JPH09267873A - 真空断熱材 - Google Patents

真空断熱材

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JPH09267873A
JPH09267873A JP8171131A JP17113196A JPH09267873A JP H09267873 A JPH09267873 A JP H09267873A JP 8171131 A JP8171131 A JP 8171131A JP 17113196 A JP17113196 A JP 17113196A JP H09267873 A JPH09267873 A JP H09267873A
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JP
Japan
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heat insulating
insulating material
vacuum heat
oxygen
moisture
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Application number
JP8171131A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Iwai
辰雄 岩井
Tomoharu Himejima
智晴 姫嶋
Tetsushi Watanabe
哲志 渡辺
Chiharu Nishizawa
千春 西沢
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分と酸素の吸収が可能で、真空断熱材の製
造に際して高温の加熱処理を必要としない真空用ゲッタ
を配置または添加含有した真空断熱材を提供する。 【解決手段】 物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物
質よりなる水分吸収剤と酸素吸収に水分を必要としない
酸素吸収剤が、ガスバリヤー性の密閉容器の同一閉鎖空
間内に減圧下に収納されること、ないしは、収納されて
更に加熱されることにより乾燥状態とされた真空用ゲッ
タを得る事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機、冷蔵庫、
魔法瓶、保冷車、クーラーボックス、建築用断熱材等に
使用される真空断熱材に関する。
【0002】
【従来の技術】断熱を目的として真空層を設けることは
従来から真空魔法瓶で知られている。これは、真空にす
ることによりそこでのガス対流による熱の移動を抑制
し、高い断熱性を得ようとするものである。これまでに
冷蔵庫、冷凍庫あるいは魔法瓶等の断熱材として、プラ
スチックラミネート容器内に、ガラス繊維、石綿、珪酸
カルシウム、セラミックフォーム等の無機材料や発泡ポ
リウレタン、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、フ
ォームラバー、フェノールフォーム等の有機材料を、1
Torr以下の真空度で真空包装し、熱伝導率0.01
kcal/m.h.℃以下にした真空断熱材が考えられ
ている。これらの真空断熱材は、真空容器を通してわず
かではあるが空気あるいは水分の侵入があり、時間の経
過とともに真空断熱材内部の圧力は少しずつ上昇し、そ
れに応じて熱伝導率が大きくなり、高度な断熱性を維持
できない問題がある。
【0003】これらの真空断熱材内部の圧力を上昇させ
るガスを除去するものとして、ゲッタと呼ばれるガス吸
収剤が一般に使用される。水分吸収のためのゲッタとし
ては、特開昭59ー225275、特開昭63ー189
772、特開平7ー63469に開示されているよう
に、ゼオライト、シリカゲル、金属塩化物、金属硫化
物、金属酸化物、五酸化二リン等の物質が知られている
が、現状ではその中でも真空下で水分を吸収する速度が
速く、真空空間内の微量な水分を除去する能力も高いゼ
オライトが一般的に使用されている。しかし、ゼオライ
トを真空下で使用する際、使用前にゼオライト中の水分
を十分に除去していなければ、真空下で逆に水分を放出
し、真空度が悪くなる問題があり、通常、使用に際して
300℃以上の温度で乾燥処理を行う必要があった。上
記は、ゼオライトについて記しているが、ゼオライト以
外のゲッタにも同様な問題点があった。酸素吸収のため
のゲッタとしては、特公昭63−105392にある鉄
粉による酸素吸収剤が知られているが、この酸素吸収剤
の酸素吸収反応には、水分が必須であるが、水分を存在
させれば、上記ゼオライトの場合と同様に水分の蒸発の
ために高真空を作り出せないという問題があり、従って
このような酸素吸収剤は有効に使用することはできなか
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術におけるように、真空下で使用する前に行っている真
空用ゲッタから水分を除去するための高温での加熱処理
をなくし、真空用ゲッタが気密容器に密閉された状態で
簡便に水分を除去でき、かつ真空下で水分を放出しない
水分吸収剤、並びに真空下でも十分な酸素吸収能力を有
する酸素吸収剤から構成される新規な真空用ゲッタを用
いることにより、断熱性能の低下が少ない真空断熱材を
提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、物理的水分吸
着物質と化学的水分吸収物質よりなる水分吸収剤、並び
に酸素の吸収に水分を必要としない酸素吸収剤を、ガス
バリヤー性の密閉容器の同一閉鎖空間内に収納すること
により乾燥状態とした真空用ゲッタを、真空断熱材中に
配置または添加含有することを特徴とする真空断熱材で
ある。すなわち、本発明は、物理的水分吸着物質と化学
的水分吸収物質よりなる水分吸収剤並びに酸素の吸収に
水分を必要としない酸素吸収剤を、ガスバリヤー性の密
閉容器の同一閉鎖空間内に収納する事により、物理的水
分吸着物質および/または酸素吸収剤が持っている真空
下で脱着する水分を、化学的水分吸収物質に移行させて
化学的に固定して、真空下で脱着しない状態にした真空
用ゲッタを、配置または添加含有した真空断熱材を提供
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】物理的水分吸着物質と化学的水分
吸収物質よりなる水分吸収剤、並びに酸素の吸収に水分
を必要としない酸素吸収剤は、ガスバリヤー性の密閉容
器の同一閉鎖空間内に収納された後、さらに加熱される
ことにより乾燥状態とされることが好ましく、その加熱
温度は40℃〜150℃である事が好ましい。更に物理
的水分吸着物質と化学的水分吸収物質よりなる水分吸収
剤、並びに酸素の吸収に水分を必要としない酸素吸収剤
をガスバリヤー性の密閉容器の同一閉鎖空間内に収納す
るときの圧力が100〜0.001Torrであることが好
ましい。物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物質の組
成比は、物理的水分吸着物質100重量部に対して、化
学的水分吸収物質が1〜1, 000重量部の範囲が好ま
しく、物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物質よりな
る水分吸収剤100重量部に対して、酸素吸収剤が0.
1〜1,000重量部の範囲が好ましい。また、物理的
水分吸着物質は、ゼオライト、酸化アルミニウムまたは
シリカゲルが好ましく、化学的水分吸収物質は、酸化カ
ルシウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸マグネシウムまたは五酸化二リンが好ま
しい。酸素の吸収に水分を必要としない酸素吸収剤は、
不飽和脂肪酸化合物および/または不飽和基を有する鎖
状炭化水素重合物を主剤とし、酸素吸収促進物質を含む
酸素吸収剤であることが好ましい。さらに、ガスバリヤ
ー性の密閉容器は、金属容器または金属箔ラミネートプ
ラスチックフィルム袋であることが好ましい。
【0007】本発明の物理的水分吸着物質とは、主にフ
ァンデルワールス力により水分を吸着するが、その水分
吸着力が弱く、可逆的な吸着のため、真空下ではその圧
力での平衡吸着量以上の吸着水分を脱着する物質のこと
である。よって真空下で使用する前は吸着水分を十分に
除く必要がある。また一般的に物理的水分吸着物質は、
化学的水分吸収物質に比べて水分吸着速度は大きいが、
水分吸着容量は小さい。本発明の物理的水分吸着物質と
しては、シリカゲル、酸化アルミニウム、モレキュラー
シーブスに代表される合成ゼオライト、モルデナイトや
エリオナイト等の天然ゼオライト、パーライト、酸性白
土や活性白土などの粘土鉱物、多孔質ガラス、珪酸マグ
ネウム、珪酸アルミニウム、高分子吸着剤、活性炭、活
性炭素繊維、モレキュラーシービングカーボン、骨炭等
が例示されるが、好ましくはゼオライト(天然ゼオライ
ト、合成ゼオライト)、シリカゲルまたは酸化アルミニ
ウムであり、さらに好ましくはゼオライトである。
【0008】本発明の化学的水分吸収物質とは、水分と
化学反応を起こしてその化学構造中に水分を取り込む物
質の事であり、水分吸収反応後の吸収物質が分解しなけ
れば、真空下でも再び水分を放出する事はない。また一
般的に化学的水分吸着物質は、常圧では物理的水分吸着
物質と比べて水分吸収速度は小さいが、水分吸収容量は
大きい。しかし真空下では常圧に比べて水分吸収速度が
極端に小さくなるので、実用的な水分吸収容量も小さく
なる。本発明の化学的水分吸収物質としては、酸化カル
シウム、酸化バリウム、塩化カルシウム、臭化バリウ
ム、臭化カルシウム、臭化亜鉛、硫酸カルシウム、塩化
マグネシウム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、
硫酸アルミニウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、塩化亜鉛、過塩素酸マグネシウム、過塩
素酸バリウム、過塩素酸リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等が例示されるが、その中でも比較的乾
燥能力が高い、酸化カルシウム、塩化カルシウム、塩化
マグネシウム、硫酸カルシウムまたは五酸化二リンが好
ましい。
【0009】物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物質
の量比は、実際に真空下で使用して水分が放出されない
様に選択する必要があるが、化学的水分吸収物質の量が
少ない場合は、物理的水分吸着物質中の除去すべき水分
を吸収しきれず、また化学的水分吸収物質の量が多い場
合は、物理的水分吸着物質中の除去すべき水分は吸収さ
れるが経済的に不利になるので、一般的には、物理的水
分吸着物質100重量部に対して、化学的水分吸収物質
の量は1〜1,000重量部、好ましくは5〜500重
量部、さらに好ましくは10〜300重量部の範囲であ
る。また、酸素吸収剤に真空下で脱着する水分が含まれ
ている場合は、化学的水分吸収物質の量は適宜それに見
合って増量される。
【0010】本発明における酸素吸収剤は、酸素の吸収
に水分を必要としないものであれば特に制限を受けるも
のではないが、不飽和脂肪酸化合物や不飽和基を有する
鎖状炭化水素重合物等の不飽和有機化合物、ポリアミド
やポリオレフィン等の熱可塑性重合物を主剤とし、遷移
金属塩等の酸素吸収促進物質を含む酸素吸収剤が例示さ
れるが、不飽和脂肪酸化合物および/または不飽和基を
有する鎖状炭化水素重合物を主剤とし、酸素吸収促進物
質を含む酸素吸収剤が好ましい。
【0011】本発明で用いられる不飽和脂肪酸化合物
は、炭素数が10以上で炭素間に二重結合を持った不飽
和脂肪酸、または、該不飽和脂肪酸の塩もしくはエステ
ルである。炭素数が10以下の場合は、低圧にした場
合、その蒸気圧が無視できなくなり十分に圧力が低下せ
ずに不都合である。該不飽和脂肪酸およびその脂肪酸の
塩もしくはエステルには、置換基、例えば水酸基、アミ
ノ基、ホルミル基、カルボキシル基等を有していても良
い。また、不飽和脂肪酸化合物は必ずしも純物質である
必要はない。不飽和脂肪酸化合物の例として、オレイン
酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、パリナリ
ン酸、ダイマー酸、またはリシノール酸等の不飽和脂肪
酸、およびこれらのエステルを含有する油脂、エステル
類、金属塩が挙げられる。また、不飽和脂肪酸として植
物油、動物油から得られる脂肪酸、すなわち、アマニ油
脂肪酸、大豆油脂肪酸、桐油脂肪酸、糠油脂肪酸、胡麻
油脂肪酸、綿実油脂肪酸、菜種油脂肪酸、トール油脂肪
酸等も用いられる。これらの不飽和脂肪酸化合物は、単
独で用いてもよいし2種類以上を混合して用いてもよ
い。
【0012】また、不飽和基を有する鎖状炭化水素重合
物とは、炭素数10以上で炭素原子間に二重結合を1つ
以上を有した重合物およびその誘導体である。炭素数が
10以下の場合は、不飽和脂肪酸化合物の場合と同様に
低圧にした場合、その蒸気圧が無視できなくなり十分に
圧力が低下せずに不都合である。該誘導体は、置換基と
して、例えば水酸基、アミノ基、ホルミル基、カルボキ
シル基等が存在しても良い。不飽和基を有する鎖状炭化
水素重合物を例示すれば、ブタジエン、イソプレン、
1,3ペンタジエン等のオリゴマーや重合体あるいは共
重合体が挙げられる。これらの不飽和基を有する鎖状炭
化水素重合物は、単独で用いてもよいし2種類以上を混
合して用いてもよい。
【0013】酸素吸収促進物質としては、有機化合物の
酸化を促進する金属塩やラジカル開始剤を例示すること
ができる。金属塩としては、Cu、Fe、Co、Ni、
Cr、Mn等の遷移金属塩が好ましく、遷移金属塩とし
て、例えば不飽和脂肪酸金属塩が好適に用いられる。
【0014】酸素吸収剤の主剤が液状物質の場合、担体
に含浸して用いることが取り扱いも容易で好適である。
担体物質としては、天然パルプ、合成パルプからなる紙
や合成紙、不織布、多孔フィルム、シリカゲル、アルミ
ナ、活性炭、モレキュラーシーブス等の合成ゼオライ
ト、モルデナイト、エリオナイト等の天然ゼオライト、
パーライト、活性白土等の粘土鉱物等が例示される。ま
た、担体物質として、水分吸収剤に選定されているもの
を選び、担体に水分吸収機能を持たせることも実用的な
使用方法である。
【0015】酸素吸収剤における各成分の割合は、用い
る物質の種類により適宜選ばれるが、主剤100重量部
に対し、酸素吸収促進物質は、0.01〜40重量部、
担体物質は、100〜5,000重量部の範囲が好まし
い。
【0016】本発明の真空用ゲッタの水分吸収剤と酸素
吸収剤の割合は、使用した吸収剤の吸収能力並びに真空
容器の材質や真空系内で共存する物質、使用雰囲気等に
より適宜選ばれるが、水分吸収剤100重量部に対し、
酸素吸収剤は0.1〜1,000重量部、好ましくは、
1〜100重量部の範囲である。
【0017】本発明における真空ゲッタの使用量は、真
空断熱材の大きさ、内部に使用された材料からの放出、
あるいは真空断熱材用ガスバリヤー性容器を通じて外部
から侵入する酸素や水分の量、要求される真空度、使用
期間等に応じて適宜選ばれる。
【0018】本発明の真空用ゲッタにおける物理的水分
吸着物質と化学的水分吸収物質、及び酸素吸収剤は、混
合して用いても良いし、別々の状態で分けて用いても良
い。これらは適宜、粉状、粒状、錠剤状、シート状等の
形態で用いられる。また、これらは包装材料で包まずに
使用しても差し支えないが、取扱いを容易にするため、
通常は、通気性の包装材料で包装された包装体として用
いられる。包装体の形態は特に限定されるものではない
が、目的に応じて、小袋状、シート状、ブリスター包装
した形態が選ばれる。包装材料の透気度が小さいと包装
体内部にある気体が、包装材料を通過して外部に抜け難
く、真空ポンプで排気する時間が長くかかるため、包装
材料の透気度は中身のゲッタが暴露の影響を受けない範
囲で大きい方が好ましい。
【0019】本発明では真空用ゲッタは、物理的水分吸
着物質と化学的水分吸収物質よりなる水分吸収剤、並び
に酸素の吸収に水分を必要としない酸素吸収剤をガスバ
リヤー性の密閉容器の同一閉鎖空間内に収納する事によ
り製造される。密閉容器は大気を遮断するガスバリヤー
性の容器であれば特に限定されないが、目的に応じて金
属容器、ガラス容器またはプラスチック容器等のガスバ
リヤー性の材料からなる密閉容器が選択される。ガスバ
リヤー性の密閉容器はガスバリヤー性、取り扱い性、経
済性等を考慮すると、金属容器またはプラスチックラミ
ネートフィルム袋が好ましい。プラスチックラミネート
フィルムとしてはアルミニウム等の金属箔ラミネートプ
ラスチックフィルム、アルミニウム蒸着プラスチックラ
ミネートフィルム、酸化ケイ素蒸着プラスチックラミネ
ートフィルム等が例示されるが、中でもガスバリヤー性
能が高い金属箔ラミネートプラスチックフィルムが好ま
しい。
【0020】本発明では物理的水分吸着物質と化学的水
分吸収物質よりなる水分吸収剤、並びに酸素の吸収に水
分を必要としない酸素吸収剤からなる真空用ゲッタを、
ガスバリヤー性の密閉容器の同一閉鎖空間内に収納し、
物理的水分吸着物質および/または酸素吸収剤から化学
的水分吸収物質に水分を移行させるが、低温では水分の
移行は遅く、高温では速いので、生産性を考慮すると常
温以上の温度に加熱した方が好ましい。加熱温度は、物
理的水分吸着物質、化学的水分吸収物質並びに酸素吸収
剤の種類や量、除去したい水分量、さらには使用するバ
リヤー性の密閉容器の耐熱温度等を考慮して設定される
が、300℃以上の温度で加熱しなければならない従来
法よりは格段に低い温度で良く、一般的には40℃〜1
50℃、好ましくは50℃〜120℃である。
【0021】本発明では物理的水分吸着物質と化学的水
分吸収物質よりなる水分吸収剤、並びに酸素の吸収に水
分を必要としない酸素吸収剤からなる真空用ゲッタを、
ガスバリヤー性の密閉容器の同一閉鎖空間内に収納し、
物理的水分吸着物質および/または酸素吸収剤から化学
的水分吸収物質に水分を移行させるが、この際にガスバ
リヤー性の密閉容器内の圧力が低いほど水分の移行効果
が大きく、また酸素吸収剤、水分吸収剤に含まれる揮発
物質も併せて除去されることになり、低圧下で用いた時
の放出ガス量を著しく低減することができる。本発明の
真空用ゲッタを、ガスバリヤー性の密閉容器内に密封す
るときの圧力は、低ければ低いほど水分移行効果および
揮発ガスの除去効果は大きく好ましいが、生産性、製造
装置等を考えると100Torr〜0.001Torr、好まし
くは50Torr〜0.01Torr、より好ましくは10Torr
〜0.1Torrである。
【0022】本発明の真空用ゲッタは、真空断熱材に使
用される直前まで本発明で使用したガスバリヤー性の密
閉容器内に、そのまま乾燥状態で保管することが可能な
ので、従来使用に際して行われている300℃以上の加
熱乾燥処理を行うことなく、密閉容器から取り出してそ
のまま真空断熱材に配置または添加含有することが可能
である。本発明の真空断熱材の真空度は特に限定はない
が、通常、10Torr程度以下である。
【0023】本発明の真空断熱材には、真空系内で共存
する物質、用途、使用雰囲気等に応じて、本発明の真空
用ゲッタと併せて炭酸ガスあるいは有機ガス等のガス吸
収剤を使用することができる。炭酸ガス吸収剤として
は、例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸
化物、水酸化物、炭酸塩、有機酸塩、有機アミン類、ア
スカライト、活性炭、モレキュラーシーブス等の合成ゼ
オライト、モルデナイトやエリオナイト等の天然ゼオラ
イト等が用いられる。また、有機ガス吸収剤としては、
活性炭、モレキュラーシーブス等の合成ゼオライト、モ
ルデナイトやエリオナイト等の天然ゼオライト等が例示
される。
【0024】本発明の真空断熱材は、形状維持や対流防
止のためのコア材と外気を遮断するガスバリヤー性の密
閉容器内に、本発明の乾燥状態とされたゲッタを、水分
移行処理の際に用いた密閉容器から取り出し、直ちに配
置または添加含有したものである。コア材としては、ポ
リウレタンやポリスチレン等の連続発泡体、シリカやパ
ーライト等の無機質微粉末並びにガラス繊維等が例示さ
れる。ガスバリヤー性の真空断熱剤用密閉容器として
は、外気を遮断できるものであれば特に限定されない
が、金属容器、ガラス容器またはプラスチック容器等の
ガスバリヤー性の材料からなる密閉容器が例示される。
取り扱い性や経済性を考慮して、一般には金属箔をラミ
ネートしたプラスチックラミネートフィルムや、金属、
金属酸化物または酸化珪素等を蒸着したプラスチックラ
ミネートフィルムが用いられる。ラミネートフィルムを
構成するプラスチックとしては、ポリ塩化ビニリデン、
ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリアミド、ポリエチレン等が挙げられる。
【0025】
【実施例】以下に本発明の具体的実施例を示し、本発明
をさらに詳細に説明する。なお、本発明は実施例に限定
されるものではない。なお熱伝導率の測定は英弘精機
(株)製HC−070型熱伝導率計を用いて、10℃と
40℃との温度差における熱伝導率を測定した。 実施例1 酸素の吸収に水分を必要としない酸素吸収剤の主剤とし
て大豆油3重量部、酸素吸収促進物質としてナフテン酸
コバルト0.06重量部の混合物にモレキュラーシーブ
ス13X 10重量部を加えブレンダーで混合後25℃
で10分間静置し、流動性のある粉粒体を得た。この酸
素吸収剤粉粒体0.5gに前述のモレキュラーシーブス
13X 2gと酸化カルシウム3gを混合した後、微小
な通気孔を有する包装袋(PET12μm/PE30μ
m、内寸:5cm×5cm、デンソメーター透気度20
秒)に充填して熱溶着し、小袋包装体を得た。なお、使
用したモレキュラーシーブス13Xの強熱減量は7重量
%であった。強熱減量とは300℃、3hr加熱したと
きの重量減少率である。
【0026】この小袋包装体をアルミニウム箔ラミネー
トプラスチックフィルム袋密閉容器(PET/アルミニ
ウム箔/PE=12μm/5μm/30μm、外寸22
cm×30cm)に入れ密閉容器内を窒素置換した後、
熱溶着して密閉した。これを4ヶ月間25℃に保持しア
ルミニウム箔ラミネートプラスチックフィルム袋密閉容
器中に収納された真空用ゲッタ包装体を得た。ついで、
アルミニウム箔ラミネートプラスチックフィルム袋密閉
容器から真空用ゲッタ包装体を取り出し、これと乾燥し
たパーライト粉末(平均粒径3μ)を、アルミニウム蒸
着ポリエチレンテレフタレート/アルミニウム箔/ポリ
エチレン(12μm /12μm /80μm )よりなるガ
スバリヤー性の真空断熱材用密閉容器に入れ、これをヒ
ートシール装置を具備した真空包装装置内において0.
01Torrの真空度に排気した状態で、ガスバリヤー
性の真空断熱材用密閉容器の開口部をヒートシールして
密封し、200×200×20mmの真空断熱材を得
た。この真空断熱材を40℃、90%RHの雰囲気に9
0日間放置した後の熱伝導率を測定した結果を表1に示
す。
【0027】実施例2 実施例1と同様に作製した小袋包装体の収納されたアル
ミニウム箔ラミネートプラスチックフィルム袋密閉容器
を、4ヶ月間25℃に保持する代わりに、80℃で24
時間乾燥機で加熱した以外は実施例1と同様にし、熱伝
導率の測定を行った。この結果を表1に示す。
【0028】実施例3、4、5 実施例2の物理的水分吸着物質に用いたモレキュラーシ
ーブス13Xの代わりに実施例3では天然ゼオライト
(モルデナイト)、実施例4ではシリカゲル、実施例5
では酸化アルミニウムをそれぞれ2g使用した以外は実
施例2と同様にし、熱伝導率の測定を行った。なお使用
した天然ゼオライト、シリカゲル、酸化アルミニウムの
強熱減量はそれぞれ7重量%、8重量%、7重量%であ
った。これらの結果を表1に示す。
【0029】実施例6、7、8 実施例1の大豆油3重量部を大豆油2重量部と液状ゴム
〔液状ポリイソプレン「ダイナクリンR113」日本合
成ゴム(株)製〕1重量部を用い、ナフテン酸コバルト
0.06重量部の代わりにナフテン酸マンガンを用いた
以外は実施例1と同様に製造し酸素吸収剤粉粒体を得
た。実施例2の酸化カルシウム3gの代わりに実施例6
では五酸化二リン、実施例7では無水塩化マグネシウ
ム、実施例8では無水塩化カルシウムをそれぞれ3g使
用し、上記の酸素吸収剤粉粒体0.5gを用いた以外は
実施例2と同様にし、熱伝導率の測定を行った。これら
の結果を表1に示す。
【0030】実施例9、10 実施例6の物理的水分吸着物質に用いたモレキュラーシ
ーブス13Xの代わりに、天然ゼオライト(モルデナイ
ト)を2g使用し、実施例6の五酸化二リンの代わりに
実施例9では硫酸カルシウム1/2水和物、実施例10
では硫酸マグネシウム1/2水和物をそれぞれ3g使用
した以外は実施例6と同様にし、熱伝導率の測定を行っ
た。これらの結果を表1に示す。
【0031】実施例11、12、13 実施例1の大豆油3重量部を桐油に、ナフテン酸コバル
ト0.06重量部をステアリン酸コバルトに、担体物質
のモレキュラーシーブス13X 10重量部を粒状活性
炭にした以外は実施例1と同様に作製し酸素吸収剤粉粒
体を得た。実施例2のモレキュラーシーブス13X 2
gを実施例11では0.5g、実施例12では2.5
g、実施例13では4.2gとし、酸化カルシウムの量
を実施例11では4.5g、実施例12では2.5g、
実施例13では0.8gとし、上記の桐油を主剤とした
酸素吸収剤粉粒体0.5gを用い、真空断熱材のコア材
をパーライトから連続気泡からなる発泡ポリウレタン
(200×200×20mm)に代えた以外は、実施例
2と同様に真空用ゲッタの作製と測定を行った。なおモ
レキュラーシーブス13Xの強熱減量は実施例11では
7重量%、実施例12では7重量%、実施例13では4
重量%であった。
【0032】実施例14 実施例2のモレキュラーシーブス13X 2gを4.8
6gに、酸化カルシウム3gを無水塩化カルシウム0.
14gとし、実施例11と同様にして得た桐油を主剤と
した酸素吸収剤粉粒体0.5gを用い、コア材を上記の
発泡ポリウレタンに代えた以外は実施例2と同様にし、
熱伝導率の測定を行った。なおモレキュラーシーブス1
3Xの強熱減量は3重量%であった。これらの結果を表
1に示す。
【0033】実施例15、16、17 実施例1の大豆油3重量部をトール油脂肪酸に、ナフテ
ン酸コバルト0.06重量部をトール油脂肪酸コバルト
に、担体物質に用いたモレキュラーシーブス13X 1
0重量部を天然ゼオライトに代えた以外は実施例1と同
様に製造し、酸素吸収剤粉粒体を得た。実施例3の加熱
温度が、実施例15では50℃、実施例16では100
℃、実施例17では120℃とし、上記のトール油脂肪
酸を主剤とした酸素吸収剤粉粒体0.5gを用い、真空
断熱材のコア材をパーライトから連続気泡からなる発泡
ポリウレタン(200×200×20mm)に代えた以
外は実施例3と同様にし、熱伝導率の測定を行った。こ
れらの結果を表1に示す。
【0034】実施例18 実施例2の小袋包装袋を密閉容器に収納する時、チャン
バー式の真空包装機を用い、チャンバー内を0.1Torr
まで排気した後、熱融着して密閉した以外は実施例2と
同様にし、熱伝導率の測定を行った。この結果を表1に
示す。
【0035】実施例19 実施例6の小袋包装袋を密閉容器に収納する時、チャン
バー式の真空包装機を用い、チャンバー内を10Torrま
で排気した後、熱融着して密閉した以外は実施例2と同
様にし、熱伝導率の測定を行った。この結果を表1に示
す。
【0036】実施例20 実施例16の小袋包装袋を密閉容器に収納する時、チャ
ンバー式の真空包装機を用い、チャンバー内を1Torrま
で排気した後、熱融着して密閉した以外は実施例2と同
様にし、熱伝導率の測定を行った。この結果を表1に示
す。
【0037】比較例1 実施例1で酸化カルシウム3gを使用しない以外は、実
施例1と同様にし、小袋包装体を作製し、25℃、4ヶ
月の水分移行処理を行わず、直ちに真空断熱材を製造
し、実施例1と同様の測定を行った。この結果を表1に
示す。
【0038】比較例2 比較例1に使用したモレキュラーシーブス13X 2g
の代わりに、酸化カルシウム3gを使用した以外は、比
較例1と同様にし、熱伝導率の測定を行った。この結果
を表1に示す。
【0039】比較例3 実施例2で使用した酸化カルシウム3gを使用しない以
外は、実施例2と同様にし、熱伝導率の測定を行った。
この結果を表1に示す。
【0040】比較例4 比較例3に使用したモレキュラーシーブス13X 2g
の代わりに、酸化カルシウム3gのみ使用した以外は比
較例3と同様にし、熱伝導率の測定を行った。この結果
を表1に示す。
【0041】比較例5 実施例2の酸素吸収剤粉粒体0.5gを使用しない以外
は、実施例2と同様にし、熱伝導率の測定を行った。こ
の結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明では、真空下で使用時に真空用ゲ
ッタから放出される水分を予め除去するための加熱が従
来法よりは格段に低い温度で簡便に行う事ができ、さら
に真空用ゲッタはガスバリヤー性の密閉容器に収納され
ているので、そのままの形態で乾燥状態を維持したまま
で、保管することが可能である。また、本発明の真空用
ゲッタの真空下でも放出水分並びに発生ガスが少なく十
分な水分、酸素吸収性能により、真空断熱材を長期間低
圧に維持することが可能であり、その実用的効果は極め
て大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西沢 千春 東京都葛飾区新宿6丁目1番1号 三菱瓦 斯化学株式会社東京研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物
    質よりなる水分吸収剤並びに酸素の吸収に水分を必要と
    しない酸素吸収剤をガスバリヤー性の密閉容器の同一閉
    鎖空間内に収納することにより乾燥状態とした真空用ゲ
    ッタを、真空断熱材中に配置または添加含有することを
    特徴とする真空断熱材。
  2. 【請求項2】 物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物
    質よりなる水分吸収剤、並びに酸素の吸収に水分を必要
    としない酸素吸収剤を、ガスバリヤー性の密閉容器の同
    一閉鎖空間内に収納し、さらに加熱することにより乾燥
    状態とした真空用ゲッタを、真空断熱材中に配置または
    添加含有することを特徴とする請求項1記載の真空断熱
    材。
  3. 【請求項3】 加熱温度が40℃〜150℃である請求
    項2記載の真空断熱材。
  4. 【請求項4】 ガスバリヤー性の密閉容器に収納する時
    の圧力が100〜0.001Torrである請求項1、2ま
    たは3記載の真空用断熱材。
  5. 【請求項5】 物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物
    質の組成比が、物理的水分吸着物質100重量部に対し
    て、化学的水分吸収物質が1〜1,000重量部の範囲
    である請求項1、2、3または4に記載の真空断熱材。
  6. 【請求項6】 物理的水分吸着物質が、ゼオライト、酸
    化アルミニウムまたはシリカゲルより選ばれる少なくと
    も1種である請求項1、2、3、4または5記載の真空
    断熱材。
  7. 【請求項7】 物理的水分吸着物質と化学的水分吸収物
    質よりなる水分吸収剤と酸素の吸収に水分を必要としな
    い酸素吸収剤の割合が、水分吸収剤100重量部に対し
    て、酸素吸収剤が0.1〜1,000重量部である請求
    項1、2、3、4、5または6記載の真空断熱材。
  8. 【請求項8】 化学的水分吸収物質が、酸化カルシウ
    ム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸カルシウ
    ム、硫酸マグネシウムまたは五酸化二リンより選ばれる
    少なくとも1種である請求項1、2、3、4、5、6ま
    たは7記載の真空断熱材。
  9. 【請求項9】 酸素の吸収に水分を必要としない酸素吸
    収剤が不飽和脂肪酸化合物および/または不飽和基を有
    する鎖状炭化水素重合物を主剤とし、酸素吸収促進物質
    を含んでいる酸素吸収剤である請求項1、2、3、4、
    5、6、7または8記載の真空断熱材。
  10. 【請求項10】 収納されるガスバリヤー性の密閉容器
    が、金属容器または金属箔ラミネートプラスチックフィ
    ルム袋である請求項1、2、3、4、5、6、7、8ま
    たは9記載の真空断熱材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202729A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Toshiba Corp 真空断熱パネル
CN102996978A (zh) * 2011-09-12 2013-03-27 日立空调·家用电器株式会社 真空绝热材料及使用真空绝热材料的设备
JP2015059642A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 パナソニック株式会社 真空断熱材及びそれを用いた冷蔵庫

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