JPH0926756A - 発光表示装置 - Google Patents

発光表示装置

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JPH0926756A
JPH0926756A JP17619995A JP17619995A JPH0926756A JP H0926756 A JPH0926756 A JP H0926756A JP 17619995 A JP17619995 A JP 17619995A JP 17619995 A JP17619995 A JP 17619995A JP H0926756 A JPH0926756 A JP H0926756A
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正博 竹内
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芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光表示装置において、軽量化すると共に、
斜めから見ても画像が明瞭に見えるようにする。 【解決手段】 ディスプレイ1は、複数の発光ダイオー
ド23が規則的に配列された回路基板21と第1遮断体
25とビーズ板27と第2遮断体29とレンズ板31と
が積層されている。両遮断体25,29は、内面がメッ
キ処理された略格子状部材であって、その格子内に各発
光ダイオード23を内包し、隣合う発光ダイオード23
を互いに他の発光ダイオード23から遮断する。レンズ
板31は、両遮断体25,29の格子形状に対応して複
数のフレネルレンズを配列し一体に形成させたものであ
る。ディスプレイ1の画素となるこれらのフレネルレン
ズは、通常の凸レンズに比べ肉薄にできるので軽く、ま
たディスプレイ1を斜めから見ると、発光ダイオード2
3の光は、両遮断体25,29の内面にて反射されるの
で、各フレネルレンズの全面が発光しているように見え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数配列された発光体の内の
幾つかを選択して発光させ、あるいは更にこれら各発光
体を夫々所定の輝度にて発光させることにより、所望の
文字、図形を表示可能な発光表示装置が提案されてい
る。こうした発光表示装置としては例えば、発光体とし
て発光ダイオード(LED)や白熱灯等の電灯を、マト
リクス状に配列した表示装置が知られている。
【0003】また、こうした表示装置において更に各発
光体の前方に凸レンズを設けた装置も提案されている。
例えば、特開平7−51450号公報に開示されている
「表示器」では、LEDから発せられた光を、LEDの
前方に配置されたカバー体にて拡大し、外部に放出して
いる。各LED間には区画壁が設けられており、カバー
体は各LEDに対応して配置された凸レンズからなって
いる。この表示器を正面から見ると、LEDの光が拡大
され、区画壁は見掛け上、消滅し、凸レンズ全体が発光
しているかのように見える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、LEDの光を屈折させるために、各凸
レンズは球面に近い形状となり、表示装置全体では非常
に重いものとなる。また、こうした曲率の小さな凸レン
ズでは斜めから見た際に、各レンズの縁の部分に影がで
きたり、区画壁が見えたり、隣のLEDの光が見えたり
する。つまり、上記公報に開示された表示器にて図柄を
見ようとすると、表示器のほぼ正面から見なければなら
ない。特に上記公報では、表示器をパチンコ機に適用し
た例が説明してあるが、このパチンコ機にて遊技を行な
う際に、良好に表示器の図柄を見ようとすると、常に視
線を表示器に据えることとなり、肩が凝る、目が疲れる
等の苦痛を伴う。また、ある入賞口を狙おうとすると、
表示器を斜方から見ることになるため、上記のように見
にくくなる。この問題点は、この表示器がパチンコ機以
外のものに適用された場合にも同様に発生する。
【0005】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、発光表示装置を軽量化すると共に斜めから見ても画
像が明瞭にみえる発光表示装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明の請求項1に記載の発光表示装置
は、基盤となる面上に規則的に配列された複数の発光体
と、略格子状部材であって、上記各発光体を各格子内に
内包するようにして上記基盤となる面上に重合され、隣
合う上記発光体を互いに遮断する遮断体と、複数のフレ
ネルレンズを、上記遮断体の格子形状に対応して配列さ
せ互いに一体に形成してなるレンズ板と、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発光表示装置において、上記遮断体が、上記レ
ンズ板側の端部は肉薄に形成され、上記基盤となる面側
の端部に近付くに連れて肉厚に形成されていることを特
徴とする。更に、請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の発光表示装置において、上記遮断
体の、少なくとも内側の面は鏡面状にされていることを
特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3にいずれか記載の発光表示装置において、上記各発
光体が、赤色光を発する光源、青紫色光を発する光源、
及び緑色光を発する光源からなることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発光表示装置において、上記発光体の配列ピッチより
も小さな径を有する、複数の透光性球体を互いに連接し
て平板状に形成してなるビーズ板を、上記基盤となる面
と、上記レンズ板との間のいずれかの箇所に介装し、該
基盤となる面、該レンズ板、及び上記遮断体と共に積層
したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発光表
示装置は、基盤と遮断体とレンズ板とが積層されてお
り、基盤の遮断体側の面には複数の発光体が規則的に配
列されている。遮断体は、略格子状部材であって、基盤
となる面上に重合されることによって各発光体を各格子
内に内包し、隣合う発光体を互いに他の発光体から遮断
する。レンズ板は、遮断体の格子形状に対応して配列さ
れた複数のフレネルレンズを一体に形成させたものであ
る。フレネルレンズは、通常の凸レンズに比べ平板に近
いほど肉薄に形成できる。また斜めから見たときに球面
レンズのような影ができない。また、各発光体は遮断体
にて互いに隔離されているため、当該発光体の光は、対
応するフレネルレンズのみから外部に発光され、隣合う
発光体に対応するフレネルレンズにもれ出すことがな
い。
【0011】このように、請求項1に記載の発光表示装
置によれば、レンズ板を薄くできるので、当該表示装置
を軽量化でき、また斜めから見たときに影ができない。
そして、遮断体が各発光体を他の発光体から隔離するの
で、所望の箇所の発光体のみが光っているように見せる
ことができる。
【0012】なお、発光体としては、発光ダイオード、
白熱灯等の、任意の発光素子や電灯を使用することがで
きる。また遮断体の形状として上記では「格子状」と記
したが、これは遮断体を障子の桟の様な形状に限定する
ものではなく、遮断体の形状は、発光体の配列の仕方に
対応して変化される。例えば、発光体が縦方向及び横方
向に等間隔にて配列されている場合には、遮断体は各格
子が正方形の碁盤目状になるが、発光体が隣合う全ての
他の発光体と等間隔になるように配置されている場合に
は、遮断体は蜂の巣状になる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、遮断体
が、レンズ板側の端部は肉薄に形成され、基盤となる面
側の端部に近付くに連れて肉厚に形成されている。この
遮断体は、当該発光表示装置の前方から見ると、常に未
発光部分となる。従い遮断体は薄い部材にて構成される
ことが望ましいが、全体を薄くすると強度が低下してし
まう。
【0014】この点、請求項2に記載の発光表示装置に
よれば、遮断体のレンズ板側が薄肉にされ、基盤となる
面側ほど厚くなるように形成されているため、遮断体自
身の強度は確保したまま、未発光部分を小さくすること
ができる。請求項3に記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の発光表示装置において、遮断体の、少な
くとも発光体に対向する面を鏡面状にしてある。つま
り、遮断体の各格子内は反射率が高くされており、発光
体の発した光を反射させて、レンズ板方向に進行させ
る。なお、発光体の発した光の反射は、鏡面状にせずと
も遮断体の内側の面にて乱反射されるが、鏡面状にする
ことによりこの反射が効率よく行なわれ、当該発光表示
装置を斜めから見ても、各フレネルレンズが発光してい
るように見える。また正面から見れば、直接各フレネル
レンズに投光される光だけでなく、反射光も各フレネル
レンズに進行するため、見かけの輝度が高まる。
【0015】従って、請求項3に記載の発光表示装置に
よれば、当該発光表示装置の正面だけでなく、斜めから
見ても各フレネルレンズが光っているように見える。請
求項4に記載の発明は、各発光体が、赤色光を発する光
源、青紫色光を発する光源、及び緑色光を発する光源か
らなっている。このため各発光体を発光させる際に、こ
れら赤・青紫・緑の3種類の光源を選択して発光させる
ことにより、所謂総天然色を発生させる。例えば、赤と
青紫を発するよう夫々の光源を光らせる(以下、単に赤
と青紫を光らせると記す)とマゼンタとなり、赤と緑を
光らせると黄色となり、青紫と緑を光らせるとシアンと
なり、全光源を発光させると白色となる。また、各光源
の輝度を変化させることにより、上記以外の色も発生さ
れる。
【0016】従って、請求項4に記載の発光表示装置に
よれば、総天然色の表示を行なうことができる。なお、
ここで言う光源の色、すなわち赤・青紫・緑は、光の三
原色であるが、厳密に各原色である必要はない。例え
ば、青紫の光源に代えて青色の光源を用いてもよい。こ
のようにして他の光源の光(赤・緑)と混色させると、
所望の色とは正確には異なるものの、近い色が得られ
る。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発光表示装置において、基盤となる面と、レンズ板と
の間のいずれかの箇所に、ビーズ板を介装している。つ
まりこの当該発光表示装置は、基盤、ビーズ板、遮断
体、レンズ板あるいは基盤、遮断体、ビーズ板、レンズ
板等の順序にて各層が積層された構造となる。ビーズ板
とは、透光性の球体を互いに連接して平板状に形成した
もので、各球体の径は発光体の配列ピッチよりも小さく
されている。この結果、発光体からの光は各球体によっ
て屈折されてからほぼレンズ板方向に進むことになる。
なお、各球体は発光体の配列ピッチよりも小さいので、
球体毎に、透過される光の色が異なる。すなわち、赤の
光源に近い球体は赤の光をより多く透過させ、緑の光源
に近い球体は緑の光をより多く透過させる。
【0018】つまり、これをレンズ板の前方から見る
と、各球体が赤・青紫・緑の色を夫々異なる割合にて発
光しているかのように見える。つまり、上記請求項4ま
での発光表示装置では各フレネルレンズが画素となった
が、当該発光表示装置においては発光体の配置ピッチよ
りも小さなビーズ板の球体一つ一つが画素となり、近距
離からでも適切に光源の光が混合されて、総天然色にて
輝いているように見える。
【0019】従って、請求項5に記載の発光表示装置に
よれば、ビーズ板の球体一つ一つが画素となるので、近
距離からでも総天然色にて輝いているように見える。な
お、ビーズ板の配置箇所について「基盤となる面と、レ
ンズ板との間のいずれかの箇所に介装する」と記した
が、これは、ビーズ板を遮断体の中に入れることをも意
味する。すなわち、遮断体を基盤側とレンズ板側とに表
裏2分して、この間にビーズ板を入れても良いというこ
とである。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施の形態を図面と共に説明
する。まず、図1は本発明の一実施例であるディスプレ
イ1、及びディスプレイ1に所望の図形を表示する処理
を行なうシステムを示したものである。すなわち本シス
テムは、ディスプレイ1と、ディスプレイ1の画素に1
体1で対応する記憶装置である画像メモリ3と、画像メ
モリ3の記憶内容に従ってディスプレイ1に画像を表示
させるディスプレイコントローラ5と、画像メモリ3に
データを転送したり、プログラムに従って演算を実行し
たりするCPU7と、CPU7により実行されるプログ
ラム及びディスプレイ1に表示するための動画データ
(いずれも後述)等が格納されているROM9と、CP
U7が処理するデータを一時記憶するRAM11と、図
示しない外部記憶装置や操作パネル等に対する駆動信号
を出力する入出力インタフェース13と、以上の各構成
を接続するバス15とを備えている。
【0021】次に、ディスプレイ1の表示画面について
図2を用いて説明する。図2はディスプレイ1の表示画
面の正面図である。ディスプレイ1の表示画面は、本図
に示すように、縦16個、横24個、計384個のマト
リクス状に並べられた画素から成っている。そして各画
素c1,1〜c16,24が適宜異なる色にて発光する
ことにより、文字や図形を表示させる。
【0022】次に、ディスプレイ1の構造について図3
を用いて説明する。図3(a)は図2のE部を拡大した
図、図3(b)は図3(a)の下方平面図である。な
お、図3(b)の右方のみ図3(a)のF矢視図となっ
ている。本図に示すようにディスプレイ1は、回路基板
21と、その上に縦横等間隔に配置された発光ダイオー
ド23と、これら各発光ダイオード23を互いに他の発
光ダイオード(23’等)から隔離する第1遮断体25
と、この第1遮断体25に重ねられるビーズ板27と、
更にその上から重ねられる第2遮断体29と、複数のフ
レネルレンズ31a,31b,……からなるレンズ板3
1とを備えている。
【0023】通常、発光ダイオードといえば、GaPや
GaN等の発光素子を、樹脂でできたキャップ状のレン
ズ内に封入し、これらの発光素子に通電することによ
り、赤色、青色等の発光をさせるものであるが、本件で
はこのキャップ状のレンズを用いず、回路基板21上に
実装された発光素子にそのまま発光をさせる。そして更
にこの発光ダイオードは3つの発光素子23r、23
g、23bからなり、夫々赤色、緑色、青色の光を発す
る。なお、発光ダイオード23が本発明の発光体に相当
し、発光素子23r,23g,23bが光源に相当す
る。
【0024】第1遮断体25及び第2遮断体29は共に
格子状部材であって、第1遮断体25は、断面が図3
(b)に示すような略等脚台形をした部材を縦横に組み
合わせたような形状をしている。断面において略等脚台
形の脚をなす面は、メッキ処理がされており、つまり格
子の内面は鏡面状にされている。一方の第2遮断体29
は、略二等辺三角形の断面を有する部材を組み合わせた
ような形状をしており、略二等辺三角形の斜辺をなす面
はメッキ処理がされており、つまり格子の内面は第1遮
断体25と同様、鏡面状にされている。この第2遮断体
29をビーズ板27を介して第1遮断体25の上に重ね
ると、両遮断体25,29の鏡面状にされた面が互いに
略一致する。この両遮断体25,29はその格子内に発
光ダイオード23を収容するようにして回路基板21上
に固定され、各発光ダイオード23を他の発光ダイオー
ド(23’等)から隔離する。この状態では、各発光ダ
イオード23は、図3(b)において上方が広がる方向
に傾斜された4つの鏡面に囲まれ、上方をビーズ板27
にて塞がれた形態となる。
【0025】レンズ板31は、ディスプレイ1の画素数
に対応して384個のフレネルレンズ31a,31b,
……を一体形成したもので、図3(a)においては31
a〜31dの4枚のフレネルレンズのみが示されてい
る。且つ31bと31dについては、ディスプレイ1の
内部が判るように右半分が切除されている。フレネルレ
ンズ31a(他も同様)は、樹脂製の平板状に同心円の
溝を複数形成したもので、通常の凸レンズと同様、物体
を拡大して表示することが可能なものである。このレン
ズ板31を第1遮断体25に重ねることにより、各発光
ダイオード23はビーズ板27及びレンズ板31にて二
重に上方を塞がれた状態となる。
【0026】次に、ビーズ板27の詳細について図4を
用いて説明する。図4(a)は図3に示したビーズ板2
7を更に拡大した図、図4(b)は図4(a)と同一縮
尺にて示した発光素子23bの平面図、図4(c)は図
4(a)の下方平面図である。本図に示すようにビーズ
板27は、発光素子23bよりも小さな球体33a,3
3b,……(以下、球体33と記す)を平面状に並べ、
充填材35にて一体にしたものである。各球体33及び
充填材35は、いずれも透光性の材質からなり、発光ダ
イオード23の光を、良好にレンズ板31方向へ通すよ
うにされている。
【0027】次に、ROM9(図1参照)の記憶内容に
ついて図5を用いて説明する。図5はROM9の記憶内
容を模式的に示したメモリマップである。すなわち、R
OM内には、メインプログラムが格納された第1エリア
と、そのメインプログラムの副処理であって後述する動
画表示処理を行なうプログラムが格納された画像表示プ
ログラムエリアと、ディスプレイ1に表示する動画のデ
ータが格納された動画データエリアとに大別できる。本
システムにおいてディスプレイ1は、A〜Cパターンの
3つの動画の内、上記メインプログラムにより選択され
たものを表示可能にされているものとする。
【0028】次に、一つの動画データの構造について図
6を用いて説明する。図6は、図5に示した動画データ
エリアに格納されたAパターンの動画データを、更に詳
しく示したものである。すなわち、動画データは、初期
画データと逐次画素データとに大別できる。
【0029】初期画データとは、当該Aパターンの動画
として最初に表示されるもので、384個の画素に対応
して各々データが格納されている。一つの画素当たりの
データは以下のような構造をしている。 (cv,h,r,g,b,t) ここで、cは当該データが画素に関するデータであるこ
とを示すフラグ、vはディスプレイ1における上下位
置、hはディスプレイ1における左右位置(但し、上下
左右は、ここでは図2に従う)、rは発光素子23rの
輝度、gは発光素子23gの輝度、bは発光素子23b
の輝度、tは待機時間である。換言すると、ディスプレ
イ1における座標(v,h)の画素にある赤色の発光素
子をrの輝度にて、また緑色の発光素子をgの輝度に
て、青色の発光素子をbの輝度にて夫々発光させ、時間
tだけその状態を保持せよということである。なお、輝
度は0から10の数値にて表され、0が発光しない状
態、10が最大輝度の状態を表すものとする。この初期
画データを、画像表示プログラムが読み込んで画像メモ
リ3に転送することにより、ディスプレイ1には初期画
が表示される。
【0030】逐次画素データは、現在、ディスプレイ1
に表示されている画像に対し、どの画素を変更するかを
示したものである。すなわち、逐次画素データは、既に
表示されている画像と次に表示すべき画像とを予め比較
し、変更される画素のみを1次元的に並べて格納したも
のである。従い、各データは初期画データと同様、一つ
の画素に対応しており、データ構造も初期画データと同
じである。この逐次画素データを、画像表示プログラム
が逐一読み込み、画像メモリ3に転送することにより、
ディスプレイ1の画像が画素一つずつ変化されて行く。
例えば、図6のように逐次画素データの先頭に(c3,
2,1,5,3,5)が格納されているときには、画素
c3,2の発光ダイオードの発光素子を赤1,緑5,青
3の輝度にて発光させ、その状態を5ms保持せよとい
う意味である。なお、図6において初期画データには、
待機時間tが示されていないが、このようにtを省略す
ると、後述する画像表示処理中にあるサイクルを処理す
るのに掛かる時間(数μs程度)にて画素が変化されて
行く。表示中の画像と新たに表示すべき画像との間にて
異なる画像が、複数ある場合にも待機時間tを省略し
て、複数の画素があたかも一度に変化されたかのように
見せる。例として変化させるべき画素が、c1,3とc
10,20とc13,17との計3個ある場合を考え
る。このとき逐次画像データは、例えば (c1,3,2,0,0) (c10,20,0,5,0) (c13,17,0,4,4,10) のようにされる。すなわち、c1,3とc10,20の
待機時間は省略され、c13,17が変化された後に1
0ms待機される。このため、これら3画素が実際には
1画素ずつ変化されて行くにもかかわらず、あたかも同
時に変化され、新たな画像が表示されたかのように見え
る。そして逐次画像データの最後には、データの終端を
示すコードEOFが格納されている。
【0031】画像メモリ3の記憶状態について図7を用
いて説明する。図7は画像メモリ3にデータが蓄えら
れ、また変更されて行く様子を模式的に示したものであ
る。画像メモリ3には、ディスプレイ1の384個の画
素に対応した記憶エリアが確保されており、記憶エリア
の内容を変更すると、ディスプレイコントローラ5がそ
のエリアに対応する画素の発光ダイオード23を変更内
容に従って発光させる。例えば、図6に示したようなA
パターンの動画データを表示する際には、初期画データ
を読み込むことによって画像メモリ3には全て(0,
0,0)が書き込まれる。そして次の画素データ、すな
わち逐次画素データの先頭が(c3,2,1,5,3,
5)であるのでこれに対応して画素(c3,2)のデー
タを(1,5,3,5)に書き換える。
【0032】こうして画像を表示し変更していく画像表
示処理について図8のフローチャートを用いて説明す
る。本処理はメインプログラムから所定の動画パターン
(A〜C)を表示する旨の指令を受けて起動する。まず
ステップ(以下、Sと記す)100にてメインプログラ
ムからの指令入力に対応してA〜Cパターンのいずれか
の動画パターンを参照にいく。例として、ここではメイ
ンプログラムからAパターンを表示せよという指令が入
ったとする。次にS110にてその動画パターンの先頭
の座標を算出する。ここで言う先頭の座標とは、各動画
パターンが格納されているROM内のエリアの先頭アド
レスのことを指す。続いてS120にて、その画素のデ
ータがEOFであるか否かを判定し、EOFであれば当
該処理を終了する。この判定はS110からS120へ
と進んだ場合には必ず否と判定されてしまうが、後述す
るS150からS120に戻って来た場合に意味を持
つ。
【0033】EOFでなければ、S130に進み、画素
データを、CPU7のレジスタ(図示せず)内に読み込
み、その画素データに基づき続くS140にてデータの
示す画素座標の発光ダイオードを、データの示す輝度に
て夫々発光させる。そしてS150にて同じく画像デー
タの示す値だけ待機しその表示状態を維持する。図6に
示した初期画データのように、tが省略されている場合
には、待機時間はゼロとなる。待機時間が経過するとS
120に戻り、次の画像データがEOFであるかどうか
を再び判定し、以下の処理を繰り返す。つまり、当該画
像表示処理は、メインプログラムに指定された動画パタ
ーンを、S120〜S150のサイクルを繰り返すこと
によって画像メモリ3の記憶内容を更新する処理となっ
ている。
【0034】こうして書き換えられて行く画像メモリ3
の内容に従ってディスプレイコントローラ5が、ディス
プレイ1の発光素子23r,23g,23bを所定の輝
度にて発光させると、レンズ板31からは赤、青、緑だ
けでなく、様々な色彩の光が放射される。例えば、発光
素子23r,23g,23bの輝度が夫々10,0,0
であれば赤になるが、10,10,0であれば黄色とな
り、10,10,10であれば白色となる。
【0035】以上の構成からなり、図8の画像表示処理
にて表示画像が切り替えられていくディスプレイ1によ
れば、表示画面に出力される画像を、正面からだけでな
く、斜方から見ても鮮やかに見ることができる。すなわ
ち、上記の処理によって発光素子23r,23g,23
b(図3参照)から放射された光はビーズ板27にて様
々な方向に屈折され、ビーズ板27の備える球体33
(図4参照)から夫々光が放射される。球体33が発光
する色は、発光素子23r,23g,23bとの相対位
置によって定まる。つまり、発光素子23rに近い球体
33は主に赤い光を放出し、発光素子23r,23gの
中間に位置する球体33は赤と緑との両方の光を放出す
る。なお、球体33には、発光ダイオード23からの直
接光だけでなく、第1遮断体25の内面にて反射された
光も入って来る。上記したようにこの内面はメッキ処理
がされているため、発光ダイオード23の光は効率よく
反射される。この結果、ビーズ板27の各球体33が光
っているような状態になり、3つの色が混ざり合って見
える。そしてこの光は直接レンズ板31に入ったり、第
2遮断体29のメッキ面にて更に反射された後にレンズ
板31に入って拡大されるため、図3(a)の方向から
見るとレンズ全体が様々な色にて光っているように見え
る。
【0036】この状態にて、ディスプレイ1を斜方から
見ると、ビーズ板27から直接レンズ板31に入る光は
見えにくくなるものの、第2遮断体29のメッキ面にて
反射される光が、より多く見えるようになり、正面から
見たときと同様、明瞭に光が見えるようになる。従っ
て、ディスプレイ1を例えばパチンコ機の表示装置に適
用すれば、視線を表示装置の正面に固定する必要がない
ので、楽に遊技をすることができる。また、入賞口を狙
うために視線を逸らせても、表示装置の画像を認識する
ことができる。
【0037】なお、厳密に言うと、全画素が光っている
ときにも、レンズ板31の全体が光る訳ではなく、第2
遮断体29の上端29aの部分は発光せず、図3(a)
の方向から見ると格子模様の未発光箇所ができることに
なる。しかし、この上端29aは図3(a)に示すよう
に極めて細く、しかも上端29aの両脇にあるフレネル
レンズから放射される光によってかき消され、目視する
と殆ど認識されない。第2遮断体29は、このように上
端29aが細く形成されているにもかかわらず、ビーズ
板27に近付くほど太くなるようにされているため、強
度は十分に確保されたものとなる。
【0038】そしてフレネルレンズ31a,31b,…
…は、通常の凸レンズに比べて非常に薄く、平面状に形
成できるため、凸レンズに比べ軽くできる。以上、本発
明の発光表示装置として、ディスプレイ1について説明
してきたが、本発明はこの実施例に何等限定されるもの
ではなく、様々な態様で実施しうる。
【0039】例えば、ディスプレイ1では発光素子23
r,23g,23bを平列配置したが、この配置態様に
代えて三角形の頂点のように並べても良い。また、一つ
の発光ダイオード23は、各1個の発光素子23r,2
3g,23bからなっていたが、複数個ずつにて構成し
ても良い。これは、画面の大きな表示装置を構成する場
合等、一つの画素を大きくしたいときには有効である。
また、素子毎に発光性能(輝度など)の違いがある場合
には、異なる個数から構成しても良い。
【0040】更に、第1遮断体25及び第2遮断体29
の断面は、図3(b)に示したような形状ではなく、例
えば、下方に窪んだ曲面形状にしても良い。また更に、
発光表示装置がフルカラー表示ではなく、モノクロ表示
でもよければ、図9に示したような構造でも良い。図9
は、モノクロの表示装置をディスプレイ1の図3に相当
する図にて示したものである。フルカラー表示をする場
合との相違点は、ディスプレイ1では各発光ダイオード
23が3色の発光素子23r,23g,23bから成っ
ていたのに対し、1画素について1個の発光素子43と
なっている点と、光を混色する必要がないことからビー
ズ板27を備えていない点と、ビーズ板27の廃止に伴
って第1遮断体及び第2遮断体が遮断体45として一体
化されている点である。そして遮断体45の内面(図9
において斜辺をなしている面等)はメッキ処理が施され
ている。この構成の場合には、発光素子43が本発明の
発光体に相当する。
【0041】この表示装置により表示された画像を斜方
から見ても、発光素子43の光は遮断体45のメッキ面
にて反射されるので、正面から見たときと同じ色に見え
る。従い、ディスプレイ1と同様、正面から見たときは
もちろん、斜めから見た際にも明瞭に画像情報を読み取
ることができる。なお、この表示装置に用いられる動画
パターンの画素データ(図6に相当)は、輝度に関して
は一色分のみで良いため、動画データはわずかですむ。
【0042】このようにモノクロの表示装置として構成
した場合にも、各発光体を同色の複数の発光素子から構
成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるディスプレイ1のシ
ステム構成図である。
【図2】 ディスプレイ1の画素構成を示す正面図であ
る。
【図3】 ディスプレイ1の部分拡大図である。
【図4】 ビーズ板27の説明図である。
【図5】 ROM9内のメモリマップである。
【図6】 動画データエリアの動画パターンAの内容を
示す詳細図である。
【図7】 画像メモリ3の内容を示す詳細図である。
【図8】 CPU7が行なう画像表示処理を示すフロー
チャートである。
【図9】 本発明の他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ディスプレイ 3…画像メモリ 5…ディスプレイコントローラ 7…CPU
9…ROM 11…RAM 13…入出力インタフェース
15…バス 21…回路基板 23…発光ダイオード 23r,23g,23b…発光素子 25…
第1遮断体 27…ビーズ板 29…第2遮断体 31…
レンズ板 31a〜31d…フレネルレンズ 33…
球体 c1,1〜c16,24…画素

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤となる面上に規則的に配列された複
    数の発光体と、 略格子状部材であって、上記各発光体を各格子内に内包
    するようにして上記基盤となる面上に重合され、隣合う
    上記発光体を互いに遮断する遮断体と、 複数のフレネルレンズを、上記遮断体の格子形状に対応
    して配列させ一体に形成してなるレンズ板と、 を備えたことを特徴とする発光表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発光表示装置におい
    て、 上記遮断体が、上記レンズ板側の端部は肉薄に形成さ
    れ、上記基盤となる面側の端部に近付くに連れて肉厚に
    形成されていることを特徴とする発光表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の発光表
    示装置において、 上記遮断体の、少なくとも内側の面は鏡面状にされてい
    ることを特徴とする発光表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3にいずれか記載の発
    光表示装置において、 上記各発光体が、赤色光を発する光源、青紫色光を発す
    る光源、及び緑色光を発する光源からなることを特徴と
    する発光表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発光表示装置におい
    て、 上記発光体の配列ピッチよりも小さな径を有する、複数
    の透光性球体を互いに連接して平板状に形成してなるビ
    ーズ板を、上記基盤となる面と、上記レンズ板との間の
    いずれかの箇所に介装し、該基盤となる面、該レンズ
    板、及び上記遮断体と共に積層したことを特徴とする発
    光表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005062731A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示装置
JP2006507546A (ja) * 2002-11-21 2006-03-02 エレメント ラブス インコーポレーティッド 発光ダイオード(led)画素

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