JP2005161853A - 流体を収容するための流体コンテナシステム及び流体コンテナを換気するための方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】流体漏れを抑制しつつ流体チャンバ内の内圧を換気するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】流体射出コンテナシステムは、流体を収容する第1のコンテナであって、流体で充たされている時には第1のコンテナは負のゲージ圧まで排気される、第1のコンテナと、流体を収容する毛細管媒体を有する第2のコンテナと、流路が流体で濡れているレベルでは流体を流す、第1のコンテナと第2のコンテナとの間の流路と、流体射出システム内の内部領域と周囲との間に空気を流すための換気口と、流体を第2のコンテナに流すための少なくとも1つのスピルオーバ領域と、内部領域と第2のコンテナとの間に少なくとも空気を流すための複数のチャネルとを含み、少なくとも1つのスピルオーバ領域が第2のコンテナの外側に移動する多量の流体を収容するのに十分な体積を有する。
【選択図】図6
【解決手段】流体射出コンテナシステムは、流体を収容する第1のコンテナであって、流体で充たされている時には第1のコンテナは負のゲージ圧まで排気される、第1のコンテナと、流体を収容する毛細管媒体を有する第2のコンテナと、流路が流体で濡れているレベルでは流体を流す、第1のコンテナと第2のコンテナとの間の流路と、流体射出システム内の内部領域と周囲との間に空気を流すための換気口と、流体を第2のコンテナに流すための少なくとも1つのスピルオーバ領域と、内部領域と第2のコンテナとの間に少なくとも空気を流すための複数のチャネルとを含み、少なくとも1つのスピルオーバ領域が第2のコンテナの外側に移動する多量の流体を収容するのに十分な体積を有する。
【選択図】図6
Description
本発明は、流体漏れを防止しつつ流体コンテナ内の換気流路を確保することに関する。さらに詳細には、流体を収容するための流体コンテナシステム及び流体コンテナを換気するための方法に関する。
ドロップ・オン・デマンド液体インクプリンタのような流体エジェクタシステムは、そこから流体の落下滴が受け入れシート方向に射出される、少なくとも1つの流体エジェクタを有する。走査インクジェットプリンタには、流体インクを収容する流体射出ヘッドが設けられている。インクは、コンピュータ、スキャナ、又は同様の装置から受信された印刷データに基づいた配列でシートに塗布される。
流体射出ヘッドは、インクのような流体で充たされるように設計されており、使用されるまで輸送のために密封される。ベントポートは、輸送中に流体射出ヘッド内の余分な残存空間(ガス層の増加する内圧からの)を換気可能にする。蒸気閉塞(vapor lock)は、一旦出口圧が大気圧まで減圧し排出された流体が空気によって置き換えられていない場合には、流体射出ヘッドからの流体のフローを抑制する可能性がある。蒸気閉塞は、このようにして射出動作の間に流体射出ヘッドを換気することによって防止される。
米国特許第6,520,612B1号
米国特許第5,997,121号
米国特許第5,619,929号
米国特許出願第10/455,357号
しかしながら、流体射出ヘッドは、輸送中及び密封が除去されたときの両方の場合に、任意の方向に向けることができる。いくつかの方向では、流体射出ヘッド内の流体は、残存空間が換気口へ接近することを妨げるために移動でき、このようにして適切な換気を抑制する。
さらに、流体射出ヘッドが保存及び/又は出荷中に経験する大気圧及び周囲温度の条件は、流体の体積膨張を引き起こすことがある。このような膨張は、流体の一部を換気口内に浸透させ、これによって印字ヘッドの外側の領域を流体で汚染することがある。
したがって、流体射出の種々の応用における消耗する流体用のコンテナは、流体漏れを防止しつつ、内圧を効果的に平衡させるための換気及び過剰な流体の保存を必要とするかも知れない。このような応用は、インクジェットプリンタ、燃料電池、調剤薬、調合薬、受け入れ媒体へのホトリザルト(photo results)等、排出を制御するためのエンジン排気への還元材の注入、冷凍中の結露除去(draining condensation)等を含み、これらに限定されない。
流体漏れを抑制しつつ流体チャンバ内の内圧を換気する改良された方法は、流体射出ヘッドの輸送、保存、動作特性を向上するために望ましいであろう。
本発明は、流体を収容する第1のコンテナであって、流体で充たされている時には第1のコンテナは負のゲージ圧まで排気される、第1のコンテナと、流体を収容する毛細管媒体を有する第2のコンテナと、流路が流体で濡れているレベルでは流体を流す、第1のコンテナと第2のコンテナとの間の流路と、流体射出システム内の内部領域と周囲との間に空気を流すための換気口と、流体を第2のコンテナに流すための少なくとも1つのスピルオーバ領域と、内部領域と第2のコンテナとの間に少なくとも空気を流すための複数のチャネルとを含み、少なくとも1つのスピルオーバ領域は第2のコンテナの外側に移動する多量の流体を収容する、流体射出コンテナシステム用の装置及び方法を提供する。
本発明は、第1のコンテナと第2のコンテナとを周囲から密封するための蓋をさらに含み、チャネルが蓋の上に配置された、流体射出コンテナシステム用の装置及び方法を別々に提供する。
本発明は、チャネルのすべてではなく、少なくとも1つが流体を流す、流体射出コンテナシステム用の装置及び方法を別々に提供する。
本発明は、流体の量が、流体がチャネルのすべてを濡らすことを防止するのに必要とされた容積に対応する、流体射出コンテナシステム用の装置及び方法を別々に提供する。
本発明は、第1のコンテナと第2のコンテナとが流路上の仕切りによって分離されている、流体射出コンテナシステム用の装置及び方法を別々に提供する。
本発明の第1の態様は、流体を収容する第1のコンテナであって、流体で充たされている時には第1のコンテナは負のゲージ圧まで排気される、第1のコンテナと、流体を収容する毛細管媒体を有する第2のコンテナと、流路が流体で濡れているレベルでは流体を流す、第1のコンテナと第2のコンテナとの間の流路と、流体射出システム内の内部領域と周囲との間に空気を流すための換気口と、流体を第2のコンテナに流すための少なくとも1つのスピルオーバ領域と、内部領域と第2のコンテナとの間に少なくとも空気を流すための複数のチャネルとを含み、少なくとも1つのスピルオーバ領域が第2のコンテナの外側に移動する多量の流体を収容するのに十分な体積を有する、流体を収容するための流体コンテナシステムである。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、第1のコンテナと第2のコンテナとを周囲から密封するための蓋をさらに含み、チャネルが蓋の上に配置された、流体コンテナシステムである。
本発明の第3の態様は、第1の態様において、チャネルの内すべてではなく少なくとも1つが流体を流す、流体コンテナシステムである。
本発明の第4の態様は、第1の態様において、流体の量が、流体がチャネルのすべてを濡らすことを防止するのに必要とされた容積に対応する、流体コンテナシステムである。
本発明の第5の態様は、第1の態様において、第1のコンテナと第2のコンテナとが流路の上の仕切りによって分離されている、流体コンテナシステムである。
本発明の第6の態様は、第1の態様において、第1のコンテナが複数の第1のチャンバをさらに備える、流体コンテナシステムである。
本発明の第7の態様は、第1の態様において、第2のコンテナが複数の第2のチャンバをさらに備える、流体コンテナシステムである。
本発明の第8の態様は、第1の態様において、第1のコンテナが複数の第1のチャンバをさらに備えると共に、第2のコンテナが複数の第2のチャンバをさらに備える、流体コンテナシステムである。
本発明の第9の態様は、第1の態様において、第1のコンテナと第2のコンテナとが、流体を流すために互いに結合された一連の連通する第1のコンテナと第2のコンテナとの連結を含む、流体コンテナシステムである。
本発明の第10の態様は、流体を収容する第1のコンテナであって、流体で充たされている時には第1のコンテナは負のゲージ圧まで排気される、第1のコンテナと、流体を収容する毛細管媒体を有する第2のコンテナと、流路が流体で濡れているレベルでは流体を流す、第1のコンテナと第2のコンテナとの間の流路と、第1のコンテナと第2のコンテナとを分離している流路の上の仕切りと、流体射出システム内の内部領域と周囲との間に空気を流すための換気口と、流体を第2のコンテナに流すための少なくとも1つのスピルオーバ領域と、第1のコンテナと第2のコンテナとを周囲から密封するための蓋と、内部領域と第2のコンテナとの間に少なくとも空気を流すための複数のチャネルとを含み、チャネルが蓋の上に配置され、少なくとも1つのスピルオーバ領域は、第2のコンテナの外側に移動する多量の流体を収容するのに十分な体積を有し、多量の流体が、流体がチャネルすべてを濡らすことを防止するのに必要な容積に対応する、流体を収容するための流体コンテナシステムである。
本発明の第11の態様は、流体を第1のコンテナ内に収容することと、流体を毛細管媒体を有する第2のコンテナ内に収容することと、流体が第1のコンテナと第2のコンテナとの間に流れることができるように、第1のコンテナと第2のコンテナとを接続することと、少なくとも空気が第2のコンテナと換気口との間に流れることができるように、複数のチャネルによって第2のコンテナを換気口に接続することと、換気口を周囲に接続することと、第2のコンテナを少なくとも1つのスピルオーバ領域に接続することと、を含み、スピルオーバ領域は多量の流体を収容するのに十分な体積を有する、流体を収容する流体コンテナを換気するための方法である。
本発明の第12の態様は、第11の態様において、第1のコンテナを周囲から密封することをさらに含む、方法である。
本発明の第13の態様は、第11の態様において、第2のコンテナを換気口に接続することが、複数のチャネルを第1のコンテナを密封する蓋の上に配置することをさらに含む、方法である。
本発明の第14の態様は、第11の態様において、流体の容積が第1のスピルオーバ領域の容積を越えた時には、少なくとも1つのスピルオーバ領域の第1のスピルオーバ領域から第2のスピルオーバ領域に流体を流すことをさらに含む、方法である。
流体漏れを抑制しつつ流体チャンバ内の内圧を換気できる。
本発明の装置、システム、及び方法の種々の例示的な実施の形態を、添付の図を参照して詳細に説明する。
本発明による、流体射出システム又は流体を保存及び消耗する他の技術に使用可能な、再充填可能な流体コンテナの種々の例示的な実施の形態の次の詳細な説明は、分かり易さ及び親しみ易さのために、1つの特定の種類の流体射出システム、たとえば、本発明による再充填可能な流体コンテナを使用するインクジェットプリンタに言及してもよい。ここで適用されたように、流体は、液体、スラリー、及びジェルのような、非気体(すなわち、比較的圧縮不可能な)の流動性を有する媒体を意味する。しかしながら、本発明の原理は、次に概説及び/又は説明するように、ここで特別に説明したインクジェットプリンタを越えて、任意の周知又は後に開発される流体射出システムに等しく適用できることは当然である。さらに、本発明による原理は、換気が必要とされる他の流体収容システムにも応用できることは当然である。
図1は、インクジェット印字ヘッド用のカートリッジリザーバ100の等角拡大図を示す。カートリッジリザーバ100は、流体チャンバ110と、チャンバ蓋120と、流体レベル測定プリズム140と、流体射出インタフェースモジュール150と、マニフォールド160と、面テープ170と、再充填口180とを含む。流体レベル測定プリズム140は、2003年6月に出願され、それを参照することによってその全体が本明細書中に取り込まれている、米国特許出願第10/455,357号に記載されている。毛細管媒体インサート111が流体チャンバ110内に挿入可能である。
流体チャンバ110は、カートリッジ媒体チャンバ112とフリーチャンバ116とを含む。毛細管媒体インサート111は、チャンバ蓋120が流体チャンバ110上に配置される前に、開放上部(open top)を通ってカートリッジ媒体チャンバ112内に収容可能である。フリーチャンバ116上に、プリズム140を収容するフレーム115が配置されている。仕切り114が、カートリッジ媒体チャンバ112とフリーチャンバ116とを分離して、2つの分割されたチャンバ内の分離した流体レベルを可能にするが、流体が底の隙間118に沿って仕切り114の下を流れることができるようにする(図6に示す)。底の隙間118は、流体がカートリッジ媒体チャンバ112とフリーチャンバ116との間を濡れて通過できるようにする。さもなければフリーチャンバ116は、空気がその間を流れることができるように、カートリッジ媒体チャンバ112が換気口122に連結されている一方、分離される。このようにして、カートリッジ媒体チャンバ112内の流体レベルが仕切り114の下に下がるまで空気がフリーチャンバ116に入るのを防止する一方、カートリッジ媒体チャンバ112は、流体が通過できるようにフリーチャンバ116に対してチェックバルブとして働く。
毛細管媒体インサート111は、独立気泡網状ポリウレタンから成っていてもよい。セルの細網化(破壊)は、含水性スポンジを製造するための化学エッチング又は火炎処理によって達成可能である。毛細管媒体インサート111は、気泡又はフェルト材料用のような毛細管ウィッキングによって、湿った領域から乾いた領域まで流体が移動できるようにする。このような毛細管媒体は、流体チャンバ110内を負のゲージ圧にする。ベントパスは、流体がそこから除去されて空気によって移動されるように、毛細管媒体インサート111の上部に連結されている。
チャンバ蓋120は、換気口122と、プリズム窓124と、ブリッジ126とを含む。プリズム140はプリズム窓124内に収容可能であり、フレーム115内のフリーチャンバ116内に挿入可能である。換気口122は、カートリッジ媒体チャンバ112を大気圧に平衡させるための、カートリッジリザーバ100の外部から内側まで連絡する穴(orifices)を含む。
インタフェース150は、フレキシブル回路152と、ヒートシンク154と、取入れ口158を有する射出チップ156とを含む。フレキシブル回路152は、流体を命令で射出するための信号用の通信路を提供する。ヒートシンク154は、電気抵抗による熱からの温度反応を減衰する。ヒートシンク154に接するのは、射出チップ156である。取入れ口158は、流体射出ノズル(図示せず)によって流体が媒体(これも図示せず)上に制御可能に放出されるように通過させる。
マニフォールド160は、マニフォールドコンテナ162とマニフォールドリム164とを含む。流体チャンバ110は、流体をマニフォールドリム164内に配置されたフィルタ166を通って、マニフォールド160に流す。ヒートシンク154の底と、射出チップ156と、マニフォールドコンテナ162とは、インタフェースを密封する面テープ170によってオーバレイされている。面テープ170は、ヒートシンク154の底を覆うヒートシンク部位172と、射出チップ156が流体を流体射出ノズルから媒体上に流出できるようにする開放領域174と、マニフォールドコンテナ162の底を覆うマニフォールド部位176とを含む。流体は、流体チャンバ110から、フィルター166を通って、マニフォールドコンテナ162に流れる。流体は、マニフォールドコンテナ162から、取入れ口158を通って、射出チップ156に流出させられる。
再充填口180は、フリーチャンバ116によって共用された壁に沿って、流体チャンバ110に装着されてもよい。再充填口180は、最初の製造中にそこから流体チャンバ110を最初に充填するための通路(access)を提供する。再充填口180は、以前に供給された流体が消耗された後にそこから流体チャンバ110を流体で再充填するための通路も提供する。
流体チャンバ110を最初に流体で充填する時には、換気口122はガスケットによって密封されており、負のゲージ圧(すなわち、大気圧未満)で少なく共部分的な真空を形成するために、内部の空気が流体チャンバ110から排気される。流体は、再充填口180を通って、フリーチャンバ116内に移される。フリーチャンバ116が充填されると、流体の一部は仕切り114の下を通ってカートリッジ媒体チャンバ112内に入る。フリーチャンバ116を充填すると、フリーチャンバ116の残りが流体を収容して、小さな気泡(不完全な排気から生じた)がフリーチャンバ116内に残る。この間、カートリッジ媒体チャンバ112は、二分の一又は三分の二が流体によって充填されている。
輸送及び/又は最初の取付の間に、大気圧と温度とが変化することがある(たとえば、日周性のサイクル又は高度変化の間の、高度変化又は温度上昇による大気圧の減少)。このような環境は、最初の充填作業の間の条件に起因するカートリッジ媒体チャンバ112内の大気圧変化を生じさせることがある。カートリッジ媒体チャンバ112内の内圧の変化は、流体を膨張させて換気口122を通って移動させることがある。また、カートリッジリザーバ100の方向の変化は、カートリッジ媒体チャンバ112の上部領域への、及び換気口122を通って中に入る重力に誘引されたフローを生じさせることがある。換気口122を通って流出する流体は、カートリッジリザーバ110の外側への流体の好ましくない漏れを生じさせることがある。本発明の種々の例示的な実施の形態は、このような潜在的な漏れを抑制又は防止するために設計されている。
さらに、換気口122内の流路は、空気が周囲の条件からカートリッジ媒体チャンバ112に流れることができるように、障害物がないようにしなければならない。たとえば、印刷中には、流体は、マニフォールドチャンバ162から引かれ、射出チップ156を通って消耗される。マニフォールドチャンバ162への流体は、流体チャンバ110から、フリーチャンバ116及び/又はカートリッジ媒体チャンバ112を通って供給される。フリーチャンバ116の流体が空にされると、カートリッジ媒体チャンバ112は、仕切り114の下から流体を補充する。
このサイホン作用の間に、カートリッジ媒体チャンバ112の流体レベルが下降するのに対し、フリーチャンバ116の流体レベルは上昇し、圧力を平衡にするために、周囲の空気が換気口122からカートリッジ媒体チャンバ112内に入る。流体レベルは、これによって、モノメータと類似した方法で平衡する。流体印字ヘッドの動作中は、一定の内部体積を維持している流体チャンバ110は、流体が除去されそれゆえノズルへの流体の安定した伝達圧力を維持できるように排気されなければならない。フリーチャンバ116を補充する流体に置き換えるためのカートリッジ媒体チャンバに入る周囲の空気がなければ、流体は流体チャンバ110内のより低い圧力によって閉じ込められて、マニフォールドチャンバ162と射出チップ156とに流れるようになるであろう。このようにして、換気口122は、流体からの障害物なしに、空気が通過できるようにしなければならない。
図2は、特に流体チャンバ110と、チャンバ蓋120と、プリズム140と、フレキシブル回路152と、ヒートシンク154と、マニフォールド160と、再充填口180とを示す、流体リザーバ100の等角図を表す。
カートリッジリザーバ100は、流体チャンバ110のカートリッジ媒体チャンバ112内に配置されたカートリッジ媒体インサート111で組み立て可能である。チャンバ蓋120は、流体チャンバ110の上部に配置されている。チャンバ蓋120は、換気口122上に配置された円形の外側の穴(orifice)121と、ブリッジ126とを含む。プリズム140が、窓124(図1で示された)を通って、フリーチャンバ116内に挿入される。フレキシブル回路152が、少なく共1つの接する側に沿って、流体チャンバ110の外側に取り付けられている。マニフォールド160が流体チャンバ110の下に配置されており、ヒートシンク154と射出チップ156とがマニフォールドコンテナ162に隣接している。再充填口180が、仕切り144から対向するフリーチャンバ116の正面に沿って、流体チャンバ110に連結可能である。
種々の例示的な実施の形態は、流体漏れがカートリッジリザーバ100から流出することを抑える一方で、圧力平衡のために換気口122がその流路を通って空気を流すようにする。図3〜5で示されたように、これらの実施の形態は、チャンバ蓋120内に設けられた特徴を含む。
図3は、流体チャンバ110内に対向するチャンバ蓋120の底面130の等角図を示す。流体チャンバ110のフリーチャンバ116の上には、換気口122の下側と、そこからプリズム140が配置可能な窓124とがある。換気口122は、チャンバ蓋120の内側のシーリング内に開いている矩形の内側の穴131に連結する円形の外側の穴121を含む。カートリッジ媒体チャンバ112の上には、ブリッジ126がある。支柱128が、ブリッジ126からカートリッジ媒体チャンバ112内に延びる。
音響的に溶接されると流体チャンバ110を密封するように、外側のリップ132は、チャンバ蓋120の底面130のリムに沿って突出している。外側のリップ132の内側には、内側の穴131を窓124から分離する、U形状の内側のリップ133と側壁134,135とがある。内側のリップ133と側壁134,135とは、フリーチャンバ116の上のフレーム115を音響的に溶接させて密封する。外側のリップ132を横切って交差し、仕切り114に連結しているのは、ジャム136である。
気密封止を形成するために、外側のリップ132が、流体チャンバ110の上端に音響的な溶接によって固定されている。また、ジャム136は、仕切り114に音響的に溶接されており、空気がカートリッジ媒体チャンバ112と矩形の内側の穴131との間を流れるように隙間を与えている。チャンバ蓋120が流体チャンバ110の上に配置されたときには、支柱128は毛細管媒体インサート111を圧迫して、圧縮状態にある毛細管媒体インサート111の弾性変形を引き起こす。
再充填口180をカートリッジリザーバ100の正面位置とすると、外側のリップ132と内側のリップ133とが窓124の各側を包囲している毛細管溝を提供するために十分近接して配置されている。これらの溝は、左舷(port)チャネル137(図3の窓124の上に示された)と、右舷(starboard)チャネル138(図3の窓124の下に示された)とを形成する。これらのチャネル137,138は、次に詳細に説明するスピルオーバ領域まで横切る流体の移動ばかりでなく、矩形の内側の穴131とカートリッジ媒体チャンバ112との間に空気が流れるようにする。
同様に、図4は、チャンバ蓋120の、その底面130を見た等角図を示す。下側に延びているのは、外側のリップ132と、内側のリップ133と、側壁134,135と、ジャム136と、支柱128とである。
図5は、チャンバ蓋120の、その上面を見た等角図を示す。換気口122とブリッジ126とが上側に延びており、窓124がチャンバ蓋120を通っている。カートリッジ媒体チャンバ112と換気口122との間を、外側のリップ132と内側のリップ133との間の蓋120に沿って形成されたチャネル137,138を通って、空気が流れる。
図6は、カートリッジリザーバ100の立面図を示す。流体チャンバ110の前端(左側)には、その中にプリズム140が立設しているフリーチャンバ116がある。流体チャンバ110の後端(右側)には、毛細管媒体インサート111を収容しているカートリッジ媒体チャンバ112がある。流体(又は、流体コンテナ110の流体がほとんど空になっている時には空気)がカートリッジ媒体チャンバ112とフリーチャンバ116との間を流れることができるようにするために、仕切り114は、底の隙間118に沿ったところを除いて、カートリッジ媒体チャンバ112をフリーチャンバ116から分離する。再充填口180とマニフォールド160とは、流体チャンバ110の正面及び下側にそれぞれ配置されている。流体チャンバ110は、流体をフィルタ166を通じてマニフォールド160に流す。
種々の例示的な実施の形態では、流体は、スピルオーバ領域190によって、換気口122に移動することが防止される。支柱128(図3〜5で示された)は、第1のスピルオーバ領域192を作るために、毛細管媒体インサート111を押し下げる。第2のスピルオーバ領域194が仕切り114の左に配置されている。流体が第1のスピルオーバ領域192を充たすと、過剰の流体が第2のスピルオーバ領域194に入る。第3のスピルオーバ領域196が、第1のスピルオーバ領域192の上のブリッジ126内に配置されている。流体が第2のスピルオーバ領域194を充たすと、過剰の流体が第3のスピルオーバ領域196に入る。
流体の通過は、毛細管ウィキング作用又は流体フローによって、第1のスピルオーバ領域192と、第2のスピルオーバ領域194と、第3のスピルオーバ領域196とが互いの間に流体が流れるようにする。特に、流体チャンバ110が直立していて流体の体積が第1のスピルオーバ領域192の容量を越えた時に、フローの矢印193によって示されたように、流体はスルース又はゲートを横切って第2のスピルオーバ領域194内に移動する。さらに、流体の体積が第2のスピルオーバ領域194を越えている時、又は逆に流体チャンバ110が直立した方向にない時にも、矢印195によって示されたように、流体は第1のスピルオーバ領域192から第3のスピルオーバ領域196内に、上向きに移動できる。種々の例示的な実施の形態では、第3のスピルオーバ領域196は、第1のスピルオーバ領域192と開放したインタフェースを共有する。他の種々の例示的な実施の形態では、スピルオーバ領域190は、流体がその間を流れるようにする流路によって相互接続されている。流体を流すためのこれらのスピルオーバ領域190は、流体が矩形の内側の穴131内に移動するのを防止するために過剰の流体を閉じこめるのに十分な体積を有する。
流体チャンバ110(たとえば、インクジェット印字ヘッド)の内側は、典型的には空気と流体との混合物を収容しているから、周囲の空気を流体チャンバ110に存在する移動させられた流体と交換するための導管として、ベントパスが必要とされる。従来のベントパスは、流体又は空気のいずれかが換気されるようにし、このようにして、流体がカートリッジリザーバ100から漏れるようにする。さらに、従来のベントパスは、蒸発による過剰の流体の損失を防止しない。
種々の例示的な実施の形態では、外側のリップ132と内側のリップ133とによって形成されたチャネル137,138は、カートリッジ媒体チャンバ112を換気するための空気伝送流路を提供する。さらに、流体チャンバ110が流体の供給をほとんど消費してしまうまで仕切り114は空気がフリーチャンバ116に接触することを防止する一方、毛細管媒体インサート111の毛細管構造は流体の蒸発を抑制する。
例示的な実施の形態では、ベントパスは、出荷及び保存条件下乃至は機械動作下での流体漏れを抑制する。直立していて通常の機械動作下にあるカートリッジリザーバ100については、流体が最初に一杯にされていなければ、毛細管媒体インサート111は過飽和にならない。例示的な実施の形態では、ベントパスは、基準外の方向又は基準外の環境条件についての流体漏れを抑制する。直立した方向では、過飽和にされた毛細管媒体インサート111については、スピルオーバ領域190が適切な大きさである条件では、流体が換気口122に移動することを防止するために、過剰の流体が第1のスピルオーバ領域192に入る。
チャネル137,138は、小さな水力直径を有するように設計されており、それによって毛細管フローを示す。このため、チャネルのフロー特性が溶接深さを調節することによって調整されるようにでき、それによって水力直径を変更する。チャンバ蓋底130の内部の成形された表面は、チャネルの疎水性を調節するための変化する表面仕上げによって又は材料特性によって調節可能である。
流体レベルがチャネル137,138に達する場合には、流体は1つのチャネル内に収容可能であり、その一方、反対側の残りのチャネルは典型的には乾いておりこのようにしてカートリッジ媒体チャンバ112の換気をできるようにする。このような条件は、保存又は出荷中のように片側を下にして置いてあるカートリッジリザーバ100について最も一般的に経験されている。たとえば、その左舷側を下にして置かれているカートリッジリザーバ100については、左舷チャネル136は流体で充填でき、その一方、右舷チャネル137はこのような障害物がなく、周囲の空気が換気口122とカートリッジ媒体チャンバ112との間を通過できるようにする。
図7は、例示的な流体カートリッジ再充填システムを示す。カートリッジリザーバ100は、流体チャンバ110と、チャンバ蓋120と、マニフォールド160と、再充填口180とを含む。流体チャンバ110は、カートリッジ媒体チャンバ112とフリーチャンバ116(切欠で示す)とを有する。カートリッジ媒体チャンバ112とフリーチャンバ116とは、仕切り114によって互いに分離されている。チャンバ蓋120は、換気口122とブリッジ126とを含む。マニフォールド160と流体チャンバ110とのそばには、ヒートシンク154とフレキシブル回路152とがそれぞれある。
フリーチャンバ116内には、プリズム140が挿入されている。センサ200は、光源と、フリーチャンバ116内の流体のレベルを判断するための受光装置とを提供する。再充填ステーション210は、流体チャンバ110を適切なレベルまで充填するために、換気口122と再充填口180とを係合するための器具を提供する。
したがって、カートリッジリザーバ100が監視及び再充填可能であるシステムは、カートリッジ媒体チャンバ112の内圧を換気できるようにし、同時に過剰の流体を1つ以上のスピルオーバ領域190内に集めるようにする。さらに、流体チャンバ110上に配置されて溶接されたチャンバ蓋120は、流体が換気口122を通って通過せずにスピルオーバ領域190の間を移動できるようにするための毛細管チャネル137,138を提供する。
インクジェット印字ヘッドでは、たとえば、カートリッジリサーバ100内のインクの容積は10mlの場合もある。このような容量については、第1のスピルオーバ領域192と、第2のスピルオーバ領域194と、第3のスピルオーバ領域196とは、それぞれ約1ml、1/2ml、1/4ml有することがある。このような適用については、スピルオーバ領域の対応する容積は、流体漏れを抑制するために適しているだろう。しかしながら、これは単なる例であり、構成、内容物、及び/又は他の要件によって変わる。主要な基準は、流体が毛細管チャネル137,138のすべてを充たすことを防止するのにスピルオーバ領域190の体積が十分であることである。
本発明を上記の概説された例示的な実施の形態に関連して述べてきたが、多くの代替物、修正、及び変更が、本技術分野における当業者には自明のことであろう。したがって、上述したこの発明の好適な実施の形態は、例示的であり、制限しないことを意図されている。本発明の精神及び範囲から逸脱せずに種々の変更が可能である。
100:カートリッジリザーバ(流体コンテナ)
111:毛細管媒体
112:カートリッジ媒体チャンバ(第2のコンテナ)
114:仕切り
116:フリーチャンバ(第1のコンテナ)
118:底の隙間(流路)
120:チャンバ蓋(蓋)
122:換気口
137,138:チャネル
190,192,194,196:スピルオーバ領域
111:毛細管媒体
112:カートリッジ媒体チャンバ(第2のコンテナ)
114:仕切り
116:フリーチャンバ(第1のコンテナ)
118:底の隙間(流路)
120:チャンバ蓋(蓋)
122:換気口
137,138:チャネル
190,192,194,196:スピルオーバ領域
Claims (14)
- 流体を収容する第1のコンテナであって、前記流体で充たされている時には前記第1のコンテナは負のゲージ圧まで排気される、第1のコンテナと、
前記流体を収容する毛細管媒体を有する第2のコンテナと、
流路が前記流体で濡れているレベルでは前記流体を流す、前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとの間の流路と、
流体射出システム内の内部領域と周囲との間に空気を流すための換気口と、
前記流体を前記第2のコンテナに流すための少なくとも1つのスピルオーバ領域と、
前記内部領域と前記第2のコンテナとの間に少なくとも前記空気を流すための複数のチャネルとを含み、
前記少なくとも1つのスピルオーバ領域が前記第2のコンテナの外側に移動する多量の流体を収容するのに十分な体積を有する、
流体を収容するための流体コンテナシステム。 - 前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとを周囲から密封するための蓋をさらに含み、前記チャネルが前記蓋の上に配置された、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 前記チャネルのすべてではなく少なくとも1つが前記流体を流す、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 前記流体の量が、前記流体が前記チャネルのすべてを濡らすことを防止するのに必要とされた容積に対応する、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとが前記流路の上の仕切りによって分離されている、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 前記第1のコンテナが複数の第1のチャンバをさらに備える、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 前記第2のコンテナが複数の第2のチャンバをさらに備える、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 前記第1のコンテナが複数の第1のチャンバをさらに備えると共に、前記第2のコンテナが複数の第2のチャンバをさらに備える、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとが、前記流体を流すために互いに結合された一連の連通する第1のコンテナと第2のコンテナとの連結を含む、請求項1に記載の流体コンテナシステム。
- 流体を収容する第1のコンテナであって、前記流体で充たされている時には前記第1のコンテナは負のゲージ圧まで排気される、第1のコンテナと、
前記流体を収容する毛細管媒体を有する第2のコンテナと、
流路が前記流体で濡れているレベルでは前記流体を流す、前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとの間の流路と、
前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとを分離している前記流路の上の仕切りと、
流体射出システム内の内部領域と周囲との間に空気を流すための換気口と、
前記流体を前記第2のコンテナに流すための少なくとも1つのスピルオーバ領域と、
前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとを周囲から密封するための蓋と、
前記内部領域と前記第2のコンテナとの間に少なくとも前記空気を流すための複数のチャネルとを含み、
前記チャネルが前記蓋の上に配置され、
前記少なくとも1つのスピルオーバ領域は、前記第2のコンテナの外側に移動する多量の流体を収容するのに十分な体積を有し、
前記多量の流体が、前記流体が前記チャネルすべてを濡らすことを防止するのに必要な容積に対応する、
流体を収容するための流体コンテナシステム。 - 流体を第1のコンテナ内に収容することと、
前記流体を毛細管媒体を有する第2のコンテナ内に収容することと、
前記流体が前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとの間に流れることができるように、前記第1のコンテナと前記第2のコンテナとを接続することと、
少なくとも空気が前記第2のコンテナと換気口との間に流れることができるように、複数のチャネルによって前記第2のコンテナを換気口に接続することと、
前記換気口を周囲に接続することと、
前記第2のコンテナを少なくとも1つのスピルオーバ領域に接続することと、を含み、
前記スピルオーバ領域は前記多量の流体を収容するのに十分な体積を有する、
流体を収容する流体コンテナを換気するための方法。 - 前記第1のコンテナを周囲から密封することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
- 前記第2のコンテナを前記換気口に接続することが、複数のチャネルを前記第1のコンテナを密封する蓋の上に配置することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
- 前記流体の容積が前記第1のスピルオーバ領域の容積を越えた時には、前記少なくとも1つのスピルオーバ領域の第1のスピルオーバ領域から第2のスピルオーバ領域に前記流体を流すことをさらに含む、請求項11に記載の方法。
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