JPH09274709A - 平面型磁気ヘッドの製造方法及び該方法によって得られる磁気ヘッド - Google Patents

平面型磁気ヘッドの製造方法及び該方法によって得られる磁気ヘッド

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JPH09274709A
JPH09274709A JP8314124A JP31412496A JPH09274709A JP H09274709 A JPH09274709 A JP H09274709A JP 8314124 A JP8314124 A JP 8314124A JP 31412496 A JP31412496 A JP 31412496A JP H09274709 A JPH09274709 A JP H09274709A
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magnetic
layer
magnetic head
insulating
insulating layer
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JP8314124A
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Pierre Dutertre
デュテールトル ピエール
Jean Pierre Lazzari
ラザリ ジャン−ピエール
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Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Silmag SA
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    • G11B5/3176Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps
    • G11B5/3179Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps the films being mainly disposed in parallel planes
    • G11B5/3183Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps the films being mainly disposed in parallel planes intersecting the gap plane, e.g. "horizontal head structure"

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドと記録媒体との間隙を増大させる
ことなく、摩耗防止の役割を果たすことができる平面型
磁気ヘッド及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 硬い保護層は磁極部を囲んでいる。非磁
性スペーサ及び磁極部はこの保護層と同一平面化されて
いる。この保護層は好ましくはダイアモンド類似カーボ
ンで形成される。この発明は、磁気記録に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型磁気ヘッド
の製造方法及びこの方法によって得られる磁気ヘッドに
関する。
【0002】本発明の磁気ヘッドは、テープ、ハードデ
ィスク又は他のあらゆる媒体上への磁気記録に用いられ
る。
【0003】
【従来の技術】添付の図1は、例えばヨーロッパ特許公
開公報第EP−A−0262028号に記載されている
公知の水平磁気ヘッドの断面を表わしている。
【0004】図示されている磁気ヘッドは、基板10
と、第1の磁性層12と、第1の磁性層12の2つの端
で支持されている2つの磁性脚柱(studs)又は磁
性スタンド14及び15と、絶縁層内に埋め込まれてお
り2つの脚柱14及び15を囲んでいる導体コイル16
と、コイルの中央部上に位置している凸部(relie
f)又は直立部(standup)又は絶縁領域20
と、絶縁凸部20の各側に設けられた第2の磁性層21
と、非磁性スペーサ22によって分離されている2つの
磁極部23及び24と、保護絶縁層32とを備えてい
る。
【0005】この対応の磁気ヘッドは、通常は、以下の
ようにして製造される。 ・基板上に第1の磁性層をデポジットし、 ・次いで絶縁層をデポジットし、 ・この絶縁層内に2つの磁気脚柱及び導体巻線を形成
し、 ・次いで絶縁層上に絶縁凸部を形成し、 ・絶縁凸部の各側に磁性脚柱に接触して第2の磁性層を
形成し、 ・絶縁凸部の頂部に非磁性スペーサを形成し、 ・中央部の絶縁凸部上及び非磁性スペーサ上に上部磁性
層をデポジットし、 ・絶縁層で上部磁性層を被覆し、 ・次いでスペーサ及び磁極部分と同一平面となるように
アセンブリ平面を形成する。
【0006】上述した公報には、磁気ヘッド製造工程に
おけるこれら種々のステップの各々がより詳しく記載さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このタイプの磁気ヘッ
ドの摩耗及びこの摩耗によって生じる有害な事態の発生
(例えば、磁気ヘッド及び/又は記録媒体に損傷を与え
る可能性のある粒子の発生)を防止するため、例えばダ
イアモンド類似カーボン(DLC、diamond l
ike carbon)のような非常に硬い材料の薄い
層により磁気ヘッドを被覆することが提案されている。
10nmのオーダの厚さのこの薄い層は、通常は、陰極
スプレー法によってデポジットされる。これによって摩
擦が減少し、その結果磁気ヘッドの寿命が大幅に長くな
る。しかしながら、この方法は、問題点を有している。
即ち、この薄い層は、磁気ヘッドを記録媒体から離れる
方向に移動させることとなり、その結果、損失を増大さ
せかつ磁気ヘッドの感度を低下させてしまう。
【0008】従って本発明の目的は、従来技術の上述し
た問題点を解決することにある。即ち、本発明は、硬い
保護層が非磁性スペーサの頂部と同一平面レベルであり
このスペーサより上には決して位置していない磁気ヘッ
ドの製造方法を提供することにある。従って、この保護
層は、磁気ヘッドと記録媒体との間隙を増大させること
なく、摩耗防止の役割を果たすことができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のこの目的は、以
下に述べる平面型磁気ヘッドの製造方法によって達成さ
れる。この方法は、公知の以下の工程を含んでいる。 ・第1の磁性層を基板上にデポジットするステップ、 ・次いで絶縁層をこのアセンブリ上にデポジットするス
テップ、 ・第1の磁性層と接触させて絶縁層内に2つの磁性脚柱
を形成すると共に導体巻線を形成するステップ、 ・絶縁層上に絶縁凸部を形成するステップ、 ・絶縁凸部の各側に磁性脚柱を接触させて第2の磁性層
を形成するステップ、 ・絶縁凸部の頂部上に非磁性スペーサを形成するステッ
プ、 ・中央絶縁凸部上及び非磁性スペーサの上に上部磁性層
を形成するステップ、 ・上部磁性層を絶縁層で被覆するステップ。
【0010】特に本発明によれば、以後、以下の工程が
行われる。 ・非磁性スペーサについては完全に同一平面化しないが
上部磁性層と絶縁層とを平面化するステップ、 ・平面化された絶縁層の表面を非磁性スペーサの頂部の
レベルより低く下げるべく絶縁層をエッチングするステ
ップ、 ・以上のアセンブリ上に硬い材料の保護層をデポジット
するステップ、 ・平面化された絶縁層上にデポジットされた保護層を基
準表面として用いて、上部磁性層を平面化し、磁極部及
びスペーサの頂部を保護層と同一レベルにするステッ
プ。
【0011】本発明によれば、また、上述した製造方法
によって得られる平面型磁気ヘッドにより前述の目的が
達成される。この磁気ヘッドは、公知のヘッドと同様
に、基板と、第1の磁性層と、2つの磁性脚柱と、頂部
に絶縁凸部が存在する絶縁層と、絶縁凸部の各側に設け
られた第2の磁性層と、絶縁凸部上に位置する非磁性ス
ペーサと、非磁性スペーサの各側に設けられた2つの磁
極部と、磁極部を囲む絶縁層とを備えている。特に本発
明によれば、磁極部を囲む絶縁層の表面が非磁性スペー
サの頂部のレベルより低く位置しており、磁気ヘッドが
絶縁層を被覆する硬い材料の保護層をさらに備えてお
り、磁極部とスペーサの頂部とが硬い材料で形成された
保護層のレベルと同一平面にある。
【0012】本発明によれば、好ましくは、薄い保護層
がダイアモンド類似カーボンで形成されている。この保
護層が10から20nmの間の厚さであることも好まし
い。
【0013】本発明の好ましい実施態様によれば、磁気
ヘッドは、絶縁層及び硬い材料の保護層間に薄い接着及
びシールド層をさらに備えている。好ましくは、この薄
い接着及びシールド層がタングステン、クロム及びチタ
ン−タングステンからなるグループの1つの材料で形成
されている。さらに好ましくは、この薄い接着及びシー
ルド層が50から500nmの間の厚さである。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は、前述した公知の処理を適
用することによって得られたサブアセンブリの断面を示
している。このサブアセンブリは、基板10上に、下部
磁性層12と、2つの磁性脚柱(studs)又は磁性
スタンド14及び15と、導体巻線16と、台形の中央
凸部(relief)20と、凸部の各側に位置してい
る磁性層21とを備えている。上部磁性層30によって
囲まれている非磁性スペーサ22は、中央凸部の頂部上
に位置している。これら中央部は、一般的な保護層32
によって囲まれている。
【0015】このサブアセンブリの平面を形成するため
の第1のアプローチとして、上部磁性層30と保護層3
2とを同一平面レベルとすることが行われている。しか
し、この平面化処理は、頂部スペーサ22が磁性層の表
面と同一平面となる前に中断されている。換言すれば、
エアーギャップは未だ開口されていない。このスペーサ
22は、未だ、磁性層30内に埋め込まれている。
【0016】図3に示す第2のステップでは、絶縁層3
2が、例えば反応性イオンエッチングによってエッチン
グされる(engraved)。このエッチングは、磁
性層30には影響を及ぼさない。エッチング深さは、絶
縁層32の平面33がスペーサ22の頂部より下方に位
置するように設定される。スペーサの頂部とエッチング
された絶縁層の平面との間隙が図3においてhで表わさ
れている。絶縁層のエッチング深さは、0.1μmから
数ミクロンの間であるかもしれない。絶縁層32は、シ
リカ(SiO2 )で形成されているかもしれない。
【0017】磁気ヘッドは、通常は、独立してかつ互い
に別個には形成されない。磁気ヘッドは、他のヘッドを
備えた浮上滑走体(flight runner)即ち
浮上スライダと共に集合体として得られる。この例で
は、基板は、各々が1つ又は数個のヘッドを備えた多数
のスライダを支持している。図4は、基板10及び浮上
スライダ38のそのレール52に沿った縦方向断面を示
している。実際に、レールはそのレールの後部で磁気ヘ
ッドを支持している。
【0018】浮上スライダは、絶縁層の反応性イオンエ
ッチングがその次に行われるフォトリソグラフィーによ
って得られる。後述する図8は、双胴型浮上スライダを
示している。
【0019】浮上スライダを形成する工程において、ス
ライダの周辺部において基板に達するまで、絶縁層32
の深いエッチングが行われる。図4は、この深いエッチ
ングを参照番号40で示している。このエッチングの幅
はのこぎり幅より広くなっており、これによって工程の
最後にスライダを互いに分離することができる。この最
後に行われる切断線が図4では参照番号41で示されて
いる。
【0020】このエッチングステップの最後に、良好な
接着性を有する硬い材料による薄い層が、磁気ヘッド及
びスライダアセンブリ上にデポジットされる。この薄い
層は、図5において参照番号42で示されている。この
層は、タングステン、クロム又はチタン−タングステン
で形成されているかもしれない。この材料は、例えば、
陰極スプレー法でデポジットされるかもしれない。厚さ
は、50から500nmのオーダであるかもしれない。
【0021】この接着層は、スライダの周辺部をエッチ
ングしていることにより、この周辺エッチング部で基板
と接触することとなる。基板は、好ましくは、シリコン
又は他の何らかのセラミックのごとき導電性材料で形成
されるであろう。前述した材料の1つで形成される接着
層は、それ自体、導体であるので、基板とは導電性の接
触を行っていることとなる。この薄い導体層は、ヘッド
に対する記録媒体層の相対的な移動の間に蓄積される静
電荷を放出するであろう。従って、この層は電気的シー
ルドを構成することとなる。
【0022】次いで、非常に薄い保護層44が接着層4
2上にデポジットされる(図6参照)。この層は、硬い
材料であり好ましくダイアモンド類似カーボン(dia
mond like carbon)で形成される。そ
の厚さは、10から20nmのオーダであるかもしれな
い。
【0023】次いで、中央凸部の各側に位置している保
護層44を基準表面として用いて、最終的に表面が平面
化される(図7)。スペーサ22の頂部の被覆を取るよ
うに、充分な量の材料が、この工程の間に除去される。
これにより、上部磁性層が2つの磁極部23及び24に
分割され、これらは、硬い保護層44のレベルと同一平
面となる。従って、この保護層は、磁極部を記録媒体か
ら遠ざけることなく、本来の保護の役割を行うこととな
る。
【0024】平面化表面を形成する最終的な処理は、あ
らゆる公知の方法によって行われるであろう。しかしな
がら、以下の点で単純化される。 ・平面化される表面は、停止表面(保護層の表面)に対
して非常に小さい、 ・一般的に、2つのみの材料が存在する、即ち、磁極部
の材料(通常は鉄ニッケル)及び保護層の材料(通常は
ダイアモンド類似カーボン)である、 ・停止表面は、磁極部に対して非常に硬い材料である。
【0025】図8は、双胴型浮上スライダ38の後部を
示す斜視図である。図示されているスライダは、磁気ヘ
ッドを支持するレール52を備えている。磁気ヘッド
は、浮上面を構成する表面60と同一平面である。より
正確には、磁極部23及び24とスペーサ22とは同一
平面である。スライダは、さらに、他のレール54を備
えている。2つのレール52及び54は、オフセット5
6によって離隔されている。図8は、さらに、基板10
を露出している周辺エッチング部40を表わしている。
接着層は、この表面40上に支持されており、さらに、
スライダを被覆して、その結果、電気的シールドを形成
している。硬い保護層は、これらアセンブリを、特に2
つのレール52及び54を被覆している。さらに、この
硬い保護層は、浮上面60を規定している。なお、接着
層及び保護層は、他の層が見えるようにするために、図
8では示されていない。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の平面型磁気ヘッドの断面図である。
【図2】本発明による工程がこれに続いて行われる磁気
ヘッド製造の第1のステップを示す断面図である。
【図3】磁気ヘッドの上部を詳細に示す断面図である。
【図4】浮上スライダのレールの1つの縦方向中心線に
沿った断面図である。
【図5】接着及びシールド層をデポジットする工程の付
加ステップを示す断面図である。
【図6】硬い保護層をデポジットする工程の他の付加ス
テップを示す断面図である。
【図7】ヘッド平面を形成した結果を示す断面図であ
る。
【図8】レールの1つの上に設けられた磁気ヘッドと接
触を保証するために基板上に設けられた周辺部オフセッ
トとを備えた双胴型浮上スライダの後部を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 基板 12 下部磁性層 14、15 磁性脚柱 16 導体巻線 20 中央凸部 21 磁性層 22 非磁性スペーサ 23、24 磁極部 30 上部磁性層 32 保護層 33 絶縁層の平面 38 浮上スライダ 40 周辺エッチング部 42 接着層 44 薄い保護層 52、54 レール 56 オフセット 60 浮上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピエール デュテールトル フランス国, 38450 ヴィフ, アベニ ュ ドゥ ラ ガール, 60番地 (72)発明者 ジャン−ピエール ラザリ フランス国, 38700 コレン, シュマ ン ドゥ マラノ, 45番地

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の磁性層(12)を基板(10)上
    にデポジットするステップと、次いで絶縁層(13)を
    デポジットするステップと、前記第1の磁性層(12)
    と接触させて該絶縁層(13)内に2つの磁性脚柱(1
    4、15)を形成すると共に導体巻線(16)を形成す
    るステップと、該絶縁層(13)上に絶縁凸部(20)
    を形成するステップと、該絶縁凸部(20)の各側に前
    記磁性脚柱(14、15)を接触させて第2の磁性層
    (21)を形成するステップと、前記絶縁凸部(20)
    の頂部上に非磁性スペーサ(22)を形成するステップ
    と、該中央絶縁凸部(20)上及び前記非磁性スペーサ
    (22)の上に上部磁性層(30)を形成するステップ
    と、該上部磁性層(30)を絶縁層(32)で被覆する
    ステップとを備えた平面型磁気ヘッドの製造方法であっ
    て、 前記非磁性スペーサ(22)については完全に同一平面
    化しないが前記上部磁性層(30)と前記絶縁層(3
    2)とを平面化するステップと、該平面化された絶縁層
    (32)の表面を前記非磁性スペーサ(22)の頂部の
    レベルより低く下げるべく該絶縁層(32)をエッチン
    グするステップと、以上のアセンブリ上に硬い材料の保
    護層(44)をデポジットするステップと、前記平面化
    された絶縁層(32)上にデポジットされた前記保護層
    (44)を基準表面として用いて、前記上部磁性層(3
    0)を平面化し、前記磁極部(23、24)及び前記ス
    ペーサ(22)の頂部を前記保護層(44)と同一レベ
    ルにするステップとを以後行うことを特徴とする平面型
    磁気ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 硬い材料からなる前記保護層(44)を
    デポジットする前に接着層(42)をデポジットするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 外形及び磁気ヘッドを含む浮上スライダ
    形状(38)を規定するべく得られたアセンブリをエッ
    チングするステップと、前記浮上スライダ(38)の周
    辺部において、導体基板(10)上の接触表面(40)
    の被覆を取るべく該浮上スライダ(38)の周辺部を充
    分にエッチングするステップと、導体材料からなる薄い
    接着及びシールド層(42)が浮上スライダ周辺部にお
    いて前記基板(10)と接触するように、前記アセンブ
    リ上に該薄い接着及びシールド層(42)をデポジット
    するステップと、該薄い接着及びシールド層(42)上
    に、硬い材料からなる前記薄い保護層(44)をデポジ
    ットするステップとを前記絶縁層(32)をエッチング
    した後、該絶縁層の表面が前記非磁性スペーサ(22)
    の頂部のレベルより低く下がるまで行うことを特徴とす
    る請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記薄い保護層(44)がダイアモンド
    類似カーボンで形成されていることを特徴とする請求項
    1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記薄い保護層(44)が10から20
    nmの間の厚さであることを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記薄い接着及びシールド層(42)が
    タングステン、クロム及びチタン−タングステンからな
    るグループの1つの材料で形成されていることを特徴と
    する請求項2から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記薄い接着及びシールド層(42)が
    50から500nmの間の厚さであることを特徴とする
    請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 集合体として扱うと共に同一の基板(1
    0)上に形成された数個の浮上スライダ(38)によっ
    て支持される数個の磁気ヘッドに適用される方法であ
    り、該浮上スライダ(38)が工程の最後に切断線(4
    1)に沿って基板(10)を切断することによって分離
    され、浮上スライダ周辺部(40)において前記基板
    (10)の被覆を取るための前記エッチング処理が後に
    切断が行われる前記切断線(41)の位置で行われるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法によって得られる
    平面型磁気ヘッドであって、基板(10)と、第1の磁
    性層(12)と、2つの磁性脚柱(14、15)と、頂
    部に絶縁凸部(20)が存在する絶縁層(13)と、該
    絶縁凸部(20)の各側に設けられた第2の磁性層(2
    1)と、前記絶縁凸部(20)上に位置する非磁性スペ
    ーサ(22)と、該非磁性スペーサ(22)の各側に設
    けられた2つの磁極部(23、24)と、該磁極部を囲
    む絶縁層(32)とを備えており、前記磁極部(23、
    24)を囲む前記絶縁層(32)の表面が前記非磁性ス
    ペーサ(22)の頂部のレベルより低く位置しており、
    前記磁気ヘッドが前記絶縁層(32)を被覆する硬い材
    料の保護層(44)をさらに備えており、前記磁極部
    (23、24)と前記スペーサ(22)の頂部とが硬い
    材料で形成された前記保護層(44)のレベルと同一平
    面にあることを特徴とする平面型磁気ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記絶縁層(32)及び硬い材料の前
    記保護層(44)間に接着及びシールド層(42)をさ
    らに備えていることを特徴とする請求項9に記載の磁気
    ヘッド。
  11. 【請求項11】 当該磁気ヘッドが浮上スライダ(3
    8)のレール(52)上に設けられており、前記接着及
    びシールド層(42)が該スライダを被覆すると共に、
    前記スライダ(38)の周辺部(40)において基板上
    に支持されており、硬い材料の前記保護層(44)が該
    スライダを被覆すると共に、該スライダ(38)の浮上
    面(60)を規定しており、当該磁気ヘッドが該浮上面
    (60)と同一平面となっていることを特徴とする請求
    項10に記載の磁気ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記薄い保護層(44)ががダイアモ
    ンド類似カーボンで形成されていることを特徴とする請
    求項9から11のいずれか1項に記載の磁気ヘッド。
  13. 【請求項13】 前記薄い保護層(44)が10から2
    0nmの間の厚さであることを特徴とする請求項12に
    記載の磁気ヘッド。
  14. 【請求項14】 前記薄い接着及びシールド層(42)
    がタングステン、クロム及びチタン−タングステンから
    なるグループの1つの材料で形成されていることを特徴
    とする請求項10から13のいずれか1項に記載の磁気
    ヘッド。
  15. 【請求項15】 前記薄い接着及びシールド層(42)
    が50から500nmの間の厚さであることを特徴とす
    る請求項14に記載の磁気ヘッド。
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