JPH09267459A - ポリカーボネート/単板 積層体 - Google Patents
ポリカーボネート/単板 積層体Info
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- JPH09267459A JPH09267459A JP3136297A JP3136297A JPH09267459A JP H09267459 A JPH09267459 A JP H09267459A JP 3136297 A JP3136297 A JP 3136297A JP 3136297 A JP3136297 A JP 3136297A JP H09267459 A JPH09267459 A JP H09267459A
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Abstract
柔軟性に富み弯曲可能であり、かつ、弯曲の際の白化に
よる透明性の低下が起きず、従って曲面部における被覆
材として満足に適用することができ、その上、100℃
近くの温度下においても高い接着力を維持し優れた耐熱
性を有し、さらに耐候性、耐衝撃性も良好で運搬および
取り扱いも容易な新規な積層製品を提供することにあ
る。 【解決手段】湿気硬化型ホットメルト接着剤、熱可塑性
ポリエステル樹脂接着剤または熱可塑性シラン変性樹脂
接着剤3を介して、ポリカーボネート樹脂板またはシー
ト1に、単板2または単板2および裏打ち材4を重ね貼
着して、ポリカーボネート/単板(単板/裏打ち材)積
層体に仕上げる。
Description
樹脂板もしくはシートと単板もしくは単板シートを重ね
貼着してなる新規な積層体に関する。
理を忠実に顕現することができることから、この種の積
層体製品、特に銘木単板を使用した製品は従来より種々
生産利用されている。代表的な積層体製品としては、単
板をアクリル樹脂シートの中に埋設し透明な表裏面を有
する化粧材が挙げられる。しかし、この化粧材は、アク
リル樹脂の性質上、表裏面の光沢および艶に欠ける他、
耐熱性、耐候性がなお不十分であるという欠点を有して
いる。そこで、出願人は、特別な接着剤を用いて、例え
ば2枚の板ガラスを単板の両側に重ね貼着して成る、板
ガラス/単板 積層品を開発し、製品化している。この
種の板ガラス/単板積層品は、単板の木理をより一層鮮
明に視認することができ、従来品には無い特有の趣を有
するという利点を有する。
/単板 積層品も、また板ガラス/単板 積層品も、剛
直な製品であり、柔軟性に大変劣るため、家具等の弯曲
した表面に貼り付け適用することができないという重大
な欠点があった。また、板ガラス/単板 積層品にあっ
ては、相対的に重いため、運搬および取り扱いに不便で
あるだけでなく、衝撃強さが非常に小さく、破損を招き
やすいという欠点もある。
適用することが可能であり、かつ、運搬、取り扱いが容
易であり、耐熱性、耐候性、耐衝撃性等にも優れるとこ
ろの新規な、単板と透明な材料との積層体を開発するこ
とが求められていた。これまでに知られた材料、特に数
多くの合成樹脂の中で、高い柔軟性を有する透明な材料
でかつ優れた耐熱性、耐候性、耐衝撃性を有するものと
しては、ポリカーボネート(PC)樹脂を有力な候補に
選択することができる。
着に用いられる一般の接着剤例えば酢酸ビニル系接着剤
とかポリアミド樹脂接着剤を使用してポリカーボネート
シートと単板の積層体を製作したところ、この積層体製
品は柔軟性に富み、高い曲率にまで弯曲することができ
るものの、これを弯曲したとき、その弯曲部位が白く濁
り、透明性が著しく低下する現象(いわば、白化)が生
じることを見出した。この白化現象は、弯曲の際、接着
剤層の一部が極度に引っ張られて弾性限度を超え、接着
剤層の組織が変質したことにより、発生するものと推量
される。また、酢酸ビニル系接着剤等の一般的な接着剤
を用いたポリカーボネート/単板 積層体にあっては、
高められた温度の下に、特に90℃ないし100℃(と
りわけ100℃近く)の温度の雰囲気に置くと、単板が
ポリカーボネートの樹脂シート等より剥離することがし
ばしば起きるという事実が観察された。
を考慮してなされたものであって、その課題とするとこ
ろは、単板の木理を忠実に顕現することができるのは勿
論のこと、柔軟性に富み弯曲可能であり、かつ、弯曲の
際の白化による透明性の低下が起きず、従って、曲面部
における被覆材として満足に適用することができ、その
上、100℃近くの高められた温度下においても高い接
着力を維持し、耐熱性に優れ、並びに、耐候性および耐
衝撃性も良好であり、さらに、運搬および取り扱いが容
易であるところの新規な積層製品を提供することにあ
る。より具体的には、本発明は、上記の性能、性質を有
する、ポリカーボネート/単板 積層体またはポリカー
ボネート/単板/裏打ち材 積層体を提供することを課
題とするものである。その他の課題は、以下の記載およ
び特許請求の範囲の記載並びに図面を参照することによ
り理解される。
結果、ポリカーボネートと単板の接着に湿気硬化型ホッ
トメルト接着剤、熱可塑性ポリエステル樹脂接着剤また
は熱可塑性シラン変性樹脂接着剤のいずれかを使用し
て、単板とポリカーボネート樹脂板またはシートとを重
ね貼着しそして圧締成形した積層製品を作ると、そのポ
リカーボネート/単板 積層体製品は、弯曲したとき、
その弯曲部位に白濁が生じず、透明性の低下がみられな
いこと、並びに、同製品は、100℃に近い高められた
温度下に置いても、単板とポリカーボネート樹脂板また
はシートとの剥離が生じず、満足な耐熱性が得られるこ
とを見出した。また、本発明者は、単板の裏面に裏打ち
材が貼着されているシート材(所謂、単板シート)とポ
リカーボネートとの積層体製品を上記と同様の圧締成形
により作る場合に、単板と裏打ち材の接着においても、
単板シートの製造に用いる一般的な接着剤でなく、上記
三種の接着剤のうちいずれかを使用すると、得られるポ
リカーボネート/単板シート(単板/裏打ち材)積層体
製品は、弯曲したとき、その弯曲部位に白化が起きず、
透明性の低下がみられず、かつ、高められた温度下にお
いて剥離が生じず、高い接着力が維持されることを見い
出した。さらに、本発明者は、特に、接着の際相対的に
より少ない熱量を積層材料に与えるだけで済むところの
湿気硬化型ホットメルト接着剤を使用して、ポリカーボ
ネート/単板または単板シート 積層体製品を作ったと
き、その積層体製品は、接着の際相対的により多い熱量
を積層材料に与えてしまうところの他の2種の接着剤を
使用したポリカーボネート/単板または単板シート 積
層体製品とは異なり、たとえ使用されたポリカーボネー
トが厚さ1mm以下と薄い樹脂板であるときでさえ、ポ
リカーボネートの表面に波打ち模様の細かな皺の発生が
全く見られず、また積層体全体について反りの発生も全
く無いことを見い出し、ここに本発明を完成した。
化型ホットメルト接着剤、熱可塑性ポリエステル樹脂接
着剤または熱可塑性シラン変性樹脂接着剤のいずれかを
介して、より好ましくは湿気硬化型ホットメルト接着剤
を介して、ポリカーボネート樹脂板またはシートに、単
板を重ね貼着して成る、ポリカーボネート/単板 積層
体に関する。また、本発明は、単板の代わりに単板シー
トを使用した積層体、つまり、湿気硬化型ホットメルト
接着剤、熱可塑性ポリエステル樹脂接着剤または熱可塑
性シラン変性樹脂接着剤のいずれかを介して、より好ま
しくは湿気硬化型ホットメルト接着剤を介して、ポリカ
ーボネート樹脂板またはシートに単板および裏打ち材を
重ね貼着して成る、ポリカーボネート/単板/裏打ち材
積層体にも関する。
またはシートは、その性質、性能および製造法等に関し
て特に限定されるものでなく、ホスゲン法による製品で
も、またエステル交換法による製品でもよい。また、本
発明におけるポリカーボネートには、ポリカーボネート
樹脂それ自体の他、これにメタクリル酸メチルまたはポ
リプロピレン等をブレンドしたポリマーアロイなども包
含される。要するに、本発明にあっては、広義のポリカ
ーボネート樹脂に含まれかつ現在入手できる総てのポリ
カーボネート樹脂板またはシートを適用することができ
る。しかし、ポリカーボネートは一般に接着剤との相性
が悪く、適用できる接着剤の種類は限定される。そし
て、その中で、透明な硬化層を形成する種類の接着剤を
さらに選択するとき、使用可能な接着剤の種類の数はか
なり限られたものになる。本発明は、その限られた範囲
内より、最も有効な接着剤を見出したものであり、この
点に特徴がある。本発明に適用できるポリカーボネート
樹脂板またはシートの典型的な例としては、例えば商標
名 ユーピロンシートもしくはユーピロンフィルム(い
ずれも、三菱エンジニアリングプラスチック株式会社
製)の市販品が挙げられる。ユーピロンシートおよびユ
ーピロンフィルムは、柔軟性に富み、かつ134〜14
0℃(18.4kg/cm2)の熱変形温度を有し耐熱性に優れて
おり、また約90%の光線透過率を有し透明性にも優れ
ている。本発明には、かように優れた柔軟性、耐熱性お
よび透明性等を備えたポリカーボネート樹脂板またはシ
ートが適用される。また、単板との接着性を高めるため
に、より好ましくは、単板との接着面がサンドペーパー
等により予め研磨されたポリカーボネート樹脂板または
シートが使用される。
トは、耐熱性または耐候性をさらに高めて単板の変色、
褪色を防止するために、光、熱および化学線による劣化
に対して安定化効果を奏する添加剤、つまり紫外線吸収
剤等の安定剤をその表面に被覆するかまたはその内部に
混入することができる。従って、本発明のより好ましい
態様は、紫外線吸収剤等の安定剤をポリカーボネート樹
脂板またはシートの表面にコーティングするかまたはポ
リカーボネート樹脂板またはシートの中に混入して成
る、ポリカーボネート/単板 積層体またはポリカーボ
ネート/単板/裏打ち材 積層体に関する。なお、安定
剤のコーティングおよび混入の方法は任意であり、従来
知られた総ての方法を利用することができる。
トは、その表面の硬度を改良するために、あるいは、耐
薬品性をより向上させるために、さらに別の透明な樹
脂、例えばアクリル樹脂、シリコン樹脂またはフッ素樹
脂の膜を樹脂板またはシートの表面に被覆することがで
きる。従って、本発明のより好ましい態様は、アクリル
樹脂、シリコン樹脂およびフッ素樹脂からなる群より選
択された透明合成樹脂膜を、ポリカーボネート樹脂板ま
たはシートの表面に被覆して成る、ポリカーボネート/
単板 積層体またはポリカーボネート/単板/裏打ち材
積層体に関する。なお、上記の透明合成樹脂膜を被覆
する方法および手順は任意であり、溶融樹脂の塗布(カ
ーテンコーティング等)、同時押出成形など、従来知ら
れた適用可能な被覆方法および手順を採用することがで
きる。
硬化型ホットメルト接着剤、熱可塑性ポリエステル樹脂
接着剤または熱可塑性シラン変性樹脂接着剤のいずれか
である。これら三種の接着剤は、それを用いて圧締成形
されたポリカーボネート/単板もしくは単板シート積層
体を弯曲または折曲げたとき、その弯曲または折曲部位
が白濁する現象が起きず、しかも、前記ポリカーボネー
ト/単板もしくは単板シート積層体を100℃近い雰囲
気下に置いたときでさえ、ポリカーボネートと単板(単
板シート)との剥離が生じないという利点を有する。湿
気硬化型ホットメルト接着剤としては、例えば、市販品
のボンドマスター7M501(L)、ボンドマスター
170−7254(L)(いずれも、カネボウ NSC
株式会社製)が利用することができ、また、熱可塑性ポ
リエステル樹脂接着剤としては、例えば、市販品のDR
IBOND(米国、LENDERINK inc.製)が利用すること
ができ、さらに、熱可塑性シラン変性樹脂接着剤として
は、例えば、市販品のAS252(三井・デュポンケミ
カル株式会社製)が利用することができる。
は、基本的には任意であるが、より好ましくは、銘木と
云われる種類の樹木が利用される。例えば、以下に挙げ
る樹種の中から、本化粧材の用途、消費者の嗜向等に応
じて適宜選択される。国産材として唐松、杉(屋久
杉)、檜、楢、欅、桜、楡、黒柿、桑、栃、楓、楠木、
桂、槐、黄蘗、潮路、ヤチダモ、翌檜;外国産材とし
て、シカモア、ローズウッド、チーク、マホガニー、ア
フリカンマホガニー、ラワン、メランチ、コクタン、シ
タン、アメリカンブラックウォールナット、カリン、ゼ
ブラウッド、マンガシロ、ブラジリアンローズ、バーシ
モン、シルバーローズ、パルマ、シルキーオーク、シル
バーハート、タイワンクス、チェリー、ミルトル、黒レ
オ、白レオ、サペリ、ブビンガ、マコレ、マドローナ、
メープル、クラロウォールナット、アッシュ。
料を用いて染色もしくは着色された単板を使用すること
もでき、また、単板の一部に金属箔、貝殻箔等の他の材
料が象眼された単板を使用することもできる。後者の場
合、金属箔としては、金箔、銀箔、鉄箔、アルミニウム
箔、ステンレススチール箔などが使用される。従って、
本発明のより好ましい態様は、単板が染色もしくは着色
された単板であるかまたは、単板の一部に金属箔、貝殻
箔等の他の材料が象眼された単板である、ポリカーボネ
ート/単板積層体またはポリカーボネート/単板/裏打
ち材積層体に関する。
ともできるが、これの代わりに、単板を紙および不織布
等の繊維質シートでまたは合成樹脂フィルムで裏打ち貼
着してなる単板シートを適用することも可能である。裏
打ち材として用いられる紙としては、和紙、洋紙(中質
紙、上質紙)、板紙(クラフト紙)および樹脂含浸紙な
どが挙げられる。また、裏打ち材の不織布としては、レ
ーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリエチ
レン、ビニロン、キュプラ、ポリプロピレンなどの各繊
維を原料繊維とする不織布が使用される。さらに、裏打
ち材の合成樹脂フィルムとしては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の鎖状ポリオレフィンもしくは環状ポリオ
レフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニルなどのポ
リマーもしくはコポリマー樹脂からなるフィルムが使用
される。
積層体およびポリカーボネート/単板/裏打ち材積層体
は、一般に、熱可塑性ポリエステル樹脂接着剤または熱
可塑性シラン変性樹脂接着剤を使用するときには、これ
ら接着剤を介して、ポリカーボネート樹脂板またはシー
トに、単板または単板および裏打ち材を重ね貼着し、そ
して得られた積層体を、より好ましくは温度:熱可塑性
ポリエステル樹脂接着剤の場合115℃〜130℃、熱
可塑性シラン変性樹脂接着剤の場合110℃〜130
℃、圧力:7 kg/cm2 前後、時間:2〜10分間の条件
で熱圧締することにより、製作される。より好ましく
は、熱圧締の段階で、ポリカーボネート樹脂板またはシ
ートと単板または単板および裏打ち材との貼り合せ体を
熱圧締機(加熱プレス機)の中に収め入れるとき、ポリ
カーボネート樹脂板またはシートと熱盤との間には鏡面
仕上げの金属板などを介在させ、そして、単板等と熱盤
との間にはフェルトクッション材を介在させて、熱圧締
を行なう。この方法を採ると、単板の厚みむらに起因す
る凹凸がポリカーボネート樹脂板またはシートの表面に
形成されず、高い平滑性を有する積層体が得られる。
層体およびポリカーボネート/単板/裏打ち材積層体
は、一般に、湿気硬化型ホットメルト接着剤を使用する
ときには、まず該接着剤を溶融し、次いでこれをポリカ
ーボネート樹脂板もしくはシートまたは単板もしくは単
板および裏打ち材のうちいずれか一方の材料の表面に塗
布し、続いて直ちにその上に他方の材料を重ね合わせ、
そして得られた積層体を、熱ロールないし熱プレス機に
より、例えば温度:120℃前後、時間:数秒間〜数分
間の条件で熱圧着することにより、製作される。
規な化粧材であり、家具、調度品、什器、家電製品(キ
ャビネット等)の表面化粧材として、照明器具のフード
として、また、各種の事務機器および事務用品の表面被
覆材として、さらには、自動車部品(例えばインストル
メントパネル等の内装材)の表面化粧材として、あるい
は楽器およびスポーツ用品の表面材として、有利に利用
することができる。特に、本発明の積層体は、曲率半径
約10mmにまで弯曲可能な製品に仕上げることがで
き、高い柔軟性を有しうるので、上記の家具、調度品等
の種々の被化粧製品の曲面部位を被覆する化粧材として
適用することができる。
するので、自動車内装品の製造等において、本発明のポ
リカーボネート/単板積層体およびポリカーボネート/
単板/裏打ち材積層体を上記内装品のための射出成形型
の中に予め収め入れ、そして所定の方法および条件で射
出成形を行なうことにより、表面材としての本発明の積
層体と内装品の基材樹脂とが積層一体化された自動車内
装品を一回の成形工程により作ることができ、よって、
生産性の面で大変有利である。
基材の上に貼着して、様々なポリカーボネート/単板積
層製品を仕上げることができる。 −曲げ可能な厚肉の繊維質シート この繊維質シートは、厚肉の可撓性柔軟材料であって、
特にクッション性に富むものが適する。シートの素材と
しては、例えば洋紙、和紙、板紙、織布、および不織布
が使用され得る。 −発泡樹脂ブロック 発泡樹脂ブロックとしては、発泡ポリウレタンまたは発
泡ポリスチレンが挙げられ、とりわけ好ましくは発泡ポ
リスチレンである。 −木質合板 木質合板としては、従来より頻繁に使用されている3層
合板、5層合板などが利用され得る。 −中質繊維板(medium density fiber board) 中質繊維板は、その厚さ、繊維の種類および集密度など
につき特に制限されない。 −無機質板 無機質板としては、石膏ボード、珪酸カルシウム板、繊
維混入珪酸カルシウム板、繊維混入石膏ボード、ガラス
繊維混入無機質・フェノール樹脂発泡板またはガラス繊
維・水酸化アルミニウム混入フェノール樹脂発泡板、お
よび発泡コンクリート等も利用可能である。 −ガラス板 板ガラスよりなるものは、表面が平坦であるので、より
好ましい。 −合成樹脂板 合成樹脂板としては、例えば、メラミン樹脂板、ABS
樹脂板、ポリウレタン樹脂板、エポキシ樹脂版、アクリ
ル樹脂板などが利用でき、また、エポキシ樹脂等を木材
等に含浸させた板も、同様に利用することができる。
面を用いて説明する。図1は、本発明の一つの実施形態
に相当するポリカーボネート/単板 積層体を示す。こ
の図に示される積層体は、ポリカーボネート樹脂板また
はシート1に単板2を重ね貼着して成り、両者の接着に
は、湿気硬化型ホットメルト接着剤、熱可塑性ポリエス
テル樹脂接着剤または熱可塑性シラン変性樹脂接着剤の
うちいずれかの接着剤(より好ましくは湿気硬化型ホッ
トメルト接着剤)3が使用されている。また、図2は、
本発明の別の実施形態に相当するポリカーボネート/単
板/裏打ち材 積層体を示す。この図に示される積層体
は、ポリカーボネート樹脂板またはシート1に、単板2
および裏打ち材4を重ね貼着して成り、これら三者の接
着には、湿気硬化型ホットメルト接着剤、熱可塑性ポリ
エステル樹脂接着剤または熱可塑性シラン変性樹脂接着
剤のうちいずれかの接着剤湿気硬化型ホットメルト接着
剤(より好ましくは湿気硬化型ホットメルト接着剤)3
が使用されている。図2に示す積層体も、また図3に示
す積層体も、湿気硬化型ホットメルト接着剤を使用した
ときには、ポリカーボネート樹脂板またはシート1が厚
さ1mm以下と薄いときでさえ、ポリカーボネートの表
面に波打ち模様の細かな皺の発生が全く見られず、また
積層体全体について反りの発生も全く無かった。さら
に、図3は、さらに他の実施形態に相当するポリカーボ
ネート/単板/裏打ち材 積層体を示す。この図に示さ
れる積層体は、図2に示す積層体のポリカーボネート樹
脂板またはシート1の表面に、アクリル樹脂、シリコン
樹脂およびフッ素樹脂からなる群より選択された透明合
成樹脂膜5を被覆して成る。
図面を用いて説明する。図4は、木材ブロック6の凸曲
面 (convex surface) に形成された上面および垂直な側
面に、図1に示したようなポリカーボネート/単板積層
体(ユーピロンフィルム使用)7を貼り付けた製品を示
す。製品上面の凸曲面と側面の垂直面との臨界部位、つ
まり上記積層体の弯曲部位Aにおいて、白濁現象(白
化)は見られず、また製品を100℃近くの雰囲気下に
置いても、ポリカーボネートフィルムと単板の剥離は起
きなかった。また、図5は、表面材として図2に示した
ようなポリカーボネート/単板/裏打ち材積層体(ユー
ピロンシート使用)8とその内側の基材樹脂(ABS樹
脂)9とが積層一体化された自動車内装品を示す。この
製品は、ポリカーボネート/単板/裏打ち材積層体8を
予め上記内装品のための射出成形型のキャビティ中に収
め入れ、そして、所定の方法および条件で基材樹脂9の
射出成形を行なうことにより、つまり一回の成形工程で
以て、作られてなる。特徴的なことは、本発明の積層体
8は射出成形時、200℃前後の溶融する基材樹脂9と
接触しても、ポリカーボネートシートと単板の剥離が起
きなかったことである。
り、本発明をより明らかにする。
ホットメルト接着剤、カネボウ NSC株式会社製)を
加熱により溶融し、次いで、溶融されたホットメルト接
着剤を市販品のユーピロンフィルム(厚さ約0.5mm
のポリカーボネート樹脂フィルム、三菱エンジニアリン
グプラスチック株式会社製)の表面に塗布し、続いて直
ちに単板をその上に重ね貼着し、そしてこれを、温度:
約120℃の熱ロール間に通過させ(即ち、熱ロールの
熱が数秒間しか材料に加わらない)、その後冷却するこ
とにより、ポリカーボネート/単板積層体を製作した。
この積層体は、100℃以上の耐熱性を有し、そしてこ
れを射出成形型の中に入れ続いて基材樹脂の射出成形を
行なうことにより、ポリカーボネート/単板積層体と基
材樹脂の一体化製品を確実に作ることができた。その
上、得られたポリカーボネート/単板積層体は、90°
の角度に折り曲げても、その折曲げ部位に接着剤による
白化が起きなかった。さらに、該積層体は、ポリカーボ
ネートの表面に波打ち模様の細かな皺の発生が全く見ら
れず、また積層体全体について反りの発生も全く無かっ
た。
ホットメルト接着剤、カネボウ NSC株式会社製)を
加熱により溶融し、次いで、溶融されたホットメルト接
着剤を市販品のユーピロンフィルム(厚さ約0.5mm
のポリカーボネート樹脂フィルム、三菱エンジニアリン
グプラスチック株式会社製)の表面に塗布し、続いて直
ちに、予め準備しておいた単板シート(裏打ち材として
ナイロン不織布が単板の裏側に重ね貼着されたもの)を
その上に重ね貼着し、そしてこれを、温度:約120℃
の熱ロール間に通過させ、その後冷却することにより、
ポリカーボネート/単板/裏打ち材積層体を製作した。
この積層体は、100℃以上の耐熱性を有し、そしてこ
れを射出成形型の中に入れ続いて基材樹脂の射出成形を
行なうことにより、ポリカーボネート/単板積層体と基
材樹脂の一体化製品を確実に作ることができた。その
上、得られたポリカーボネート/単板/裏打ち材積層体
は、90°の角度に折り曲げても、その折曲げ部位に接
着剤による白化が起きなかった。さらに、該積層体は、
ポリカーボネートの表面に波打ち模様の細かな皺の発生
が全く見られず、また積層体全体について反りの発生も
全く無かった。
硬化型ホットメルト接着剤、カネボウ NSC株式会社
製)を加熱により溶融し、次いで、溶融されたホットメ
ルト接着剤を市販品のユーピロンフィルム(厚さ約0.
5mmのポリカーボネート樹脂フィルム、三菱エンジニ
アリングプラスチック株式会社製)の表面に塗布し、続
いて直ちに単板をその上に重ね貼着し、そしてこれを、
温度:約120℃の熱ロール間に通過させ、その後冷却
することにより、ポリカーボネート/単板積層体を製作
した。この積層体も、実施例1の積層体の場合と同様の
効果が得られた。
硬化型ホットメルト接着剤、カネボウ NSC株式会社
製)を加熱により溶融し、次いで、溶融されたホットメ
ルト接着剤を市販品のユーピロンフィルム(厚さ約0.
5mmのポリカーボネート樹脂フィルム、三菱エンジニ
アリングプラスチック株式会社製)の表面に塗布し、続
いて直ちに、予め準備しておいた単板シート(裏打ち材
としてナイロン不織布が単板の裏側に重ね貼着されたも
の)をその上に重ね貼着し、そしてこれを、温度:約1
20℃の熱ロール間に通過させ、その後冷却することに
より、ポリカーボネート/単板/裏打ち材積層体を製作
した。この積層体も、実施例2の積層体の場合と同様の
効果が得られた。
剤、米国、LENDERINK inc.製)を用い
て、単板を市販品のユーピロンフィルム(ポリカーボネ
ート樹脂フィルム、三菱エンジニアリングプラスチック
株式会社製)に重ね貼着し、そして、これを温度:12
0℃〜130℃、圧力:7 kg/cm2前後、時間:
3分間の条件で熱圧締し続いて解圧せずに冷却すること
により、ポリカーボネート/単板積層体を製作した。こ
の積層体は、100℃以上の耐熱性を有し、そしてこれ
を射出成形型の中に入れ続いて基材樹脂の射出成形を行
なうことにより、ポリカーボネート/単板積層体と基材
樹脂の一体化製品を確実に作ることができた。その上、
得られたポリカーボネート/単板積層体は、90°の角
度に折り曲げても、その折曲げ部位に接着剤による白化
が起きなかった。
剤、米国、LENDERINKinc.製)を用いて、単板を市販品
のユーピロンフィルム(ポリカーボネート樹脂フィル
ム、三菱エンジニアリングプラスチック株式会社製)に
重ね、さらに、同じ接着剤を用いて裏打ち材(ナイロン
不織布)を単板の裏側に重ね貼着し、そして、これを温
度:120℃〜130℃、圧力:7 kg/cm2 前後、時
間:3分間の条件で熱圧締し続いて解圧せずに冷却する
ことにより、ポリカーボネート/単板/裏打ち材 積層
体を製作した。この積層体は、100℃以上の耐熱性を
有し、そしてこれを射出成形型の中に入れ続いて基材樹
脂の射出成形を行なうことにより、ポリカーボネート/
単板/裏打ち材積層体と基材樹脂の一体化製品を確実に
作ることができた。その上、得られたポリカーボネート
/単板/裏打ち材積層体は、90°の角度に折り曲げて
も、その折曲げ部位に接着剤による白化が起きなかっ
た。
井・デュポンケミカル株式会社製)を用いて、単板を市
販品のユーピロンシート(ポリカーボネート樹脂シー
ト、三菱エンジニアリングプラスチック株式会社製)に
重ね貼着し、そして、これを温度:115℃〜125
℃、圧力:7 kg/cm2 前後、時間:10分間の条件で熱
圧締し続いて解圧せずに冷却することにより、ポリカー
ボネート/単板 積層体を製作した。この積層体は、気
泡の発生が無く、仕上がり外観が良好であり、また、あ
る程度弯曲させても、その弯曲部位に、接着剤による白
化が起きなかった。この積層体は、照明器具のフードに
適する。
アミド樹脂接着剤、日本リルサン株式会社製)を用い
て、実施例1と同様に単板をユーピロンフィルム(ポリ
カーボネート樹脂フィルム)に重ね貼着し、そしてこれ
を温度:115℃〜125℃、圧力:7 kg/cm2 前後、
時間:6分間の条件で熱圧締し続いて解圧せずに冷却す
ることにより、ポリカーボネート/単板積層体を製作し
た。しかし、この積層体は、全体にわたって白濁してお
り、また、これを周囲温度90℃の雰囲気下に置くと、
樹脂フィルムと単板の剥離が生じ、耐熱性が悪い。従っ
て、射出成形によりポリカーボネート/単板積層体と基
材樹脂の一体化製品を作ることはできない。その上、得
られた積層体は、接着性改良のために形成したポリカー
ボーネート樹脂フィルムの表面凹凸が外部より明瞭に視
認でき、さらに積層体の内部に気泡が残留し易いという
欠点を有する。
−U2(日本リルサン株式会社製)を用いて比較例1と
同様に単板をユーピロンシート(ポリカーボネート樹脂
シート)に重ね貼着し、そして、これを温度:140℃
前後、圧力:7kg/cm2 前後、時間:6分間の条件で熱
圧締し続いて解圧せずに冷却することにより、ポリカー
ボネート/単板積層体を製作した。この積層体は、周囲
温度90℃の雰囲気下に置いても、樹脂フィルムと単板
の剥離が生じなかった。しかし、この積層体は、ポリカ
ーボネート樹脂表面に波を打ったような歪みが生じ、商
品価値の低い製品となってしまった。さらに、この積層
体は、内部に気泡が残留し易いという欠点を有する。
ーピロンフィルム(ポリカーボネート樹脂フィルム)に
重ね貼着し、そしてこれを温度:115℃〜125℃、
圧力:7 kg/cm2 前後、時間:6分間の条件で熱圧締し
続いて解圧せずに冷却することにより、ポリカーボネー
ト/単板積層体を製作した。しかし、この積層体は、全
体にわたって白濁しており、弯曲部位においては著しい
白化が起きる。また、この積層体は、周囲温度90℃の
雰囲気下に置くと、樹脂フィルムと単板の剥離が生じ、
耐熱性が悪い。従って、射出成形によりポリカーボネー
ト/単板積層体と基材樹脂の一体化製品を作ることはで
きないものであった。
に特定の三種の接着剤の採用により、単板の木理を忠実
に顕現することができるのは勿論のこと、柔軟性に富み
弯曲可能であり、かつ、弯曲の際の白化による透明性の
低下が起きず、従って、曲面部における被覆材として満
足に適用することができ、その上、100℃近くの高め
られた温度下においても剥離が生じず、高い接着力を維
持し優れた耐熱性を有し、さらに耐候性および耐衝撃性
も良好でありまた運搬および取り扱いが容易であるとこ
ろの新規な積層製品(ポリカーボネート/単板 積層体
およびポリカーボネート/単板/裏打ち材 積層体)が
提供される。とりわけ、本発明の積層体は、家具、調度
品等の被化粧製品の特に曲面部位を被覆する化粧材とし
て適用することができ、また積層体と基材樹脂との一体
化製品を例えば一回の射出成形により作ることができ、
自動車内装品等の製造において大変有利であるという利
点を有する。
使用した本発明の積層体製品は、接着の際相対的により
少ない熱量を積層材料に与えるだけで済む種類の接着剤
の採用により、たとえ使用されたポリカーボネート樹脂
板またはシートが厚さ1mm以下と薄いものであるとき
でさえ、ポリカーボネートの表面に波打ち模様の細かな
皺の発生が全く見られず、また積層体全体について反り
の発生も全く無いという効果をも得られる。
ネート/単板 積層体を示す断面図である。
ネート/単板/裏打ち材 積層体を示す断面図である。
ート/単板/裏打ち材 積層体を示す断面図である。
層体の使用例を示す斜視図である。
打ち材 積層体の使用例を示す斜視図である。
ート 2 単板 3 接着剤 4 裏打ち材 5 透明合成樹脂膜
Claims (6)
- 【請求項1】湿気硬化型ホットメルト接着剤、熱可塑性
ポリエステル樹脂接着剤または熱可塑性シラン変性樹脂
接着剤のいずれかを介して、ポリカーボネート樹脂板ま
たはシートに、単板を重ね貼着して成る、ポリカーボネ
ート/単板 積層体。 - 【請求項2】湿気硬化型ホットメルト接着剤、熱可塑性
ポリエステル樹脂接着剤または熱可塑性シラン変性樹脂
接着剤のいずれかを介して、ポリカーボネート樹脂板ま
たはシートに、単板および裏打ち材を重ね貼着して成
る、ポリカーボネート/単板/裏打ち材 積層体。 - 【請求項3】アクリル樹脂、シリコン樹脂およびフッ素
樹脂からなる群より選択された透明合成樹脂膜を、ポリ
カーボネート樹脂板またはシートの表面に被覆して成
る、請求項1または2に記載の積層体。 - 【請求項4】紫外線吸収剤等の安定剤を、ポリカーボネ
ート樹脂板またはシートの表面にコーティングするか、
またはポリカーボネート樹脂板またはシートの中に混入
して成る、請求項1または2に記載の積層体。 - 【請求項5】単板は、染色もしくは着色された単板であ
るか、または、単板の一部に金属箔、貝殻箔等の他の材
料が象眼された単板である、請求項1ないし4のうちい
ずれか一項に記載の積層体。 - 【請求項6】裏打ち材は、紙、不織布または合成樹脂フ
ィルムより成る、請求項2に記載の積層体。
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- 1997-01-30 JP JP03136297A patent/JP3994404B2/ja not_active Expired - Fee Related
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