JPH0530995U - 指針の読み取り装置 - Google Patents

指針の読み取り装置

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JPH0530995U
JPH0530995U JP6397991U JP6397991U JPH0530995U JP H0530995 U JPH0530995 U JP H0530995U JP 6397991 U JP6397991 U JP 6397991U JP 6397991 U JP6397991 U JP 6397991U JP H0530995 U JPH0530995 U JP H0530995U
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美範 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量用計器の指針の広範囲に亙る振れを、高
精度でかつ直線性のある出力で読み取るための指針の読
み取り装置を提供する。 【構成】 計量用計器の指針11に、一定幅の略渦巻状
に形成された反射部15を備えた反射板12を設けると
ともに、この反射板12に向って光を発射する発光素子
13と、この反射板12の反射部15によって反射され
た光を検出する1次元光位置検出素子14とを設け、反
射板12の反射部15によって反射された光が、指針1
1の動きに対応して、1次元光位置検出素子14の受光
部14aを移動するように設定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、計量用計器の指針の動きを読み取るための指針の読み取り装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、計量用計器の動きを読み取るための読み取り装置としては、図4あるい は図5に示すような構成のものが提供されていた。
【0003】 図4に示した例の読み取り装置1は、計量用計器の指針2に設けられた反射板 3と、この反射板3に向って光を発射する発光素子4と、反射板3で反射された 光を受光する1次元光位置検出素子5とを主体として構成されている。指針2は 、計量用計器の検出値に対応して回転する回転軸2aに接続されている。
【0004】 そして、発光素子4から発射された光は、指針2に取り付けられた板状の反射 板3で反射され、その反射光は帯状の1次元光となって1次元光位置検出素子5 の受光面を含む平面に照射されるようになっており、その反射光が照射される位 置が、前記指針2の動きに対応して、1次元光位置検出素子5の受光面上を移動 するように、反射板3の大きさ、位置、ならびに発光素子4と1次元光位置検出 素子5の位置、向きが決められている。
【0005】 また、図5に示した例の読み取り装置1は、1次元光位置検出素子5の代わり に2次元光位置検出素子6を用いた点、および指針2に設けられた反射板3に、 スポット状の反射部3aを設けた点で、前述した例の読み取り装置と異なってい る。そして、この例の読み取り装置1によれば、反射部3aで反射された反射光 はスポット状の点光となって2次元光位置検出素子6に受光されるようになって いる。
【0006】 そして、前述した2例の読み取り装置1を使用する場合には、それぞれ1次元 光位置検出素子5あるいは2次元光位置検出素子6の出力により、指針2の向き を検出することにより行っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記第1の例の読み取り装置1にあっては、指針2の向きを無段階 で検出することができるものの、1個の1次元光位置検出素子5を使用する場合 には、原理的には180°以上の指針2の動きを検出することはできず、180 °以上の指針2の動きを検出するには、複数個の1次元光位置検出素子を使用し なければならないといった問題があった。また、指針2の動きが円運動で実施さ れるにもかかわらず、この指針2の動きを、1次元光位置検出素子5の直線状の 受光面で受けるので、指針5の角度に対する出力の直線性がないという問題もあ った。
【0008】 また、前記第2の例の読み取り装置1にあっては、2次元光位置検出素子6を 使用しているため、コストが増大し、また検出回路が複雑になるといった問題が あった。
【0009】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、1次元光位置検出 素子を用いて、広範囲の角度に及ぶ指針の動きを検出することができる指針の読 み取り装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、計量用計器の指針に設けられ、上面に一定幅の略渦巻状に形成され た反射部を備えた反射板と、この反射板の反射部に向って光を発射する発光素子 と、反射板の反射部で反射された光を検出する1次元光位置検出素子とを備え、 前記反射板の反射部によって反射された光が1次元光位置検出素子の受光部に入 射する位置が、指針の動きに対応して1次元光位置検出素子の受光部を移動する ように、前記反射部の形状、大きさ、向き、ならびに発光素子と1次元光位置検 出素子の位置、向きが設定されてなることを解決手段とした。
【0011】
【作用】
本考案の指針の読み取り装置によれば、発光素子から発射された光を、指針上 の反射板に設けられた渦巻状の反射部で反射させた後、この反射光を1次元光位 置検出素子によって受光することで、指針の位置を読み取る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図1ないし図3を参照して説明する。
【0013】 図1および図2において、符号10は、本実施例の指針の読み取り装置、符号 11は、この指針の読み取り装置10によって振れを読み取るべき計量用計器の 指針を示している。
【0014】 指針の読み取り装置10は、指針11に設けられた反射板12と、この反射板 12に向って光を発射する発光素子13と、前記反射板12で反射された光を検 出する1次元光位置検出素子14とを主体として構成されている。
【0015】 指針11は、外観略くさび形に形成された板状体であって、その基端部におい て、計量用計器の回転軸11aに接続されている。この回転軸11aは、計量用計 器の検出値に対応して回転するものであって、計量対象は、酸素ボンベの液面等 である。
【0016】 反射板12は、前記指針11の基端部付近に設けられた外観円板状の板体であ って、その上面の一部には、一定幅の略渦巻状の反射部15が設けられている。
【0017】 反射部15は、該反射部15によって反射された光が1次元光位置検出素子1 4の受光部14aに入射する位置が、指針11の動きに対応して、1次元光位置 検出素子14の受光部14aを移動するように、その形状、大きさ、向きが設定 されている。具体的には、図3に示すように、指針11の基端部側の始点15a から、指針11の先端部側を通過して再び基端部側へ向かって、該指針11の回 転中心11aから漸次遠ざかるようにして、一周あるいはそれ以下の長さの渦巻 状に湾曲形成され、前記始点15aの近傍の終点15bにて終結されている。
【0018】 より具体的には、始点15aにおける反射部15の中心(幅方向の中心)と回転 中心11aとを結ぶ線16と、該回転中心11aから延びる任意の線17とによっ て形成された角度をTとし、この任意の線17が反射部15の中心(幅方向の中 心)と交わる点から回転中心11aまでの距離をRとした場合、RがTに対して直 線的に変化するように、反射部15の形状が設定されている。すなわち、前記始 点15aにおける反射部15の中心(幅方向の中心)から回転中心11aまでの距離 をaとし、終点15bにおける反射部15の中心(幅方向の中心)から回転中心11 aまでの距離をbとし、反射部15の存在する角度をT0とした場合、R=(b−a) T/T0+aとなるように、反射部15の形状、大きさが設定されており、これに よって、指針11の向きに対して直線性のある出力が得られるように配慮されて いる。
【0019】 また、1次元光位置検出素子14としては、光の位置を感知する各種のPDS (Position Sensitive Devise)が用いられ、反射板12の反射部15によっ て反射された光が、指針11の動きに対応して、1次元光位置検出素子14の受 光部14aを移動するように、その大きさ、位置、向きが設定されている。すな わち、この1次元光位置検出素子14は、回転軸11aの回転に対応して回転し た指針11の反射板12からの反射光を十分に受光することができるように、指 針11の長手方向および反射板12での反射光が描く軌道を完全に含むように、 その大きさ、位置、向きが設定されている。なお、1次元光位置検出素子14と しては、例えばフォトダイオードアレイのような装置を採用することができる。
【0020】 次に、このような構成からなる指針の読み取り装置10の使用方法について説 明する。
【0021】 発光素子13から発射された光は、指針11上の反射板12の反射部15に当 たって反射される。反射部15は、前述したような渦巻状に形成されているので 、検出値は指針11の動きに対して、直線性のある出力となる。
【0022】 反射光は、1次元光位置検出素子14の受光部14aで受光される。そして、 1次元光位置検出素子14で検出された光の位置によって、指針11の振れを検 出する。
【0023】 このように、本実施例の指針の読み取り装置10によれば、1次元光位置検出 素子14が用いられているので、2次元光位置検出素子を用いていた従来の読み 取り装置に比して、経済的である。
【0024】 また、前記反射板12の反射部15によって反射された光が1次元光位置検出 素子14の受光部14aに入射する位置が、指針11の動きに対応して1次元光 位置検出素子14の受光部14aを移動するように、1次元光位置検出素子14 の位置、向きが設定されているので、指針11の振れの大きさにかかわらずに、 反射板12からの反射光を十分に受光することができる。したがって、1次元光 位置検出素子14を1個だけ使っているにもかかわらず、広範囲の角度で指針1 1が動く場合にも対応可能である。
【0025】 また、反射板12の反射部15が、前記のような渦巻状とされていることから 、指針11の動きが円運動で実施されるにもかかわらず、この指針11の角度に 対して、直線性の有る出力が得られ、高精度の読み取りが可能となる。
【0026】 なお、本考案の指針の読み取り装置10は、前記実施例で示したものに限られ るものではなく、具体的構成要件は、実施にあたり適宜変形可能である。
【0027】 例えば、指針11で示す値は、酸素ボンベ等の液面表示のみならず、他のいか なる値を検出するものであっても適用することができる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の指針の読み取り装置によれば、1次元光位置検 出素子を1個だけ使っているにもかかわらず、広範囲の角度で指針が動く場合に も対応可能であり、しかも1次元光位置検出素子を用いているために、経済的に も有利である。また、反射板の反射部が、前記のような渦巻状とされていること から、指針の動きが円運動で実施されるにもかかわらず、この指針の角度に対し て、直線性のある出力が得られ、高精度の読み取りが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の指針の読み取り装置の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】この指針の読み取り装置を示す側面図である。
【図3】この指針の読み取り装置の反射板を示す平面図
である。
【図4】従来の指針の読み取り装置の一例を示す斜視図
である。
【図5】従来の指針の読み取り装置の他の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 指針の読み取り装置 11 指針 12 反射板 13 発光素子 14 1次元光位置検出素子 14a 受光部 15 反射部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量用計器の指針に設けられ、上面に一
    定幅の略渦巻状に形成された反射部を備えた反射板と、
    この反射板の反射部に向って光を発射する発光素子と、
    反射板の反射部で反射された光を検出する1次元光位置
    検出素子とを備え、 前記反射板の反射部によって反射された光が1次元光位
    置検出素子の受光部に入射する位置が、指針の動きに対
    応して、1次元光位置検出素子の受光部を移動するよう
    に、前記反射部の形状、大きさ、向き、ならびに前記発
    光素子と1次元光位置検出素子の位置、向きが設定され
    てなることを特徴とする指針の読み取り装置。
JP6397991U 1991-08-13 1991-08-13 指針の読み取り装置 Expired - Lifetime JPH0716238Y2 (ja)

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JPH0530995U true JPH0530995U (ja) 1993-04-23
JPH0716238Y2 JPH0716238Y2 (ja) 1995-04-12

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017217035A1 (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 可視化素子、計測システム、及び計測方法
CN113853509A (zh) * 2019-05-20 2021-12-28 西门子股份公司 用于指针仪表的光学读取装置

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WO2017217035A1 (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 可視化素子、計測システム、及び計測方法
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JPH0716238Y2 (ja) 1995-04-12

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