JPH09275502A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09275502A
JPH09275502A JP8084267A JP8426796A JPH09275502A JP H09275502 A JPH09275502 A JP H09275502A JP 8084267 A JP8084267 A JP 8084267A JP 8426796 A JP8426796 A JP 8426796A JP H09275502 A JPH09275502 A JP H09275502A
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JP
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confidential
cpu
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facsimile
personal identification
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Application number
JP8084267A
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English (en)
Inventor
Kazuo Somiya
和男 宗宮
Yasumichi Murakami
恭通 村上
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のファクシミリ装置の親展機能では、受
信した画像データを蓄積しておくメモリが必要であり、
そのようなメモリを有していない比較的安価な普及タイ
プのファクシミリ装置には親展機能を備えさせることが
出来ない。また、そのようなメモリを有するファクシミ
リ装置においても、たとえば停電によるデータの消失,
第三者によるデータの盗視等の虞があった。 【解決手段】 受信した画像データをRAM 17の親展テー
ブル17T に予め登録されている暗証番号に基づく所定の
法則に従ってCPU 11がスクランブルした画像をプリンタ
23により用紙に一旦プリントアウトし、その後にこのス
クランブル画像がプリントアウトされた用紙をCCD 21で
再度読み取り、ユーザがその時点でキーマトリクス14か
ら入力した暗証番号に基づく所定の法則に従ってCPU 11
がデスクランブルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
関し、特に受信した画像データを蓄積するメモリを有し
ていない場合、またはメモリを使用すること無しに、い
わゆる親展機能を発揮し得るファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、非
標準機能の一つとしていわゆる親展受信と称される機能
がある。これは端的には、ファクシミリ装置が受信した
画像データをメモリに一旦格納しておき、そのファクシ
ミリ通信の指定された送信相手に対応するユーザが予め
設定した暗証番号と、そのファクシミリ通信を受信した
後にユーザが入力した暗証番号とが一致した場合にのみ
プリントアウトまたは表示することにより、そのファク
シミリ通信の送信相手以外には送信内容が漏れないよう
にする機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のファクシミリ装置の親展機能では、受信した画像
データを蓄積しておくメモリが必要である。従って、そ
のようなメモリを有していない比較的安価な普及タイプ
のファクシミリ装置には親展機能を備えさせることが出
来ない。また、画像データを蓄積しておくメモリを有す
るファクシミリ装置においても、たとえば停電によるデ
ータの消失,第三者によるデータの盗視等の虞から、ユ
ーザによってはメモリに画像データを蓄積しておくこと
に不安を感じる場合もあった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、受信した画像データを蓄積するメモリを有
していないファクシミリ装置でも、またはそのようなメ
モリを使用せずとも、親展機能を備え得るファクシミリ
装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ装置は、受信した画像データを個々のユーザが予め登
録してある暗証番号に基づく所定の法則に従ってスクラ
ンブルした画像を用紙に一旦プリントアウトし、その後
にこのスクランブル画像がプリントアウトされた用紙を
再度読み取り、ユーザがその時点で入力した暗証番号に
基づく所定の法則に従ってデスクランブルすることによ
り、送信された原画像と実質的に同一の画像をプリント
アウトする。
【0006】また本発明に係るファクシミリ装置は、複
数のユーザが別個に親展登録することが可能であり、そ
れぞれに対応して暗証番号の設定が行えると共に、予め
登録されている複数の暗証番号の内の宛先に対応する暗
証番号に基づく所定の法則に従ってスクランブルして用
紙にプリントアウトする。
【0007】更に本発明に係るファクシミリ装置は、受
信した画像データの内の所定の部分、具体的にはたとえ
ば発信元,送信相手,親展番号等の部分はスクランブル
せずにプリントアウトする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明のファクシ
ミリ装置の一構成例を示すブロック図である。
【0009】参照符号11は制御装置として機能するCPU
であり、バス10を介して表示装置として機能するLCD(液
晶表示デバイス)12 及びそのドライバ13, 入力装置とし
て機能するキーマトリクス14及びそのインタフェイス(I
/F)15,このファクシミリ装置の動作手順のプログラム等
が格納されているROM 16, 後述する親展ボックスに関す
るデータ等を一時記憶する記憶手段として機能するRAM
17, 2値画像信号の符号化/復号化装置として機能する
コーデック(CODEC)18 等のディジタル信号処理を司る部
分と接続されている。
【0010】また、CPU 11はバス10を介して、原稿を読
み取るCCD(電荷結合素子)21 及びそれにより読み取られ
たアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換する画
像処理回路22, ディジタル画像信号を用紙に印刷するプ
リンタ23等の画像の読み取り及び印刷を行なう部分と接
続されている。更に、CPU 11はバス10を介して、この装
置を通信回線網40に接続する網制御装置(NCU)31 及びモ
デム32等の通信機能を司る部分とも接続されている。
【0011】なお、図1に示されている本発明のファク
シミリ装置には、送信すべき画像データ及び受信した画
像データを蓄積するためのメモリは備えられておらず、
通常は受信した画像データを直ちにコーデック18で復号
してそのままプリンタ23からプリントアウトする。しか
し、本発明のファクシミリ装置では、後述するスクラン
ブル画像を生成するために必要な、数ライン分のライン
メモリ35が備えられている。
【0012】このような図1に示されている本発明のフ
ァクシミリ装置の動作は、ROM 16に格納されているプロ
グラムに従ってCPU 11により制御されるが、その一般的
な動作は以下の如くである。なお、ファクシミリ通信は
ITU-T により、二つの装置間の通信回線を接続するため
のフェーズA(呼設定),メッセージ (本来送受信されるべ
き原稿のデータ) を送信するための種々の約束事をそれ
に先立って交換するためのフェーズB(プリメッセージ手
順),メッセージを交換するためのフェーズC(メッセージ
伝送),メッセージが終了したこと及びその確認のための
フェーズD(ポストメッセージ手順),二つの装置間の通信
回線を遮断するためのフェーズE(呼開放) の5フェーズ
で段階的に行なわれることが規定されている。
【0013】通常のファクシミリ通信を行なう場合、ユ
ーザはキーマトリクス14を操作して送信を行なうこと指
示すると共に相手先の電話番号をダイヤルする。これに
応じて、CPU 11はまずフェーズAの呼設定を行なう。即
ち、CPU 11はNCU 31に指示を与えて通信回線網40と接続
し、発呼動作を行なう。呼設定により通信相手のファク
シミリ装置と回線が接続されると、CPU 11はフェーズB
のプリメッセージ手順を行なうことにより、双方の装置
に要求される機能の識別と選択とを行なう。
【0014】この間に、ユーザが送信すべき原稿をCCD
21に読み取らせると、CCD 21により原稿から読み取られ
たアナログ画像信号は画像処理回路22によりディジタル
画像信号に変換され、更にコーデック18により所謂ラン
レングス符号化方式に従って符号化 (圧縮) され、呼設
定により接続された通信相手のファクシミリ装置に対し
て、CPU 11が信号の位相及び同期を合わせつつフェーズ
Cのメッセージ伝送、即ち通信相手へ本来送信されるべ
き原稿から得られた符号化ディジタル画像信号(メッセ
ージ) をモデム32及びNCU 31を介して送信する。
【0015】メッセージの全てを送信し終えると、CPU
11はフェーズDのポストメッセージ手順、即ちメッセー
ジの終了及び確認を行なう。この確認が得られると、CP
U 11はNCU 31に指示を与えて回線の切断、即ちフェーズ
Eの呼開放を行なう。
【0016】以上が通常のファクシミリ通信の発呼機側
での基本的な動作であるが、被呼機側で受信を行なう場
合の基本的な動作は以下の如くである。
【0017】被呼機では、相手装置 (発呼機) からの呼
設定によりNCU 31が通信回線網40と接続されると、CPU
11はまずフェーズBのプリメッセージ手順を行なうこと
により、発呼機との間の通信が可能な状態になる。この
後、CPU 11はフェーズCのメッセージ伝送により受信す
べき原稿の符号化ディジタル画像信号をNCU 31及びモデ
ム32を介して受信する。この符号化ディジタル画像信号
はモデム32から直ちにコーデック18へ送られて元のディ
ジタル画像信号にライン単位で順次復号されてラインメ
モリ35に一旦記憶され、プリンタ23に与えられて用紙に
印刷されるか、または LCDドライバ13からLCD 12に与え
られて画像表示される。
【0018】受信すべき原稿の信号を全て受信し終える
と、CPU 11は発呼機との間でフェーズDのポストメッセ
ージ手順を交換し、それが確認されるとフェーズEの呼
開放を行なって通信を終了する。
【0019】次に、図1に示されているファクシミリ装
置の本発明に特徴的な非標準機能の内の一つである親展
機能を利用する場合の受信側のファクシミリ装置の動作
手順について説明する。なお、図2はRAM 17内の所定の
領域に設定されている親展テーブル17T の内容を示す模
式図である。
【0020】親展機能を利用してファクシミリ通信を行
なう場合、受信側のファクシミリ装置においては、個々
のユーザに関して親展番号とそれに対応する親展者名及
び暗証番号の設定が事前に必要である。また、スクラン
ブル及びデスクランブルに必要なデータ (スクランブル
番号) を暗証番号から作成して記憶しておく必要があ
る。一方、受信側のファクシミリ装置が送信側のファク
シミリ装置から親展通信を受信した場合にはその指定さ
れている親展番号, 送信元番号等を記憶しておく必要が
ある。このため、図2に示されているように、親展テー
ブル17T には、親展番号領域171,親展者名領域172,暗証
番号領域173,スクランブル番号領域174 及び送信元番号
領域175 が設けられている。
【0021】親展番号領域171 はこの例では親展番号”
0”から親展番号”9”までに対応した10領域が予め用
意されており、それぞれの親展番号に対応した親展者名
領域172 及び暗証番号領域173 に、それぞれ受信側のフ
ァクシミリ装置で登録された親展者名及び暗証番号が対
応付けられて登録される。また、受信側のファクシミリ
装置が親展データを受信した場合には、その親展データ
の送信元のファクシミリ装置の電話番号が送信元番号領
域175 にそれぞれ記憶される。なお、スクランブル番号
領域174 には、暗証番号の設定時に後述するような処理
により作成されたスクランブル番号が記憶される。
【0022】次に、本発明のファクシミリ装置の親展設
定の際の動作について、図3に示されているフローチャ
ートを参照して説明する。
【0023】たとえば、あるユーザ「ムラタ」が親展機
能による受信を希望する場合、本発明のファクシミリ装
置にまず親展設定であることを所定のキー操作により入
力し(ステップS10)、その後、自身が選択した任意の親
展番号 (たとえば”0”) と親展者名 (たとえば自身の
名前”ムラタ”) と、自身で任意に定めた暗証番号 (た
とえば”1234”) とをキーマトリクス14を操作して入力
する。但し、この実施の形態では親展番号は4桁とする
が、これに限定されるものではない。
【0024】CPU 11はキーマトリクス14の操作を検知し
て親展設定であることを認識し、まずユーザが親展番号
を入力すると (ステップS11)、1桁の数字を入力して親
展番号kとして対応する親展番号領域171 を確保し (ス
テップS12)、次にユーザが親展者名を入力すると (ステ
ップS13)、文字コードを入力して親展番号kに対応する
親展者名領域172 に格納し (ステップS14)、次にユーザ
が暗証番号を入力すると (ステップS15)、4桁の数字を
入力して配列”dec[0123] ”として親展番号kに対応す
る暗証番号領域173 に格納する (ステップS16)。
【0025】スクランブル番号mは以下のようにして作
成される。上述のステップS14 で入力された暗証番号の
配列”dec[0123] ”を2進数”n”に変換し (ステップ
S18)、更に初期転置fを用いてビット位置を入れ換える
ことにより、スクランブル番号mを作成し (ステップS1
9)、親展番号kに対応するスクランブル番号領域174に
格納する (ステップS20)。
【0026】以上により、たとえば親展番号領域171 の
親展番号”0”に対応する親展者名領域172 に親展者
名”ムラタ”が、暗証番号領域173 に暗証番号”1234”
が, スクランブル番号領域174 にスクランブル番号”
m”がそれぞれ格納される。
【0027】このような本発明のファクシミリ装置に対
して親展送信を行なう場合、送信側のファクシミリ装置
ではユーザは以下のような手順で操作を行なう。なお、
送信側のファクシミリ装置は前述の図1に示されている
本発明のファクシミリ装置とは異なる構成のファクシミ
リ装置でもよく、最低限の条件としていわゆる親展送信
機能を有していればよい。
【0028】ユーザはまずキーマトリクス14を操作して
送信を行なうことを指示すると共に相手先の電話番号を
ダイヤルし、更に親展機能を利用すること及びメッセー
ジの送信相手の人物に対応する親展番号 (送信相手に予
め確認しておく必要がある)をキーマトリクス14の操作
により設定した上で、送信すべき原稿をCCD 21に読み取
らせて原稿のデータ(以下、親展データと言う)を送信
する。但し、以降の送信側のファクシミリ装置の動作は
通常の送信の際の動作と同様であるので省略する。
【0029】このようにして送信された親展データを本
発明のファクシミリ装置で親展受信する場合の動作の概
略を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0030】受信側の装置となった本発明のファクシミ
リ装置ではCPU 11が呼設定の有無を常時監視しており、
呼設定があると、CPU 11はまずフェーズBのプリメッセ
ージ手順を行なうことにより、そのファクシミリ通信が
親展モードの送信であるか否かを調べ (ステップS21)、
親展モードである場合にはCPU 11はそれに含まれる親展
番号kを読み取り (ステップS22)、それに従ってRAM 17
の親展テーブル17T の親展番号領域171 の親展番号kに
対応するスクランブル番号領域174 からスクランブル番
号mを読み出す (ステップS23)。
【0031】次に、CPU 11はスクランブル番号mを後述
する階乗進法に展開し、その結果得られる係数を配列”
fac[01234567] ”に蓄える (ステップS24)。次に、CPU
11は配列”fac[01234567] ”に従ってスクランブル用の
置換テーブルを配列”scr[01234567] ”として作成する
(ステップS25)。
【0032】ここで、階乗進法の展開について、以下に
説明する。階乗進法は、数式で表すと下記のようにな
る。但し、下記式は4桁の数字を階乗進法に展開した場
合である。
【0033】m= f7 ・7!+ f6 ・6!+ f5 ・5!+ f4
・4!+ f3 ・3!+ f2 ・2!+ f1 ・1!
【0034】具体例として、m=3937である場合には、 3937=0・7!+5・6!+2・5!+4・4!+0・3!+0・
2!+1・1! となる。従って各係数は、 f7 =0, f6 =5, f5
2, f4 =4, f3 =0, f2 =0, f1 =1となり、
これらの各係数が配列”fac[01234567] ”として記憶さ
れる。
【0035】なお、図5はCPU 11がスクランブル番号m
から配列”fac[01234567] ”を求めるためのフローチャ
ートである。まず、CPU 11は親展テーブル17T からスク
ランブル番号mを入力し (ステップS101) 、変数iを”
0”に初期化し (ステップS102) 、mをi+1で除した
剰余を配列”fac[01234567] ”のi番目の要素とする
(ステップS103) 。最初は fac[0] が求まる。次に、CPU
11はmをi+1で除した商をmとし (ステップS104)
、iを”1”インクリメントし (ステップS105)、iが
8にならない間はステップS103へ戻る (ステップS106)
【0036】以上のステップS103からステップS105まで
がループ処理されることにより、4桁の数字mに対して
階乗進法の展開が行われ、結果的に配列”fac[0123456
7] ”が求まる。この配列”fac[01234567] ”から更に
スクランブル用の置換テーブルが配列”scr[01234567]
”として求められるが、その手順について、図6の模
式図を参照して説明する。
【0037】図6に示されているユニット番号とは、詳
細は後述するが、受信した画像の1ラインを所定ドット
数(本実施の形態では8ドット)で区切った単位であ
り、この各ユニットの位置を入れ換えることによりスク
ランブルを行う。従って、本発明のファクシミリ装置で
は、0乃至7までの8ユニットを暗証番号に基づいて入
れ換えることにより、複数の暗証番号それぞれに対応し
て一意にスクランブルすることが可能である。
【0038】前述のスクランブル番号mが暗証番号から
求められ、このスクランブル番号mに従って上述のよう
に配列”fac[01234567] ”が求まると、ユニット0乃至
7を任意に置換した初期配列を一意に割り当て(図6の
例ではユニット0乃至7に順に”1,2,3,4,5,
6,7,0”が割り当てられている)、その配列を出発
点として配列”fac[01234567] ”の要素j(上述のm=
3937の場合は順に1,0,0,4,2,5,0になる)
とユニット番号iとの位置の番号を順次的に入れ換え
る。
【0039】たとえば、最初はi=1,j=1であるの
で、ユニット番号1の位置の”2”とユニット番号1の
位置の”2”とを入れ換え(実際には入れ換えは起こら
ない)、”1,2,3,4,5,6,7,0”が”1,
2,3,4,5,6,7,0”になる。次に、i=2,
j=0であるので、ユニット番号2の位置の”3”とユ
ニット番号0の位置の”1”とを入れ換え、”1,2,
3,4,5,6,7,0”が”3,2,1,4,5,
6,7,0”になる。以下同様にiとjとに従って入れ
換えを行うと、最終的には”0,2,6,3,5,7,
1,4”が結果として得られる。
【0040】この結果と置換前のユニット番号”0,
1,2,3,4,5,6,7”とを対応付けたテーブル
を配列”scr[01234567] ”として記憶しておくことによ
り、後述するユニット単位のスクランブルが行われる。
【0041】なお、図7はCPU 11によるスクランブルテ
ーブルの作成のためのフローチャートである。まずCPU
11は変数iを”0”に初期化した後 (ステップS201) 、
配列”scr[i] ”の各要素に上述の初期配列IVi の各要
素を変数iを7まで順次的にインクリメントすることに
より割り付ける (ステップS202, S203, S204) 。
【0042】次に、CPU 11は変数iを”1”に初期化し
(ステップS205) 、配列”scr[i]”の各要素の内容
と、配列”scr[fac[i]]の内容とを入れ換えることによ
り (ステップS206) 、図6(a) に示されている入れ換え
操作の一回分を処理し、変数iを”1”インクリメント
する (ステップS207) 。このステップS206及びS207の処
理を変数iが1から7までの各自然数に対してCPU 11が
順次的に実行することにより (ステップS208) 、前述の
図6(b) に示されているようなスクランブルテーブルが
作成される。
【0043】以下、CPU 11は受信したデータをコーデッ
ク18により復号してスクランブルしつつプリンタ23へ出
力するが、最初の所定数のラインに関してはコーデック
18で復号したまま、換言すればスクランブルせずにプリ
ンタ23へ出力してプリントアウトさせる (ステップS2
6)。これは、前述した如く、そのファクシミリ通信の宛
先,送信元等を明示するためである。
【0044】そして、所定数のラインをプリンタ23へそ
のまま出力した後は、まず1ライン分のデータがコーデ
ック18によりデコードされ (ステップS27)、その結果の
データがペアリングされ (ステップS28)、ステップS25
で作成された配列”scr[01234567] ”に従ってスクラン
ブルされ (ステップS29)、規定ドット数毎にガイドライ
ンが挿入され (ステップS30)、以上により得られたデー
タがプリンタ23へ出力されてプリントアウトされる (ス
テップS31)。なお、これらの処理は1ライン分のデータ
がラインメモリ35に保持された状態で行われる。
【0045】以上のステップS27, S28, S29, S30, S31
の処理がデータが無くなるまで反復されることにより
(ステップS32)、受信したデータの全てがスクランブル
された状態でプリンタ23からプリントアウトされる。
【0046】ここで、上述のステップS28 で行われるペ
アリング,ステップS29 で行われるスクランブル, ステ
ップS30 で行われるガイドラインの挿入の各処理につい
て、以下に説明する。
【0047】まず、ステップS28 で行われるペアリング
について、図8の模式図を参照して説明する。図8(a)
に示されているように、1ラインのデータはA4版の場合
には基本的には1728ドットである。CPU 11は、この1728
ドットの内の、両端部を除いた中央部において64N(N
は自然数)ドットを取り出し、8ドット単位のユニット
に区切る。そしてCPU 11は、4ユニット(32ドット) を
単位として図8(b) に示されているように、両端部の4
ユニットは入れ換えずにそのままとし、それ以外の部分
はタスキガケに入れ換える。
【0048】次に、上述のようにしてペアリングされた
後の1ラインのデータの各ブロック(8ユニット、即ち
64ドット) を対象として、前述の図6に示されているよ
うな置換前と置換後のユニット番号のスクランブルテー
ブルに従ってスクランブルを行う。このユニット単位の
スクランブルは、前述の如く暗証番号に基づいて作成さ
れた配列”scr[01234567] ”に従って行われるため、複
数の暗証番号それぞれに関して一意である。
【0049】次に、ガイドラインの挿入が行われる。こ
のガイドラインは、デスクランブルの際の精度を向上さ
せるために、ファクシミリ信号の副走査方向、即ち各ラ
インと直交する方向に所定の間隔で挿入される。その必
要性の理由は以下の通りである。
【0050】図9の模式図に示されているように、受信
したファクシミリ信号に従って1ラインが用紙Pに印字
ラインPLとしてプリントアウトされているとする。この
印字ラインPLがデスクランブルの際に用紙Pの左端側の
開始点SPを一致させて角度θだけ斜行した読み取りライ
ンRLで右方向へ読み取られたとすると、印字ラインPLの
長さaに対して読み取りラインRLの長さはb(=a/cos
θ) になるが、この長さbは本来の長さaよりも長くな
る。
【0051】このように読み取りラインRLが印字ライン
PLに対して斜行した場合、原画像を引き延ばして読み取
った状態になるため、前述のユニットが少しずつずれる
ことになり、用紙P上の右端側では最大になる。このず
れは、後述するデスクランブル時にノイズとなって原画
に復元することが出来ず、用紙P上に縦線となって現れ
る。
【0052】このようなデスクランブル時の読み取りラ
インRLの印字ラインPLに対する斜行の影響は、原稿を光
学的に読み取る場合にはファクシミリ装置に限らずある
程度は避けられない問題である。しかし、通常のファク
シミリ装置による原稿の送受信に際しては、用紙に対し
てごくわずかだけ傾いたハードコピーが得られる程度で
あり、実用上の問題はない。しかし、本発明のファクシ
ミリ装置では前述のように、8ドットを1ユニットとし
て位置を入れ換えるスクランブルを行うため、スクラン
ブルされた画像をデスクランブルのために読み取る際に
正確に8ビット単位で一致していないと原画像に復元す
ることが出来なくなる。
【0053】そこで、本発明のファクシミリ装置におい
ては、スクランブル済の各ラインをプリントアウトする
際に、所定ドット間隔で予め縦線(黒のドット)を挿入
してプリントアウトしておき、デスクランブルのために
読み取ったデータからその縦線に相当する黒のドットを
除去しつつその位置で位置合わせを行うことにより、上
述のような読み取りラインRLが斜行することの影響を最
小限に抑えるようにしている。
【0054】図10は本発明のファクシミリ装置によりそ
のようなガイドラインが挿入されてプリントアウトされ
たスクランブル画像の例を示す模式図である。この例で
は、用紙PにはガイドラインGL1 〜GL6 が挿入されてい
る。この場合、印字ラインPLに対して読み取りラインRL
が用紙Pの左端側の開始点SPを一致させて角度θだけ斜
行しているとすると、ガイドラインGL1 とGL2 との間で
印字ラインPLと読み取りラインRLとの間にずれが生じ
る。しかし、ガイドラインGL2 と読み取りラインRLとの
交点SP1 が検出されることにより一旦リセットされる状
態となるため、ガイドラインGL2 とGL3 との間では再度
正しい位置からユニット単位で処理することが可能にな
る。
【0055】このように、各ラインに複数のガイドライ
ンGL1, GL2…を挿入してスクランブル画像をプリントア
ウトすることにより、それぞれのガイドラインとGL1, G
L2…と読み取りラインRLとの交点SP1, SP2…それぞれに
おいて位置合わせが再実行されることになるため、ガイ
ドラインを挿入しない場合に比して、読み取りラインRL
の印字ラインPLに対する斜行の影響を最小限に抑えるこ
とが可能になる。
【0056】なお、上述のようにしてスクランブル時に
各ラインに挿入されるガイドラインの間隔は任意の値で
よいが、ガイドラインの黒のドットはスクランブルによ
り生成されたデータに追加する状態で挿入されるため、
本発明のファクシミリ装置では1ラインのドット数はガ
イドラインのために使用されるドット数を差し引いた数
に予め限定しておく必要がある。
【0057】以上のようにして本発明のファクシミリ装
置により受信されてプリントアウトされた画像は、前述
の如く各ラインが、8ドットからなるユニットの位置を
入れ換えてペアリングし、その状態で8ユニットを1ブ
ロックとして各ブロック内でユニットを暗証番号に基づ
いて入れ換えてスクランブルし、更に所定ドット間隔で
ガイドラインの黒ドットを挿入された画像であり、容易
には判読不可能である。従って、一般的なメモリに蓄積
しておく親展機能と比較した場合、たとえば停電による
データの消失,第三者によるデータの盗視等の虞は無く
なるが、そのファクシミリを受け取った側では判読可能
な状態に復元する必要があることは言うまでもない。
【0058】次に、上述のようにしてプリントアウトさ
れた画像を原画像に復元する動作、即ちデスクランブル
コピーの際の本発明のファクシミリ装置の動作の概略に
ついて、図11のフローチャートを参照して説明する。
【0059】このデスクランブルコピーを行なう場合、
ユーザはキーマトリクス14を操作してデスクランブルモ
ードを指定した上で原稿(本発明のファクシミリ装置が
親展モードで受信してプリントアウトしたハードコピ
ー)をCCD 21に読み取らせる。この場合、CPU 11はまず
デスクランブルモードであるか否かを判定し (ステップ
S41)、デスクランブルモードが指定されている場合には
4桁の暗証番号が入力されるまで待機する (ステップS4
2)。ここでユーザが既に自身で登録している4桁の暗証
番号をキーマトリクス14を操作して入力すると、CPU 11
は前述の親展設定の際と同様の手順 (ステップS15, S1
6, S18, S19) でスクランブル番号mを作成する (ステ
ップS43, S44, S45)。
【0060】但しこの場合、親展設定の場合のステップ
S14 での暗証番号を親展テーブル17T の暗証番号領域17
3 に格納する処理は行なわれない。また、親展テーブル
17Tの暗証番号領域173 に既に格納されている暗証番号
と今回入力された暗証番号との照合も行わない。従っ
て、親展設定の際に登録されて親展テーブル17T の暗証
番号領域173 に既に格納されている暗証番号とデスクラ
ンブルモード時に入力された暗証番号とが一致していな
くてもこのデスクランブルモード時の処理は実行され
る。
【0061】次に、CPU 11は親展受信の場合と同様に、
スクランブル番号mを前述の階乗進法に展開し、その結
果得られる係数を配列”fac[01234567] ”として記憶す
る (ステップS46)。次に、CPU 11は配列”fac[0123456
7] ”に従ってスクランブル用の置換テーブルを配列”s
cr[01234567] ”として作成する (ステップS47)。
【0062】以下、CPU 11はCCD 21から読み込んだデー
タをデスクランブルする。まず、CPU 11は1ラインをCC
D 21にスキャンさせる (ステップS48)。この結果得られ
たデータにはガイドラインの黒ドットが含まれているの
で、CPU 11はそれに相当する黒ドットを除去したデータ
を1ライン分のデータとして得る (ステップS49)。この
ようにして得られた1ライン分のデータをCPU 11は8ド
ット単位のユニットに分割し、先にステップS47 で求め
た配列”scr[01234567] ”に従ってユニットの配列を元
に戻してデスクランブルし (ステップS50)、更にユニッ
トのペアリングを元に戻す (ステップS51)。そして最後
にCPU 11は、以上により得られたデータをプリンタ23へ
出力してプリントアウトさせる (ステップS52)。
【0063】以上のステップS48, S49, S50, S51, S52
の処理を一枚の原稿(スクランブルされた原稿)からCC
D 21が読み取ったデータが無くなるまで反復することに
より(ステップS53)、親展設定の際に登録されて親展テ
ーブル17T の暗証番号領域173 に既に格納されている暗
証番号とデスクランブルモード時に入力された暗証番号
とが一致している場合には、受信時にスクランブルされ
てプリントアウトされた一枚の原稿が送信前の状態に実
質的に復元されてプリンタ23からプリントアウトされ
る。
【0064】但し、親展設定の際に登録されて親展テー
ブル17T の暗証番号領域173 に既に格納されている暗証
番号とデスクランブルモードの実行時に入力された暗証
番号とが一致していない場合には、デスクランブルの結
果プリントアウトされた画像は送信前の状態とは異なる
画像となる。換言すれば、デスクランブルモード時に正
当な暗証番号が入力されなければ、送信前の画像を再現
することは出来ず、この点に簡易的ではあるが本発明の
ファクシミリ装置の親展機能としての意味がある。
【0065】なお、親展受信時には、最初の所定数のラ
インに関してはコーデック18で復号したままスクランブ
ルせずにプリンタ23へ出力してプリントアウトさせてい
た (ステップS26)。従って、このデスクランブルモード
の処理に際しても、最初の所定数のラインに関してはデ
スクランブルを行なわずにプリンタ23へ出力してプリン
トアウトさせるようにしてもよい。但し、宛先等に関し
ては親展受信の際に既に判明しているので、その部分が
デスクランブル (その部分に関してのみはスクランブ
ル) されても実用上の問題はない。
【0066】ところで、上述の実施の形態においては、
受信側のファクシミリ装置においてスクランブルを行な
ってプリントアウトするように構成されているが、送信
側のファクシミリ装置において暗証番号を入力してそれ
に基づいてスクランブルした上で送信し、受信側ではそ
のままプリントアウトし、後刻暗証番号を入力してデス
クランブルするような使用法も可能である。このような
使用法は、受信側のファクシミリ装置の受信時の能力、
特にCPU 11によるペアリング,スクランブル等のための
演算処理能力が低い場合に有効である。但し、このよう
な場合には、送信側のファクシミリ装置において送信時
(スクランブル時)に使用された暗証番号と受信側のフ
ァクシミリ装置でデスクランブル時に入力する暗証番号
とが同一である必要があるため、両者のユーザ間で予め
打ち合わせておく必要がある。
【0067】以下、上述のような送信側のファクシミリ
装置でスクランブルした上で送信する場合の動作、即ち
スクランブル送信の際の本発明のファクシミリ装置の動
作の概略について、図12のフローチャートを参照して説
明する。
【0068】送信側となった本発明のファクシミリ装置
では、ユーザがスクランブル送信をキーマトリクス14の
操作により入力指示すると (ステップS61)、CPU 11が1
桁の数字を入力して親展番号kとし (ステップS63)、次
にユーザが暗証番号を入力すると (ステップS64)、CPU
11が4桁の数字を入力して配列”dec[0123] ”とする
(ステップS65)。
【0069】次に、ステップS64 で入力された暗証番号
に基づいてスクランブル番号mが作成され、スクランブ
ル用の置換テーブルが作成されるが、その処理は前述の
図9に示されているデスクランブルコピーの場合と同様
である。即ち、CPU 11は前述の親展設定の際と同様の手
順 (ステップS44, S45, S46, S47) でスクランブル番号
mを作成し、スクランブル用の置換テーブルを作成する
(ステップS66, S67,S68, S69) 。
【0070】以下、CPU 11はCCD 21から読み込んだデー
タをスクランブルするが、最初の所定数のラインに関し
てはスクランブルせずにそのままコーデック18で符号化
して送信するステップS70)。
【0071】そして、CPU 11は1ラインをCCD 21にスキ
ャンさせ (ステップS71)、その結果のデータをペアリン
グし (ステップS72)、ステップS69 で作成した配列”sc
r[01234567] ”に従ってスクランブルし (ステップS7
3)、所定ドット数毎にガイドラインの黒ドットを挿入し
(ステップS74)、以上により得られたデータをコーデッ
ク18へ転送して符号化させ (ステップS75)、符号化デー
タをモデム32へ転送して送信させる (ステップS77)。
【0072】以上のステップS71, S72, S73, S74, S75,
S76の処理をデータが無くなるまで反復することにより
(ステップS77)、CCD 21から読み込まれたデータの全て
がスクランブルされた状態でモデム32から送信される。
【0073】受信側のファクシミリ装置では、上述のよ
うにして送信側のファクシミリ装置でスクランブルされ
た上で送信されたデータを受信した場合、通常のファク
シミリ通信と同様に処理してプリンタ23からプリントア
ウトする。この結果得られる画像はスクランブルされた
画像であるので、受信側のユーザは前述の図11に示され
ているデスクランブルコピーの処理を、送信時と同一の
暗証番号を入力して行なえば、送信前のオリジナルの画
像を再現することが出来る。
【0074】なお上記実施の形態では、受信の際または
送信の際のいずれか一方においてのみスクランブルを行
うようにしているが、双方でスクランブルを行ない、2
回デスクランブルを行うことにより原画像を再現するよ
うな使用方法も可能であることは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明に係るフ
ァクシミリ装置によれば、受信した画像データを蓄積す
るメモリを有していない場合にも、またはそのようなメ
モリを有してはいるが使用出来ない場合にも、簡易では
あるがいわゆる親展機能を備えることが可能になる。
【0076】また、本発明のファクシミリ装置によれ
ば、複数の親展番号の設定が可能であるため、複数のユ
ーザが親展番号及びそれに対応した暗証番号を登録して
親展機能を利用することが可能である。
【0077】更に、本発明のファクシミリ装置によれ
ば、受信した画像データの内の特定の部分、具体的には
発信元,宛先,親展テーブル番号等の部分はスクランブ
ルしないようにしているため、誰ら誰に送信されたファ
クシミリであるかが容易にに判明する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置の親展テーブルの内
容を示す模式図である。
【図3】本発明のファクシミリ装置の親展設定時の動作
手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明のファクシミリ装置の親展受信時の動作
手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明のファクシミリ装置の親展受信時の動作
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明のファクシミリ装置の親展受信時の動作
手順を示す模式図である。
【図7】本発明のファクシミリ装置の親展受信時の動作
手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明のファクシミリ装置の親展受信時の動作
手順を示す模式図である。
【図9】本発明のファクシミリ装置の親展受信時の動作
手順を示す模式図である。
【図10】本発明のファクシミリ装置の親展受信時の動
作手順を示す模式図である。
【図11】本発明のファクシミリ装置のデスクランブル
時の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明のファクシミリ装置の親展送信時の動
作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU 12 LCD 14 キーマトリクス 17 RAM 17T 親展テーブル 21 CCD 23 プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画像データを予め登録されてい
    る暗証番号に基づく法則に従ってスクランブルして用紙
    に印字するスクランブル手段と、暗証番号を入力する入
    力手段と、前記印字された用紙を読み取り、前記入力手
    段から入力された暗証番号に基づく法則に従ってデスク
    ランブルして用紙に印字するデスクランブル手段とを備
    えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 複数の暗証番号を予め登録することが可
    能であり、前記デスクランブル手段は受信した画像デー
    タを予め登録されている複数の暗証番号の内の宛先に対
    応する暗証番号に基づく法則に従ってスクランブルして
    用紙に印字すべくなしてあることを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記スクランブル手段は、受信した画像
    データの内の所定の部分はスクランブルせずにそのまま
    印字すべくなしてあることを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
JP8084267A 1996-04-05 1996-04-05 ファクシミリ装置 Pending JPH09275502A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084267A JPH09275502A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 ファクシミリ装置
TW85116351A TW315573B (en) 1996-04-05 1996-12-31 Communication terminal device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084267A JPH09275502A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 ファクシミリ装置

Publications (1)

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JP8084267A Pending JPH09275502A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 ファクシミリ装置

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