JPH09274676A - 円板体の直径測定装置 - Google Patents

円板体の直径測定装置

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JPH09274676A
JPH09274676A JP11814696A JP11814696A JPH09274676A JP H09274676 A JPH09274676 A JP H09274676A JP 11814696 A JP11814696 A JP 11814696A JP 11814696 A JP11814696 A JP 11814696A JP H09274676 A JPH09274676 A JP H09274676A
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JP
Japan
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diameter
disk
disc body
arm
passage
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JP11814696A
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English (en)
Inventor
Yushiro Kobayashi
雄四郎 小林
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Asahi Seiko Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動販売機、釣り銭機などに配設
されている、コイン選別部などにおいて、設置スペース
が充分にとれない場合や、コインを自重で落下させるた
めの、落差距離がとれない場合などにでも、使用するこ
とが出来る、小形で簡単な直径測定装置の提供を目的
に、開発されたものである。 【構成】 本発明による直径測定装置は、長手になり、
ほぼ中央で回転自在に枢軸され、先端部が、基準面に沿
って移動する円板体と接触自在になる、アーム部材と、
このアーム部材の元端部の移動を検出するための検出手
段と、この検出手段からの信号を処理して、前記円板体
の直径を測定する信号処理手段と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、貨幣である円板形の
コイン、あるいは、ゲーム等に使用される円板形のメダ
ルなど、円板体の直径を測定するための装置に関する。
本発明は、さらに具体的には、自動販売機、釣り銭機な
どに配設されている、コイン選別部などの使用に好適
な、円板体の直径測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来から、コインなどの円板体の直径
を測定する方法としては、1)、発振磁界に対する、コ
インの影響度を利用する、ポットコアを使用し、これら
の配置を工夫して、得られるデータから、コインの直径
を判断する方法、2)、光りを利用し、円板体によって
遮られる光りの量を検出して、その直径を測定する方
法、3)、円板体の直径方向にアームを動かし、その移
動量によって、直径を測定する方法、などがあった。た
とえば、円板体の直径方向に、アームを動かし、その移
動量によって、直径を測定する装置としては、具体的に
は、特開平5−45104号に開示されたものがある。
この開示された装置は、基準面に沿って移動する硬貨の
円周縁に、測定片を接触させ、この測定片の回転角を、
適宜にギア装置を介在して、抵抗値の変化に変換し、こ
の抵抗値の変化パターンによって、移動した硬貨の直径
を判別、測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
した円板体の直径測定方法は、測定装置の設置スペース
を必要とする、あるいは、コイン等の円板体の自重落下
の距離を必要とする、などの問題点があった。本発明
は、自動販売機、釣り銭機などに配設されている、コイ
ン選別部などにおいて、設置スペースが充分にとれない
場合や、コインを自重で落下させるための、落差距離が
とれない場合などにでも、使用することが出来る、小形
で簡単な直径測定装置の提供を目的に、開発されたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明による円板体の
直径測定装置は、長手になり、ほぼ中央で回転自在に枢
軸され、先端部が、基準面に沿って移動する円板体と接
触自在になる、アーム部材と、このアーム部材の元端部
の移動を検出するための検出手段と、この検出手段から
の信号を処理して、前記円板体の直径を測定する信号処
理手段と、を備えている。また、本発明の直径測定装置
は、前記先端部が、小形のローラであることを特徴とす
る。加えて、本発明の直径測定装置は、前記検出手段
が、光りセンサであることを特徴とする。さらに本発明
の直径測定装置は、前記信号処理手段が、前記円板体を
移動する手段の速度に比例した信号を、使用するように
したことを特徴とする。
【0005】
【作用】 したがって、本発明による直径測定装置は、
移動する円板体により、光りセンサ等の検出手段が、ア
ーム部材の元端部である遮光板などによって覆われるこ
とになるため、結果として、光りセンサ等の、遮光板な
どによって覆われる時間長さが、円板体の大きさ、すな
わち、円板体の直径の大きさに対応して、異なることに
なる。本発明によると、移動する円板体の直径を、検出
手段によるオンオフの時間的長さによって、簡単に測定
できると共に、円板体を移動する手段の速度に比例した
信号を、組み合わせると、円板体の直径を、精密に測定
することができる。加えて、付加する構成が極めて簡単
であるため、装置全体が小形になると共に、シンプルに
なるという利点がある。
【0006】
【実施例】 以下に本発明を、その実施例について、添
付の図面を参照して説明する。図1は、本発明による一
実施例を説明するための図面で、図1の(A)は、実施
例の要部を示す概略的な平面図であり、図1の(B)
は、図(A)を説明するためのタイムチャートである。
図1(A)の11は大きな板体で、この板体11の中央
には、浅くて広い通路12が形成されている。この通路
12は、種々の大きさの円板体33、34が、スライド
自在に通過できるように形成されている。図1(A)中
央の斜めに長い鎖線13は、エンドレスなベルトを示し
ている。ベルト13は、良く知られている、大きなゴム
の輪形状のもので、両端がそれぞれ、プリー軸14、1
5に架けられて、ベルト13全体が、図示のように、通
路12の上に斜めに張設されている。
【0007】 なお、一方のプリー軸14は、モータ1
0によって、回転駆動されている。したがって、プリー
軸14を介在して、ベルト13が駆動されると、通路1
2に対して、ベルト13が斜めに走行するため、円板体
33、34は、常に、基準面となる通路12の側壁16
に沿って、図(A)の右から左に、スライド移動される
ことになる。なお、鎖線17、18はそれぞれ、適宜に
配設されるローラ軸で、これらローラ軸17、18は、
ベルト13を通路12に、言い換えると、ベルト13
を、円板体33、34に押しつけるためのものである。
また、円板体33、34を、基準面となる側壁16に沿
って、移動するための手段としては、たとえば、通路1
2そのものを、平らなベルトにすると共に、このベルト
の上縁側をやや持ち上げて、当該ベルトを傾斜し、円板
体33、34の自重によって、側壁16に接触するよう
にしても良いことは勿論である。
【0008】 図1 (A)上方の20は、長手のアー
ムで、このアーム20は、中央に近いところで、枢軸2
1により、板体11に回転自在に取り付けられている。
図の場合、枢軸21の位置は、通路16の、基準でない
反対側の側壁19の近くに配設されているが、必ずし
も、側壁19よりでなくとも良く、側壁16よりでも良
いことは勿論である。また、アーム20全体は、渦巻き
形のスプリング22の弾性力により、図(A)におい
て、反時計方向に回転されている。アーム20の左端の
下には、小さなローラ23が、回転自在に設けられてい
て、移動してくる円板体33、34と、接触自在にな
る。また、アーム20の右端には、小型矩形の遮光板2
4が形成されている。なお、先に述べたように、図
(A)において、板体11の上方をやや持ち上げて、当
該板体11全体を傾斜しておくと、ローラ23の重みに
よって、スプリング22が無くても、アーム20全体
は、図において、常に反時計方向に回転することは勿論
である。
【0009】 図1(A)右の25は光りセンサで、遮
光板4近くの板体11に配設されている。また、図中央
の枢軸21に近い26は、ストッパで、アーム20の回
転を規制するためのものである。言い換えると、通常、
アーム20は、スプリング22とストッパ26とによっ
て、図示の実線位置に規制されている。すなわち、図示
の位置のときに、遮光板24の下方の端縁は、光りセン
サ25を、遮光する寸前の位置になるように、規制され
ることになる。なお、ローラ23の直径を大きくする
と、ローラ23が、通路12の側壁16に当たることに
なって、ストッパ26が不要になることは、勿論であ
る。また、光りセンサ25の替わりに、磁気センサ、近
接スイッチなど、無接点スイッチを使用するようにして
も良いことは、勿論である。
【0010】 上述の構成からなる本実施例は、モータ
10が回転駆動されると、プリー軸14、15などを介
在して、通路12に対して、斜めのベルト13が回動さ
れ、円板体33、34が、基準面となる側壁16に沿っ
て、通路12をスライド移動することになる。移動する
最初の円板体33が、図の鎖線のように、ローラ23に
接触すると、アーム20は、スプリング22に抗して、
図1(A)において、時計方向に回転することになり、
光りセンサ25が、遮光板24によって覆われる。さら
に、円板体33が、ベルト13によって移動されると、
今度は、ローラ23が円板体33を乗り越えることにな
って、アーム20が、スプリング22の弾性力により、
図において、反時計方向に戻り、光りセンサ25は、光
りにさらされることになる。
【0011】上述と同様にして、移動する第2の円板体
34により、再び、光りセンサ25は、遮光板24によ
って覆われることになる。この場合、円板体34の大き
さ、すなわち、円板体34の直径の大きさに比例して、
光りセンサ25は、より長い時間、遮光板24によって
覆われることになる。したがって、移動する円板体3
3、34によって、光りセンサ25から得られる信号
は、図1(B)に示されるように、長短のパルス幅1、
2をもつ信号3になる。一方、モータ10からは、その
回転軸にエンコーダ板を取り付ける等の周知の手段によ
って、周波数の高いパルス列4の信号5が得られる。な
お、モータ10が、ブラッシュレスの場合は、磁気セン
サによって、容易にパルス列4の信号5が得られること
が知られている。また、プリー軸14、15に、エンコ
ーダ板を取り付ける等して、周波数の高いパルス列4の
信号5が得られることは、勿論である。
【0012】かくして、これらの信号3、5の論理積を
とると、信号6が得られる。すなわち、信号3のパルス
幅1、2に対応した、パルス列7、8をもつ信号6が得
られることになる。この結果、パルス列7のパルス数を
数えることによって、小形な円板体33の直径を、計測
することが出来、パルス列8のパルス数を数えることに
よって、大きい円板体34の直径を、計測することが出
来ることになる。なお、これら信号3、5の論理積、パ
ルス列7、8のパルス計数などは、中央処理装置である
CPUなどの信号処理手段(図示省略)によることは、
勿論である。また、ベルト13の移動スピードは、モー
タ10の回転速度に依存することになる。このことか
ら、ベルト13に負荷がかかるなどして、パルス幅1、
2が変化しても、ベルト13の負荷がモータ10に影響
することになるため、結果として、信号5におけるパル
ス列4の間隔が変化することになる。したがって、パル
ス幅1、2内のパルス列7、8の数は、常に一定になる
ことになる。言い換えると、ベルト3のスピードが変化
しても、円板体33、34の直径は、正確に測定される
ことになる。
【0013】
【発明の効果】 以上のようになる本発明は、アーム部
材と検出手段との付加のみにより、移動する円板体の直
径を、この検出手段によるオンオフの時間的長さによっ
て、簡単に測定できるという効果が得られると共に、さ
らに、前記円板体を移動する手段の速度に比例した信号
を、組み合わせると、円板体の直径を、精密に測定する
ことができるという、大きな効果が得られ、加えて、付
加する構成が簡単であるため、装置全体が小形になると
共にシンプルになるという、大きな利点が得られること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例を説明するための図面
で、図1の(A)は、実施例の要部を示す概略的な平面
図であり、図1の(B)は、図(A)を説明するための
タイムチャートである。
【符号の説明】 10:モータ、 11:板体、 12:通路、 13:ベルト、 16:側壁(基準面)、 20:アーム、 21:枢軸、 22:スプリング、 23:ローラ、 24:遮光板、 25:光りセンサ、 26:ストッパ、 33、34:円板体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手になり、ほぼ中央で回転自在に枢軸
    され、先端部が、基準面に沿って移動する円板体と接触
    自在になる、アーム部材と、 このアーム部材の元端部の移動を検出するための検出手
    段と、 この検出手段からの信号を処理して、前記円板体の直径
    を測定する信号処理手段と、 を備えている円板体の直径測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記先端部
    が、小形のローラであることを特徴とした直径測定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2の記載におい
    て、前記検出手段が、光りセンサであることを特徴とし
    た直径測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3の、いづ
    れかの記載において、前記信号処理手段が、前記円板体
    を移動する手段の速度に比例した信号を使用して、前記
    円板体の直径を計測するようにしたことを特徴とする直
    径測定装置。
JP11814696A 1996-04-04 1996-04-04 円板体の直径測定装置 Pending JPH09274676A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183762A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Lecip Corp 硬貨識別装置
JP2011254910A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Daito Giken:Kk 遊技台及び遊技台用正規メダル検出装置
CN108961528A (zh) * 2017-05-27 2018-12-07 山东新北洋信息技术股份有限公司 硬币分离装置及分离方法

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