JPH09271949A - エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法 - Google Patents

エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法

Info

Publication number
JPH09271949A
JPH09271949A JP8662596A JP8662596A JPH09271949A JP H09271949 A JPH09271949 A JP H09271949A JP 8662596 A JP8662596 A JP 8662596A JP 8662596 A JP8662596 A JP 8662596A JP H09271949 A JPH09271949 A JP H09271949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
current
current value
electrogas arc
tab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8662596A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Sato
正晴 佐藤
Tomokazu Morimoto
朋和 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP8662596A priority Critical patent/JPH09271949A/ja
Publication of JPH09271949A publication Critical patent/JPH09271949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレクトロガスアーク溶接法における終端部
の欠陥発生を防止し、即ち、ブローホールの発生及び溶
接の中断を生じることなく、溶接終端部における被溶接
部材のえぐれ及び収縮孔の発生を防止でき、建築鉄骨に
おける柱貫通タイプの仕口部へのエレクトロガスアーク
溶接法の適用を可能にするエレクトロガスアーク溶接法
における終端部の処理方法を提供する。 【解決手段】 溶接が終端部に到達した時点で、溶接電
流を2段階以上に分けて最終電流値まで下げる。この場
合に、最終電流値は本溶接電流の75%以下であり、1
段階当たりの下げ幅をその前の電流値の20%以内とす
る。また、最終電流に到達した後電流を停止するまでの
時間を10秒以上とする。なお、終端部のタブ材とし
て、セラミック又は銅若しくは銅合金材を使用する場合
は、溶接電流の下げ幅は35%以内にまで拡大すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラックス入りワイ
ヤを使用した立向エレクトロガスアーク溶接法におい
て、終端部の欠陥発生を防止するためのエレクトロガス
アーク溶接法における終端部の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロガスアーク溶接法は、造船及
び橋梁等の分野では広く使用されている。例えば、造船
の分野においては、図14に示すように、垂直に且つ相
互に対向するように配置された1対の被溶接部材1、2
は相互間にV開先が形成されており、その開先の上方、
即ち、被溶接材の上端縁上にエンドタブ3、4が配置さ
れている。このように配置された被溶接部材1、2を下
部から上方に向けて連続的にエレクトロガスアーク溶接
すると、開先に溶接金属5が形成されていき、エンドタ
ブ3、4の部分まで溶接金属6が形成されて溶接が終了
する。
【0003】この溶接終端部においては、収縮孔、えぐ
れ、ブローホール等の溶接欠陥が発生する。しかし、造
船及び橋梁等の分野では、両被溶接材1、2の上にエン
ドタブ3、4を配置できるような溶接態様であるので、
欠陥が多い溶接終端部がこのエンドタブ3、4の部分に
くるようにし、溶接終了後、このエンドタブで凝固した
溶接金属6をエンドタブ3、4と共に、切断除去するこ
とにより、被溶接材1、2同士の溶接金属5には欠陥が
残存しないようにすることができる。このようにして、
エレクトロガスアーク溶接法は、造船及び橋梁の分野に
て広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
レクトロガスアーク溶接法を建築鉄骨における柱貫通タ
イプの仕口部(ボックス柱のスキンプレートと梁のフラ
ンジの接合部)へ適用することを考えた場合、溶接終端
部をエンドタブに逃がすことができず、溶接欠陥が溶接
部に残存してしまう。
【0005】図15はエレクトロガスアーク溶接法を柱
貫通タイプの仕口に適用した状態を示す斜視図である。
ボックス柱のスキンプレート7と、梁のフランジ8とが
平面視でT字形になるように配置し、フランジの下端及
び上端にエンドタブ9、10を配置してエレクトロガス
アーク溶接すると、フランジ8とスキンプレート7との
間に溶接金属11が形成される。そして、図zに示すよ
うに、溶接終端部では、エンドタブ10の部分におい
て、スキンプレート7側にえぐれ欠陥が発生し、溶接金
属12の中心部に収縮孔が発生する。この溶接欠陥が発
生した部分は、一方がスキンプレート7であるので、図
xの場合のようにエンドタブと共に切断除去することは
できず、溶接部に残存してしまう。このため、継手とし
て十分な強度を得ることができず、溶接後に補修等を行
う必要があった。
【0006】なお、通常のガスシールド溶接において行
われているクレータ処理を、エレクトロガスアーク溶接
の終端部に適用しようとすると、立向エレクトロガスア
ーク溶接法における終端部では、溶融プール全体が厚い
スラグ層で覆われているため、本溶接電流を急激にクレ
ータ電流まで低下させると、アークが不安定になり、ブ
ローホールが発生したり、通電不良により溶接が中断す
る場合がある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、エレクトロガスアーク溶接法における終端
部の欠陥発生を防止し、即ち、ブローホールの発生及び
溶接の中断を生じることなく、溶接終端部における被溶
接部材のえぐれ及び収縮孔の発生を防止でき、建築鉄骨
における柱貫通タイプの仕口部へのエレクトロガスアー
ク溶接法の適用を可能にするエレクトロガスアーク溶接
法における終端部の処理方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1発明に係るエレ
クトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法は、
溶接が終端部に到達した時点で、溶接電流を2段階以上
に分けて最終電流値まで下げる工程を有し、1段階当た
りの下げ幅をその前の電流値の20%以内とし、最終電
流値が本溶接電流の75%以下であり、最終電流に到達
した後電流を停止するまでの時間を10秒以上としたこ
とを特徴とする。
【0009】また、本願第2発明に係るエレクトロガス
アーク溶接法における終端部の処理方法は、溶接が終端
部に到達した時点で、溶接電流を1段階以上に分けて最
終電流値まで下げる工程を有し、1段階当たりの下げ幅
をその前の電流値の35%以内とし、最終電流値が本溶
接電流の75%以下であり、最終電流に到達した後電流
を停止するまでの時間を10秒以上とし、終端部のタブ
材として、セラミック又は銅若しくは銅合金材を使用す
ることを特徴とする。
【0010】本願発明においては、溶接終端部におい
て、溶接電流が本溶接電流の75%以下の最終電流にな
るまで、溶接電流を複数段に分けて低減する。この1段
階当たりの溶接電流の下げ幅はその前の電流値の20%
以下であり、本溶接電流の75%以下に最終電流が低減
された後、10秒以上かけて電流を停止する。なお、終
端部のタブ材として、セラミック又は銅若しくは銅合金
材(水冷又は非水冷)のような溶融しないか、又は溶融
しても溶融金属と結合しない物質からなるものを使用し
た場合は、溶接電流の下げ幅をその前の溶接電流の35
%まで広げることもできる。これにより、溶接終端部に
おいて、アーク不安定を生じることなく、溶融プールが
徐々に小さくなるので、被溶接部材のえぐれ及び収縮孔
の発生を防止することができる。従って、溶接終端部が
残存しても、継手強度が低下することがなく、補修が不
要である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明
の実施例方法を示すグラフ図である。図2は建築鉄骨に
おける柱貫通タイプの仕口部へ適用したエレクトロガス
アーク溶接法を示す部材配置図、図3はその溶接方法を
示す図、図4は溶接終了後の状態を示す図である。先
ず、図2に示すように、垂直のスキンプレート7にフラ
ンジ8を平面視でT字形に配置し、その下端及び上端に
夫々エンドタブ9、10を配置する。そして、開先の裏
側に、スチールバッキング、水冷銅板等からなる裏当て
材20を配置する。
【0012】そして、図3に示すように、開先前面に水
冷当て金21を配置し、スキンプレート7、裏当て材2
0、フランジ8及び当て金21により囲まれる空間に、
溶接トーチ23のチップ24から溶接ワイヤ25を供給
し、アーク30を発生させて溶接を開始する。当て金2
1には冷却水供給口22から冷却水を供給して当て金2
1を冷却する。また、裏当て材20はスチールバッキン
グ又は水冷銅板等の溶融しない部材で構成されているの
で、当て金21と裏当て材20との間にはスラグ29が
層状に凝固し、フランジ8とスキンプレート7はその表
面が一旦溶融して凝固し、開先内に凝固した溶接金属2
8により、両者が接合される。
【0013】この溶接金属26の上には、溶融金属27
と、更にその上に溶融スラグ28が形成され、この積層
状態で溶接金属が積み上げられていく。そして、溶接が
終了すると、上端のエンドタブ10において溶融金属が
最終凝固する。
【0014】而して、本実施例においては、図1に示す
ように、溶接終端部において、前の電流値の20%以下
の下げ幅で溶接電流を順次低減し、本溶接電流の75%
以下になるまでは、このようにして段階的に複数段に分
けて溶接電流を低減させる。そして、本溶接電流の75
%以下の最終電流値まで低減した後、10秒間以上経過
してから電流を停止する。このようにして、複数段に分
けて溶接電流を低減することにより、アークが不安定に
なることなく溶融プールを徐々に小さくすることができ
る。この溶接電流の下げ幅が20%を超えると、アーク
不安定が生じる。最終電流値は本溶接電流の75%以下
とするが、これ以上であると、溶融プールの大きさが小
さくならないため、被溶接部材にえぐれが発生すること
を防止できない。更に、最終電流値に到達した後電流を
停止するまでの時間が10秒未満の場合は、溶融プール
が十分に小さくならず、終端部処理が不十分となる。
【0015】図5はエンドタブ10として、スチールタ
ブを使用した場合の溶接終端部近傍を示す図である。こ
のエンドタブとしてスチールタブを使用することが一般
的であるが、溶融金属の上に浮遊している溶融スラグ2
8は溶接の進行と共に開先内を上昇し、最終凝固部にお
いても、同様の厚さのままスラグ層が存在する。このよ
うな場合は、前述の如く、溶融スラグ層からのアーク不
安定の影響を回避するため、溶接電流の低減幅を20%
以下とすることが必要である。
【0016】図6はエンドタブ10として、水冷若しく
は非水冷の銅製タブ又はセラミックタブを使用した場合
は、溶接時に溶融しないか、又は溶融しても溶接金属と
結合しないので、溶接金属がエンドタブ10の位置に到
達した時点で溶融金属(溶融プール)の表面を被覆して
いる溶融スラグがタブ材に付着する。このため、溶融ス
ラグの層が薄くなり、アークが安定化する。このため、
溶接終部の処理がしやすくなり、電流の低下によるアー
ク不安定が生じにくくなるので、溶接電流の低減幅を3
5%以下にまで拡大することができる。このようにし
て、本実施例により、溶接終端部において、収縮孔、え
ぐれ及びブローホール等の溶接欠陥を防止することがで
き、溶接終端部が残存していても、継手強度が劣化する
ことはない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について比較例と比較
して説明する。下記表1乃至3は本実施例及び比較例の
エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理条件
を示す。
【0018】「溶接条件」 フラックス入りワイヤ:JISZ3319、YFEG−
22C、直径1.6mm 立向上進溶接:溶接電流380A、溶接電圧42V、溶
接速度3.0cm/min(但し、溶接速度はワイヤ突
き出し長さを一定に保つように自動調整) 「板厚及び開先形状」 板厚:36mm、35°L形、ギャップ:7mm 「終端部処理条件」 電圧:各電流値に対する適正電圧 クレータ処理時の溶接速度は本溶接時と同様にワイヤ突
き出し長さを一定に保持するように、自動調整した。従
って、本溶接電流に比して電流値が低くなっている分、
溶接速度が遅くなっている。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】開先形状は図7に示すとおりである。即
ち、スキンプレート30とフランジ31との間に開先を
設け、この開先の裏当材としてスチールバッキング32
を設けた。開先ギャップは7mm、開先角度は35°、
フランジ31の厚さは36mmである。また、欠陥の発
生状況は図9乃至図11に示すとおりである。但し、こ
れらの図は図8に示すA−A線による断面図である。な
お、図8において、符号36は溶接金属、図9におい
て、符号37はエンドタブである。図9はスキンプレー
ト30に発生するえぐれ欠陥33である。図10は溶接
金属36に発生する収縮孔34であり、図11はブロー
ホール35である。また、図12はセラミックタブの形
状を示す図であり、図13は水冷銅タブの形状を示す図
である。
【0023】この表1乃至3に示すように、本発明の実
施例においては、アークが安定し、スキンプレートのえ
ぐれ欠陥が発生せず、収縮孔及びブローホールも発生し
ない。これに対し、本発明の範囲から外れる比較例の場
合は、アークの不安定、えぐれ欠陥、収縮孔及びブロー
ホールのいずれかが発生する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶接終端部において、本溶接電流の75%以下の最終電
流に到達するまで、その前の溶接電流の20%以下又は
終端部のタブ材としてセラミック又は銅板を使用した場
合は35%以下の低減幅で溶接電流を段階的に低減する
ので、アーク不安定を生じることなく溶融プールを徐々
に小さくすることができ、ブローホール及び溶接中断を
生じることなく、えぐれ及び収縮孔等の溶接欠陥を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例方法を示すグラフ図である。
【図2】同じくその各部材の配置状態を示す図である。
【図3】エレクトロガスアーク溶接方法を示す図であ
る。
【図4】溶接終了後の状態を示す図である。
【図5】スチールタブの場合の動作を示す図である。
【図6】セラミックタブ又は銅タブの場合の動作を示す
図である。
【図7】開先形状を示す図である。
【図8】欠陥発生状況を説明する図である。
【図9】スキンプレートに生じたえぐれ欠陥を示す図で
ある。
【図10】収縮孔欠陥を示す図である。
【図11】ブローホール欠陥を示す図である。
【図12】セラミックタブを示す図である。
【図13】水冷銅タブを示す図である。
【図14】従来の終端部にエンドタブを設けたエレクト
ロガスアーク溶接法を示す図である。
【図16】従来のエレクトロガスアーク溶接法を柱貫通
タイプの仕口に適用した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
7:スキンプレート 8:フランジ 9、10:エンドタブ 11:溶接金属 12:終端部溶接金属 20:裏当材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例方法を示すグラフ図である。
【図2】同じくその各部材の配置状態を示す図である。
【図3】エレクトロガスアーク溶接方法を示す図であ
る。
【図4】溶接終了後の状態を示す図である。
【図5】スチールタブの場合の動作を示す図である。
【図6】セラミックタブ又は銅タブの場合の動作を示す
図である。
【図7】開先形状を示す図である。
【図8】欠陥発生状況を説明する図である。
【図9】スキンプレートに生じたえぐれ欠陥を示す図で
ある。
【図10】収縮孔欠陥を示す図である。
【図11】ブローホール欠陥を示す図である。
【図12】セラミックタブを示す図である。
【図13】水冷銅タブを示す図である。
【図14】従来の終端部にエンドタブを設けたエレクト
ロガスアーク溶接法を示す図である。
【図15】従来のエレクトロガスアーク溶接法を柱貫通
タイプの仕口に適用した状態を示す斜視図である。
【図16】溶接終端部の収縮孔欠陥を示す図である。
【符号の説明】 7:スキンプレート 8:フランジ 9、10:エンドタブ 11:溶接金属 12:終端部溶接金属 20:裏当材 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】図15はエレクトロガスアーク溶接法を柱
貫通タイプの仕口に適用した状態を示す斜視図である。
ボックス柱のスキンプレート7と、梁のフランジ8とが
平面視でT字形になるように配置し、フランジの下端及
び上端にエンドタブ9、10を配置してエレクトロガス
アーク溶接すると、フランジ8とスキンプレート7との
間に溶接金属11が形成される。そして、図16に示す
ように、溶接終端部では、エンドタブ10の部分におい
て、スキンプレート7側にえぐれ欠陥が発生し、溶接金
属12の中心部に収縮孔が発生する。この溶接欠陥が発
生した部分は、一方がスキンプレート7であるので、図
14の場合のようにエンドタブと共に切断除去すること
はできず、溶接部に残存してしまう。このため、継手と
して十分な強度を得ることができず、溶接後に補修等を
行う必要があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接が終端部に到達した時点で、溶接電
    流を2段階以上に分けて最終電流値まで下げる工程を有
    し、1段階当たりの下げ幅をその前の電流値の20%以
    内とし、最終電流値が本溶接電流の75%以下であり、
    最終電流に到達した後電流を停止するまでの時間を10
    秒以上としたことを特徴とするエレクトロガスアーク溶
    接法における終端部の処理方法。
  2. 【請求項2】 溶接が終端部に到達した時点で、溶接電
    流を1段階以上に分けて最終電流値まで下げる工程を有
    し、1段階当たりの下げ幅をその前の電流値の35%以
    内とし、最終電流値が本溶接電流の75%以下であり、
    最終電流に到達した後電流を停止するまでの時間を10
    秒以上とし、終端部のタブ材として、セラミック又は銅
    若しくは銅合金材を使用することを特徴とするエレクト
    ロガスアーク溶接法における終端部の処理方法。
JP8662596A 1996-04-09 1996-04-09 エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法 Pending JPH09271949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8662596A JPH09271949A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8662596A JPH09271949A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09271949A true JPH09271949A (ja) 1997-10-21

Family

ID=13892215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8662596A Pending JPH09271949A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09271949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022001379A (ja) * 2020-06-22 2022-01-06 日本ファブテック株式会社 鋼材冷却装置及び鋼材溶接方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022001379A (ja) * 2020-06-22 2022-01-06 日本ファブテック株式会社 鋼材冷却装置及び鋼材溶接方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4546230A (en) Welding process using laser beam
JPS62286680A (ja) アルミニウム薄板の突合せ溶接方法
JPH06114587A (ja) 厚板の突合わせ溶接方法
JP3189643B2 (ja) 片面突合せ溶接方法
JPH09271949A (ja) エレクトロガスアーク溶接法における終端部の処理方法
US7371994B2 (en) Buried arc welding of integrally backed square butt joints
JP4707949B2 (ja) 多電極片面サブマージアーク溶接方法
JP3300170B2 (ja) 多電極サブマージアーク溶接法による終端処理方法
JPH08276273A (ja) クラッド鋼の突合せ溶接方法
JP2978350B2 (ja) 多電極片面サブマージアーク溶接法
JP4349150B2 (ja) ろう付け方法
JP2646388B2 (ja) ガスシールドアーク溶接方法
JPH09155550A (ja) 高速片面サブマージアーク溶接における終端割れ防止方法
JP3706892B2 (ja) 4電極片面サブマージアーク溶接方法
JPS60152371A (ja) ア−ク肉盛溶接方法
JPS6348627B2 (ja)
JPH05285662A (ja) 多電極片面サブマージアーク溶接法の終端処理方法
JP3105124B2 (ja) 非消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接方法
JP2914763B2 (ja) 粉体入りワイヤ用フープ材の接続方法
JPS61232066A (ja) 狭開先潜弧溶接方法
JPH0263683A (ja) マグ溶接方法
JPH07100647A (ja) 非消耗電極式自動アーク溶接方法
JPH0694076B2 (ja) アルミニウム合金クラッド材の溶接方法
JP3107602B2 (ja) 溶接割れを改善したアルミニウム材の溶接方法
JPS6316870A (ja) 大脚長水平すみ肉サブマ−ジア−ク溶接方法