JPH09274826A - 車両用多機能スイッチ装置 - Google Patents
車両用多機能スイッチ装置Info
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- JPH09274826A JPH09274826A JP8080103A JP8010396A JPH09274826A JP H09274826 A JPH09274826 A JP H09274826A JP 8080103 A JP8080103 A JP 8080103A JP 8010396 A JP8010396 A JP 8010396A JP H09274826 A JPH09274826 A JP H09274826A
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- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両に搭載した電装機器の選択と駆動とを、
運転に支障を及ぼすことなく簡単かつ正確に行い、車両
運転時の安全性の向上を図る。 【解決手段】 本発明の車両用多機能スイッチ装置1
は、車両に搭載した電装機器に対応したモード選択スイ
ッチ11a〜11dを備えたモード選択部11と、選択
された電装機器が複数の場合にいずれか一方を指定する
指定スイッチ13a,13bを備えた指定部13と、選
択された電装機器の駆動方向を設定する8方向切換部1
2と、モード選択部11と指定部12、及び8方向切換
部12の操作により電装機器を駆動しかつ表示する制御
部3とより構成されており、電装機器の選択と駆動を簡
単かつ正確に行うことができる。
運転に支障を及ぼすことなく簡単かつ正確に行い、車両
運転時の安全性の向上を図る。 【解決手段】 本発明の車両用多機能スイッチ装置1
は、車両に搭載した電装機器に対応したモード選択スイ
ッチ11a〜11dを備えたモード選択部11と、選択
された電装機器が複数の場合にいずれか一方を指定する
指定スイッチ13a,13bを備えた指定部13と、選
択された電装機器の駆動方向を設定する8方向切換部1
2と、モード選択部11と指定部12、及び8方向切換
部12の操作により電装機器を駆動しかつ表示する制御
部3とより構成されており、電装機器の選択と駆動を簡
単かつ正確に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
る電動ミラーやシート等の各種電装機器を操作するため
の車両用多機能スイッチ装置に関し、特に各種電装機器
を1個のスイッチ装置で簡便かつ確実に、更に運転に支
障を及ぼすことなく操作するように構成した車両用多機
能スイッチ装置に関する。
る電動ミラーやシート等の各種電装機器を操作するため
の車両用多機能スイッチ装置に関し、特に各種電装機器
を1個のスイッチ装置で簡便かつ確実に、更に運転に支
障を及ぼすことなく操作するように構成した車両用多機
能スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動車には、電動ミラーやステア
リングのチルトテレスコ等、各種電装機器を搭載すると
ともに、これらの電装機器を操作するための車両用スイ
ッチ装置を搭載したものがある。前記車両用スイッチ装
置の構成や作用は多岐にわたるが、以下に従来のスイッ
チ装置の一例として特開平1−269106号公報によ
り開示された「車両用マルチスイッチ装置」の概要を説
明する。
リングのチルトテレスコ等、各種電装機器を搭載すると
ともに、これらの電装機器を操作するための車両用スイ
ッチ装置を搭載したものがある。前記車両用スイッチ装
置の構成や作用は多岐にわたるが、以下に従来のスイッ
チ装置の一例として特開平1−269106号公報によ
り開示された「車両用マルチスイッチ装置」の概要を説
明する。
【0003】すなわち、図7に示すように車両用マルチ
スイッチは、ケース71の表面に押しボタンスイッチノ
ブ72〜77や4方向スイッチノブ80が設けられてい
る。4方向スイッチノブ80には、各々操作方向を表示
するレンズ81が設けられ、その内部には発光ダイオー
ド82a,82b,82c,82dが配設されている。
前記押しボタンスイッチノブ72〜77は、パワーウイ
ンド、パワーシート機能およびミラー制御機能を含むス
イッチ機能選択スイッチと、更にスイッチ機能選択スイ
ッチにより選択されたスイッチ機能について、その制御
位置を選択する位置選択スイッチとに分けられる。そし
て、運転者が車両用マルチスイッチによりパワーウイン
ド等の電装機器を制御する際は、別途に設けられたディ
スプレイ装置を目視しながらスイッチ操作を行うように
構成されている。
スイッチは、ケース71の表面に押しボタンスイッチノ
ブ72〜77や4方向スイッチノブ80が設けられてい
る。4方向スイッチノブ80には、各々操作方向を表示
するレンズ81が設けられ、その内部には発光ダイオー
ド82a,82b,82c,82dが配設されている。
前記押しボタンスイッチノブ72〜77は、パワーウイ
ンド、パワーシート機能およびミラー制御機能を含むス
イッチ機能選択スイッチと、更にスイッチ機能選択スイ
ッチにより選択されたスイッチ機能について、その制御
位置を選択する位置選択スイッチとに分けられる。そし
て、運転者が車両用マルチスイッチによりパワーウイン
ド等の電装機器を制御する際は、別途に設けられたディ
スプレイ装置を目視しながらスイッチ操作を行うように
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記車両用マルチスイ
ッチ装置にあっては、運転者はハンドル操作を行いなが
らスイッチ操作を行い、ディスプレイ装置を見てメニュ
ーを確認してからスイッチ操作を繰り返す必要がある。
しかも、メニューは多段階になっているので、メニュー
の目視、スイッチ操作によるメニュー画面の切り換えと
いった動作を多段階で繰り返さねばならない。このた
め、運転者はハンドル操作とスイッチ操作とに注意力が
分散されることになり、運転時の瞬時に判断に遅れを来
たし安全性の面で問題がある。また、4方向スイッチ
は、対称構造であるためモニターを見ながらでないと操
作方向を誤る可能性が高く、間違った場合は復帰動作に
続いて所望の動作に移行しなければならず非常に不便で
あるという問題がある。更に、ディスプレイ装置が必要
であるうえに、スイッチ装置との配線も必要であるた
め、部品点数や作業工数が増加してコストアップの一因
になるという問題がある。
ッチ装置にあっては、運転者はハンドル操作を行いなが
らスイッチ操作を行い、ディスプレイ装置を見てメニュ
ーを確認してからスイッチ操作を繰り返す必要がある。
しかも、メニューは多段階になっているので、メニュー
の目視、スイッチ操作によるメニュー画面の切り換えと
いった動作を多段階で繰り返さねばならない。このた
め、運転者はハンドル操作とスイッチ操作とに注意力が
分散されることになり、運転時の瞬時に判断に遅れを来
たし安全性の面で問題がある。また、4方向スイッチ
は、対称構造であるためモニターを見ながらでないと操
作方向を誤る可能性が高く、間違った場合は復帰動作に
続いて所望の動作に移行しなければならず非常に不便で
あるという問題がある。更に、ディスプレイ装置が必要
であるうえに、スイッチ装置との配線も必要であるた
め、部品点数や作業工数が増加してコストアップの一因
になるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、車両に搭載した各種電装
機器を車両運転に支障を及ぼすことなく、簡単かつ正確
に操作できるうえに、コスト低減化を可能にする車両用
多機能スイッチ装置を提供することにある。
機器を車両運転に支障を及ぼすことなく、簡単かつ正確
に操作できるうえに、コスト低減化を可能にする車両用
多機能スイッチ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記1)〜
3)に記載する車両用多機能スイッチ装置により解決す
ることができる。 1)本発明の請求項1記載の車両用多機能スイッチ装置
であって、車両に搭載した電装機器を単操作により選択
するモード選択部と、同一作用を有する電装機器が複数
の場合にいずれか一方を単操作により指定する指定部
と、選択された電装機器の駆動方向を単操作により設定
する8方向切換部と、前記モード選択スイッチ、指定部
および8方向切換部の操作により前記電装機器を駆動す
るとともに、前記モード選択スイッチ、指定部および8
方向切換部のうち操作された部分を表示する制御部とを
備えたことを特徴とする車両用多機能スイッチ装置。
3)に記載する車両用多機能スイッチ装置により解決す
ることができる。 1)本発明の請求項1記載の車両用多機能スイッチ装置
であって、車両に搭載した電装機器を単操作により選択
するモード選択部と、同一作用を有する電装機器が複数
の場合にいずれか一方を単操作により指定する指定部
と、選択された電装機器の駆動方向を単操作により設定
する8方向切換部と、前記モード選択スイッチ、指定部
および8方向切換部の操作により前記電装機器を駆動す
るとともに、前記モード選択スイッチ、指定部および8
方向切換部のうち操作された部分を表示する制御部とを
備えたことを特徴とする車両用多機能スイッチ装置。
【0007】2)本発明の請求項2記載の車両用多機能
スイッチ装置であって、前記モード選択スイッチ、指定
部および8方向切換部のうち操作された部分の表示が、
前記モード選択部を構成するモード選択スイッチ毎に、
かつ指定部を構成する指定スイッチ毎に、かつ8方向切
換部を構成する方向スイッチ毎に設けた発光素子の点灯
によるものであることを特徴とする請求項1記載の車両
用多機能スイッチ装置。
スイッチ装置であって、前記モード選択スイッチ、指定
部および8方向切換部のうち操作された部分の表示が、
前記モード選択部を構成するモード選択スイッチ毎に、
かつ指定部を構成する指定スイッチ毎に、かつ8方向切
換部を構成する方向スイッチ毎に設けた発光素子の点灯
によるものであることを特徴とする請求項1記載の車両
用多機能スイッチ装置。
【0008】3)本発明の請求項3記載の車両用多機能
スイッチ装置であって、前記モード選択スイッチの単操
作により前記同一作用を有する複数の電装機器を同時に
表示し、そのいずれか一方を前記指定スイッチの単操作
により指定することを特徴とする請求項1記載の車両用
多機能スイッチ装置。
スイッチ装置であって、前記モード選択スイッチの単操
作により前記同一作用を有する複数の電装機器を同時に
表示し、そのいずれか一方を前記指定スイッチの単操作
により指定することを特徴とする請求項1記載の車両用
多機能スイッチ装置。
【0009】上記構成の車両用多機能スイッチ装置によ
れば、電動ミラーや位置調整可能なシート、更にステア
リングのチルトテレスコ等の電装機器に対応してモード
選択スイッチが設けられている。したがって、例えば、
電動ミラーの位置調整を行いたい場合、電動ミラーに対
応したモード選択スイッチを押動、すなわち単に押すと
いう簡単な操作で電動ミラーを選択することができる。
そして、制御部の作用により発光素子が駆動され、電動
ミラーに対応したモード選択スイッチを表示するので、
運転者は簡単に確認することができる。
れば、電動ミラーや位置調整可能なシート、更にステア
リングのチルトテレスコ等の電装機器に対応してモード
選択スイッチが設けられている。したがって、例えば、
電動ミラーの位置調整を行いたい場合、電動ミラーに対
応したモード選択スイッチを押動、すなわち単に押すと
いう簡単な操作で電動ミラーを選択することができる。
そして、制御部の作用により発光素子が駆動され、電動
ミラーに対応したモード選択スイッチを表示するので、
運転者は簡単に確認することができる。
【0010】また、同一作用を有する複数の電装機器と
してサイドミラーがあるが、モード選択スイッチを押動
すると左右のサイドミラーが表示され、指定スイッチに
よりいずれか一方を指定することができる。したがっ
て、複数の操作対象があってもモード選択スイッチと指
定スイッチ操作との2回の操作で駆動したい電装機器を
特定することができる。しかも、前記操作はいずれも押
動と光学的表示により確認されるので、ディスプレイ装
置が不要になり、安全運転の向上と低コスト化を図るこ
とができる。
してサイドミラーがあるが、モード選択スイッチを押動
すると左右のサイドミラーが表示され、指定スイッチに
よりいずれか一方を指定することができる。したがっ
て、複数の操作対象があってもモード選択スイッチと指
定スイッチ操作との2回の操作で駆動したい電装機器を
特定することができる。しかも、前記操作はいずれも押
動と光学的表示により確認されるので、ディスプレイ装
置が不要になり、安全運転の向上と低コスト化を図るこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した車両用多
機能スイッチ装置の実施の形態例を図1〜図6に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明を適用した車両用多機
能スイッチ装置のパネル構成と回路構成とを示す説明
図、図2は図1におけるスイッチ装置の作用を示すパネ
ル平面図、図3は図1におけるスイッチ装置のケースを
示す斜視図、図4は図1におけるスイッチ装置の実装構
成を示す斜視図、図5は図4におけるスイッチ装置の内
部構成を示す分解斜視図、図6はスイッチ装置の作用を
示すフローチャート図である。
機能スイッチ装置の実施の形態例を図1〜図6に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明を適用した車両用多機
能スイッチ装置のパネル構成と回路構成とを示す説明
図、図2は図1におけるスイッチ装置の作用を示すパネ
ル平面図、図3は図1におけるスイッチ装置のケースを
示す斜視図、図4は図1におけるスイッチ装置の実装構
成を示す斜視図、図5は図4におけるスイッチ装置の内
部構成を示す分解斜視図、図6はスイッチ装置の作用を
示すフローチャート図である。
【0012】図1に示すように本実施の形態におけるス
イッチ装置1は、運転者によるスイッチ操作によって左
右のサイドミラーの角度調整や、シートの高低調整等を
簡便に行うためのものである。このスイッチ装置1の構
成を大別すると、各種スイッチおよび表示部を設けた操
作部2と制御部3、更に選択された電装機器を駆動する
駆動部4とに分けられる。
イッチ装置1は、運転者によるスイッチ操作によって左
右のサイドミラーの角度調整や、シートの高低調整等を
簡便に行うためのものである。このスイッチ装置1の構
成を大別すると、各種スイッチおよび表示部を設けた操
作部2と制御部3、更に選択された電装機器を駆動する
駆動部4とに分けられる。
【0013】図3に示すように、前記操作部2は、上ケ
ース5のパネル面に表示機能を有する各種スイッチを押
動操作可能に設けるとともに、動作状態を表示する各種
表示灯を目視可能に設けたものである。以下、各種スイ
ッチの機能について説明すると、操作部2の右方にはモ
ード選択部11が設けられている。モード選択部11
は、4個のモード選択スイッチ11a〜11dを縦方向
に配設したものであり、図3に示すケース5に形成した
開口部21a〜21dから図4に示すキートップ31a
〜31dを押動操作可能に露呈させたものである。
ース5のパネル面に表示機能を有する各種スイッチを押
動操作可能に設けるとともに、動作状態を表示する各種
表示灯を目視可能に設けたものである。以下、各種スイ
ッチの機能について説明すると、操作部2の右方にはモ
ード選択部11が設けられている。モード選択部11
は、4個のモード選択スイッチ11a〜11dを縦方向
に配設したものであり、図3に示すケース5に形成した
開口部21a〜21dから図4に示すキートップ31a
〜31dを押動操作可能に露呈させたものである。
【0014】各モード選択スイッチ11a〜11dは、
押動操作されたことを目視により確認するための表示機
能を有している。モード選択スイッチ11aは、図示を
省略したサイドミラーの格納を制御するものである。モ
ード選択スイッチ11bは、サイドミラーの上下左右の
位置調整を行うものである。モード選択スイッチ11c
はシートの位置調整を行うためのものであり、モード選
択スイッチ11dはハンドルの角度調整(チルトテレス
コ)を行うためのものである。なお、各モード選択スイ
ッチ11a〜11dの具体的構成については、後に図3
〜図5を参照して詳細に説明する。
押動操作されたことを目視により確認するための表示機
能を有している。モード選択スイッチ11aは、図示を
省略したサイドミラーの格納を制御するものである。モ
ード選択スイッチ11bは、サイドミラーの上下左右の
位置調整を行うものである。モード選択スイッチ11c
はシートの位置調整を行うためのものであり、モード選
択スイッチ11dはハンドルの角度調整(チルトテレス
コ)を行うためのものである。なお、各モード選択スイ
ッチ11a〜11dの具体的構成については、後に図3
〜図5を参照して詳細に説明する。
【0015】前記操作部2の下方には、8方向へ切り換
え可能な切換部12が設けられている。この切換部12
は、例えば、シートやサイドミラーについて位置調整を
行うものであり、表示機能を有する8個の方向スイッチ
12a〜12hにより構成されている。各方向スイッチ
12a〜12hは、図3に示すケース5に形成された開
口部22a〜22hからキートップ32a〜32hを押
動操作可能に露呈させたものである。なお、開口部22
a〜22hは、板状の仕切り部材6によってキートップ
32a〜32hをガタ付きなくガイドできる形状になっ
ている。
え可能な切換部12が設けられている。この切換部12
は、例えば、シートやサイドミラーについて位置調整を
行うものであり、表示機能を有する8個の方向スイッチ
12a〜12hにより構成されている。各方向スイッチ
12a〜12hは、図3に示すケース5に形成された開
口部22a〜22hからキートップ32a〜32hを押
動操作可能に露呈させたものである。なお、開口部22
a〜22hは、板状の仕切り部材6によってキートップ
32a〜32hをガタ付きなくガイドできる形状になっ
ている。
【0016】前記操作部2の上方には、例えば、左右の
サイドミラーのいずれか一方を指定する指定部13が設
けられている。この指定部13は、2個の指定スイッチ
13a,13bにより構成され、図3に示すケース5に
形成した開口部23a,23bからキートップ33a,
33bを露呈させたものである。なお、開口部23a,
23bは、板状の仕切り部材7によりキートップ33
a,33bをガタ付きなくガイドできる形状になってい
る。
サイドミラーのいずれか一方を指定する指定部13が設
けられている。この指定部13は、2個の指定スイッチ
13a,13bにより構成され、図3に示すケース5に
形成した開口部23a,23bからキートップ33a,
33bを露呈させたものである。なお、開口部23a,
23bは、板状の仕切り部材7によりキートップ33
a,33bをガタ付きなくガイドできる形状になってい
る。
【0017】ところで、前記モード選択スイッチ11a
〜11d等は、図4に示すようにプリント配線基板9に
実装されているのであるが、以下に各部材の実装形態を
説明する。プリント配線基板9には、図5に示すように
スイッチや表示用の発光素子を取り付けるための部品取
付孔41が形成され、一端にコネクタ42が取付られて
いる。
〜11d等は、図4に示すようにプリント配線基板9に
実装されているのであるが、以下に各部材の実装形態を
説明する。プリント配線基板9には、図5に示すように
スイッチや表示用の発光素子を取り付けるための部品取
付孔41が形成され、一端にコネクタ42が取付られて
いる。
【0018】一方、ラバーコンタクト45には、前記モ
ード選択スイッチ11a〜11dとなるスイッチ本体5
1a〜51dや方向スイッチ12a〜12hとなるスイ
ッチ本体52a〜52h、更に前記指定スイッチ13
a,13bとなるスイッチ本体53a,53bが設けら
れている。前記スイッチ本体51a〜51dは、押動に
より、例えば、オン状態に作用し、押動解除により元の
形状、すなわち図5に示す形状に自動復帰してオフ状態
になるように構成されている。
ード選択スイッチ11a〜11dとなるスイッチ本体5
1a〜51dや方向スイッチ12a〜12hとなるスイ
ッチ本体52a〜52h、更に前記指定スイッチ13
a,13bとなるスイッチ本体53a,53bが設けら
れている。前記スイッチ本体51a〜51dは、押動に
より、例えば、オン状態に作用し、押動解除により元の
形状、すなわち図5に示す形状に自動復帰してオフ状態
になるように構成されている。
【0019】前記ラバーコンタクト45は、プリント配
線基板9に重ね合わされるのであるが、スイッチ本体5
1a〜51dの近傍には発光素子54の端子を挿通させ
るための挿通孔55が形成されている。そして、各発光
素子54の端子は、挿通孔55を挿通した後に部品取付
孔41に挿通され、部品取付孔41に連接した回路パタ
ーン(図示省略)に半田付けされる。この回路パターン
は、コネクタ42の端子42a、更に図示を省略した制
御部3を構成する各部材に接続される。
線基板9に重ね合わされるのであるが、スイッチ本体5
1a〜51dの近傍には発光素子54の端子を挿通させ
るための挿通孔55が形成されている。そして、各発光
素子54の端子は、挿通孔55を挿通した後に部品取付
孔41に挿通され、部品取付孔41に連接した回路パタ
ーン(図示省略)に半田付けされる。この回路パターン
は、コネクタ42の端子42a、更に図示を省略した制
御部3を構成する各部材に接続される。
【0020】そして、図4に示すようにラバーコンタク
ト45とプリント配線9とを重合わせ、更にスイッチ本
体51a〜51dにキートップ31a〜31dを実装し
た形態では、発光素子54が各キートップ31a〜31
dの下側に配設される。この結果、各キートップ31a
〜31dを押動した場合、押動されたキートップ31a
〜31dに対応したスイッチ本体51a〜51dがオン
状態に切り換わるとともに、このスイッチ本体に対応し
た発光素子54が点灯して、キートップ31a〜31d
に形成された図形、例えば、ミラーを想起させる図形や
矢印を明示するようになっている。
ト45とプリント配線9とを重合わせ、更にスイッチ本
体51a〜51dにキートップ31a〜31dを実装し
た形態では、発光素子54が各キートップ31a〜31
dの下側に配設される。この結果、各キートップ31a
〜31dを押動した場合、押動されたキートップ31a
〜31dに対応したスイッチ本体51a〜51dがオン
状態に切り換わるとともに、このスイッチ本体に対応し
た発光素子54が点灯して、キートップ31a〜31d
に形成された図形、例えば、ミラーを想起させる図形や
矢印を明示するようになっている。
【0021】このように、ラバーコンタクト45とプリ
ント配線基板9とを重合わせ、所定の配線等を行った状
態、すなわち図4に示す状態で図3に示すケース5を被
せると、各キートップ31a〜31dが各開口部21a
〜21dから押動可能に露呈する。そして、図5に示す
板状の下ケース56でケース5の下側を覆い、スイッチ
装置1の組付けが完了する。
ント配線基板9とを重合わせ、所定の配線等を行った状
態、すなわち図4に示す状態で図3に示すケース5を被
せると、各キートップ31a〜31dが各開口部21a
〜21dから押動可能に露呈する。そして、図5に示す
板状の下ケース56でケース5の下側を覆い、スイッチ
装置1の組付けが完了する。
【0022】なお、下ケース56には、前記コネクタ4
2を挿通させる開口部57が形成されているので、コネ
クタ42にワイヤーハーネス等を着脱自在に接続するこ
とができる。また、操作部2には、例えば、左右を示す
文字L、Rを表示する表示部58a,58bやフロント
およびリヤを表示する表示部59a,59bが形成され
ている。これらの表示部については、図4では図示を省
略しているが図5に示した対応する位置に発光素子54
が配設され、例えば、左方のサイドミラーについて操作
する場合は、Lを表示する表示部58aが点灯するよう
に構成されている。
2を挿通させる開口部57が形成されているので、コネ
クタ42にワイヤーハーネス等を着脱自在に接続するこ
とができる。また、操作部2には、例えば、左右を示す
文字L、Rを表示する表示部58a,58bやフロント
およびリヤを表示する表示部59a,59bが形成され
ている。これらの表示部については、図4では図示を省
略しているが図5に示した対応する位置に発光素子54
が配設され、例えば、左方のサイドミラーについて操作
する場合は、Lを表示する表示部58aが点灯するよう
に構成されている。
【0023】次に、図1に示す制御部3の構成を説明す
る。制御部3は、CPU等を備えた制御回路61と、各
スイッチ押動に対応して所定の動作を行うための制御ソ
フトを格納した記憶回路62、更に後述するモータを駆
動するためのモータ駆動部4を備えている。制御回路6
1には、スイッチ本体51a〜51dが接続されるので
あるが、図1では図示および説明の便宜のためモード選
択スイッチ11a〜11dで示し、8方向切換部12や
各キートップ、更に表示部58a等に対応して配設した
発光素子54についてはブロックダイヤグラムを援用し
た。
る。制御部3は、CPU等を備えた制御回路61と、各
スイッチ押動に対応して所定の動作を行うための制御ソ
フトを格納した記憶回路62、更に後述するモータを駆
動するためのモータ駆動部4を備えている。制御回路6
1には、スイッチ本体51a〜51dが接続されるので
あるが、図1では図示および説明の便宜のためモード選
択スイッチ11a〜11dで示し、8方向切換部12や
各キートップ、更に表示部58a等に対応して配設した
発光素子54についてはブロックダイヤグラムを援用し
た。
【0024】次に、スイッチ装置1の作用について図1
および図6に基づいて詳細に説明する。先ず、サイドミ
ラーの位置調整を行う際の作用を説明する。この場合、
図6のステップS1に示すように、モード選択部11の
うちのモード選択スイッチ11bを押動する。この押動
が本発明でいう単操作に相当するものであり、モード選
択スイッチ11bを構成する各部材について説明すれ
ば、図4に示すキートップ31bが押動されて図5に示
すスイッチ本体51bが押動されることになる。
および図6に基づいて詳細に説明する。先ず、サイドミ
ラーの位置調整を行う際の作用を説明する。この場合、
図6のステップS1に示すように、モード選択部11の
うちのモード選択スイッチ11bを押動する。この押動
が本発明でいう単操作に相当するものであり、モード選
択スイッチ11bを構成する各部材について説明すれ
ば、図4に示すキートップ31bが押動されて図5に示
すスイッチ本体51bが押動されることになる。
【0025】そして、スイッチ本体51bのオン動作に
対応して、制御回路61に制御信号V1が供給される。
制御回路61は、制御信号V1に対応したソフトを記憶
回路62から読出し、モード選択スイッチ11bに対応
して配設された発光素子54を点灯させる。すなわち、
図6に示すステップS2で示したミラーインジケータの
点灯が行われ、図1に斜線で示すようにモード選択スイ
ッチ11bが点灯表示されることになる。
対応して、制御回路61に制御信号V1が供給される。
制御回路61は、制御信号V1に対応したソフトを記憶
回路62から読出し、モード選択スイッチ11bに対応
して配設された発光素子54を点灯させる。すなわち、
図6に示すステップS2で示したミラーインジケータの
点灯が行われ、図1に斜線で示すようにモード選択スイ
ッチ11bが点灯表示されることになる。
【0026】次に、図1に白抜きのL・Rで図示したよ
うに左右のサイドミラーを表示する表示部58a,58
bが点灯し(ステップS3)、更に8方向切換部12の
うちの上下左右の方向を示す方向スイッチ12a,12
c,12e,12gが点灯する(ステップS4)。前記
表示部58a,58bの点灯により、運転者が、例え
ば、左方のサイドミラーについて位置調整を行いたいの
であれば、指定部13のうちの指定スイッチ13aを押
動する。これに対し、右方のサイドミラーについて位置
調整を行いたいのであれば、指定スイッチ13bを押動
する(ステップS5)。
うに左右のサイドミラーを表示する表示部58a,58
bが点灯し(ステップS3)、更に8方向切換部12の
うちの上下左右の方向を示す方向スイッチ12a,12
c,12e,12gが点灯する(ステップS4)。前記
表示部58a,58bの点灯により、運転者が、例え
ば、左方のサイドミラーについて位置調整を行いたいの
であれば、指定部13のうちの指定スイッチ13aを押
動する。これに対し、右方のサイドミラーについて位置
調整を行いたいのであれば、指定スイッチ13bを押動
する(ステップS5)。
【0027】次に、サイドミラーを上方に位置調整した
いのであれば方向スイッチ12aを押動し、右方に位置
調整するのであれば方向スイッチ12cを、また下方に
位置調整するのであれば方向スイッチ12eを、更に左
方に位置調整する場合は方向スイッチ12gを押動す
る。すなわち、運転者によってステップS6に示す選択
と押動動作が行われる。前記ステップS5,S6の操作
は、いずれもスイッチを押動するだけであり、単操作で
よいことになる。
いのであれば方向スイッチ12aを押動し、右方に位置
調整するのであれば方向スイッチ12cを、また下方に
位置調整するのであれば方向スイッチ12eを、更に左
方に位置調整する場合は方向スイッチ12gを押動す
る。すなわち、運転者によってステップS6に示す選択
と押動動作が行われる。前記ステップS5,S6の操作
は、いずれもスイッチを押動するだけであり、単操作で
よいことになる。
【0028】前記ステップS5の動作に対応して、制御
回路61に制御信号V11が供給され、前記ステップS
6の動作に対応して制御回路61に制御信号V12が供
給される。制御回路61は制御信号V11,V12に対
応して記憶回路62から制御ソフトを読出し、モータ駆
動回路4にモータ駆動信号Vcを供給する。この結果、
サイドミラーに配設されているモータが駆動され、ステ
ップS5,S6で指定した位置調整が行われる(ステッ
プS7)。なお、ステップS5で指定スイッチ13a,
13bのいずれも押動されなかった場合、更にステップ
S6で点灯表示された方向スイッチ12a等が押動され
なかった場合は、元の状態に自動復帰して次の動作に備
える。
回路61に制御信号V11が供給され、前記ステップS
6の動作に対応して制御回路61に制御信号V12が供
給される。制御回路61は制御信号V11,V12に対
応して記憶回路62から制御ソフトを読出し、モータ駆
動回路4にモータ駆動信号Vcを供給する。この結果、
サイドミラーに配設されているモータが駆動され、ステ
ップS5,S6で指定した位置調整が行われる(ステッ
プS7)。なお、ステップS5で指定スイッチ13a,
13bのいずれも押動されなかった場合、更にステップ
S6で点灯表示された方向スイッチ12a等が押動され
なかった場合は、元の状態に自動復帰して次の動作に備
える。
【0029】次に、シートの位置調整作用を説明する。
この場合、ステップS11に示すようにモード選択スイ
ッチ11cを押動し、制御回路61に制御信号V2を供
給する。この結果、制御回路61は記憶回路62から制
御ソフトを読出し、モード選択スイッチ11cに配設さ
れた発光素子54を駆動して、図2に斜線で示すように
点灯表示する(ステップS12)。
この場合、ステップS11に示すようにモード選択スイ
ッチ11cを押動し、制御回路61に制御信号V2を供
給する。この結果、制御回路61は記憶回路62から制
御ソフトを読出し、モード選択スイッチ11cに配設さ
れた発光素子54を駆動して、図2に斜線で示すように
点灯表示する(ステップS12)。
【0030】次に、表示部59a,59bに対応して配
設された発光素子54が駆動され、図2に白抜きで示す
ように表示部59a、59bが点灯表示される(ステッ
プS13)。更に、8方向切換部12を構成する方向ス
イッチ12a〜12hのすべてが、図2に黒抜きで示し
たように点灯する(ステップS14)。
設された発光素子54が駆動され、図2に白抜きで示す
ように表示部59a、59bが点灯表示される(ステッ
プS13)。更に、8方向切換部12を構成する方向ス
イッチ12a〜12hのすべてが、図2に黒抜きで示し
たように点灯する(ステップS14)。
【0031】前記表示部59a,59bの点灯により、
運転者が例えばフロントシートついて位置調整を行いた
いのであれば、指定部13のうちの指定スイッチ13a
を押動する。これに対して、リアシートについて位置調
整を行いたいのであれば、指定スイッチ13bを押動す
る(ステップS15)。次に、シートを位置調整したい
方向に合わせて、方向スイッチ12a〜12hのいずれ
かを押動する。この操作はステップS16に相当するも
のであるが、本実施の形態では上下左右及び斜め上方、
斜め下方の8方向に位置調整できるように構成されてい
る。
運転者が例えばフロントシートついて位置調整を行いた
いのであれば、指定部13のうちの指定スイッチ13a
を押動する。これに対して、リアシートについて位置調
整を行いたいのであれば、指定スイッチ13bを押動す
る(ステップS15)。次に、シートを位置調整したい
方向に合わせて、方向スイッチ12a〜12hのいずれ
かを押動する。この操作はステップS16に相当するも
のであるが、本実施の形態では上下左右及び斜め上方、
斜め下方の8方向に位置調整できるように構成されてい
る。
【0032】前記ステップS15の動作に対応して、制
御回路61に制御信号V11が供給され、前記ステップ
S16の動作に対応して制御回路61に制御信号V12
が供給される。制御回路61は制御信号V11,V12
に対応して記憶回路62から制御ソフトを読出し、モー
タ駆動回路4にモータ駆動信号Vcを供給する。この結
果、フロントシートまたはリアシートに配設されている
モータが駆動され、ステップS15,S16で指定した
位置調整が行われる(ステップS17)。なお、ステッ
プS15で指定スイッチ13a,13bのいずれも押動
されなかった場合は、元の状態に自動復帰して次の動作
に備える。
御回路61に制御信号V11が供給され、前記ステップ
S16の動作に対応して制御回路61に制御信号V12
が供給される。制御回路61は制御信号V11,V12
に対応して記憶回路62から制御ソフトを読出し、モー
タ駆動回路4にモータ駆動信号Vcを供給する。この結
果、フロントシートまたはリアシートに配設されている
モータが駆動され、ステップS15,S16で指定した
位置調整が行われる(ステップS17)。なお、ステッ
プS15で指定スイッチ13a,13bのいずれも押動
されなかった場合は、元の状態に自動復帰して次の動作
に備える。
【0033】一方、ステップS16で方向スイッチ12
a〜12hのいずれもが押動されなかった場合は、すな
わち制御信号V12が制御回路61に供給されなかった
場合は、ステップS18に示すようにリクライニングの
調整に移行する。リクライニングの調整は、指定スイッ
チ13a,13bを援用してもよく、他に専用スイッチ
を設けてもよい。そして、ステップS18でリクライニ
ング調整用スイッチが指定された場合は、モータ駆動部
4に駆動信号Vcが供給されて所望の角度調整が行われ
るが、リクライニング調整が指定されなかった場合は元
の状態に復帰する。
a〜12hのいずれもが押動されなかった場合は、すな
わち制御信号V12が制御回路61に供給されなかった
場合は、ステップS18に示すようにリクライニングの
調整に移行する。リクライニングの調整は、指定スイッ
チ13a,13bを援用してもよく、他に専用スイッチ
を設けてもよい。そして、ステップS18でリクライニ
ング調整用スイッチが指定された場合は、モータ駆動部
4に駆動信号Vcが供給されて所望の角度調整が行われ
るが、リクライニング調整が指定されなかった場合は元
の状態に復帰する。
【0034】次に、チルトテレスコ動作について説明す
る。この場合、ステップS21に示すようにモード選択
スイッチ11dを押動し、制御回路61に制御信号V3
を供給する。制御回路61は記憶回路62から制御ソフ
トを読出し、モード選択スイッチ11dに配設された発
光素子54を駆動して、モード選択スイッチ11dを点
灯表示する(ステップS22)。次に、ステップS23
に示すように、8方向切換部12を構成する方向スイッ
チ12a〜12hのうち、上下左右を示す方向スイッチ
12a,12c,12e,12gに配設された発光素子
54が点灯する。
る。この場合、ステップS21に示すようにモード選択
スイッチ11dを押動し、制御回路61に制御信号V3
を供給する。制御回路61は記憶回路62から制御ソフ
トを読出し、モード選択スイッチ11dに配設された発
光素子54を駆動して、モード選択スイッチ11dを点
灯表示する(ステップS22)。次に、ステップS23
に示すように、8方向切換部12を構成する方向スイッ
チ12a〜12hのうち、上下左右を示す方向スイッチ
12a,12c,12e,12gに配設された発光素子
54が点灯する。
【0035】次に、運転者はステップS24に示すよう
に方向スイッチ12a〜12gのいずれかを押動するの
であるが、例えば、ハンドルを上方に角度調整したい場
合は方向スイッチ12aを押動し、下方に角度調整した
い場合は方向スイッチ12eを押動する。この結果、制
御回路61に制御信号V12が供給され、制御回路61
は前記同様に制御ソフトの読出しを行い、駆動信号Vc
をモータ駆動回路4に供給してステップS25に示すよ
うにモータを駆動してハンドルを所望角度に調整する。
なお、ステップS24において、方向スイッチ12a〜
12gのいずれもが押動されなかった場合は、元の状態
に復帰する。
に方向スイッチ12a〜12gのいずれかを押動するの
であるが、例えば、ハンドルを上方に角度調整したい場
合は方向スイッチ12aを押動し、下方に角度調整した
い場合は方向スイッチ12eを押動する。この結果、制
御回路61に制御信号V12が供給され、制御回路61
は前記同様に制御ソフトの読出しを行い、駆動信号Vc
をモータ駆動回路4に供給してステップS25に示すよ
うにモータを駆動してハンドルを所望角度に調整する。
なお、ステップS24において、方向スイッチ12a〜
12gのいずれもが押動されなかった場合は、元の状態
に復帰する。
【0036】次に、サイドミラーの格納について説明す
る。この場合は、ステップS31に示すようにモード選
択スイッチ11aを押動し、制御信号V4を制御回路6
1に供給する。制御回路61は記憶回路62から制御ソ
フトを読出し、ステップS32に示すようにモード選択
スイッチ11aに対応して配設された発光素子54を点
灯させる。また、制御回路61からモータ駆動回路4に
駆動信号Vcが供給され、ステップS33に示すように
モータが駆動されて、ミラーを格納あるいは再生が行わ
れる。
る。この場合は、ステップS31に示すようにモード選
択スイッチ11aを押動し、制御信号V4を制御回路6
1に供給する。制御回路61は記憶回路62から制御ソ
フトを読出し、ステップS32に示すようにモード選択
スイッチ11aに対応して配設された発光素子54を点
灯させる。また、制御回路61からモータ駆動回路4に
駆動信号Vcが供給され、ステップS33に示すように
モータが駆動されて、ミラーを格納あるいは再生が行わ
れる。
【0037】このように、本実施の形態に示した車両用
多機能スイッチ装置は、モード選択スイッチを単に押す
だけの操作で駆動したい電装機器を選択し、光学的に表
示して確認することができる。しかも、サイドミラーの
如く同一作用を有する電装機器が複数設けられている場
合は、前記モード選択スイッチの単操作に続いて指定ス
イッチを押動するという簡単な操作で、いずれか一方の
電装機器を指定することができ、この場合も光学的に表
示される。
多機能スイッチ装置は、モード選択スイッチを単に押す
だけの操作で駆動したい電装機器を選択し、光学的に表
示して確認することができる。しかも、サイドミラーの
如く同一作用を有する電装機器が複数設けられている場
合は、前記モード選択スイッチの単操作に続いて指定ス
イッチを押動するという簡単な操作で、いずれか一方の
電装機器を指定することができ、この場合も光学的に表
示される。
【0038】また、サイドミラーやシートの位置調整に
ついては、方向スイッチを押すという簡単な操作で方向
調整を行うことができる。したがって、運転者はディス
プレイ装置を見ることなく、スイッチの押動と光学的表
示による確認という簡単な操作で電装機器を所望の動作
に設定することができ、運転時の注意力の分散を避けて
安全運転を行うことができる。更に、スイッチ装置や制
御ソフトの構成は簡単であり、ディスプレイ装置の不要
なことと相まって低コスト生産が可能になる。
ついては、方向スイッチを押すという簡単な操作で方向
調整を行うことができる。したがって、運転者はディス
プレイ装置を見ることなく、スイッチの押動と光学的表
示による確認という簡単な操作で電装機器を所望の動作
に設定することができ、運転時の注意力の分散を避けて
安全運転を行うことができる。更に、スイッチ装置や制
御ソフトの構成は簡単であり、ディスプレイ装置の不要
なことと相まって低コスト生産が可能になる。
【0039】また、サイドミラーやシートの位置調整に
ついては、調整方向が矢印により目視可能に表示される
ので、運転者は簡単かつ確実に選択操作することがで
き、簡便な操作性の向上を図ることができる。なお、部
品点数を削減しコスト低減を図るために、指定スイッチ
13a,13bを一体化して、また12a〜12hを一
体化してホール素子に代えてもよい。また、発光素子5
4による表示は、色彩による識別を行い得るように構成
してもよい。
ついては、調整方向が矢印により目視可能に表示される
ので、運転者は簡単かつ確実に選択操作することがで
き、簡便な操作性の向上を図ることができる。なお、部
品点数を削減しコスト低減を図るために、指定スイッチ
13a,13bを一体化して、また12a〜12hを一
体化してホール素子に代えてもよい。また、発光素子5
4による表示は、色彩による識別を行い得るように構成
してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る請求項
1乃至3記載の車両用多機能スイッチ装置においては、
電動ミラーや位置調整可能なシートやステアリングのチ
ルトテレスコ等の電装機器に対応してモード選択部を設
け、かつ電動ミラーのように同一種で複数の電装機器が
搭載されている場合はいずれか一方を指定する指定部を
設け、更に電装機器の駆動方向等を設定する8方向切換
部を設け、モード選択部等を構成するスイッチが押動さ
れた場合は発光素子により表示するとともに、制御部に
よりモータを駆動して電装機器を所望の動作に駆動する
ものである。また、前記電装機器の選択と駆動は、ディ
スプレイ装置不要で行うことができ、しかも選択メニュ
ーを数回にわたって切り換える等の面倒な作業が不要に
なる。
1乃至3記載の車両用多機能スイッチ装置においては、
電動ミラーや位置調整可能なシートやステアリングのチ
ルトテレスコ等の電装機器に対応してモード選択部を設
け、かつ電動ミラーのように同一種で複数の電装機器が
搭載されている場合はいずれか一方を指定する指定部を
設け、更に電装機器の駆動方向等を設定する8方向切換
部を設け、モード選択部等を構成するスイッチが押動さ
れた場合は発光素子により表示するとともに、制御部に
よりモータを駆動して電装機器を所望の動作に駆動する
ものである。また、前記電装機器の選択と駆動は、ディ
スプレイ装置不要で行うことができ、しかも選択メニュ
ーを数回にわたって切り換える等の面倒な作業が不要に
なる。
【0041】したがって、運転者は、電装機器の駆動に
注意力を分散する必要がなく、使い勝手が良好であるう
えに車両の運転にあたって安全運転を行うことができ
る。更に、ディスプレイ装置が不要なこと、スイッチ装
置の構成が簡単なこと、配線作業等の作業工数を削減で
きること等が相まって製造コストの低減を図ることがで
きる。
注意力を分散する必要がなく、使い勝手が良好であるう
えに車両の運転にあたって安全運転を行うことができ
る。更に、ディスプレイ装置が不要なこと、スイッチ装
置の構成が簡単なこと、配線作業等の作業工数を削減で
きること等が相まって製造コストの低減を図ることがで
きる。
【図1】本発明を適用した車両用多機能スイッチ装置の
一実施の形態を示す説明図である。
一実施の形態を示す説明図である。
【図2】図1におけるモード選択時の作用例を示す操作
部の平面図である。
部の平面図である。
【図3】図1におけるスイッチ装置を覆うケースの斜視
図である。
図である。
【図4】図2におけるスイッチ装置を構成する部材の実
装形態を示す斜視図である。
装形態を示す斜視図である。
【図5】図4におけるスイッチ装置を構成を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図6】図1におけるスイッチ装置の作用を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】従来のスイッチ装置の一例を示す説明図であ
る。
る。
1 車両用多機能スイッチ装置 2 操作部 3 制御部 4 モータ駆動部 9 プリント配線基板 11 モード選択部 11a〜11d モード選択スイッチ 12 8方向切換部 12a〜12h 方向スイッチ 13 指定部 13a,13b 指定スイッチ 45 ラバーコンタクト 51a〜51d,52a〜52h,53a,53b
スイッチ本体 54 発光素子 58a,58b,59a,59b 表示部 61 制御部 V1〜V4,V11,V12 制御信号
スイッチ本体 54 発光素子 58a,58b,59a,59b 表示部 61 制御部 V1〜V4,V11,V12 制御信号
Claims (3)
- 【請求項1】 車両に搭載した電装機器を単操作により
選択するモード選択部と、同一作用を有する電装機器が
複数の場合にいずれか一方を単操作により指定する指定
部と、選択された電装機器の駆動方向を単操作により設
定する8方向切換部と、前記モード選択スイッチ、指定
部および8方向切換部の操作により前記電装機器を駆動
するとともに、前記モード選択スイッチ、指定部および
8方向切換部のうち操作された部分を表示する制御部と
を備えたことを特徴とする車両用多機能スイッチ装置。 - 【請求項2】 前記モード選択部、指定部および8方向
切換部のうち操作された部分の表示が、前記モード選択
部を構成するスイッチ毎に、かつ指定部を構成する指定
スイッチ毎に、かつ8方向切換部を構成する方向スイッ
チ毎に設けた発光素子の点灯によるものであることを特
徴とする請求項1記載の車両用多機能スイッチ装置。 - 【請求項3】 前記モード選択部の単操作により前記同
一作用を有する複数の電装機器を同時に表示し、そのい
ずれか一方を前記指定スイッチの単操作により指定する
ことを特徴とする請求項1記載の車両用多機能スイッチ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8080103A JPH09274826A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 車両用多機能スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8080103A JPH09274826A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 車両用多機能スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09274826A true JPH09274826A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13708857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8080103A Pending JPH09274826A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 車両用多機能スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09274826A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004235104A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Morio Taniguchi | 照光スイッチ |
JP2004259596A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Morio Taniguchi | 照光スイッチ |
JP2007084031A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-04-05 | Shimano Inc | 自転車用表示装置及び自転車用制御装置。 |
JP2010137602A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置 |
CN102279702A (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-14 | 株式会社电装 | 车辆操作输入设备 |
KR101524093B1 (ko) * | 2014-03-31 | 2015-06-01 | 현대다이모스(주) | 윈도우 및 시트 조작 장치 |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP8080103A patent/JPH09274826A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004235104A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Morio Taniguchi | 照光スイッチ |
JP2004259596A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Morio Taniguchi | 照光スイッチ |
JP2007084031A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-04-05 | Shimano Inc | 自転車用表示装置及び自転車用制御装置。 |
JP2010137602A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置 |
CN102279702A (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-14 | 株式会社电装 | 车辆操作输入设备 |
US20110307824A1 (en) * | 2010-06-11 | 2011-12-15 | Denso Corporation | Vehicular manipulation input apparatus |
JP2011255853A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Denso Corp | 車両用操作入力システム |
US8510674B2 (en) | 2010-06-11 | 2013-08-13 | Denso Corporation | Vehicular manipulation input apparatus |
KR101524093B1 (ko) * | 2014-03-31 | 2015-06-01 | 현대다이모스(주) | 윈도우 및 시트 조작 장치 |
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