JPH09267932A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH09267932A
JPH09267932A JP7704596A JP7704596A JPH09267932A JP H09267932 A JPH09267932 A JP H09267932A JP 7704596 A JP7704596 A JP 7704596A JP 7704596 A JP7704596 A JP 7704596A JP H09267932 A JPH09267932 A JP H09267932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
feed roller
paper feed
collar
Prior art date
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Pending
Application number
JP7704596A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumikazu Sato
史和 佐藤
Takatoshi Takemoto
貴俊 竹本
Hiroyuki Kato
浩幸 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙装置において、給紙ローラによる押さえ
からカラーによる押さえに移行する際の用紙に加わる衝
撃を解消する。 【解決手段】 押上板21上の用紙11を送り出す給紙
ローラ13を設ける。給紙ローラと同軸上にカラー14
を回転自在に設ける。給紙ローラには、用紙と接触可能
な円弧部13aと、用紙と接触しない切欠部13bとを
設ける。カラーは給紙ローラの円弧部よりも小径で、切
欠部よりも大径に形成する。給紙ローラの外周には、そ
の回転にともない用紙に対する面が円弧部から切欠部へ
移行する部分において、円弧部からカラーの径まで滑ら
かに移行する径漸減面13cを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホッパー内に積み
上げられた用紙を給紙ローラによって一枚ずつ送り出す
給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明者が先に提案した給紙装置とし
て、図4に示すようなものがある。これは、その本体フ
レーム1上に、用紙2の流れ方向に沿って、用紙2を積
み重ねたものを収納するホッパー3と、該ホッパー3内
の最上層の用紙2を送り出す給紙ローラ4と、該給紙ロ
ーラ4から送られる用紙2を受け取って印刷ヘッド5の
方へ搬送する搬送ローラ6と、該搬送ローラ6と共に用
紙2を挟む従動ローラ7とを有している。また、給紙ロ
ーラ4は同軸上に遊びローラの一種であるカラー8を有
している。給紙ローラ4の欠円部4aが用紙面に対向し
用紙2を押圧し得ない時に、このカラー8で用紙2を押
さえて円滑に供給しようというものである。このカラー
8は給紙ローラ4による給紙を阻害しないように給紙ロ
ーラ4の円弧部4bの径よりも小径に形成されている。
【0003】しかして、給紙ローラ4が回転しその円弧
部4bが最上層の用紙2に接触すると、その用紙2は送
り力が加えられ、その先端がまず傾斜面9に接する。該
傾斜面9で用紙2は抵抗を受けつつ下層の用紙2から引
き離され、一枚ずつ搬送ローラ6の方へ送られる。ま
た、給紙ローラ4は用紙2を送った後その切欠部4aが
用紙2の表面に対向することになるが、それと同時にカ
ラー8が用紙2を押さえ、用紙2の安定走行を助ける。
用紙2は搬送ローラ6により印刷ヘッド5の方へ案内さ
れつつ、印刷に付されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとく給紙ローラ4による押圧からカラー8による押圧
に移行する際、図4に示すように、給紙ローラ4の径と
カラー8の径の相違に基づく段差dの存在により、用紙
2はそれを押し上げているスプリング3aにより急激に
押し上げられること、および給紙ローラ4による押圧箇
所において下層の用紙に凹みが形成され、その給紙ロー
ラが離れた後凹みが元に戻ろうとする際の反動が、上記
のように用紙が急激に押し上げられた瞬間に発生するこ
となどにより、下層の用紙が微小ながら動く。ホッパー
からの用紙の送りだしが何回も繰り返されると、下層の
用紙が徐々に送り出し方向へ移動し、重送を発生するこ
とになる。
【0005】従って、本発明は、給紙ローラによる押圧
からカラーによる押圧に移行する際の急激な動きを防止
し、それによる重送をなくすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1の発明は、用紙11を積載収容する押上板
21と、その押上板21上の用紙11に当接して、その
用紙11を送り出す給紙ローラ13と、前記押上板21
を給紙ローラ13に向けて付勢する付勢手段と、前記給
紙ローラ13と同軸上に回転自在に設けられたカラー1
4とを備え、前記給紙ローラ13は、前記用紙11と接
触可能な円弧部13aと、用紙11と接触しない切欠部
13bとを有し、前記カラー14は前記給紙ローラ13
の円弧部13aよりも小径で、切欠部13bよりも大径
に形成され、前記給紙ローラ13の外周には、その回転
にともない少なくとも用紙11に対する面が円弧部13
aから切欠部13bへ移行する部分において、その円弧
部13aから前記カラー14の径とほぼ同等の径まで滑
らかに移行する径漸減面13cが形成されている給紙装
置とし、請求項2の発明は、請求項1において、前記径
漸減面13cは少なくとも二種類の湾曲面の組み合わせ
からなる給紙装置とし、請求項3の発明は、請求項1又
は2において、前記用紙11の送り出し方向下流側に、
その用紙11に対しインク滴を噴出して印刷動作をする
インクジェット式印刷ヘッド25を有する給紙装置とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。この給紙装置は、図1及び図2に示
すような構成であり、それ自体印刷機としても機能する
ようになっている。
【0008】これらの図において符号10は給紙装置の
本体フレームを示し、該本体フレーム10上に、用紙1
1を積載収容するホッパー12と、そのホッパー12内
の用紙11に当接して、その用紙11を送り出す給紙ロ
ーラ13と、該給紙ローラ13と同軸上に回転自在に設
けられたカラー14と、前記ホッパー12から送り出さ
れる用紙11の前端11aが当接する箇所から徐々に上
昇するように傾斜した傾斜面15と、該傾斜面15に対
し出没可能に配置されたストッパー16と、前記傾斜面
15に連なる案内面17と、該案内面17上に配置され
た搬送ローラ18及びこれに接する従動ローラ19とが
設けられている。
【0009】前記ホッパー12は、前記給紙ローラ13
の斜め上方から当該給紙装置の本体フレーム10に着脱
可能に挿入されている。このホッパー16は、本体フレ
ーム10の凹部内に嵌め込まれる箱状のカセット20
と、該カセット20内に収納される押上板21とを有し
ている。本体フレーム10上において斜めになったカセ
ット20の上面は開口しており、そこから押上板21が
露出している。押上板21は上下方向に回動可能にカセ
ット20に軸支され、またスプリング22により付勢さ
れその上に乗せられる用紙11を常時給紙ローラ13に
向け押圧するようになっている。スプリング22は押上
板21を給紙ローラ13に向けて付勢する付勢手段であ
るが、付勢手段はスプリング22に限るものではない。
【0010】前記カラー14は、遊びローラの一種であ
り、前記給紙ローラ13による給紙を阻害しないよう
に、前記給紙ローラ13の円弧部13aよりも小径で、
切欠部13bよりも大径に形成されている。また、給紙
ローラ13の軸23上に所定個数、所定の間隔で回転自
在に取り付けられている。
【0011】前記給紙ローラ13は、前記用紙11と接
触可能な円弧部13aと、用紙11と接触しない切欠部
13bとを有しており、図示しない駆動装置により回転
するようになっている。この給紙ローラ13の外周に
は、その回転にともない少なくとも用紙11に対する面
が円弧部13aから切欠部13bへ移行する部分におい
て、その円弧部13aから前記カラー14の径R1 とほ
ぼ同等の径R2 まで滑らかに移行する径漸減面13cが
形成されている。この径漸減面13cの存在により、給
紙ローラ13の円弧部13aの径とカラー14の径とが
相違していても、スプリング22により用紙11が急激
に押し上げられることがないようにすることができる。
【0012】なお、径漸減面13cは単一の曲率半径を
有する湾曲面であってもよいが、互いに異なる曲率半径
を有した複数種類の湾曲面の組み合わせからなるもので
あってもよい。また、そのような湾曲面は切欠部13b
から円弧部13aへ移行するような境界部13dにも形
成して用紙11にが急激に押し上げられないようにする
こともできる。その場合は径漸増面となる。
【0013】前記傾斜面15は、前記給紙ローラ13に
より送られる用紙11の前端11aが当たる箇所から徐
々に上昇しながら送り方向に傾斜し、また、前記ストッ
パー16は、スプリング24により傾斜面15から突出
する方向に付勢されている。
【0014】ホッパー12内の用紙がハガキ程度の厚紙
すなわち剛性の強い用紙である場合、その用紙の剛性で
ストッパー16をスプリング22の付勢に抗して傾斜面
15とほぼ同一高さまで押し下げ、その傾斜面15に沿
って湾曲しながら上昇することで、下層の用紙から分離
される。また、用紙が通常の薄紙すなわち剛性の弱い用
紙である場合、ストッパー16を押し下げることなく、
ストッパー16で用紙が急激に湾曲させられることで、
下層の用紙から分離される。
【0015】前記案内面17は平滑な面であり、前記給
紙ローラ13により送られてくる用紙11を下流方向に
案内するように配置されている。前記搬送ローラ18及
びこれに接する従動ローラ19は前記案内面17上を給
紙ローラ13により送られる用紙11を受け取り、さら
に下流側に送るようになっている。
【0016】前記案内面17上のさらに下流側には、案
内面17上の用紙11に対しインク滴を噴出して印刷動
作をするインクジェット式印刷ヘッド25が設けられて
いる。この印刷ヘッド25は、本体フレーム10に掛け
渡されたガイドレール26上を移動するキャリッジ27
に取り付けられ、同じくキャリッジ27に装填されたイ
ンクカートリッジ28よりインクの供給を受けて前記用
紙11にインク滴を噴出するようになっている。
【0017】次に、この給紙装置の作用について説明す
る。この給紙装置の駆動により、給紙ローラ13が回転
すると、その切欠部13bが用紙11から逃れようとし
円弧部13aが用紙11の表面に接触しようとし両者の
境界部13dが用紙11に接触する。このため、ホッパ
ー12内に堆積した用紙11は最上層のものから傾斜面
15に当たろうとする。そして、用紙11はその前端1
1aから傾斜面15及びストッパー16に当たり、前述
のように、それよりも下層の用紙11から分離し、案内
面17を経て搬送ローラ18へ渡される。
【0018】その際、給紙ローラ13はその円弧部13
aが用紙11の表面から離れ、代わってカラー14が用
紙11の表面に接触しようとするが、両者間には径漸減
面13cが介在し、これが円弧部13aからカラー14
の外周面へと滑らかに移行するので、スプリング22に
より付勢された用紙11の上昇が円滑になされ、用紙1
1に衝撃力が加わらない。
【0019】その結果、給紙ローラ13によって従来と
同様に下層の用紙に凹みが形成されるが、その凹みが復
元する際の反力で用紙が微少量動こうとしても、径漸減
面13cからカラー14へと連続して押さえられている
ため、用紙は従来のように徐々にずれていくことがな
い。したがって、ホッパーから用紙を繰り返し送り出す
うちに重送を発生することがない。
【0020】そして、搬送ローラ18に達した用紙は、
その搬送ローラによってホッパー12から引き続き引き
出される。カラー14はその引き出される用紙に追従し
て自由に回転しながら、用紙の浮き上がりを押さえ、か
つ用紙を給紙ローラ13から離して保持する。
【0021】搬送ローラ18により搬送された用紙11
は、印刷ヘッド25下で印刷に供され、その後供給装置
外に排出される。なお、本発明は上記実施の形態に限定
されるものではなく、例えば印字ヘッド25はインクジ
ェット方式のほか他の印刷方式のヘッドに変更可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、用紙の給紙ロ
ーラからカラーへの受け渡しを円滑化し、用紙の動きを
できるだけ小さくし重送等による給紙不良を防止するこ
とができる。
【0023】請求項2の発明によれば、径漸減面を少な
くとも二種類の湾曲面の組み合わせで構成するので、用
紙の受け渡しをさらに円滑化することができる。請求項
3の発明によれば、用紙の送り出し方向下流側に、その
用紙に対しインク滴を噴出して印刷動作をするインクジ
ェット式印刷ヘッドを有するので、請求項1〜2の給紙
装置による用紙の受け渡し性能を利用して、給紙不良に
起因する印刷ミスが少なく信頼性の高いインクジェット
プリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙装置の部分切欠縦断面図であ
る。
【図2】図1中給紙ローラを示す説明図である。
【図3】本発明者が先に提案した給紙装置の部分切欠縦
断面図である。
【図4】図3中給紙ローラを示す説明図である。
【符号の説明】
11…用紙 13…給紙ローラ 13a…円弧部 13b…切欠部 13c…径漸減面 14…カラー 21…押上板 25…インクジェット式印刷ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を積載収容する押上板と、 その押上板上の用紙に当接して、その用紙を送り出す給
    紙ローラと、 前記押上板を給紙ローラに向けて付勢する付勢手段と、 前記給紙ローラと同軸上に回転自在に設けられたカラー
    とを備え、 前記給紙ローラは、前記用紙と接触可能な円弧部と、用
    紙と接触しない切欠部とを有し、前記カラーは前記給紙
    ローラの円弧部よりも小径で、切欠部よりも大径に形成
    され、前記給紙ローラの外周には、その回転にともない
    少なくとも用紙に対する面が円弧部から切欠部へ移行す
    る部分において、その円弧部から前記カラーの径とほぼ
    同等の径まで滑らかに移行する径漸減面が形成されてい
    ることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記径漸減面は少な
    くとも二種類の湾曲面の組み合わせからなることを特徴
    とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記用紙の送
    り出し方向下流側に、その用紙に対しインク滴を噴出し
    て印刷動作をするインクジェット式印刷ヘッドを有する
    ことを特徴とする給紙装置。
JP7704596A 1996-03-29 1996-03-29 給紙装置 Pending JPH09267932A (ja)

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JP7704596A JPH09267932A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 給紙装置

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JP7704596A JPH09267932A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 給紙装置

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ID=13622815

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JP7704596A Pending JPH09267932A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 給紙装置

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