JPH09276514A - パチンコ機におけるソレノイドの取付構造 - Google Patents

パチンコ機におけるソレノイドの取付構造

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JPH09276514A
JPH09276514A JP9139196A JP9139196A JPH09276514A JP H09276514 A JPH09276514 A JP H09276514A JP 9139196 A JP9139196 A JP 9139196A JP 9139196 A JP9139196 A JP 9139196A JP H09276514 A JPH09276514 A JP H09276514A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】設計変更によって遊技盤面に設置される入賞装
置の種類が変わって扉の大きさが変化した場合であって
も裏基板をそのまま継続使用することが可能なソレノイ
ドの取付構造を提供する。 【構成】ソレノイド1は、外装板4の底面の芯挿通孔6
に、バネ部材23を介在させて芯部材3を挿入し、作動部
材7の底面と取付体8の脱落防止部11の片側面とを当接
させた状態で、取付体8の外装板当接部10が外装板4の
片側面に螺着された形状を有しており、取付体8のピン
挿通孔18,18に台板12の位置決めピン16,16を挿通させ
た状態で、取付体8の台板当接部9が、ボス14a,14a
部分に螺着されて、台板12のソレノイド当接部位13の右
サイドに取り付けられている。また、ソレノイド1は、
ボス14b,14bを利用して、ソレノイド取付部位13の左
サイドに取り付けることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の付属
部品に関し、詳しくは、入賞装置の扉の開閉用途等のソ
レノイドをパチンコ機の裏側の台板に取り付けるための
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技盤面に設置される入賞
装置(たとえば大入賞口等)の扉の開閉用途等には、ソ
レノイドが利用されることが多い。かかるソレノイド
は、入賞装置の内部に一体的に組み込まれることもある
が、別々に形成されることもあり、かかる場合には、パ
チンコ機の裏側の台板(以下、台板という)に取り付け
られる。図8は、ソレノイドを台板に取り付けるための
従来の取付構造を示したものであり、(a)は、正面か
ら見た状態(パチンコ機の裏側から見た状態)を示して
おり、(b)は、下方から見た状態を示している。外装
板32によって上下左右が覆われ取付体33が左側面に
付設されたソレノイド31は、取付体33の台板当接部
35の裏面を台板36のソレノイド取付部位37に当着
することによって、いわば片持ち式に台板36に固着さ
れている。かかる状態で取り付けられたソレノイド31
は、たとえば大当たりとなった場合に通電され、電磁誘
導によって芯部材38および下端の作動部材39が上昇
し、その作動部材39と係合している入賞装置の係合部
材(図示せず)を連動させて、遊技盤面に設置された所
定の入賞装置の扉を開成させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のソレノイドの取付構造は、ソレノイドを一か所でし
か固定できないため、設計変更により遊技盤面に設置さ
れる入賞装置の種類が変わって扉の大きさが変化した場
合には、ソレノイド31の芯部材38の下端に付設され
た作動部材39の位置が入賞装置の係合部材の位置と合
致しなくなるので、台板をそのまま使用することができ
ず、台板の設計変更をもせざるを得なかった。すなわ
ち、従来の取付構造では、設計変更により遊技盤面の入
賞装置の種類が変わって扉の大きさが変化する度に、台
板を取り替えたり、作り変えたりしなければならなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、上記従来の取付構造が有
する課題を解消し、設計変更によって遊技盤面に設置さ
れる入賞装置の種類が変わって扉の大きさが変化した場
合であっても台板をそのまま継続使用することが可能な
ソレノイドの取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の内、第1
の発明の構成は、パチンコ機の裏側の台板にソレノイド
を取り付けるための取付構造であって、前記ソレノイド
に台板当接部が突設されており、その台板当接部の表面
を前記台板に当着することにより、ソレノイドを台板の
第1の位置に取り付けることが可能であるとともに、前
記台板当接部の裏面を前記台板に当着することにより、
ソレノイドを台板の第2の位置に取り付けることが可能
であることにある。
【0006】第2の発明の構成は、パチンコ機の裏側の
台板にソレノイドを取り付けるための取付構造であっ
て、前記台板に第1の固着機構と第2の固着機構とが互
いに線対称に設けられているとともに、前記ソレノイド
に台板当接部が突設されており、前記第1の固着機構を
利用して前記台板当接部の表面を前記台板に当着するこ
とにより、ソレノイドを台板の第1の位置に取り付ける
ことが可能であり、かつ、前記第2の固着機構を利用し
て前記台板当接部の裏面を前記台板に当着することによ
り、ソレノイドを台板の第2の位置に取り付けることが
可能であることにある。
【0007】第3の発明の構成は、パチンコ機の裏側の
台板にソレノイドを取り付けるための取付構造であっ
て、前記台板に第1位置決めピンおよび第1ネジ孔とが
別々にあるいは一体的に設けられ、その第1位置決めピ
ンおよび第1ネジ孔と線対称に第2位置決めピンおよび
第2ネジ孔が別々にあるいは一体的に設られているとと
もに、前記ソレノイドに台板当接部が突設され、その台
板当接部に、前記第1位置決めピンおよび前記第1ネジ
孔の配置と同一に、位置決めピン用孔とネジ孔とが別々
にあるいは一体的に設けられており、前記位置決めピン
用孔に前記第1位置決めピンを挿通させた状態で台板当
接部のネジ孔と第1ネジ孔とを螺着して、前記台板当接
部の表面を前記台板に当着することにより、前記ソレノ
イドを台板の第1の位置に取り付けることが可能であ
り、かつ、前記位置決めピン用孔に前記第2位置決めピ
ンを挿通させた状態で台板当接部のネジ孔と第2ネジ孔
とを螺着して、前記台板当接部の裏面を前記台板に当着
することにより、ソレノイドを台板の第2の位置に取り
付けることが可能であることにある。
【0008】第4の発明の構成は、第1の発明、第2の
発明、または第3の発明において、前記ソレノイドが、
コイルに周設された外装体の平坦部分に、前記台板当接
部および外装体当接部を有する取付体を当着したもので
あることにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のソレノイドの取付
構造の一実施形態を図面に基いて詳細に説明する。図1
は、入賞装置の扉を開閉するためのソレノイドを分解し
て示したものである。ソレノイド1は、筒状のコイル
2、磁性を帯びた棒状体からなる芯部材3、コイル2の
上下および左右を長方形状に覆うように周設された外装
板4、金属板が折り曲げ形成された取付体8等から構成
されている。
【0010】外装板4は、両側面にネジ孔5,5・・が
穿設されており、底面に芯挿通孔6が穿設されている。
また、芯部材3の片端には、合成樹脂製の作動部材7が
固着されている。一方、取付体8は、長方形状の台板当
接部9と帯状の外装板当接部10とが直交した形状にな
っており、外装板当接部10の長手方向の端部の内、台
板当接部9と隣接していない方の端部は、台板当接部9
と反対方向に折り曲げられて脱落防止部11を形成して
いる。さらに、台板当接部9、および外装板当接部10
には、それぞれ2個ずつのネジ挿通孔17,17・・が
穿設されており、台板当接部9のネジ挿通孔17,17
と隣接した部分には、ピン挿通孔18,18が穿設され
ている。
【0011】そして、ソレノイド1は、外装板4の底面
の芯挿通孔6にコイル状のバネ部材23を介在させて芯
部材3を挿入し、その芯部材3の片端の作動部材7の底
面と取付体8の脱落防止部11の片側面とを当接させた
状態で、外装板4のネジ孔5,5と取付体8の外装板当
接部10のネジ挿通孔17,17との利用により、取付
体8外装板当接部10の外面が外装板4の片側面に螺着
されて組み立てられている。
【0012】ソレノイド1は、上記の如く組み立てられ
ているため、芯部材3がコイル2内を挿通自在になって
いるとともに、芯部材3の片端の作動部材7が脱落防止
部11によって外側から支持されて、芯部材3がコイル
2内から脱落しないようになっている。そして、作動部
材7の底面は、バネ部材23によって脱落防止部11の
片側面と当接するように付勢されている。また、台板当
接部9は、外装板4の片方の側面から側方に突出した状
態になっている。
【0013】一方、図2は、パチンコ機の裏側の台板の
一部を示したものであり、(a)、(b)は、それぞ
れ、台板を正面から見た状態(パチンコ機の裏側から見
た状態)、下方から見た状態を示している。合成樹脂に
よって形成された台板12の下方には、略長方形状の部
分が周囲より薄肉に形成されたソレノイド取付部位13
が設けられている。そのソレノイド取付部位13の右
側、および左側には、それぞれボス14a,14a,1
4b,14bが台板12から突出するように設けられて
いる。各ボス14a,14b・・にはネジ孔15,15
・・が穿設されており、それらのネジ孔15,15・・
には、ネジ溝が螺刻されている。また、各ボス14a,
14b・・は、連結部25,25によって互いに連なり
合った形状となっており、各ボス14a,14b・・の
隣には、位置決めピン16,16・・が突出するように
連設されている。なお、各ボス14a,14b・・、お
よび各位置決めピン16,16・・の配置は、ソレノイ
ド取付部位13の中心線(図2中のA−A線)に対して
線対称になっている。さらに、ソレノイド取付部位13
の右サイドのボス14a,14aは、左サイドのボス1
4b,14bの高さより、外装板当接部10の幅と略同
一な長さ分だけ高く突設されている(図2中のB)。
【0014】かかる台板12のソレノイド取付部位13
にソレノイド1を取り付ける場合には、取付体8の台板
当接部9のピン挿通孔18,18に台板12の位置決め
ピン16,16を挿通させ、取付体8の台板当接部9の
表面をボス14a,14aおよび連結部25に当接させ
た状態で、台板当接部9のネジ挿通孔17,17と台板
12のボス14a,14aのネジ孔15,15とを利用
して、取付体8の台板当接部9を台板12に螺着する。
ソレノイド1が取り付けられた台板12の様子を図3に
示す(なお、(a)、(b)は、それぞれ、台板12を
正面から見た状態(パチンコ機の裏側から見た状態)、
下方から見た状態を示している)。
【0015】さらに、図4は、台板12をパチンコ機の
裏側に設置した場合におけるソレノイド1と遊技盤面に
設置された入賞装置との係合状態を示す説明図であり、
図5は、図4におけるA−A線端面を示したものであ
る。入賞装置19の扉部20は、入賞装置19の略中央
の2つの支軸21,21に枢着されており、それらの支
軸21,21を中心として遊技盤面の前方に開くように
なっている。また、ソレノイド1の芯部材3の先端に固
着された作動部材7が、扉部20の裏側に設けられた係
合突起22に係合した状態になっている。
【0016】上記の如く台板12に取り付けられたソレ
ノイド1は、通常時には通電されず、芯部材3が下方に
位置しており、芯部材3の下端に固着された作動部材7
も下方に位置している。このため入賞装置19の扉部2
0の裏側に一体的に設けられた係合突起22が下方に押
さえ付けられるため、扉部20は、閉じた状態になって
いる。一方、大当たりとなった場合や特定の入賞口に遊
技球が入賞した場合等には、ソレノイド1は通電された
状態となり、コイル2内の芯部材3が電磁誘導によりバ
ネ部材23の付勢力に抗して上昇し、芯部材3の下端の
作動部材7も上昇する。作動部材7が上昇すると、係合
突起22を下方に押さえ付けていた抑止力がなくなるた
め、入賞装置19の扉部20は、両端に垂設された扇状
の補助部材24,24の重力によって、支軸21,21
を中心に前開きする(図5参照)。
【0017】また、上記取付構造は、ソレノイド1をソ
レノイド取付部位13の左サイドに取り付けることによ
って、扉部が小さい入賞装置を遊技盤面に設置する場合
にも対応させることができる。
【0018】ソレノイド1をソレノイド取付部位13の
左サイドに取り付ける場合には、図6の如く、取付体8
の台板当接部9の裏面をボス14b,14bおよび連結
部25に当接させた状態で、ソレノイド1を台板12に
螺着する(すなわち、取付体8を含めてソレノイド1の
表裏が反転した状態になるように螺着する)。なお、ソ
レノイド1の外装板4の芯挿通孔6が、外装板4の幅方
向の中央に位置しているとともに、ソレノイド取付部位
13の左サイドのボス14b,14bが、右サイドのボ
ス14a,14aの高さより、外装板当接部10の幅と
略同一な長さ分だけ低く形成されているので、ソレノイ
ド1をソレノイド取付部位13の右サイドに取り付けた
場合であっても、ソレノイド1の外装板4の端面がソレ
ノイド取付部位13の表面に当接した状態でがたついた
りしない。その上、台板12の面に対して垂直な方向に
おけるソレノイド1の芯部材3の位置が、左サイドに取
り付けた場合と同一に保たれる。ソレノイド1と遊技盤
面に設置された扉部が小さい入賞装置との係合状態を図
8に示す。
【0019】上記したように実施例のソレノイドの取付
構造は、ソレノイド1の取付位置をソレノイド取付部位
13の右サイドあるいは左サイドに変更し、台板12に
当着する取付体8の台板当接部9の面を表裏反転させる
ことのみで、遊技盤面に扉部20の大きい入賞装置19
を設置する場合、および扉部の小さい入賞装置19を設
置する場合に容易に対応することができ、台板12に取
り付けられたソレノイド1は、いずれの入賞装置19を
も何の問題もなく作動させることができる。すなわち、
実施例のソレノイドの取付構造によれば、遊技盤面に取
り付けられる入賞装置19が変更され扉部20の大きさ
が変わる場合であっても、それに合わせて台板12をわ
ざわざ取り替えたり、作り変えたりする必要がない。
【0020】なお、取付体8は、台板12の位置決めピ
ン16,16がピン挿通孔18,18に挿通された状態
でネジ挿通孔17,17部分が台板12のボス14a,
14a(あるいは14b,14b)部分と螺着されるこ
とによって台板12に当着されるので、台板12に取り
付けられたソレノイド1ががたついたりしない。
【0021】また、ソレノイド1が、台板当接部9およ
び外装板当接部10が設けられた有する取付体8を、コ
イル2の外装板4の側面に螺着した構造であるため、外
装板当接部10の厚みを変更したり、外装板当接部10
と外装板4の側面との螺着部分に薄い板状部材等を介在
させたりすることによって、ソレノイド1の芯部材3の
位置を台板12表面に沿って水平方向に微調整すること
ができる。
【0022】なお、本発明のソレノイドの取付構造は、
上記実施例の構成に何ら限定されるものではなく、取り
付けられるソレノイドの形状、ソレノイド取付部位の形
状、台板の構造、ボスや位置決めピンの構造等を、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができ
る。
【0023】たとえば、ソレノイド取付部位の片側に設
けられるボスの数は、2個に限定されず、1個であって
も良いし、逆に3個あるいは4個であっても良い。ま
た、位置決めピンは必ずしも必要ではなく、ボスと連設
する必要もない。さらに、取付金具のネジ挿通孔にボス
全体を挿通させた状態でボスのネジ孔を利用して取付金
具を台板に螺着する取付構造とし、ボスに位置決めピン
の役割をも果たさせるようにすることも可能である。
【0024】また、取付体は金属製のものに限定され
ず、プラスチック製のもの等も利用できる。
【0025】一方、台板当接部の表面あるいは裏面を台
板のボスおよび連結部に当接させた状態で取付体を台板
に螺着する際に、薄い板状物等を介在させることによ
り、ソレノイドの芯部材の位置を台板の面に対して垂直
な方向に微調整することができる。
【0026】加えて、本発明の取付構造は、入賞装置を
開閉するソレノイドを台板に取り付ける場合に限らず、
他の用途のソレノイドを台板に取り付ける場合にも採用
することができるし、台板以外の場所にソレノイドを取
り付ける場合にも応用することができる。
【0027】また、上記実施例においては、取付体の台
板当接部を台板のボスと螺着することによってソレノイ
ドが台板に取り付けられているが、取付体の台板当接部
と台板とを当着する方法は、ネジ部材を利用した螺着に
限定されるものではなく、たとえば、予め台板に取付ピ
ンを一体的に突設しておき、ソレノイドのネジ挿通孔に
取付ピンを挿通させた状態でその取付ピンの頭部を熱に
より溶融させる方法、釘やリベット等により台板当接部
を台板に固定する方法、接着剤等により台板当接部を台
板に貼着する方法等の別の当着方法を利用することも可
能である。なお、取付ピンを溶融させる方法を用いる場
合には、当着状態が緩んだりしないというメリットがあ
る。
【0028】さらに、上記実施例では、ソレノイドの作
動部材が上昇して係合突起を下方に押さえ付けていた抑
止力がなくなると補助部材の重力によって扉部が開放す
る入賞装置について示したが、入賞装置はかかる機構を
有するものに限定されるものではなく、たとえば、構造
ソレノイドの作動部材が上昇すると係合突起が引き上げ
られて扉部が開成するもの等であっても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明のソレノイドの取付構造の内、第
1の発明によれば、ソレノイドの取付位置を台板の第1
の位置あるいは第2の位置に変更し、台板に当着する台
板当接部の面を表裏反転させることのみで、遊技盤面に
設置される入賞装置の種類が変わって扉の大きさが変化
する場合であっても容易に対応することができ、台板を
わざわざ取り替えたり、作り変えたりする必要がない。
したがって、パチンコ機の設計変更時において従来は廃
棄されていた台板、取付部材等を、廃棄することなくそ
のまま継続使用することができる。
【0030】第2の発明によれば、第1の固着機構およ
びその第1の固着機構と線対称に配置された第2の固着
機構を利用することにより、きわめて容易に、台板当接
部の面を表裏反転させて台板に当着することができるの
で、第1の発明の効果が一層保証されたものとなる。
【0031】第3の発明によれば、ソレノイドが、台板
当接部の位置決めピン用孔に台板の位置決めピンを挿通
させた状態で、第1の位置あるいは第2の位置に螺着さ
れることによって取り付けられるので、取り付けられた
ソレノイドが的確な位置に保持され、決してがたついた
りしない。
【0032】第4の発明によれば、外装体当接部の厚み
を変更したり、外装体の平坦部分と外装体当接部との当
着部分に薄い板状部材等を介在させたりすることによっ
て、ソレノイドの取付位置を台板表面に沿って水平方向
に微調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソレノイドを分解した状態を示す説明図であ
る。
【図2】台板の一部を示す説明図である。
【図3】ソレノイドが台板に取り付けられた状態を示す
説明図である。
【図4】ソレノイドと入賞装置との係合状態を示す説明
図である。
【図5】図4におけるA−A線端面を示す説明図であ
る。
【図6】ソレノイドが台板に取り付けられた状態を示す
説明図である。
【図7】ソレノイドと入賞装置との係合状態を示す説明
図である。
【図8】従来のソレノイドの取付構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1・・ソレノイド、2・・コイル、3・・芯部材、4・
・外装板、5・・ネジ孔、6・・芯挿通孔、7・・作動
部材、8・・取付体、9・・台板当接部、10・・ソレ
ノイド当接部、11・・脱落防止部、12・・台板、1
3・・ソレノイド取付部位、14・・ボス、15・・ネ
ジ孔、16・・位置決めピン、17・・ネジ挿通孔、1
8・・ピン挿通孔、19・・入賞装置、20・・扉部、
21・・支軸、22・・係合突起、23・・バネ部材、
24・・補助部材、25・・連結部、31・・ソレノイ
ド、32・・外装板、33・・取付体、34・・ソレノ
イド当接部、35・・台板当接部、36・・台板、37
・・ソレノイド取付部位、38・・芯部材、39・・作
動部材。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 パチンコ機におけるソレノイドの
取付構造

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の裏側の台板にソレノイドを
    取り付けるための取付構造であって、 前記ソレノイドに台板当接部が突設されており、 その台板当接部の表面を前記台板に当着することによ
    り、ソレノイドを台板の第1の位置に取り付けることが
    可能であるとともに、前記台板当接部の裏面を前記台板
    に当着することにより、ソレノイドを台板の第2の位置
    に取り付けることが可能であることを特徴とするソレノ
    イドの取付構造。
  2. 【請求項2】 パチンコ機の裏側の台板にソレノイドを
    取り付けるための取付構造であって、 前記台板に第1の固着機構と第2の固着機構とが互いに
    線対称に設けられているとともに、前記ソレノイドに台
    板当接部が突設されており、 前記第1の固着機構を利用して前記台板当接部の表面を
    前記台板に当着することにより、ソレノイドを台板の第
    1の位置に取り付けることが可能であり、かつ、 前記第2の固着機構を利用して前記台板当接部の裏面を
    前記台板に当着することにより、ソレノイドを台板の第
    2の位置に取り付けることが可能であることを特徴とす
    るソレノイドの取付構造。
  3. 【請求項3】 パチンコ機の裏側の台板にソレノイドを
    取り付けるための取付構造であって、 前記台板に第1位置決めピンおよび第1ネジ孔とが別々
    にあるいは一体的に設けられ、その第1位置決めピンお
    よび第1ネジ孔と線対称に第2位置決めピンおよび第2
    ネジ孔が別々にあるいは一体的に設られているととも
    に、前記ソレノイドに台板当接部が突設され、その台板
    当接部に、前記第1位置決めピンおよび前記第1ネジ孔
    の配置と同一に、位置決めピン用孔とネジ孔とが別々に
    あるいは一体的に設けられており、 前記位置決めピン用孔に前記第1位置決めピンを挿通さ
    せた状態で台板当接部のネジ孔と第1ネジ孔とを螺着し
    て、前記台板当接部の表面を前記台板に当着することに
    より、前記ソレノイドを台板の第1の位置に取り付ける
    ことが可能であり、かつ、 前記位置決めピン用孔に前記第2位置決めピンを挿通さ
    せた状態で台板当接部のネジ孔と第2ネジ孔とを螺着し
    て、前記台板当接部の裏面を前記台板に当着することに
    より、ソレノイドを台板の第2の位置に取り付けること
    が可能であることを特徴とするソレノイドの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ソレノイドが、コイルに周設された
    外装体の平坦部分に、前記台板当接部および外装体当接
    部を有する取付体を当着したものであることを特徴とす
    る請求項1、2または3に記載のソレノイドの取付構
    造。
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JP2006149780A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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