JPH0927211A - 吊下げ式照明器具 - Google Patents

吊下げ式照明器具

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JPH0927211A
JPH0927211A JP17522495A JP17522495A JPH0927211A JP H0927211 A JPH0927211 A JP H0927211A JP 17522495 A JP17522495 A JP 17522495A JP 17522495 A JP17522495 A JP 17522495A JP H0927211 A JPH0927211 A JP H0927211A
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JP
Japan
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main body
instrument body
hanging
hanging member
suspension member
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Application number
JP17522495A
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English (en)
Inventor
Masanao Hieda
正直 稗田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電源電線をキズ付けることなく挿通
しやすく、且つ器具本体が振動や風圧など回転しない吊
下げ式照明器具を提供することを目的とする。 【解決手段】天井などの被取付面10に上端が支持され
た中空状の1本の吊下げ部材20と、吊下げ部材の下端
に取付けられるとともに、吊下げ部材の中空状内部に配
設した電源電線が接続される器具本体とからなる吊下げ
式照明器具において、吊下げ部材20の器具本体21が
取付く下端部に、器具本体21の上面部22が当接する
当接面34,51を設けるとともに当接面に下方に向け
て突出形成した回転防止用係合凸部35,52を設け、
器具本体の上面部22には、吊下げ部材の下端部が挿通
する貫通孔25と、貫通孔25の外周に設けられた吊下
げ部材の回転防止用係合凸部35,52に係合する係合
凹部26を設け、吊下げ部材の下端部に前記器具本体を
回り止めしつつ支持固定したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1本の吊下げ部材
により器具本体を吊下げ支持する吊下げ式照明器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術として図6,図7を参照
して説明する。
【0003】被取付面である天井10から吊り下げられ
ているパイプ状の吊下げ部材1は器具本体4を吊下げる
吊下げ部2とこの吊下げ部2の下端から連続して形成さ
れた支持部3の外周面に器具本体4を支持するための雄
ねじ部3aが形成されている。 器具本体4の上面部4
aの中央には、雄ねじ部3aを挿通する貫通孔5が穿設
されている。
【0004】器具本体の吊下げ部材への固定方法を説明
する。
【0005】最初に、六角ナット6を吊下げ部材1のね
じ部3aに螺合させ、ねじ部3aの終端部まで締付けて
固定する。
【0006】それから、器具本体4の貫通孔5を吊下げ
部材1のねじ部3aの先端から挿入する。さらに、ねじ
部3aの先端から座金7を挿入するとともに六角ナット
6を2ケねじ部3aに螺着させ、上部ナット6aの下面
と器具本体4の上面部4aとを当接させて、座金7及び
2ケの下部ナット6b,6b(以下「Wナット」とい
う)とで器具本体4を挟んで締付け固定する。
【0007】このように、回転防止構造としてのWナッ
ト6b,6bによって、強固に締付けらる構造が知られ
ている。
【0008】第2の従来技術として図8,図9を参照し
て説明する。
【0009】吊下げ部材1の下端部に形成された支持部
3の外周面に形成されたねじ部3aに対向してスリット
状のスリ割り部8,8を形成する。また、器具本体4の
上面部4aに形成された貫通孔5に吊下げ部材1に形成
されたスリ割り部8,8に係合する回転防止用突部9,
9を対向して形成する。
【0010】器具本体の吊下げ部材への固定方法を説明
する。
【0011】最初に、六角ナット6を吊下げ部材1のね
じ部3aに螺合させ、ねじ部3aの終端部まで締付けて
固定する。
【0012】さらに、吊下げ部材1の下端部に設けられ
たスリ割り部8,8に器具本体4の貫通孔5の回転防止
用突部9,9を合わせ、器具本体4を上方に移動させ
る。さらに、ねじ部3aの先端から座金7を挿入すると
ともに、六角ナット6をねじ部3aに螺着させる。
【0013】最後に、下部ナット6bを締め上げて上部
ナット6aの下面と器具本体4の上面部4aとを当接さ
せて、座金7および下部ナット6bとにて器具本体4を
吊下げ部材1に締付け固定する。
【0014】このように、回転防止構造としてねじ部3
aに設けたスリ割り部8,8と器具本体4の貫通孔5の
突部9,9とを係合させ、ナット6により強固に締付け
られた構造が知られている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術は、W
ナット方式を採用しているため、振動や風圧などにより
徐々にナットが緩み、器具本体が回転することがあると
いう問題があった。
【0016】第2の従来技術は、ねじ部3aのスリ割り
部8と器具本体4の貫通孔5に形成した突部9とを係合
させる係合方式を採用しているため、振動や風圧などに
よりナットが緩むことはない。
【0017】しかし、器具本体4の貫通孔5の突部9が
吊り下げ部材1の内部に突出するため、この吊り下げ部
材1の内部に挿通する電源電線(図示せず)がこの突部
9に当たり電源電線の挿通の妨げとなる場合があるとい
う問題があった。
【0018】さらに、突部9のエッジ部に電源電線の被
覆部が当たり電源電線にキズが付く恐れがあるという問
題があった。
【0019】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、電源電線をキズ付けることなく挿通しやすく、且
つ、器具本体が振動や風圧などで回転しない吊下げ式照
明器具を提供することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の吊下げ式照明器具は、天井などの被取付面
に上端が支持された中空状の1本の吊下げ部材と、この
吊下げ部材の下端に取付けられるとともにこの吊下げ部
材の中空状内部に配設した電源電線が接続される器具本
体とからなる吊下げ式照明器具において、前記吊下げ部
材の前記器具本体が取付く下端部に、前記器具本体の上
面部が当接する当接面を設けるとともにこの当接面に下
方に向けて突出形成した回転防止用係合凸部を設け、前
記器具本体の上面部には、前記吊下げ部材の下端部が挿
通する貫通孔と、この貫通孔の外周に設けられた前記吊
下げ部材の回転防止用係合凸部に係合する係合凹部を設
け、前記吊下げ部材の下端部に前記器具本体を回り止め
しつつ支持固定したことを特徴とする。
【0021】上記の構成において、器具本体は、吊下げ
部とねじ部との間に形成された当接面に器具本体の上面
部を当接させて取付けるため、従来技術で使用した上部
ナットが不要となる。
【0022】さらに、器具本体の回転防止用部材は、吊
下げ部材の外周面である当接面に突出させて形成した回
転防止用係合凸部と、器具本体の上面部に形成されてい
る貫通孔の外周に形成されている係合凹部とを係合する
構成としたので、吊下げ部材の挿通孔に第2の従来技術
に示すような突起部が突出することはない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図5を参照して
本発明の一実施の形態を説明する。
【0024】本発明に係る吊下げ式照明器具は、図5に
示すように、被取付面である天井10などから吊り下げ
られて取付けられる非常灯などの吊下げ式照明器具に関
するもので、器具本体21は、天井10などから吊り下
げられている中空パイプ状の吊下げ部材20に支持固定
されている。
【0025】吊下げ部材20は、図1に示すように、器
具本体21が吊下げられる断面略円空状の吊下げ部31
と、この吊下げ部31の下方で径方向に絞り込んで形成
された略平坦状で器具本体21の上面部22に当接する
当接面34を形成し、この当接面34から連続して軸方
向下方に吊下げ部31より径小の支持部32を形成す
る。
【0026】さらに、支持部32の上端に、器具本体2
1の板厚tより広いねじなし部36を設けて、支持部3
2の外周面に支持部材受け部としての雄ねじ部33を形
成する。
【0027】また、当接面34には、下方に向けて器具
本体21の板厚tより低く突出するようにI字状の回転
防止用係合突部35を対向して形成する。
【0028】器具本体21の上面部22中央には、図4
に示すように、吊下げ部材20の下方端に設けたねじ部
33が貫通する貫通孔25を設け、この貫通孔25の外
周には、吊下げ部材20の回転防止用係合突部35と係
合する係合凹部26が対向して設けられている。
【0029】吊下げ式照明器具の被取付面である天井な
どへの取付け方法を記載する。
【0030】最初に、照明器具の取付面である天井10
に穿設されている、電源電線挿通孔(図示せず)から引
出されている電源電線(図示せず)を、吊下げ部材20
のなかを通すとともに器具本体21の電源接続部と接続
する電源電線41を接続する接続部(図示せず)などを
内部に有する半球状のカバ−部材29の下方に吊下げ部
材20を取付金具30で固定する。
【0031】それから、吊下げ部材20のなかに電源電
線41を通したのち、図1に示すように、ねじ部33の
下端部から引っ張り出す。それから、カバ−部材29
を、図示しいねじで天井10に取り付ける。
【0032】次ぎに、吊下げ部材20の下方に設けられ
ているねじ部33に、器具本体21の貫通孔25を差込
み、吊下げ部材20の回転防止用係合突部35に、貫通
孔25の係合凹部26を差込み係合させる。さらに、ね
じ部33の下方から、座金39を挿入したのち、支持部
材としての六角ナット40を、支持部材受け部としての
ねじ部33に螺着させ、六角ナット40を締付て、器具
本体21の上面部22と吊下げ部材20の当接面34と
を当接させて固定する。
【0033】その後、電源電線41を、器具本体21の
電源接続部(図示せず)に接続する。さらに、非常口な
どの表示事項が表示された表示板44を、器具本体21
に取付けたのち、器具本体21の左右に、側枠43を図
示しないねじでそれぞれ固定する。
【0034】次に上記実施の形態の動作を説明する。
【0035】器具本体21の吊下げ部材20への取付け
は、吊下げ部31とねじ部33の間に形成された当接面
34に、器具本体21の上面部22を当接させて取付け
るため、従来技術で使用される上部六角ナットが不要と
なり、部品点数の削減を図ることができる。
【0036】さらに、器具本体21の回転防止は、吊下
げ部材20の外周面である当接面34に形成されている
回転防止用係合凸部35と、器具本体21の上面部22
に形成さけている貫通孔25の係合凹部26との係合に
より構成されている。
【0037】このように、吊下げ部材20に設けられた
回転防止用係合凸部35は、吊下げ部材20の外面に設
けられているため、吊下げ部材20の挿通孔45に、従
来技術のように、器具本体の貫通孔に設けた係合凸部が
挿通孔に突出することがない。 そこで、電源電線41
を吊下げ部材20の挿通孔45に通す場合でも、電源電
線45の挿通の妨げとなることなく、また、電源電線4
5にキズを付けることもない。
【0038】なお、当接面34は、図1に示すように、
吊下げ部31より径小の支持部32との間に形成する代
わりに、図2(A)に示すように、吊下げ部31と支持
部32との間に、外方に突出する凸部50を形成し、こ
の凸部50の下面に形成した、器具本体21の上面部2
2と当接する当接面51としてもよい。また、図1に示
すように、径大の挿通孔45aと径小の挿通孔45bと
の間に、下方に傾斜した傾斜面45cを形成すると、挿
通孔45に挿通する電源電線41をスム−スに通すこと
ができる。
【0039】さらに、吊下げ部材20に形成される回転
防止用凸部は、図2(A)に示すように、凸部50の下
面に形成した当接面51に、下方に突出させて設けた係
合凸部52でもよい。
【0040】また、図4に示すように、支持部材である
ナット40を使用する代わりに、図2(B)に示すよう
に、支持部材受け部としてのスリット溝59を支持部3
2に形成するとともに、このスリット溝59に嵌合し
て、器具本体21を吊下げ部材20に取付けるEリング
60との組合わせで構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、支
持部と吊下げ部との間に器具本体の上面部と当接する当
接面を設けて器具本体を取付ける構成としたので、従来
技術で使用される上部六角ナットが不要となり、部品点
数の削減を図ることができる。さらに、支持部と吊下げ
部との間に器具本体の上面部と当接する当接面を設け、
当接面に下方に向けて突出形成した回転防止用係合凸部
を設けたので、電源電線を吊下げ部材の挿通孔に通す場
合でも、電源電線の挿通の妨げとなることなく、また、
電源電線にキズを付けることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態に係る吊下げ式照明器
具を示す一部断面図。
【図2】同実施の形態における吊下げ部と器具本体との
係合方法に関する他の実施の形態を示す断面図で、
(A)は他の実施の形態。 (B)はその他の実施の
形態。
【図3】同実施の形態における吊下げ式照明器具を示す
一部外観図。
【図4】同実施の形態における吊下げ式照明器具の固定
方法を示す分解斜視図。
【図5】同実施の形態における吊下げ式照明器具を示す
全体外観図。
【図6】第1の従来技術を示す一部外観図。
【図7】第1の従来技術における吊下げ部と器具本体と
の係合方法を示す分解斜視図。
【図8】第2の従来技術を示す一部外観図。
【図9】第2の従来技術における吊下げ部と器具本体と
の係合方法を示す分解斜視図。
【符号の説明】
10…天井(被取付面), 20…吊下げ部材, 21…器具本体, 22…上面部, 25…貫通孔, 26…係合凹部, 34,51…当接面, 35,52…回転防止用係合凸部, 41…電源電線, 45…挿通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井などの被取付面に上端が支持された中
    空状の1本の吊下げ部材と、 この吊下げ部材の下端に取付けられるとともにこの吊下
    げ部材の中空状内部に配設した電源電線が接続される器
    具本体とからなる吊下げ式照明器具において、 前記吊下げ部材の前記器具本体が取付く下端部に、前記
    器具本体の上面部が当接する当接面を設けるとともにこ
    の当接面に下方に向けて突出形成した回転防止用係合凸
    部を設け、 前記器具本体の上面部には、 前記吊下げ部材の下端部が挿通する貫通孔と、 この貫通孔の外周に設けられた前記吊下げ部材の回転防
    止用係合凸部に係合する係合凹部を設け、 前記吊下げ部材の下端部に前記器具本体を回り止めしつ
    つ支持固定したことを特徴とする吊下げ式照明器具。
JP17522495A 1995-07-11 1995-07-11 吊下げ式照明器具 Pending JPH0927211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17522495A JPH0927211A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 吊下げ式照明器具

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JP17522495A JPH0927211A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 吊下げ式照明器具

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JPH0927211A true JPH0927211A (ja) 1997-01-28

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ID=15992464

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17522495A Pending JPH0927211A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 吊下げ式照明器具

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JP (1) JPH0927211A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2507448B (en) * 2011-08-01 2017-09-06 Douwe Egberts Bv A liquid coffee concentrate
US10302120B2 (en) 2015-12-21 2019-05-28 Barn Light Electric Company, LLC Fixture connection device

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GB2507448B (en) * 2011-08-01 2017-09-06 Douwe Egberts Bv A liquid coffee concentrate
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