JPH0927050A - 自動券売機 - Google Patents

自動券売機

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JPH0927050A
JPH0927050A JP9772896A JP9772896A JPH0927050A JP H0927050 A JPH0927050 A JP H0927050A JP 9772896 A JP9772896 A JP 9772896A JP 9772896 A JP9772896 A JP 9772896A JP H0927050 A JPH0927050 A JP H0927050A
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Takanori Takeshita
孝徳 竹下
Toshimasa Ito
利昌 伊藤
Akiko Takahashi
明子 高橋
Hiroyuki Wada
博行 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図式自動券売機の待機画面を模擬選択画面
として案内性の優れたものとする。 【解決手段】 自動券売機本体を利用者によって操作可
能な待機状態に設定する待機モード設定手段、待機状態
に設定されているときに前記拡大地図に対応した前記全
体地図上の主要駅を囲む拡大枠を設定する拡大枠設定手
段、及びその拡大枠が利用者によって他の主要駅が選択
されたことを模擬的に表示する模擬選択手段からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動券売機に係り、
特に、利用者の使い勝手を向上させたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地図式の自動券売機は、タッチパ
ネルからなる表示画面に駅名の表示されている路線図が
表示され、その路線図の中から所望の目的駅名がタッチ
(押下)されると、金銭投入を条件にそのタッチされた
駅名の駅までの乗車券が発券されるように構成されてい
る(例えば特開昭61−199185号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の地図式の自動券売機は、表示画面に表示できる路線
範囲が固定されていて、発券処理範囲が限定される欠点
があるとともに、この範囲を広げようとすると、駅名表
示が小さくなって利用者の駅名選択に不便を来たす欠点
があった。
【0004】そこで、本出願人には、先に、特開平5−
346923号公報で、表示画面の表示内容を拡大して
表示できるとともに、表示内容を移動することができる
自動券売機に好適な表示・入力装置を提案している。
【0005】上記提案に係る表示・入力装置を用いれ
ば、広範囲の路線に係る駅までの乗車券を容易に購入す
ることができるが、本出願人は、さらに、この表示・入
力装置を改良して利用者の操作性をより良好にできる自
動券売機を提供することを第1の目的としている。
【0006】ところで、上記地図式の自動券売機は、降
車する目的駅を目視しながら乗車券を購入できるという
利便性を有しているが、例えば降車駅が一定している利
用者にとっては、その降車駅までの乗車料金(運賃)を
覚えているので、口座釦を備えた通常の自動券売機の方
が使い勝手がよいという実情がある。
【0007】しかしながら、地図式の自動券売機は、地
図式専用であるため、乗車料金を熟知している利用者で
あっても地図式の操作手順にしたがって降車券を購入し
なければならないという不便があった。そこで、本発明
の他の目的は、地図式によっても、また口座釦によって
も乗車券を購入することのできる自動券売機を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動券売機
は、上記目的を達成するために、自動券売機本体に設け
られたタッチパネル式の表示画面の中の一部に、自動券
売機本体から発売可能な乗車券の範囲の路線のうちの主
要駅を表示させた全体地図を表示する全体地図表示手段
と、その表示画面の中の他の一部に、その表示された主
要駅のうちの特定の主要駅を中心とする路線の拡大地図
を表示する拡大地図表示手段と、その拡大地図に表示さ
れているうちの特定の駅がタッチされ、かつその特定の
駅までの所定の乗車料金を満たす金銭がその自動券売機
本体に投入されたことを条件に乗車券を発券する発券手
段と、を有する自動券売機において、前記自動券売機本
体を利用者によって操作可能な待機状態に設定する待機
モード設定手段、待機状態に設定されているときに前記
拡大地図に対応した前記全体地図上の主要駅を囲む拡大
枠を設定する拡大枠設定手段、及びその拡大枠が利用者
によって他の主要駅が選択されたことを模擬的に表示す
る模擬選択手段を有することを特徴としている。本発明
に係る自動券売機は、上記目的を達成するために、自動
券売機本体に利用者によって指定された駅までの所定の
乗車料金を満たす金銭がその自動券売機本体に投入され
たことを条件に乗車券を発券する自動券売機において、
前記利用者によって指定される駅は、前記自動券売機本
体から発券可能な乗車券に対応した所定の駅群の表示さ
れた地図式の表示画面、又はその所定の駅群の駅名の表
示された表示画面を設け、その表示画面に表示された駅
群のうちの一つの駅を押下することにより、及び、前記
自動券売機本体から発券可能な乗車券に対応した所定の
各駅までの乗車料金に対応した口座釦群を設け、その口
座釦群の中の一つの口座釦を押下することにより、行わ
れることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る自動
券売機の正面図であって、その自動券売機本体(以下、
「本体」という)1の接客面2は、中央部が傾斜したス
ラント型を呈している。
【0010】接客面2の上部には、本体1の稼動状態を
示す案内部3が設けられ、その中央部のスラント部には
ほぼ正方形の周知のタッチパネル式の表示画面4が設け
られている。また、接客面2の下部には、硬貨投入口5
及び紙幣挿入口6から投入された金銭を表示する金額表
示部7、乗車券排出口8及び釣銭排出口9が設けられて
いる。なお、図1にはプリペイドカード挿入口は省略さ
れているが、本体1がカード対応型のときはカード挿入
口が設けられる。したがって、本発明では、本体1に投
入される金銭の中にはプリペイドカードも含まれてい
る。
【0011】この表示画面4の上部左側には、利用者へ
の操作案内や乗車料金等の案内を行う案内部4aが設け
られ、その右側には後述の全体地図部の主要駅を中心と
した路線図である拡大地図部4bが設けられている。ま
た、この表示画面4の下部には、本体1から発券可能な
乗車券の範囲のうちの主要駅、例えば急行又は準急列車
停車駅を表示させた全体地図部4cが設けられている。
なお、図1では、拡大地図部4bに全体地図部4cのA
駅を中心に設定された拡大枠4d内の路線図が示され、
さらに、その拡大地図部4bの中のア駅がタッチされた
ときの状態が示されている。
【0012】図2は、本体1が稼動し、利用者の操作が
可能な状態における待機モード時の表示画面4の模擬選
択画面の表示変化を示すもので、全体地図部4cの主要
駅のうち、A駅からL駅がタッチされるときまでの説明
図である。
【0013】すなわち、表示画面4には、初期画面とし
て、例えば図2(a)に示されるように、A駅をタッチ
したときの拡大地図が拡大地図部4bに示されている。
そして、利用者に対しては、現在、表示画面4に表示さ
れている内容は、全体地図部4cのA駅がタッチされた
状態であることが分かるように、そのA駅を囲む拡大枠
4dが表示されているとともに、このA駅がタッチされ
たことを示す指アイコン4d′が表示されている。つま
り、この初期画面は、利用者に対して、利用者の指でA
駅をタッチすれば、拡大地図部4bにA駅を中心とする
拡大地図を表示させることができることを知らせてい
る。
【0014】図2(b)〜(d)は、利用者がL駅を全
体地図部4cから捜し、そのL駅が押下され、そのL駅
を囲む拡大枠4dがA駅からL駅に移動して表示され、
L駅を中心とする拡大地図が拡大地図部4bに表示され
ることを示している。なお、L駅が押下されたときに
は、指アイコン4d′の指の長さが一瞬短くなり、L駅
がタッチされたことが知らされる(図2(d)の指アイ
コン4d′参照)。そして、拡大地図部4bの中から目
的駅を選択してタッチするとその目的駅までの乗車券を
購入することができる旨が案内部4aに表示されてい
る。このように、利用者によって操作される前の表示画
面4の表示内容は、利用者に対して操作案内を行ってい
る。なお、これらの制御動作については後述する。
【0015】表示画面4の下辺の下側には、図1に示さ
れるように、乗車券の購入枚数を指定する枚数釦、大人
券を指定する大人釦、小供券を指定する小供釦、身体障
害者用特別割引券を指定する割引釦及び券購入動作を途
中で中止するときにタッチされる取消釦からなる選択釦
部4′が設けられている。そして、これら釦のうち、乗
車券1枚を指定する枚数釦及び大人券を指定する大人釦
は、後述するように初期設定されている。したがって、
利用者は、1枚券以外、又は大人券以外のときだけ所定
の釦を押下することになる。なお、この選択釦部4′
は、表示画面4中に表示させることもできるが、表示内
容が固定されているので、図示のように表示画面4と別
に設けることにより表示画面4の制御量を軽減すること
ができる。
【0016】図3は、本体1の電気的構成を示すブロッ
ク図であって、マイクロコンピュータによって形成され
る中央処理部(CPU)10を中心に構成されている。
【0017】CPU10は、第1メモリ11に格納され
ている地図,運賃データ及び第2メモリ12に格納され
ている制御プログラムを用いて演算処理を行い、また、
このCPU10は、表示画面4の表示を駆動制御する可
変表示部13と、表示画面4の入力を駆動制御するタッ
チパネル入力部14と、硬貨投入口5から挿入された硬
貨を検銭処理する硬貨処理部15と、紙幣挿入口6から
挿入された紙幣を検銭処理する紙幣処理部16と、乗車
券の発券処理を行う発券部17と、本体1の裏面側に設
けられ、本体1を発券モード等の各種のモードに設定し
たり、あるいは本体1の保守点検時に係員によって操作
されるテンキーを有する係員操作部18と、釣銭排出口
9に釣銭を排出する釣銭処理部19とが接続されてい
る。
【0018】図4は、上記第1メモリ11のメモリマッ
プであって、各駅の駅名データと、表示画面4における
各駅(A,B…、ア,イ,…)のX軸方向、つまり水平
(左右)方向の位置を特定するX座標データ、及びY軸
方向、つまり垂直(縦)方向の位置を特定するY座標デ
ータと、自駅(本体1の設置されている駅)から各駅ま
での運賃データと、各駅の色を特定する駅表示色データ
等からなる運賃データ部を有しているとともに、各路線
の路線データ部とを有していて、これら両データ部によ
り地図,運賃データが構成されている。
【0019】次に、本実施例に係る乗車券購入制御動作
を図5〜図7のフローチャートを用いて説明する。
【0020】本体1が稼動されると、表示画面4に表示
すべき内容が演算されて表示される(ステップ100、
ステップ102。以下、ステップをSとする。)。
【0021】本体1が稼動され、利用者の操作を待機し
ているときに表示される初期画面、又は1人の利用者に
対する発券処理が終了して次の利用者が操作するまでの
待機中に表示される画面は、上記図2(a)に示される
ように、利用者の操作を容易にするために、全体地図部
4cには本体1から発券可能な範囲の主要駅A,B,C
…を表示した拡大地図が表示されるとともに、拡大地図
部4bには拡大地図中のA駅を中心とした範囲が選択さ
れていることを示す拡大枠4d及び指アイコン4d′が
表示される。
【0022】また、案内部4aには、拡大地図の中の駅
がタッチされると、そのタッチ駅までの乗車券が購入で
きることを示す案内(図5ではメッセージ)が表示され
る。なお、表示画面4における初期画面(待機画面)
は、本体1から最も発券数の多い乗車券の範囲となるよ
うに設定しておくと、利用者に対する案内性がより高め
られる。
【0023】もちろん、表示画面4における初期画面と
して、自駅(本体1の設置されている駅)を中心にして
表示させておくことが便利であれば、拡大枠4dは自駅
を中心に設定される。この拡大枠4dを設定するための
座標データ(Xm,Ym)及びその拡大枠4dに対応し
て表示される指アイコンの座標の設定は、S106〜S
111及び図7に示されている。なお、指アイコンの座
標データ(Xi,Yi)は、指アイコン4d′が拡大枠
4dに重ならないように、拡大枠4dの座標に対して所
定の間隔(△x,△y)が保たれている。
【0024】選択釦部4′は、図1に示されるように、
初期画面として、1枚券を示す枚数釦及び大人釦が選択
されていることを示すために、数字及び文字の周囲が点
灯により発色されている。なお、後に、他の釦がタッチ
して選択されたときは、そのタッチされた釦の数字等の
周囲が点灯される(図1において枚数釦及び大人釦の網
掛けは、点灯により発色していることを示してい
る。)。
【0025】今、利用者が、例えばア駅までの乗車券を
購入しようとしているものとする。この場合は、全体地
図部4cの全体地図を基に、目的駅のア駅がどの主要駅
近辺にあるかを判断し、いずれかの主要駅を選択してタ
ッチすることになる。
【0026】ア駅は全体地図のA駅の近くにある場合,
全体地図部の中央部に表示されているA駅がタッチされ
る(S104肯定、S126肯定)。そして、そのタッ
チされた位置(Xm,Ym)が算出され、その算出に基
づいて拡大枠4dがA駅を中心にして表示される(S1
28)。
【0027】拡大地図のア駅がタッチされると(S13
0肯定)、ア駅のタッチ座標(Xa,Ya)が読取ら
れ、その読取られたデータ(タッチデータ)から自駅か
らア駅までの運賃が算出されて、その運賃が案内部4a
に表示される(S120。図1参照)。
【0028】本体1の硬貨投入口5又は紙幣挿入口6か
ら金銭が投入されると(S112肯定)、その金額が金
額表示部7に表示され(S114)、その投入金額が運
賃額(図1の例では120円)以上であれば(S122
肯定)、ア駅までの乗車券が乗車券排出口8から発券さ
れ(S132)、また投入金額が運賃額を越えていると
きは、釣銭排出口9から釣銭が排出される(S134肯
定、S136)。そして、表示画面4の表示内容は初期
状態に戻って、次客待機状態となる。
【0029】購入する乗車券が複数枚、小供券又は割引
券の場合は、それらを指定する釦がタッチされ(S11
6肯定)、そのタッチされた釦の座標データを基に発券
処理のための演算処理が行なわれる。なお、この場合、
タッチされた釦の数字等の周囲が発色して選択されてい
ることが明示される(S118)。
【0030】また、発券処理が終了する以前に取消釦が
タッチされると(122肯定)、それまで投入された金
銭は返却されるとともに、表示画面4は初期状態に戻
り、次客待機状態となる(S124)。
【0031】上述のように、本実施例に係る自動券売機
は、待機中の表示画面に模擬選択画面を表示させるよう
にしたので、案内性の優れたものとすることができる。
【0032】図8は、本発明の他の実施の形態に係る自
動券売機の正面図であって、その本体21の接客面22
は、中央部が傾斜したスラント型を呈している。
【0033】接客面22の上部には、本体21の稼動状
態を示す案内部23が設けられ、その中央部のスラント
部にはほぼ正方形の周知のタッチパネル式の表示画面2
4が設けられている。この表示画面24には、上記図1
に示されたものと同様の地図等が表示されている。
【0034】接客面22の中央部には、購入枚数、大人
/小人の選択、係員呼出し及び購入動作を取消すための
選択釦25が受けられているとともに、この選択釦25
の下部に、従来の口座釦式の自動券売機と同様の口座釦
部26が設けられている。また、接客面22の下部には
硬貨投入口27及び紙幣挿入口28から投入された金銭
を表示する金額表示部29、乗車券排出口30及び釣銭
排出口31が設けられている。なお、図8にはプリペイ
ドカード挿入口は省略されているが、本体21がカード
対応型のときはカード挿入口が設けられる。なお、口座
釦部26は、上記図1の実施の形態の選択釦部4′と同
様に、表示内容が一定のために表示画面24外に設けて
いるが、もちろん、この口座釦部26及び選択釦部25
も表示画面24中に表示させるようにしてもよい。
【0035】上記表示画面24の上部左側には、利用者
への操作案内や乗車料金等の案内を行う案内部24aが
設けられ、その右側には全体地図部24cの主要駅を中
心とした路線図である拡大地図部24bが設けられてい
る。全体地図部24cは、本体21から発券可能な乗車
券の範囲のうちの主要駅、例えば急行又は準急列車停車
駅を表示させたものであり、拡大地図部24bは、例え
ば、図8に示されるように、拡大地図部24cのA駅を
中心に設定された拡大枠24d内の路線図が示されるよ
うに構成されている。なお、全体地図部24bの24
d′は指アイコンであり、A駅が選択されたことを示し
ている。また、A駅から他の駅、例えばL駅が選択され
たときの表示画面の変化等については、上記図1の実施
の形態で説明したとおりであるので、これ以上の説明は
省略する。
【0036】選択釦部25のうち網掛けした部分は、す
なわち、乗車券1枚を指定する枚数釦及び大人券を指定
する大人釦は、初期設定されて灯点している状態を示し
ている。したがって、利用者は、1枚券以外、又は大人
券以外のときだけ所定の釦を押下することになる。
【0037】図9は、本体21の電気的構成を示すブロ
ック図であって、マイクロコンピュータによって形成さ
れる中央処理部(CPU)40を中心に構成されてい
る。
【0038】CPU40は、第1メモリ41に格納され
ている地図,運賃データ及び第2メモリ42に格納され
ている制御プログラムを用いて演算処理を行い、また、
このCPU40は、表示画面24の表示を駆動制御する
可変表示部43と、表示画面24の入力を駆動制御する
タッチパネル入力部44と、硬貨投入口27から挿入さ
れた硬貨を検銭処理する硬貨処理部45と、紙幣挿入口
28から挿入された紙幣を検銭処理する紙幣処理部46
と、乗車券の発券処理を行う発券部47と、本体21の
裏面側に設けられ、本体21を発券モード等の各種のモ
ードに設定したり、あるいは本体21の保守点検時に係
員によって操作されるテンキーを有する係員操作部48
と、釣銭排出口31に釣銭を排出する釣銭処理部49
と、口座釦部26の押下された口座釦の信号を処理する
口座釦処理部50が接続されている。
【0039】次に、乗車券購入制御動作を図10のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0040】本体21が稼動されると、表示画面4に表
示すべき内容が演算されて表示される(S200、S2
02)。
【0041】本体21が稼動され、利用者の操作を待機
しているときに表示される初期画面、又は1人の利用者
に対する発券処理が終了して次の利用者が操作するまで
の待機中に表示される画面は、上記図8に示されるよう
に、利用者の操作を容易にするために、つまり操作の例
示を示すために、全体地図部24cには本体21から発
券可能な範囲の主要駅A,B,C…を表示した拡大地図
が表示されるとともに、拡大地図部24bには拡大地図
中のA駅を中心とした範囲が選択されていることを示す
拡大枠24d及び指アイコン24d′が表示される。
【0042】また、案内部24aには、拡大地図の中の
駅がタッチされると、そのタッチ駅までの乗車券が購入
できることを示す案内(図8では省略されている)が表
示される。なお、表示画面24における初期画面(待機
画面)は、本体21から最も発券数の多い乗車券の範囲
となるように設定しておくと、利用者に対する案内性が
より高められる。もちろん、表示画面24における初期
画面として、自駅(本体21の設置されている駅)を中
心にして表示させておくことが便利であれば、拡大枠2
4dは自駅を中心に設定される。
【0043】本体21に硬貨等の金銭が投入されれば
(S204肯定(Yes))、その投入された金額以下
の口座釦部25の口座釦が点灯される(S300)。こ
の点灯された口座釦を押下すれば従来の口座釦式の自動
券売機と同様に乗車券を購入することができる(S30
0以下参照)。
【0044】図10中、S206肯定以下のフローは、
図8では省略されている選択釦部25に設けられている
連絡線釦が押下されたときに、その押下された連絡線用
の表示画面に切替ることを示している。また、S208
肯定以下のフローは、初期設定の枚数等が変更されるこ
とを示している。
【0045】図10中、S210肯定以下のフローは、
図8では省略されているが、本体21に設けられたカー
ド処理部にプリペイドカード等の金銭に代るカードが挿
入されて、そのカードにより乗車券購入が行われること
を示している。
【0046】図10中、S212肯定以下のフローは、
地図式で乗車券を購入する動作を示すもので、その詳し
い説明は、上記図1の実施の形態で説明しているので省
略するが、例えば、図8の表示画面24の表示状態にお
いて、拡大地図部24b中の駅が押下され、かつその押
下された駅までの乗車料金を満たす金銭(カードも含
む)が投入されていれば、その押下された駅までの乗車
券が発券される。
【0047】図10中、S214肯定以下のフロー
は、、選択釦25の取消釦が押下されたときの動作を示
すものである。すなわちこの取消釦が押下されたとき
は、投入された金銭は返却され、本体21はリセットさ
れて次客待ち状態に置かれる。
【0048】以上のように、本実施の形態に係る自動券
売機は、地図式でも口座釦式でも乗車券を購入すること
ができるので、利用者の使い勝手をより向上させること
ができる。
【0049】なお、上述の例では、表示画面4に地図を
表示させるようにしたが、本体1から発券可能な駅名を
乗車料金と対応させて50音順等の所定の方式で表示さ
せるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る自動券売機は、本体を利用
者によって操作可能な待機状態に設定する待機モード設
定手段、待機状態に設定されているときに拡大地図に対
応した全体地図上の主要駅を囲む拡大枠を設定する拡大
枠設定手段、及びその拡大枠が利用者によって他の主要
駅が選択されたことを模擬的に表示する模擬選択手段か
らなるので、待機中の表示画面に模擬選択画面を表示で
き、案内性の優れたものとすることができる。本発明に
係る自動券売機において、利用者によって指定される駅
は、本体から発券可能な乗車券に対応した所定の駅群の
表示された地図式の表示画面、又はその所定の駅群の駅
名の表示された表示画面を設け、その表示画面に表示さ
れた駅群のうちの一つの駅を押下することにより、及び
前記本体から発券可能な乗車券に対応した所定の各駅ま
での乗車料金に対応した口座釦群を設け、その口座釦群
の中の一つの口座釦を押下することにより行われるの
で、地図式でも口座釦式でも乗車券を購入することがで
きるので、利用者の使い勝手をより向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る本体の正面図であ
る。
【図2】表示画面の表示例を示す説明図である。
【図3】電気的構成を示すブロック図である。
【図4】第1メモリのメモリマップである。
【図5】表示制御動作を示すフローチャートである。
【図6】表示制御状態を示すフローチャートである。
【図7】表示制御状態を示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る本体の正面図で
ある。
【図9】電気的構成を示すブロック図である。
【図10】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,21 自動券売機本体(本体) 2,22 接客面 4,24 表示画面 4′,25 選択釦部 4a,24a 案内部 4b,24b 拡大地図部 4c,24c 全体地図部 4d,24d 拡大枠 4d′,24d′ 指アイコン 26 口座釦部 5,27 硬貨投入口 6,28 紙幣挿入口 7,29 金額表示部 8,30 乗車券排出口 9,31 釣銭排出口
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 8】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 博行 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動券売機本体に設けられたタッチパネ
    ル式の表示画面の中の一部に、自動券売機本体から発売
    可能な乗車券の範囲の路線のうちの主要駅を表示させた
    全体地図を表示する全体地図表示手段と、その表示画面
    の中の他の一部に、その表示された主要駅のうちの特定
    の主要駅を中心とする路線の拡大地図を表示する拡大地
    図表示手段と、その拡大地図に表示されているうちの特
    定の駅がタッチされ、かつその特定の駅までの所定の乗
    車料金を満たす金銭がその自動券売機本体に投入された
    ことを条件に乗車券を発券する発券手段と、を有する自
    動券売機において、 前記自動券売機本体を利用者によって操作可能な待機状
    態に設定する待機モード設定手段、待機状態に設定され
    ているときに前記拡大地図に対応した前記全体地図上の
    主要駅を囲む拡大枠を設定する拡大枠設定手段、及びそ
    の拡大枠が利用者によって他の主要駅が選択されたこと
    を模擬的に表示する模擬選択手段を有することを特徴と
    する自動券売機。
  2. 【請求項2】 自動券売機本体に利用者によって指定さ
    れた駅までの所定の乗車料金を満たす金銭がその自動券
    売機本体に投入されたことを条件に乗車券を発券する自
    動券売機において、 前記利用者によって指定される駅は、 前記自動券売機本体から発券可能な乗車券に対応した所
    定の駅群の表示された地図式の表示画面、又はその所定
    の駅群の駅名の表示された表示画面を設け、 その表示
    画面に表示された駅群のうちの一つの駅を押下すること
    により、 及び、前記自動券売機本体から発券可能な乗車券に対応
    した所定の各駅までの乗車料金に対応した口座釦群を設
    け、その口座釦群の中の一つの口座釦を押下することに
    より、 行われることを特徴とする自動券売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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