JPH0927147A - ディスク製造方法 - Google Patents

ディスク製造方法

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JPH0927147A
JPH0927147A JP12279196A JP12279196A JPH0927147A JP H0927147 A JPH0927147 A JP H0927147A JP 12279196 A JP12279196 A JP 12279196A JP 12279196 A JP12279196 A JP 12279196A JP H0927147 A JPH0927147 A JP H0927147A
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Shigekazu Minechika
重和 峯近
Kenji Torasawa
研示 虎沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録時のレーザパワーの条件に関する情報
が、誤消去されないように構成したディスクを大量生産
するものである。 【構成】 既記録部分7に記録時のレーザパワーの条件
に関する情報を凹凸のピット8と、記録トラック用の案
内溝4aとを、プラスチック基板4の表面に同時に形成
し、前記ピット8と前記案内溝4aの表面に垂直磁化膜
5を形成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録時のレーザパワー
の条件を凹凸列として形成するディスク製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスクで代表される記録
ディスクは、特開昭59−81671号公報に開示され
ている様に、ディスクの製造後に、ディスク毎に、その
記録条件を記録するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録条件をデ
ィスク毎に記録することは大変な作業量を要し、量産に
は適していない。更に、記録条件が記録されているトラ
ック上に、誤って情報を記録した場合、重ね書きにより
記録条件が消去されてしまうおそれがある。そこで、量
産性に優れ誤消去のおそれのないディスク製造方法が必
要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のディス
ク製造方法は、プラスチック製のディスク基板表面に記
録トラック用のガイドと、該ガイドに先行する位置に予
め設定した記録時のレーザパワーの条件関する情報を含
む凹凸列とを形成した後、前記ガイドと前記凹凸列の表
面に、記録可能な記録膜を形成することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い本発明の実施例
を説明する。図1は情報記録媒体の平面図、図4は斜視
図、図2は記録、再生の条件に関する情報の記録される
フォーマットを示す図、図3、図5は、本発明の情報記
録媒体を利用する情報記録再生装置のブロック図であ
る。
【0006】図1において、1は光磁気ディスク(情報
記録媒体)である。中央部分には透孔2が設けられてお
り、この透孔2が情報記録再生装置にてクランプされ、
ディスク1が回転される。3は光磁気記録部分であり、
その構造は図4に示す様になっている。すなわち、案内
溝4a(この部分が記録トラックとなる)の形成された
プラスチック基板(ポリカーボネイト、アクリル)4に
GdTbFe、TbFeCo等の垂直磁化膜5(ハッチ
ングで示す)が蒸着又はスパッタリングによって設けら
れている。そしてこの垂直磁化膜5上には誘電体による
保護層6が形成されている。
【0007】光磁気記録部分3の内側には記録、再生の
条件に関する情報信号が記録された既記録部分7が設け
られている。この既記録部分7への情報信号の記録方法
は、コンパクトディスクの如く、プラスチック基板4上
に凹凸のピット8として記録する方法や、あるいは、追
記型ディスクの様に、垂直磁化膜5を除去することによ
り記録する方法が考えられる。又、この既記録部分では
垂直磁化膜の代りに、アルミニウム反射膜を形成してい
てもよい。
【0008】以上の記録方法であれば、ディスク1から
の反射光量の変化により、既に記録された情報信号を読
み取ることができる。凹凸のピットの形で記録する方法
は、案内溝4a形成時に、ピットを作成することが可能
であり、又、消去されるおそれがないので有利である。
尚、レーザ光はプラスチック基板4側から矢印Aの如く
照射される。
【0009】記録、再生条件に関する情報の記録される
フォーマットとしては、コンパクトディスクも利用でき
る装置においては、コンパクトディスクのサブコードQ
チャンネルのフォーマットを利用する。サブコードQチ
ャンネルのフォーマットは図2に示すものである。この
うち、アドレスの4ビットにおいて0001、001
0、0011はコンパクトディスクにとって重要な意味
のあるパターンであるが、他のパターンはコンパクトデ
ィスクにとっては意味がない。
【0010】そこで、光磁気ディスク1の既記録部分7
には、サブコードQチャンネルのフォーマットのアドレ
ス部分に例えば1000のパターンを記録しておく。そ
して72ビットのデータ部分には、光磁気ディスクの記
録(消去も含む)、再生の条件に関する情報が記録され
る。この情報とは、例えば、記録時、消去時、再生時の
レーザパワー、線速度、バイアス磁界の強さ及び方向に
関するものである。又、特定パターンを記録して光磁気
記録部分3のはじまり(又は既記録部分7の終り)を指
示せしめることもできる。つまり、特定パターンを規準
位置を示す印にしたり、光磁気記録部分の開始部分まで
の回転数、時間のデータを記録する。
【0011】記録、再生に関する条件が必要なのは、次
の理由による。すなわち、光磁気ディスクの垂直磁化膜
の材料としては、前述の様にGdFe、TbFe、Tb
FeCoなどがあるが、組成が異なれば、レーザパワ
ー、バイアス磁界の条件は当然異なってくるし、TbF
eCoを基本とする材料でもCoの割合が増加すればキ
ュリー点が上昇するので記録消去のレーザパワーも大き
くする必要があるからである。
【0012】従って、記録、消去、再生時のレーザパワ
ー、記録、消去時のバイアス磁界の強さあるいは必要な
線速度を既記録部分7に書込んであれば、情報記録再生
装置において、記録材料の異なる光磁気ディスクに対応
できる。又、記録材料が同じであっても、無記録状態に
おける光磁気記録部分の磁化の向きが、規格によって異
なる場合も考えられるので、記録時、消去時のバイアス
磁界の向きを指定する情報が記録されることは有効であ
る。
【0013】次に、図3に基づき、上記ディスクを利用
する情報記録再生装置の第1実施例について説明する。
図3において、10はレーザ光源である半導体レーザ、
11はコリメータレンズ、12は第1の偏光ビームスプ
リッタ、13は対物レンズ、14はディスク、15は1
/2波長板、16は偏光ビームスプリッタ、17、18
は光検出器、19、20は光検出器17、18の出力を
切換える切換スイッチ、21は加算器(非差動型再生回
路)、22は差動増幅器(差動型再生回路)、23はデ
コーダ、24はコントロール回路である。又、25はバ
イアス磁界の付与手段である。ディスク(情報記録媒
体)を装着すると、このディスクは光磁気ディスクとン
パクトディスクの2つの可能性があるので、情報記録再
生装置は光磁気ディスクの既記録部分又はコンパクトデ
ィスクのリードイン部の読出し状態となる。
【0014】すなわち、各切換スイッチ19、20はa
側に制御され、光検出器17、18の出力は加算器21
のみに印加される。そして、ピックアップ26は、読取
開始位置にあるからディスクからの反射光はリードイン
部又は既記録部分に記録された情報に従い強弱変化が生
じる。光検出器17、18の出力はこの強弱変化に従っ
て変化するので、各光検出器17、18の出力を加算す
ることにより再生HF信号が得られる(出力変化の大き
い一方の光検出器を利用してもよい)。
【0015】この再生HF信号をデコーダ23によりデ
コードして、コントロール回路24に供給する。コント
ロール回路24では、読取られた情報信号に従って、装
置を制御することになる。まずサブコードQチャンネル
のアドレス4ビットが前述の様に1000の場合、光磁
気ディスクであると判別され、切換スイッチ19、20
がb側を選択する様に制御される。
【0016】さらに、光磁気ディスクである場合には、
記録、再生に関する情報が読取られ、この情報に応じて
半導体レーザ10、バイアス磁界発生手段25、ディス
クを回転せしめるためのスピンドルモータがコントロー
ル回路により制御される。つまり、既記録部分7から情
報を読取っている期間中は、切換スイッチ19、20が
a側を選択していなければならない。そこで、既記録部
分7の終りの部分に特定パターンが記録されている媒体
では、この特定パターンを検出することにより、切換ス
イッチ19、20をb側に切換えれば良い。そして、同
時に、ピックアップ26の位置を示すカウンタの値をク
リアする。光磁気記録部分3の開始部分までの時間等に
関するデータが記録されている場合には、このデータを
読取って、所定時間経過後、b側に切換える様にすれば
よい。以上の動作はコントロール回路24(マイクロコ
ンピュータ等で構成される)によって容易に実現され
る。
【0017】情報記録再生装置に光磁気ディスクが装着
されると、まず、上記の判別が行なわれる。そして、再
生動作を指定すると、半導体レーザ10にコントロール
回路24の制御により所定のパワーが供給される。半導
体レーザ10からの光は、コリメータレンズにより平行
光線とされ、第1の偏光ビームスプリッタ12によっ
て、S偏光成分が反射することにより、直線偏光(P偏
光成分)の光になる。この直線偏光の光が対物レンズ1
3により集光され、光磁気ディスク14の光磁気記録部
分に照射され、記録された情報に従って反射光の偏光面
が回転する。この反射光は、P偏光成分が±0.3度程
度、変化したものである(すなわち、S偏光成分が発生
している)。再び、第1偏光ビームスプリッタ12に入
射することにより、P偏光成分は30%程度反射し、S
偏光成分かせ100%反射することにより、回転角の変
化が拡大される。
【0018】回転角の変化が拡大された反射光は1/2
波長板15で偏光面が回転され、そして第2偏光ビーム
スプリッタ16によって、P偏光成分とS偏光成分に分
離されて、夫々対応する光検出器17、18に入射され
る。そしてこの光検出器17、18の出力が差動増幅器
22に供給されることにより、光磁気の再生HF信号が
得られる。
【0019】一方、光磁気ディスク装着後、記録又は消
去動作が指定されると、そのモードに応じたレーザパワ
ー、磁界の強さ、方向、ディスク回転制御の状態が、読
取った情報に基づいて、コントロール回路により設定さ
れる。又、光磁気記録部分の開始位置が、設定され、以
後のアクセスに利用される。そして、記録、消去動作が
行なわれる。
【0020】サブコードQチャンネルのアドレス4ビッ
トに1000が記録されていない場合にはコンパクトデ
ィスクが装着されていると判断され、切換スイッチ1
9、20はa側を選択したままであり、コンパクトディ
スクのHF信号が加算器21より得られる。
【0021】尚、以上の実施例では情報記録媒体として
光磁気ディスクを用いたが、光を照射することにより記
録膜の除去又は性質を変更することにより反射率を変化
せしめる、追加型光ディスク等に利用しても良い。又、
条件に関する情報は、読取開始部分以外の部分に記録し
ても良い。又、情報記録再生装置の構成を図5(第2実
施例)の如く構成することもできる。
【0022】
【発明の効果】よって、本発明によれば、記録時のレー
ザパワーの条件を大量生産に適した方法で記録出来、し
かもその条件が誤消去されることがなく、信頼性の点で
も優れた効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクの模式的平面図である。
【図2】本発明のディスクの記録フォーマットの説明図
である。
【図3】本発明の第1実施例に係るディスク記録再生装
置の再生回路ブロック図である。
【図4】本発明の要部切欠斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るディスク記録再生装
置の再生回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 3 光磁気記録部分 4 プラスチック基板 4a 案内溝 7 既記録部分 8 ピット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の基板表面に記録トラッ
    ク用のガイドと、該ガイドに先行する位置に予め設定し
    た記録時のレーザパワーの条件関する情報を含む凹凸列
    とを形成した後、 前記ガイドと前記凹凸列の表面に、記録可能な記録膜を
    形成することを特徴とするディスク製造方法。
JP8122791A 1996-04-22 1996-04-22 ディスク製造方法 Expired - Lifetime JP3071143B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883336A (ja) * 1981-11-10 1983-05-19 Teac Co ディスク記録又は再生装置
JPS5977648A (ja) * 1982-10-26 1984-05-04 Sharp Corp 光磁気記憶素子
JPS5981671A (ja) * 1982-11-01 1984-05-11 Ricoh Co Ltd 磁気記録媒体

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