JPH09270192A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH09270192A
JPH09270192A JP9016516A JP1651697A JPH09270192A JP H09270192 A JPH09270192 A JP H09270192A JP 9016516 A JP9016516 A JP 9016516A JP 1651697 A JP1651697 A JP 1651697A JP H09270192 A JPH09270192 A JP H09270192A
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JP
Japan
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input
memory cell
integrated circuit
semiconductor integrated
buffer
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JP9016516A
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English (en)
Inventor
Katsushi Nagaba
勝志 長場
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランジスタの駆動能力を増大することなく、
ビット構成を変えることができ、しかも、設計時の負担
を増大することなく、容易に製造可能な半導体集積回路
装置を提供することである。 【解決手段】入力パッドDQ0 〜DQ3 と入力バッファDIB0
〜DIB3は配線La又はLbによって接続される。メモリセル
アレイを×4ビット構成とする場合、配線Laによって入
力パッドDQ0 〜DQ3 と入力バッファDIB0〜DIB3の各入力
端がそれぞれ接続され、×1ビット構成とする場合、配
線Lbによって入力パッドDQ0 と入力バッファDIB0〜DIB3
の各入力端が接続される。入力バッファDIB0〜DIB3から
メモリセルアレイの構成は×4ビット、×1ビットで変
わらないため、入力バッファDIB0〜DIB3におけるトラン
ジスタの駆動能力の増大を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばダイナミッ
クRAM(DRAM)やシンクロナスDRAM等の半導
体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、一般的なDRAMのチップの構
成を示している。複数のメモリセルアレイ1のうち、隣
接するメモリセルアレイ1の相互間にはワード線を選択
するローデコーダ2がそれぞれ設けられている。各メモ
リセルアレイ1にはビット線を選択するカラムデコーダ
3、及び入力されたデータをメモリセルに書き込むため
のライトドライバ、メモリセルから読み出したデータを
出力するためのリードアンプからなるライトドライバ・
リードアンプ群4が配設されている。複数のカラムデコ
ーダ3の相互間には制御回路群5が配置され、前記ライ
トドライバ・リードアンプ群4に沿って入力データ及び
出力データを伝送するための入出力線RWDが配置され
ている。これら入出力線RWDにはデータを入出力する
ための図示せぬパッドが設けられている。これら入出力
線RWDは前記ライトドライバ・リードアンプ群4及び
制御回路群5に接続されている。
【0003】図8は、図7の一部を具体的に示す回路で
ある。メモリセルアレイ1において、ワード線WLは縦
方向、ビット線BLは横方向に配置され、これらワード
線WLとビット線BLの交点に図示せぬメモリセルが配
置されている。ワード線WLはロウデコーダ2によって
選択され、ビット線BLはカラムデコーダ3によって選
択される。ビット線の容量を抑えるため、メモリセルア
レイ1は複数のサブアレイ11に分割されている。各サ
ブアレイ11内のビット線BL、/BL(/は反転信号
を示す)は前記カラムデコーダ3から出力されるカラム
選択信号CSL(A)、CSL(A+1)…により選択
され、各サブアレイ毎に配置されたデータ線DQ、/D
Qに接続される。データ線DQ、/DQは、前記ライト
ドライバDQWD、リードアンプDQRAを介して、前
記入出力線(RWDnと記す(n=0〜3))に接続さ
れている。入出力線RWDnにはデータを入力するため
の入力バッファDIB0〜DIB3、及びデータを出力
するための出力バッファDOB0〜DOB3が接続さ
れ、これら入力バッファDIB0〜DIB3、出力バッ
ファDOB0〜DOB3にはパッドDQ0〜DQ3がそ
れぞれ接続されている。
【0004】データの書き込み時、パッドDQ0〜DQ
3を介して入力バッファDIB0〜DIB3に供給され
たデータは、入出力線RWDnを介して前記ライトドラ
イバDQWDに供給され、この入出力線RWDnのデー
タはライトドライバDQWDを介してデータ線DQ、/
DQへ転送される。このデータ線DQ、/DQのデータ
線のデータは選択されたメモリセルに書き込まれる。
【0005】一方、データの読出し時、選択されたメモ
リセルから読み出された信号はデータ線DQ、/DQを
介してリードアンプDQRAに供給される。このリード
アンプDQRAから出力される信号は前記入出力線RW
Dnへ転送され、この入出力線RWDnの信号は出力バ
ッファDOB0〜DOB、パッドDQ0〜DQ3を介し
て出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のD
RAMは、ビット構成を例えば×1ビット、×4ビット
に選択可能とされている。図9、図10は×1ビット、
×4ビット構成を1チップ化した場合の構成を示してい
る。図9、図10は説明の便宜上、パッドDQ0〜DQ
3からメモリセルアレイまでのライトデータパスのみを
概略的に示している。
【0007】図9は、×4ビット構成のライトデータパ
スを示している。この場合、各入力バッファDIB0〜
DIB3の出力端、及び各ライトドライバDQWDの入
力端は対応する入出力線RWDn(n=0-3) にそれぞれ接
続されている。パッドDQ0〜DQ3に入力された4ビ
ットのデータは、入力バッファDIB0〜DIB3を介
して入出力線RWDnに伝達される。入出力線RWDn
のデータは、ライトドライバDQWDを介して所定のア
ドレスAddによって選択されたメモリセルに供給され
る。
【0008】図10は、×1ビット構成のライトデータ
パスを示している。この場合、各入力バッファDIB0
〜DIB3の出力端は対応する入出力線RWDnにそれ
ぞれ接続され、各ライトドライバDQWDの入力端は1
つの入出力線RWD0に接続されている。×1ビット構
成時、パッドDQ0からデータを入力するものとする
と、このパッドDQ0に入力された1ビットのデータ
は、入力バッファDIB0を介して入出力線RWD0に
伝達される。入出力線RWD0のデータは、各ライトド
ライバDQWDを介して所定のアドレスAddによって選
択されたメモリセルに供給される。
【0009】このように、従来のDRAMは、ライトド
ライバと入出力線の配線接続を変えることにより、×1
ビット、×4ビット構成を1チップで実現している。こ
のため、通常、1チップ内にはビット構成の整数倍の入
出力線RWDnが存在する。例えば4本の入出力線RW
Dが有ると仮定したとき、×4ビット構成の場合、各ラ
イトドライバを各入出力線に接続し、ビット構成分の入
力バッファでライトドライバを駆動する。また、1ビッ
ト構成の場合、全ライトドライバを1つの入出力線に接
続し、1つの入力バッファで駆動する。
【0010】具体的に述べると、図9、図10の場合、
例えば16個のライトドライバDQWD、4本の入出力
線RWDn、4個の入力バッファDIBn(n=0−
3)が用いられると仮定すると、×4ビット構成の場
合、各入出力線に4つずつライトドライバが接続される
ため、1つの入力バッファに接続されるライトドライバ
の数は4個である。これに対して、×1ビット構成の場
合、図10に示すように、1つの入出力線に16個のラ
イトドライバが接続されるため、1つの入力バッファに
接続されるライトドライバの数が16個(4倍)とな
る。したがって、入力バッファの駆動能力が×4ビット
構成の時と同様である場合、駆動能力が低下することと
なる。
【0011】通常、×1ビット構成の時、入力バッファ
の駆動能力は×4ビット構成時に揃えるため、大きな駆
動能力を必要とする。したがって、入力バッファにはゲ
ート幅が大きなパターンのトランジスタが使用されるた
め、チップサイズが大型化するという問題が発生する。
【0012】しかも、×1ビット又は×4ビットを設定
する場合、ライトドライバDQWDと入出力線RWDn
の配線接続を変えている。入出力線RWDn、及びパッ
ドDQ0〜DQ3と入力バッファDIB0〜DIB3の
入力端を接続する配線は同一のマスクで形成されるが、
入出力線RWDnとライトドライバDQWDを接続する
配線は前記マスクとは別のマスクによって形成される。
このため、回路やマスクの設計時の負担が増大する原因
となる。この問題は、1チップで切り換え可能なビット
構成が×8、×16、×32…と増加した場合、一層深
刻となる。
【0013】この発明は上記課題を解決するものであ
り、その目的とすることは、トランジスタの駆動能力を
増大することなく、ビット構成を変えることができ、し
かも、設計時の負担を増大することなく、容易に製造可
能な半導体集積回路装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、信号を入出
力するための複数の端子と、これら端子に対応して配置
された複数のバッファ回路と、これらバッファ回路がそ
れぞれ接続されるとともに、選択されたメモリセルに接
続され、信号を伝送する複数の伝送路と、前記端子の少
なくとも1つと前記複数のバッファ回路とを接続し、前
記メモリセルのビット構成に応じて変更される複数の配
線とを具備している。
【0015】また、この発明は、入力信号を受ける複数
の入力端子と、これら入力端子に対応して配置された複
数のバッファ回路と、これらバッファ回路の出力端が接
続され、これらバッファ回路を介して供給される前記入
力信号をデコードするデコーダと、このデコーダの出力
信号によって選択位置が変更される回路手段と、前記入
力端子の少なくとも1つと前記バッファ回路の少なくと
も1つとを接続し、前記回路手段の選択位置に応じて接
続位置が変更される少なくとも1つの配線とを具備して
いる。
【0016】さらに、この発明は、入力信号を受ける複
数の入力端子と、これら入力端子に対応して配置された
複数のバッファ回路と、これらバッファ回路の出力端が
それぞれ接続される複数の伝送路と、これら伝送路に各
入力端がそれぞれ接続され、前記各伝送路に供給された
信号を選択されたメモリセルに書き込む書き込み回路
と、前記入力端子と前記バッファ回路とを接続し、半導
体集積回路の最上部に設けられ、前記メモリセルのビッ
ト構成に応じて接続位置が変更される少なくとも1つの
配線とを具備している。
【0017】また、この発明は、入力信号を受ける複数
の入力端子と、これら入力端子に対応して配置された複
数のバッファ回路と、これらバッファ回路の出力端が接
続され、バッファ回路から供給される前記アドレス信号
をデコードするデコーダと、このデコーダの出力信号に
よって選択され、複数のバンクを構成するメモリセルア
レイと、前記入力端子とバッファ回路とを接続し、前記
メモリセルアレイのバンク構成に応じて接続位置が変更
される少なくとも1つの配線とを具備している。
【0018】さらに、この発明は、アドレス信号を受け
る複数の入力端子と、これら入力端子に対応して配置さ
れた複数のバッファ回路と、これらバッファ回路の出力
端が接続され、バッファ回路から供給される前記アドレ
ス信号をデコードするローデコーダと、このローデコー
ダの出力信号によって選択されるメモリセルと、前記入
力端子とバッファ回路とを接続し、前記メモリセルのリ
フレッシュサイクルに応じて接続位置が変更される少な
くとも1つの配線とを具備している。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施例について説明する。図1は、この発明の第1の実
施例を示すものであり、×1ビット、×4ビット構成を
1チップで実現した場合を示している。図1において、
図8乃至図10と同一部分には同一符号を付し、異なる
部分について説明する。図1はデータを読み出すための
回路は省略している。
【0020】図1において、各ライトドライバDQWD
の入力端、及び各入力バッファDIB0〜DIB3の出
力端は対応する入出力線RWDnにそれぞれ接続されて
いる。ライトドライバDQWDの数を16個と仮定する
と、各入出力線には4個ずつライトドライバDQWDが
接続される。パッドDQ0〜DQ3と入力バッファDI
B0〜DIB3の各入力端との配線は、ビット構成に応
じて形成される。
【0021】図1に破線で示す配線Laは、この半導体
記憶装置を×4ビット構成とする場合を示し、図1に一
点破線で示す配線Lbは、この半導体記憶装置を×1ビ
ット構成とする場合を示している。すなわち、×4ビッ
ト構成とする場合、配線Laによって入力パッドDQ0
〜DQ3と入力バッファDIB0〜DIB3の各入力端
がそれぞれ接続され、×1ビット構成とする場合、配線
Lbによって1つの入力パッドDQ0と入力バッファD
IB0〜DIB3の各入力端が接続される。図2は、×
1ビット構成を具体的に示している。
【0022】上記×1ビット構成において、図示せぬメ
モリセルにデータを書き込む場合、入力パッドDQ0に
供給された1ビットのデータは、4つの入力バッファD
IB0〜DIB3に供給され、これら入力バッファDI
B0〜DIB3を介して各入出力線RWDnにそれぞれ
供給される。これら入出力線RWDnに供給されたデー
タは、アドレス信号Addによってデコードされた1つ
のライトドライバDQWD、及びデータ線を介して選択
されたメモリセルに書き込まれる。
【0023】図3は、ライトドライバDQWDの一例を
示すものである。図3において、入出力線RWD、/R
WDはそれぞれアドレス信号Addとともに、各アンド回
路31、32の入力端に供給される。/RWDはRWD
の反転信号であり、例えば図示せぬインバータ回路によ
り信号RWDを反転して生成される。これらアンド回路
31、32の出力端はNチャネルトランジスタ33、3
4のゲートにそれぞれ接続されるとともに、インバータ
回路35、36の入力端に接続される。インバータ回路
35、36の出力端はPチャネルトランジスタ37、3
8のゲートに接続されている。Pチャネルトランジスタ
37、38の電流通路は前記Nチャネルトランジスタ3
3、34の電流通路に接続され、これらの接続点はデー
タ線/DQ、DQにそれぞれ接続される。
【0024】上記構成のライトドライバDQWDは、ア
ンド回路31、32の入力条件が満足した場合、データ
線/DQ、DQに入出力線RWDのデータを伝達する。
尚、×4ビット構成におけるデータの書き込み動作及び
読み出し動作は従来と同様であるので省略する。
【0025】図4(a)(b)は、前記パッドと入力バ
ッファ間の配線の一例を示している。各パッド及び入力
バッファは同様の構成であるため、入力バッファDIB
0、パッドDQ0についてのみ説明する。
【0026】半導体基板41には入力バッファDIB0
を構成するMOSトランジスタ42が形成されている。
このMOSトランジスタ42上には絶縁膜43が設けら
れ、この絶縁膜43内には複数の第1層目の配線44が
設けられている。この絶縁膜43には前記MOSトラン
ジスタ42のゲートに対応してコンタクトホール45が
形成され、このコンタクトホール45を介して、前記配
線La、Lbとしての第2層目の配線46がゲートに接
続される。この第2層目の配線46の一端にはパッドD
Q0が接続される。ビット構成を変更する場合、第2層
目の配線46の形成位置が変更される。
【0027】上記実施例によれば、入力パッドDQ0〜
DQ3と入力バッファDIB0〜DIB3の各入力端と
を接続する配線によって、半導体記憶装置のビット構成
を変えている。このため、×1ビット構成とした場合
と、×4ビット構成とした場合とで入力バッファDIB
0〜DIB3からメモリセルまでの構成は変わらない。
したがって、×1ビット構成とした場合と、×4ビット
構成とした場合とで入力バッファDIB0〜DIB3の
駆動能力を揃えることができるため、入力バッファを構
成するトランジスタは、×4ビット構成とした場合の電
流駆動能力でよい。すなわち、上記2種以上のビット構
成を設定可能とした場合においても、入力バッファを構
成するトランジスタは最大のビット構成とした場合の電
流駆動能力でよい。このため、サイズの小さなトランジ
スタを使用でき、パターン面積の増大を防止できる。
【0028】また、入力パッドDQ0〜DQ3と入力バ
ッファDIB0〜DIB3の各入力端とを接続する配線
を変更することにより、半導体記憶装置のビット構成を
変えている。このため、入力パッドDQ0〜DQ3と入
力バッファDIB0〜DIB3の各入力端との間の配線
のみ検証すればよい。したがって、従来のように、複数
箇所の配線を検証する必要がないため、検証を容易化で
きる。
【0029】さらに、入力パッドDQ0〜DQ3と入力
バッファDIB0〜DIB3の各入力端とを接続する配
線は、半導体記憶装置の最上部の配線である。すなわ
ち、この配線は半導体記憶装置の製造における最終工程
で形成される配線であり、このの配線のみを変えればよ
い。したがって、従来のように途中の製造工程で配線を
変える必要がないため、マスクの設計が容易である。し
かも、マスクの数を削減できるため、マスク管理を容易
化できる。さらに、最終の配線のみを変更すればよいた
め、これ以前の工程を予め行っておき、ビット構成に応
じて最終の配線を行うことにより、半導体記憶装置の製
造時間を従来に比べて短縮できる。
【0030】図5は、この発明の第2の実施例を示すも
のであり、この発明を例えばシンクロナスDRAM(以
下、SDRAMと称す)のバンク構成を切り換える場合
に適用した例を示している。SDRAMは1チップ内に
複数のメモリセルアレイからなる複数の独立したメモリ
バンクを有している。このSDRAMをキャッシュメモ
リとして使用した場合、CPUが要求するアドレス、及
びデータがメモリ内に無いという、所謂キャッシュ・ミ
スを回避できる。この種のメモリはチップ内のバンク構
成が変更可能なように設計され、製造時に所要のバンク
構成とされる。
【0031】図5において、メモリバンクを構成する複
数のメモリセルアレイ51a、51b、51c、51d
にはデコーダ52の出力端が接続されている。このデコ
ーダ52の入力端にはアドレスバッファ53、54の出
力端が接続されている。これらアドレスバッファ53、
54の入力端とバンクアドレスAm、Anが供給される
パッド55、56とは配線によって適宜接続される。す
なわち、アドレスバッファ53の入力端とパッド55と
はバンク構成に拘らず配線57によって接続され、アド
レスバッファ54の入力端はバンク構成に応じて配線が
変更される。例えばこのSDRAMを4バンク構成とす
る場合、同図に破線で示す配線58によって、パッド5
6とアドレスバッファ54の入力端が接続される。ま
た、このSDRAMを2バンク構成とする場合、同図に
一点破線で示す配線59によって、パッド55とアドレ
スバッファ54の入力端が接続される。これら配線5
7,58は例えば第2層目の配線であり、最終の工程で
製造される。
【0032】上記第2の実施例によれば、パッド55、
56とアドレスバッファ53、54の入力端との間の配
線を切り換えることにより、容易にバンク構成を切り換
えることができる。しかも、アドレスバッファ53、5
4と各メモリセルアレイ51a〜51dとの間の構成が
各バンク構成で同一であるため、各バンク構成におい
て、アドレス遷移時におけるパフォーマンスを揃えるこ
とが可能である。
【0033】図6(a)乃至図6(d)は、この発明の
第3の実施例を示すものであり、この発明を例えばDR
AMのリフレッシュサイクルの切り換えに適用した場合
を示している。
【0034】図6(a)において、メモリセルアレイ6
1のローデコーダ62にはアドレスバッファ63、6
4、65の出力端が接続されている。これらアドレスバ
ッファ63、64、65の入力端とアドレスAm、A
n、Aoが供給されるパッド66、67、68とは配線
によって適宜接続される。すなわち、配線69は、リフ
レッシュサイクルが2k、4k、8kの場合に、パッド
68とアドレスバッファ65とを接続する。
【0035】配線70は、リフレッシュサイクルが8k
及び4kの場合に、パッド67とアドレスバッファ64
とを接続する。配線71は、リフレッシュサイクルが8
kの場合に、パッド68とアドレスバッファ65とを接
続する。
【0036】配線72は、リフレッシュサイクルが4k
の場合に、パッド67とアドレスバッファ65とを接続
する。配線73、74は、リフレッシュサイクルが2k
の場合に、パッド66とアドレスバッファ64、65と
を接続する。
【0037】これら配線69,70,71,72,7
3,74は例えば第2層目の配線であり、最終の工程で
製造される。上記のようにアドレスバッファ63、6
4、65の入力端とパッド66、67、68とを接続す
ることにより、図6(b)(c)(d)に示すように、
アドレスAm、An、Aoに応じてリフレッシュ領域を
設定できる。図6(b)はリフレッシュサイクルが8k
の場合を示し、図6(c)はリフレッシュサイクルが4
kの場合を示し、図6(d)はリフレッシュサイクルが
2kの場合を示している。
【0038】しかも、第3実施例の場合、アドレスバッ
ファ63、64、65とパッド66、67、68とを接
続する配線を変えるだけであり、アドレスバッファ6
3、64、65とメモリセルの間の配線は変えていな
い。このため、各リフレッシュサイクルにおけるパフォ
ーマンスを揃えることが可能である。
【0039】尚、上記実施例はDRAMやSDRAMに
ついて説明したが、この発明はこれらに限定されるもの
ではなく、ロジック集積回路等、メモリ以外の半導体集
積回路装置に適用することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、トランジスタの駆動能力を増大することなく、ビッ
ト構成を変えることができ、しかも、設計時の負担を増
大することなく、容易に製造可能な半導体集積回路装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す要部の構成図。
【図2】この発明の第1の実施例を示す要部の構成図。
【図3】ライトドライバDQWDを具体的に示す回路
図。
【図4】図4(a)はパッドと入力バッファ間の配線の
一例を示す平面図、図4(a)の4b−4b線に沿った
断面図。
【図5】この発明の第2の実施例を示す構成図。
【図6】図6(a)はこの発明の第3の実施例を示す構
成図、図6(b)(c)(d)はそれぞれ図6(a)の
リフレッシュサイクルが8k、4k、2kの場合の動作
を説明するために示す図。
【図7】RAMのチップ構成を示す平面図。
【図8】図7の一部を具体的に示す回路図。
【図9】従来の×4ビット構成のライトデータパスを示
す構成図。
【図10】従来の×1ビット構成のライトデータパスを
示す構成図。
【符号の説明】
DQWD…ライトドライバ、 DIB0〜DIB3…入力バッファ、 RWDn…入出力線、 DQ0〜DQ3…パッド、 La、Lb…配線、 DQ、/DQ…データ線、 51a〜51d…メモリセルアレイ、 52…デコーダ、 53、54…アドレスバッファ、 55、56…パッド、 57、58、59…配線、 61…メモリセルアレイ、 62…ローデコーダ、 63、64、65…アドレスバッファ、 66、67、68…パッド、 69、70、71、72、73、74…配線。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を入出力するための複数の端子と、 これら端子に対応して配置された複数のバッファ回路
    と、 これらバッファ回路がそれぞれ接続されるとともに、選
    択されたメモリセルに接続され、信号を伝送する複数の
    伝送路と、 前記端子の少なくとも1つと前記複数のバッファ回路と
    を接続し、前記メモリセルのビット構成に応じて変更さ
    れる複数の配線とを具備することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記配線は、第2層目の配線であること
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記端子は入力端子であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記伝送路にそれぞれ接続され、前記選
    択されたメモリセルにデータを書き込む複数の書き込み
    回路を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体
    集積回路装置。
  5. 【請求項5】 入力信号を受ける複数の入力端子と、 これら入力端子に対応して配置された複数のバッファ回
    路と、 これらバッファ回路の出力端が接続され、これらバッフ
    ァ回路を介して供給される前記入力信号をデコードする
    デコーダと、 このデコーダの出力信号によって選択位置が変更される
    回路手段と、 前記入力端子の少なくとも1つと前記バッファ回路の少
    なくとも1つとを接続し、前記回路手段の選択位置に応
    じて接続位置が変更される少なくとも1つの配線とを具
    備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記回路手段は、複数のバンクを構成す
    る複数のメモリセルアレイであり、前記デコーダは入力
    信号に応じて少なくとも1つのバンクを選択することを
    特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記回路手段は、メモリセルアレイであ
    り、前記デコーダは前記メモリセルアレイのワード線を
    選択するローデコーダであり、前記メモリセルアレイの
    リフレッシュサイクルは、前記入力端子とバッファ回路
    とを接続する前記配線の接続位置を変えることにより変
    更されることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回
    路装置。
  8. 【請求項8】 入力信号を受ける複数の入力端子と、 これら入力端子に対応して配置された複数のバッファ回
    路と、 これらバッファ回路の出力端がそれぞれ接続される複数
    の伝送路と、 これら伝送路に各入力端がそれぞれ接続され、前記各伝
    送路に供給された信号を選択されたメモリセルに書き込
    む書き込み回路と、 前記入力端子と前記バッファ回路とを接続し、半導体集
    積回路の最上部に設けられ、前記メモリセルのビット構
    成に応じて接続位置が変更される少なくとも1つの配線
    とを具備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 入力信号を受ける複数の入力端子と、 これら入力端子に対応して配置された複数のバッファ回
    路と、 これらバッファ回路の出力端が接続され、バッファ回路
    から供給される前記アドレス信号をデコードするデコー
    ダと、 このデコーダの出力信号によって選択され、複数のバン
    クを構成するメモリセルアレイと、 前記入力端子とバッファ回路とを接続し、前記メモリセ
    ルアレイのバンク構成に応じて接続位置が変更される少
    なくとも1つの配線とを具備することを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 アドレス信号を受ける複数の入力端子
    と、 これら入力端子に対応して配置された複数のバッファ回
    路と、 これらバッファ回路の出力端が接続され、バッファ回路
    から供給される前記アドレス信号をデコードするローデ
    コーダと、 このローデコーダの出力信号によって選択されるメモリ
    セルと、 前記入力端子とバッファ回路とを接続し、前記メモリセ
    ルのリフレッシュサイクルに応じて接続位置が変更され
    る少なくとも1つの配線とを具備することを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記バッファ回路の電流駆動能力は、
    最大のビット構成とした場合の電流駆動能力に設定され
    ていることを特徴とする請求項1、8、9、10の何れ
    かに記載の半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記配線は、半導体集積回路の最終の
    製造工程で製造されることを特徴とする請求項1、8、
    9、10の何れかに記載の半導体集積回路装置。
JP9016516A 1996-01-31 1997-01-30 半導体集積回路装置 Pending JPH09270192A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403152B1 (ko) * 1999-12-17 2003-10-30 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 반도체기억장치

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