JPH09272210A - インクジェット用液体保存容器 - Google Patents

インクジェット用液体保存容器

Info

Publication number
JPH09272210A
JPH09272210A JP8397496A JP8397496A JPH09272210A JP H09272210 A JPH09272210 A JP H09272210A JP 8397496 A JP8397496 A JP 8397496A JP 8397496 A JP8397496 A JP 8397496A JP H09272210 A JPH09272210 A JP H09272210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
hole
container
liquid storage
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8397496A
Other languages
English (en)
Inventor
So Kishida
創 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8397496A priority Critical patent/JPH09272210A/ja
Publication of JPH09272210A publication Critical patent/JPH09272210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録用液体の液体保存容器の
液体洩れを防止し、容器の容積効率を高める。 【解決手段】 容器内部と大気とを連通する大気連通路
の中間に、トラップを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置用液体保存容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット用の液体の保存容
器を図3に示す。図3(b)はその模式的断面図であ
る。液体保存部位1′には、ウレタンフォームに代表さ
れるような連続多孔質体に毛管力でインクジェット用の
液体が保持され、液体保存容器はその下部に液体供給口
2′が位置するようにインクジェット記録装置に装着さ
れ、記録用液体はこの供給口2′を経てインクジェット
記録素子(不図示)に供給される。容器の天井部分には
大気と連通する大気連通孔3′を設け、容器の内部圧力
が大気圧と平衡状態になるようにしてあり、また、容器
の天井と、連続多孔質体の上部との間に空隙部4′を設
け、このインクジェット記録装置の使用時における外気
圧の変化や温度の変化等により記録用液体が連続多孔質
体よりしみ出し、さらに大気連通孔3′を通って容器外
部に液が漏出するのを防止している。
【0003】この空隙部4′は、大気連通孔3′が横向
きあるいは下向きに放置された状態になったときの液体
の漏出を防止するプールの機能をも有する。液体保存容
器の上部には、同容器の平面図である図3(a)に示す
ように、大気連通孔3′を起点とし、連通孔開放部5′
を終点とするU字状の細い溝を作り、これにシールテー
プを貼ることによって作られる大気連通路6′を形成し
てある。これは容器内の液体の大気連通孔3′からの蒸
発を防止するために作られているものであるが、これが
容器内の液の漏出を防ぐ第2のバッファになっている。
液体保存部位にある液体が外部に漏出する場合の液体の
経路を図4に示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体保
存容器の外形寸法にはインクジェット記録装置本体内の
レイアウトスペース上からの制約があるので、前記漏れ
だし液体を蓄える空隙部の容積を充分に確保して、液体
洩れに対する信頼性を満足させようとすると、容器外形
寸法に対する内部液体の保存量が低下し、液体保存容器
としての容積効率が低下し記録装置使用時のランニング
コストの低下を招くという問題があった。
【0005】また、延長された大気の通路を備えていて
も、延長部は蒸発防止のために断面積が狭く設定されて
おり、漏れだし液体を備える効果は殆ど期待できなかっ
た。
【0006】本発明の課題は従来の容器を改良し容積効
率を低下させずに、内部液体洩れに対処できる液体保存
容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.容器の内部にインクジェット用液体を保持し、イン
クジェット記録素子に対し液体を供給する液体供給口
と、大気と容器内部とを連通する大気連通路を有する液
体保存容器において、前記大気連通路の中間に、液体の
トラップを設けてなる液体保存容器 2.前記トラップが、液体保存容器の外側に突出して設
けられていることを特徴とする上記1に記載の液体保存
容器である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の液体保存容器の一例を図
面によって説明する。図1は、大気連通路の中間にトラ
ップを設けた前記2に述べた発明の容器の具体例であ
り、(b)はその立断面を、(a)は、平面図を示す。
液体保存部位1には、ウレタンフォームに代表されるよ
うな連続多孔質体に毛管力でインクジェット記録用の液
体が保持され、液体保存容器は、液体供給口2が下向き
に位置するようにインクジェット記録装置に装着され、
記録用液体は、この液体供給口2を経てインクジェット
記録素子(不図示)に供給される。容器の天井部分には
大気と連続する大気連通孔3を設け、容器内部圧力は、
大気圧と平衡状態になるようにしてある。容器の天井
と、連続多孔質体の上部との間には空隙部4があり、液
体保存容器のインクジェット記録装置に装着使用時にお
いて、外気圧の変化や、温度の変化等による記録用液体
の膨張時に、その液体が大気連通孔3を通って直ちに器
外に漏出するのを防止している。容器の外側面にはトラ
ップ8を設ける。このトラップが本願の容器の特徴をな
すもので、次のように構成される。すなわち本例では図
1(b)に示すように容器の外側(側面)にとりつけた
直方体の小容器で、その上壁(天井)には貫通孔Aおよ
び貫通Bを備へ、貫通孔Aと前記大気連通孔3とは、本
体容器の上面に作られた例えば断面積0.01mm2
1.0mm2 の溝で連結し、貫通孔Bは、この溝とは交
わらない他の同様な溝と連結する。これら2つの溝、大
気連結孔3および貫通孔A、Bを覆うようにシールテー
プ貼ることによって大気連通路6および7を形成する。
この場合貫通孔Bと連結した溝の端はシールテープから
はみ出て、連通孔開放部5を形成するようにする。
【0009】以上のような構造により、本願のトラップ
8を連通路の中間に設けることができる。この場合、空
隙部4と外気との空気の回路は、空隙部4を起点とすれ
ば大気連通孔3→シールテープにより形成された密閉溝
すなわち大気連通路6→貫通孔A→トラップ8→貫通孔
B→シールテープにより形成された密閉溝すなわち大気
連通路7→連通孔開放部5となり、トラップが満杯とな
らない限り、空気の通路は容易に確保される。内部液体
が洩れだした場合も、上記回路を通ることになり、これ
を前述の図4にならい図2に示した。
【0010】トラップの設置部位、形状および容量は、
液体保存容器のインクジェット記録装置への装着に支障
のない限り、容器外側に必らずしも突出させる必要はな
く任意に決定できる。例えば記録装置としてはデットス
ペースとなる部位にもトラップを設けることができるこ
とになり、記録装置本体内のレイアウトにおいて、装置
外形寸法を抑えるあるいはデザイン上の自由度を高める
等極めて有利なスペース構成が可能となる。空隙部4と
トラップの容積は全内容積の5%以上あれば、大気圧、
外気温度等の変化による液もれの可能性は低く、たとえ
ばトラップを4%とすれば空隙4は1%というレイアウ
トも可能となる。
【0011】このようにトラップの容量を大きくとるこ
とにより、前記空隙部4の容積を減少させ液体保存容器
の容積効率を上げることができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の液
体保存容器は、保存液体の漏洩を防止し、容器の容積効
率をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体保存容器の一例を表わす模式図で
(a)は平面図(b)は立断面図である。
【図2】本発明の液体保存容器における空気流路を示す
ブロック図である。
【図3】従来の液体保存容器の一例を表わす模式図で
(a)は平面図(b)は立断面図である。
【図4】従来の液体保存容器における空気流路を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1、1′ 液体保存部位 2、2′ 液体供給口 3、3′ 大気連通孔 4、4′ 空隙部 5、5′ 連通孔開放部 6、6′ 大気連通路 7 大気連通路 8 トラップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の内部にインクジェット用液体を保
    持し、インクジェット記録素子に対し液体を供給する液
    体供給口と、大気と容器内部とを連通する大気連通路を
    有する液体保存容器において、前記大気連通路の中間に
    トラップを設けてなる液体保存容器。
  2. 【請求項2】 前記トラップが、液体保存容器の外側に
    突出して設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の液体保存容器。
JP8397496A 1996-04-05 1996-04-05 インクジェット用液体保存容器 Pending JPH09272210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8397496A JPH09272210A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 インクジェット用液体保存容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8397496A JPH09272210A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 インクジェット用液体保存容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09272210A true JPH09272210A (ja) 1997-10-21

Family

ID=13817518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8397496A Pending JPH09272210A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 インクジェット用液体保存容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09272210A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7182446B2 (en) 2000-02-16 2007-02-27 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus
US7213913B2 (en) 2001-05-17 2007-05-08 Seiko Epson Corporation Ink cartridge
US7387379B2 (en) 2004-11-26 2008-06-17 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7182446B2 (en) 2000-02-16 2007-02-27 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus
US7188936B2 (en) 2000-02-16 2007-03-13 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus
US8061824B2 (en) 2000-02-16 2011-11-22 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus
US8585192B2 (en) 2000-02-16 2013-11-19 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus
US7213913B2 (en) 2001-05-17 2007-05-08 Seiko Epson Corporation Ink cartridge
US7387379B2 (en) 2004-11-26 2008-06-17 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container
US7992983B2 (en) 2004-11-26 2011-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1022144B1 (en) Ink tank and ink supply device for use in ink jet printer
JP3417434B2 (ja) インクジェットプリンタ用インクカートリッジ
US7543925B2 (en) Liquid container
JP2005161853A (ja) 流体を収容するための流体コンテナシステム及び流体コンテナを換気するための方法
US7252378B2 (en) Ink cartridge
JP2005161854A (ja) インクカートリッジ
JP2008195081A (ja) インクジェット記録装置用インクカートリッジ
EP0849085A2 (en) Ink cartridge
JPH09272210A (ja) インクジェット用液体保存容器
JPH0958004A (ja) インクタンク
US20030048337A1 (en) Geometric ink channels for ink cartridge
JP2002205413A (ja) インクカートリッジ
JP2001121715A (ja) インクジェット記録装置用インクカートリッジ
JPH10296988A (ja) インク貯蔵容器
JPH1191122A (ja) インク貯蔵容器
JPS6075268U (ja) 泡・液切替えポンプ
JP2000246914A (ja) 液体収納容器
JPH0752404A (ja) インクジェットカートリッジ
JP3296743B2 (ja) インクタンク及びインクジェット記録装置
JP2002355988A (ja) インクカートリッジ
JPS6082353A (ja) 記録液容器
JP2002120381A (ja) インクカートリッジ
JP2002103643A (ja) インクジェット記録装置用インク供給機構、及びこれに適したインク注入具
KR100503080B1 (ko) 잉크 카트리지
JPS63273744A (ja) 加湿装置