JPH0263683A - マグ溶接方法 - Google Patents
マグ溶接方法Info
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- JPH0263683A JPH0263683A JP21346588A JP21346588A JPH0263683A JP H0263683 A JPH0263683 A JP H0263683A JP 21346588 A JP21346588 A JP 21346588A JP 21346588 A JP21346588 A JP 21346588A JP H0263683 A JPH0263683 A JP H0263683A
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はマグ溶接方法に係り、特に鉄骨、鉄構部品に見
られる短尺で完全溶は込みを要求される突合せ継手の溶
接に適するマグ溶接方法に関する。
られる短尺で完全溶は込みを要求される突合せ継手の溶
接に適するマグ溶接方法に関する。
(従来の技術及び解決しようとする課題)個々の溶接長
が100+n+n前後程度と短尺であっても、完全溶は
込みを要求される継手の場合には長尺継手の場合と同様
の手順で溶接する必要があり、従来はマグ溶接により片
面側(表面側)から溶接した後、裏面からガウジングを
行い、更にグラインダーによりガウジング時に開先部に
付着したカーボンの除去や裏面側開先の整形を行った後
、裏面側の溶接が行われている。
が100+n+n前後程度と短尺であっても、完全溶は
込みを要求される継手の場合には長尺継手の場合と同様
の手順で溶接する必要があり、従来はマグ溶接により片
面側(表面側)から溶接した後、裏面からガウジングを
行い、更にグラインダーによりガウジング時に開先部に
付着したカーボンの除去や裏面側開先の整形を行った後
、裏面側の溶接が行われている。
このような従来の溶接手順では、表面側と裏面側の溶接
作業の間にガウジング工程が入るので溶接工程が中断さ
れるため、同一形状の部品個数が多数ある場合であって
も、溶接用ロボット等による自動溶接化が困難であり、
煩雑な溶接作業を余儀なくされていた。
作業の間にガウジング工程が入るので溶接工程が中断さ
れるため、同一形状の部品個数が多数ある場合であって
も、溶接用ロボット等による自動溶接化が困難であり、
煩雑な溶接作業を余儀なくされていた。
本発明は、ガウジング工程を要することなく。
完全溶造みの溶接部を得ることができ、しかも溶接用ロ
ボッ1−等による自動溶接が可能な新規なマグ溶接方法
を提供することを目的とするものである。
ボッ1−等による自動溶接が可能な新規なマグ溶接方法
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するため、本発明者は、従来のマグ溶接
法では短尺な突合せ継手の溶接に適用した場合に問題点
が生しる原因を究明するべく鋭意研究を重ねた。
法では短尺な突合せ継手の溶接に適用した場合に問題点
が生しる原因を究明するべく鋭意研究を重ねた。
まず、開先形状は従来から採用されているに形開先を基
本とするが、このような開先形状で完全溶は込みを得る
には、特に初層のスタート部において、アークスタート
直後から溶は込みが安定するまでの数秒間で溶は込みの
浅い個所が生じ、融合不良欠陥を生じる場合があり、こ
れを改善する必要があることが判明した。
本とするが、このような開先形状で完全溶は込みを得る
には、特に初層のスタート部において、アークスタート
直後から溶は込みが安定するまでの数秒間で溶は込みの
浅い個所が生じ、融合不良欠陥を生じる場合があり、こ
れを改善する必要があることが判明した。
これは、一般にマグ溶接の溶は込みはアーク発生に伴う
アーク熱によると同時に、溶融池内の溶融金属の流動に
よって形成されるため、アーク発生直後から安定した溶
融池が形成されるまでには、溶は込みの浅い個所を生じ
ることが不可避であるためと考えられる。
アーク熱によると同時に、溶融池内の溶融金属の流動に
よって形成されるため、アーク発生直後から安定した溶
融池が形成されるまでには、溶は込みの浅い個所を生じ
ることが不可避であるためと考えられる。
そこで、このような初層ルー1〜部で発生する融合不良
欠陥を防止するべく、各種の試験、検討を重ねた。その
際、溶接線始終端部のビード整形についても、別途かど
巻き溶接する必要をなくすためにエンドタブ材を使用す
ること、更にエンドタブ材の性能を有効に活用するため
に表面側及び裏面側からの両面溶接とし、且ついずれも
略下向姿勢で溶接すること、ガウジングなしとすること
等を前提とした。
欠陥を防止するべく、各種の試験、検討を重ねた。その
際、溶接線始終端部のビード整形についても、別途かど
巻き溶接する必要をなくすためにエンドタブ材を使用す
ること、更にエンドタブ材の性能を有効に活用するため
に表面側及び裏面側からの両面溶接とし、且ついずれも
略下向姿勢で溶接すること、ガウジングなしとすること
等を前提とした。
一
その結果、(1)アークスタート時の溶接電流を定常時
電流よりも高電流とする方式、(2)開先形状に工夫を
加えてアークスタート部の溶は込みを向上する方式、の
少なくともいずれかの方式を採用することにより、初期
の目的が達成できることを見い出し、ここに本発明を完
成するに至ったのである。
電流よりも高電流とする方式、(2)開先形状に工夫を
加えてアークスタート部の溶は込みを向上する方式、の
少なくともいずれかの方式を採用することにより、初期
の目的が達成できることを見い出し、ここに本発明を完
成するに至ったのである。
すなわち、本発明に係るマグ溶接方法は、両面溶接にて
ガウジングなしで完全溶は込みを行うマグ溶接方法にお
いて、少なくともアークスタート端部に耐火物製エンド
タブを使用すると共に、アークスタート時の溶接電流を
定常時電流+20〜200Aの高電流にすること、及び
/又は、開先形状に関し、アークスタート端部より或る
長さにおいて、ルート間隔を大きくする形状並びにルー
トフェースを小さくする形状のうちの少なくとも一方の
形状を有する開先形状にすることを特徴とするものであ
る。
ガウジングなしで完全溶は込みを行うマグ溶接方法にお
いて、少なくともアークスタート端部に耐火物製エンド
タブを使用すると共に、アークスタート時の溶接電流を
定常時電流+20〜200Aの高電流にすること、及び
/又は、開先形状に関し、アークスタート端部より或る
長さにおいて、ルート間隔を大きくする形状並びにルー
トフェースを小さくする形状のうちの少なくとも一方の
形状を有する開先形状にすることを特徴とするものであ
る。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
前述のように、本発明では、初層スタート部の開先ルー
ト部の融合不良をなくす方法として、耐火物製エンドタ
ブの使用、両面溶接での完全溶は込み、ガウジングなし
を前提とし、以上の条件で以下の方式■、■のいずれか
を採用するものである。
ト部の融合不良をなくす方法として、耐火物製エンドタ
ブの使用、両面溶接での完全溶は込み、ガウジングなし
を前提とし、以上の条件で以下の方式■、■のいずれか
を採用するものである。
■アークスタート時の溶接電流を定常時電流よりも高電
流にする方式: この方式は短時間の高電流によりスタート部での溶融池
の形成時間の短縮を図るもので、定常時電流よりも20
〜200A高い電流値に設定することで良好な結果が得
られる。この時、溶接速度はO或いは定常時と同一速度
にすることができる。
流にする方式: この方式は短時間の高電流によりスタート部での溶融池
の形成時間の短縮を図るもので、定常時電流よりも20
〜200A高い電流値に設定することで良好な結果が得
られる。この時、溶接速度はO或いは定常時と同一速度
にすることができる。
通常ならば、高電流にすると、その分譲着量も増加する
ため、ビードの余盛りが過大になり、後続パスでの溶接
に支障を来たすのであるが、本発明ではエンドタブ材を
併用するので、余分な溶着金属がエンドタブ材の中へ流
入して平均化される効果がある。勿論、エンドタブ材は
耐火物製であるので端部ビード形状の整形の効果もある
。
ため、ビードの余盛りが過大になり、後続パスでの溶接
に支障を来たすのであるが、本発明ではエンドタブ材を
併用するので、余分な溶着金属がエンドタブ材の中へ流
入して平均化される効果がある。勿論、エンドタブ材は
耐火物製であるので端部ビード形状の整形の効果もある
。
なお、アークスタート時とは、ワイヤ径等々により異な
るが、−船釣にはアークスタート直後から3秒以内、或
いはアークスタート部10mm以内を目安とするもので
ある。
るが、−船釣にはアークスタート直後から3秒以内、或
いはアークスタート部10mm以内を目安とするもので
ある。
■開先形状をアークスタート部の溶は込みを向上する形
状にする方式: この方式は、アークスタート端部より或る長さにおいて
、定常部に比べ、■−1ルート間隔を大きくする形状、
■−2並びにルートフェースを小さくする形状のうちの
少なくとも一方の形状を有する開先形状にする方式であ
る。
状にする方式: この方式は、アークスタート端部より或る長さにおいて
、定常部に比べ、■−1ルート間隔を大きくする形状、
■−2並びにルートフェースを小さくする形状のうちの
少なくとも一方の形状を有する開先形状にする方式であ
る。
まず、前者の方式(■−1)、すなわちルート間隔を定
常部よりも大きくする開先形状の場合は、スタート側の
開先ルート部に若干の面取り加工を施しておくのが好ま
しく、例えば、第1図に示すように、開先ルート部の端
部(端部から約10mm程度)にテーパ状加工によって
実質的に1〜b程度のルート間隔を設定し、定常部(端
部から約10mm程度以上の距離)では実質的にO〜l
lll11程度のルート間隔になるようにする。ルート
間隔はOが理想であるが2mm程度までは許容される。
常部よりも大きくする開先形状の場合は、スタート側の
開先ルート部に若干の面取り加工を施しておくのが好ま
しく、例えば、第1図に示すように、開先ルート部の端
部(端部から約10mm程度)にテーパ状加工によって
実質的に1〜b程度のルート間隔を設定し、定常部(端
部から約10mm程度以上の距離)では実質的にO〜l
lll11程度のルート間隔になるようにする。ルート
間隔はOが理想であるが2mm程度までは許容される。
なお、テーパ状に加工する代わりに階段状に加工しても
良く(第2図参照)、他の形状も可能である。
良く(第2図参照)、他の形状も可能である。
このように、スタート部のルート間隔を広く設定するこ
とにより、スタート部の溶は込みを向上させることが可
能となる。この点、通常、ルー1−間隔が狭い場合は、
あたかも左右の開先が一体となった単なる溝の場合と路
間等の溶は込みを示すが、ルート間隔が広くなった場合
は、ルートフェースのコーナ一部が各々分離して溶融池
に鋭角状に突き出す状態になるため、コーナ一部の溶融
が促進され、また同時に溶融金属がルート部の隙間に流
入し易くなるため、ルート部の溶は込みを向上できる。
とにより、スタート部の溶は込みを向上させることが可
能となる。この点、通常、ルー1−間隔が狭い場合は、
あたかも左右の開先が一体となった単なる溝の場合と路
間等の溶は込みを示すが、ルート間隔が広くなった場合
は、ルートフェースのコーナ一部が各々分離して溶融池
に鋭角状に突き出す状態になるため、コーナ一部の溶融
が促進され、また同時に溶融金属がルート部の隙間に流
入し易くなるため、ルート部の溶は込みを向上できる。
なお、ルート間隔が過大になると(実質的な間隔が約2
m111以上の場合)溶菌を生じてしまうので、留意す
る。
m111以上の場合)溶菌を生じてしまうので、留意す
る。
一方、後者の方式(■−2)、すなわちルートフェース
を定常部よりも小さくする開先形状の場合は、スタート
側のルートフェースを端部から約10mm程度の距離の
間にわたり薄く加工するのが好ましい。この場合、ルー
トフェースの加工寸法(f)は定常部のルートフェース
寸法(f、)に応じてOmm≦f≦3mm(但し、fo
>f)程度が望ましい(第3図参照)。
を定常部よりも小さくする開先形状の場合は、スタート
側のルートフェースを端部から約10mm程度の距離の
間にわたり薄く加工するのが好ましい。この場合、ルー
トフェースの加工寸法(f)は定常部のルートフェース
寸法(f、)に応じてOmm≦f≦3mm(但し、fo
>f)程度が望ましい(第3図参照)。
勿論、上記方式■と■を併用することもできることは云
うまでもない。
うまでもない。
次に、本発明の前記前提条件について説明するる。
本発明のマグ溶接における両面溶接は、完全溶は込みを
行う両面溶接であって、ガウジングは行わず、しかも耐
火物製エンドタブを少なくともアークスタート端部に用
いて行う溶接方法であることが条件である。
行う両面溶接であって、ガウジングは行わず、しかも耐
火物製エンドタブを少なくともアークスタート端部に用
いて行う溶接方法であることが条件である。
従来のマグ溶接における両面溶接では、片面側(表面側
)から溶接した後、裏面からガウジングを行い、更にグ
ラインダーによりガウジング時に開先部に付着したカー
ボンの除去や裏面側開先の整形を行った後、裏面側の溶
接が行われていたが、特に初層のアークスタート部に溶
は込み不良、スラブ巻き込み、融合不良等の溶接欠陥が
発生し易く、ガウジング工程が必須であった。
)から溶接した後、裏面からガウジングを行い、更にグ
ラインダーによりガウジング時に開先部に付着したカー
ボンの除去や裏面側開先の整形を行った後、裏面側の溶
接が行われていたが、特に初層のアークスタート部に溶
は込み不良、スラブ巻き込み、融合不良等の溶接欠陥が
発生し易く、ガウジング工程が必須であった。
この点、本発明では、ガウジング工程を省略するために
、完全溶は込みの両面溶接とする。すなわち、第4図に
一例を示すように、表面側の初層(&1パス)と裏面側
の初層(図示の場合、Nn 3パス)とがルートフェー
スにてオーバーラツプする累層法によるのである。この
ような累層法を単に採用した場合、表面側の初層には従
来の初層と同様に溶接欠陥が発生することになるが、本
発明では、前記方式の又は■を採用するので、表面側の
初層(Nα1パス)スタート部の開先ルート部が完全に
融合され、融合不良に起因する溶接欠陥が防止される。
、完全溶は込みの両面溶接とする。すなわち、第4図に
一例を示すように、表面側の初層(&1パス)と裏面側
の初層(図示の場合、Nn 3パス)とがルートフェー
スにてオーバーラツプする累層法によるのである。この
ような累層法を単に採用した場合、表面側の初層には従
来の初層と同様に溶接欠陥が発生することになるが、本
発明では、前記方式の又は■を採用するので、表面側の
初層(Nα1パス)スタート部の開先ルート部が完全に
融合され、融合不良に起因する溶接欠陥が防止される。
更に、本発明では、耐火物製エンドタブを使用すること
を条件としている。従来、エンドタブを使用するのは片
面溶接の場合だけであり、両面溶接においてはエンドタ
ブを使用する試みはなされていない。本発明では、前述
の方式■又は■の採用に伴い耐火物製エンドタブの使用
が必須であると共に、耐火物製エンドタブを使用するこ
とによって端部ビード形状の整形の効果も得られる。
を条件としている。従来、エンドタブを使用するのは片
面溶接の場合だけであり、両面溶接においてはエンドタ
ブを使用する試みはなされていない。本発明では、前述
の方式■又は■の採用に伴い耐火物製エンドタブの使用
が必須であると共に、耐火物製エンドタブを使用するこ
とによって端部ビード形状の整形の効果も得られる。
なお、上記マグ溶接おいては、従来と同様、シールドガ
スとしてCO2、CO2+Ar等の混合ガスを使用し、
ワイヤはソリッドワイヤ又はブラックス入りワイヤを使
用することができ、ワイヤ径も特に制限はない。
スとしてCO2、CO2+Ar等の混合ガスを使用し、
ワイヤはソリッドワイヤ又はブラックス入りワイヤを使
用することができ、ワイヤ径も特に制限はない。
溶接姿勢は路下向き姿勢で、下向き姿勢のほが横向き姿
勢も可能であり、アークスタート時にバックステップ又
はウィービングは必要としないので運棒法も簡易である
。また半自動のほか、溶接用ロボット等による自動化が
容易である。
勢も可能であり、アークスタート時にバックステップ又
はウィービングは必要としないので運棒法も簡易である
。また半自動のほか、溶接用ロボット等による自動化が
容易である。
開先形状としては、K形、J形やK形などを適宜選定で
きる(第5図参照)。通常、K形開先とするが、更に溶
は込みの安定性を向上させるには両面J形開先も望まし
い。
きる(第5図参照)。通常、K形開先とするが、更に溶
は込みの安定性を向上させるには両面J形開先も望まし
い。
耐火物製エン1くタブとしては、種々の材質、寸法形状
(溝の有無を問わない)のものを使用することができる
ことは云うまでもない。
(溝の有無を問わない)のものを使用することができる
ことは云うまでもない。
(実施例)
次に本発明の実施例を示す。
去】l帽Y
一対の母材5M58を、第6図に示すように、K形開先
(開先角度60°)でルート間隔が溶接線の全長にわた
り実質的に0.5mm以下の継手形状となるように突合
せ、耐火物製エンドタブ材を溶接線両端に配置した。
(開先角度60°)でルート間隔が溶接線の全長にわた
り実質的に0.5mm以下の継手形状となるように突合
せ、耐火物製エンドタブ材を溶接線両端に配置した。
次いで、第7図に示す累層法により、第1表に示す溶接
条件でマグ溶接を実施した。
条件でマグ溶接を実施した。
大巖孤ス
一対の母材5M58を、第8図に示すように、両面J形
開先でルート間隔が溶接線の全長にわたり実質的に0.
511111以下の継手形状となるように突合せ、耐火
物製エンドタブ材を溶接線両端に配置した。
開先でルート間隔が溶接線の全長にわたり実質的に0.
511111以下の継手形状となるように突合せ、耐火
物製エンドタブ材を溶接線両端に配置した。
次いで、第9図に示す累層法により、第1表に示す溶接
条件でマグ溶接を実施した。
条件でマグ溶接を実施した。
大亀桝J
一対の母材5M58を、第10図に示す継手形状となる
ように加工し突合せた。継手形状は両面J形開先であり
、開先ルート部について、表面側の第1パス目アークス
タート端側約10mmの長さの範囲を約1 mm/ 1
0 ll1mの傾斜度で面取り加工を施した。また耐火
物製エンドタブ材を溶接線両端に配置した。
ように加工し突合せた。継手形状は両面J形開先であり
、開先ルート部について、表面側の第1パス目アークス
タート端側約10mmの長さの範囲を約1 mm/ 1
0 ll1mの傾斜度で面取り加工を施した。また耐火
物製エンドタブ材を溶接線両端に配置した。
次いで、第11図に示す累層法により、第1表に示す溶
接条件でマグ溶接を実施した。
接条件でマグ溶接を実施した。
笑族孤±
一対の母材5M58を、第12図に示す継手形状となる
ように加工し突合せた。継手形状はJ形開先(60°)
であり、実施例3と同様に、開先ルート部について表面
側の第1パス目アークスタート端側約10mmの長さの
範囲を約1 、5mm/ 10mmの傾斜度で面取り加
工を施した。
ように加工し突合せた。継手形状はJ形開先(60°)
であり、実施例3と同様に、開先ルート部について表面
側の第1パス目アークスタート端側約10mmの長さの
範囲を約1 、5mm/ 10mmの傾斜度で面取り加
工を施した。
次いで、第13図に示す累層法により、第1表に示す溶
接条件でマグ溶接を実施した。
接条件でマグ溶接を実施した。
以上の各実施例1〜4において、溶接後、溶接試験(外
観検査、X線透過試験(JIS Z 3104)、
衝撃試験及び継手引張試験)を行なった。その結果を第
2表に示す。
観検査、X線透過試験(JIS Z 3104)、
衝撃試験及び継手引張試験)を行なった。その結果を第
2表に示す。
第2表より、いずれの場合も溶接欠陥がなく、良好な結
果が得られることが確認された。
果が得られることが確認された。
(以下余白]
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、両面からのマグ
溶接のみで完全溶は込みの溶接部を得ることができ、し
かもガウジング工程が省略されるので、溶接所要時間が
短縮されると共に、溶接用ロボット等による自動溶接化
が容易となり、溶接コストの低減と溶接品質の向上、安
定化を図ることができる。特に短尺な溶接継手であるに
も拘わらず、同一形状の部品が多数ある場合の溶接に好
適である。
溶接のみで完全溶は込みの溶接部を得ることができ、し
かもガウジング工程が省略されるので、溶接所要時間が
短縮されると共に、溶接用ロボット等による自動溶接化
が容易となり、溶接コストの低減と溶接品質の向上、安
定化を図ることができる。特に短尺な溶接継手であるに
も拘わらず、同一形状の部品が多数ある場合の溶接に好
適である。
第1図及び第2図はルート間隔を定常部よりも大きくす
る形状の一例を示す図で、第1図はテーパー状の場合、
第2図は階段状の場合を示し、第3図はルートフェース
を定常部よりも小さくする開先形状の一例を示す説明図
、 第4図は両面開先の完全溶は込みを説明する図。 第5図(a)〜(c)は開先形状の一例を示す説明図、
第6図、第8図、第10図及び第12図はそれぞれ実施
例に用いた継手形状、寸法(mm)を示す図で、(a)
は側面図、(b)は平面図であり。 第7図、第9図、第11図及び第13図はそれぞれ実施
例における累層法を説明する図である。 1.1′・・・母材、2・・・耐火物製エンドタブ。
る形状の一例を示す図で、第1図はテーパー状の場合、
第2図は階段状の場合を示し、第3図はルートフェース
を定常部よりも小さくする開先形状の一例を示す説明図
、 第4図は両面開先の完全溶は込みを説明する図。 第5図(a)〜(c)は開先形状の一例を示す説明図、
第6図、第8図、第10図及び第12図はそれぞれ実施
例に用いた継手形状、寸法(mm)を示す図で、(a)
は側面図、(b)は平面図であり。 第7図、第9図、第11図及び第13図はそれぞれ実施
例における累層法を説明する図である。 1.1′・・・母材、2・・・耐火物製エンドタブ。
Claims (3)
- (1)両面溶接にてガウジングなしで完全溶け込みを行
うマグ溶接方法において、少なくともアークスタート端
部に耐火物製エンドタブを使用すると共に、アークスタ
ート時の溶接電流を定常時電流+20〜200Aの高電
流にすることを特徴とするマグ溶接方法。 - (2)両面溶接にてガウジングなしで完全溶け込みを行
うマグ溶接方法において、少なくともアークスタート端
部に耐火物製エンドタブを使用すると共に、開先形状に
関し、アークスタート端部より或る長さにおいて、ルー
ト間隔を大きくする形状並びにルートフェースを小さく
する形状のうちの少なくとも一方の形状を有する開先形
状にすることを特徴とするマグ溶接方法。 - (3)両面溶接にてガウジングなしで完全溶け込みを行
うマグ溶接方法において、少なくともアークスタート端
部に耐火物製エンドタブを使用すると共に、アークスタ
ート時の溶接電流を定常時電流+20〜200Aの高電
流にし、かつ、開先形状に関し、アークスタート端部よ
り或る長さにおいて、ルート間隔を大きくする形状並び
にルートフェースを小さくする形状のうちの少なくとも
一方の形状を有する開先形状にすることを特徴とするマ
グ溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21346588A JPH0263683A (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | マグ溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21346588A JPH0263683A (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | マグ溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263683A true JPH0263683A (ja) | 1990-03-02 |
Family
ID=16639656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21346588A Pending JPH0263683A (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | マグ溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0263683A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018092647A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | 株式会社神戸製鋼所 | ガウジングレス完全溶込み溶接方法及び溶接継手 |
-
1988
- 1988-08-27 JP JP21346588A patent/JPH0263683A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018092647A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | 株式会社神戸製鋼所 | ガウジングレス完全溶込み溶接方法及び溶接継手 |
JP2018083202A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | 株式会社神戸製鋼所 | ガウジングレス完全溶込み溶接方法及び溶接継手 |
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