JPH09269012A - スラスト軸受 - Google Patents

スラスト軸受

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Publication number
JPH09269012A
JPH09269012A JP8078768A JP7876896A JPH09269012A JP H09269012 A JPH09269012 A JP H09269012A JP 8078768 A JP8078768 A JP 8078768A JP 7876896 A JP7876896 A JP 7876896A JP H09269012 A JPH09269012 A JP H09269012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust bearing
inner peripheral
load side
peripheral side
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8078768A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Kanamaru
雅俊 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP8078768A priority Critical patent/JPH09269012A/ja
Publication of JPH09269012A publication Critical patent/JPH09269012A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/04Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
    • F16C17/047Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with fixed wedges to generate hydrodynamic pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/23Gas turbine engines
    • F16C2360/24Turbochargers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のテーパランド型スラスト軸受において
は、負荷側スラスト軸受の内周側が外周側に比べて高温
になることにより、軸方向の熱膨張量に差を生じて内周
側の油膜厚さが薄くなる。このため、さらに内周側の温
度上昇が加速され、負荷側スラスト軸受内周部がカラー
と接触して異常摩耗が発生することがある。 【解決手段】 回転軸(1)とともに回転するカラー
(4)とケーシング(5)に固着された負荷側スラスト
軸受(6)とが摺接してスラスト負荷能力を発生するス
ラスト軸受における負荷側スラスト軸受(6)の内周側
に回転軸(1)を中心に環状に刻設された冷却用溝(3
2)内に給液孔(30)が上方から冷却液を供給すると
ともに給液孔(30)から供給される冷却用溝(32)
内の冷却液を排液孔(33)が下方へ排出するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの過給機
などに適用されるスラスト軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はエンジンの過給機などに使用され
ている従来のテーパランド型スラスト軸受の説明図であ
る。図において、回転軸1にはスペーサ2および締め付
けナット3を介してカラー4が固着されている。ケーシ
ング5には負荷側スラスト軸受6が固着されており、カ
ラー4と摺接する側にはホワイトメタル7が鋳着されて
いる。ホワイトメタル7の摺接面には複数個のテーパラ
ンド状のパッド8が設けられている。負荷側スラスト軸
受6の油溝9へは、ケーシング5に設けられた給油孔1
0、負荷側スラスト軸受6外周部の円周状油溝11、各
パッド8に設けられた給油孔12、ノズル13などを経
由して潤滑油が一定の圧力で供給される。この潤滑油が
テーパランド状の各パッド8に供給され、パッド8のく
さび作用により負荷能力を発生する。負荷側スラスト軸
受6の内周側へ漏出した潤滑油は空間部14に溜まり、
最終的にはナット3側の方へ流されて外部へ排出され
る。また、ケーシング5には反負荷側スラスト軸受15
が固着されており、潤滑油が負荷側スラスト軸受6と同
様な機構で供給される。
【0003】ノズル部13から油溝9に入った潤滑油
は、パッド8のテーパ部16へ流れてランド部17に至
り、その間にくさび作用で流体動圧を発生して負荷能力
が生じる。テーパ部16の内周側には内周側シュラウド
18、外周側には外周側シュラウド19がそれぞれ設け
られており、潤滑油が内外周へ漏出して流体動圧が低下
するのを抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のテ
ーパランド型スラスト軸受においては、テーパ部16に
おけるくさび作用により高圧になった潤滑油の一部がカ
ラー4と内周側シュラウド18との隙間から軸受内周側
へ漏出し、回転しているスペーサ2と静止している負荷
側スラスト軸受6内周面との隙間14を通って締め付け
ナット3の方へ流れる。この内周側へ漏出する潤滑油量
は少ないため、漏出した潤滑油は隙間14を通過する時
間が長くなり、その間に粘性摩擦を受けて高温になる。
このため、負荷側スラスト軸受6内周側の温度が高くな
る。これに対し、負荷側スラスト軸受6外周側へ漏出す
る潤滑油は、遠心力で排出されるために狭い空間に滞留
することなく、負荷側スラスト軸受6外周側の冷却作用
を行う。
【0005】このようにして負荷側スラスト軸受6の内
周側が外周側に比べて高温になることにより、軸方向の
熱膨張量に差を生じて内周側の油膜厚さが薄くなる。こ
のため、さらに内周側の温度上昇が加速され、負荷側ス
ラスト軸受6内周部がカラー4と接触して異常摩耗が発
生することがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスラスト軸
受は上記課題の解決を目的にしており、回転軸とともに
回転するカラーとケーシングに固着された負荷側スラス
ト軸受とが摺接してスラスト負荷能力を発生するスラス
ト軸受における上記負荷側スラスト軸受の内周側に上記
回転軸を中心に環状に刻設された冷却用溝内に給液孔が
上方から冷却液を供給するとともに上記給液孔から供給
される上記冷却用溝内の冷却液を排液孔が下方へ排出す
るようになっている。このように本スラスト軸受におい
ては負荷側スラスト軸受の内周側に冷却用溝が刻設され
ており、上方の給液孔から供給される冷却液が負荷側ス
ラスト軸受の内周側に設けられた冷却用溝内に入って負
荷側スラスト軸受の内周側を冷却し、下方に落下して下
方の排液孔から排出される。これによって負荷側スラス
ト軸受の内周側における温度上昇が抑制される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の実施の
一形態に係るテーパランド型スラスト軸受の説明図であ
る。図において、本実施の可能に係るテーパランド型ス
ラスト軸受はエンジンの過給機などに使用されるもの
で、図における符号1は回転軸、2はスペーサ、3は締
め付けナット、4はカラー、5はケーシング、6は負荷
側スラスト軸受、7はホワイトメタル、8はパッド、9
は油溝、10は潤滑油の給油孔、11は円周状油溝、1
2は潤滑油の給油孔、13はノズル部、14は空間部、
15は反負荷側スラスト軸受、30は冷却油の給油孔、
31はOリング、32は冷却用溝、33は冷却油の排油
孔、34はOリング溝である。
【0008】本テーパランド型スラスト軸受は図3にお
ける従来のテーパランド型スラスト軸受と略同様の構造
を有しているが、本テーパランド型スラスト軸受におい
ては図に示すように負荷側スラスト軸受6の内周側に冷
却用溝32が円周方向に設けられており、この冷却用溝
32はカラー4との摺接面とは貫通せずにケーシング5
との接触面に開口している。また、負荷側スラスト軸受
6を固着するケーシング5上方には冷却用溝32と連通
した冷却油の給油孔、下方には同様に冷却用溝32と連
通した冷却油の排油孔33が設けられている。ケーシン
グ5の内周側には円周方向にOリング溝34が設けられ
ており、負荷側スラスト軸受6との接触面からの油漏れ
をOリング31で防止するようになっている。
【0009】ケーシング5に設けた給油孔30から供給
される冷却油は負荷側スラスト軸受6の背面内周側円周
方向に設けられた冷却用溝32の上方に送られ、負荷側
スラスト軸受6の内周側を冷却しながら落下してケーシ
ング5下方に設けられた排油孔33から排出される。
【0010】従来のテーパランド型スラスト軸受におい
ては、テーパ部におけるくさび作用により高圧になった
潤滑油の一部がカラーと内周側シュラウドとの隙間から
軸受内周側へ漏出し、回転しているスペーサと静止して
いる負荷側スラスト軸受内周面との隙間を通って締め付
けナットの方へ流れる。この内周側へ漏出する潤滑油量
は少ないため、漏出した潤滑油は隙間を通過する時間が
長くなり、その間に粘性摩擦を受けて高温になる。この
ため、負荷側スラスト軸受内周側の温度が高くなる。こ
れに対し、負荷側スラスト軸受外周側へ漏出する潤滑油
は、遠心力で排出されるために狭い空間に滞留すること
なく、負荷側スラスト軸受外周側の冷却作用を行う。こ
のようにして負荷側スラスト軸受の内周側が外周側に比
べて高温になることにより、軸方向の熱膨張量に差を生
じて内周側の油膜厚さが薄くなる。このため、さらに内
周側の温度上昇が加速され、負荷側スラスト軸受内周部
がカラーと接触して異常摩耗が発生することがあるが、
本テーパランド型スラスト軸受においては負荷側軸受6
背面の内周側に周方向に連続した冷却用溝32を設ける
とともに、負荷側スラスト軸受6背面と接するケーシン
グ5面の上方に冷却用溝32に連通する給油孔30を設
け、また冷却用溝32と連通して下方に排油孔33を設
けており、ケーシング5上方の給油孔10から供給され
る潤滑油は負荷側スラスト軸受6の内周側に設けられた
冷却用溝33内に入り、負荷側スラスト軸受6の内周側
を冷却して下方へ落下し、ケーシング5下部の排油孔3
3から排出される。このように負荷側スラスト軸受6の
内周側に冷却用溝32を設けて温度上昇を抑制すること
により、負荷側スラスト軸受6内周側の焼付きなどを防
止することができる。
【0011】なお、本発明はテーパランド形スラスト軸
受のみに限られることなく、ステップランド形スラスト
軸受に適用することによっても同様の作用、効果を得る
ことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るスラスト軸受は前記のよう
に構成されており、負荷側スラスト軸受の内周側におけ
る温度上昇が抑制されるので、負荷側スラスト軸受の内
周部の異常摩耗や焼付きなどを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の一形態に係るテーパラン
ド型スラスト軸受の断面図である。
【図2】図2(a)は図1におけるA-A 矢視断面図、同
図(b)はB−B矢視断面図である。
【図3】図3(a)は従来のテーパランド型スラスト軸
受の断面図、同図(b)はその摺接面の平面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 スペーサ 3 締め付けナット 4 カラー 5 ケーシング 6 負荷側スラスト軸受 7 ホワイトメタル 8 パッド 9 油溝 10 潤滑油の給油孔 11 円周状油溝 12 潤滑油の給油孔 13 ノズル部 14 空間部 15 反負荷側スラスト軸受 30 冷却油の給油孔 31 Oリング 32 冷却用溝 33 冷却油の排油孔 34 Oリング溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸とともに回転するカラーとケーシ
    ングに固着された負荷側スラスト軸受とが摺接してスラ
    スト負荷能力を発生するスラスト軸受において、上記負
    荷側スラスト軸受の内周側に上記回転軸を中心に環状に
    刻設された冷却用溝と、該冷却用溝内に上方から冷却液
    を供給する給液孔と、該給液孔から供給される上記冷却
    用溝内の冷却液を下方へ排出する排液孔とを備えたこと
    を特徴とするスラスト軸受。
JP8078768A 1996-04-01 1996-04-01 スラスト軸受 Pending JPH09269012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8078768A JPH09269012A (ja) 1996-04-01 1996-04-01 スラスト軸受

Applications Claiming Priority (1)

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JP8078768A JPH09269012A (ja) 1996-04-01 1996-04-01 スラスト軸受

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JPH09269012A true JPH09269012A (ja) 1997-10-14

Family

ID=13671093

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JP8078768A Pending JPH09269012A (ja) 1996-04-01 1996-04-01 スラスト軸受

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014162594A1 (ja) * 2013-04-05 2014-10-09 株式会社日立製作所 スラスト軸受装置及びその潤滑油供給方法並びに回転機械と蒸気タービン
CN111998005A (zh) * 2020-08-25 2020-11-27 南京工程学院 一种水润滑推力轴承的冷却冲洗结构
CN113565863A (zh) * 2021-06-18 2021-10-29 湖南崇德科技股份有限公司 一种多推力止推轴承

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014162594A1 (ja) * 2013-04-05 2014-10-09 株式会社日立製作所 スラスト軸受装置及びその潤滑油供給方法並びに回転機械と蒸気タービン
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CN111998005B (zh) * 2020-08-25 2022-02-18 南京工程学院 一种水润滑推力轴承的冷却冲洗结构
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020806