JP3499741B2 - 内燃エンジンのマフラー - Google Patents

内燃エンジンのマフラー

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JP3499741B2
JP3499741B2 JP09972198A JP9972198A JP3499741B2 JP 3499741 B2 JP3499741 B2 JP 3499741B2 JP 09972198 A JP09972198 A JP 09972198A JP 9972198 A JP9972198 A JP 9972198A JP 3499741 B2 JP3499741 B2 JP 3499741B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈払機やチェーン
ソー等の携帯型小型作業機用として好適な内燃エンジ
ン、例えば小型空冷2サイクルガソリンエンジンのマフ
ラーに係り、特に、排気ガス規制に効果的に対応できる
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、環境問題に対する関心の高まりか
ら、刈払機やチェーンソー等の携帯型作業機に使用され
る小型空冷2サイクルガソリンエンジン等の内燃エンジ
ンにおいても、それから排出される排ガス中のHC、C
O、NOx等を低減浄化することが強く要望されて来て
おり、例えば、アメリカ合衆国のカリフォルニア州にお
ける排ガス規制法案、所謂カーブ(CARB)TIER
2等のように、排ガス規制は、将来、ますます厳しくな
ることが推測される。
【0003】このような排ガス規制に対処するため、本
発明の出願人は、内燃エンジンの、特にマフラーに排ガ
ス浄化機能を持たせるべく、精力的に研究開発を行って
おり、先に、次のような構成のマフラーを提案した(特
開平9−273416号公報参照)。このマフラーは、
エンジンの排気口から噴出した排ガスが導入される膨張
室を備え、該膨張室が仕切り部材により第1の膨張室と
第2の膨張室とに左右に分割されるとともに、前記仕切
り部材に通気性を有する金属発泡体からなる酸化触媒等
の排ガス浄化部材が配置され、排ガスが前記第1の膨張
室から前記排ガス浄化部材内を通って前記第2の膨張室
に導かれるようにされてなる。
【0004】さらに、前記特開平9−273416号に
おいては、前記構成に加えて、前記膨張室の外周部を、
相互間に間隙空間が形成されるように適宜に離隔せしめ
られた内壁パネルと外壁パネルとからなる二重壁部によ
り形成することも開示されている。また、さらに、特願
平10−14246号においては、前記膨張室が仕切り
部材により第1の膨張室と第2の膨張室とに内燃エンジ
ンのシリンダ軸線に沿って上下に分割されるとともに、
前記仕切り部材に酸化触媒等の排ガス浄化部材が配置さ
れ、前記排気口からの排ガスが前記第1の膨張室から前
記排ガス浄化部材内を通って前記第2の膨張室に導かれ
るようにされてなるマフラーを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記提案のマフラー
は、排ガス中のHC、CO、NOx等を低減浄化すると
いう排ガス浄化機能については有効性が立証されてい
る。ところが、前記した携帯型作業機等に用いられる内
燃エンジンのマフラーにおいては、安全性や操作性等の
観点から、その排出口(最終排出口)から排出される排
ガスの温度やマフラー表面温度等をできるだけ低くする
ことが望まれ、それらに関する各種の規格が定められて
おり、例えば、米国のいわゆるSAE(スパークアレス
ターマフラー)規格では、マフラーから排出される排ガ
ス温度、露出部表面温度を所定値以下にすることが要求
されているが、従来のマフラーでは、前記排ガス温度や
マフラー表面温度等が前記要求を満たすことができない
虞があった。本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、最終排出口から排
出される排ガス温度や露出部表面温度を効果的に低下さ
せることのできる、内燃エンジンのマフラーを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る内燃エンジンのマフラーは、基本的には、
内燃エンジンの排気口から噴出した排ガスが導入される
排気導入口を有する膨張室と、この膨張室を画成する外
壁パネルと、を備えた内燃エンジンのマフラーにおい
前記外壁パネルの外側に、前記膨張室からの排ガス
を導入する排ガス案内部材が取り付けられ、該排ガス案
内部材の断面外形を小さくした排出口の近傍に、該排出
口から噴出される排ガス中に該排ガスの噴流を利用して
外気を混入すべく、前記排出口との間に外気導入用間隙
が形成されるようにスロート部に外気導入孔が形成され
たベンチュリ管が取り付けられていることを特徴として
いる。好ましい態様では、前記ベンチュリ管の前記外気
導入孔に外気導入管が連結されている
【0007】本発明のマフラーは、好ましくは、前記膨
張室が仕切り部材により第1の膨張室と第2の膨張室と
に分割されるとともに、前記仕切り部材に酸化触媒等の
排ガス浄化部材が配置され、前記排気口からの排ガスが
前記第1の膨張室から前記排ガス浄化部材内を通って前
記第2の膨張室に導かれるようにされ、さらに、好まし
くは、前記膨張室は、全体が内燃エンジンのシリンダ軸
線に沿った縦長とされる。また、好ましい態様では、前
記排ガス浄化部材は、前記排気口から、排ガスの噴出方
向に対して交差する方向に任意の距離だけ離隔して配置
できるようにされる。また、さらに好ましい態様では、
前記第2の膨張室を画成する外壁パネルに排ガスの排出
開口が設けられるとともに、この排出開口を内側から覆
うように容器状の内空間形成部材が取り付けられ、前記
第2の膨張室に導入された排ガスが前記内空間形成部材
に形成された導出開口及び前記排出開口を通じて外部に
排出されるようになされる。
【0008】このような構成とされた本発明に係る内燃
エンジンのマフラーの好ましい態様においては、内燃エ
ンジンの排気口から噴出した排ガスは、例えば、仕切り
部材により上下に分割されている膨張室のうちの第1の
膨張室に音速に近い速度で放射状に導入されてそこで膨
張拡散せしめられ、それによって排気音が減衰せしめら
れる。この場合、前記第1の膨張室に噴出せしめられた
排ガスの略全部が前記排気口に対面する、前記第1の膨
張室を画成するパネル部分(外壁パネル)に当たり、そ
こで反射した排ガスが排ガス浄化部材の入口側に略均一
状態に導かれることになる。このため、前記内燃エンジ
ンの排気口からの排ガスが、前記排ガス浄化部材に直接
当たらないようにできるとともに、前記排ガス浄化部材
の入口側全面に偏りなく導かれる。また、前記第1の膨
張室及び第2の膨張室からなる膨張室は、好ましい態様
では、全体が縦長とされているので、排ガス浄化部材の
配置自由度が増し、前記排ガス浄化部材は、前記排気口
から排ガスの噴出方向に対して交差する方向に任意の距
離だけ離隔して配置できるようにされていることから、
前記排ガス浄化部材の配置位置を最適位置に選定するこ
とができ、この結果、前記排ガス浄化部材の入口側の温
度分布がより均一化されるとともに、その活性化に最適
の温度になし得、また、前記排ガス浄化部材を最適位置
に配置することにより、排ガスの出口温度、前記排ガス
浄化部材の発熱によるマフラー等の露出部表面温度の上
昇を低く抑えることができるとともに、前記排ガス浄化
部材の劣化率を最小限に抑えて耐久性を向上させ得る。
【0009】そして、前記第1の膨張室に導入された排
ガスは、仕切り部材を隔てて隣接配置されている第2の
膨張室との圧力差により、前記仕切り部材を貫くように
配置された排ガス浄化部材内を通じて前記第2の膨張室
に導かれる。この際、排ガスは、前記排ガス浄化部材
(酸化触媒等)の作用により前記膨張室内の酸素と効率
良く反応(酸化燃焼)するので、排ガス中に含まれるC
O及びHC成分が大幅に低減される。そして、前記第2
の膨張室に導入された排ガスは、ここでも膨張拡散せし
められてその排気音がさらに減衰せしめられた後、好ま
しい態様では、内空間形成部材に形成された導出開口及
びスパークアレスタースクリーンで覆われた排出開口を
通じて、例えば、外壁パネルに取り付けられた排ガス案
内部材に導出され、この排ガス案内部材により適切な方
向に誘導されながら、それに設けられた排出口から、そ
の近傍に取り付けられたベンチュリ管内に噴出せしめら
れる。
【0010】ここで、前記ベンチュリ管は、前記排出口
との間に外気導入用間隙が形成されるように取り付けら
れていることから、該ベンチュリ管内に噴出せしめられ
た排ガスの噴流によって、外気が前記外気導入用間隙を
通じて前記ベンチュリ管の前半部を形成する縮径状通路
部内に吸入されるとともに、前記ベンチュリ管のスロー
ト部に設けられられている外気導入孔を通じて前記スロ
ート部に吸入されて、そこを流れる排ガス中に混入せし
められ、これによって、前記ベンチュリ管内を流れる排
ガスは更に希釈冷却され、外気により希釈冷却された排
ガスは、前記ベンチュリ管の後半部を形成する拡径状通
路部を介してその出口側端部から外部に拡散放出され
る。
【0011】このように、排出口近傍にベンチュリ管を
取り付けて、排ガスの噴流を利用して外気を排ガス中に
混入させるようにしたことにより、マフラーにおける排
ガスの最終出口であるベンチュリ管の出口側端部から外
部に放出される排ガスの温度(最終排出温度)が効果的
に低下せしめられるとともに、マフラーの表面温度も顕
著に低下せしめられることが、本発明の発明者等により
確認された。また、排ガスの最終排出温度及びマフラー
の表面温度が低く抑えられることから、当該マフラーを
構成する外壁パネル等に、高温マフラー用ステンレス鋼
材等の高価で加工の難しい耐熱特殊材料を使用しなくて
済むため、コスト及び製造上の観点からも有利となっ
た。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るマフラ
ーの第1実施形態を内燃エンジンと共に示している。図
において、内燃エンジン1は、刈払機やチェーンソー等
の手持式作業機の動力源として組み込まれているシュニ
ューレ掃気式の小型空冷2サイクルガソリンエンジン
(以下単に内燃エンジンという)とされ、排気量は、例
えば約23〜26cc程度のものである。このエンジン
1は、点火プラグ15が装着された半球形の燃焼室5を
有するシリンダ2と、その下側に連結されたクランクケ
ース3と、を備え、前記シリンダ2にはピストン4が嵌
挿されるとともに、図1で見てその左右に気化器の混合
気供給通路部8が接続された吸気口7と、後述するマフ
ラー20が接続された排気口10がそれぞれ周知の態様
で設けられ、さらに、図1で見てその前後に一対の掃気
口9(その一方のみ図示)がそれぞれ所定の態様で設け
られている。
【0013】また、通常の内燃エンジンと同様に、前記
ピストン4の上下方向の往復運動は、コンロッド11を
介して、バランスウエイト14を備えたクランクシャフ
ト12の回転運動に変換され、その軸出力が前記可搬式
作業機の動力として利用されるようになっている。そし
て、前記構成の内燃エンジン1の前記シリンダ2におけ
る前記排気口10側の外側部に、本実施形態の全体が前
記エンジン1のシリンダ軸線X−Xに沿って縦長のマフ
ラー20が、ガスケットを兼ねる断熱板22を介して取
り付けられている。このマフラー20は、横方向(前記
内燃エンジン1の幅方向)に略水平に配置された仕切り
部材40により、上下に仕切られた第1の膨張室31と
第2の膨張室32とを有している。
【0014】前記第1の膨張室31及び前記第2の膨張
室32は、片側が開口した左右の外壁パネル36、37
の組み合わせにより画成されている。すなわち、前記内
燃エンジン1側の内側外壁パネル36と反対側の外側外
壁パネル37の外周端縁部36a、37aが相互に溶接
等により密封接合されており、これらの外壁パネル3
6、37間を上下に仕切るように前記仕切り部材40が
前記両外壁パネル36、37の内周面に溶接等により密
封接合され、その上下に前記第1の膨張室31と前記第
2の膨張室32とが画成されている。なお、前記内燃エ
ンジン1側の前記内側外壁パネル36の前記外周端縁部
36aは断面L字状とされていて、図2を参照すればよ
くわかるように、その上部中央部分と下部の左右部分に
は、ボルト類挿通穴36dが形成された幅広部36cが
設けられ、この幅広部36cの裏面側にマフラーカバー
(図示せず)の取付固定用雌ねじ部材35が溶接等によ
り固着されている。
【0015】前記仕切り部材40には、それを上下方向
に貫くように、言い換えれば前記第1の膨張室31及び
前記第2の膨張室32の両方に突出するように、メタル
担体からなる排ガス接触面積を出来るだけ大きくせしめ
るべく、角柱状の酸化触媒50が排ガス浄化部材として
配置されている。すなわち、前記仕切り部材40には、
矩形の触媒取付開口40aが形成され、この触媒取付開
口40aに、角筒状のシェル52が挿通せしめられて、
前記仕切り部材40に溶接等により接合固定されてお
り、このシェル52に前記メタル担体からなる角柱状の
酸化触媒50が上面(入口側)50aを前記第1の膨張
室31に、また、その下面(出口側)50bを前記第2
の膨張室32に露出させた状態で嵌挿固定されている。
このように、前記シェル52と一体の前記酸化触媒50
を、前記仕切り部材40に保持させるようにしたことに
より、酸化触媒の形状をシンプルにできるとともに、酸
化触媒の大きさの変更や取付位置の変更、交換、増設等
を容易に行うことができ、さらに、前記仕切り部材40
及び前記酸化触媒50は、前記排気口10から、排ガス
の噴出方向に対して直交する方向に任意の距離だけ離隔
して配置できる。なお、ここでは、前記排気口10の中
心線Oから前記酸化触媒50の上面(入口面)50aま
での触媒離隔距離Lは約10mmとなっている(図1に
加えて図4も参照)。
【0016】また、酸化触媒としては、前記角柱状のシ
ェルをもつメタル担体からなるもの以外のものを使用し
ても何ら差し支えない。一方、前記第1の膨張室31内
における前記排気口10及び排気導入口27と略同じ高
さ位置には、図1、図2に加えて図3及び図4を参照す
ればよくわかるように、補強板材24と前記外側外壁パ
ネル37とを橋絡するようにボルト挿入用締結スリーブ
55,55が横設されている。したがって、前記マフラ
ー20を前記シリンダ2の外側部に取り付ける際には、
ボルト56,56を、それぞれ前記マフラー20の右側
面側から前記ボルト挿入用締結スリーブ55,55に挿
入し、その雄ねじ部先端を前記シリンダ2の外側部に設
けられている雌ねじ部10a,10aに螺入して強固に
締め付けるようにされる。
【0017】一方、図1及び図2に加えて図5及び図6
を参照すればよくわかるように、前記外側外壁パネル3
7における反エンジン1側に位置する先細り状となって
いる下部の斜面部37aには、前記第2の膨張室32の
排ガスを外部に排出するための概略矩形の排出開口37
Aが形成されるとともに、この排出開口37Aを内側か
ら覆うようにステンレス鋼網よりなるスパークアレスタ
ースクリーン72が配設され、さらに、前記第2の膨張
室32に導入された排ガスが直線的に外部へ直接排出さ
れないようにすべく、前記排出開口37A及び前記スパ
ークアレスタースクリーン72の両方を内側から覆うよ
うに、断面三角形の容器状の内空間形成部材81が配設
され、前記第2の膨張室32に導入された排ガスが前記
内空間形成部材81の前後側面に形成された導出開口8
2、82から、その内部空間80に導入された後、前記
スパークアレスタースクリーン72及び前記排出開口3
7Aを通じて、前記外壁パネル37の前記斜面部37a
外面側に排出されるようになっている。
【0018】なお、前記内空間形成部材81は、折り箱
のように、展開図の状態の板金を折り曲げて要所を溶接
等により前記外側外壁パネル37の内面に接合したもの
である。前記外壁パネル37における前記斜面部37a
の外面側には、図2、図5及び図6を参照すればよくわ
かるように、前記排出開口37A及び前記スパークアレ
スタースクリーン72を覆うように、排出口71を有す
る排ガス案内部材75が配設されている。前記外壁パネ
ル37における前記排出開口37Aの周縁部付近の内面
側(裏面側)に配置された前記内空間形成部材81の周
辺三箇所に、ナット76,76,76が溶接固定されて
おり、前記排ガス案内部材75及び前記スパークアレス
タースクリーン72は前記外壁パネル37を挟んで、そ
の外側から前記ナット76,76,76に螺入せしめら
れたねじ77,77,77により共締め固定されている
(図6参照)。
【0019】前記排ガス案内部材75は、前記排出開口
37Aより若干大きな矩形断面外形を有する、底面及び
一側面が開口した箱形本体部75aと、この箱形本体部
75aの一側面側に連なる排出通路部75bとからな
り、底面及び一側面が開口した凸形状とされており、前
記排出通路部75bの外端部開口部分が前記マフラー2
0における排ガスの排出口71(図6参照)となってい
る。そして、さらに、前記排ガス案内部材75の前記排
出口71における排ガス噴出方向に沿った外方側の近傍
には、図6に加えて図7を参照すればよくわかるよう
に、前記排出口71から噴出される排ガス中に該排ガス
の噴流を利用して外気を混入すべく、前記排出口75と
の間に外気導入用間隙85が形成されるように、両端が
前記排出口71の開口面積より大なる径のベンチュリ管
65が取り付けられている。より詳しくは、前記ベンチ
ュリ管65は、その前半部を形成する先細りの縮径円錐
状通路部65Aに挿入された細長板状のブラケット67
を介して、前記排ガス案内部材75の前記排出通路部7
5bの外面に連結保持されるとともに前記排ガス案内部
材75に点付け溶接により固定されており、前記ベンチ
ュリ管65の前記排出口71側の排ガス入口側端部65
bと前記排出口71との間には環状に外気導入用間隙8
5が形成されている(図5、図6参照)。
【0020】また、このベンチュリ管65は、全長Kが
約30mmとされ、そのスロート部65aには、直径が
6〜8mm程度の外気導入孔66が形成されている。な
お、前記ベンチュリ管65のスロート部65a(の外気
導入孔66)に、図8に示される如くに、外気導入管9
0を溶接等により連結接合し、前記ベンチュリ管65と
は多少離れた部位から、前記ベンチュリ管65に近接し
た部位より低温の外気を導入するようにしてもよい。ま
た、前記外気導入管90にフレキシブルパイプ等を連結
して、任意の場所から低温の外気を導入するようにして
もよい。このような構成とされた本実施形態のマフラー
20においては、内燃エンジン1の排気口10からの排
ガスは、まず、第1の膨張室31に音速に近い速度で放
射状に導入されてそこで膨張拡散せしめられ、それによ
って排気音が減衰せしめられる。この場合、前記第1の
膨張室31に噴出せしめられた排ガスの略全部が前記排
気口10に対面する、前記第1の膨張室31を画成する
パネル部分(外壁パネル37)に当たり、そこで反射し
た排ガスが排ガス浄化部材としての酸化触媒50に導か
れることになる。
【0021】このため、前記内燃エンジン1の前記排気
口10からの排ガスが、前記酸化触媒50に直接当たら
ないようにできるとともに、前記酸化触媒50の入口側
全面に偏りなく導かれる。また、前記第1の膨張室31
及び前記第2の膨張室32からなる膨張室は、全体がシ
リンダ軸線X−Xに沿った縦長とされているので、酸化
触媒50の配置位置の自由度が増し、該酸化触媒50
は、前記排気口10から排ガスの噴出方向に対して、例
えば、直交する方向に所要距離だけ離隔して配置できる
ようにされていることから、その配置位置の設定によ
り、酸化触媒50の入口側の温度分布がより均一化され
るとともに、その活性化に最適の温度になし得、また、
排ガスの出口温度、酸化触媒50の発熱によるマフラー
表面温度の上昇を低く抑えることができるとともに、酸
化触媒50の劣化率を最小限に抑えて耐久性を向上させ
得る。そして、前記第1の膨張室31に導入された排ガ
スは、前記仕切り部材40を隔てて下側に隣接配置され
ている第2の膨張室32との圧力差により、前記仕切り
部材40を貫くように配置された酸化触媒50内を通じ
て前記第2の膨張室32に導かれる。この際、排ガス
は、前記酸化触媒50の作用により前記膨張室31、3
2内において酸素と効率良く反応(酸化燃焼)するの
で、排ガス中に含まれるCO及びHC成分が大幅に低減
される。
【0022】前記第2の膨張室32に導入された排ガス
は、ここでも膨張拡散せしめられてその排気音がさらに
減衰せしめられた後、内空間形成部材81に形成された
導出開口82及びスパークアレスタースクリーン72で
覆われた排出開口37A、排ガス案内部材75に導出さ
れる。この場合、前記内空間形成部材81及びスパーク
アレスタースクリーン72の存在により、前記第2の膨
張室32で消火しきれなかった火の粉が残っていても、
それが直接外部に放出されることを確実に防止できると
ともに、外部に排出される排ガス温度がさらに低下せし
められ、かつ、スパークアレスタースクリーン72の耐
久性が向上するとともに、その目詰まり等も少なくする
ことができる。そして、前記排ガス案内部材75に導出
された排ガスは、該排ガス案内部材75により適切な方
向に誘導されながら、それに設けられた排出口71か
ら、その近傍に取り付けられたベンチュリ管65内に噴
出せしめられる。
【0023】ここで、前記ベンチュリ管65は、前記排
出口71との間に外気導入用間隙85が形成されるよう
に取り付けられていることから、前記ベンチュリ管65
内に噴出せしめられた排ガスの噴流によって、外気が前
記外気導入用間隙85を通じて前記ベンチュリ管65の
前半部を形成する先細り状縮径通路部65A内に吸入さ
れるとともに、前記ベンチュリ管65のスロート部65
aに設けられられている外気導入孔66を通じて前記ス
ロート部65aに吸入されて、そこを流れる排ガス中に
混入せしめられ、これによって、前記ベンチュリ管65
内を流れる排ガスは希釈冷却され、外気により希釈冷却
された排ガスは、前記ベンチュリ管65の後半部を形成
する先太り状拡径通路部65Bを介してその出口側端部
65cから外部に拡散放出される。このように、排出口
71近傍に外気導入孔66をスロート部65aに設けた
ベンチュリ管65を取り付けて、排ガスの噴流を利用し
て外気を排ガス中に効果的に混入させるようにしたこと
により、マフラーにおける排ガスの最終出口であるベン
チュリ管65の出口側端部65cから外部に放出される
排ガスの温度(最終排出温度)が効果的に低下せしめら
れるとともに、当該マフラー20の表面温度も顕著に低
下せしめられることが、本発明の発明者等により確認さ
れた(後述する評価試験結果を参照)。
【0024】また、排ガスの最終排出温度及びマフラー
の表面温度が低く抑えられることから、当該マフラー2
0を構成する外壁パネル等に、高温マフラー用ステンレ
ス鋼材等の高価で加工の難しい耐熱特殊材料を使用しな
くて済むため、コスト及び製造上の観点からも有利とな
った。図9及び図10は、本発明に係るマフラーの第2
実施形態を示している。図示実施形態のマフラー20
は、前記した第1実施形態とベンチュリ管65を含む基
本構成及び外観は同一であるが、前記仕切り部材40及
び酸化触媒50の位置が下方に下げられている。すなわ
ち、本実施形態では、前記排気口10の中心線Oから前
記酸化触媒50の上面(入口面)50aまでの触媒離隔
距離Lは、前記第1実施形態の触媒離隔距離L(約10
mm)より長い約33mmとなっている。上記のよう
に、前記触媒離隔距離Lを長くしたことにより、前記酸
化触媒50における入口側のガス温度が前記第1実施形
態におけるそれより低くなり、酸化反応に必要な温度以
上とはならぬようにできる。これによって、前記酸化触
媒50の出口側のガス温度も低くなり、その結果、前記
マフラー20から外部へ排出される排ガスの温度も低く
なる。また、触媒離隔距離Lを長くすることにより、前
記第1の膨張室31の容積を大きくすることができ、こ
れによって、背圧が下げられ、特に、使用回転域での安
定性を向上させることができる。
【0025】前記に加え、本実施形態のマフラー20に
おいては、前記第1実施形態で用いられていた断面三角
形状の内空間形成部材81に代えて、それより内空間容
積の大きな直方体状の内空間形成部材83が用いること
によって、該内空間形成部材83が第3の膨張室的作用
も奏することができるようになし、もって、消音効果を
高め、エンジン回転の安定性も一層高めるようにしてい
る。なお、本実施形態で使用されている内空間形成部材
83も、折り箱のように、展開図の状態の板金を折り曲
げて要所を溶接等により接合したものであり、両側面に
円形の導出開口84、84が形成されている。図11及
び図12は、本発明に係るマフラーの第3実施形態を示
している。図示実施形態のマフラー20は、前記した実
施形態とベンチュリ管65を含む基本構成及び外観は同
一であるが、前記外壁パネル36、37の内面側に、内
壁パネル41を配設してそれらのパネル36−37,4
1間に断熱用の間隙空間Sを形成するとともに、前記第
1の膨張室31における排ガスの導入部近傍に、導入さ
れた排ガスの噴流を利用して外気を前記第1の膨張室3
1に吸入する外気吸入手段として、排ガスがその内部を
吹き抜けるようにベンチュリ管25を配置するととも
に、このベンチュリ管25のスロート部25aと外部と
を連通させる外気導入管26を配設したものである。か
かるマフラー20においても、前記した実施形態と略同
様な作用効果が得られることに加えて、断熱用の間隙空
間Sが形成されていることから、当該マフラー20の外
表面温度をさらに低下させることができるとともに、前
記第1の膨張室31に、前記外気吸入管26及びベンチ
ュリ管25を通じて外部の空気が導入されるので、前記
第1の膨張室31内のO2 量が増加するため、COの酸
化作用が増進され、CO成分が大幅に低減される。
【0026】〔評価試験〕前記した如くの、本発明に係
るマフラーの、特に、前記ベンチュリ管65を取り付け
たことによる排ガス温度低減効果とマフラー表面温度低
減効果とを確認すべく、次のような条件で評価試験を行
い、排ガス温度低減効果については表1に、また、マフ
ラー表面温度低減効果については表2に示される如くの
試験結果を得た。 (1)本発明による排ガス温度低減効果を評価すべく、
前記した図1に示される第1実施形態の、触媒離隔距離
Lが10mmでベンチュリ管65を備えたマフラー20
を用意し、図8及び図13に示される如くに、前記ベン
チュリ管65の外気導入孔66に外気導入管90を連結
し、この外気導入管90を開いたままにしたものを本発
明品Iとし、前記外気導入管90に盲蓋等を装着して閉
じたものを本発明品I’とし、前記ベンチュリ管65を
取り除いたもの(図13の実線で示されている)を比較
品Iとし、また、前記した図9に示される第2実施形態
の、触媒離隔距離Lが33mmでベンチュリ管65を備
えたマフラー20を用意し、図8及び図13に示される
如くに、前記ベンチュリ管65の外気導入孔66に外気
導入管90を連結し、この外気導入管90を開いたまま
にしたものを本発明品IIとし、前記外気導入管90に盲
蓋等を装着して閉じたものを本発明品II’とし、前記ベ
ンチュリ管65を取り除いたもの(図13の実線で示さ
れている)を比較品IIとして用いて、前記本発明品I、
I’、II、II’については、前記ベンチュリ管65の出
口側端部65c(本発明品ではここが最終排出口とな
る)から5mmづつ離れた地点において排ガス温度を測
定し、前記比較品I、IIについては、排出口71(比較
品ではここが最終排出口となる)から5mmづつ離れた
位置において排ガス温度を測定した。
【0027】
【表1】
【0028】表1からもわかるように、本発明品I、
I’、II、II’においては、その最終排出口(65c)
から10〜15mm程度離れた地点で、排ガス温度が、
例えば前記したSAE規格による排ガス温度規制値であ
る246°C以下に低下しているのに対し、比較品I、
IIにおいては、その最終排出口(71)から35〜45
mm程度離れないと、前記排ガス温度規制値である24
6°C以下には低下しない。このことから、本発明によ
れば、顕著な排ガス温度低減効果が得られることが理解
されよう。 (2)本発明によるマフラー表面温度低減効果を評価す
べく、前記した図1に示される第1実施形態の、触媒離
隔距離Lが10mmでベンチュリ管65を備えたマフラ
ー20を用意し、図8及び図13に示される如くに、前
記ベンチュリ管65の外気導入孔66に外気導入管90
を連結し、この外気導入管90を開いたままにしたもの
を本発明品Iとし、前記ベンチュリ管65を取り除いた
もの(図13の実線で示されている)を比較品Iとし、
また、前記した図9に示される第2実施形態の、触媒離
隔距離Lが33mmでベンチュリ管65を備えたマフラ
ー20を用意し、図8及び図13に示される如くに、前
記ベンチュリ管65の外気導入孔66に外気導入管90
を連結し、この外気導入管90を開いたままにしたもの
を本発明品IIとし、前記ベンチュリ管65を取り除いた
もの(図13の実線で示されている)を比較品IIとして
用いて、前記本発明品I、II及び比較品I、IIについ
て、図1及び図2に示される如くの、マフラー20の上
面(UP)、正面(FR)、横面(RI)、背面(B
A)、下面(UN)の各点の温度を測定した。
【0029】
【表2】
【0030】表2からもわかるように、本発明品I、II
では、マフラー表面温度が各測定点において比較品I、
IIより15〜50°C程度低くなっており、これから、
本発明によれば、顕著なマフラー表面温度低減効果が得
られることが理解されよう。以上、本発明の一実施形態
について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の
精神を逸脱しない範囲で、設計において、種々の変更が
できるものである。例えば、本発明のマフラーは、前記
実施形態で使用された空冷2サイクルガソリンエンジン
以外の4サイクルエンジン等にも同様に適用できるもの
である。また、排ガス浄化部材50も、前記したもの以
外の、発泡成形体、セラミック担体等を用いることがで
き、仕切り部材40への取り付け方法も、粘着状とする
等各種の方法を採用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る内燃エンジンのマフラーは、排出口近傍にベン
チュリ管を取り付けて、排ガスの噴流を利用して外気を
排ガス中に混入させるようにしたので、マフラーにおけ
る排ガスの最終出口であるベンチュリ管の出口側端部か
ら外部に放出される排ガスの温度(最終排出温度)を効
果的に低下させることができるとともに、該マフラーの
表面温度も大幅に低下させることができ、また、排ガス
の最終排出温度及びマフラーの表面温度を低く抑えるこ
とができるので、当該マフラーを構成する外壁パネル等
に、高温マフラー用ステンレス鋼材等の高価で加工の難
しい耐熱特殊材料を使用しなくて済み、コスト及び製造
上の観点からも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマフラーの第1実施形態を、それ
が取り付けられた内燃エンジンと共に示す縦断面図。
【図2】図1に示されるマフラーの斜視図。
【図3】図1のIII −III 矢視断面図。
【図4】図1のIV−IV矢視断面図。
【図5】図1に示されるマフラーにおける排ガス排出口
付近を拡大して示す部分拡大断面図。
【図6】図5のVI−VI矢視断面図。
【図7】図6のVII−VII矢視断面図。
【図8】図6に示されるベンチュリ管に外気導入管を連
結した変形例を示す断面図。
【図9】本発明に係るマフラーの第2実施形態を、それ
が取り付けられた内燃エンジンと共に示す縦断面図。
【図10】図9に示されるマフラーにおける排ガス排出
口付近を拡大して示す部分拡大断面図。
【図11】本発明に係るマフラーの第3実施形態を、そ
れが取り付けられた内燃エンジンと共に示す縦断面図。
【図12】図11に示されるマフラーの部分切欠斜視
図。
【図13】本発明に係るマフラーの作用効果を確認すべ
く行った評価試験の説明に供される図。
【符号の説明】
1…空冷2サイクルガソリンエンジン(内燃エンジン) 10…排気口 20…マフラー、 31…第1の膨張室 32…第2の膨張室 36、37…外壁パネル 37A…排出開口 40…仕切り部材 50…酸化触媒(排ガス浄化部材) 65…ベンチュリ管 65a…スロート部 66…外気導入孔 71…排出口 75…排ガス案内部材 81…内空間形成部材 82…導出開口 85…外気導入用間隙 90…外気導入管 L…触媒離隔距離 X−X…シリンダ軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−273419(JP,A) 特開 昭53−44998(JP,A) 特開 平6−108835(JP,A) 実開 平4−8715(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 7/20 F01N 1/08 F01N 3/02 F01P 1/06 F02B 63/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジン(1)の排気口(10)か
    ら噴出した排ガスが導入される排気導入口(27)を有
    する膨張室(31,32)と、この膨張室(31,3
    2)を画成する外壁パネル(37)と、を備えた内燃エ
    ンジンのマフラー(20)において、前記外壁パネル(37)の外側に、前記膨張室(31,
    32)からの排ガスを導入する排ガス案内部材(75)
    が取り付けられ、該排ガス案内部材(75)の断面外形
    を小さくした 排出口(71)の近傍に、該排出口(7
    1)から噴出される排ガス中に該排ガスの噴流を利用し
    て外気を混入すべく、前記排出口(71)との間に外気
    導入用間隙(85)が形成されるように、スロート部
    (65a)に外気導入孔(66)が形成されたベンチュ
    リ管(65)が取り付けられていることを特徴とする内
    燃エンジンのマフラー。
  2. 【請求項2】 前記ベンチュリ管(65)の前記外気導
    入孔(66)に外気導入管(90)が連結されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内燃エンジンのマフラ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記膨張室が仕切り部材(40)により
    第1の膨張室(31)と第2の膨張室(32)とに分割
    されるとともに、前記仕切り部材(40)に排ガス浄化
    部材(50)が配置され、前記排気口(10)からの排
    ガスが前記第1の膨張室(31)から前記排ガス浄化部
    材(50)内を通って前記第2の膨張室(32)に導か
    れるようにされていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の内燃エンジンのマフラー。
  4. 【請求項4】 前記膨張室(31,32)は、全体が前
    記内燃エンジン(1)のシリンダ軸線X−Xに沿った縦
    長とされていることを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載の内燃エンジンのマフラー。
  5. 【請求項5】 前記排ガス浄化部材(50)は、前記排
    気口(10)から、排ガスの噴出方向に対して交差する
    方向に任意の距離(L)だけ離隔して配置できるように
    されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃エン
    ジンのマフラー。
  6. 【請求項6】 前記排ガス浄化部材が、酸化触媒(5
    0)であることを特徴とする請求項3又は5に記載の内
    燃エンジンのマフラー。
  7. 【請求項7】 前記第2の膨張室(32)を画成する外
    壁パネル(37)に排ガスの排出開口(37A)が設け
    られるとともに、この排出開口(37A)を内側から覆
    うように容器状の内空間形成部材(81)が取り付けら
    れ、前記第2の膨張室(32)に導入された排ガスが前
    記内空間形成部材(81)に形成された導出開口(8
    2)及び前記排出開口(37A)を通じて外部に排出さ
    れることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に
    記載の内燃エンジンのマフラー。
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