JPH09270970A - オンスクリーンディスプレイ用のパターン信号発生回路 - Google Patents

オンスクリーンディスプレイ用のパターン信号発生回路

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JPH09270970A
JPH09270970A JP8077307A JP7730796A JPH09270970A JP H09270970 A JPH09270970 A JP H09270970A JP 8077307 A JP8077307 A JP 8077307A JP 7730796 A JP7730796 A JP 7730796A JP H09270970 A JPH09270970 A JP H09270970A
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JP
Japan
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signal
pattern
offset
decoder
output
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JP8077307A
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English (en)
Inventor
Jiyunya Amashiro
順也 天白
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SANSEI DENSHI JAPAN KK
Original Assignee
SANSEI DENSHI JAPAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフィックRAMやCGROMを使用せず
にモザイクブランキングを可能にする回路を提供し、ワ
ンチップマイコンのOSD装置による表示効果バリエー
ションを広げる。 【解決手段】 ドットクロックによる水平カウンタ11
の出力をオフセット設定手段15を介して水平デコーダ
12へ提供する。水平デコーダ12はこれに従って規則
的な繰り返しパターンのパターン信号を発生する。垂直
カウンタ13は水平同期信号によりカウントを行い、該
カウンタ出力に従って垂直デコーダ14からオフセット
信号が出力される。このオフセット信号によりオフセッ
ト設定手段15において水平カウンタ11の出力に対す
るオフセット設定が水平同期信号の度に変更される結
果、水平デコーダ12のパターン信号開始位置が走査線
ごとに変わる。従って、走査線ごとに文字図形表示ドッ
トの位置が変わるのでモザイク効果が得られ、文字図形
が浮き出てくるような表示効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV受像機等に搭
載されるオンスクリーンディスプレイ(OSD)装置用
の回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばTV受像機では、画面の片隅にチ
ャンネル表示を出したり、或いは画面上の説明に従って
画質調整を行えるものが現在一般的である。OSD装置
は、このような画面に文字図形を表示する画面表示の用
途に使用される。
【0003】最近では、OSD装置により画面表示を行
う場合に、画面縦横方向に文字図形を移動させるスクロ
ールや、表示文字図形をブランキング信号で隠し、徐々
に移動させて少しずつ表示していくフェードといった表
示効果を用い、各社独自色を出すようにしている。現在
までのこのような表示効果は、画面上で平面的移動を行
うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】TV放送では、輝度調
整による表示効果やモザイクブランキングによる表示効
果があり、あたかも画像が浮き出てくるような言わば奥
行き的な表示効果が行われる。これをOSD装置に応用
できれば、より独創的な画面表示を実施可能である。こ
のうちモザイクブランキングは、グラフィックRAMが
あればソフトウエアで実現可能であるが、例えばフルグ
ラフィック表示にすると320×180×3=21.6
Kバイトの容量が必要で、ワンチップマイコンのOSD
装置には現実的でない。また、モザイクパターンをCG
ROM化して表示文字図形にかぶせることも考えられる
が、メモリアクセスタイミングに無理が生じることにな
るので、これも実現が困難である。
【0005】そこで本発明は、グラフィックRAMやC
GROMを使用せずにすみ、OSD装置本来の動作に影
響を与えずにモザイクブランキングを発生することを可
能にするような回路を提供し、OSD装置による画面表
示の表示効果バリエーションをより広げようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明では、
垂直方向、水平方向共に任意の規則的なパターンの繰り
返しでよいというモザイクの周期性に着目し、パターン
発生ロジックによりモザイクブランキングを発生させ
る。そしてこれを、カウンタとデコーダを用いてハード
的に実現する。
【0007】即ち本発明によれば、例えば文字図形表示
のための所定のクロックに同期して計数を行うクロック
カウンタと、該クロックカウンタの出力に従ってパター
ン信号を発生するパターン発生デコーダと、を備え、該
パターン発生デコーダから発生されるパターン信号の開
始位置が水平同期信号の度に変更されることを特徴とし
たパターン信号発生回路をOSD装置用に提供する。水
平同期信号の度にパターン信号の開始位置を変更する手
法としては、クロックカウンタの出力をオフセット設定
手段を通してパターン発生デコーダへ印加するようにし
ておき、このオフセット設定手段におけるクロックカウ
ンタの出力に対するオフセット設定を水平同期信号が入
る度に変更するようにすれば、パターン信号の開始位置
を走査線ごとに変更することが可能になる。このように
水平同期信号ごとにオフセット設定手段のオフセット設
定を変更するには、水平同期信号に同期して計数を行う
同期信号カウンタと、該同期信号カウンタの出力に従っ
てオフセット信号を発生するオフセットデコーダと、を
用いて該オフセット信号によりオフセット設定手段を制
御すればよい。尚、これらのカウンタについては、クロ
ックカウンタは水平同期信号、同期信号カウンタは垂直
同期信号によるリセットをかけておくのがよい。
【0008】また、パターン発生デコーダについて多種
類のパターン信号を用意してそのうちからいずれかを選
択発生可能にすると共にオフセットデコーダについてそ
の選択出力されたパターン信号に対応したオフセット信
号を発生するようにしておけば、多種類のモザイクパタ
ーンを発生させることが可能で、文字図形の浮き出し効
果をより効果的にすることができる。この場合、そのパ
ターン信号及びオフセット信号の選択はCPUによる選
択信号で行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】パターン信号発生回路の実施形態
を図1にブロック図で示す。このパターン信号発生回路
10は、水平カウンタ11、水平デコーダ12、垂直カ
ウンタ13、垂直デコーダ14、そしてオフセット設定
手段15を用いて構成されている。
【0010】水平カウンタ11は、文字図形を表示する
ための基準クロックとなるドットクロック(CLOC
K)をクロック端子(CK)に受けて駆動されるクロッ
クカウンタで、そのカウント出力はオフセット設定手段
15を介して水平デコーダ12へ印加されている。ま
た、クリア端子(CLR)には、水平同期信号(HSY
NC)と水平デコーダ12の出力を演算するORゲート
16が接続されており、これら信号によりクリアが行わ
れるようになっている。
【0011】水平デコーダ12は、水平カウンタ11に
よるカウント出力が印加されることによって繰り返しパ
ターンをもつ規則的なパターン信号を出力するパターン
発生デコーダである。この水平デコーダ12には図2に
示すような4種類(A〜D)のパターン信号が用意され
ており、その選択は、CPU(図示略)によるパターン
選択信号(SELECT)で行うようになっている。こ
れにより出力されるパターン信号に対して、XORゲー
ト17でパターン選択信号の所定ビットと排他的論理和
して裏返しをかけることにより、最終的には8パターン
のモザイクパターン信号(MOSAIC BLANK)
が発生される。
【0012】垂直カウンタ13は、水平同期信号をクロ
ック端子(CK)に受けて駆動される同期信号カウンタ
で、そのカウンタ出力は垂直デコーダ14へ印加され
る。また、クリア端子(CLR)には、垂直同期信号
(VSYNC)と垂直デコーダ14の出力を演算するO
Rゲート18が接続され、これら信号によりクリアが行
われる。
【0013】垂直デコーダ14は、垂直カウンタ13か
らのカウント出力に応じてオフセット信号を出力するオ
フセットデコーダである。この垂直デコーダ14には、
水平デコーダ12に用意したパターン信号に対応させて
図3に示すような4種類のオフセット信号出力様式が用
意されており、その選択は、パターン選択信号で行うよ
うになっている。これにより出力されるオフセット信号
は1走査線ごとに値が異なることになり、オフセット設
定手段15の制御入力となる。
【0014】オフセット設定手段15は、オフセット信
号に従って水平カウンタ11のカウント出力にオフセッ
トを設定し、水平同期信号の度にパターン信号のスター
トを変化させるように働く。これにより、パターン信号
のモザイクブランク部分の位置が走査線ごとに変化して
モザイク効果が得られることになる。
【0015】図2〜図4には、水平デコーダ12による
パターン信号の出力例、垂直デコーダ14によるオフセ
ット信号の出力例、そして、これらによるモザイクブラ
ンキングを用いた表示効果の例をそれぞれ示してある。
【0016】図2に示すように、水平デコーダ12には
4種類のパターン信号A〜Dが用意されており、パター
ン選択信号に従って、これらのうちの1つが垂直同期ま
での1画面用に選択される。この実施形態におけるパタ
ーン選択信号は3ビットで、そのうちの2ビットにより
パターン信号A〜Dを選択するようにしてある。各パタ
ーン信号A〜Dにおいて、ロウレベルの部分がモザイク
ブランク部分、ハイレベルの部分が表示文字図形部分に
該当し、例えばTV画面にチャンネル表示をする場合で
あれば、モザイクブランク部分でTV映像が透けて見え
ることになり、表示文字図形部分でチャンネル文字が表
示されることになる。このモザイクブランク部分と表示
文字図形部分の発生タイミング、即ちパターン信号A〜
Dの開始位置は、図示のように〜を設定することが
可能で、これら開始位置〜のいずれかがオフセット
設定手段15による設定で選ばれることになる。
【0017】オフセット設定手段15の走査線ごとのオ
フセット設定は、垂直デコーダ14によるオフセット信
号で制御される。即ち垂直デコーダ14には、図3に示
すように、開始位置〜に対応する5種類のオフセッ
ト信号〜を用いた出力様式が各パターン信号A〜D
に応じて4種類用意されている。この4種類のオフセッ
ト信号出力様式の選択は、パターン選択信号の2ビット
により行われる。例えばパターン信号Aの選択であれ
ば、垂直デコーダ14からは、水平同期信号の度にオフ
セット信号→→→→の順に出力が行われ、こ
れに従ってオフセット設定手段15が制御される結果、
水平デコーダ12によるパターン信号Aの開始位置は、
走査線ごとに→→→→の順に変化する。
【0018】このようにパターン信号及びオフセット信
号の出力選択を行うと、図4に示すようなモザイク効果
を得られることになる。図4の上段左端の1画面(i)
が文字図形表示中の画面で、その他の各画面(a)〜
(h)はモザイクブランキングによる表示効果の進行状
態を示しており、下段右端の画面(a)から始まってア
ルファベット順に進行するようにして徐々に変化する。
表示文字図形が消える場合にはこの逆順に進行してい
く。各画面(a)〜(i)中の各マス目が表示文字図形
の1ドットに対応し、白いマス目がTV映像の部分、黒
いマス目が文字図形の部分となる。
【0019】画面(a),(h)は、パターン信号Aの
選択により得られるモザイク効果が現れている画面であ
る。画面(a)はパターン信号Aをそのまま出力するこ
とによるもので、画面(h)は、XORゲート17でパ
ターン選択信号中の1ビットとパターン信号Aを演算す
る結果得られる反転パターン信号Aによるものである。
画面(a),(h)中の最初の走査線S1 は開始位置
の選択、2番目の走査線S2 は開始位置の選択、3番
目の走査線S3 は開始位置の選択、4番目の走査線S
4 は開始位置の選択、5番目の走査線S5 は開始位置
の選択、そして5番目以降は以上の反復により、モザ
イク表示が行われている。同様にして、画面(b),
(g)はパターン信号Bと開始位置→→→の選
択、画面(c),(f)はパターン信号Cと開始位置
→→の選択、画面(d),(e)はパターン信号D
と開始位置→の選択によるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、グラフィックRAMや
CGROMを使用することなく、カウンタとデコーダを
用いただけの簡単なハードウエア構成でモザイクブラン
キングを発生することができる。これらは容易にワンチ
ップマイコンのOSD装置へ組み込めるため非常に有利
であり、OSD装置による表示効果バリエーションを広
げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパターン信号発生回路の実施形態
を示すブロック図。
【図2】図1のパターン信号発生回路における水平デコ
ーダの出力パターンを示した信号波形図。
【図3】図1のパターン信号発生回路における垂直デコ
ーダの出力値についての説明図。
【図4】図1のパターン信号発生回路によるモザイク効
果の説明図。
【符号の説明】
10 パターン信号発生回路 11 水平カウンタ(クロックカウンタ) 12 水平デコーダ(パターン発生デコーダ) 13 垂直カウンタ(同期信号カウンタ) 14 垂直デコーダ(オフセットデコーダ) 15 オフセット設定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のクロックに同期して計数を行うク
    ロックカウンタと、該クロックカウンタの出力に従って
    パターン信号を発生するパターン発生デコーダと、を備
    え、該パターン発生デコーダから発生されるパターン信
    号の開始位置が水平同期信号の度に変更されるようにな
    っていることを特徴とするパターン信号発生回路。
  2. 【請求項2】 クロックカウンタの出力がオフセット設
    定手段を通してパターン発生デコーダへ印加されるよう
    になっており、該オフセット設定手段における前記クロ
    ックカウンタの出力に対するオフセット設定が水平同期
    信号の度に変更されることによりパターン信号の開始位
    置が変更される請求項1記載のパターン信号発生回路。
  3. 【請求項3】 水平同期信号に同期して計数を行う同期
    信号カウンタと、該同期信号カウンタの出力に従ってオ
    フセット信号を発生するオフセットデコーダと、を更に
    備え、該オフセット信号によりオフセット設定手段のオ
    フセット設定を変更する請求項2記載のパターン信号発
    生回路。
  4. 【請求項4】 パターン発生デコーダが多種類のパター
    ン信号のいずれかを選択出力可能とされ、オフセットデ
    コーダがその選択出力されたパターン信号に対応してオ
    フセット信号を出力する請求項3記載のパターン信号発
    生回路。
  5. 【請求項5】 クロックカウンタが水平同期信号でリセ
    ットされ、同期信号カウンタが垂直同期信号によりリセ
    ットされる請求項3又は請求項4記載のパターン信号発
    生回路。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記
    載のパターン信号発生回路を備えてなるオンスクリーン
    ディスプレイ装置。
JP8077307A 1996-03-29 1996-03-29 オンスクリーンディスプレイ用のパターン信号発生回路 Pending JPH09270970A (ja)

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JP8077307A JPH09270970A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 オンスクリーンディスプレイ用のパターン信号発生回路

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JPH09270970A true JPH09270970A (ja) 1997-10-14

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ID=13630267

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JP8077307A Pending JPH09270970A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 オンスクリーンディスプレイ用のパターン信号発生回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400367B2 (en) 1998-11-27 2002-06-04 Mitsubishi Electric Systems Lsi Design Corporation Character display device and displaying method thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400367B2 (en) 1998-11-27 2002-06-04 Mitsubishi Electric Systems Lsi Design Corporation Character display device and displaying method thereof

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