｂ・・・上を搬
送される物品Ａが該物品の最終指定仕分け先を有する分
配コンベヤ上に搬送されてきたときに、該物品の搬入時
に入力された指定仕分け先信号によって該分配コンベヤ
が浮上し、再仕分けコンベヤ上の該物品Ａを前記分配コ
ンベヤ上に移載してＹ方向に搬出移送し、図１に示す最
終指定仕分け先の抽出箱Ｓへ分配投入する。

【００２１】図５は前記分配コンベヤ２２Ａを示し、分
配コンベヤ支持体２２は、ボックスＨ１の内壁に固設し
た取付け部材ＨＦに平行リンクＬ１，Ｌ２を介して水平
浮動自在に指示され、該支持体２２には再仕分けコンベ
ヤ２１Ａの搬送面より出没する複数の搬送ローラＲ１〜
ＲＮが離間して設けられるとともに後述する駆動軸２３
Ａに接離する伝動プーリＰを有する伝動軸２４Ａが設け
られ、前記各搬送ローラＲ１〜ＲＮの離間隙間の下方に
は夫々案内ローラＲ’，Ｒ’・・・が設けられており、
伝動軸２４Ａ、回転ローラＲ１〜ＲＮおよび案内ローラ
Ｒ’，Ｒ’・・・には伝動ベルト２５Ａが凹凸波状に無
端懸回されている。

【００２２】したがって、分配コンベヤ支持体２２が浮
上すると伝動軸２４Ａの伝動プーリＰが伝動軸２３Ａに
押接して伝動ベルト２５Ａを回転駆動し、各搬送ローラ
Ｒ１〜ＲＮが回転して、再仕分けコンベヤ２１Ａ上の物
品Ａを分配コンベヤ２２Ａに移載して搬送し、最終仕分
け先の指定仕分け先抽出箱Ｓに投入して仕分け作業を完
了する。

【００２３】前記駆動軸２３Ａは図４に図示の如く、再
仕分けコンベヤ２１Ａに沿って横設され、各段の再仕分
けコンベヤ２１Ｂ，２１Ｃ・・・にも同様に駆動軸２３
Ｂ，２３Ｃ・・・が横設され各段の分配コンベヤの伝動
軸２４Ｂ，２４Ｃ・・・が接離制御されている。そし
て、これらの駆動軸２３Ａ，２３Ｂ・・・は伝動ベルト
を介してモータＭにより回転駆動される。

【００２４】

【発明の効果】本発明は、仕分け物品の搬入コンベヤお
よび仕分け搬出コンベヤを夫々同じピッチで多段に配設
して、搬入コンベヤと仕分け搬出コンベヤとの対設間に
間欠駆動の昇降コンベヤを立設し、該昇降コンベヤに前
記搬入コンベヤおよび仕分け搬出コンベヤの多段ピッチ
と同じピッチで多数の移載テーブルコンベヤを取付けた
ので、物品搬入位置並びに仕分け搬出位置を上下方向に
積層配設することができるから、最少の床面積に多数の
物品仕分け先を配設することができるとともに、仕分け
先の増設に際しても床面積を増大させることなく上方へ
積層できるという利点を有し、また、搬入コンベヤおよ
び仕分け搬出コンベヤの夫々を等ピッチで多段に配設し
且つ昇降コンベヤに取付けた多数の移載テーブルコンベ
ヤは、昇降コンベヤの間欠停止時に同時に前記各段の搬
入コンベヤ位置および仕分け搬出コンベヤ位置に停止す
るので、物品の搬入と搬出とが同時に行われるととも
に、上昇側と下降側の夫々の移載テーブルコンベヤも互
いに同じ高さ位置に間欠停止するので、物品の上昇側か
ら下降側への移載が水平搬送によって行われ、物品の転
回搬送がないから、特に柔軟なシート状物品の転回によ
る屈撓、折曲等の事故を防止でき、書類、郵便等の仕分
けに好適である。

【００２５】また、前記多段の仕分け搬出コンベヤに夫
々対応して再仕分けコンベヤを多段に連接させ、該再仕
分けコンベヤに搬送方向が交差する分配コンベヤを選択
的に出没制御させることにより、仕分け先を更に細分化
することができるので、多数の仕分け先を立体的に配設
することができ、仕分け装置の設置床面積の節減と仕分
け先の増大とを同時に達成できるものである。

【００２６】さらに、多段に配設した搬入コンベヤ位置
および仕分け搬出コンベヤ位置に夫々作動ローラを進退
動可能に設け且つ移載テーブルコンベヤの昇降経路に沿
って上下方向に無端懸回する駆動ベルトを設けたから、
夫々の移載テーブルの昇降間欠停止位置において随時選
択的に移載テーブルコンベヤを駆動して物品の搬入・搬
出を容易に行うことができるというすぐれた効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の配置説明斜視図である。

【図２】 昇降仕分けコンベヤの概略正面図である。

【図３】 図２の要部拡大斜視図である。

【図４】 再仕分けコンベヤの斜視図である。

【図５】 図４の要部拡大斜視図である。

【符号の説明】 １ 移載テーブルコンベヤ ２ 昇降コンベヤ ３Ａ，３Ｂ 駆動ベルト ５Ａ，５Ｂ，６Ａ，６Ｂ 作動ローラ ２１Ａ〜２１Ｄ 再仕分けコンベヤ ２２Ａ〜２２Ｄ 分配コンベヤ Ｆ１，Ｆ２ 搬入コンベヤ Ｄ１〜Ｄ４ 仕分け搬出コンベヤ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎橋 良助 大阪府大阪市鶴見区鶴見４丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 森田 康夫 大阪府大阪市鶴見区鶴見４丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 羽賀 祐輔 大阪府大阪市鶴見区鶴見４丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 等ピッチで多段に立設した物品搬入コン
   ベヤと物品仕分け搬出コンベヤとを離間対設し、該両コ
   ンベヤの間に上下方向に無端懸回して前記夫々の搬入コ
   ンベヤ位置と仕分け搬出コンベヤ位置に同時に間欠停止
   する多数の移載テーブルコンベヤを取付けた間欠駆動す
   る昇降コンベヤを立設し、該昇降コンベヤの上昇経路お
   よび下降経路の夫々に沿って上下方向に無端懸回する駆
   動ベルトを張設し、前記搬入コンベヤ位置および仕分け
   搬出コンベヤ位置に間欠停止した前記移載テーブルコン
   ベヤに前記駆動ベルトの駆動力を選択的に伝達する進退
   動制御される作動ローラを配設した、立型物品仕分け装
   置。
2. 【請求項２】 多段に配置した夫々の物品仕分け搬出コ
   ンベヤに連接した再仕分けコンベヤを多段に配設し、夫
   々の再仕分けコンベヤの長手方向に該再仕分けコンベヤ
   の搬送面に選択的に出没して再仕分けコンベヤに交差す
   る搬送面を有する分配コンベヤを複数配設した、請求項
   １記載の立型物品仕分け装置。