JPH09276784A - エチレン−酢酸ビニル共重合体成型品の塗装方法および塗装成型品 - Google Patents

エチレン−酢酸ビニル共重合体成型品の塗装方法および塗装成型品

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JPH09276784A
JPH09276784A JP8097974A JP9797496A JPH09276784A JP H09276784 A JPH09276784 A JP H09276784A JP 8097974 A JP8097974 A JP 8097974A JP 9797496 A JP9797496 A JP 9797496A JP H09276784 A JPH09276784 A JP H09276784A
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JP
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ethylene
vinyl acetate
acetate copolymer
coating
copolymer
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JP8097974A
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English (en)
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Tadao Saito
藤 忠 雄 斉
Taku Tokita
田 卓 時
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる成型品
の表面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体および塗料の
双方に良好な密着性を有するプライマー層を形成し、さ
らにその上に塗料を塗布して塗料密着性に優れる塗膜を
有する成型品を得ることができる方法、およびその塗装
された成型品の提供。 【解決手段】エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる成
型品に、スチレン−共役ジエン−スチレンのトリブロッ
ク共重合体およびその水素添加物から選ばれる少なくと
も1種に極性モノマーを0.1〜15重量%グラフト共
重合させてなる変性共重合体と、有機溶剤とを含むプラ
イマー組成物を塗布した後、塗料を塗布する工程を含む
エチレン−酢酸ビニル共重合体成型品の塗装方法、およ
びその塗装された成型品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体成型品の塗装方法および塗装成型品に関
し、特に、エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる成型
品の表面への塗料の付着性を向上させることができる塗
装方法および塗装した成型品に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン−酢酸ビニル共重合体は、低温
での可撓性に優れ、また、水、紫外線等の作用に対して
も優れた安定性を示す等、種々の優れた物性を有してい
る。そのため、エチレン−酢酸ビニル共重合体は、ホッ
トメルト接着剤、布製接着ラベル等の接着剤の用途、食
パン包装紙、冷凍食品外装紙、紙コップ、グラシン紙へ
のコーティング等の防湿ヒートシールコーティング剤の
用途、農業用フィルム、収縮フィルム等のフィルムとし
ての用途、建築用、土木用、自動車泥除け、バンパーコ
ーナー、バンパーガード、カーペットの裏打ち等のシー
トとしての用途、人工芝布等の一般成型品の用途に使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エチレン−酢
酸ビニル共重合体は、一般に、塗料との付着性が悪いた
め、シート、一般成形品等においても、塗装を施すこと
が要求される用途に十分に活用されているとは言い難
く、エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる成型品に塗
装して、塗料密着性に優れる塗膜を形成することができ
る方法が求められていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、エチレン−酢酸
ビニル共重合体からなる成型品の表面に、エチレン−酢
酸ビニル共重合体および塗料の双方に良好な密着性を有
するプライマー層を形成し、さらにその上に塗料を塗布
して塗料密着性に優れる塗膜を有する成型品を得ること
ができる方法、およびその塗装された成型品を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重合体からな
る成型品に、スチレン−共役ジエン−スチレンのトリブ
ロック共重合体およびその水素添加物から選ばれる少な
くとも1種に極性モノマーを0.1〜15重量%グラフ
ト共重合させてなる変性共重合体と、有機溶剤とを含む
プライマー組成物を塗布した後、塗料を塗布する工程を
含むエチレン−酢酸ビニル共重合体成型品の塗装方法を
提供するものである。
【0006】前記極性モノマーが、水酸基を含有するエ
チレン性不飽和化合物および/または不飽和カルボン酸
であると、好ましい。
【0007】また、本発明は、前記塗装方法によって塗
装された成型品をも提供するものである。
【0008】以下、本発明のエチレン−酢酸ビニル共重
合体成型品の塗装方法(以下、「本発明の塗装方法」と
いう)および塗装された成型品について、詳細に説明す
る。
【0009】本発明の塗装方法は、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体からなる成型品(以下、単に「成型品」とい
う)に、プライマー組成物を塗布した後、塗料を塗布す
る工程を含む方法である。塗装される成型品の素材であ
るエチレン−酢酸ビニル共重合体は、特に制限されない
が、通常、酢酸ビニル含量が5〜50重量%、メルトフ
ローレート(MFR)が1〜500g/minのものが
代表的である。
【0010】また、塗装対象となる成型品の形状、成型
方法等は、特に制限されない。特に、本発明の塗装方法
は、インジェンクション成型による成型品に塗装を施す
場合に有効である。
【0011】本発明の塗装方法において、成型品の表面
に塗布されるプライマー組成物は、スチレン−共役ジエ
ン−スチレンのトリブロック共重合体およびその水添物
から選ばれる少なくとも1種に極性モノマーをグラフト
共重合させてなる変性共重合体と、有機溶媒とを必須成
分とする組成物である。
【0012】プライマー組成物の主成分である変性共重
合体の構成成分であるスチレン−共役ジエン−スチレン
のトリブロック共重合体またはその水添物は、分子中に
1個以上のスチレンに由来する繰り返し構造単位である
重合体ブロック(S)と、1個以上の共役ジエンに由来
する繰り返し構造単位である共役ジエン重合体ブロック
(D)とを有する共重合体であり、例えば、下記式: −(S−D−S)n− (ここでnは1以上の整数である)で表される構造を有
するものである。
【0013】このスチレン−共役ジエン−スチレンのト
リブロック共重合体を構成する共役ジエンとしては、例
えば、イソプレン、ブタジエン等が挙げられる。これら
の共役ジエンは、トリブロック共重合体の中に1種単独
でも2種以上が含まれていてもよい。このトリブロック
共重合体におけるスチレン含量は、プライマー組成物を
塗布して、剥離強度が高く、低温特性およびべたつき性
等に優れる塗膜が得られる点から、10〜55重量%で
あることが好ましく、特に、15〜50重量%であるこ
とが好ましい。
【0014】このスチレン−共役ジエン−スチレンのト
リブロック共重合体またはその水素添加物は、プライマ
ー組成物を塗布して剥離強度が高い塗膜を得ることがで
き、かつ塗装に適する範囲の固形分濃度において適度の
粘度を示す点から、数平均分子量が1×104 〜18×
104 であるものが好ましく、特に、1.5×104
12×104 であるものが好ましい。本発明において、
数平均分子量は、テトラヒドロフランを溶媒として、4
0℃でゲルパーミエーション・クロマトグラフィーによ
って測定されるものである。
【0015】このスチレン−共役ジエン−スチレンのト
リブロック共重合体は、例えば、米国特許第3,26
5,765号明細書、特開昭61−192743号公報
等に記載されている方法によって製造されるものなどを
挙げることができる。このスチレン−共役ジエン−スチ
レンのトリブロック共重合体の中でも、共役ジエンがイ
ソプレンであるスチレン−イソプレン−スチレントリブ
ロック共重合体の具体例として、クレイトンTR−11
07,1111,1112(いずれもシェル化学社製)
の商品名で市販されているものなどを挙げることができ
る。また、共役ジエンがブタジエンであるスチレン−ブ
タジエン−スチレントリブロック共重合体の具体例とし
て、クレイトンTR−1101,TRKX−65S(い
ずれもシェル化学社製)の商品名で市販されているもの
などを挙げることができる。
【0016】また、このスチレン−共役ジエン−スチレ
ントリブロック共重合体の水素添加物は、例えば、特公
昭43−6636号公報、特公昭45−20504号公
報、特公昭48−3555号公報等に記載されている方
法によって製造されるもの等を挙げることができる。こ
のスチレン−共役ジエン−スチレントリブロック共重合
体の水素添加物の中でも、共役ジエンがブタジエンであ
るものの具体例として、クレイトンG−1652,16
57(いずれもシェル化学社製)等の商品名で市販され
ているものが挙げられ、また、共役ジエンがイソプレン
であるものの具体例として、セプトン2002,200
7(いずれもクラレ社製)等の商品名で市販されている
ものが挙げられる。
【0017】前記スチレン−共役ジエン−スチレンのト
リブロック共重合体およびその水添物から選ばれる少な
くとも1種に、グラフト共重合させて変性共重合体を形
成する極性モノマーとしては、水酸基含有エチレン性不
飽和化合物、アミノ基含有エチレン性不飽和化合物、エ
ポキシ基含有エチレン性不飽和化合物、不飽和カルボン
酸およびその誘導体、ビニルエステル化合物、塩化ビニ
ル等を挙げることができる。これらの中でも、特に、水
酸基含有エチレン性不飽和化合物および不飽和カルボン
酸およびその誘導体が、グラフト共重合反応を容易に行
うことができ、かつ入手が容易であり、上塗り塗料との
密着性に優れる塗膜が得られるため、好ましい。
【0018】水酸基含有エチレン性不飽和化合物として
は、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シ−3−フェノキシ−プロピル(メタ)アクリレート、
3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールモノ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパンモノ(メタ)アクリレート、テトラメチロー
ルエタンモノ(メタ)アクリレート、ブタンジオールモ
ノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、2−(6−ヒドロキシヘキサノ
イルオキシ)エチルアクリレート等の(メタ)アクリル
酸エステル、10−ウンデセン−1−オール、1−オク
テン−3−オール、2−メタノ−ルノルボルネン、ヒド
ロキシスチレン、N−メチロールアクリルアミド、2−
(メタ)−アクロイルオキシエチルアシッドフォスフェ
ート、グリセリンモノアリルエーテル、アリルアルコー
ル、アリロキシエタノール、2−ブテン1,4−ジオー
ル、グリセリンモノアルコール等を挙げることができ
る。
【0019】アミノ基含有エチレン性不飽和化合物とし
ては、分子内に下記式(a)で表されるアミノ基または
置換アミノ基を少なくとも1種有するビニル系単量体を
挙げることができる。 ─N(R1 )(R2 ) (a) 前記式(a)中、R1 は水素原子、メチル基またはエチ
ル基であり、R2 は、水素原子、炭素数1〜12、好ま
しくは炭素数1〜8の置換または非置換のアルキル基、
または、炭素数6〜12、好ましくは6〜8の置換また
は非置換のシクロアルキル基である。
【0020】このアミノ基含有エチレン性不飽和化合物
の具体例としては、(メタ)アクリル酸アミノエチル、
(メタ)アクリル酸プロピルアミノエチル、メタクリル
酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸アミノプ
ロピル、メタクリル酸フェニルアミノエチル、メタクリ
ル酸シクロヘキシルアミノエチル等のアクリル酸または
メタクリル酸のアルキルエステル系誘導体類、N−ビニ
ルジエチルアミン、N−アセチルビニルアミン等のビニ
ルアミン系誘導体類、アクリルアミン、メタクリルアミ
ン、N−メチルアクリルアミン、N,N−ジメチルアク
リルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリル
アミド等のアリルアミン系誘導体、アクリルアミド、N
−メチルアクリルアミド等のアクリルアミド系誘導体、
p−アミノヘキシルコハク酸イミド、2−アミノエチル
コハク酸イミド等を挙げることができる。
【0021】エポキシ基含有エチレン性不飽和化合物と
しては、1分子中に重合可能な不飽和結合基およびエポ
キシ基を少なくとも1個以上有するモノマーが用いられ
る。このエポキシ基含有エチレン性不飽和化合物の具体
例としては、グリシジルアクリレート、グリシジルメタ
クリレート等の(メタ)アクリル酸のグリシジルエステ
ル、マレイン酸のモノおよびジグリシジルエステル、フ
マル酸のモノおよびジグリシジルエステル、クロトン酸
のモノおよびジグリシジルエステル、テトラヒドロフタ
ル酸のモノおよびジグリシジルエステル、イタコン酸の
モノおよびジグリシジルエステル、ブテントリカルボン
酸のモノおよびジグリシジルエステル、シトラコン酸の
モノおよびジグリシジルエステル、エンド−シス−ビシ
クロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカル
ボン酸(ナジック酸:商品名)のモノおよびジグリシジ
ルエステル、エンド−シス−ビシクロ[2,2,1]ヘ
プト−5−エン−2−メチル−2,3−ジカルボン酸
(メチルナジック酸:商品名)のモノおよびジグリシジ
ルエステル等のジカルボン酸モノおよびアルキルグリシ
ジルエステル(モノグリシジルエステルの場合のアルキ
ル基の炭素数1〜12)、p−スチレンカルボン酸のア
ルキルグリシジルエステル、アリルグリシジルエーテ
ル、2−メチルアリルグリシジルエーテル、スチレン−
p−グリシジルエーテル、3,4−エポキシ−1−ブテ
ン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブテン、3,
4−エポキシ−1−ペンテン、3,4−エポキシ−3−
メチル−1−ペンテン、5,6−エポキシ−1−ヘキセ
ン、ビニルシクロヘキセンモノオキシド等を挙げること
ができる。
【0022】不飽和カルボン酸類としては、例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、テト
ラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロト
ン酸、イソクロトン酸、ノルボルネンジカルボン酸、ビ
シクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカ
ルボン酸等の不飽和カルボン酸またはこれらの誘導体
(例えば、酸無水物、酸ハライド、アミド、イミド、エ
ステル等)などを挙げることができる。不飽和カルボン
酸の誘導体としては、例えば、塩化マレニル、マレニル
イミド、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラ
コン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ビシクロ[2,
2,1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカルボン酸無水
物、マレイン酸ジメチル、マレイン酸モノメチル、マレ
イン酸ジエチル、フマル酸ジエチル、イタコン酸ジメチ
ル、シトラコン酸ジエチル、テトラヒドロフタル酸ジメ
チル、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−5,
6−ジカルボン酸ジメチル、ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、メタクリル酸ア
ミノエチル、メタクリル酸アミノプロピル等を挙げるこ
とができる。
【0023】ビニルエステル化合物としては、例えば、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、n−酪酸ビニル、イ
ソ酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプロン酸ビニル、
バーサティック酸ビニル、ラウリル酸ビニル、ステアリ
ン酸ビニル、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニル、シク
ロヘキサンカルボン酸ビニル等を挙げることができる。
【0024】本発明において、変性共重合体は、これら
の極性モノマーを、1種単独あるいは2種以上の組合せ
で含んでいてもよい。
【0025】変性共重合体において、極性モノマーはス
チレン−共役ジエン−スチレントリブロック共重合体ま
たはその水素添加物に対して0.1〜15重量%、好ま
しくは1〜10重量%のグラフト率でグラフト共重合し
ていることが好ましい。
【0026】変性共重合体を製造する方法は、前記スチ
レン−共役ジエン−スチレンのトリブロック共重合体ま
たはその水素添加物に、極性モノマーをグラフト共重合
させることができる方法であれば、特に制限されない。
例えば、スチレン−共役ジエン−スチレンのトリブロッ
ク共重合体またはその水素添加物を有機溶媒に溶解し、
極性モノマーおよびラジカル重合開始剤を添加して、加
熱および撹拌してグラフト共重合反応させる方法;トリ
ブロック共重合体またはその水素添加物を加熱溶融し
て、得られる溶融物に極性モノマーおよびラジカル重合
開始剤を添加し、撹拌してグラフト共重合反応させる方
法;トリブロック共重合体またはその水素添加物、極性
モノマーおよびラジカル開始剤を予め混合し、得られる
混合物を押し出し機に供給して加熱混練しながらグラフ
ト共重合反応させる方法;粉末状のトリブロック共重合
体またはその水素添加物に、極性モノマーおよびラジカ
ル重合開始剤を有機溶媒に溶解してなる溶液を含浸させ
た後、粉末状のトリブロック共重合体またはその水素添
加物が溶解しない最高の温度まで加熱し、グラフト共重
合反応させる方法などを挙げることができる。
【0027】反応温度は、50℃以上、特に80〜20
0℃の範囲が好適であり、反応時間は2〜10時間程度
である。
【0028】反応方式は、回分式および連続式のいずれ
でもよく、特に制限されないが、グラフト共重合を均一
に行うことができる点で、回分式が好ましい。
【0029】ラジカル重合開始剤を使用してグラフト反
応を行う場合、用いられるラジカル重合開始剤は、ブロ
ック共重合体と前記グラフト共重合単位との反応を促進
するものであれば何れでもよいが、特に、有機ペルオキ
シド、有機ペルエステルが好ましい。具体的には、ベン
ゾイルペルオキシド、ジクロルベンゾイルペルオキシ
ド、ジクミルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペル
オキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシ
ベンゾエート)ヘキシン−3、1,4−ビス(tert
−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラウロイ
ルペルオキシド、tert−ブチルペルアセテート、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペル
オキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(tert−ブチルペルオキシド)ヘキサン、tert
−ブチルベンゾエート、tert−ブチルペルフェニル
アセテート、tert−ブチルペルイソブチレート、t
ert−ブチルペル−sec−オクトエート、tert
−ブチルペルピパレート、クミルペルピパレートおよび
tert−ブチルペルジエチルアセテートがあり、その
他アゾ化合物、例えばアゾビス−イソブチルニトリル、
ジメチルアゾイソブがある。これらのうちでは、ジクミ
ルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペル
オキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1,4−ビ
ス(tert−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼ
ン等のジアルキルペルオキシドが好ましい。
【0030】ラジカル重合開始剤を使用する場合、その
使用量は、スチレン−共役ジエン−スチレントリブロッ
ク共重合体またはその水素添加物100重量部に対し
て、0.001〜10重量部程度の割合となる量が好ま
しい。
【0031】有機溶媒を使用してグラフト共重合反応を
行う場合、用いられる有機溶媒は特に限定はされず、例
えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン等の脂肪族
系炭化水素、シクロヘキサン、シクロヘキセン、メチル
シクロヘキサン等の脂環式炭化水素、エタノール、イソ
プロパノール等の脂肪族アルコール、アセトン、メチル
イソブチルケトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶
媒、トリクロルエチレン、ラヒクロエチレン、ジクロル
エチレン、クロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素など
を挙げることができる。これらは1種単独でも2種以上
組み合わせて用いてもよい。
【0032】有機溶媒を用いずにグラフト共重合反応を
行って変性共重合体を製造した場合でも、得られた変性
共重合体を同様の溶媒に溶解して使用することが好まし
い。この場合に用いられる有機溶媒としては、芳香族系
炭化水素が好ましく、特にアルキル置換芳香族炭化水素
が好ましい。
【0033】また、プライマー組成物の他の必須成分で
ある有機溶媒としては、例えば、前記変性共重合体の製
造に用いられるものとして例示したたものと同じものが
挙げられる。この有機溶媒は、前記変性共重合体の製造
に用いられたものと同じものでもよいし、異なるもので
もよい。特に、本発明において、変性共重合体の製造に
おいて、得られた変性共重合体と反応に用いた有機溶媒
とを含む反応混合物を、そのままあるいは有機溶媒を添
加または除去して、変性共重合体と有機溶媒の配合割合
を調整すれば、簡便にプライマー組成物を調製すること
ができるため、好ましい。
【0034】また、プライマー組成物における変性共重
合体と有機溶媒の含有割合は、通常、50/50〜2/
98の割合であり、特に好ましくは40/60〜10/
90の割合である。
【0035】さらに、プライマー組成物は、必要に応じ
て酸化防止剤、耐候安定剤、耐熱防止剤等の各種安定
剤、無機顔料、有機顔料等の着色剤、カーボンブラッ
ク、フェライト等の導電性付与剤などの成分を含有して
いてもよい。
【0036】用いられる顔料としては、例えば、酸化チ
タン、亜鉛華、鉛白、鉛丹、亜酸化銅、べんがら、湿式
合成酸化鉄、鉄黒、カドミウムイエロー等のカドミウム
系顔料、モリブデンレッド、銀朱、黄鉛、ジンクロメー
ト、酸化クロム、紺青、カーボンブラック、沈降性硫酸
バリウム、バライト粉、普通軽質炭酸カルシウム、極微
細炭酸カルシウム、アルミナホワイト、ホワイトカーボ
ン等を挙げることができる。これらは1種単独でも2種
以上を用いてもよい。
【0037】本発明の塗装方法は、プライマー組成物を
エチレン−酢酸ビニル共重合体成型品に塗布し、さらに
上塗り塗料を塗布する方法である。
【0038】プライマー組成物を成型品の表面に塗布す
る方法は、特に制限されず、成型品の形状、大きさ等に
応じて適宜選択される。例えば、噴霧塗布等の方法が好
適であり、例えば、スプレーガンにて成型品の表面に吹
き付ける方法が好適である。成型品へのプライマー組成
物の塗布は常温で行えばよく、塗布した後、自然乾燥、
加熱強制乾燥等の適宜の乾燥方法によって乾燥して、塗
膜を形成することができる。
【0039】本発明の塗装方法は、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体からなる成型品の表面に前記のプライマー組
成物を塗布し、乾燥させてプライマー塗膜を形成させた
後、所望の塗料を塗布する方法である。プライマー組成
物および塗料の成型品の表面への塗布は、特に制限され
ず、静電塗装、吹き付け塗装、刷毛塗り等によって行う
ことができる。また、用いられる塗料は、特に限定され
ないが、前記プライマー組成物を、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体からなる成型品の表面に予め下塗りして形成
されるプライマー塗膜は、溶剤型熱可塑性アクリル樹脂
塗料、溶剤型熱硬化性アクリル樹脂塗料、アクリル変性
アルキッド樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料、ポリウレタン
樹脂塗料、またはメラミン樹脂塗料との塗料密着性が高
いため、好ましい。塗料を塗布した後、ニクロム線、赤
外線、高周波等によって加熱する通常の方法に従って塗
膜を硬化させて、所望の塗膜を表面に有する成型品を得
ることができる。塗膜を硬化させる方法は、成型品の材
質、形状、使用する塗料の性状等によって適宜選択する
ことができる。
【0040】
【実施例】以下、参考例、ならびに本発明の実施例およ
び比較例を挙げ、本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれら実施例によりなんら限定されるものではない。
また、以下において、塗膜の物性は下記の方法に従って
評価した。
【0041】碁盤目試験 塗膜試料の表面に形成した塗膜に、JIS K5400
に記載されている碁盤目試験の方法に準じて、碁盤目を
つけて試験片を作成する。次に、粘着テープ(ニチバン
(株)製、セロハンテープ)を、試験片の碁盤目上に貼
り付けた後、速やかに90゜の方向に引っ張って剥離さ
せる。碁盤目100個の内で剥離されなかった碁盤目の
個数を数え、付着性の指標とした。
【0042】耐水性 碁盤目試験と同様にして作成した試験片を、40℃の水
中に240時間浸漬させた後、碁盤目試験に供し、付着
性を評価した。
【0043】耐折り曲げ性 折り曲げ可能な厚さ3mmの基材の表面にプライマー溶
液を塗布し、さらに上塗り塗料を塗布して塗膜を形成し
て、試験片を作成する。次に、−30℃において、試験
片の塗膜面を外側にして直径1インチの円柱の外周に沿
って折り曲げ、塗膜と基材の状態を目視で観察し、下記
の基準で評価した。 ◎:塗膜およびプライマー膜のいずれにもクラック発生
無し ○:塗膜にクラックが発生したが、プライマー膜にクラ
ック発生無し △:塗膜およびプライマー膜にクラック発生 ×:基材にもクラック発生
【0044】(合成例1)撹拌装置を備えた容量1.0
lのオートクレーブに、スチレン−ブタジエン−スチレ
ントリブロック共重合体の水添物(シェル化学社製、ク
レイトンG−1652、数平均分子量:88000、ス
チレン含量:30重量%)144g、およびトルエン3
60mlを仕込み、撹拌下に165℃まで昇温した。次
いで、2−ヒドロキシプロピルアクリレート31g、お
よびジ−t−ブチルペルオキシド8.1gを、それぞれ
4時間要して分割して加えた後、さらに165℃で2時
間撹拌して反応させ、変性共重合体を合成した。得られ
た変性共重合体において、2−ヒドロキシプロピルアク
リレートのグラフト量は4.5重量%であり、トルエン
で希釈して固形分濃度15重量%に調整した溶液の粘度
は、フォードカップ#4粘度で37秒であった。
【0045】(合成例2)撹拌装置を備えた容量1.0
lのオートクレーブに、スチレン−ブタジエン−スチレ
ントリブロック共重合体の水添物(シェル化学社製、ク
レイトンG−1652、数平均分子量:88000、ス
チレン含量:30重量%)100g、およびトルエン4
00mlを仕込み、撹拌下に165℃まで昇温した。次
いで、無水マレイン酸20g、およびジ−t−ブチルペ
ルオキシド7.1gを、それぞれ4時間要して分割して
加えた後、さらに165℃で2時間撹拌して反応させ、
変性共重合体を合成した。得られた変性共重合体におい
て、無水マレイン酸のグラフト量は4.4重量%であ
り、トルエンで希釈して固形分濃度20重量%に調整し
た溶液の粘度は、E型粘度計で測定して600cpsで
あった。
【0046】(合成例3)撹拌装置を備えた容量1.0
lのオートクレーブに、スチレン−イソプレン−スチレ
ントリブロック共重合体の水添物(クラレ製、セプトン
2002、数平均分子量:55000、スチレン含量:
30重量%)144g、およびトルエン360mlを仕
込み、撹拌下に165℃まで昇温した。次いで、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート40g、およびジ−t−
ブチルペルオキシド10.5gを、それぞれ4時間要し
て分割して加えた後、さらに165℃で2時間撹拌して
反応させ、変性共重合体を合成した。得られた変性共重
合体において、2−ヒドロキシプロピルアクリレートの
グラフト量は5.0重量%であり、トルエンで希釈して
固形分濃度20重量%に調整した溶液の粘度は、フォー
ドカップ#4粘度で38秒であった。
【0047】(合成例4)撹拌装置を備えた容量1.0
lのオートクレーブに、スチレン−イソプレン−スチレ
ントリブロック共重合体の水添物(クラレ製、セプトン
2002、数平均分子量:55000、スチレン含量:
30重量%)175g、およびトルエン363mlを仕
込み、撹拌下に165℃まで昇温した。次いで、無水マ
レイン酸34.7g、およびジ−t−ブチルペルオキシ
ド12gを、それぞれ4時間要して分割して加えた後、
さらに165℃で2時間撹拌して反応させ、変性共重合
体を合成した。得られた変性共重合体において、無水マ
レイン酸のグラフト量は6.5重量%であり、トルエン
で希釈して固形分濃度20重量%に調整した溶液の粘度
は、フォードカップ#4粘度で34秒であった。
【0048】(合成例5)撹拌装置を備えた容量1.0
lのオートクレーブに、スチレン−イソプレン−スチレ
ントリブロック共重合体の水添物(クラレ製、セプトン
2002、数平均分子量:55000、スチレン含量:
30重量%)175g、およびトルエン363mlを仕
込み、撹拌下に165℃まで昇温した。次いで、無水マ
レイン酸11.6g、およびジ−t−ブチルペルオキシ
ド4gを、それぞれ4時間要して分割して加えた後、さ
らに165℃で2時間撹拌して反応させ、変性共重合体
を合成した。得られた変性共重合体において、無水マレ
イン酸のグラフト量は2.0重量%であり、トルエンで
希釈して固形分濃度20重量%に調整した溶液の粘度
は、フォードカップ#4粘度で31秒であった。
【0049】(実施例1)表1に示すエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体の成型物の表面を、イソプロピルアルコー
ルで脱脂した後、合成例1で調製した変性共重合体の溶
液を、さらにトルエンで2倍に希釈して調製したプライ
マー溶液を、スプレーガンを用いて、膜厚7μmになる
ように塗布した。その後、上塗り塗料(R−278:日
本ビーケミカル社品)を膜厚35μmになるように塗布
した。室温で10分間放置した後、80℃で45分焼き
付け処理を行って塗膜試料を製造した。得られた塗膜の
物性を測定または評価した。結果を表2に示す。
【0050】(実施例2)合成例2で調製した変性共重
合体の溶液を使用した以外は、実施例1と同様にして塗
膜試料を製造し、塗膜の物性を測定または評価した。結
果を表2に示す。
【0051】(実施例3)合成例3で調製した変性共重
合体の溶液を使用した以外は、実施例1と同様にして塗
膜試料を製造し、塗膜の物性を測定または評価した。結
果を表2に示す。
【0052】(実施例4)合成例4で調製した変性共重
合体の溶液を使用した以外は、実施例1と同様にして塗
膜試料を製造し、塗膜の物性を測定または評価した。結
果を表2に示す。
【0053】(実施例5)合成例5で調製した変性共重
合体の溶液を使用した以外は、実施例1と同様にして塗
膜試料を製造し、塗膜の物性を測定または評価した。結
果を表2に示す。
【0054】(比較例1)エチレン−酢酸ビニル共重合
体の成型物の表面に、プライマー溶液を塗布することな
く、上塗り塗料を塗布して塗膜を形成した以外は、実施
例1と同様にして塗膜試料を製造し、塗膜の物性を測定
または評価した。結果を表2に示す。
【0055】(比較例2)市販の塩素化変性ポリプロピ
レン溶液(塩素化度:20%、無水マレイン酸グラフト
量:3重量%)をプライマー溶液として用いた以外は、
実施例1と同様にして塗膜試料を製造し、塗膜の物性を
測定または評価した。結果を表2に示す。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【発明の効果】本発明の方法によれば、エチレン−酢酸
ビニル共重合体からなる成型品の表面に、エチレン−酢
酸ビニル共重合体および塗料の双方に良好な密着性を有
するプライマー層を形成し、さらにその上に塗料を塗布
して塗料密着性に優れる塗膜を有する成型品を得ること
ができる。また、その塗装成型品は、塗膜との密着性に
優れるため、低温での優れた可撓性、水、紫外線等の作
用に対する優れた安定性等のエチレン−酢酸ビニル共重
合体が有する種々の優れた物性を活かして、各種成型品
として広範囲の分野への利用が可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる成
    型品に、スチレン−共役ジエン−スチレンのトリブロッ
    ク共重合体およびその水素添加物から選ばれる少なくと
    も1種に極性モノマ−を0.1〜15重量%グラフト共
    重合させてなる変性共重合体と、有機溶剤とを含むプラ
    イマー組成物を塗布した後、塗料を塗布する工程を含む
    エチレン−酢酸ビニル共重合体成型品の塗装方法。
  2. 【請求項2】前記極性モノマーが、水酸基を含有するエ
    チレン性不飽和化合物である請求項1に記載のエチレン
    −酢酸ビニル共重合体成型品の塗装方法。
  3. 【請求項3】前記極性モノマーが、不飽和カルボン酸で
    ある請求項1に記載のエチレン−酢酸ビニル共重合体成
    型品の塗装方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の塗装方法で塗装された塗
    装成型品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014100865A1 (pt) * 2012-12-28 2014-07-03 Braskem S.A. Composição de primer para processo de colagem, processo de colagem de um componente de eva expandido em um substrato, componente de eva expandido, uso de composição de primer e componente de eva expandido, e produto

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JPS55103955A (en) * 1979-02-02 1980-08-08 Toyo Soda Mfg Co Ltd Polyethlene or ethylene copolymerrcoated molding
JPS61192743A (ja) * 1985-02-21 1986-08-27 Mitsubishi Petrochem Co Ltd オレフイン系樹脂用プライマ−組成物
JPH06192350A (ja) * 1992-05-12 1994-07-12 Mitsubishi Petrochem Co Ltd 塗料用樹脂組成物

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