JPH09273416A - 2サイクルエンジンのマフラー - Google Patents
2サイクルエンジンのマフラーInfo
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- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
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- F01N3/2882—Catalytic reactors combined or associated with other devices, e.g. exhaust silencers or other exhaust purification devices
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Abstract
とともに、マフラーのエンジンへの取付性、組立性、設
計自由度等を改善し得、しかも、排気ガスが酸化触媒と
の反応により昇温されることによる弊害等を可及的に低
減乃至解消できるようにされた2サイクルエンジンのマ
フラーを提供する。 【解決手段】 エンジン1の排気口10から噴出した排
気ガスが導入される膨張室を備えた2サイクルエンジン
のマフラー20において、前記膨張室が仕切り板40に
より第1の膨張室31と第2の膨張室32とに縦方向に
分割されるとともに、前記仕切り板40に排ガス浄化部
材50が配置され、前記排ガスが前記第1の膨張室31
から前記排ガス浄化部材50内を通って前記第2の膨張
室32に導かれるようにされてなる。
Description
ソー等の可搬式小型作業機用として好適な小型空冷2サ
イクルガソリンエンジンのマフラーに関し、特に、排ガ
ス規制に対拠すべく酸化触媒を内蔵させたマフラーに関
する。
チェーンソー等の可搬式作業機に使用される小型空冷2
サイクルガソリンエンジンにおいても、それから排出さ
れる排ガス中のHC、CO、NOx等を低減浄化するこ
とが強く要望されて来ており、例えば、アメリカ合衆国
のカリフォルニア州における排ガス規制法案、所謂カー
ブ(CARB)1999では、西暦1999年からは、
COを130g/bhp-h 以下、トータルHC(THC)を
50g/bhp-h 以下、NOxを4g/bhp-h 以下に低減する
ことが求められている。
えば、エンジンの燃焼室やシリンダの吸排気口や掃気口
の形状等を改善したり、排気系に酸化触媒等の排ガス浄
化手段を配設する等、これまでにも様々な提案がなされ
ているが、未だ満足できる成果は得られていない。
対策案の一つとして、先に、マフラーをエンジン本体の
外周部に配設して、このマフラー内にエンジンの排気口
から噴出した排ガスを直接導入するようになすとととも
に、マフラーに排ガス浄化用の酸化触媒を特定の態様で
内蔵させたもの、具体的には、例えば、特願平7−27
2959号に所載のように、織物状の酸化触媒を火の粉
防止用金網に重ねるとともにその外周端縁部の全部又は
大部分に前記金網の外周部に設けられた折り返し部を被
せて側面視概略U字乃至V字状の酸化触媒組立体を形成
し、この酸化触媒組立体をマフラー内に配設したもの
(従来例1)、あるいは、特願平7−343092号に
所載のように、マフラーの排ガス導入部に通気性を有す
る金属発泡体からなる酸化触媒を配設したもの(従来例
2)等を提案している。
来例1及び2の酸化触媒内蔵マフラーにあっては、マフ
ラー自体の構造、酸化触媒の材質形状、配置態様等が排
ガス浄化性能を充分に引き出しているとはいえず、ま
た、マフラーのエンジンへの取付性、組立性、設計自由
度等を向上させる手段は特に講じられておらず、さら
に、排ガスが酸化触媒との反応(酸化燃焼)により昇温
されることによる弊害等についても格別の配慮は払われ
ていなかった。
たもので、その目的とするところは、マフラー自体の構
造、内蔵酸化触媒の材質形状、配置態様等を改善して排
ガス浄化性能を向上させることができるとともに、マフ
ラーのエンジンへの取付性、組立性、設計自由度等を改
善し得、しかも、排ガスが酸化触媒との反応により昇温
されることによる弊害等を可及的に低減乃至解消できる
ようにされた2サイクルエンジンのマフラーを提供する
ことにある。
く、本発明に係る2サイクルエンジンのマフラーは、エ
ンジンの排気口から噴出した排ガスが導入される膨張室
を備え、この膨張室が縦方向に配置された仕切り板によ
り第1の膨張室と第2の膨張室とに分割されるととも
に、前記仕切り板に排ガス浄化部材が配置され、前記排
ガスが前記第1の膨張室から前記排ガス浄化部材内を通
じて第2の膨張室に導かれるようにされてなる。
においては、エンジンの排気口から噴出した排ガスは、
まず、第1の膨張室に音速に近い速度で導入されてそこ
で膨張拡散せしめられ、それによって排気音が減衰せし
められる。前記第1の膨張室に導入された排ガスは、仕
切り板を隔てて隣接配置されている第2の膨張室との圧
力差により、前記仕切り板を貫くように配置された前記
排ガス浄化部材内を通じて前記第2の膨張室に導かれ
る。この際、排ガスは前記排ガス浄化部材として酸化触
媒を用いれば、酸素と効率良く反応(酸化燃焼)するの
で、排ガス中に含まれるトータルHC(THC)が大幅
に低減される。そして、第2の膨張室に導入された排ガ
スは、ここでも膨張拡散せしめられてその排気音が一層
減衰せしめられた後、前記第2の膨張室の所定の部位、
好ましくは前記排ガス浄化部材から最も離れた部位に設
けられた排気放出口から外部に排出される。
記排ガス浄化部材が通気性を有する発泡体で形成され、
また、前記膨張室の外周部が、空気層を形成するように
適宜の間隔だけ離隔せしめられた内壁パネルと外壁パネ
ルとからなる二重壁構造に形成され、さらに、前記仕切
り板に当該マフラーを前記エンジンに取り付けるための
ボルト類の頭部が嵌め込まれる凹部が形成される。ま
た、他の好ましい態様では、前記排ガス浄化部材が、筒
状体からなるシェルに挿入されていて、前記シェルの両
端に設けられた抜止爪により係止され、さらに、前記二
重壁の外壁パネルに複数の開口が形成される。
参照しながら説明する。図1及び図2は、本発明に係る
マフラーの一実施形態を小型空冷2サイクルガソリン内
燃エンジン(以下、内燃エンジンという)と共に示して
いる。図において、内燃エンジン1は、刈払機やチェー
ンソー等の可搬式作業機の動力源として組み込まれてい
るシュニューレ掃気式の小型空冷2サイクルガソリン内
燃エンジンとされ、排気量は例えば23cc程度のもの
である。この内燃エンジン1は、点火プラグ15が配置
された半球形の燃焼室5を有するシリンダ2と、その下
側に連結されたクランクケース3とを備え、前記シリン
ダ2にはピストン4が嵌挿されるとともに、図1で見て
その左右に気化器の混合気供給通路部8が接続された吸
気口7と後述するマフラー20が接続された排気口10
がそれぞれ所定の態様で設けられ、さらに、図1で見て
その前後に一対の掃気口(図示せず)がそれぞれ所定の
態様で設けられている。
ピストン4の上下方向の往復運動は、コンロッド11を
介して、バランスウエイト14を備えたクランクシャフ
ト12の回転運動に変換され、その軸出力が前記可搬式
作業機の動力として利用されるようになっている。そし
て、上記のような構成の内燃エンジン1の前記シリンダ
2における前記排気口10側の外側部に本実施形態のマ
フラー20が断熱板22を介して取り付けられている。
このマフラー20は、縦方向(前記内燃エンジン1の高
さ方向)に配置された仕切り板40により仕切られた第
1の膨張室31と第2の膨張室32とを有している。な
お、前記仕切り板40には、熱伝導率が通常の炭素鋼板
に比して1/3程度と小さなステンレス(SUS)板が
用いられている。
両側が開口した箱状乃至筒状の内壁パネル41及び右側
開口の外壁パネル36からなる二重壁部と前記仕切り板
40とにより直方体状に形成されており、前記外壁パネ
ル36は、前記排気口10外側部に対応する部分に補強
板材24が接合されるとともに、前記排気口10から噴
出する排ガスを前記マフラー20に導入するための排気
導入口27が形成されている(図3も参照)。
ジン1側とその反対側に形成された折曲張出部41aに
それぞれ前記外壁パネル36の対応部分が溶接等により
接合されており、前記内壁パネル41と外壁パネル36
とにおける前記接合部分以外の部位は適宜の間隔だけ離
隔せしめられて空気層Saが形成されている。また、前
記外壁パネル36は、前記内燃エンジン1側の左側パネ
ル36Aと反対側の右側パネル36Bの対向折曲端縁部
同士を接合した構造となっている。
の箱状乃至筒状の内壁パネル42と外壁パネル37とか
らなる二重壁部と前記仕切り板40とにより直方体状に
形成されている。前記内壁パネル42における前記内燃
エンジン1側に形成された折曲張出部42aに前記外壁
パネル37の対応部分が溶接等により接合されており、
前記内壁パネル42と外壁パネル37とにおける前記接
合部分以外の部位は適宜の間隔だけ離隔せしめられてそ
れらの間に空気層Sbが形成されている。
膨張室32のそれぞれの外壁を形成する前記外壁パネル
36,37の鍔状外端部36a,37a間に前記仕切り
板40の外周部が挟まれて所定数のボルト−ナット45
により気密的に締結されている。また、前記外壁パネル
36(36B),37における上面部の前記仕切り板4
0に近い側には、図2を参照すればよくわかるように、
所要数(ここでは4個づつ)の小判形状乃至レーストラ
ック形状の開口38,39が横並びに形成されている。
方向に貫くように、言い換えれば前記第1の膨張室31
及び第2の膨張室32の両方に突出するように、通気性
を有する発泡体を成形した直方体状の酸化触媒50が、
排ガス浄化部材として配置されている。すなわち、前記
仕切り板40の下部には、矩形の触媒取付開口40aが
形成され、この触媒取付開口40aに、ステンレス(S
US)製の角筒状のシェル52が挿通せしめられてL形
取付金具54により前記仕切り板40に固定されてお
り、このシェル52に前記直方体状の酸化触媒50が嵌
挿されている。該酸化触媒50は、図5を参照すればよ
くわかるように、前記シェル52に嵌挿した後、前記シ
ェル52の下面部左端中央及び上面部右端中央に設けら
れた抜止爪52a,52bを図の仮想線の状態から実線
の状態へと折り曲げることにより係止するようになって
いる。
して仕切り板40に保持させるようにしたことにより、
酸化触媒の形状をシンプルにできるとともに、酸化触媒
の大きさの変更や取付位置の変更、交換、増設等を容易
に行うことができる。また、シェル52に必要に応じて
小さな透孔を適宜形成すれば、排ガスと酸化触媒50と
の接触面積が変わるので、触媒反応の強弱を加減するこ
ともできる。一方、前記仕切り板40における前記酸化
触媒50より上側の、前記内燃エンジン1の排気口10
及び前記排気導入口27と略同じ高さ位置に、当該マフ
ラー20を前記内燃エンジン1のシリンダ2に取り付け
るためのボルト56,56の頭部が嵌め込まれる一対の
凹部40b,40bが前記第1の膨張室31側に突出す
るように設けられている(図4も参照)。
照すればよくわかるように、前記第1の膨張室31内に
おける前記排気口10及び排気導入口27と略同じ高さ
位置には、前記補強板材24と前記凹部40b,40b
とを橋絡するように締結用スリーブ55,55が配設固
定され、また、前記第2の膨張室32には、前記締結用
スリーブ55,55と中心軸線を共通とするようにボル
ト挿入用スリーブ57,57が横設固定されている。し
たがって、前記マフラー20を前記シリンダ2の外側部
に取り付ける際には、前記ボルト56,56を、それぞ
れ前記マフラー20の右側面側から前記ボルト挿入用ス
リーブ57,57を通じて前記締結用スリーブ55,5
5内に挿入し、その雄ねじ部先端を前記シリンダ2の外
側部に設けられている雌ねじ部(図示せず)に螺入して
前記仕切り板40及び前記締結用スリーブ55,55を
介して強固に締め付けるようにされる。
ン1に取り付けるにあたっては、例えば、前記マフラー
20の右側面から前記第2の膨張室32及び第1の膨張
室31を横断して前記シリンダ2に螺入できる長さのボ
ルトを使用することもできるが、このようになすと、ボ
ルトが極めて長いものとなって取付安定性、確実性に欠
けるおそれがある。それに対し、本実施形態において
は、前記のようにボルトを仕切り板40を介して締め付
けるようにしているので、前記マフラー20の強度を高
めつつボルトの長さを短くすることができ、しかも、前
記仕切り板40に凹部40b,40bが突設されている
分、ボルト56,56の長さをさらに短くできるので、
マフラー20を内燃エンジン1に安定した状態で確実に
取り付けることができる。また、前記凹部40b,40
bは、前記仕切り板40の補強リブとしても働き、前記
仕切り板40の構造強度を高め、排ガスの脈動等による
振動を抑える役目も果たす。
断面(図1)で見て右上隅部付近には、排ガスを外部に
放出するための排ガス放出口を構成するテールパイプ6
0が支持ブラケット59により支持されて、前記ボルト
挿入用スリーブ57,57に対して直交配置されてい
る。このテールパイプ60は、図2に加えて図4を参照
すればよくわかるように、その始端部60aが前記酸化
触媒50から最も離れた部位となる平面視(図2)で右
上隅部近くに位置し、その終端部が前記外壁パネル37
から外部に僅かに突出して位置せしめられている。な
お、前記テールパイプ60の長さ、口径等は、出力向上
と騒音減衰の面からみて最適の寸法に設定される。
は、同程度の排気量のエンジンに付設するものとしては
比較的大きくされており、前記した従来例1及び2のも
のの容積の1・5〜2倍程度(排気量の18倍程度)と
されている。このような構成とされた本実施形態のマフ
ラー20においては、内燃エンジン1の排気口10から
噴出した排ガスは、まず、図1において一点鎖線矢印で
示される如くに、第1の膨張室31に音速に近い速度で
導入されてそこで膨張拡散せしめられ、それによって排
気音が減衰せしめられる。前記第1の膨張室31に導入
された排ガスは、仕切り板40を隔てて隣接配置されて
いる第2の膨張室32との圧力差により、前記仕切り板
40を貫くように配置された酸化触媒50の露出側面か
らその内部に入り、その内部に形成されている小孔を通
じて第2の膨張室に導かれる。この際、排ガスは前記酸
化触媒50の作用により、第1の膨張室31内の酸素と
効率良く反応(酸化燃焼)するので、排ガス中に含まれ
るTHCが大幅に低減される。
のマフラー20と、前述した従来例2のマフラーとを用
いて同一条件で比較実験を行った実験結果を図6に示
す。この図6を参照すれば、本発明のマフラー20で
は、従来例2のものに比してTHCが大幅に低減される
ことが理解されよう。一方、本実施形態のマフラー20
においては、膨張室が仕切り板40により第1の膨張室
31と第2の膨張室32とに縦方向に分割されているの
で、仕切り板で横方向に分割した場合に比して、内燃エ
ンジン1側のボス部等の突起物を逃げ易く、取付性、組
立性が向上するとともに、マフラー20の容積及び前記
第1の膨張室31と第2の膨張室32の容積比等の変更
もし易い。
れた直方体状の酸化触媒50が排ガス浄化部材として使
用されているので、目詰まりが生じ難く、通気抵抗や出
力損失が低減される。また、前記第1の膨張室31及び
第2の膨張室32における前記内燃エンジン1に対する
反取付側の外周部が、空気層Sa,Sbを形成するよう
に適宜の間隔だけ離隔せしめられた内壁パネル41,4
2と外壁パネル36,37とからなる二重壁部が形成さ
れているので、マフラー20の外周表面温度を抑えるこ
とができる。前記に加え、外壁パネル36(36B),
37における上面部の前記仕切り板40に近い側に所要
数の開口38,39が形成されているので、温度上昇に
よる前記空気層Sa,Sbの膨張を抑えることができる
とともに、前記空気層Sa,Sbに冷却空気を流通させ
ることが可能になる。
が高温となる酸化触媒50から可及的に遠い位置に配置
されているので、外部に放出される排ガスの温度が効果
的に下げられる。以上、本発明の一実施形態について詳
述したが、本発明は、前記実施実施形態に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を
逸脱しない範囲で、設計において、種々の変更ができる
ものである。例えば、酸化触媒50等の排ガス浄化部材
の寸法形状や取付態様、マフラー20のエンジンへの取
付態様、テールパイプ(排ガス放出口)60の寸法形状
等は前述のものに限られる訳ではなく、適宜変更しても
よい。
明に係る2サイクルエンジンのマフラーによれば、排ガ
ス浄化性能を向上させることができるとともに、マフラ
ーのエンジンへの取付性、組立性、設計自由度等を改善
でき、しかも、排ガスが酸化触媒との反応により昇温さ
れることによる弊害等を可及的に低減乃至解消できると
いった優れた効果を奏する。
取り付けられた2サイクルエンジンと共に示す縦断面
図。
視図。
を示すグラフ。
Claims (7)
- 【請求項1】 内燃エンジン(1)の排気口(10)か
ら噴出した排ガスが導入される膨張室を備えた2サイク
ルエンジンのマフラー(20)において、前記膨張室が
仕切り板(40)により第1の膨張室(31)と第2の
膨張室(32)とに縦方向に分割されるとともに、前記
仕切り板(40)に排ガス浄化部材(50)が配置さ
れ、前記排ガスが前記第1の膨張室(31)から前記排
ガス浄化部材(50)内を通って前記第2の膨張室(3
2)に導かれることを特徴とする2サイクルエンジンの
マフラー。 - 【請求項2】 前記排ガス浄化部材が通気性を有する発
泡体(50)で形成されていることを特徴とする請求項
1に記載の2サイクルエンジンのマフラー。 - 【請求項3】 前記膨張室(31,32)の外周部が適
宜の間隔だけ離隔せしめられた内壁パネル(41,4
2)と外壁パネル(36,37)とからなる二重壁構造
に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記
載の2サイクルエンジンのマフラー。 - 【請求項4】 前記仕切り板(40)に当該マフラー
(20)を前記内燃エンジン(1)に取り付けるための
ボルト類(56,56)の頭部が嵌め込まれる凹部(4
0a,40a)が形成されていることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれか一項に記載の2サイクルエンジン
のマフラー。 - 【請求項5】 前記排ガス浄化部材(50)が、筒状体
からなるシェル(52)に挿入されていて、該シェル
(52)の両端に設けられた抜止爪(52a,52b)
により係止されていることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の2サイクルエンジンのマフラ
ー。 - 【請求項6】 前記外壁パネル(36,37)に複数の
開口(38,39)が形成されていることを特徴とする
請求項3に記載の2サイクルエンジンのマフラー。 - 【請求項7】 前記排ガス浄化部材が、酸化触媒(5
0)であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
一項に記載の2サイクルエンジンのマフラー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP08426096A JP3752299B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 2サイクルエンジンのマフラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08426096A JP3752299B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 2サイクルエンジンのマフラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09273416A true JPH09273416A (ja) | 1997-10-21 |
JP3752299B2 JP3752299B2 (ja) | 2006-03-08 |
Family
ID=13825493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08426096A Expired - Fee Related JP3752299B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 2サイクルエンジンのマフラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3752299B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19902915C2 (de) * | 1998-01-27 | 2002-10-24 | Kioritz Corp | Schalldämpfer für Kraftmaschine mit Innenverbrennung |
DE19726059B4 (de) * | 1996-06-21 | 2004-04-08 | Kioritz Corp., Ohme | Schalldämpfer für einen Verbrennungsmotor |
DE19654763B4 (de) * | 1996-04-05 | 2005-12-01 | Kioritz Corp., Ohme | Schalldämpfer für einen Zweitaktmotor |
JP2019523361A (ja) * | 2016-07-26 | 2019-08-22 | モートレンファブリーク ハッツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト | 単気筒ディーゼルエンジン用サイレンサ |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP08426096A patent/JP3752299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19654763B4 (de) * | 1996-04-05 | 2005-12-01 | Kioritz Corp., Ohme | Schalldämpfer für einen Zweitaktmotor |
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DE19902915C2 (de) * | 1998-01-27 | 2002-10-24 | Kioritz Corp | Schalldämpfer für Kraftmaschine mit Innenverbrennung |
JP2019523361A (ja) * | 2016-07-26 | 2019-08-22 | モートレンファブリーク ハッツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト | 単気筒ディーゼルエンジン用サイレンサ |
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---|---|
JP3752299B2 (ja) | 2006-03-08 |
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