JPH09274956A - 小型接触端子 - Google Patents
小型接触端子Info
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- JPH09274956A JPH09274956A JP10207296A JP10207296A JPH09274956A JP H09274956 A JPH09274956 A JP H09274956A JP 10207296 A JP10207296 A JP 10207296A JP 10207296 A JP10207296 A JP 10207296A JP H09274956 A JPH09274956 A JP H09274956A
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- contact terminal
- small contact
- contact
- terminal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 板状端子に接触する小型接触端子において、
大きな通電面積を確保するとともに十分な大きさの接触
圧を得ることができ、構造が簡単でコストを低減させる
ことのできる小型接触端子を提供することである。 【解決手段】 小型接触端子1は、一枚の導電性の薄板
材をプレス加工で打ち抜いて形成されており、接点部11
を上端に有するセンターロッド(本体部)10と、センタ
ーロッド10の略中間部12に、上方へ湾曲して略逆U字形
に形成された弾性支持部材である一対の中間アーム2
と、センターロッド10の下端部13に、上方へ湾曲して略
逆U字形に形成された弾性支持部材である一対の下方ア
ーム3とを備えている。中間アーム2及び下方アーム3
は外方に略水平に延びる中間支持端部21及び下方支持端
部31を有している。
大きな通電面積を確保するとともに十分な大きさの接触
圧を得ることができ、構造が簡単でコストを低減させる
ことのできる小型接触端子を提供することである。 【解決手段】 小型接触端子1は、一枚の導電性の薄板
材をプレス加工で打ち抜いて形成されており、接点部11
を上端に有するセンターロッド(本体部)10と、センタ
ーロッド10の略中間部12に、上方へ湾曲して略逆U字形
に形成された弾性支持部材である一対の中間アーム2
と、センターロッド10の下端部13に、上方へ湾曲して略
逆U字形に形成された弾性支持部材である一対の下方ア
ーム3とを備えている。中間アーム2及び下方アーム3
は外方に略水平に延びる中間支持端部21及び下方支持端
部31を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型電子機器、例
えば携帯電話の電源部等に通電端子として用いられ、板
状の接触面を備えた板状端子に接触する小型接触端子に
関する。
えば携帯電話の電源部等に通電端子として用いられ、板
状の接触面を備えた板状端子に接触する小型接触端子に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型電子機器、例えば携帯電話の
電源部等の通電端子は、ピン状に形成されたピン端子が
多く用いられている。一般に、携帯電話の電源部等にお
いては、一方(例えば、電源側)の電極としてのピン端
子と、他方(例えば、機器側)の電極としての板状部材
から成り、面状の接触部を有する板状端子とを備えてお
り、ピン端子と板状端子とが接触して通電回路が形成さ
れる。
電源部等の通電端子は、ピン状に形成されたピン端子が
多く用いられている。一般に、携帯電話の電源部等にお
いては、一方(例えば、電源側)の電極としてのピン端
子と、他方(例えば、機器側)の電極としての板状部材
から成り、面状の接触部を有する板状端子とを備えてお
り、ピン端子と板状端子とが接触して通電回路が形成さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の端子構造においては、ピン端子の接触側端部が球状
或いは錐状に形成されており、ピン端子と板状端子との
接触がピンポイント接触することになって、接触面積即
ち通電面積が小さくなり、通電させる電流値を大きくす
ることが困難であるという問題があった。例えば、携帯
電話の電源部にピン端子と板状端子とを用いた場合、比
較的大きな電流を流す必要があるのに対して、接触面積
(通電面積)が小さいために十分大きい電流を流すこと
ができないものであり、並べて配置された一対のピン端
子の間の距離を小さくすることが困難であるという問題
があった。また、ピンポイント接触であるために、振動
等によりピン端子と板状端子とが離れやすく、ピン端子
と板状端子が接触と離脱を繰り返すと使用電子機器(例
えば、携帯電話)に雑音が入るという問題があった。こ
の問題を解決するために、ピン端子と板状端子との接触
圧を高めることが提案されており、例えば、高い接触圧
を保持するために、小型の付勢バネを用いて端子ピンを
板状端子に押圧する等の手段が用いられるが、このよう
な手段を用いると、構造が複雑になり、加工の手間がか
かるとともに、コストが上昇するという問題があった。
来の端子構造においては、ピン端子の接触側端部が球状
或いは錐状に形成されており、ピン端子と板状端子との
接触がピンポイント接触することになって、接触面積即
ち通電面積が小さくなり、通電させる電流値を大きくす
ることが困難であるという問題があった。例えば、携帯
電話の電源部にピン端子と板状端子とを用いた場合、比
較的大きな電流を流す必要があるのに対して、接触面積
(通電面積)が小さいために十分大きい電流を流すこと
ができないものであり、並べて配置された一対のピン端
子の間の距離を小さくすることが困難であるという問題
があった。また、ピンポイント接触であるために、振動
等によりピン端子と板状端子とが離れやすく、ピン端子
と板状端子が接触と離脱を繰り返すと使用電子機器(例
えば、携帯電話)に雑音が入るという問題があった。こ
の問題を解決するために、ピン端子と板状端子との接触
圧を高めることが提案されており、例えば、高い接触圧
を保持するために、小型の付勢バネを用いて端子ピンを
板状端子に押圧する等の手段が用いられるが、このよう
な手段を用いると、構造が複雑になり、加工の手間がか
かるとともに、コストが上昇するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、板状端子に接触する小型
接触端子において、大きな通電面積を確保するとともに
十分な大きさの接触圧を得ることができ、構造が簡単で
コストを低減させることのできる小型接触端子を提供す
ることである。
接触端子において、大きな通電面積を確保するとともに
十分な大きさの接触圧を得ることができ、構造が簡単で
コストを低減させることのできる小型接触端子を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の小型接触端子は、上端に接点部を有し、上下
に延びる本体部と、本体部の適宜位置で左右対称に延び
る少なくとも一対の弾性支持部材と、弾性支持部材の自
由端側に設けられた接続部を兼ねる係合部とを備えるこ
とにより、垂直方向の荷重に対する変形可能量が大きい
ため、大荷重を吸収することができる。本体部の略中間
位置と下端との2か所に、それぞれ左右に延びる一対の
弾性支持部材を設けたことにより、より確実に支持する
ことができる。弾性支持部材は、上方に湾曲して略逆U
字形に形成されたことにより、変形可能量を大きするこ
とができるため、大荷重を吸収することができる。ハウ
ジング、またはハウジング及び基板に小型接触端子が嵌
装される貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部材
の係合部を貫通孔下部に突設した支持ブラケット上に載
置して固定することにより、取付が容易になるととも
に、上方からの荷重に対する支持強度が増大し、より大
荷重を吸収することができる。上端に曲面の接点部を有
し、曲線状に形成された弾力性を有する本体部と、本体
部の下端に設けられた支持部材と、支持部材から左右に
延びる係合部とを備えたことにより、上方から荷重を受
けると本体部が変形して荷重を吸収するから、全体とし
ては大荷重を吸収することができるとともに、斜め上方
向からの荷重も十分に吸収できる。また、本体部とが変
形して接点部が水平方向に移動し、相手側端子の接触面
を擦って付着物を除去するクリーニング作用を有する。
接点部を閉曲線で形成したことにより、弾力性が増して
荷重吸収能力が大きくなる。上端に曲面の接点部を有
し、上端とともにフック(鉤)状に形成された本体部
と、本体部の下端に設けられた係合部とを有する端子板
を構成し、フックの開口側を対向させて2枚の端子板を
重合させて接合したことにより、2個の接点部が上方に
互いに離れて設けられることになって、接触面積即ち通
電面積を大きくすることができ、電流容量を大きくして
接触抵抗を低減させるとともに、本体部のフック(鉤)
の開口側を対向させていることにより、何れの方向から
の斜め上方からの荷重を吸収することができる。また、
相手側端子の接触面が斜面、或いは曲面であっても接点
部を確実に接触させることができる。さらに、接点部が
それぞれ厚さを持っているため、接点部と相手側端子と
の接触が線状又は面状となり、接触面積即ち通電面積が
大きくなり、大電流を流すことができる。ハウジング、
またはハウジング及び基板に小型接触端子が嵌装される
貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部材の係合部
を貫通孔の下端開口周縁に係合させて固定することこと
により、上方側からの荷重を受けた時、本体部が変形す
るから、ハウジングの貫通孔の下端から下方には荷重が
伝達されることなく、ハウジング内の基板等には荷重の
影響を及ばさないものである。薄板をプレス加工で打ち
抜いて形成したことにより、2個の小型接触端子を並べ
て配置する際に、両小型接触端子の間の距離を小さくす
ることができる。
に本発明の小型接触端子は、上端に接点部を有し、上下
に延びる本体部と、本体部の適宜位置で左右対称に延び
る少なくとも一対の弾性支持部材と、弾性支持部材の自
由端側に設けられた接続部を兼ねる係合部とを備えるこ
とにより、垂直方向の荷重に対する変形可能量が大きい
ため、大荷重を吸収することができる。本体部の略中間
位置と下端との2か所に、それぞれ左右に延びる一対の
弾性支持部材を設けたことにより、より確実に支持する
ことができる。弾性支持部材は、上方に湾曲して略逆U
字形に形成されたことにより、変形可能量を大きするこ
とができるため、大荷重を吸収することができる。ハウ
ジング、またはハウジング及び基板に小型接触端子が嵌
装される貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部材
の係合部を貫通孔下部に突設した支持ブラケット上に載
置して固定することにより、取付が容易になるととも
に、上方からの荷重に対する支持強度が増大し、より大
荷重を吸収することができる。上端に曲面の接点部を有
し、曲線状に形成された弾力性を有する本体部と、本体
部の下端に設けられた支持部材と、支持部材から左右に
延びる係合部とを備えたことにより、上方から荷重を受
けると本体部が変形して荷重を吸収するから、全体とし
ては大荷重を吸収することができるとともに、斜め上方
向からの荷重も十分に吸収できる。また、本体部とが変
形して接点部が水平方向に移動し、相手側端子の接触面
を擦って付着物を除去するクリーニング作用を有する。
接点部を閉曲線で形成したことにより、弾力性が増して
荷重吸収能力が大きくなる。上端に曲面の接点部を有
し、上端とともにフック(鉤)状に形成された本体部
と、本体部の下端に設けられた係合部とを有する端子板
を構成し、フックの開口側を対向させて2枚の端子板を
重合させて接合したことにより、2個の接点部が上方に
互いに離れて設けられることになって、接触面積即ち通
電面積を大きくすることができ、電流容量を大きくして
接触抵抗を低減させるとともに、本体部のフック(鉤)
の開口側を対向させていることにより、何れの方向から
の斜め上方からの荷重を吸収することができる。また、
相手側端子の接触面が斜面、或いは曲面であっても接点
部を確実に接触させることができる。さらに、接点部が
それぞれ厚さを持っているため、接点部と相手側端子と
の接触が線状又は面状となり、接触面積即ち通電面積が
大きくなり、大電流を流すことができる。ハウジング、
またはハウジング及び基板に小型接触端子が嵌装される
貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部材の係合部
を貫通孔の下端開口周縁に係合させて固定することこと
により、上方側からの荷重を受けた時、本体部が変形す
るから、ハウジングの貫通孔の下端から下方には荷重が
伝達されることなく、ハウジング内の基板等には荷重の
影響を及ばさないものである。薄板をプレス加工で打ち
抜いて形成したことにより、2個の小型接触端子を並べ
て配置する際に、両小型接触端子の間の距離を小さくす
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図に基づいて説
明する。図1乃至図3において第1実施例を説明する
と、小型接触端子1は一枚の導電性の薄板材をプレス加
工で打ち抜いて形成されており、略中央に設けられた接
点部11を上端に有するセンターロッド(本体部)10と、
センターロッド10の略中間部12の両側に設けられた弾性
支持部材である一対の中間アーム2,2と、センターロ
ッド10の下端部13の両側に設けられた弾性支持部材であ
る一対の下方アーム3,3とを備えている。
明する。図1乃至図3において第1実施例を説明する
と、小型接触端子1は一枚の導電性の薄板材をプレス加
工で打ち抜いて形成されており、略中央に設けられた接
点部11を上端に有するセンターロッド(本体部)10と、
センターロッド10の略中間部12の両側に設けられた弾性
支持部材である一対の中間アーム2,2と、センターロ
ッド10の下端部13の両側に設けられた弾性支持部材であ
る一対の下方アーム3,3とを備えている。
【0007】中間アーム2は、上方へ湾曲して略逆U字
形に形成され、一端がセンターロッド10の略中間部12に
連結され、他端は自由端とされ、外方に略水平に延びる
中間支持端部21が形成されている。下方アーム3は、上
方へ湾曲して略逆U字形に形成され、一端がセンターロ
ッド10の下端部13に連結され、他端は自由端とされ、外
方に略水平に延びる下方支持端部31が形成されている。
形に形成され、一端がセンターロッド10の略中間部12に
連結され、他端は自由端とされ、外方に略水平に延びる
中間支持端部21が形成されている。下方アーム3は、上
方へ湾曲して略逆U字形に形成され、一端がセンターロ
ッド10の下端部13に連結され、他端は自由端とされ、外
方に略水平に延びる下方支持端部31が形成されている。
【0008】この構成により、センターロッド10が厚さ
を持っているため、接点部11と板状端子(相手側端子)
との接触が線状又は面状となり、接触面積即ち通電面積
が大きくなり、大電流を流すことができる。また、垂直
方向の荷重、即ちセンターロッド10の長手方向に沿った
荷重に対する変形可能量が大きいため、大荷重を吸収す
ることができる。さらに、図2に示すように、2個の小
型接触端子1,1をハウジングAに並べて配置する際
に、両小型接触端子1,1の間の距離sを小さくするこ
とができる(例えば、0.5 〜0.7 mm)。
を持っているため、接点部11と板状端子(相手側端子)
との接触が線状又は面状となり、接触面積即ち通電面積
が大きくなり、大電流を流すことができる。また、垂直
方向の荷重、即ちセンターロッド10の長手方向に沿った
荷重に対する変形可能量が大きいため、大荷重を吸収す
ることができる。さらに、図2に示すように、2個の小
型接触端子1,1をハウジングAに並べて配置する際
に、両小型接触端子1,1の間の距離sを小さくするこ
とができる(例えば、0.5 〜0.7 mm)。
【0009】小型接触端子1をハウジングAに装着する
手段について説明すると、図3において、ハウジングA
に、小型接触端子1の平面形に略合致する矩形の貫通孔
A0が穿設され、ハウジングAの内側面付近の貫通孔A
0の内壁、即ち貫通孔A0の下端付近の内壁に、貫通孔
A0内に突出する支持ブラケットA1が設けられてい
る。また、ハウジングA内に配設された配線基板Bに、
ハウジングAの貫通孔A0に一致する位置に、小型接触
端子1の平面形に略合致する矩形の貫通孔B0が穿設さ
れており、貫通孔B0の長手方向の長さは両側の支持ブ
ラケットA1の内端の間の距離に略一致している。
手段について説明すると、図3において、ハウジングA
に、小型接触端子1の平面形に略合致する矩形の貫通孔
A0が穿設され、ハウジングAの内側面付近の貫通孔A
0の内壁、即ち貫通孔A0の下端付近の内壁に、貫通孔
A0内に突出する支持ブラケットA1が設けられてい
る。また、ハウジングA内に配設された配線基板Bに、
ハウジングAの貫通孔A0に一致する位置に、小型接触
端子1の平面形に略合致する矩形の貫通孔B0が穿設さ
れており、貫通孔B0の長手方向の長さは両側の支持ブ
ラケットA1の内端の間の距離に略一致している。
【0010】小型接触端子1の中間アーム2の中間支持
端部21がハウジングAの支持ブラケットA1上に載置さ
れており、下方アーム3の下方支持端部31,31が配線基
板Bの貫通孔B0の長手方向両端の支持縁B1上に載置
されている。配線基板Bの支持縁B1に配線の接続端子
部を設けて、小型接触端子1の下方アーム3の下方支持
端部31を配線基板Bの上記接続端子部に接触させること
により、配線基板Bの配線と小型接触端子1とが電気的
に接続される。
端部21がハウジングAの支持ブラケットA1上に載置さ
れており、下方アーム3の下方支持端部31,31が配線基
板Bの貫通孔B0の長手方向両端の支持縁B1上に載置
されている。配線基板Bの支持縁B1に配線の接続端子
部を設けて、小型接触端子1の下方アーム3の下方支持
端部31を配線基板Bの上記接続端子部に接触させること
により、配線基板Bの配線と小型接触端子1とが電気的
に接続される。
【0011】この構成により、垂直方向の荷重、即ちセ
ンターロッド10の長手方向に沿った荷重を受けると、中
間アーム2及び下方アーム3が変形してセンターロッド
10をハウジングAの貫通孔A0及び配線基板Bの貫通孔
B0内を貫通して下降させることで荷重を吸収する。し
たがって、中間アーム2及び下方アーム3の変形量を大
きくすることができるから、センターロッド10の移動量
を大きくすることができ、大荷重を吸収することができ
る。また、斜め方向の荷重に対しては、左右の中間アー
ム2及び下方アーム3の変形量を異ならせることによっ
て吸収することができる。さらに、小型接触端子1の支
持端部が支持ブラケットA1上及び支持縁B1上に載置
されているから、取付が容易になるとともに、上方から
の荷重に対する支持強度が増大し、より大荷重を吸収す
ることができる。
ンターロッド10の長手方向に沿った荷重を受けると、中
間アーム2及び下方アーム3が変形してセンターロッド
10をハウジングAの貫通孔A0及び配線基板Bの貫通孔
B0内を貫通して下降させることで荷重を吸収する。し
たがって、中間アーム2及び下方アーム3の変形量を大
きくすることができるから、センターロッド10の移動量
を大きくすることができ、大荷重を吸収することができ
る。また、斜め方向の荷重に対しては、左右の中間アー
ム2及び下方アーム3の変形量を異ならせることによっ
て吸収することができる。さらに、小型接触端子1の支
持端部が支持ブラケットA1上及び支持縁B1上に載置
されているから、取付が容易になるとともに、上方から
の荷重に対する支持強度が増大し、より大荷重を吸収す
ることができる。
【0012】図4を参照して第2実施例を説明すると、
小型接触端子4は、一枚の導電性の薄板材をプレス加工
で打ち抜いて形成されており、上端である自由端側に閉
曲線で形成された弾力性を有する曲面から成り、上端が
接点40である接点部41と、接点部41に連続して下方に延
びる弾力性を有する本体部42と、本体部42の下端に連結
された支持ブラケット43と、支持ブラケット43の下端両
側に略水平に突出して設けられ、少なくとも上面が略水
平に形成された一対の係合部44,44と、支持ブラケット
43の略中央下端から下方に突出して設けられた下方突起
部45とを備えている。
小型接触端子4は、一枚の導電性の薄板材をプレス加工
で打ち抜いて形成されており、上端である自由端側に閉
曲線で形成された弾力性を有する曲面から成り、上端が
接点40である接点部41と、接点部41に連続して下方に延
びる弾力性を有する本体部42と、本体部42の下端に連結
された支持ブラケット43と、支持ブラケット43の下端両
側に略水平に突出して設けられ、少なくとも上面が略水
平に形成された一対の係合部44,44と、支持ブラケット
43の略中央下端から下方に突出して設けられた下方突起
部45とを備えている。
【0013】接点部41は、略巴型の閉曲線に形成され、
その上端面が板状端子に接触する曲線状の接点部40とな
っている。また、本体部42に連結された支持ブラケット
43は、一方の端面が後述するハウジングの貫通孔の内壁
に当接する垂直壁に形成され、他方の端面が本体部42に
連続する曲線状に形成されて係合部44の上面に連続して
形成されるとともに、矩形の開口が穿設されている。
その上端面が板状端子に接触する曲線状の接点部40とな
っている。また、本体部42に連結された支持ブラケット
43は、一方の端面が後述するハウジングの貫通孔の内壁
に当接する垂直壁に形成され、他方の端面が本体部42に
連続する曲線状に形成されて係合部44の上面に連続して
形成されるとともに、矩形の開口が穿設されている。
【0014】この構成により、上方から荷重を受ける
と、接点部41と本体部42とがそれぞれ変形して荷重を吸
収するから、全体としては大荷重を吸収することができ
るとともに、斜め上方向からの荷重も十分に吸収でき
る。また、接点部41と本体部42とが変形して接点部40が
水平方向に移動し、板状端子の接触面を擦って付着物を
除去するクリーニング作用を有する。また、板状端子の
接触面が斜面、或いは曲面であっても接点部40を確実に
接触させることができる。さらに、接点部41が厚さを持
っているため、接点部11と板状端子との接触が線状又は
面状となり、接触面積即ち通電面積が大きくなり、大電
流を流すことができる。さらに、2個の小型接触端子
4,4をハウジングCに並べて配置する際に、両小型接
触端子4,4の間の距離を小さくすることができる(例
えば、0.5 〜0.7mm)。
と、接点部41と本体部42とがそれぞれ変形して荷重を吸
収するから、全体としては大荷重を吸収することができ
るとともに、斜め上方向からの荷重も十分に吸収でき
る。また、接点部41と本体部42とが変形して接点部40が
水平方向に移動し、板状端子の接触面を擦って付着物を
除去するクリーニング作用を有する。また、板状端子の
接触面が斜面、或いは曲面であっても接点部40を確実に
接触させることができる。さらに、接点部41が厚さを持
っているため、接点部11と板状端子との接触が線状又は
面状となり、接触面積即ち通電面積が大きくなり、大電
流を流すことができる。さらに、2個の小型接触端子
4,4をハウジングCに並べて配置する際に、両小型接
触端子4,4の間の距離を小さくすることができる(例
えば、0.5 〜0.7mm)。
【0015】図5において、ハウジングCに、小型接触
端子4の平面形に略合致する矩形の貫通孔C0が穿設さ
れており、貫通孔C0の長手方向の長さは、両係合部4
4,44の端部間の距離よりも小さく、両係合部44,44が
係合できる長さに形成されている。小型接触端子4を上
記貫通孔C0の下方側から挿入し、両係合部44,44を貫
通孔C0の下端周縁部C1に係合させ、支持ブラケット
43の一方端の垂直壁を貫通孔C0の内壁に当接させる。
ハウジングC内の基板の接点と、係合部44または下方突
起部45が接合される。
端子4の平面形に略合致する矩形の貫通孔C0が穿設さ
れており、貫通孔C0の長手方向の長さは、両係合部4
4,44の端部間の距離よりも小さく、両係合部44,44が
係合できる長さに形成されている。小型接触端子4を上
記貫通孔C0の下方側から挿入し、両係合部44,44を貫
通孔C0の下端周縁部C1に係合させ、支持ブラケット
43の一方端の垂直壁を貫通孔C0の内壁に当接させる。
ハウジングC内の基板の接点と、係合部44または下方突
起部45が接合される。
【0016】この構成によると、上方側からの荷重を受
けた時、接点部41と本体部42のみが変形するから、ハウ
ジングCの貫通孔C0の下端から下方には荷重が伝達さ
れることなく、ハウジングC内の基板等には荷重の影響
を及ばさないものである。
けた時、接点部41と本体部42のみが変形するから、ハウ
ジングCの貫通孔C0の下端から下方には荷重が伝達さ
れることなく、ハウジングC内の基板等には荷重の影響
を及ばさないものである。
【0017】図6及び図7を参照して、第3実施例を説
明すると、小型接触端子5は、2枚の端子板6,7から
成り、両端子板6,7は全く同形同寸に形成されてい
る。端子板6(7)は、一枚の導電性の薄板材をプレス
加工で打ち抜いて形成されており、上端に板状端子に接
触する略円弧状曲面の接点部60(70)を有する略フック
(鉤)状に形成された弾力性を有する本体部61(71)
と、本体部61(71)の下端に連続して形成され、本体部
61(71)のフック(鉤)の開口と反対側に略水平に延び
て水平な上面を有する係合部62(72)と、フック(鉤)
の開口側に略水平に延びて係合部62(72)より幅の広い
支持部63(73)とを備えている。小型接触端子5は、両
端子板6,7を、それぞれの本体部61,71のフック
(鉤)の開口側を対向させ、支持部63と73を重合させて
溶接或いは接着剤等によって接着することにより形成さ
れている。なお、接着剤は導電性のあるものを用いると
良い。
明すると、小型接触端子5は、2枚の端子板6,7から
成り、両端子板6,7は全く同形同寸に形成されてい
る。端子板6(7)は、一枚の導電性の薄板材をプレス
加工で打ち抜いて形成されており、上端に板状端子に接
触する略円弧状曲面の接点部60(70)を有する略フック
(鉤)状に形成された弾力性を有する本体部61(71)
と、本体部61(71)の下端に連続して形成され、本体部
61(71)のフック(鉤)の開口と反対側に略水平に延び
て水平な上面を有する係合部62(72)と、フック(鉤)
の開口側に略水平に延びて係合部62(72)より幅の広い
支持部63(73)とを備えている。小型接触端子5は、両
端子板6,7を、それぞれの本体部61,71のフック
(鉤)の開口側を対向させ、支持部63と73を重合させて
溶接或いは接着剤等によって接着することにより形成さ
れている。なお、接着剤は導電性のあるものを用いると
良い。
【0018】この構成により、2個の接点部60、70が上
方に互いに離れて設けられることになり、接触面積即ち
通電面積を大きくすることができ、電流容量を大きくし
て接触抵抗を低減させる。また、本体部61,71のフック
(鉤)の開口側を対向させていることにより、接点部60
側から、或いは接点部70側からの斜め上方からの荷重、
即ち何れの方向からの斜め上方からの荷重を吸収するこ
とができる。また、板状端子の接触面が斜面、或いは曲
面であっても接点部60,70を確実に接触させることがで
きる。また、接点部60、70がそれぞれ厚さを持っている
ため、接点部60、70と板状端子との接触が線状又は面状
となり、接触面積即ち通電面積が大きくなり、大電流を
流すことができる。さらに、2個の小型接触端子5,5
をハウジングCに並べて配置する際に、両小型接触端子
5,5の間の距離を小さくすることができる(例えば、
0.5 〜0.7mm)。
方に互いに離れて設けられることになり、接触面積即ち
通電面積を大きくすることができ、電流容量を大きくし
て接触抵抗を低減させる。また、本体部61,71のフック
(鉤)の開口側を対向させていることにより、接点部60
側から、或いは接点部70側からの斜め上方からの荷重、
即ち何れの方向からの斜め上方からの荷重を吸収するこ
とができる。また、板状端子の接触面が斜面、或いは曲
面であっても接点部60,70を確実に接触させることがで
きる。また、接点部60、70がそれぞれ厚さを持っている
ため、接点部60、70と板状端子との接触が線状又は面状
となり、接触面積即ち通電面積が大きくなり、大電流を
流すことができる。さらに、2個の小型接触端子5,5
をハウジングCに並べて配置する際に、両小型接触端子
5,5の間の距離を小さくすることができる(例えば、
0.5 〜0.7mm)。
【0019】図8において、ハウジングCに、小型接触
端子5の平面形に略合致する矩形の貫通孔C0が穿設さ
れており、貫通孔C0の長手方向の長さは、両係合部6
2,72の端部間の距離よりも小さく、両係合部62,72が
係合できる長さに形成されている。小型接触端子5を上
記貫通孔C0の下方側から挿入し、両係合部62,72を貫
通孔C0の下端周縁部C1に係合させる。ハウジングC
内の基板の接点と、係合部62または支持部63,73が接合
される。
端子5の平面形に略合致する矩形の貫通孔C0が穿設さ
れており、貫通孔C0の長手方向の長さは、両係合部6
2,72の端部間の距離よりも小さく、両係合部62,72が
係合できる長さに形成されている。小型接触端子5を上
記貫通孔C0の下方側から挿入し、両係合部62,72を貫
通孔C0の下端周縁部C1に係合させる。ハウジングC
内の基板の接点と、係合部62または支持部63,73が接合
される。
【0020】この構成によると、上方側からの荷重を受
けた時、変形するのは本体部61及び/または71のみであ
り、ハウジングCの貫通孔C0の下端から下方には荷重
が伝達されることなく、ハウジングC内の基板等には荷
重の影響を及ばさないものである。また、本体部61(7
1)が変形することにより、接点部60(70)が移動し、
接触している板状端子の接触面を擦ることで、板状端子
の接触面をクリーニングすることができる。
けた時、変形するのは本体部61及び/または71のみであ
り、ハウジングCの貫通孔C0の下端から下方には荷重
が伝達されることなく、ハウジングC内の基板等には荷
重の影響を及ばさないものである。また、本体部61(7
1)が変形することにより、接点部60(70)が移動し、
接触している板状端子の接触面を擦ることで、板状端子
の接触面をクリーニングすることができる。
【0021】なお、上記第1実施例乃至第3実施例にお
いて、本発明の小型接触端子が接触する相手を、板状の
接触面を有する板状端子として説明しているが、これに
限定されるものではなく、棒状、球状等の形態を備えた
端子でも良いことは勿論である。
いて、本発明の小型接触端子が接触する相手を、板状の
接触面を有する板状端子として説明しているが、これに
限定されるものではなく、棒状、球状等の形態を備えた
端子でも良いことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から次に述べる効果を奏する。上端に接点部を有し、上
下に延びる本体部と、本体部の適宜位置で左右対称に延
びる少なくとも一対の弾性支持部材と、弾性支持部材の
自由端側に設けられた接続部を兼ねる係合部とを備える
ことにより、垂直方向の荷重に対する変形可能量が大き
いため、大荷重を吸収することができる。本体部の略中
間位置と下端との2か所に、それぞれ左右に延びる一対
の弾性支持部材を設けたことにより、より確実に支持す
ることができる。弾性支持部材は、上方に湾曲して略逆
U字形に形成されたことにより、変形可能量を大きする
ことができるため、大荷重を吸収することができる。ハ
ウジング、またはハウジング及び基板に小型接触端子が
嵌装される貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部
材の係合部を貫通孔下部に突設した支持ブラケット上に
載置して固定することにより、取付が容易になるととも
に、上方からの荷重に対する支持強度が増大し、より大
荷重を吸収することができる。上端に曲面の接点部を有
し、曲線状に形成された弾力性を有する本体部と、本体
部の下端に設けられた支持部材と、支持部材から左右に
延びる係合部とを備えたことにより、上方から荷重を受
けると本体部が変形して荷重を吸収するから、全体とし
ては大荷重を吸収することができるとともに、斜め上方
向からの荷重も十分に吸収できる。また、本体部とが変
形して接点部が水平方向に移動し、相手側端子の接触面
を擦って付着物を除去するクリーニング作用を有する。
接点部を閉曲線で形成したことにより、弾力性が増して
荷重吸収能力が大きくなる。上端に曲面の接点部を有
し、上端とともにフック(鉤)状に形成された本体部
と、本体部の下端に設けられた係合部とを有する端子板
を構成し、フックの開口側を対向させて2枚の端子板を
重合させて接合したことにより、2個の接点部が上方に
互いに離れて設けられることになって、接触面積即ち通
電面積を大きくすることができ、電流容量を大きくして
接触抵抗を低減させるとともに、本体部のフック(鉤)
の開口側を対向させていることにより、何れの方向から
の斜め上方からの荷重を吸収することができる。また、
相手側端子の接触面が斜面、或いは曲面であっても接点
部を確実に接触させることができる。さらに、接点部が
それぞれ厚さを持っているため、接点部と相手側端子と
の接触が線状又は面状となり、接触面積即ち通電面積が
大きくなり、大電流を流すことができる。ハウジング、
またはハウジング及び基板に小型接触端子が嵌装される
貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部材の係合部
を貫通孔の下端開口周縁に係合させて固定することこと
により、上方側からの荷重を受けた時、本体部が変形す
るから、ハウジングの貫通孔の下端から下方には荷重が
伝達されることなく、ハウジング内の基板等には荷重の
影響を及ばさないものである。薄板をプレス加工で打ち
抜いて形成したことにより、2個の小型接触端子を並べ
て配置する際に、両小型接触端子の間の距離を小さくす
ることができる。
から次に述べる効果を奏する。上端に接点部を有し、上
下に延びる本体部と、本体部の適宜位置で左右対称に延
びる少なくとも一対の弾性支持部材と、弾性支持部材の
自由端側に設けられた接続部を兼ねる係合部とを備える
ことにより、垂直方向の荷重に対する変形可能量が大き
いため、大荷重を吸収することができる。本体部の略中
間位置と下端との2か所に、それぞれ左右に延びる一対
の弾性支持部材を設けたことにより、より確実に支持す
ることができる。弾性支持部材は、上方に湾曲して略逆
U字形に形成されたことにより、変形可能量を大きする
ことができるため、大荷重を吸収することができる。ハ
ウジング、またはハウジング及び基板に小型接触端子が
嵌装される貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部
材の係合部を貫通孔下部に突設した支持ブラケット上に
載置して固定することにより、取付が容易になるととも
に、上方からの荷重に対する支持強度が増大し、より大
荷重を吸収することができる。上端に曲面の接点部を有
し、曲線状に形成された弾力性を有する本体部と、本体
部の下端に設けられた支持部材と、支持部材から左右に
延びる係合部とを備えたことにより、上方から荷重を受
けると本体部が変形して荷重を吸収するから、全体とし
ては大荷重を吸収することができるとともに、斜め上方
向からの荷重も十分に吸収できる。また、本体部とが変
形して接点部が水平方向に移動し、相手側端子の接触面
を擦って付着物を除去するクリーニング作用を有する。
接点部を閉曲線で形成したことにより、弾力性が増して
荷重吸収能力が大きくなる。上端に曲面の接点部を有
し、上端とともにフック(鉤)状に形成された本体部
と、本体部の下端に設けられた係合部とを有する端子板
を構成し、フックの開口側を対向させて2枚の端子板を
重合させて接合したことにより、2個の接点部が上方に
互いに離れて設けられることになって、接触面積即ち通
電面積を大きくすることができ、電流容量を大きくして
接触抵抗を低減させるとともに、本体部のフック(鉤)
の開口側を対向させていることにより、何れの方向から
の斜め上方からの荷重を吸収することができる。また、
相手側端子の接触面が斜面、或いは曲面であっても接点
部を確実に接触させることができる。さらに、接点部が
それぞれ厚さを持っているため、接点部と相手側端子と
の接触が線状又は面状となり、接触面積即ち通電面積が
大きくなり、大電流を流すことができる。ハウジング、
またはハウジング及び基板に小型接触端子が嵌装される
貫通孔を穿設し、小型接触端子の弾性支持部材の係合部
を貫通孔の下端開口周縁に係合させて固定することこと
により、上方側からの荷重を受けた時、本体部が変形す
るから、ハウジングの貫通孔の下端から下方には荷重が
伝達されることなく、ハウジング内の基板等には荷重の
影響を及ばさないものである。薄板をプレス加工で打ち
抜いて形成したことにより、2個の小型接触端子を並べ
て配置する際に、両小型接触端子の間の距離を小さくす
ることができる。
【図1】 本発明の第1実施例である小型接触端子の側
面図である。
面図である。
【図2】 本発明の第1実施例である小型接触端子の平
面図である。
面図である。
【図3】 上記第1実施例の小型接触端子の装着状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例である小型接触端子の側
面図である。
面図である。
【図5】 上記第2実施例の小型接触端子の装着状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】 本発明の第3実施例である小型接触端子の側
面図である。
面図である。
【図7】 本発明の第3実施例である小型接触端子の平
面図である。
面図である。
【図8】 上記第3実施例の小型接触端子の装着状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
1,4,5 小型接触端子、2 中間アーム、3 下方
アーム 10 センターロッド(本体部)、11,40,60,70 接点
部
アーム 10 センターロッド(本体部)、11,40,60,70 接点
部
Claims (9)
- 【請求項1】 上端に接点部を有し、上下に延びる本体
部と、本体部の適宜位置で左右対称に延びる少なくとも
一対の弾性支持部材と、弾性支持部材の自由端側に設け
られた接続部を兼ねる係合部とを備えたことを特徴とす
る小型接触端子。 - 【請求項2】 本体部の略中間位置と下端との2か所
に、それぞれ左右に延びる一対の弾性支持部材を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載された小型接触端子。 - 【請求項3】 弾性支持部材は、上方に湾曲して略逆U
字形に形成されたことを特徴とする請求項1または2に
記載された小型接触端子。 - 【請求項4】 ハウジング、またはハウジング及び基板
に小型接触端子が嵌装される貫通孔を穿設し、小型接触
端子の弾性支持部材の係合部を貫通孔下部に突設した支
持ブラケット上に載置して固定することを特徴とする請
求項1、2または3に記載された小型接触端子。 - 【請求項5】 上端に曲面の接点部を有し、曲線状に形
成された弾力性を有する本体部と、本体部の下端に設け
られた支持部材と、支持部材から左右に延びる係合部と
を備えたことを特徴とする小型接触端子。 - 【請求項6】 接点部を閉曲線で形成したことを特徴と
する請求項5に記載された小型接触端子。 - 【請求項7】 上端に曲面の接点部を有し、上端ととも
にフック(鉤)状に形成された本体部と、本体部の下端
に設けられた係合部とを有する端子板を構成し、フック
の開口側を対向させて2枚の端子板を重合させて接合し
たことを特徴とする小型接触端子。 - 【請求項8】 ハウジング、またはハウジング及び基板
に小型接触端子が嵌装される貫通孔を穿設し、小型接触
端子の弾性支持部材の係合部を貫通孔の下端開口周縁に
係合させて固定することを特徴とする請求項5、6また
は7に記載された小型接触端子。 - 【請求項9】 薄板をプレス加工で打ち抜いて形成した
ことを特徴とする請求項1、2、3、5、6、7の何れ
かに記載された小型接触端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207296A JPH09274956A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 小型接触端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207296A JPH09274956A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 小型接触端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09274956A true JPH09274956A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14317573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10207296A Pending JPH09274956A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 小型接触端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09274956A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11297429A (ja) * | 1998-04-06 | 1999-10-29 | Nippon Soken Inc | 回路基板へのコネクタ接続構造 |
JP4883215B1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-02-22 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
WO2012060119A1 (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-10 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
WO2012124169A1 (ja) * | 2011-03-14 | 2012-09-20 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
WO2012124170A1 (ja) * | 2011-03-14 | 2012-09-20 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
CN103579809A (zh) * | 2012-08-06 | 2014-02-12 | 欧姆龙株式会社 | 连接端子及使用该连接端子的连接器 |
US8784145B2 (en) | 2011-03-14 | 2014-07-22 | Omron Corporation | Terminal and connector using the same |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP10207296A patent/JPH09274956A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11297429A (ja) * | 1998-04-06 | 1999-10-29 | Nippon Soken Inc | 回路基板へのコネクタ接続構造 |
JP4883215B1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-02-22 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
WO2012056746A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
WO2012060119A1 (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-10 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
CN102792526A (zh) * | 2011-03-14 | 2012-11-21 | 欧姆龙株式会社 | 端子及使用该端子的连接器 |
WO2012124170A1 (ja) * | 2011-03-14 | 2012-09-20 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
JP2012190766A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Omron Corp | 端子およびこれを用いたコネクタ |
JP2012190765A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Omron Corp | 端子およびこれを用いたコネクタ |
WO2012124169A1 (ja) * | 2011-03-14 | 2012-09-20 | オムロン株式会社 | 端子およびこれを用いたコネクタ |
CN103384944A (zh) * | 2011-03-14 | 2013-11-06 | 欧姆龙株式会社 | 端子及使用其的连接器 |
KR101397772B1 (ko) * | 2011-03-14 | 2014-05-20 | 오므론 가부시키가이샤 | 단자 및 이것을 이용한 커넥터 |
US8784145B2 (en) | 2011-03-14 | 2014-07-22 | Omron Corporation | Terminal and connector using the same |
TWI453996B (zh) * | 2011-03-14 | 2014-09-21 | Omron Tateisi Electronics Co | 端子及使用此端子的連接器 |
TWI455412B (zh) * | 2011-03-14 | 2014-10-01 | Omron Tateisi Electronics Co | 端子及使用此端子之連接器 |
KR101479439B1 (ko) * | 2011-03-14 | 2015-01-05 | 오므론 가부시키가이샤 | 단자 및 이것을 이용한 커넥터 |
CN103579809A (zh) * | 2012-08-06 | 2014-02-12 | 欧姆龙株式会社 | 连接端子及使用该连接端子的连接器 |
CN103579809B (zh) * | 2012-08-06 | 2016-06-15 | 欧姆龙株式会社 | 连接端子及使用该连接端子的连接器 |
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