JP2858331B2 - ディスプレイ用キャラクタ表示装置 - Google Patents
ディスプレイ用キャラクタ表示装置Info
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- JP2858331B2 JP2858331B2 JP1264365A JP26436589A JP2858331B2 JP 2858331 B2 JP2858331 B2 JP 2858331B2 JP 1264365 A JP1264365 A JP 1264365A JP 26436589 A JP26436589 A JP 26436589A JP 2858331 B2 JP2858331 B2 JP 2858331B2
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- Japan
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- character
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機などのディスプレイ上に
キャラクタを表示するディスプレイ用キャラクタ表示装
置に関するものである。
キャラクタを表示するディスプレイ用キャラクタ表示装
置に関するものである。
従来の技術 近年、テレビジョン受像機は多機能化，高画質化が進
み、その映像の調整などは内蔵されるキャラクタ表示装
置を使って画面上に操作説明を表示しユーザーが自由に
行えるようになっている。
み、その映像の調整などは内蔵されるキャラクタ表示装
置を使って画面上に操作説明を表示しユーザーが自由に
行えるようになっている。
以下図面を参照しながら上述した従来のディスプレイ
用キャラクタ表示装置の一例について説明する。
用キャラクタ表示装置の一例について説明する。
第５図は従来のディスプレイ用キャラクタ表示装置の
機能ブロック図を示すものである。第５図において20は
入力部で、リモコンなどによるユーザーの操作を入力す
る部分である。21はキャラクタジェネレータで、ディス
プレイ上に表示するキャラクタを発生するものであり、
１つのキャラクタに対して１種類のフォントを有し画面
上の垂直方向表示位置は、１キャラクタ単位で設定でき
るものである。22はキャラクタデータ作成部で、入力部
20での入力に対応するキャラクタ表示を行なうためにキ
ャラクタジェネレータ21へ設定するデータを作る部分で
ある。23は出力部で、キャラクタデータ作成部22からの
データを決められたフォーマットでキャラクタジェネレ
ータ21へ出力する部分である。24は切換部で、映像信号
とキャラクタ信号とを切り換えて実際に画面上に表示す
る映像の信号を出力する部分である。
機能ブロック図を示すものである。第５図において20は
入力部で、リモコンなどによるユーザーの操作を入力す
る部分である。21はキャラクタジェネレータで、ディス
プレイ上に表示するキャラクタを発生するものであり、
１つのキャラクタに対して１種類のフォントを有し画面
上の垂直方向表示位置は、１キャラクタ単位で設定でき
るものである。22はキャラクタデータ作成部で、入力部
20での入力に対応するキャラクタ表示を行なうためにキ
ャラクタジェネレータ21へ設定するデータを作る部分で
ある。23は出力部で、キャラクタデータ作成部22からの
データを決められたフォーマットでキャラクタジェネレ
ータ21へ出力する部分である。24は切換部で、映像信号
とキャラクタ信号とを切り換えて実際に画面上に表示す
る映像の信号を出力する部分である。
以上のように構成されたディスプレイ用キャラクタ表
示装置について以下にその動作を説明する。まず、ユー
ザーがリモコン等のキー操作を行うとそのキー入力は入
力部20へ入力される。そしてキャラクタデータ作成部22
では入力されたキー操作に対応するキャラクタ表示を行
うためにキャラクタジェネレータ21へ設定するデータ
（キャラクタに対応するフォントが格納されているアド
レス，色，表示位置など）を作成し、出力部23から決め
られたフォーマットで出力する。出力部23からのデータ
がキャラクタジェネレータ21に設定されるとキャラクタ
ジェネレータ21は映像の垂直同期信号VS,水平同期信号H
Sでタイミングをとりながらキャラクタ信号及び切換信
号を出力する。そして切換部24ではキャラクタジェネレ
ータ21からの切換信号により映像信号とキャラクタ信号
を切り換え、実際に画面上に表示する映像の信号として
出力するのである。
示装置について以下にその動作を説明する。まず、ユー
ザーがリモコン等のキー操作を行うとそのキー入力は入
力部20へ入力される。そしてキャラクタデータ作成部22
では入力されたキー操作に対応するキャラクタ表示を行
うためにキャラクタジェネレータ21へ設定するデータ
（キャラクタに対応するフォントが格納されているアド
レス，色，表示位置など）を作成し、出力部23から決め
られたフォーマットで出力する。出力部23からのデータ
がキャラクタジェネレータ21に設定されるとキャラクタ
ジェネレータ21は映像の垂直同期信号VS,水平同期信号H
Sでタイミングをとりながらキャラクタ信号及び切換信
号を出力する。そして切換部24ではキャラクタジェネレ
ータ21からの切換信号により映像信号とキャラクタ信号
を切り換え、実際に画面上に表示する映像の信号として
出力するのである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成ではキャラクタジェネ
レータ21が１つのキャラクタに対して１種類のフォント
を有し、画面上の垂直方向表示位置は１キャラクタ単位
で設定されるものであるため、キャラクタの画面上での
垂直方向の細かな表示位置指定やスムーズな縦スクロー
ルができないという課題を有する。例えば、第６図は上
記従来のディスプレイ用キャラクタ表示装置での画面表
示の一例であるが、第６図において矢印のキャラクタが
Ａの位置に表示されている時にユーザーがこの矢印を上
下に移動するキー操作を行った場合、矢印の表面位置は
ＢあるいはＣの位置となり、ＤあるいはＥの領域に表示
できないということになる。そして縦スクロールの移動
ステップもこのキャラクタ単位となりスムーズな縦スク
ロールが行えないのである。
レータ21が１つのキャラクタに対して１種類のフォント
を有し、画面上の垂直方向表示位置は１キャラクタ単位
で設定されるものであるため、キャラクタの画面上での
垂直方向の細かな表示位置指定やスムーズな縦スクロー
ルができないという課題を有する。例えば、第６図は上
記従来のディスプレイ用キャラクタ表示装置での画面表
示の一例であるが、第６図において矢印のキャラクタが
Ａの位置に表示されている時にユーザーがこの矢印を上
下に移動するキー操作を行った場合、矢印の表面位置は
ＢあるいはＣの位置となり、ＤあるいはＥの領域に表示
できないということになる。そして縦スクロールの移動
ステップもこのキャラクタ単位となりスムーズな縦スク
ロールが行えないのである。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、特定のキ
ャラクタに対して画面上でのキャラクタの垂直方向の表
示位置を1H（１水平走査線）毎に自由に設定できるディ
スプレイ用キャラクタ表示装置を提供するものである。
ャラクタに対して画面上でのキャラクタの垂直方向の表
示位置を1H（１水平走査線）毎に自由に設定できるディ
スプレイ用キャラクタ表示装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のディスプレイ用
キャラクタ表示装置は、キャラクタのドットマトリクス
が横Ｘドット，縦Ｙドットで構成され、ある特定キャラ
クタに対しては２キャラクタ分（横Ｘドット，縦2Yドッ
ト）を利用し元のフォントパターンを縦方向に１水平走
査線に相当するドット数だけ順次ずらした複数のフォン
トパターンを有するキャラクタジェネレータと、ユーザ
ーのリモコンなどによるキー操作に対応するキャラクタ
表示が特定キャラクタであるか否かを判断する特定キャ
ラクタ判断部と、特定キャラクタ判断部からの情報によ
り通常キャラクタを表示するためにキャラクタジェネレ
ータへ設定するデータを作成する第１キャラクタデータ
作成部と、特定キャラクタ判断部からの情報により特定
キャラクタを表示するためにキャラクタジェネレータへ
設定するデータを作成する第２キャラクタデータ作成部
とを備えたものである。
キャラクタ表示装置は、キャラクタのドットマトリクス
が横Ｘドット，縦Ｙドットで構成され、ある特定キャラ
クタに対しては２キャラクタ分（横Ｘドット，縦2Yドッ
ト）を利用し元のフォントパターンを縦方向に１水平走
査線に相当するドット数だけ順次ずらした複数のフォン
トパターンを有するキャラクタジェネレータと、ユーザ
ーのリモコンなどによるキー操作に対応するキャラクタ
表示が特定キャラクタであるか否かを判断する特定キャ
ラクタ判断部と、特定キャラクタ判断部からの情報によ
り通常キャラクタを表示するためにキャラクタジェネレ
ータへ設定するデータを作成する第１キャラクタデータ
作成部と、特定キャラクタ判断部からの情報により特定
キャラクタを表示するためにキャラクタジェネレータへ
設定するデータを作成する第２キャラクタデータ作成部
とを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成により、特定キャラクタに関し
ては縦方向に１水平走査線に相当するドット数だけ順次
ずらした複数のフォントパターンを有しているため、キ
ャラクタジェネレータの垂直表示位置指定に制限される
ことなく自由にキャラクタの垂直方向の表示位置を変え
ることができるものである。
ては縦方向に１水平走査線に相当するドット数だけ順次
ずらした複数のフォントパターンを有しているため、キ
ャラクタジェネレータの垂直表示位置指定に制限される
ことなく自由にキャラクタの垂直方向の表示位置を変え
ることができるものである。
実施例 以下本発明の一実施例のディスプレイ用キャラクタ表
示装置について、図面を参照しながら説明する。第１図
は本発明の一実施例におけるディスプレイ用キャラクタ
表示装置の機能ブロック図を示すものである。
示装置について、図面を参照しながら説明する。第１図
は本発明の一実施例におけるディスプレイ用キャラクタ
表示装置の機能ブロック図を示すものである。
第１図において、１は入力部で、リモコンなどによる
ユーザーの操作を入力する部分である。２はキャラクタ
ジェネレータで、ディスプレイ上に表示するキャラクタ
を発生するものであり、キャラクタのドットマトリクス
は第２図に示すように横12ドット，縦18ドットで構成さ
れる。さらにある特定のキャラクタに対しては２キャラ
クタ分のフォントデータを使って元のフォントパターン
を垂直方向に１水平走査線に相当する１ドット単位でず
らした18種類のフォントパターンを有するものである。
また画面上の垂直方向表示位置は１キャラクタ単位で設
定できるものである。３は特定キャラクタ判断部で、入
力部１での入力に対応するキャラクタ表示が特定キャラ
クタ（２キャラクタ分のフォントデータで表現するキャ
ラクタ）であるか否かを判断する部分である。４は第１
キャラクタデータ作成部で、入力部１での入力に対応す
るキャラクタ表示のうち通常キャラクタを表示するため
にキャラクタジェネレータ２へ設定するデータを作る部
分である。５は第２キャラクタデータ作成部で、入力部
１での入力に対応するキャラクタ表示のうち特定キャラ
クタを表示するためにキャラクタジェネレータ２へ設定
するデータを作る部分である。６は出力部で、第１キャ
ラクタデータ作成部４及び第２キャラクタデータ作成部
５からのデータを決められたフォーマットでキャラクタ
ジェネレータ２へ出力する部分である。７は切換部で、
映像信号とキャラクタ信号とを切り換えて実際に画面上
に表示する映像の信号を出力する部分である。
ユーザーの操作を入力する部分である。２はキャラクタ
ジェネレータで、ディスプレイ上に表示するキャラクタ
を発生するものであり、キャラクタのドットマトリクス
は第２図に示すように横12ドット，縦18ドットで構成さ
れる。さらにある特定のキャラクタに対しては２キャラ
クタ分のフォントデータを使って元のフォントパターン
を垂直方向に１水平走査線に相当する１ドット単位でず
らした18種類のフォントパターンを有するものである。
また画面上の垂直方向表示位置は１キャラクタ単位で設
定できるものである。３は特定キャラクタ判断部で、入
力部１での入力に対応するキャラクタ表示が特定キャラ
クタ（２キャラクタ分のフォントデータで表現するキャ
ラクタ）であるか否かを判断する部分である。４は第１
キャラクタデータ作成部で、入力部１での入力に対応す
るキャラクタ表示のうち通常キャラクタを表示するため
にキャラクタジェネレータ２へ設定するデータを作る部
分である。５は第２キャラクタデータ作成部で、入力部
１での入力に対応するキャラクタ表示のうち特定キャラ
クタを表示するためにキャラクタジェネレータ２へ設定
するデータを作る部分である。６は出力部で、第１キャ
ラクタデータ作成部４及び第２キャラクタデータ作成部
５からのデータを決められたフォーマットでキャラクタ
ジェネレータ２へ出力する部分である。７は切換部で、
映像信号とキャラクタ信号とを切り換えて実際に画面上
に表示する映像の信号を出力する部分である。
ここでキャラクタジェネレータ２の特定キャラクタに
ついて第３図の特定キャラクタのフォント図を参考に説
明を加える。キャラクタジェネレータ２の通常キャラク
タの１キャラクタは第２図のように縦18ドット，横12ド
ットで構成され、ディスプレイに表示された場合縦１ド
ットは1H（１水平走査線）に相当する。第３図において
（Ａ）は縦36ドット，横12ドットで矢印のキャラクタを
表現している。つまり通常キャラクタの空白キャラクタ
と同等のａと、通常キャラクタの矢印キャラクタと同等
のｂをつなげ２キャラクタ分のフォントデータで１つの
矢印キャラクタを表現しているのである。さらに（Ｂ）
は（Ａ）のフォントパターンを垂直方向に１ドット分ず
らしたものであり、（Ｃ）は８ドット分ずらしたもので
ある。つまり矢印キャラクタは垂直方向に１ドット単位
（1H単位）で17ドットまでずらした18種類のフォントパ
ターンを有するのである。上述のように２キャラクタ分
のフォントデータで１つのキャラクタを表現し、そのフ
ォントパターンを垂直方向に１ドット（1H）単位でずら
した複数の種類のフォントパターンを有するものが特定
キャラクタである。
ついて第３図の特定キャラクタのフォント図を参考に説
明を加える。キャラクタジェネレータ２の通常キャラク
タの１キャラクタは第２図のように縦18ドット，横12ド
ットで構成され、ディスプレイに表示された場合縦１ド
ットは1H（１水平走査線）に相当する。第３図において
（Ａ）は縦36ドット，横12ドットで矢印のキャラクタを
表現している。つまり通常キャラクタの空白キャラクタ
と同等のａと、通常キャラクタの矢印キャラクタと同等
のｂをつなげ２キャラクタ分のフォントデータで１つの
矢印キャラクタを表現しているのである。さらに（Ｂ）
は（Ａ）のフォントパターンを垂直方向に１ドット分ず
らしたものであり、（Ｃ）は８ドット分ずらしたもので
ある。つまり矢印キャラクタは垂直方向に１ドット単位
（1H単位）で17ドットまでずらした18種類のフォントパ
ターンを有するのである。上述のように２キャラクタ分
のフォントデータで１つのキャラクタを表現し、そのフ
ォントパターンを垂直方向に１ドット（1H）単位でずら
した複数の種類のフォントパターンを有するものが特定
キャラクタである。
以上のように構成された発明のディスプレイ用キャラ
クタ表示装置について以下にその動作を説明する。まず
ユーザーがリモコン等のキー操作を行うとそのキー入力
は入力部１へ入力される。そして特定キャラクタ判断部
３では入力されたキー操作に対して表示するキャラクタ
が特定キャラクタか否かを判断し通常キャラクタならば
第１キャラクタデータ作成部４へ、特定キャラクタなら
ば第２キャラクタデータ作成部５へその情報を出力す
る。そして第１キャラクタデータ作成部４または第２キ
ャラクタデータ作成部５では入力されたキー操作に対応
するキャラクタ表示を行うためにキャラクタジェネレー
タ２へ設定するデータ（キャラクタに対応するフォント
が格納されているアドレス，色，表示位置など）を作成
し、出力部６から決められたフォーマットで出力する。
出力部６からのデータがキャラクタジェネレータ２に設
定されるとキャラクタジェネレータ２は映像の垂直同期
信号VS,水平同期信号HSでタイミングをとりながらキャ
ラクタ信号及び切換信号を出力する。そして切換部７で
はキャラクタジェネレータ２からの切換信号により映像
信号とキャラクタ信号を切り換え、実際に画面上に表示
する映像の信号として出力するのである。
クタ表示装置について以下にその動作を説明する。まず
ユーザーがリモコン等のキー操作を行うとそのキー入力
は入力部１へ入力される。そして特定キャラクタ判断部
３では入力されたキー操作に対して表示するキャラクタ
が特定キャラクタか否かを判断し通常キャラクタならば
第１キャラクタデータ作成部４へ、特定キャラクタなら
ば第２キャラクタデータ作成部５へその情報を出力す
る。そして第１キャラクタデータ作成部４または第２キ
ャラクタデータ作成部５では入力されたキー操作に対応
するキャラクタ表示を行うためにキャラクタジェネレー
タ２へ設定するデータ（キャラクタに対応するフォント
が格納されているアドレス，色，表示位置など）を作成
し、出力部６から決められたフォーマットで出力する。
出力部６からのデータがキャラクタジェネレータ２に設
定されるとキャラクタジェネレータ２は映像の垂直同期
信号VS,水平同期信号HSでタイミングをとりながらキャ
ラクタ信号及び切換信号を出力する。そして切換部７で
はキャラクタジェネレータ２からの切換信号により映像
信号とキャラクタ信号を切り換え、実際に画面上に表示
する映像の信号として出力するのである。
ここで表示するキャラクタが通常キャラクタの場合と
特定キャラクタの場合について各々説明を加える。まず
通常キャラクタの場合、例えば第２図の“L"というキャ
ラクタの表示を行うために第１キャラクタデータ作成部
４ではキャラクタジェネレータ２内で“L"というフォン
トが格納されているアドレス，表示色，画面上の表示位
置なとのデータ列を作成し出力部６からキャラクタジェ
ネレータ２へと出力するのである。そして画面上では第
４図の実線で示す位置に“L"というキャラクタが表示さ
れるのである。ここでユーザーがこの“L"を上方に移動
するキー操作を行った場合は表示位置のデータだけ変え
たデータ列をキャラクタジェネレータ２へ設定すること
により点線で示す位置に“L"というキャラクタが表示さ
れるのである。次に特定キャラクタの場合、例えば第３
図の矢印の表示を行うために第２キャラクタデータ作成
部５ではキャラクタジェネレータ２内で矢印のフォント
ａとｂが格納されている２つのアドレス，表示色,aとｂ
の画面上の表示位置などのデータ列を作成し出力部６か
らキャラクタジェネレータ２へ出力するのである。そし
て画面上では第４図の実線で示す位置に矢印が表示され
るのである。ここでユーザーがこの矢印を上方に移動す
るキー操作を行った場合、今度はフォントｃとｄが格納
されるアドレスのデータだけ変えたデータ列をキャラク
タジェネレータ２へ設定することにより画面上では実線
矢印に対し１ドット分上方に移動した表示となる。この
ように表示位置は同じで表示フォントのデータ（アドレ
ス）のみab→cd→ef→ghと変えることにより点線矢印の
ように１ドットずつ上方へ移動した表示ができるのであ
る。
特定キャラクタの場合について各々説明を加える。まず
通常キャラクタの場合、例えば第２図の“L"というキャ
ラクタの表示を行うために第１キャラクタデータ作成部
４ではキャラクタジェネレータ２内で“L"というフォン
トが格納されているアドレス，表示色，画面上の表示位
置なとのデータ列を作成し出力部６からキャラクタジェ
ネレータ２へと出力するのである。そして画面上では第
４図の実線で示す位置に“L"というキャラクタが表示さ
れるのである。ここでユーザーがこの“L"を上方に移動
するキー操作を行った場合は表示位置のデータだけ変え
たデータ列をキャラクタジェネレータ２へ設定すること
により点線で示す位置に“L"というキャラクタが表示さ
れるのである。次に特定キャラクタの場合、例えば第３
図の矢印の表示を行うために第２キャラクタデータ作成
部５ではキャラクタジェネレータ２内で矢印のフォント
ａとｂが格納されている２つのアドレス，表示色,aとｂ
の画面上の表示位置などのデータ列を作成し出力部６か
らキャラクタジェネレータ２へ出力するのである。そし
て画面上では第４図の実線で示す位置に矢印が表示され
るのである。ここでユーザーがこの矢印を上方に移動す
るキー操作を行った場合、今度はフォントｃとｄが格納
されるアドレスのデータだけ変えたデータ列をキャラク
タジェネレータ２へ設定することにより画面上では実線
矢印に対し１ドット分上方に移動した表示となる。この
ように表示位置は同じで表示フォントのデータ（アドレ
ス）のみab→cd→ef→ghと変えることにより点線矢印の
ように１ドットずつ上方へ移動した表示ができるのであ
る。
以上のように本構成は、キャラクタのドットマトリク
スが横12ドット、，縦18ドットで構成され、さらにある
特定のキャラクタに対しては２キャラクタ分のフォント
データを使って元のフォントパターンを垂直方向に１水
平走査線に相当する１ドット単位でずらした18種類のフ
ォントパターンを有するキャラクタジェネレータ２と、
入力部１での入力に対応するキャラクタ表示が特定キャ
ラクタであるか否かを判断する特定キャラクタ判断部３
と、入力部１での入力に対応するキャラクタ表示のうち
通常キャラクタを表示するためにキャラクタジェネレー
タ２へ設定するデータを作る第１キャラクタデータ作成
部４と、特定キャラクタを表示するためにキャラクタジ
ェネレータ２へ設定するデータを作る第２キャラクタデ
ータ作成部５を設けたものである。従って特定キャラク
タに関してはキャラクタジェネレータ２の垂直表示位置
指定に制限されることなく自由にキャラクタの垂直方向
の表示位置を変えることができ、スムーズな縦スクロー
ルが可能となるのである。
スが横12ドット、，縦18ドットで構成され、さらにある
特定のキャラクタに対しては２キャラクタ分のフォント
データを使って元のフォントパターンを垂直方向に１水
平走査線に相当する１ドット単位でずらした18種類のフ
ォントパターンを有するキャラクタジェネレータ２と、
入力部１での入力に対応するキャラクタ表示が特定キャ
ラクタであるか否かを判断する特定キャラクタ判断部３
と、入力部１での入力に対応するキャラクタ表示のうち
通常キャラクタを表示するためにキャラクタジェネレー
タ２へ設定するデータを作る第１キャラクタデータ作成
部４と、特定キャラクタを表示するためにキャラクタジ
ェネレータ２へ設定するデータを作る第２キャラクタデ
ータ作成部５を設けたものである。従って特定キャラク
タに関してはキャラクタジェネレータ２の垂直表示位置
指定に制限されることなく自由にキャラクタの垂直方向
の表示位置を変えることができ、スムーズな縦スクロー
ルが可能となるのである。
発明の効果 以上のように本発明は、キャラクタのドットマトリク
スが横Ｘドット，縦Ｙドットで構成され、ある特定キャ
ラクタに対しては２キャラクタ分（横Ｘドット，縦2Yド
ット）を利用し元のフォントパターンを縦方向に１水平
走査線に相当するドット数だけ順次ずらした複数のフォ
ントパターンを有するキャラクタジェネレータと、入力
部でのユーザーのキー入力に対応するキャラクタ表示が
特定キャラクタであるか否かを判断する特定キャラクタ
判断部と、前記特定キャラクタ判断部からの情報により
通常キャラクタを表示するために前記キャラクタジェネ
レータへ設定するデータを作成する第１キャラクタデー
タ作成部と、前記特定キャラクタ判断部からの情報によ
り特定キャラクタを表示するために前記キャラクタジェ
ネレータへ設定するデータを作成する第２キャラクタデ
ータ作成部と、前記第１キャラクタデータ作成部及び第
２キャラクタデータ作成部からのデータを決められたフ
ォーマットで前記キャラクタジェネレータへ出力する出
力部と、前記キャラクタジェネレータからのキャラクタ
信号と映像信号とを切り換えて画面に表示する信号を出
力する切換部とを有したディスプレイ用キャラクタ表示
装置である。従って特定キャラクタに関してはキャラク
タジェネレータの垂直表示位置指定に制限されることな
く１水平走査線毎に細かくキャラクタの垂直方向の表示
位置を変えることができ、またスムーズな縦スクロール
が可能になるという効果を有する。
スが横Ｘドット，縦Ｙドットで構成され、ある特定キャ
ラクタに対しては２キャラクタ分（横Ｘドット，縦2Yド
ット）を利用し元のフォントパターンを縦方向に１水平
走査線に相当するドット数だけ順次ずらした複数のフォ
ントパターンを有するキャラクタジェネレータと、入力
部でのユーザーのキー入力に対応するキャラクタ表示が
特定キャラクタであるか否かを判断する特定キャラクタ
判断部と、前記特定キャラクタ判断部からの情報により
通常キャラクタを表示するために前記キャラクタジェネ
レータへ設定するデータを作成する第１キャラクタデー
タ作成部と、前記特定キャラクタ判断部からの情報によ
り特定キャラクタを表示するために前記キャラクタジェ
ネレータへ設定するデータを作成する第２キャラクタデ
ータ作成部と、前記第１キャラクタデータ作成部及び第
２キャラクタデータ作成部からのデータを決められたフ
ォーマットで前記キャラクタジェネレータへ出力する出
力部と、前記キャラクタジェネレータからのキャラクタ
信号と映像信号とを切り換えて画面に表示する信号を出
力する切換部とを有したディスプレイ用キャラクタ表示
装置である。従って特定キャラクタに関してはキャラク
タジェネレータの垂直表示位置指定に制限されることな
く１水平走査線毎に細かくキャラクタの垂直方向の表示
位置を変えることができ、またスムーズな縦スクロール
が可能になるという効果を有する。
第１図は本発明の一実施例におけるディスプレイ用キャ
ラクタ表示装置の機能ブロック図、第２図は本発明の一
実施例におけるキャラクタのフォントパターン図、第３
図は本発明の一実施例における特定キャラクタのフォン
トパターン図、第４図は本発明の一実施例におけるディ
スプレイ用キャラクタ表示装置の画面表示状態図、第５
図は従来のディスプレイ用キャラクタ表示装置の機能ブ
ロック図、第６図は従来のディスプレイ用キャラクタ表
示装置の画面表示状態図である。 １……入力部、２……キャラクタジェネレータ、３……
特定キャラクタ判断部、４……第１キャラクタデータ作
成部、５……第２キャラクタデータ作成部、６……出力
部、７……切換部。
ラクタ表示装置の機能ブロック図、第２図は本発明の一
実施例におけるキャラクタのフォントパターン図、第３
図は本発明の一実施例における特定キャラクタのフォン
トパターン図、第４図は本発明の一実施例におけるディ
スプレイ用キャラクタ表示装置の画面表示状態図、第５
図は従来のディスプレイ用キャラクタ表示装置の機能ブ
ロック図、第６図は従来のディスプレイ用キャラクタ表
示装置の画面表示状態図である。 １……入力部、２……キャラクタジェネレータ、３……
特定キャラクタ判断部、４……第１キャラクタデータ作
成部、５……第２キャラクタデータ作成部、６……出力
部、７……切換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G09G 5/34 G09G 5/24
Claims (1)
- 【請求項１】キャラクタのドットマトリクスが横Ｘドッ
ト，縦Ｙドットで構成され、ある特定キャラクタに対し
ては２キャラクタ分（横Ｘドット，縦2Yドット）を利用
し元のフォントパターンを縦方向に１水平走査線に相当
するドット数だけ順次ずらした複数のフォントパターン
を有するキャラクタジェネレータと、リモコンなどによ
るユーザーの操作を入力する入力部と、前記入力部での
キー入力に対応するキャラクタ表示が特定キャラクタで
あるか否かを判断する特定キャラクタ判断部と、前記特
定キャラクタ判断部からの情報により通常キャラクタを
表示するために前記キャラクタジェネレータへ設定する
データを作成する第１キャラクタデータ作成部と、前記
特定キャラクタ判断部からの情報により特定キャラクタ
を表示するために前記キャラクタジェネレータへ設定す
るデータを作成する第２キャラクタデータ作成部と、前
記第１キャラクタデータ作成部及び第２キャラクタデー
タ作成部からのデータを決められたフォーマットで前記
キャラクタジェネレータへ出力する出力部と、前記キャ
ラクタジェネレータからのキャラクタ信号と映像信号と
を切り換えて画面に表示する信号を出力する切換部とを
有するディスプレイ用キャラクタ表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264365A JP2858331B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | ディスプレイ用キャラクタ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264365A JP2858331B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | ディスプレイ用キャラクタ表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126081A JPH03126081A (ja) | 1991-05-29 |
| JP2858331B2 true JP2858331B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=17402143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1264365A Expired - Fee Related JP2858331B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | ディスプレイ用キャラクタ表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2858331B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP1264365A patent/JP2858331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126081A (ja) | 1991-05-29 |
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