JPH09275291A - シールドケース - Google Patents

シールドケース

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Publication number
JPH09275291A
JPH09275291A JP8257396A JP8257396A JPH09275291A JP H09275291 A JPH09275291 A JP H09275291A JP 8257396 A JP8257396 A JP 8257396A JP 8257396 A JP8257396 A JP 8257396A JP H09275291 A JPH09275291 A JP H09275291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
cap body
opening
shield case
Prior art date
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Pending
Application number
JP8257396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Saito
斉藤伸二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP8257396A priority Critical patent/JPH09275291A/ja
Publication of JPH09275291A publication Critical patent/JPH09275291A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブリキ板等の薄い金属板で形成されている容
器と、該容器の開口部に被着される蓋体との組合せでな
るシールドケースにおいて、上記蓋体を容器の開口部に
嵌合被着せしめることを容易ならしめる構造を具備せし
めた。 【解決手段】 薄形金属板で形成された上面開口の容器
と、該容器の開口部外側面に嵌合被着される蓋体とを有
し、該蓋体に、該蓋体の内側に突設される係止突起を設
け、また上記容器に、上記係止突起が係止される係止部
を複数個設けているシールドケースにおいて、上記容器
開口縁の係止部間から、容器の四側壁面と平行方向へ延
長形成される蓋体ガイド舌片を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のド
アを遠隔操作によって開閉したり、あるいは、エンジン
を遠隔操作で始動させる等のリモートコントローラに内
装されるチューナのシールドケース内に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシールドケースの構造と
しては、例えば図4、5に示す如き構造のものがある。
すなわち、この従来のシールドケースは ブリキ板等か
らなる薄い鉄板を用いて形成された上面開口の容器1
と、該容器1の開口部にガタを生じることなく密嵌合で
被着される蓋体2とからなっており、さらに上記容器1
への蓋体2の被着を維持せしめるための手段として、容
器1の四側面適宜位置には、蓋体2の係止孔3が複数形
成されており、また蓋体2の四側面には、上記容器1の
複数の係止孔3のそれぞれに係止する係止突起4が形成
されている。
【0003】そしてプリント基板5の辺縁を容器1の内
側に突設された係止段部6に係止させることによって容
器1内へ、チューナを組み付けてなるプリント基板5を
内装した後、その容器1の開口部に蓋体2を被せ、さら
に容器1の各係止孔3に、蓋体2の係止突起4を係止さ
せて容器1と蓋体2とを結合させ、蓋体2が容器1から
容易に外れないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その従来例
のシールドケースにあっては、蓋体2の各側面において
内側に突設されている係止突起4が、寸法取りのために
蓋体2の口縁近傍に設けざるを得ず、そのために、容器
1に蓋体2を被着させるための被着作業性が著しく悪い
ものであった。
【0005】すなわち、上記構造の容器1に蓋体2を手
作業で被着しようとするとき、蓋体2の開口縁が容器1
の開口縁と平行となるように位置させることが困難であ
って、このため、図5で示すように、蓋体2の開口縁が
容器1の開口縁に対して傾いたままで、蓋体2が容器1
に被せられると、蓋体2の内側に突設されている一方の
係止突起4が容器1の外側面に当ってしまい、これが原
因で、蓋体2開口縁の他方辺縁が、容器1の辺縁上で突
き当ってしまい、容器1への蓋体2の嵌合被着が困難と
なる。
【0006】本発明は、かかることに着目してなされた
もので、特にブリキ板等の薄い金属板で形成されている
容器と、該容器の開口部に被着される蓋体との組合せで
なるシールドケースにおいて、上記蓋体を容器の開口部
に嵌合被着せしめることを容易ならしめる構造を具備せ
しめたシールドケースの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、薄形金属板で形成された上面開口の容
器と、該容器の開口部外側面に嵌合被着される蓋体とを
有し、該蓋体に、該蓋体の内側に突設される係止突起を
設け、また上記容器に、上記係止突起が係止される係止
部を複数個設けているシールドケースにおいて、上記容
器開口縁の係止部間から、容器の四側壁面と平行方向へ
延長形成される蓋体ガイド舌片を設けたシールドケース
であることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1において、11はブリキ板の如き薄い
金属板を素材として折り曲げ形成されたシールドケース
の容器であって、該容器11は四方向の側壁11A,1
1B,11C,11Dにより囲まれた方形であって、そ
の上面が開口されている。各側壁11A,11B,11
C,11Dの開口辺縁近傍には、蓋体16との係止部1
2が穿設されており、さらに各側壁11A,11B,1
1C,11Dの開口縁における係止部12近傍以外の部
分には、各側壁11A,11B,11C,11Dと平行
方向へ延長形成される蓋体ガイド舌辺13が突設されて
いる。また容器11の内部には、プリント基板14の位
置決め片15が設けられている(図2、図3参照)。
【0010】16は上記容器11の開口部に被せられる
蓋体であって、この蓋体16には、上記容器11の各側
壁の外側面と密接される側壁16A,16B,16C,
16Dが形成されている。そして各側壁16A,16
B,16C,16Dの内側面のそれぞれには、上記容器
11に設けられている係止部12に対応する係止突起1
7が突設されている。
【0011】次に上記容器11と蓋体16との組付けに
ついて述べると、先ず、容器11の内部には、予めチュ
ーナが組立てられているプリント基板14を嵌め込み、
プリント基板14の下面周縁を位置決め片15に当接せ
しめる。次いでそのプリント基板14の周縁部に配索さ
れたパターン配線のうちのアースラインと容器11の各
側壁11A,11B,11C,11Dの内側面とを半田
付け18により電気的に接続してシールドを行なう。
【0012】次にその容器11の開口部に蓋体16を被
せるが、この蓋体16の容器11への被着に際しては、
先ず蓋体16の開口縁、つまり各側壁16A,16B,
16C,16Dの内側面に、容器11の各側壁11A,
11B,11C,11Dの上縁から突設されている各蓋
体ガイド舌片13の外側面が接合するようにして、上記
の各側壁16A,16B,16C,16Dの内側に各蓋
体ガイド舌片13を接合させる。この蓋体ガイド舌片1
3の外側面にあっては、蓋体16に設けられた係止突起
17が当らないために、蓋体ガイド舌片13を、蓋体1
6の各側壁内面に沿って案内することがきわめて容易か
つ円滑に行なえる。
【0013】かくして蓋体16の各側壁の内側に容器1
1の各蓋体ガイド舌片13が案内された後は、その蓋体
16を容器11に向けて押し下げれば、蓋体16に設け
られている係止突起17が、容器11に設けられている
係止部12内に係合され、これによって容器11と蓋体
16とは一体に被着されシールドケースが得られる。
【0014】このように本実施の形態によれば、容器1
1の開口辺縁に、該容器11の開口に被せられる蓋体1
6の側壁内面に案内される蓋体ガイド舌片13をそれぞ
れ延設したものであるから、それらの蓋体ガイド舌片1
3により、蓋体16の各側壁内面に容器11の各側壁外
面を当接するように案内(嵌合)せしめることが容易と
なり、これにより容器11開口部への蓋体16の被着作
業が円滑かつ容易になされ、シールドケースの組立作業
性が著しく向上される。
【0015】またプリント基板14に設けられているア
ースラインと、容器11の各側壁内面とを半田付け18
するに際し、各蓋体ガイド舌片13の相互間が窪んでい
るために、この窪んだ位置を利用して半田ごての先端
を、容器11の外方からその内方へ向けて位置させるこ
とができ、かつ半田ごての先端をプリント基板14の辺
縁に容易に位置せしめることができるので、必要な箇所
にのみ半田付け18でき、またプリント基板14の既に
半田付けされている部分の半田を、誤って溶解してしま
う等の弊害を与えることなくシールのための半田付け1
8が確実に行なえる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特に薄い
金属板を用いて形成された容器と蓋体とからなり、しか
もその容器に対して蓋体が密嵌合される構造のシールド
ケースにおいて、上記容器の開口部へ蓋体を被着させる
蓋体被着作業が、円滑にして容易に行なえる。
【0017】またプリント基板に設けられているアース
ラインと容器との半田付け作業も、他の半田付け回路を
傷めることなく必要部分のみ容易かつ確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなるシールドケースの実施形態を示
した斜視図。
【図2】本発明よりなるシールドケースの蓋体被着過程
を示す断面図。
【図3】本発明よりなるシールドケースの蓋体被着完了
時を示す断面図。
【図4】従来のシールドケースの形状を示す斜視図。
【図5】従来のシールドケースの蓋体被着過程を示す断
面図。
【符号の説明】
11…容器 12…係止部 13…蓋体ガイド舌片 14…プリント基板 15…位置決め片 16…蓋体 17…係止突起 18…半田付け

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄形金属板で形成された上面開口の容器
    (11)と、該容器(11)の開口部外側面に嵌合被着
    される蓋体(16)とを有し、該蓋体(16)に、該蓋
    体(16)の内側に突設される係止突起(17)を設
    け、また上記容器(11)に、上記係止突起(17)が
    係止される係止部(12)を複数個設けているシールド
    ケースにおいて、上記容器開口縁の係止部(12)間か
    ら容器(11)の四側壁面と平行方向へ延長形成される
    蓋体ガイド舌片(13)を設けたことを特徴とするシー
    ルドケース。
JP8257396A 1996-04-04 1996-04-04 シールドケース Pending JPH09275291A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8257396A JPH09275291A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 シールドケース

Applications Claiming Priority (1)

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JP8257396A JPH09275291A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 シールドケース

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Family

ID=13778234

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JP8257396A Pending JPH09275291A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 シールドケース

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121779A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Sony Corp カメラモジュールおよび電子機器
CN104354635A (zh) * 2014-11-19 2015-02-18 国网河南省电力公司濮阳供电公司 供电作业用野外电磁屏蔽车
WO2022001800A1 (zh) * 2020-07-03 2022-01-06 维宁尔瑞典公司 电子设备

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