JP2004259596A - 照光スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】点光源を備えた薄型の照光スイッチを提供すること。
【解決手段】各々、透明基板、該透明基板の表面に印刷法により形成された透明導電膜、そして該透明導電膜に電気的に接続され、前記基板表面の透明導電膜の外側に配設された金属膜端子からなる二枚の透明導電膜付基板を、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないようにスペーサを介して接合してなり、少なくとも一方の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている透明スイッチ、該透明スイッチの一方の表面側に設けられた点光源、そして前記透明スイッチの透明導電膜が互いに接触したことを前記金属膜端子を介して検出して、該点光源に電気的エネルギを供給する駆動回路からなる照光スイッチ。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光ダイオードなどの点光源を備えた照光スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話を含む家電製品や各種計測機器などの電気製品には、これらの電気製品を作動させるため、あるいはこれらの電気製品に必要な情報を入力するためのスイッチが備えられている。近年の電気製品の小型化にともない、このような小型の電気製品のスイッチは、より薄型であることが望まれている。また、スイッチを押したことを夜間あるいは薄暗い室内でも容易に確認できるように、スイッチに照明が付設される場合がある。一般に、照明が付設されたスイッチは、照光スイッチと呼ばれている。
【0003】
特許文献1には、透明スイッチの一方の表面側に発光ダイオードが設置された構成の照光スイッチについて記載されている。透明スイッチは、環状の金属膜が付設された固定基板と、エンボス加工により環状の突起が形成され、この突起の頂部に環状の金属膜が付設された可動基板とが、環状金属膜側を内側にしてスペーサを介して接合された構成を有している。固定基板の環状金属膜の内側には、発光ダイオードの光を透明スイッチ側から取り出すために透孔が形成されている。各々の環状金属膜には、透明スイッチを外部回路に電気的に接続するための金属膜端子が付設されている。透明スイッチの可動基板の表面を押すと、可動基板の環状金属膜が、固定基板の環状金属膜に接触する。この環状金属膜同士が互いに接触したことを前記の金属膜端子を介して検出して、発光ダイオードを点灯させる。
【0004】
特許文献2には、透明導電膜を備えた二枚の基板が、透明導電膜側を内側にしてスペーサを介して接合された構成の透明タッチスイッチについて記載されている。この透明タッチスイッチが備える各々の透明導電膜は、スパッタ法により形成されている。この透明タッチスイッチにおいては、基板からの透明導電膜の剥離を防止するために、基板と透明導電膜との間にプライマ層が付設されている。そして、このような透明タッチスイッチを、人がその表面に触れた場合に接触位置を検出するための透明タッチパネルスイッチとして利用できると記載されている。
【0005】
特許文献3には、スパッタ法により形成された透明導電膜を備えた透明タッチパネルスイッチは、透明導電膜をスパッタ装置を用いたバッチ処理により形成する必要があること、さらに形成された透明導電膜のパターニングが必要となることなどから、生産効率が低く、そして製造コストが高いと記載されている。特許文献2においては、透明タッチパネルスイッチの生産効率を高め、そして製造コストを低くするために、透明導電膜を印刷法により形成することが提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−66998号公報
【特許文献2】
特開平7−235236号公報
【特許文献3】
特開平8−287775号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、従来より透明スイッチと発光ダイオードなどの点光源とを備えた各種の照光スイッチが知られているが、その構造上、照光スイッチの厚みを満足できる程度に薄くすることは難しい。
【0008】
すなわち、点光源を備えた公知の照光スイッチは、透明スイッチと点光源との間隔を広く(通常は、1〜2cm程度に)設定せざるを得ない。これは、透明スイッチと点光源との間隔が狭いと、点光源から発せられた光が、照光スイッチの表面(透明スイッチ側の面)において均一に広がらないため、この表面で観測される光の強度にムラが観測されるからである。点光源を備えた照光スイッチは、このような光の強度のムラの発生を抑えるために透明スイッチと点光源との間隔を広く設定する必要があるため、その厚みをさらに薄くすることが難しい。
【0009】
本発明者は、公知の照光スイッチ、あるいは公知の透明スイッチと点光源とを組み合わせて構成される照光スイッチにおいて、透明スイッチと点光源との間隔を狭く設定した場合でも照光スイッチの表面において観測される光の強度が均一となるように、点光源として指向性の低い光を発する発光ダイオードを用いることについて検討した。その結果、透明スイッチと発光ダイオードとの間隔をより狭く設定することはできたが、照光スイッチの厚みをある程度(6〜7mm程度)以下に薄くすることは難しかった。
【0010】
本発明の目的は、点光源を備えた薄型の照光スイッチを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記の公知の透明スイッチの少なくとも一方の透明導電膜を、透明導電性材料と透明微粒子とを含む塗布液の印刷により形成し、透明導電膜の内部に透明微粒子を分散配置させることによって、透明導電膜に、スイッチの接点としての機能と、点光源の発する光を散乱させて照光スイッチの表面で観測される光の強度を均一にする機能との両方の機能を付与できることを見出した。そしてこのような透明スイッチの一方の表面側に点光源を設置することにより、極めて厚みの薄い照光スイッチを作製することに成功した。
【0012】
本発明は、各々、透明基板、この透明基板の表面に印刷法により形成された透明導電膜、そしてこの透明導電膜に電気的に接続され、前記基板表面の透明導電膜の外側に配設された金属膜端子からなる二枚の透明導電膜付基板を、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないようにスペーサを介して接合してなり、少なくとも一方の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている透明スイッチ、この透明スイッチの一方の表面側に設けられた点光源、そして前記透明スイッチの透明導電膜が互いに接触したことを前記金属膜端子を介して検出して、該点光源に電気的エネルギを供給する駆動回路からなる照光スイッチにある。
【0013】
本発明の照光スイッチの好ましい態様は、下記の通りである。
(1)点光源が、発光ダイオードである。
(2)各々の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている。
(3)金属膜端子に、前記透明導電膜の縁部にて電気的に接続しながら透明導電膜の周縁に沿って延びる枠状金属膜が付設されている。
【0014】
本発明はまた、各々、透明基板、この透明基板の表面に印刷法により形成された透明導電膜、そしてこの透明導電膜に電気的に接続され、前記基板表面の透明導電膜の外側に配設された金属膜端子からなる二枚の透明導電膜付基板を、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないようにスペーサを介して接合してなり、少なくとも一方の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されていることを特徴とする透明スイッチにもある。
【0015】
本発明の透明スイッチの好ましい態様は、下記の通りである。
(1)各々の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている。
(2)金属膜端子に、前記透明導電膜の縁部にて電気的に接続しながら透明導電膜の周縁に沿って延びる枠状金属膜が付設されている。
【0016】
なお、本明細書において、「透明」とは、可視光の透過率が70%以上であることを意味する。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の照光スイッチを、添付の図面を用いて説明する。図1は、本発明に従う照光スイッチの一例の構成を示す斜視図であり、そして図2は、図1に記入した切断線I−I線に沿って切断した照光スイッチの断面図である。
【0018】
照光スイッチは、透明スイッチと、その一方の表面側に設けられたチップ状の発光ダイオード24、そして発光ダイオード24の駆動回路(図示は略する)から構成されている。
【0019】
透明スイッチは、透明導電膜を備えた二枚の透明導電膜付基板18a及び18bが、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないようにスペーサ19を介して接合された構成を有している。図2に示すように、透明導電膜15a及び15bの各々の内部には、透明微粒子26が膜平面に沿って分散配置されている。透明導電膜15a及び15bには、透明スイッチを外部回路に電気的に接続するための金属膜端子17a及び17bがそれぞれ付設されている。
【0020】
駆動回路は、透明スイッチの透明導電膜15a及び15bが互いに接触したことを前記の金属膜端子17a及び17bを介して検出して、発光ダイオード24に電気的エネルギを供給する。
【0021】
透明スイッチの各々の透明導電膜の内部に分散配置された透明微粒子26は、点光源である発光ダイオード24が発した光を散乱し、照光スイッチの表面(透明スイッチ側の面)にて観測される光の強度を均一にする。図2に記入した矢印20は、各々の発光ダイオード24が発した光の伝搬経路の一例を示している。透明微粒子26は、透明スイッチの少なくとも一方の透明導電膜の内部に分散配置されていればよいが、照光スイッチの表面で観測される光の強度をより均一にするためには、各々の透明導電膜の内部に分散配置されていることが好ましい。
【0022】
透明微粒子の材料の例としては、ガラスに代表される透明セラミック材料、および透明樹脂材料などが挙げられる。樹脂材料の例としては、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、およびエポキシ樹脂などが挙げられる。透明微粒子としては、中空の透明微粒子を用いることもできる。中空微粒子は、例えば、樹脂成型品を軽量化するための充填材として市販されている。樹脂成型品の軽量化に用いられる中空微粒子は、中空充填材と呼ばれており、ガラス、フェノール樹脂、あるいはエポキシ樹脂などから形成されている。
【0023】
透明導電膜は、市販されているペースト状の透明導電性材料(例、ITO:錫ドープ酸化インジウム)に前記の透明微粒子を添加混合して、これを印刷することにより形成することができる。印刷法の例としては、スクリーン印刷法、グラビア印刷法、および凹版印刷法などが挙げられる。透明導電膜を印刷により形成する方法については、前記の特許文献3に詳しく記載されている。印刷法によって透明導電膜を形成することにより、透明スイッチを高効率且つ低コストで製造することができ、そして透明導電膜の内部に透明微粒子を簡単に分散配置させることが可能となる。
【0024】
透明微粒子の平均粒子径に特に制限はないが、通常は、平均粒子径が100μm以下、好ましくは60μm以下の透明微粒子を用いる。なお、平均粒子径とは、個数平均径を意味する。また、例えば、透明導電膜をスクリーン印刷法により形成する場合には、スクリーンが目詰まりしない程度の小さな平均粒子径を有する透明微粒子を用いることが好ましい。このように、透明微粒子の平均粒子径は、透明導電膜の印刷方法によっても適宜調節することが好ましい。
【0025】
透明導電膜に添加する透明微粒子の量に特に制限はないが、添加量が少なすぎると点光源の発した光が散乱されにくくなり、逆に添加量が多すぎると透明導電膜の導電性が低下する。本発明の照光スイッチはその構成が簡単であるため、透明微粒子の添加量は、実際に照光スイッチを作製し、その表面で観測される光の強度のムラを確認しながら容易に決定することができる。
【0026】
次に、透明スイッチの製造方法について簡単に説明する。図3は、図1の照光スイッチが備える透明スイッチの分解斜視図である。先ず、透明基板14bの表面に、金属膜端子17bと枠状金属膜16bとを同時に形成する。枠状金属膜16bは、透明スイッチの動作を安定させるために付設される。枠状金属膜については、後に詳しく説明する。
【0027】
透明基板14bの材料の例としては、ガラスに代表される透明セラミック材料、および透明樹脂材料が挙げられる。透明基板14bとしては、透明樹脂フイルムを用いること好ましい。透明樹脂フイルムの代表例としては、ポリエステルフイルム(特に、ポリエチレンテレフタレートフイルム)が挙げられる。
【0028】
金属膜端子17b及び枠状金属膜16bの材料の例としては、銀および銅が挙げられる。金属膜端子17b及び枠状金属膜16bは、透明スイッチの生産効率を高め、その製造コストを抑えるために、導電性ペーストを印刷することにより形成することが好ましい。導電性ペーストの例としては、銀ペースト、および銅ペーストが挙げられる。形成後の膜の導電率が高いことから、銀ペーストを用いることが好ましい。
【0029】
金属膜端子17b及び枠状金属膜16bの表面には、透明スイッチの耐久性を高くするために保護膜(図2:27b)を付設することが好ましい。保護膜は、カーボンペーストなどを印刷することにより形成することができる。例えば、枠状金属膜が銀から形成されている場合、保護膜を付設することにより、温泉地などでスイッチが使用された場合の銀の硫化が防止され、スイッチの耐久性を高めることができる。なお、透明スイッチに長期の耐久性が必要とされない場合には、保護膜を付設する必要はない。
【0030】
枠状金属膜16bの内側に、前記の透明微粒子を含むペースト状の透明導電性材料を印刷して透明導電膜15bを形成することにより、透明導電膜付基板18bを作製することができる。透明導電膜付基板18aは、透明導電膜付基板18bと同様にして作製することができる。
【0031】
各々の枠状金属膜は、前記のカーボンペーストから形成された保護膜を介して透明導電膜と電気的に接続されている。また、カーボン保護膜の露出部分(透明導電膜が付設されていない表面)に、印刷法によりレジスト膜を付設することにより、保護膜を付設する場合と同様にスイッチの耐久性を高めることができる。
【0032】
作製した透明導電膜付基板18aと、透明導電膜付基板18bとを、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないようにスペーサ19を介して接合することにより、透明スイッチを作製することができる。スペーサとしては、例えば、前記の透明導電膜と対応する位置に孔が形成され、両面に粘着剤が塗布された樹脂フイルム(例、ポリエステルフイルム)が用いられる。
【0033】
透明スイッチが、その表面に軽く触れた場合に誤作動しないように、透明導電膜15a及び15bの一方もしくは両方の表面に、点状のスペーサを付設することができる。点状のスペーサは、絶縁性の樹脂材料を含むインキを印刷することにより形成することができる。樹脂材料の代表例としては、ポリエステル樹脂、およびエポキシ樹脂が挙げられる。点状のスペーサについては、前記の特許文献3に詳しく記載されている。
【0034】
次に、枠状金属膜の付設により、透明スイッチの動作が安定する理由について説明する。
【0035】
図4は、枠状金属膜を有しない透明スイッチの抵抗値について説明する図である。図4には、スイッチの抵抗値(スイッチの透明導電膜が互いに接触したときの金属膜端子間の抵抗値)の説明を容易とするため、透明スイッチの透明導電膜45a及び45b、そして金属膜端子48a及び48bのみを記載した。
【0036】
この透明スイッチの図4に記入したAの位置を押すと、位置Aにて、透明導電膜45a及び45bが互いに接触する。この場合に金属膜端子48a及び48bの間を流れる電流の経路の一例を、図4に破線の矢印42aで示す。同様に、透明スイッチのAの位置を押した場合に、金属膜端子間を流れる電流の経路の一例を、図4に破線の矢印42bで示す。
【0037】
図4に示すように、スイッチの位置Aを押したときの電流の経路42bは、位置Aを押したときの電流の経路42aよりも長くなる。すなわち、位置Aを押したときのスイッチの抵抗値は、位置Aを押したときの抵抗値よりも大きい。従って、スイッチを押す位置によって、スイッチの抵抗値に変動が生じる。
【0038】
透明スイッチの作動は、例えば、スイッチの一対の金属膜端子間に電圧を印加しておき、この電圧値が、透明導電膜が互いに接触した場合に低下することから検出する。すなわち、スイッチに印加した電圧がある一定値(以下、しきい値電圧という)以下となった場合に、スイッチが作動したと判断する。前記のようにスイッチを押す位置によってスイッチの抵抗値が変動すると、スイッチを押しても、金属膜端子間に印加した電圧がしきい値電圧まで低下しない場合があり、スイッチの動作が不安定となる。
【0039】
なお、前記の特許文献2及び特許文献3に記載のタッチパネル用のスイッチは、スイッチを押す位置による抵抗値の変動を積極的に利用して接触位置を検出する、すなわち、スイッチを押す位置により定まる抵抗値に対応する透明導電膜間を流れる電流の大きさから接触位置を検出するため、このような抵抗値の変動は問題とはならない。
【0040】
図5は、枠状金属膜を有する透明スイッチの抵抗値の安定性について説明する図である。図4の場合と同様に、図5には、透明スイッチの透明導電膜55a及び55b、枠状金属膜56a及び56b、そして金属膜端子58a及び58bのみを記載した。
【0041】
このような枠状金属膜が付設されたスイッチの位置Aを押した場合には、電流は、枠状金属膜の内縁全体から位置Aに向かって流れる。すなわち、電流は、透明導電膜の全体を流れる。同様に、スイッチの位置Aを押した場合にも、電流は、透明導電膜の全体を流れる。従って、このような枠状金属膜を有する透明スイッチの抵抗値は、スイッチを押す位置に殆ど影響されずに安定した値を示すと推測される。
【0042】
図6は、枠状金属膜の形状の例を示す平面図である。図5の透明スイッチの枠状金属膜56a及び56bは、各々透明導電膜の周縁に沿った四角い環状の形状とされている。スイッチの透明導電膜は、スイッチが付設される電気製品のデザインによって様々な形状とされる。枠状金属膜は、スイッチの透明導電膜の形状と対応させて、例えば、図6の(a)から(a)に示すような様々な形状とすることができる。
【0043】
枠状金属膜には、透明導電膜の周縁に沿った形状であれば、図6の(b)から(b)に示すように、環状でない形状のものも含まれる。枠状金属膜は、透明導電膜の周縁の1/3以上に沿って付設されていることが好ましく、1/2以上に沿って付設されていることがより好ましく、3/4以上に沿って付設されていることがさらに好ましく、周縁の全体に沿って付設されていること(環状の形状であること)が最も好ましい。また、枠状金属膜は、透明導電膜の周縁の内側近傍に沿って付設されていてもよい。すなわち、透明導電膜が、枠状金属膜の外側にまで広がって形成されていてもよい。
【0044】
また、透明スイッチの透明導電膜の抵抗値を低くして、透明導電膜における電力の損失を小さくすることが好ましい。このためには、透明導電膜の厚みを大きくして、その抵抗値を低くすればよい。ところが、厚い透明導電膜を一回の印刷で形成すると、ペースト状の透明導電性材料に含まれる溶媒の乾燥が不十分となる場合がある。溶媒の乾燥が不充分であると、透明導電膜の機械的な強度が低くなり、スイッチの耐久性が低下するなどの問題を生じる。このような問題を生じないように、透明導電膜は、ペースト状の透明導電性材料の印刷、そして溶媒の乾燥を繰り返すことにより多層膜として形成して、その厚みを大きくすることが好ましい。
【0045】
本発明の照光スイッチにおいては、透明スイッチの一方の表面側に点光源が設置される。点光源の例としては、発光ダイオード、および小型電球が挙げられる。なお、点光源には、スイッチの透明導電膜の面積よりも小さな面積の発光面を備えた平面状の光源が含まれる。平面状の光源の例としては、有機エレクトロルミネッセンス素子が挙げられる。点光源としては、入手が容易であり、そして寿命が長いことから、発光ダイオード(特にチップ状の発光ダイオード)を用いることが好ましい。
【0046】
図7は、図1の照光スイッチの光源部22の分解斜視図である。光源部22は、透明スイッチ側に付設されるスペーサ22a、およびチップ状の発光ダイオード24などを備えた基板22bから構成されている。基板22bの表面には、四個のチップ状発光ダイオード24、およびチップ状発光ダイオードに電気的エネルギを供給するための配線用金属膜25が付設されている。各々のチップ状発光ダイオード24は、導電性接着剤により配線用金属膜25の表面に固定されている。基板22bおよび配線用金属膜25の代わりに、公知のプリント配線板を用いることもできる。プリント配線板の例としては、硬質プリント配線板およびフレキシブルプリント配線板が挙げられる。プリント配線板を用いる場合、チップ状発光ダイオード(点光源)は、プリント配線の表面にはんだ付けにより固定することが好ましい。
【0047】
前記のように、透明スイッチの透明導電膜の内部に分散配置された透明微粒子により発光ダイオードの光を散乱させることができるため、従来よりも透明スイッチと発光ダイオードとの距離を狭く設定する(すなわちスペーサ22aの厚みを薄くする)ことができ、照光スイッチの厚みを薄くすることができる。図7に示すように、点光源として四個のチップ状発光ダイオード24を用いた場合、スペーサ22aの厚みは、1乃至2mm程度に設定することができる。
【0048】
スペーサ22aの材料に特に制限はなく、その例としては、金属材料、樹脂材料、およびセラミック材料を挙げることができる。スペーサとしては、ポリ塩化ビニルシート、およびポリカーボネートシートなどの樹脂シートを用いることが好ましい。
【0049】
基板22bの材料の例としては、ガラスに代表されるセラミック材料、および樹脂材料が挙げられる。基板22bとしては、樹脂フイルムを用いること好ましい。樹脂フイルムの代表例としては、ポリエステルフイルム(特に、ポリエチレンテレフタレートフイルム)が挙げられる。
【0050】
また、チップ状発光ダイオード24から発せられた光は、透明スイッチの表面に到達するまでに、スイッチの透明基板の表面などで反射され、その一部が光源部22の側に向かう。光源部22の基板22bの表面において、このような光を透明スイッチの側に反射させることにより、照光スイッチの表面で観測される光の強度を大きくすることができる。このためには、例えば、基板22bの配線用金属膜25及びチップ状発光ダイオード24が付設された部位以外の表面に、金属膜などの光反射性を示す膜を付設すればよい。基板22bが透明である場合には、金属膜などの光反射性を示す膜は、基板22bの裏面に付設してもよい。
【0051】
また、照光スイッチの表面のうち、透明導電膜と対応する部位の外側からは、チップ状発光ダイオードが発した光を取り出す必要はない。従って、照光スイッチの表面のうち、透明導電膜と対応する部位の外側には、不透明な印刷を施すことができる。また、照光スイッチの表面に、透明導電膜と対応する部位に孔が形成された不透明な樹脂シートを付設することもできる。また、照光スイッチを、その透明導電膜と対応する部位に孔が形成された電気製品の操作パネルの裏側に配置して使用することもできる。
【0052】
図8は、本発明の照光スイッチの動作の一例を説明するための電気回路図である。図8に示すように、照光スイッチは、透明スイッチ81、四個のチップ状発光ダイオード82、そして駆動回路83から構成されている。駆動回路83は、透明スイッチ81の金属膜端子間に電圧を印加する。駆動回路83は、透明スイッチ81が押されて、その透明導電膜が互いに接触したときに前記電圧値が低下することを検出して、スイッチが押されたことを判断する。そして駆動回路83は、スイッチが押された場合に、チップ状発光ダイオード82に電気的エネルギを供給する。この電気的エネルギの供給により発光ダイオードが点灯して、照光スイッチが押されたことを光により確認することができる。同時に、駆動回路83は、照光スイッチが付設された電気製品に、スイッチが押されたことを示す電気信号を伝達する。
【0053】
チップ状発光ダイオードの個数や接続方法に特に制限はない。例えば、図8のように四個のチップ状発光ダイオードを用いる場合、これらのチップ状発光ダイオードは、駆動回路に並列に接続されていてもよい。チップ状発光ダイオードを並列接続することにより、駆動回路によりチップ状発光ダイオードを低電圧で駆動することができる。また、駆動回路により、四個のチップ状発光ダイオードを、その各々に独立の電圧を印加して駆動することもできる。
【0054】
駆動回路83によって、チップ状発光ダイオード82を、スイッチの透明導電膜が互いに接触しているときのみ点灯(もしくは点滅)させてもよいし、透明導電膜が互いに接触してから所定時間点灯させてもよいし、あるいは透明導電膜が互いに接触してから、次に接触するまで点灯させてもよい。
【0055】
【実施例】
[比較例1]
透明基板として、厚さ100μmの透明ポリエステルフイルムを用意した。そして基板上に、銀ペーストをスクリーン印刷することにより金属膜端子を形成した。次いで、前記の金属膜と電気的に接続するようにして、ペースト状の透明導電性インキ(S−100、住友大阪セメント(株)製)をスクリーン印刷することにより、ITO(錫ドープ酸化インジウム)からなる厚さ10μmの透明導電膜を形成した。このようにして、透明導電膜付基板を二枚作製した。
【0056】
作製した二枚の透明導電膜付基板を、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないように、スペーサを介して貼り合わせて透明スイッチを作製した。スペーサとしては、透明導電膜と対応する位置に孔が形成され、両面に粘着剤が塗布された厚さ100μmのポリエステルフイルムを用いた。
【0057】
図7に示すように、厚さ100μmのポリエステル基板の表面に、銀ペーストをスクリーン印刷することにより配線用金属膜を形成した。そして配線用金属膜の表面に、導電性接着剤により四個のチップ状発光ダイオードを固定した。
【0058】
作製した透明スイッチと、チップ状発光ダイオードが固定された基板とを、チップ状発光ダイオードが透明スイッチ側となるようにしてスペーサを介して貼り合わせることにより、照光スイッチを作製した。スペーサとしては、透明スイッチの透明導電膜と対応する位置に孔が形成され、両面に粘着剤が塗布された厚さ1mmの発泡ポリ塩化ビニルシートを用いた。作製した照光スイッチが備える透明スイッチの透明導電膜と金属膜端子の構成は、図4と同じである。
【0059】
作製した照光スイッチを、そのチップ状発光ダイオードに電圧を印加することにより点灯させ、照光スイッチの表面(透明スイッチ側の面)から取り出される光を目視により観察した。その結果、照光スイッチの表面にて観測された光に、四個のチップ状発光ダイオードと対応する光の強弱が確認された。
【0060】
次に、図4に示すように、透明スイッチの金属膜端子48a及び48bに電気抵抗測定器41を接続し、透明スイッチの表面を、位置A、A、そしてAにて押し、それぞれの位置で透明導電膜45a及び45bが互いに接触した状態における金属膜端子間の抵抗値を測定した。位置Aと金属膜端子の縁部との距離dは10mmであり、同様にdは20mmであり、dは30mmである。測定された抵抗値は、位置A、A、そしてAにおいて、それぞれ5kΩ、8kΩ、そして13kΩであった。透明導電膜の幅Dは、10mmである。
【0061】
[実施例1]
比較例1で用いた透明導電性インキに対して、直径40μmの中空ガラスビーズを5質量%の割合で添加し、これを十分攪拌することにより透明導電膜形成用の塗布液を作製した。
【0062】
作製した塗布液を用いて厚さが約45μmの透明導電膜を形成すること、そして金属膜端子を形成するときに、透明導電膜の周縁にて電気的に接続するように枠状金属膜を同時に形成すること以外は比較例1と同様にして、照光スイッチを作製した。作製した照光スイッチが備える透明スイッチの透明導電膜、枠状金属膜、そして金属膜端子の構成は、図5の場合と同じである。
【0063】
作製した照光スイッチを、そのチップ状発光ダイオードに電圧を印加することにより点灯させ、照光スイッチの表面から取り出される光を目視により観察した。その結果、照光スイッチの表面にて観測される光は、面内で均一な強度を示すことを確認した。
【0064】
次に、図5に示すように、透明スイッチの表面を、位置A、A、そしてA(比較例1と同じ位置)にて押し、それぞれの位置で透明導電膜55a及び55bが互いに接触した状態における金属膜端子間の抵抗値を測定したところ、スイッチを押す位置によらずに抵抗値は約6kΩであった。
【0065】
【発明の効果】
本発明の照光スイッチは、透明スイッチとその一方の表面側に設置された点光源などから構成されている。そして透明スイッチが有する透明導電膜の内部には、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている。この透明微粒子により点光源から発せられた光が散乱され、透明スイッチと点光源との距離を狭く設定した場合でも照光スイッチの表面で観測される光の強度を均一とすることができるため、照光スイッチの厚みを薄くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照光スイッチの一例の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に記入した切断線I−I線に沿って切断した、照光スイッチの断面図である。
【図3】図1の照光スイッチが備える透明スイッチの分解斜視図である。
【図4】枠状金属膜を有しない透明スイッチの抵抗値について説明する図である。
【図5】枠状金属膜を有する透明スイッチの抵抗値を説明する図である。
【図6】枠状金属膜の形状の例を示す平面図である。
【図7】図1の照光スイッチの光源部の分解斜視図である。
【図8】本発明の照光スイッチの動作の一例を説明するための電気回路図である。
【符号の説明】
15a、15b 透明導電膜
16a、16b 枠状金属膜
17a、17b 金属膜端子
18a、18b 透明導電膜付基板
19 スペーサ
22 光源部
22a スペーサ
22b 基板
24 チップ状発光ダイオード
25 配線用金属膜
26 透明微粒子
27a、27b カーボン保護膜
41 電気抵抗測定器
42a 金属膜端子間を流れる電流の経路の一例を示す矢印
42b 金属膜端子間を流れる電流の経路の別の一例を示す矢印
45a、45b 透明導電膜
48a、48b 金属膜端子
49 指
55a、55b 透明導電膜
56a、56b 枠状金属膜
58a、58b 金属膜端子
81 透明スイッチ
82 チップ状発光ダイオード
83 駆動回路

Claims (7)

  1. 各々、透明基板、該透明基板の表面に印刷法により形成された透明導電膜、そして該透明導電膜に電気的に接続され、前記基板表面の透明導電膜の外側に配設された金属膜端子からなる二枚の透明導電膜付基板を、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないようにスペーサを介して接合してなり、少なくとも一方の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている透明スイッチ、該透明スイッチの一方の表面側に設けられた点光源、そして前記透明スイッチの透明導電膜が互いに接触したことを前記金属膜端子を介して検出して、該点光源に電気的エネルギを供給する駆動回路からなる照光スイッチ。
  2. 点光源が、発光ダイオードである請求項1に記載の照光スイッチ。
  3. 各々の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている請求項1に記載の照光スイッチ。
  4. 金属膜端子に、前記透明導電膜の縁部にて電気的に接続しながら該透明導電膜の周縁に沿って延びる枠状金属膜が付設されている請求項1に記載の照光スイッチ。
  5. 各々、透明基板、該透明基板の表面に印刷法により形成された透明導電膜、そして該透明導電膜に電気的に接続され、前記基板表面の透明導電膜の外側に配設された金属膜端子からなる二枚の透明導電膜付基板を、透明導電膜側を内側にして、透明導電膜が互いに接触しないようにスペーサを介して接合してなり、少なくとも一方の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されていることを特徴とする透明スイッチ。
  6. 各々の透明導電膜の内部に、透明微粒子が膜平面に沿って分散配置されている請求項5に記載の透明スイッチ。
  7. 金属膜端子に、前記透明導電膜の縁部にて電気的に接続しながら該透明導電膜の周縁に沿って延びる枠状金属膜が付設されている請求項5に記載の透明スイッチ。
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