JPH0716238Y2 - 指針の読み取り装置 - Google Patents

指針の読み取り装置

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JPH0716238Y2
JPH0716238Y2 JP6397991U JP6397991U JPH0716238Y2 JP H0716238 Y2 JPH0716238 Y2 JP H0716238Y2 JP 6397991 U JP6397991 U JP 6397991U JP 6397991 U JP6397991 U JP 6397991U JP H0716238 Y2 JPH0716238 Y2 JP H0716238Y2
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JP
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JP6397991U
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JPH0530995U (ja
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美範 澤田
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Taiyo Nippon Sanso Corp
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Taiyo Nippon Sanso Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、計量用計器の指針の動
きを読み取るための指針の読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計量用計器の動きを読み取るため
の読み取り装置としては、図4あるいは図5に示すよう
な構成のものが提供されていた。
【0003】図4に示した例の読み取り装置1は、計量
用計器の指針2に設けられた反射板3と、この反射板3
に向って光を発射する発光素子4と、反射板3で反射さ
れた光を受光する1次元光位置検出素子5とを主体とし
て構成されている。指針2は、計量用計器の検出値に対
応して回転する回転軸2aに接続されている。
【0004】そして、発光素子4から発射された光は、
指針2に取り付けられた板状の反射板3で反射され、そ
の反射光は帯状の1次元光となって1次元光位置検出素
子5の受光面を含む平面に照射されるようになってお
り、その反射光が照射される位置が、前記指針2の動き
に対応して、1次元光位置検出素子5の受光面上を移動
するように、反射板3の大きさ、位置、ならびに発光素
子4と1次元光位置検出素子5の位置、向きが決められ
ている。
【0005】また、図5に示した例の読み取り装置1
は、1次元光位置検出素子5の代わりに2次元光位置検
出素子6を用いた点、および指針2に設けられた反射板
3に、スポット状の反射部3aを設けた点で、前述した
例の読み取り装置と異なっている。そして、この例の読
み取り装置1によれば、反射部3aで反射された反射光
はスポット状の点光となって2次元光位置検出素子6に
受光されるようになっている。
【0006】そして、前述した2例の読み取り装置1を
使用する場合には、それぞれ1次元光位置検出素子5あ
るいは2次元光位置検出素子6の出力により、指針2の
向きを検出することにより行っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記第1の
例の読み取り装置1にあっては、指針2の向きを無段階
で検出することができるものの、1個の1次元光位置検
出素子5を使用する場合には、原理的には180°以上
の指針2の動きを検出することはできず、180°以上
の指針2の動きを検出するには、複数個の1次元光位置
検出素子を使用しなければならないといった問題があっ
た。また、指針2の動きが円運動で実施されるにもかか
わらず、この指針2の動きを、1次元光位置検出素子5
の直線状の受光面で受けるので、指針5の角度に対する
出力の直線性がないという問題もあった。
【0008】また、前記第2の例の読み取り装置1にあ
っては、2次元光位置検出素子6を使用しているため、
コストが増大し、また検出回路が複雑になるといった問
題があった。
【0009】本考案は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、1次元光位置検出素子を用いて、広範
囲の角度に及ぶ指針の動きを検出することができる指針
の読み取り装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、計量用計器の
指針に設けられ、上面に一定幅の略渦巻状に形成された
反射部を備えた反射板と、この反射板の反射部に向って
光を発射する発光素子と、反射板の反射部で反射された
光を検出する1次元光位置検出素子とを備え、前記反射
板の反射部によって反射された光が1次元光位置検出素
子の受光部に入射する位置が、指針の動きに対応して1
次元光位置検出素子の受光部を移動するように、前記反
射部の形状、大きさ、向き、ならびに発光素子と1次元
光位置検出素子の位置、向きが設定されてなることを解
決手段とした。
【0011】
【作用】本考案の指針の読み取り装置によれば、発光素
子から発射された光を、指針上の反射板に設けられた渦
巻状の反射部で反射させた後、この反射光を1次元光位
置検出素子によって受光することで、指針の位置を読み
取る。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例について、図1ない
し図3を参照して説明する。
【0013】図1および図2において、符号10は、本
実施例の指針の読み取り装置、符号11は、この指針の
読み取り装置10によって振れを読み取るべき計量用計
器の指針を示している。
【0014】指針の読み取り装置10は、指針11に設
けられた反射板12と、この反射板12に向って光を発
射する発光素子13と、前記反射板12で反射された光
を検出する1次元光位置検出素子14とを主体として構
成されている。
【0015】指針11は、外観略くさび形に形成された
板状体であって、その基端部において、計量用計器の回
転軸11aに接続されている。この回転軸11aは、計量
用計器の検出値に対応して回転するものであって、計量
対象は、酸素ボンベの液面等である。
【0016】反射板12は、前記指針11の基端部付近
に設けられた外観円板状の板体であって、その上面の一
部には、一定幅の略渦巻状の反射部15が設けられてい
る。
【0017】反射部15は、該反射部15によって反射
された光が1次元光位置検出素子14の受光部14aに
入射する位置が、指針11の動きに対応して、1次元光
位置検出素子14の受光部14aを移動するように、そ
の形状、大きさ、向きが設定されている。具体的には、
図3に示すように、指針11の基端部側の始点15aか
ら、指針11の先端部側を通過して再び基端部側へ向か
って、該指針11の回転中心11aから漸次遠ざかるよ
うにして、一周あるいはそれ以下の長さの渦巻状に湾曲
形成され、前記始点15aの近傍の終点15bにて終結さ
れている。
【0018】より具体的には、始点15aにおける反射
部15の中心(幅方向の中心)と回転中心11aとを結ぶ
線16と、該回転中心11aから延びる任意の線17と
によって形成された角度をTとし、この任意の線17が
反射部15の中心(幅方向の中心)と交わる点から回転中
心11aまでの距離をRとした場合、RがTに対して直
線的に変化するように、反射部15の形状が設定されて
いる。すなわち、前記始点15aにおける反射部15の
中心(幅方向の中心)から回転中心11aまでの距離をaと
し、終点15bにおける反射部15の中心(幅方向の中
心)から回転中心11aまでの距離をbとし、反射部15
の回転可能設定角度をT0(図3の場合、360度)と
した場合、R=(b−a)T/T0+aとなるように、反射部
15の形状、大きさが設定されており、これによって、
指針11の向きに対して直線性のある出力が得られるよ
うに配慮されている。
【0019】また、1次元光位置検出素子14として
は、光の位置を感知する各種のPDS(Position Sen
sitive Devise)が用いられ、反射板12の反射部15
によって反射された光が、指針11の動きに対応して、
1次元光位置検出素子14の受光部14aを移動するよ
うに、その大きさ、位置、向きが設定されている。すな
わち、この1次元光位置検出素子14は、回転軸11a
の回転に対応して回転した指針11の反射板12からの
反射光を十分に受光することができるように、指針11
の長手方向および反射板12での反射光が描く軌道を完
全に含むように、その大きさ、位置、向きが設定されて
いる。なお、1次元光位置検出素子14としては、例え
ばフォトダイオードアレイのような装置を採用すること
ができる。
【0020】次に、このような構成からなる指針の読み
取り装置10の使用方法について説明する。
【0021】発光素子13から発射された光は、指針1
1上の反射板12の反射部15に当たって反射される。
反射部15は、前述したような渦巻状に形成されている
ので、検出値は指針11の動きに対して、直線性のある
出力となる。
【0022】反射光は、1次元光位置検出素子14の受
光部14aで受光される。そして、1次元光位置検出素
子14で検出された光の位置によって、指針11の振れ
を検出する。
【0023】このように、本実施例の指針の読み取り装
置10によれば、1次元光位置検出素子14が用いられ
ているので、2次元光位置検出素子を用いていた従来の
読み取り装置に比して、経済的である。
【0024】また、前記反射板12の反射部15によっ
て反射された光が1次元光位置検出素子14の受光部1
4aに入射する位置が、指針11の動きに対応して1次
元光位置検出素子14の受光部14aを移動するよう
に、1次元光位置検出素子14の位置、向きが設定され
ているので、指針11の振れの大きさにかかわらずに、
反射板12からの反射光を十分に受光することができ
る。したがって、1次元光位置検出素子14を1個だけ
使っているにもかかわらず、広範囲の角度で指針11が
動く場合にも対応可能である。
【0025】また、反射板12の反射部15が、前記の
ような渦巻状とされていることから、指針11の動きが
円運動で実施されるにもかかわらず、この指針11の角
度に対して、直線性の有る出力が得られ、高精度の読み
取りが可能となる。
【0026】なお、本考案の指針の読み取り装置10
は、前記実施例で示したものに限られるものではなく、
具体的構成要件は、実施にあたり適宜変形可能である。
【0027】例えば、指針11で示す値は、酸素ボンベ
等の液面表示のみならず、他のいかなる値を検出するも
のであっても適用することができる。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の指針の読
み取り装置によれば、1次元光位置検出素子を1個だけ
使っているにもかかわらず、広範囲の角度で指針が動く
場合にも対応可能であり、しかも1次元光位置検出素子
を用いているために、経済的にも有利である。また、反
射板の反射部が、前記のような渦巻状とされていること
から、指針の動きが円運動で実施されるにもかかわら
ず、この指針の角度に対して、直線性のある出力が得ら
れ、高精度の読み取りが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の指針の読み取り装置の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】この指針の読み取り装置を示す側面図である。
【図3】この指針の読み取り装置の反射板を示す平面図
である。
【図4】従来の指針の読み取り装置の一例を示す斜視図
である。
【図5】従来の指針の読み取り装置の他の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 指針の読み取り装置 11 指針 12 反射板 13 発光素子 14 1次元光位置検出素子 14a 受光部 15 反射部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量用計器の指針に設けられ、上面に一
    定幅の略渦巻状に形成された反射部を備えた反射板と、
    この反射板の反射部に向って光を発射する発光素子と、
    反射板の反射部で反射された光を検出する1次元光位置
    検出素子とを備え、 前記反射板の反射部によって反射された光が1次元光位
    置検出素子の受光部に入射する位置が、指針の動きに対
    応して、1次元光位置検出素子の受光部を移動するよう
    に、前記反射部の形状、大きさ、向き、ならびに前記発
    光素子と1次元光位置検出素子の位置、向きが設定され
    てなることを特徴とする指針の読み取り装置。
JP6397991U 1991-08-13 1991-08-13 指針の読み取り装置 Expired - Lifetime JPH0716238Y2 (ja)

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JP6397991U JPH0716238Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 指針の読み取り装置

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JPH0530995U JPH0530995U (ja) 1993-04-23
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JP6782466B2 (ja) * 2016-06-14 2020-11-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 可視化素子、計測システム、及び計測方法
DE102019207322B4 (de) * 2019-05-20 2021-07-29 Siemens Aktiengesellschaft Optische Ablesevorrichtung für ein Zeigerinstrument

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Effective date: 19951017