JPH09269008A - 静圧空気軸受け式案内装置 - Google Patents

静圧空気軸受け式案内装置

Info

Publication number
JPH09269008A
JPH09269008A JP9966096A JP9966096A JPH09269008A JP H09269008 A JPH09269008 A JP H09269008A JP 9966096 A JP9966096 A JP 9966096A JP 9966096 A JP9966096 A JP 9966096A JP H09269008 A JPH09269008 A JP H09269008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air pad
air
auxiliary
pad
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9966096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3098421B2 (ja
Inventor
Kazuo Nakajima
和雄 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP08099660A priority Critical patent/JP3098421B2/ja
Publication of JPH09269008A publication Critical patent/JPH09269008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098421B2 publication Critical patent/JP3098421B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受け側のうち少なくとも一面に基準エアパ
ッドを設けるとともに、軸側を介しその基準エアパッド
に対抗する方向に付勢力を有する補助エアパッド軸受け
側の対抗面にを設けて、軸受け側と軸側とを相対的に可
動自在に構成した静圧空気軸受け式案内装置において、
可動体の駆動方向に直角な方向の変動が圧縮空気の供給
時と遮断時とで極めて小さい案内装置を安価に提供す
る。 【解決手段】 補助エアパッドへの圧縮空気の供給・遮
断を単独に制御するように構成し、軸受け側と軸側とを
相対的に停止させるときに、基準エアパッドへの圧縮空
気の供給を継続したまま補助エアパッドへの圧縮空気の
供給を遮断できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静圧空気軸受けに
よって軸受け側と軸側とを相対的に可動(直線運動や回
転運動)自在に構成する案内装置に係わるもので、特に
その軸受け側のうち少なくとも一面に基準エアパッドを
設けるとともに、軸側を介しその基準エアパッドに対抗
する方向に付勢力を有する補助エアパッドを軸受け側の
対抗面に設けた静圧空気軸受け式案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静圧空気軸受けは摩擦係数が非常に小さ
くスティックスリップが発生しにくいこと等から精密測
定機器の案内装置に多く使われている。例えば、検出器
回転形の真円度測定機では検出器を支持するZ軸やワー
クを載置するXYテーブルの案内に直線運動方式(以下
単に「直動方式」という。)が、検出器回転支持部には
回転運動方式(以下単に「回転方式」という。)が用い
られている。また、テーブル回転形の真円度測定機では
テーブル回転支持部に回転方式が用いられている。その
他、直交座標形式の三次元座標測定機ではXYZ3軸の
案内に直動方式が用いられている。
【0003】これらの中で検出器回転型の真円度測定機
の一例を説明すると、図1に示すように、ベース11に
XY方向移動自在に支持されたXYテーブル12が設け
られるとともに、ベース11にはコラム13が立設さ
れ、コラム13にZテーブル14がZ方向移動自在に支
持されている。Zテーブル14の前側には回転支持部1
5が設けられ、回転支持部15には鉛直スピンドル16
が内蔵されている。そして、鉛直スピンドル16の下端
には支持アーム17が固着され、支持アーム17には検
出器ホルダー18が水平一軸方向移動自在に支持されて
いる。さらに、検出器ホルダー18には延長ロッド18
aを介して検出器19が設けられている。
【0004】検出器回転型の真円度測定機はこのように
構成され、ワークをXYテーブル12の上に載置し固定
した状態で、鉛直スピンドル16によって検出器19が
回転し真円度を測定する。検出器19はZテーブル14
上下に移動可能であるので、ワークの任意の高さで真円
度の測定ができるとともに、検出器19を回転せずに上
下移動させると真直度の測定も可能である。
【0005】この場合、スピンドル16の回転精度は真
円度測定精度に直接係わるので、スピンドル16の回転
支持部15には回転方式の静圧空気軸受けが用いられ
る。これに対して、XYテーブル12やZテーブル14
の案内にはこれまですべり案内やリニアベアリング等が
用いられてきたが、測定精度の向上の観点から静圧空気
軸受けを採用する例が多くなってきている。図1に示し
た例もXYテーブル12やZテーブル14の案内に静圧
空気軸受けを採用している。
【0006】なお、直動方式の静圧空気軸受けや回転方
式でスラスト方向の静圧空気軸受けでは、加工や調整上
の都合から固定側と可動側との間に円盤状又は矩形状の
板材部品を設け、そこから圧縮空気を吹き出す方式が多
い。この板材部品をエアパッドという。また、エアパッ
ドは案内装置の構造によって、固定側に設けたり可動側
に設けたりする。本明細書では、エアパッドを支持する
方を軸受け側、案内面を持つ方を軸側という。
【0007】図2は図1に示した例のZテーブル14を
上方から見た状態の主要部を表わしたもので、Zテーブ
ル14の3箇所に基準軸21が設けられて各々基準エア
パッド22が支持され、コラム13を介して各基準パッ
ド22に対抗する側に補助エアパッド24が付勢力を有
する補助軸23に支持されている。そして、これらは上
下2段に構成され、これによってZテーブル14はコラ
ム13に沿って上下に移動自在となっている。Zテーブ
ル14の移動はコラム13に設けられた送りネジ25に
よって行われる。この場合は、軸受け側であるZテーブ
ル14が移動する。
【0008】また、図3はXYテーブル12のX方向の
鉛直断面を表わしたもので、XYテーブル12の自重を
支持する複数個のエアパッド32が支持軸31を介して
鉛直方向に設けられ、XYテーブル12はベース11の
上面11aに沿って移動する。この場合、XYテーブル
12は質量が大きいのでエアパッド32に対抗する補助
エアパッドをベース11の下側に設ける必要はない。
【0009】この例では、移動方向を案内する機構は移
動ブロック33を介して行われる。すなわち、移動ブロ
ック33の上部にはY方向に案内面33aが形成されて
おり、XYテーブル12の下部12a及び12bには基
準軸34及び付勢力を有する補助軸36が設けられ、各
々に基準エアパッド35及び補助エアパッド37が支持
されて、XYテーブル12のY方向の案内をする。さら
に、移動ブロック33の下側33bには基準エアパッド
及び補助エアパッド(詳細は図示省略)が設けられてお
り、移動ブロック33がベース11のX方向に形成され
た案内面11bに沿って移動することによって、XYテ
ーブル12のX方向の案内がされる。
【0010】このようにして、Zテーブル14やXYテ
ーブル12は案内され、スティックスリップが発生しに
くいこと等から、滑らかな移動ができ高精度の測定や位
置決めが可能となる。
【発明が解決しようとする課題】
【0011】しかしながら、XYテーブル12やZテー
ブル14等の可動体を停止し拘束しようすると、駆動方
向の停止剛性が不足するという問題が発生する。すなわ
ち、静圧空気軸受けは摩擦係数が非常に小さく駆動方向
の摩擦力がほとんど発生しないために、駆動方向の停止
剛性(例えばネジ駆動方式であればその回転軸受けのス
ラスト方向の剛性)のみに依存する。回転軸受けのスラ
スト方向の剛性はその支持ブロック等も含めて一般的に
大きくない。駆動方向の停止剛性が小さいと、外部振動
等の影響によって駆動方向の位置が不安定になり変動し
やすい。ワークはXYテーブル12に固定して測定する
ので、測定中にXYテーブル12の位置が変動すると、
正確な測定ができない。また、Zテーブル14は検出器
19を支持しているので、同様に測定中に位置が変動す
ると正確な測定ができないことになる。
【0012】このため、別にブレーキ装置を設け、停止
時にはこれを働かせて駆動方向の停止剛性を増大する方
法をとることもできるが、ブレーキ装置を設けると、機
構が複雑になったりコストが上がるという問題がある。
【0013】ところで、XYテーブル12やZテーブル
14等の可動体を停止した状態で拘束する方法として、
エアパッドへ供給している圧縮空気を遮断する方法があ
る。圧縮空気を遮断すると、補助軸の付勢力によってエ
アパッドと案内面とが接触するので、駆動方向の拘束力
が増大する。この状態になると、外部振動等があっても
駆動方向の変動は極めて小さくなる。しかし、この方法
では次のような問題がある。
【0014】図5は一般的な直動方式の静圧空気軸受け
式案内装置の一部を示したものである。図5において、
案内ブロック51を挟むように移動体71が形成され、
移動体71の一方の側71aに基準軸53が設けられ、
他方の側71bに付勢力を有する補助軸73が設けられ
ている。基準軸53と補助軸73は各々基準エアパッド
54、補助エアパッド56を案内ブロック51側に拘束
支持している。なお、図2及び図3に示した例と比較す
ると、案内ブロック51はコラム13や移動ブロック3
3の案内面33aに相当し、移動体71はXYテーブル
12やZテーブル14に相当する。
【0015】また、基準エアパッド54と補助エアパッ
ド56にはチューブ61、62が接続され、チューブ6
1、62は圧縮空気を供給する空気源65に電磁バルブ
63を介して接続されている。これによって基準エアパ
ッド54と補助エアパッド56には圧縮空気が供給さ
れ、圧縮空気は基準エアパッド54と補助エアパッド5
6の各々の案内ブロック51側に形成されたノズル穴5
4a、56aから吹き出されて、基準エアパッド54、
補助エアパッド56と案内ブロック51との間に空気の
膜が形成される。この結果、移動体71は基準エアパッ
ド54と補助エアパッド56を介して案内ブロック51
に非接触(隙間δ)で拘束され、紙面と直角な方向に移
動自在となる。なお、図示しないが、移動体71の左右
方向も非接触で拘束されている。
【0016】この場合、基準軸53は移動体71にネジ
結合され固定されているが、補助軸73は、移動体71
にネジ結合され固定されている軸受け72を介し、弾性
体74(この例では皿バネ)によって案内ブロック51
側に付勢されて支持されている。これによって、案内ブ
ロック51の幅Bが変動したり、移動体71の幅Cが変
動しても、補助軸73はその変動を吸収するので、移動
体71は案内ブロック51のD面(基準軸53側)に沿
って移動し、案内ブロック51のE面(補助軸73側)
の真直度の変動や移動体71の幅Cの変動に影響されず
に移動する。
【0017】しかしながら、移動体71の停止剛性を大
きくしようとして圧縮空気の供給を遮断すると、図6に
示すような状態になる。すなわち、電磁バルブ63が遮
断側に切り換えられて圧縮空気の供給が遮断されるた
め、基準エアパッド54と補助エアパッド56はいずれ
も案内ブロック51との隙間δを構成する力がなくな
る。その結果、補助軸73の付勢力によって、補助エア
パッド56が案内ブロック51側に隙間δだけ押し込め
られ、基準エアパッド54は案内ブロック51側に隙間
δだけ引き寄せられる。したがって、案内ブロック51
のD面と移動体71と距離XcはAとなり、圧縮空気供
給時の距離Xbに比べてδだけ小さくなる。
【0018】移動体71の位置が圧縮空気供給時と遮断
時とで変動すると、例えば、XYテーブル12ではワー
クの位置が変動し、Zテーブル14では検出器19の位
置が変動するため、ワークの測定しようとする位置が正
確に設定できなかったり、安定しないという問題が発生
する。
【0019】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、静圧空気軸受け式案内装置において、可動体の
駆動方向に直角な方向の変動が圧縮空気の供給時と遮断
時とで極めて小さい案内装置を安価に提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、軸受け側のうち少なくとも一面に基準エ
アパッドを設け、軸側を介しその基準エアパッドに対抗
する方向に付勢力を有する補助エアパッドを軸受け側の
対抗面に設けて、軸受け側と軸側とを相対的に可動自在
に構成した静圧空気軸受け式案内装置を次のようにす
る。すなわち、補助エアパッドへの圧縮空気の供給・遮
断を単独に制御するように構成し、軸受け側と軸側とを
相対的に停止させるときに、基準エアパッドへの圧縮空
気の供給を継続したまま補助エアパッドへの圧縮空気の
供給を遮断できるようにする。
【0021】この場合、補助エアパッドを支持する補助
軸は、付勢方向と直角な方向には遊びがないようにする
ことが必要である。その方法の一つとして補助軸を板バ
ネで支持することができる。このとき、付勢力は板バネ
によって発生させることもできるが、他の弾性体(皿バ
ネ等)による方法とすることもできる。
【0022】また、可動の形態としては直動方式と回転
方式があるが、直動方式の場合は移動方向に直交する方
向に基準エアパッドと補助エアパッドを設け、回転方式
の場合はスラスト方向に基準エアパッドと補助エアパッ
ドを設ける。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係わる静圧空気軸受け式
案内装置の実施の形態を図4に示す。図4は従来の技術
で説明した図5及び図6と同様に、直動方式の静圧空気
軸受け式案内装置の一部を示したものである。図5及び
図6と共通する部分が多いので、同一機能部品には同一
符号を付けている。
【0024】図4において、案内ブロック51を挟むよ
うに移動体52が形成され、移動体52の一方の側52
aに基準軸53が設けられ、基準軸53に基準エアパッ
ド54が支持されている。この部分は従来と同様であ
る。これに対し、移動体52の他方の側52bには、補
助軸55が板バネ55aに支持されて設けられ、補助軸
55に補助エアパッド56が支持されている。補助軸5
5は、さらに移動体52にネジ結合され固定されている
軸受け57を介し弾性体59(この例では皿バネ)によ
って案内ブロック51側に付勢されている。
【0025】また、基準エアパッド54に接続されたチ
ューブ61は従来と同様に電磁バルブ63に接続されて
いるが、本発明では、補助エアパッド56に接続された
チューブ62は電磁バルブ64を介して電磁バルブ63
に接続されている。電磁バルブ63には従来と同様に圧
縮空気を供給する空気源65に接続されている。この結
果、図4に示すように、電磁バルブ63が供給側にある
と基準エアパッド54には圧縮空気が供給されるが、そ
の状態でも電磁バルブ64が遮断側にあると補助エアパ
ッド56には圧縮空気は供給されない。
【0026】したがって、電磁バルブ63と電磁バルブ
64を図4に示すように設定すると、補助エアパッド5
6は案内ブロック51との隙間δを構成する力がなくな
るので、補助軸58の付勢力によって補助エアパッド5
6が案内ブロック51側に押し込められて当接する。補
助エアパッド56が案内ブロック51当接することによ
って、移動方向の摩擦力が増大し停止剛性が高くなる。
しかし、従来と異なり、基準エアパッド54には圧縮空
気が供給されているので、案内ブロック51との間には
隙間δが保たれており、案内ブロック51のD面と移動
体52と距離Xaは可動状態と同じ状態を維持すること
ができる。
【0027】なお、図示しないが、電磁バルブ64も供
給側になり、基準エアパッド54、補助エアパッド56
ともに圧縮空気が供給された時は、従来と同様に、圧縮
空気は基準エアパッド54と補助エアパッド56のノズ
ル穴54a、56aから吹き出されて、基準エアパッド
54、補助エアパッド56と案内ブロック51との間に
空気の膜が形成される。この結果、移動体52は基準エ
アパッド54と補助エアパッド56を介して案内ブロッ
ク51に非接触(隙間δ)で案内され、紙面と直角な方
向に移動自在となる。
【0028】なお、以上説明した実施の形態では、直動
方式の案内装置を主に説明したが、回転方式の案内装置
のスラスト方向の案内に用いた場合にも、本発明が適用
できることはいうまでもない。回転方式の場合を図4に
示した例に当てはめると、D面及びE面がスラスト面に
なり、一般的には案内ブロック51側が回転する。
【0029】また、実施の形態では主として真円度測定
機に適用した例について述べたが、これに限らず、三次
元座標測定機や他の静圧空気軸受け式案内装置にも本発
明は適用できる。
【0030】さらに、実施の形態では補助軸55を板バ
ネ55aによって支持した例についてであったが、他の
方法、例えば従来の技術の例で説明した補助軸73のよ
うな軸案内としそれをボールブッシュ等ラジアル方向に
隙間のない支持体によって案内する方法でもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、軸受
け側のうち少なくとも一面に基準エアパッドを設けると
ともに、軸側を介しその基準エアパッドに対抗する方向
に付勢力を有する補助エアパッドを軸受け側の対抗面に
設けて、軸受け側と軸側とを相対的に可動自在に構成し
た静圧空気軸受け式案内装置を、補助エアパッドへの圧
縮空気の供給・遮断を単独に制御するようにし、軸受け
側と軸側とを相対的に停止させるときに、基準エアパッ
ドへの圧縮空気の供給を継続したまま補助エアパッドへ
の圧縮空気の供給を遮断できるようにした。
【0032】したがって、静圧空気軸受け式案内装置に
おいて、可動体の駆動方向に直角な方向の変動が圧縮空
気の供給時と遮断時とで極めて小さい案内装置を安価に
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検出器回転型の真円度測定機の一例の外観図
【図2】図1に示した例のZテーブルを上方から見た状
態の主要部を表した図
【図3】図1に示した例のXYテーブルのX方向の鉛直
断面を表した図
【図4】本発明に係る静圧空気軸受け式案内装置の実施
の形態を示す図
【図5】従来の技術の静圧空気軸受け式案内装置の構成
(圧縮空気供給状態)を示す図
【図6】従来の技術の静圧空気軸受け式案内装置の構成
(圧縮空気遮断状態)を示す図
【符号の説明】
51……案内ブロック 52……移動体 53……基準軸 54……基準エアパッド 55……補助軸 55a…板バネ 56……補助エアパッド 59……弾性体 61、62…エアチューブ 63、64…電磁バルブ 65……空気源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受け側のうち少なくとも一面に基準エア
    パッドを設けるとともに、軸側を介しその基準エアパッ
    ドに対抗する方向に付勢力を有する補助エアパッドを前
    記軸受け側の対抗面に設けて、前記軸受け側と前記軸側
    とを相対的に可動自在に構成した静圧空気軸受け式案内
    装置において、 前記補助エアパッドへの圧縮空気の供給・遮断を単独に
    制御するように構成し、前記軸受け側と前記軸側とを相
    対的に停止させるときに、前記基準エアパッドへの圧縮
    空気の供給を継続したまま前記補助エアパッドへの圧縮
    空気の供給を遮断できるようにしたことを特徴とする静
    圧空気軸受け式案内装置。
  2. 【請求項2】前記補助エアパッドを支持する補助軸を板
    バネで支持するとともに、その補助軸に付勢力を加えて
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の静圧空気軸
    受け式案内装置。
  3. 【請求項3】前記軸受け側と前記軸側とが相対的に直線
    運動するように構成されたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の静圧空気軸受け式案内装置。
  4. 【請求項4】前記軸側の案内面が矩形であることを特徴
    とする請求項3に記載の静圧空気軸受け式案内装置。
  5. 【請求項5】前記軸受け側と前記軸側とが相対的に回転
    運動するように構成され、スラスト方向に前記基準エア
    パッドと前記補助エアパッドを設けたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の静圧空気軸受け式案内装
    置。
JP08099660A 1996-03-29 1996-03-29 静圧空気軸受け式案内装置 Expired - Fee Related JP3098421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08099660A JP3098421B2 (ja) 1996-03-29 1996-03-29 静圧空気軸受け式案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08099660A JP3098421B2 (ja) 1996-03-29 1996-03-29 静圧空気軸受け式案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09269008A true JPH09269008A (ja) 1997-10-14
JP3098421B2 JP3098421B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=14253207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08099660A Expired - Fee Related JP3098421B2 (ja) 1996-03-29 1996-03-29 静圧空気軸受け式案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3098421B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001099110A (ja) * 1999-08-24 2001-04-10 Carl Zeiss:Fa 流体圧支持体
US6290264B1 (en) * 2000-02-24 2001-09-18 Tokai Rubber Industries, Ltd. Piping structure
US6318762B2 (en) * 2000-02-24 2001-11-20 Tokai Rubber Industries Ltd. Piping structure
JP2012068039A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mitsutoyo Corp 産業機械

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101815757B1 (ko) * 2016-03-18 2018-01-05 성균관대학교산학협력단 정전기 및 마찰 전기 현상을 이용한 마스크
KR20210116167A (ko) * 2020-03-17 2021-09-27 영남대학교 산학협력단 정전력 재생형 필터

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001099110A (ja) * 1999-08-24 2001-04-10 Carl Zeiss:Fa 流体圧支持体
JP4577959B2 (ja) * 1999-08-24 2010-11-10 カール・ツアイス・インダストリーエレ・メステクニク・ゲーエムベーハー 流体圧支持体
US6290264B1 (en) * 2000-02-24 2001-09-18 Tokai Rubber Industries, Ltd. Piping structure
US6318762B2 (en) * 2000-02-24 2001-11-20 Tokai Rubber Industries Ltd. Piping structure
JP2012068039A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mitsutoyo Corp 産業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP3098421B2 (ja) 2000-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5760564A (en) Dual guide beam stage mechanism with yaw control
EP0527739B1 (en) Servo guided stage system
US4948330A (en) Alignment stage device
EP0196711B1 (en) A positioning device comprising pre-stressed contactless bearings
JP3098421B2 (ja) 静圧空気軸受け式案内装置
JPS624540A (ja) テ−ブル機構
JP2000024805A (ja) 加工機械およびそのスピンドル装置
JPH05202934A (ja) ベアリングおよびそれを具えた機械
JP4113732B2 (ja) 空気軸受
US6466324B1 (en) Servo guided stage system with yaw sensor
JPS61112216A (ja) 非接触駆動形平面移動台
JP3290087B2 (ja) 静圧軸受を用いた位置決め装置
JPS59105502A (ja) 三次元測定機
JP4358385B2 (ja) 工作機械における移動体の案内装置
US6178836B1 (en) Positioning apparatus
JP2017185590A (ja) 定圧加工装置
JPH11195247A (ja) 光ディスクマスタリング装置用スライドテーブル装置
JPH09211337A (ja) 載物台
US6307284B1 (en) Positioning apparatus, information recording/reproducing apparatus, and inspection apparatus
JPH09216137A (ja) 位置決め装置
JPH11195248A (ja) 摩擦進退駆動装置
JP2703345B2 (ja) 位置決め装置
JPH10154012A (ja) ステージ機構
JP2021039262A (ja) 位置決め装置、及び露光装置
JPH11195246A (ja) スライドテーブル装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080811

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees