JPH09273352A - 戸の構造 - Google Patents

戸の構造

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JPH09273352A
JPH09273352A JP8081791A JP8179196A JPH09273352A JP H09273352 A JPH09273352 A JP H09273352A JP 8081791 A JP8081791 A JP 8081791A JP 8179196 A JP8179196 A JP 8179196A JP H09273352 A JPH09273352 A JP H09273352A
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JP
Japan
Prior art keywords
door
wire
door body
building frame
closer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8081791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sakamoto
和夫 坂本
Kazuyuki Inoue
和幸 井上
Chihiro Arai
千博 荒井
Shinichiro Kushida
慎一郎 串田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Tateyama Aluminum Industry Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 戸を自動的に閉めることのできる引戸方式の
戸の構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 防火用の戸1を、一方向に延在するレー
ルを備えた建枠2と、レールに沿ってスライドすること
によって開閉する戸本体4と、戸本体4を閉じる方向に
付勢するクローザ15とからなる常閉の引戸構造とし、
クローザ15を、戸本体4に一端を固定したワイヤー1
7と、ワイヤー17を巻き取る巻取器18とからなる構
成とした。さらに、ワイヤー17を、建枠2内を通して
クローザ15に導く構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防火用の戸に用い
て好適な戸の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、防火用の戸には、ヒンジ
を備えて、このヒンジを中心として開閉する扉方式のも
のが多用されている。このような扉方式の戸の構造にお
いては、戸が閉じる方向にこれを付勢するクローザを備
え、このクローザを煙感知器や熱感知器と連動させて、
火災の発生を感知したときには戸が自動的に閉まる構造
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の扉方式の戸の構造では、戸を設置する場
所の条件によっては、例えば扉を開閉するスペースの確
保が困難である場合がある。この問題を解決するには、
戸をスライドさせることによって開閉する引戸方式が有
効であるため、火災発生時等には戸を自動的に閉めるこ
とのできる引戸方式の戸の構造が要求されていた。本発
明は、以上のような点を考慮してなされたもので、戸を
自動的に閉めることのできる引戸方式の戸の構造を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
一方向に延在するレールを備えた建枠と、前記レールに
沿ってスライドすることによって開閉する戸本体と、該
戸本体を閉じる方向に付勢する付勢装置とからなる常閉
の引戸構造とされ、前記付勢装置が、一端が前記戸本体
に固定されたワイヤーと、前記建枠の外方に設置されて
前記ワイヤーを巻き取る巻取器とからなることを特徴と
している。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1記載の戸
の構造において、前記ワイヤーが、前記建枠内を通して
前記巻取器に導かれていることを特徴としている。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の戸の構造において、前記戸が防火用とされている
ことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る戸の構造の実
施の形態の一例を、図1ないし図4を参照して説明す
る。図1に示すように、戸1は、建枠2と、2枚の戸本
体3,4とから概略構成されており、一方の戸本体3は
建枠2に固定あるいは一体に形成され、他方の戸本体4
が開閉自在とされた片引き構造となっている。
【0008】建枠2は正面視矩形で、一方の側が戸本体
3によって閉塞され、他方の側に開口部5が形成された
形態をなしている。図1および図2に示すように、この
建枠2には、その上下に、それぞれ一方向に延在するレ
ール6a,6bが形成されており、これらに沿って戸本
体4がスライドすることによって、開口部5を開閉する
ようになっている。
【0009】また、この建枠2の開口部5の下辺には、
鉛直上方に向けて立ち上がる立ち上がり部7が、レール
6bと平行に延在するよう形成されている。
【0010】さらに、建枠2の開口部5の周縁部には、
戸本体4の外周部の全周に対応した位置に、例えばゴム
製のシール部材8が設けられている。
【0011】図3に示すように、戸本体4は、その両側
にロック部材11,11を備えた構成となっている。こ
れらロック部材11,11は、その先端に形成された係
止部材11a,11aを、建枠2と戸本体3とにそれぞ
れ形成されている突起12,12に係止させることによ
って、戸本体4をロックするようになっている。このと
きに、ロック部材11,11は、この戸本体4が位置す
る面と平行な水平軸周りに回動するようになっており、
係止部材11a,11aを突起12,12に係止させる
と、戸本体4がシール部材8に押しつけられて密閉状態
となるようになっている。
【0012】さらに、各ロック部材11には、その全体
を覆う例えばアクリル製のカバー13が設けられてお
り、このカバー13を取り外すか壊さない限り、ロック
部材11を解除操作することができないようになってい
る。
【0013】図1および図4に示すように、この戸1に
は、戸本体4を閉じる方向に付勢するクローザ(付勢装
置)15が、建枠2の側方の壁面に設けられている。ク
ローザ15は、一端が戸本体4の下端部側面に設けられ
た固定ブロック16に固定されているワイヤー17と、
戸1とは別体にその外方に設けられて、ワイヤー17を
繰り出し・巻き取りする巻取器18とからなっている。
前記ワイヤー17は、立ち上がり部7と戸本体4との間
に形成されている空間20(図2参照)を通して、建枠
2の端部に形成されたガイド穴21,その外側に設けら
れた滑車22,クローザ15の近傍に設けられた滑車2
3を介して建枠2の外方の巻取器18に導かれている。
巻取器18には、ワイヤー17を巻き取る方向に常時付
勢するため、図示しないスプリング等が備えられてい
る。これにより、このワイヤー17が接続されている戸
本体4は、常に閉じる方向に付勢されており、戸1は常
閉とされている。
【0014】このような戸1は、通常時は、ロック部材
11,11で戸本体4をロックしておく。そして、例え
ば火災等が発生したときには、まずカバー13,13を
壊し、ロック部材11,11を操作してロックを解除し
た後、戸本体4を手で開いてここから避難する。そし
て、戸本体4から手を離せば、クローザ15の巻取器1
8によってワイヤー17が巻き取られ、戸本体4が自動
的に閉じるようになっている。
【0015】上述した戸1の構造では、防火用の戸1
が、一方向に延在するレール6a,6bを備えた建枠2
と、レール6a,6bに沿ってスライドすることによっ
て開閉する戸本体4と、戸本体4を閉じる方向に付勢す
るクローザ15とからなる常閉の引戸構造とされ、クロ
ーザ15が、戸本体4に一端を固定したワイヤー17
と、ワイヤー17を巻き取る巻取器18とからなる構成
とされている。これにより、例えば避難時に戸本体4を
開いた後、手を離せばクローザ15によって戸本体4を
自動的に閉じることができ、その後は防火機能を発揮す
ることができる。
【0016】また、ワイヤー17が、建枠2の立ち上が
り部7によって形成された空間20内を通してクローザ
15に導かれた構成となっている。このようにワイヤー
17を露出させない構成とすることによって、避難時に
ワイヤー17に足が引っかかるのを防止して、安全性を
高めることができる。
【0017】なお、上記実施の形態において、戸1を、
戸本体4のみが開く片引き構造としたが、上記構成は、
戸本体を戸袋等に引き込む引き込み構造の戸にも適用す
ることが可能であり、また、引き違い構造の戸において
も、双方の戸本体にクローザを備えることによって適用
することが可能である。また、上記戸1を防火用として
用いる構成としたが、もちろん、これ以外の通常の戸に
も適用できることは言うまでもない。さらに、上記実施
の形態において、戸本体3,4としてガラスを備えたサ
ッシを用いたが、これ以外の、ガラスのない戸や、窓、
障子等においても全く同様に適用することが可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る戸
の構造によれば、一方向に延在するレールを備えた建枠
と、前記レールに沿ってスライドすることによって開閉
する戸本体と、該戸本体を閉じる方向に付勢する付勢装
置とからなる常閉の引戸構造とし、付勢装置を、戸本体
に固定したワイヤーと、ワイヤーを巻き取る巻取器とか
らなる構成とした。これにより、常閉の戸本体を開いた
後、戸本体から手を離せば付勢装置によって戸本体が閉
じる方向に付勢され、これを自動的に閉じることができ
る。
【0019】請求項2に係る戸の構造によれば、ワイヤ
ーを、建枠内を通して巻取器に導く構成とした。このよ
うにワイヤーを露出させないことによって、ワイヤーに
足が引っかかるのを防止して、安全性を向上させること
ができる。
【0020】請求項3に係る戸の構造によれば、このよ
うな戸を防火用として用いる構成とした。これにより、
避難時に戸本体を開いても、これが自動的に閉まるの
で、このような引戸構造の戸においても、防火戸として
の機能を確実に果たすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る戸の構造の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】前記戸の構造の立断面図である。
【図3】同戸の構造の平断面図である。
【図4】前記戸の構造に備えた付勢装置を示す平断面図
である。
【符号の説明】
1 戸 2 建枠 4 戸本体 6a、6b レール 15 クローザ(付勢装置) 17 ワイヤー 18 巻取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 千博 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 串田 慎一郎 富山県高岡市早川550番地 立山アルミニ ウム工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に延在するレールを備えた建枠
    と、前記レールに沿ってスライドすることによって開閉
    する戸本体と、該戸本体を閉じる方向に付勢する付勢装
    置とからなる常閉の引戸構造とされ、 前記付勢装置が、一端が前記戸本体に固定されたワイヤ
    ーと、前記建枠の外方に設置されて前記ワイヤーを巻き
    取る巻取器とからなることを特徴とする戸の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の戸の構造において、前記
    ワイヤーが、前記建枠内を通して前記巻取器に導かれて
    いることを特徴とする戸の構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の戸の構造におい
    て、前記戸が防火用とされていることを特徴とする戸の
    構造。
JP8081791A 1996-04-03 1996-04-03 戸の構造 Withdrawn JPH09273352A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8081791A JPH09273352A (ja) 1996-04-03 1996-04-03 戸の構造

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JP8081791A Withdrawn JPH09273352A (ja) 1996-04-03 1996-04-03 戸の構造

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JP (1) JPH09273352A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108376526A (zh) * 2018-03-31 2018-08-07 敖慧 一种智能广告防风展示架
CN108868448A (zh) * 2018-06-20 2018-11-23 亚萨合莱国强(山东)五金科技有限公司 一种推拉窗遇火自关闭装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108376526A (zh) * 2018-03-31 2018-08-07 敖慧 一种智能广告防风展示架
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