JPH0927302A - 放電表示素子 - Google Patents

放電表示素子

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Publication number
JPH0927302A
JPH0927302A JP17317995A JP17317995A JPH0927302A JP H0927302 A JPH0927302 A JP H0927302A JP 17317995 A JP17317995 A JP 17317995A JP 17317995 A JP17317995 A JP 17317995A JP H0927302 A JPH0927302 A JP H0927302A
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JP
Japan
Prior art keywords
discharge
tube body
display element
discharge display
outer tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP17317995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Arai
要次 新井
Taku Sakai
卓 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】放電表示素子1の放電部をなす放電管体15の
外周面に凹凸を設け、内部管体16と外部管体17との
2種類で構成し、放電路となる内部管体16には反射率
の高い白色系セラミックスを用い、外部管体17は黒色
系セラミックスで形成し、それぞれの管体を嵌合して一
体化構造の放電管体とする。 【効果】外部管体の外周面の凹凸を設けたことにより、
吸熱性の向上による製造工程の短縮および放熱性の向上
による水銀蒸気圧の抑制、すなわち、高発光効率化が図
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像,情報表示等の大
画面カラーディスプレイ装置に用いられる表示用蛍光ラ
ンプ等の放電表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示装置は、例えば、図
4で示す放電表示素子1を図3に示す様に多数縦横に配
列して組み込んだもので、これら多数の放電表示素子1
の点滅を適宜制御することにより、文字や図形等の必要
な情報を表示するようになっている。図4(b)は
(a)のA−A′断面を示している。
【0003】放電表示素子1は単管で単色または多色を
発光するものであり、図4(a),(b)において、共
通陰極2と補助陽極3を内蔵した円筒状のガラスバルブ
4上に、発光室を形成する四角形の放電管体5を、例え
ば、低融点ガラスを用いて気密封止して組み合わせてあ
り、放電管体5内は四つの発光小室6a,6b,6c,
6dに区画されている。ここで、放電管体5は白色セラ
ミックスで構成されている。放電管体5の他端は表示面
をなすソーダガラス製の面板10がやはり低融点ガラス
等を用いて気密封止して組み合わせてある。
【0004】発光小室6a〜6dは放電路がガラスバル
ブ4と平行方向、すなわち、面板10に直交する方向に
形成してあり、放電路の断面形状が面板10に向かって
開くようなテーパ状になっている。
【0005】放電管体5の各発光小室の底部には共通陰
極2との放電路となる放電孔8a,8b,8c,8dが
あけられており、各発光小室6a,6b,6c,6dの
内壁面には、例えば、発光小室6a,6cには緑、6b
には赤、6dには青に発光する蛍光体9をそれぞれ塗布
し、各発光小室6a,6b,6c,6dの面板側端には
共通陰極2とそれぞれ選択的に放電を行う陽極7a,7
b,7c,7dを設けてある。
【0006】放電表示素子1内には始動ガスのアルゴン
と水銀が封入してあり、放電により発生する水銀の紫外
線で蛍光体9を励起発光し表示を行う。各発光小室6
a,6b,6c,6dで発光した光は表示面をなす面板
10を透過して外部に放射され、フルカラーの映像や情
報が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、放電管体5は反
射率の高い白色セラミックスが用いられている。白色セ
ラミックスは反射率が高い、すなわち、吸収率が低い。
このため放電表示素子の製造プロセス中、脱ガス処理な
どに高温加熱を行うが、放電管体がセラミックスのため
熱容量が大きいこともあり、所定温度に飽和するのに時
間を要するという欠点および放電表示素子を点灯中に発
生する熱の放熱性が悪いという欠点があった。
【0008】本発明の目的は、吸熱性,放熱性が優れた
放電表示素子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、放電管体外周面に凹凸を設けた構造と
し、放電路となる蛍光体塗布面側は反射率の高い同材質
の白色セラミックスで、また外周面を吸熱性,放熱性の
良い黒色セラミックスで形成した放電管体構造にする。
【0010】
【作用】本構成によれば、放電表示素子を点灯させる
と、水銀の発光によって生成される紫外線によって、放
電路内壁に塗布してある蛍光体を励起発光させる。蛍光
体の発光はテーパ状の白色セラミックスで反射を繰り返
し表示面である透光性面板側より効率よく取り出すこと
ができる。また外部管体の外周面に凹凸を設けた構造に
より、外周表面積を増大させ、製造時の加熱処理の能率
化、また動作時の放熱効果の改善が図られる。さらに外
周面を黒色にすることにより、この効果を増すことがで
きる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の放電表示素子の斜視図を示
す。図2は本発明の一実施例を示す放電表示素子の正面
図および、断面図であり、図1(a)は放電表示素子の表
示面側からの図を示し、(b)はA−A′断面構造を示
す。図1(a),(b)において、放電表示素子1は単管
で単色または多色を発光するものであり、共通陰極2と
補助陽極3を内蔵した円筒状のガラスバルブ4と、発光
室を形成する四角形の放電管体15を、例えば、低融点
ガラスを用いて気密封止して組み合わせてある。放電管
体15は外部を外周面に凹凸を有する黒色セラミックス
管体17とし、内部を白色セラミックス管体16を包囲
嵌合した構造である。放電管体15内部は四つの発光小
室6a,6b,6c,6dに区画してある。放電管体1
5の他端は表示面をなす透光性の、例えば、ソーダガラ
ス製の面板10がやはり低融点ガラス等を用いて気密封
止して組み合わせてある。
【0012】発光小室6a〜6dは放電路がガラスバル
ブ4と平行方向、すなわち、面板10に直交する方向に
形成し、放電路の断面形状を面板10に向かって開くテ
ーパ状で、勾配の異なる2種類のテーパ部分で形成する
と共に、テーパ状の放電路の両端部分にストレート部分
を形成してある。
【0013】放電管体15の各発光小室の底部には共通
陰極2との放電路となる放電孔8a,8b,8c,8d
があけられており、各発光小室6a,6b,6c,6d
の内壁面には、例えば、発光小室6a,6cには緑、6
bには赤、6dには青に発光する蛍光体9をそれぞれ塗
布し、各発光小室6a,6b,6c,6dの面板側端に
は陽極7a,7b,7c,7dを設けてあり、共通陰極
2とそれぞれ選択的に放電を行う。11,12,13,
14は各電極に接続された電力供給用のリード線であ
る。
【0014】放電表示素子1内には水銀と始動ガスのア
ルゴンガスが500〜4000Pa封入してあり、放電
により水銀が励起され紫外線を発生する。この紫外線で
蛍光体を励起発光し表示を行う。各発光小室6a,6
b,6c,6dで発光した光は表示面をなす面板10を
透過して外部に放射され、フルカラーの映像や情報が得
られる。内部管体16と黒色セラミックスの外部管体1
7を嵌合して一体化した構造とし、外部管体17の外周
面に凹凸を設けることにより、吸熱性および放熱性の向
上が図れ、製造時における加熱を短時間に行え、また表
示素子としての動作時における放電表示素子の昇温を抑
え水銀蒸気圧の過度な上昇を抑制することが可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、放電表示素子の外周面
に凹凸を設け、黒色化することにより、吸熱性の向上に
よる製造工程の短縮および放熱性の向上による水銀蒸気
圧の抑制、すなわち、発光効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電表示素子を示す斜視図。
【図2】本発明による放電表示素子の一実施例を示す説
明図。
【図3】放電表示素子の一部の斜視図。
【図4】従来の放電表示素子を示す説明図。
【符号の説明】
1…放電表示素子、15…放電管体、16…内部管体、
17…外部管体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像,情報表示などに用いる放電表示素子
    において、前記放電表示素子の管体外周面に凹凸を設
    け、放熱片状とした構造を特徴とする放電表示素子。
  2. 【請求項2】請求項1において、放電管体の内側管体部
    分及び外側管体部分からなる二層または二重構造にし、
    前記外側管体の部分の光反射率は前記内側管体の反射率
    よりも低い放電表示素子。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記外側管体の部分は
    可視光反射率が10%以下の黒色系セラミックスで形成
    され、前記内側管体の部分は可視光反射率が80%以上
    の白色系セラミックスで形成される放電表示素子。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載の前記放電表
    示素子を複数個配列した映像表示パネル。
JP17317995A 1995-07-10 1995-07-10 放電表示素子 Pending JPH0927302A (ja)

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JP17317995A JPH0927302A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 放電表示素子

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JP17317995A JPH0927302A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 放電表示素子

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JPH0927302A true JPH0927302A (ja) 1997-01-28

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JP17317995A Pending JPH0927302A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 放電表示素子

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