JPH09269416A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH09269416A JPH09269416A JP8077875A JP7787596A JPH09269416A JP H09269416 A JPH09269416 A JP H09269416A JP 8077875 A JP8077875 A JP 8077875A JP 7787596 A JP7787596 A JP 7787596A JP H09269416 A JPH09269416 A JP H09269416A
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Abstract
力で明るい照明装置を提供する。 【解決手段】光源1と、光源1からの光を導く導光板2
bを有し、液晶表示面を背面から照射するバックライト
において、導光板2bを屈折率が異なる複数の傾斜平面
を有する導光板片2b−1,2b−2,2b−3,及び
2b−4から構成する。各導光板片は、その屈折率が上
側の平面に近い部分が下側の平面に近い部分の屈折率よ
り順に大きくなるように配置されている。
Description
おいて、液晶表示面を背面から照射する照明装置に関す
る。
(以下バックライトと称する)の構成の一例を図3を参
照して説明する。図3は従来のバックライトを示す側断
面図であり、図の上側が液晶表示面側である。図3にお
いて、1は蛍光管等からなる光源、2は光源1からの光
を導光する導光板、3は導光板2から出射した光を反射
する反射板、4は導光板2から出射した光を拡散する拡
散板、5は拡散板4から出射した光を集光するプリズム
板、6は光源1からの光を反射して導光板2側に集光す
る反射板である。この場合、導光板2の下側の面は、凹
凸面2aを有するように加工されている。
光は、凹凸面2aで散乱しながら導光板2の上下面で全
反射を繰り返し、入射角を増大して臨界角を越えたとこ
ろで導光板2から出射する。導光板2の下面から出射し
た光は反射板3で反射して導光板2へ戻り、上面から出
射した光は拡散板4及びプリズム板5を透過して、均一
化され、図示しない液晶表示面に照射される。
面図であり、特開平4−29291号公報にこの種の構
成が記載されている。図4において、1aは光ファイバ
の束であり、光ファイバ1aを通して外部の光源から光
が導光板2aへ入射される。導光板2aは、内部に気泡
2b,2b,…を傾斜面状に備えている。光ファイバ1
aから入射された光は、気泡2b,2b,…に当たって
乱反射し、図2の場合と同様にして導光板2から出射す
る。そして、図示しない液晶表示面の背面を照射する。
来のバックライトにおいては、一方、図3に示すような
界面反射を利用する方式では界面が鏡面状ではないた
め、反射損失が大きくなり、他方、図4に示すような気
泡を用いる方式では2次、3次の反射が考えられるた
め、やはり反射損失が大きくなり、どちらの方式でも反
射損失によって輝度が低下してしまうという課題があ
る。また、これを補って輝度を増加させるには、光源の
強さを上げる必要があり、消費電力が大きくなるという
問題があった。
たもので、従来に比べ導光板を高輝度、高効率にし、低
電力で明るい照明装置を提供することを目的とする。
は、光源とその光源からの光を導く導光板を有し、液晶
表示面を背面から照射する照明装置において、前記導光
板の屈折率が、液晶表示面と逆側の平面に近い部分から
液晶表示面側の平面に近い部分へ向かって増加するよう
に変化しかつ前記光源から距離に応じて変化することを
特徴としている。
の実施形態について説明する。図1はこの発明の一実施
形態によるバックライトの構成を示す側断面図であり、
この図において、図3の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。図1において、2b
は導光板であり、屈折率がそれぞれ異なる4個の導光板
片2b−1,2b−2,2−b3,及び2b−4によっ
て構成されている。4個の導光板片2b−1,2b−
2,2−b3,及び2b−4は、アクリル板等によって
形成されていて、導光板2bの下側(反射板3側)から
拡散板4に面する上側に向かって徐々に屈折率が大きく
なるように配置されている。これらの各導光板片は、各
上下平面を、導光板2bの上下面に対して下から上へ向
かって徐々に傾斜角を小さくするように、くさび形の形
状をなして一体形成されている。
た光は、反射板6によって反射、集光されて、導光板2
bの導光板片2b−1へ入射される。このとき、導光板
片2b−1へ入射した光は、導光板2bの中心方向や上
下面方向に向かって様々な方向に進行する。入射光のう
ち導光板2bの下側平面に達したものは、一部が導光板
片2b−1の外側に出射して、反射板3に到達し、そこ
で反射されて再び導光板片2b−1へ入射する。残りの
大部分の光は、下側平面で反射されて上側へ向かって進
行する。一方、下側平面には到達せず、導光板片2b−
1と導光板2b−2の境界面に達した光は、境界面の臨
界角より大きい入射角を有するものが導光板片2b−2
へと入射し、残りのものが反射して導光板2bの下面へ
進行する。
際、進行方向を導光板片2b−1と2b−2の境界面の
垂線方向に近づくような角度で屈折する。そして、さら
に上側へ向かって導光板片2b−2中を進行する。そし
て、導光板片2b−2と2b−3の境界面に達した光
は、導光板片2b−3へ入射する際に、再度、境界面の
垂線方向へ近づくように屈折する。そして、導光板片2
b−3中を進行して、導光板片2b−3と2b−4の境
界面へ到達する。そこで、導光板片2b−3と2b−4
の境界面で再度、屈折して、導光板片2b−4へ入射す
る。そして、導光板片2b−4の上側平面に達した光
は、そのうちの導光板片2b−4の上面の臨界角を越え
る入射角を有するものが、導光板片2b−4の上面すな
わち導光板2bの上側の平面から出射することになる。
そして、出射した光は、拡散板4で拡散されて、図示し
ない上面に設置されている液晶表示面の背面を照射す
る。
て臨界角に達していない光は、反射されて、導光板2b
−4を下向きに進行する。そして、各導光板片を通過あ
るいは各導光板片で反射しながら、再び上記と同様の経
路で導光板片2b−4の上側平面に到達する。そして、
臨界角を越える入射角を有する光が導光板片2b−4の
上平面から出射する。このようにして、導光板片2b−
1に光源1から入射された光は、導光板片2b−4の上
面から出射して液晶表示面を照射することになる。
ば、導光板2bへ入射された光は、上側の平面に対して
均一な傾斜平面を有し、かつ下から上に向かって屈折率
が徐々に大きくなる複数の導光板片間の境界面で繰り返
し屈折し、配光状態を均一に整えながら、導光板2bの
上面から出射する。したがって、出射した光は、拡散板
4で拡散された後、均一性の高い拡散光として液晶表示
面の背面を照射することになる。
を利用して臨界角を得ているため、反射による損失が大
きく、また導光板から出射する光の配光は整った状態で
はない。そのため、図3の例では、プリズム板5を用い
て光を集光し、配光状態を整えて、輝度を向上させてい
る。しかしながら、プリズム板5を用いて光を集光した
場合には、モアレが発生したりするといった問題が発生
する。これに対して、本実施形態では、屈折率の変化を
利用して徐々に光の入射角を増大させているので、反射
による損失を低く抑え、輝度を向上することができ、ま
た、導光板2bから出射される光の配光の均一を容易に
高めることができる。したがって、図3に示すようなプ
リズム板を省略することが可能となる。
て説明する。図2は、2つの光源1,1を用いるバック
ライトに本発明を適用する場合の実施形態を示す側断面
図であり、図1に示すものと同一の構成には同一の符号
を付けている。図2において2cは導光板であり、導光
板2cの光源1,1の軸方向(図に向かって前後の方
向)と平行する中心断面に対して、面対称の傾斜平面を
有する2個の導光板片2c−1と、導光板片2c−2,
2c−3,及び2c−4から構成されている。
し、導光板2c−1が最も小さい屈折率を持ち、次い
で、導光板片2c−2,2c−3,2c−4の順に徐々
に値が大きくなる屈折率を有している。また、各導光板
片間の境界面がなす傾斜平面は、下から上に向かって傾
斜角が徐々に小さくなるように設定されている。
ックライトにおいては、2つの光源1,1から導光板片
2c−1,2c−1へ入射した光が、図1に示す実施形
態と同様に屈折や反射をしながら進行して、徐々に配光
を整えながら導光板2cの上側平面へ到達し、出射す
る。この図に示す実施形態では、光源1を導光板2cの
両側に設けているので、光源1に最も近い導光板2c−
1が形成する傾斜平面の傾斜角を、図1に示すものに比
べて大きくすることができる。したがって、入射光のう
ちの導光板2c−1によって反射される光の割合を小さ
くすることができ、より効率よく配光を制御することが
できる。
率の異なる複数の導光板片を使用して導光板を形成する
ようにしているが、屈折率を図1aあるいは図2のもの
と同様に内部で徐々に変化させるように形成した1枚の
導光板を、それらに代えて用いることも可能である。
導光板の屈折率が下面側から上面側へ向かって増加する
ように、かつ光源から距離に応じて変化するようにして
いるので、導光板から出射する光の配光を均一にするこ
とができ、従来に比べ導光板を高輝度、高効率にするこ
とができる。したがって、低電力で明るい照明装置を提
供することが可能となる。
成を示す側断面図である。
構成を示す側断面図である。
る。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 光源とその光源からの光を導く導光板を
有し、液晶表示面を背面から照射する照明装置におい
て、 前記導光板の屈折率が、液晶表示面と逆側の平面に近い
部分から液晶表示面側の平面に近い部分へ向かって増加
するように変化しかつ前記光源から距離に応じて変化す
ることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07787596A JP3994447B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 照明装置、及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07787596A JP3994447B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 照明装置、及び液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09269416A true JPH09269416A (ja) | 1997-10-14 |
JP3994447B2 JP3994447B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=13646243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07787596A Expired - Fee Related JP3994447B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 照明装置、及び液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3994447B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9128220B2 (en) | 2010-11-29 | 2015-09-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light guide body with continuously variable refractive index, and devices using such body |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP07787596A patent/JP3994447B2/ja not_active Expired - Fee Related
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