JPH09270037A - 画像入力方法 - Google Patents

画像入力方法

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JPH09270037A
JPH09270037A JP8081426A JP8142696A JPH09270037A JP H09270037 A JPH09270037 A JP H09270037A JP 8081426 A JP8081426 A JP 8081426A JP 8142696 A JP8142696 A JP 8142696A JP H09270037 A JPH09270037 A JP H09270037A
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JP
Japan
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light
image
picture
paper sheet
elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP8081426A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kitagaki
勝 北垣
Hitoshi Kihara
均 木原
Hidefumi Matsuura
英文 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8081426A priority Critical patent/JPH09270037A/ja
Publication of JPH09270037A publication Critical patent/JPH09270037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2種類以上の波長の異なる光を発する発光素
子を用いて紙葉類の画像を得ることを第1の目的とし、
受光素子側では複数の光が混じった混合光による識別光
を除いて、各単色光による画像のみを識別に用いるよう
にすることを第2の目的とする。 【解決手段】 イメージセンサを用いて投入される紙葉
類の画像を取得する画像入力装置であって、前記イメー
ジセンサの光源として異なる波長の光を発する複数個の
発光素子1、2と、該発光素子1、2から出て前記紙葉
類を透過あるいは前記紙葉類にて反射した光を受ける受
光素子4とを並べて配置し、前記発光素子1、2を切り
替えて発光させるとともに、前記受光素子4へ入力され
た画像の内前記異なる波長毎に入力された画像を選択し
て画像メモリに書き込むものである。かかる構成におい
て、受光素子から画像メモリに転送される画像データは
異なる波長の光によって得られた画像となり、混合光に
よる画像は識別に用いられず、識別精度は大幅に向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙幣や証券のような
紙葉類の真偽識別装置に用いられる紙葉類の画像の入力
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発光素子と受光素子とを用いた従来の紙
葉類識別装置においては、概して発光素子として、単波
長(単色)のLED(発光ダイオード)が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、単波長
のLEDで取られた紙葉類の画像の場合、特定の波長に
依存する紙葉類の汚れや特徴(例えば印影)等の情報が
取れず、高精度な真偽識別が行えるとは言えない。また
黄緑光は赤色のイメージを良く撮像でき、カラーコピー
を赤外光で撮像すると真白な画像が得られるというよう
な利点を生かすことができない。
【0004】そこで本発明は2種類以上の波長の異なる
光を発する発光素子を用いて紙葉類の画像を得ることを
第1の目的とし、受光素子側では複数の光が混じった混
合光による識別光を除いて、各単色光による画像のみを
識別に用いるようにすることを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、イメージセン
サを用いて投入される紙葉類の画像を取得する画像入力
装置であって、前記イメージセンサの光源として異なる
波長の光を発する複数個の発光素子と、該発光素子から
出て前記紙葉類を透過あるいは前記紙葉類にて反射した
光を受ける受光素子とを並べて配置し、前記発光素子を
切り替えて発光させるとともに、前記受光素子へ入力さ
れた画像の内前記異なる波長毎に入力された画像を選択
して画像メモリに書き込むものである。
【0006】かかる構成において、受光素子から画像メ
モリに転送される画像データは異なる波長の光によって
得られた画像となり、混合光による画像は識別に用いら
れず、識別精度は大幅に向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の画像入力方法を紙幣
識別装置の適用例について図面に基づき詳細に説明す
る。
【0008】図1にイメージセンサの構成例を示す。同
図はイメージセンサを底面から見た平面図であり、波長
A(黄緑色)の光を発するLED1(発光ダイオード)
と、波長B(赤外)の光を発するLED2とを対にして
複数対一列に並べて配置した発光素子群3と、前記LE
D1、2から出て紙幣に到達し、該紙幣の表面で反射あ
るいは該紙幣を透過してきた光を受ける複数個のCCD
4(固体撮像素子)を一列に並べて配置した受光素子群
5とを同一水平面もしくは異なる水平面において形成し
たものである。
【0009】上記実施例では二つの相異なる波長を発す
るLEDを対にして並べて配置したが、三つ以上の波長
の異なるLEDを対にして並べて配置することも可能で
ある。
【0010】また、黄緑光は赤色の文字やイメージを良
く捉えることができ、赤外光はカラーコピーによる偽造
物に対する識別能力が高い。前記各LED1、2は図示
しないLED駆動装置にて交互に点灯される。この時C
CD4で受光される。ところでCCDには、受光した光
による電荷が一定の時間蓄積されるという特性がある。
【0011】従って前記LED1、2の点灯の切り替え
を投入方向の1走査ラインずつで行おうとすると、点灯
の切り替えが電荷の放出より早く、前の波長のLEDに
よる受光データが残ったまま、次の波長のLEDによる
受光データが入ることになり、CCD4から出力される
受光データは混合光による受光データとなる。
【0012】このため本実施形態では図2に示すように
前記LED1、2の切り替えを2走査ラインずつに行い
(図2の副走査方向が紙幣の投入方向)、図2で米印の
ついたCCD4の電荷を受光データとして出力するよう
にした。
【0013】この方法によりCCD4からは必ず波長A
または波長Bのいずれか一方の波長の光による受光デー
タが出力されることになり、先に説明したような混合光
による不具合点は解消できる。
【0014】前記2走査ラインごとのLEDの切り替え
は、図3のタイミングチャートに示すような信号入力に
よって行われる。同図においてSWLEDはLED1、
2の切り替え信号、SHはラインスタート信号、CLK
はクロック信号、AINは画像データである。また1画
素目はCCD4の1画素目の電荷の蓄積状態、最終画素
はCCD4の最終画素の電荷の蓄積状態をそれぞれ示し
ている。
【0015】時刻t0において紙幣の投入が検出され、
ラインスタート信号SHがHレベルに立ち上がると、ま
ずLED切り替え信号SWLEDがHレベルに立ち上が
り、まず波長A(黄緑色)のLED1が点灯する。そし
てラインスタート信号SHの2周期経過後(時刻t2)
に前記SWLEDはLレベルに立ち下がり、今度は波長
B(赤外)のLED2が点灯する。以後この操作をSH
の2周期毎に繰り返し、LED1、2の点灯を切り替え
る。
【0016】画像信号AINは最初のSH信号のHレベ
ルを検知した次のクロック信号CLK(時刻t01)か
ら該CLKに同期して1画素目から最終画素までCCD
4にて読み出される。
【0017】SWLED信号を切り替えた最初の走査ラ
インは、黄緑光と赤外光の2種類の光源により露光され
た画像データとなるため、画像メモリへの書き込みは行
わない。
【0018】メモリへの書き込みは単色光により露光さ
れた期間、即ち次のクロック周期の立ち上がり時(時刻
t1からt2、t3からt4の期間等)にのみ行われ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の説明のように、複数の波
長の異なる光を発する発光素子を用いて投入される紙葉
類等の画像を得ることにより、紙葉類の識別装置におい
ては特に得られる画像情報量を増大せしめ、高精度の真
偽識別を行える効果をもたらす効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明画像入力方法を実現するためのイメージ
センサの概要を示す平面図である。
【図2】発光素子の切り替えによる受光素子の画像デー
タのメモリへの書き込みを説明する図である。
【図3】図2の発光素子の切り替えとメモリへの書き込
みを信号レベルで説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 波長AのLED 2 波長BのLED 3 発光素子群 4 CCD 5 受光素子群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサを用いて投入される紙葉
    類の画像を取得する画像入力装置であって、前記イメー
    ジセンサの光源として異なる波長の光を発する複数個の
    発光素子と、該発光素子から出て前記紙葉類を透過ある
    いは前記紙葉類にて反射した光を受ける受光素子とを並
    べて配置し、前記発光素子を切り替えて発光させるとと
    もに、前記受光素子へ入力した画像の内前記異なる波長
    毎に入力された画像を選択して画像メモリに書き込むこ
    とを特徴とする画像入力方法。
  2. 【請求項2】 前記イメージセンサを2種類の異なる波
    長の光を発するLEDとCCDとより構成し、紙葉類の
    投入方向に対して垂直にこれらLEDとCCDを2列に
    並べて配置するとともに、前記投入方向の2走査ライン
    毎にCCD取り込み画像信号を画像メモリに書き込むこ
    とを特徴とする上記請求項1記載の画像入力方法。
JP8081426A 1996-04-03 1996-04-03 画像入力方法 Pending JPH09270037A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8081426A JPH09270037A (ja) 1996-04-03 1996-04-03 画像入力方法

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JP8081426A JPH09270037A (ja) 1996-04-03 1996-04-03 画像入力方法

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JPH09270037A true JPH09270037A (ja) 1997-10-14

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ID=13746047

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JP8081426A Pending JPH09270037A (ja) 1996-04-03 1996-04-03 画像入力方法

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JP (1) JPH09270037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163489A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Panasonic Corp 紙幣識別装置
JP2012068731A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Vienex Corp 光学ラインセンサ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163489A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Panasonic Corp 紙幣識別装置
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