JPH09267324A - ハーフプレキャスト部材の製造方法 - Google Patents
ハーフプレキャスト部材の製造方法Info
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- JPH09267324A JPH09267324A JP7748696A JP7748696A JPH09267324A JP H09267324 A JPH09267324 A JP H09267324A JP 7748696 A JP7748696 A JP 7748696A JP 7748696 A JP7748696 A JP 7748696A JP H09267324 A JPH09267324 A JP H09267324A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易に内型枠を脱型できるとともに、遠心成
形によらなくても、ハーフプレキャスト部材を製造でき
る方法を提供すること。 【解決手段】 内型枠6の内側にジャッキ部9を設置し
て、このジャッキ部9を伸張することにより、前記内型
枠6を製造すべきハーフプレキャスト部材の内径と等し
くなるまで弾性的に拡径し、次いで、拡径された内型枠
6と外型枠11との間にコンクリートCを打設し、該コ
ンクリートCの硬化後に、前記ジャッキ部9を縮小する
ことによって、前記内型枠6を弾性復帰により縮径させ
て、打設されたコンクリートCの内面から離間させるこ
とにより、該内型枠6を簡単に脱型する。
形によらなくても、ハーフプレキャスト部材を製造でき
る方法を提供すること。 【解決手段】 内型枠6の内側にジャッキ部9を設置し
て、このジャッキ部9を伸張することにより、前記内型
枠6を製造すべきハーフプレキャスト部材の内径と等し
くなるまで弾性的に拡径し、次いで、拡径された内型枠
6と外型枠11との間にコンクリートCを打設し、該コ
ンクリートCの硬化後に、前記ジャッキ部9を縮小する
ことによって、前記内型枠6を弾性復帰により縮径させ
て、打設されたコンクリートCの内面から離間させるこ
とにより、該内型枠6を簡単に脱型する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製の
柱または梁の構築時にコンクリート打設用の型枠として
用いられるとともに、コンクリート打設後には打設コン
クリートと一体となってコンクリート柱または梁を構成
する、ハーフプレキャスト部材の製造方法に関する。
柱または梁の構築時にコンクリート打設用の型枠として
用いられるとともに、コンクリート打設後には打設コン
クリートと一体となってコンクリート柱または梁を構成
する、ハーフプレキャスト部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート柱または梁の構築手段とし
ては、従来より、完全現場構築あるいはプレキャスト部
材を用いる方法が一般的である。完全現場構築によるも
のは、現場において、柱または梁を構築すべき部位に既
に組み上げられた柱鉄筋を囲むように型枠を組み上げ、
該型枠内にコンクリートを打設し、打設コンクリート硬
化後に型枠を撤去することによりコンクリート柱または
梁を構築するものである。また、プレキャスト柱または
梁によるものは、工場にて予め全断面のコンクリート柱
または梁を製造し、それを現場の所定の位置に立設する
ものである。
ては、従来より、完全現場構築あるいはプレキャスト部
材を用いる方法が一般的である。完全現場構築によるも
のは、現場において、柱または梁を構築すべき部位に既
に組み上げられた柱鉄筋を囲むように型枠を組み上げ、
該型枠内にコンクリートを打設し、打設コンクリート硬
化後に型枠を撤去することによりコンクリート柱または
梁を構築するものである。また、プレキャスト柱または
梁によるものは、工場にて予め全断面のコンクリート柱
または梁を製造し、それを現場の所定の位置に立設する
ものである。
【0003】ところで、上記従来手段において、完全現
場構築によるものは型枠の設置・解体に手間を要す一
方、プレキャストによるものは部材重量が大きく、運搬
・設置等の取り扱いが容易でないといった不都合があっ
た。また、特に、完全現場構築のものにおいては、昨
今、型枠として使用する堰板が木製のものであるため
に、地球資源の問題の一つとして挙げられる例も見受け
られる。
場構築によるものは型枠の設置・解体に手間を要す一
方、プレキャストによるものは部材重量が大きく、運搬
・設置等の取り扱いが容易でないといった不都合があっ
た。また、特に、完全現場構築のものにおいては、昨
今、型枠として使用する堰板が木製のものであるため
に、地球資源の問題の一つとして挙げられる例も見受け
られる。
【0004】このため、近年、コンクリート打設用の型
枠として、筒状に成形したハーフプレキャスト部材をい
わゆる型枠として用い、このハーフプレキャスト部材の
内部にコンクリートを打設し、型枠として使用したこの
ハーフプレキャスト部材をも最終的な柱または梁として
構成する工法が開発され、採用されるようになってい
る。
枠として、筒状に成形したハーフプレキャスト部材をい
わゆる型枠として用い、このハーフプレキャスト部材の
内部にコンクリートを打設し、型枠として使用したこの
ハーフプレキャスト部材をも最終的な柱または梁として
構成する工法が開発され、採用されるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ハーフ
プレキャスト部材を製造する方法の一例として、筒状の
外型枠と、この外型枠の内側に所定間隔を隔てて配設さ
れた筒状の内型枠との間にコンクリートを打設する方法
があるが、この方法では、打設コンクリートの圧力によ
って、該打設コンクリートと内型枠とが強固に付着して
しまい、内型枠の脱型が非常に困難であるという問題が
あった。そこで、前記ハーフプレキャスト部材を、筒状
の型枠内にコンクリートを充填し、遠心力で締め固める
遠心成形法によって製造する場合があるが、この場合、
遠心成形用の設備がない工場等では、ハーフプレキャス
ト部材を製造することができないという問題があった。
プレキャスト部材を製造する方法の一例として、筒状の
外型枠と、この外型枠の内側に所定間隔を隔てて配設さ
れた筒状の内型枠との間にコンクリートを打設する方法
があるが、この方法では、打設コンクリートの圧力によ
って、該打設コンクリートと内型枠とが強固に付着して
しまい、内型枠の脱型が非常に困難であるという問題が
あった。そこで、前記ハーフプレキャスト部材を、筒状
の型枠内にコンクリートを充填し、遠心力で締め固める
遠心成形法によって製造する場合があるが、この場合、
遠心成形用の設備がない工場等では、ハーフプレキャス
ト部材を製造することができないという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、容易に内型枠を脱型できるとともに、遠心成形によ
らなくても、ハーフプレキャスト部材を製造できる方法
を提供することを目的としている。
で、容易に内型枠を脱型できるとともに、遠心成形によ
らなくても、ハーフプレキャスト部材を製造できる方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、コンクリートあるいは鉄筋コンクリート製の筒
状をなすハーフプレキャスト部材を製造するための内型
枠を、その少なくとも一部が、製造すべき前記ハーフプ
レキャスト部材の内径より小径な異形の筒状で、かつ、
弾性的に外側に拡径可能に構成しておき、前記内型枠の
内側に該内型枠を外側に拡径可能なジャッキ部を設置し
て、このジャッキ部を伸張することにより、前記内型枠
を製造すべきハーフプレキャスト部材の内径と等しくな
るまで弾性的に拡径し、次いで、前記拡径された内型枠
と、該内型枠の外側に配設された外型枠との間にコンク
リートを打設し、該コンクリートの硬化後に、前記ジャ
ッキ部を縮小することによって、前記内型枠を弾性復帰
により縮径させて脱型するとともに、外型枠を脱型する
ことを特徴としている。
に、本発明の請求項1のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、コンクリートあるいは鉄筋コンクリート製の筒
状をなすハーフプレキャスト部材を製造するための内型
枠を、その少なくとも一部が、製造すべき前記ハーフプ
レキャスト部材の内径より小径な異形の筒状で、かつ、
弾性的に外側に拡径可能に構成しておき、前記内型枠の
内側に該内型枠を外側に拡径可能なジャッキ部を設置し
て、このジャッキ部を伸張することにより、前記内型枠
を製造すべきハーフプレキャスト部材の内径と等しくな
るまで弾性的に拡径し、次いで、前記拡径された内型枠
と、該内型枠の外側に配設された外型枠との間にコンク
リートを打設し、該コンクリートの硬化後に、前記ジャ
ッキ部を縮小することによって、前記内型枠を弾性復帰
により縮径させて脱型するとともに、外型枠を脱型する
ことを特徴としている。
【0008】前記内型枠は、例えば筒状をなす鋼製の型
枠で形成し、該鋼製の型枠の一部を内側に曲げ、かつ弾
性的に外側に拡径可能に構成する。また、前記ジャッキ
部としては、例えば一対の油圧ジャッキを使用し、該油
圧ジャッキを前記内型枠の内側において直交するように
して配置する。また、前記外型枠は、筒状としてもよい
し、上面側が開口した箱状としてもよい。外型枠が筒状
の場合は、該外型枠を立設するとともにその下端部を閉
塞したうえで該外型枠と内型枠との間にコンクリートを
打設し、一方、外型枠が箱状の場合は、該外型枠を水平
に設置して、上面開口からコンクリートを打設する。
枠で形成し、該鋼製の型枠の一部を内側に曲げ、かつ弾
性的に外側に拡径可能に構成する。また、前記ジャッキ
部としては、例えば一対の油圧ジャッキを使用し、該油
圧ジャッキを前記内型枠の内側において直交するように
して配置する。また、前記外型枠は、筒状としてもよい
し、上面側が開口した箱状としてもよい。外型枠が筒状
の場合は、該外型枠を立設するとともにその下端部を閉
塞したうえで該外型枠と内型枠との間にコンクリートを
打設し、一方、外型枠が箱状の場合は、該外型枠を水平
に設置して、上面開口からコンクリートを打設する。
【0009】請求項1のハーフプレキャスト部材の製造
方法にあっては、内型枠の内側に設置されたジャッキ部
を伸張することにより、該内型枠を製造すべきハーフプ
レキャスト部材の内径と等しくなるまで弾性的に拡径し
ておき、次いで、この拡径された内型枠と、該内型枠の
外側に配設された外型枠との間にコンクリートを打設
し、該コンクリートの硬化後に、前記ジャッキ部を縮小
すると、前記内型枠が弾性復帰により縮径して、打設さ
れたコンクリートの内面から離間するので、内型枠を簡
単に脱型することができる。また、このように内型枠を
簡単に脱型することができるので、筒状のハーフプレキ
ャスト部材を容易に製造することができる。
方法にあっては、内型枠の内側に設置されたジャッキ部
を伸張することにより、該内型枠を製造すべきハーフプ
レキャスト部材の内径と等しくなるまで弾性的に拡径し
ておき、次いで、この拡径された内型枠と、該内型枠の
外側に配設された外型枠との間にコンクリートを打設
し、該コンクリートの硬化後に、前記ジャッキ部を縮小
すると、前記内型枠が弾性復帰により縮径して、打設さ
れたコンクリートの内面から離間するので、内型枠を簡
単に脱型することができる。また、このように内型枠を
簡単に脱型することができるので、筒状のハーフプレキ
ャスト部材を容易に製造することができる。
【0010】請求項2のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、請求項1において、前記内型枠を、周方向に分
割された複数の分割片で構成し、これら分割片を互いに
ヒンジ部で結合し、これらヒンジ部を外側に押圧するこ
とによって、内型枠を弾性的に拡径可能に構成したもの
である。
方法は、請求項1において、前記内型枠を、周方向に分
割された複数の分割片で構成し、これら分割片を互いに
ヒンジ部で結合し、これらヒンジ部を外側に押圧するこ
とによって、内型枠を弾性的に拡径可能に構成したもの
である。
【0011】前記分割片は、例えば、横断面が円弧状を
なす鋼製の円弧板で構成する。そして、この円弧板を4
枚、それぞれの凸曲面が外側を向くようにして周方向に
配設し、これら円弧板どうしをヒンジ部で結合すること
によって、内型枠を構成する。
なす鋼製の円弧板で構成する。そして、この円弧板を4
枚、それぞれの凸曲面が外側を向くようにして周方向に
配設し、これら円弧板どうしをヒンジ部で結合すること
によって、内型枠を構成する。
【0012】請求項2のハーフプレキャスト部材の製造
方法にあっては、内型枠を構成するそれぞれの分割片の
ヒンジ部をジャッキ部によって外側に押圧することによ
って、該内型枠を容易に外側に弾性的に拡径することが
できるとともに、コンクリートの硬化後に、前記ジャッ
キ部を縮小することによって、前記分割片がヒンジ部を
支点として内側に弾性的に曲がるので、内型枠を容易に
縮径させて脱型することができる。
方法にあっては、内型枠を構成するそれぞれの分割片の
ヒンジ部をジャッキ部によって外側に押圧することによ
って、該内型枠を容易に外側に弾性的に拡径することが
できるとともに、コンクリートの硬化後に、前記ジャッ
キ部を縮小することによって、前記分割片がヒンジ部を
支点として内側に弾性的に曲がるので、内型枠を容易に
縮径させて脱型することができる。
【0013】請求項3のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、請求項1または2において、前記外型枠と内型
枠との間に、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋の
うち少なくともいずれか一方を配設した後、コンクリー
トを打設することを特徴としている。
方法は、請求項1または2において、前記外型枠と内型
枠との間に、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋の
うち少なくともいずれか一方を配設した後、コンクリー
トを打設することを特徴としている。
【0014】請求項3のハーフプレキャスト部材の製造
方法にあっては、製造されたハーフプレキャスト部材に
は、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋のうち少な
くともいずれか一方が埋設されているので、該ハーフプ
レキャスト部材を現場に設置して、その内側にコンクリ
ートを打設するだけで、鉄筋コンクリート製の柱または
梁を構築することができる。
方法にあっては、製造されたハーフプレキャスト部材に
は、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋のうち少な
くともいずれか一方が埋設されているので、該ハーフプ
レキャスト部材を現場に設置して、その内側にコンクリ
ートを打設するだけで、鉄筋コンクリート製の柱または
梁を構築することができる。
【0015】請求項4のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、請求項1〜3のいずれかにおいて、ハーフプレ
キャスト部材を、ハーフプレキャスト柱またはハーフプ
レキャスト梁としたものである。
方法は、請求項1〜3のいずれかにおいて、ハーフプレ
キャスト部材を、ハーフプレキャスト柱またはハーフプ
レキャスト梁としたものである。
【0016】請求項4のハーフプレキャスト部材の製造
方法においては、同じ製造方法でハーフプレキャスト柱
またはハーフプレキャスト梁のいずれをも製造すること
ができるので、外型枠、内型枠、ジャッキ部等の使い回
しをすることができる。
方法においては、同じ製造方法でハーフプレキャスト柱
またはハーフプレキャスト梁のいずれをも製造すること
ができるので、外型枠、内型枠、ジャッキ部等の使い回
しをすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のハ
ーフプレキャスト部材の製造方法の実施の形態の一例に
ついて説明する。本例では、ハーフプレキャスト部材が
ハーフプレキャスト柱である場合について説明するが、
ハーフプレキャスト梁においても同様にして製造する。
まず、前記ハーフプレキャスト柱の製造方法を説明する
前に、該ハーフプレキャスト柱1の構成について簡単に
説明する。すなわち、図1に示すように、ハーフプレキ
ャスト柱1は四角筒状をなすコンクリート製のもので、
四角筒状をなす筒体2と、この筒体2の内部に、その軸
方向に所定間隔で設けられた多数のフープ筋3…と、軸
方向に延在する複数の柱主筋4…とで構成されている。
ーフプレキャスト部材の製造方法の実施の形態の一例に
ついて説明する。本例では、ハーフプレキャスト部材が
ハーフプレキャスト柱である場合について説明するが、
ハーフプレキャスト梁においても同様にして製造する。
まず、前記ハーフプレキャスト柱の製造方法を説明する
前に、該ハーフプレキャスト柱1の構成について簡単に
説明する。すなわち、図1に示すように、ハーフプレキ
ャスト柱1は四角筒状をなすコンクリート製のもので、
四角筒状をなす筒体2と、この筒体2の内部に、その軸
方向に所定間隔で設けられた多数のフープ筋3…と、軸
方向に延在する複数の柱主筋4…とで構成されている。
【0018】次に、上記構成のハーフプレキャスト柱1
の製造方法について説明する。まず、多数のフープ筋3
…を軸方向に所定間隔で配設するとともに、これらフー
プ筋3…を、軸方向に延在する12本の柱主筋4…に溶
接または結束等によって連結することによって、骨組み
5を形成する。
の製造方法について説明する。まず、多数のフープ筋3
…を軸方向に所定間隔で配設するとともに、これらフー
プ筋3…を、軸方向に延在する12本の柱主筋4…に溶
接または結束等によって連結することによって、骨組み
5を形成する。
【0019】次に、図2および図3に示すように、前記
骨組み5の内側に内型枠6を挿入するとともに、該骨組
み5を外型枠11内に配設する。前記内型枠6は、図4
に示すように、製造すべき前記ハーフプレキャスト柱1
の内径より小径な異形の筒状で、かつ、弾性的に外側に
拡径可能に構成されたもので、具体的には、周方向に分
割された4枚の分割片7…で構成され、これら分割片7
…が互いにヒンジ部8…で回動自在に結合され、これら
ヒンジ部8…をジャッキ部9によって外側に押圧するこ
とによって、図5に示すように、拡径可能に構成された
ものである。
骨組み5の内側に内型枠6を挿入するとともに、該骨組
み5を外型枠11内に配設する。前記内型枠6は、図4
に示すように、製造すべき前記ハーフプレキャスト柱1
の内径より小径な異形の筒状で、かつ、弾性的に外側に
拡径可能に構成されたもので、具体的には、周方向に分
割された4枚の分割片7…で構成され、これら分割片7
…が互いにヒンジ部8…で回動自在に結合され、これら
ヒンジ部8…をジャッキ部9によって外側に押圧するこ
とによって、図5に示すように、拡径可能に構成された
ものである。
【0020】前記分割片7は、横断面が円弧状をなす鋼
製の円弧板で構成され、これら円弧板を4枚、それぞれ
の凸曲面が外側を向くようにして周方向に配設し、これ
ら円弧板どうしをヒンジ部8…で結合することによっ
て、前記内型枠6が構成されている。前記ジャッキ部9
は、一対の油圧ジャッキ10,10で構成されており、
これら油圧ジャッキ10,10は互いに直交して内型枠
6の内側に設置され、各油圧ジャッキ10の両端部はそ
れぞれ前記ヒンジ部8,8に対向させて配置されてい
る。
製の円弧板で構成され、これら円弧板を4枚、それぞれ
の凸曲面が外側を向くようにして周方向に配設し、これ
ら円弧板どうしをヒンジ部8…で結合することによっ
て、前記内型枠6が構成されている。前記ジャッキ部9
は、一対の油圧ジャッキ10,10で構成されており、
これら油圧ジャッキ10,10は互いに直交して内型枠
6の内側に設置され、各油圧ジャッキ10の両端部はそ
れぞれ前記ヒンジ部8,8に対向させて配置されてい
る。
【0021】そして、前記内型枠6においては、ジャッ
キ部9を構成する油圧ジャッキ10,10を伸張させて
前記ヒンジ部8…を外側に押圧することによって、分割
片7…が外側に弾性的に拡がって内型枠6が拡径し、油
圧ジャッキ10,10の油圧を解除すると、前記分割片
7…がヒンジ部8…を支点として内側に弾性復帰して曲
がって、油圧ジャッキ10,10を縮小させつつ内型枠
6が縮径するようになっている。
キ部9を構成する油圧ジャッキ10,10を伸張させて
前記ヒンジ部8…を外側に押圧することによって、分割
片7…が外側に弾性的に拡がって内型枠6が拡径し、油
圧ジャッキ10,10の油圧を解除すると、前記分割片
7…がヒンジ部8…を支点として内側に弾性復帰して曲
がって、油圧ジャッキ10,10を縮小させつつ内型枠
6が縮径するようになっている。
【0022】一方、前記外型枠11は、長方形板状をな
す架台11aと、この架台11aの上面に平行離間して
固定された一対の側板部11b,11bとから構成され
ている。該側板部11b,11bの離間距離は、製造す
べきハーフプレキャスト柱1の外径と等しく設定されて
おり、また、側板部11b,11bの端部は端板部12
によって閉塞できるようになっている。
す架台11aと、この架台11aの上面に平行離間して
固定された一対の側板部11b,11bとから構成され
ている。該側板部11b,11bの離間距離は、製造す
べきハーフプレキャスト柱1の外径と等しく設定されて
おり、また、側板部11b,11bの端部は端板部12
によって閉塞できるようになっている。
【0023】そして、前記骨組み5は、前記側板部11
b,11bの間に、前記架台11aから上方に浮かした
状態で設置され、また、前記内型枠6は前記ジャッキ部
9によって拡径され、かつ外型枠11の端部から突出す
るようにして配設され、さらに、外型枠11の端部は、
端板部12によって閉塞される。この端板部12には、
図示は省略するが、前記拡径された内型枠6が挿通され
るスリットが形成され、このスリットによって、端板部
12は、内型枠6の外側に位置する外型枠11の端部を
閉塞する環状をなす外板部12aと、この外板部12a
の内側に配設されて、内型枠6の内側に位置する外型枠
11の端部を閉塞する内板部(図示略)とによって構成
されている。
b,11bの間に、前記架台11aから上方に浮かした
状態で設置され、また、前記内型枠6は前記ジャッキ部
9によって拡径され、かつ外型枠11の端部から突出す
るようにして配設され、さらに、外型枠11の端部は、
端板部12によって閉塞される。この端板部12には、
図示は省略するが、前記拡径された内型枠6が挿通され
るスリットが形成され、このスリットによって、端板部
12は、内型枠6の外側に位置する外型枠11の端部を
閉塞する環状をなす外板部12aと、この外板部12a
の内側に配設されて、内型枠6の内側に位置する外型枠
11の端部を閉塞する内板部(図示略)とによって構成
されている。
【0024】そして、上記のようにして、内型枠6と外
型枠11とをセットした後、該外型枠11内にその上部
開口からコンクリートCを打設する。すると、図2に示
すように、このコンクリートCが外型枠11と内型枠6
との間に行き渡り、これによって前記コンクリート製の
筒体2が形成される。なお、コンクリートCを打設する
際には、その上面が前記骨組み5より所定距離だけ上に
位置するようにして打設する。
型枠11とをセットした後、該外型枠11内にその上部
開口からコンクリートCを打設する。すると、図2に示
すように、このコンクリートCが外型枠11と内型枠6
との間に行き渡り、これによって前記コンクリート製の
筒体2が形成される。なお、コンクリートCを打設する
際には、その上面が前記骨組み5より所定距離だけ上に
位置するようにして打設する。
【0025】そして、前記コンクリートCの硬化後に、
油圧ジャッキ10,10の油圧を解除する。すると、前
記分割片7…がヒンジ部8…を支点として内側に弾性復
帰して曲がって、油圧ジャッキ10,10を縮小させつ
つ内型枠6が縮径し、これによって、打設されたコンク
リートCの内面から内型枠6が離間するので、該内型枠
6を簡単に脱型することができる。また、このように内
型枠6を簡単に脱型することができるので、この内型枠
6の脱型とともに、外型枠11を脱型することによって
筒状のハーフプレキャスト柱1を容易に製造することが
できる。そして、上記のようにして製造されたハーフプ
レキャスト柱1は、その内部にフープ筋3および柱主筋
4が埋設されているので、該ハーフプレキャスト柱1を
現場に鉛直に立設した後、このハーフプレキャスト柱1
の内側にコンクリートを打設することによって、鉄筋コ
ンクリート柱を容易に構築することができる。
油圧ジャッキ10,10の油圧を解除する。すると、前
記分割片7…がヒンジ部8…を支点として内側に弾性復
帰して曲がって、油圧ジャッキ10,10を縮小させつ
つ内型枠6が縮径し、これによって、打設されたコンク
リートCの内面から内型枠6が離間するので、該内型枠
6を簡単に脱型することができる。また、このように内
型枠6を簡単に脱型することができるので、この内型枠
6の脱型とともに、外型枠11を脱型することによって
筒状のハーフプレキャスト柱1を容易に製造することが
できる。そして、上記のようにして製造されたハーフプ
レキャスト柱1は、その内部にフープ筋3および柱主筋
4が埋設されているので、該ハーフプレキャスト柱1を
現場に鉛直に立設した後、このハーフプレキャスト柱1
の内側にコンクリートを打設することによって、鉄筋コ
ンクリート柱を容易に構築することができる。
【0026】なお、上記の例では、本発明のハーフプレ
キャスト部材の製造方法をハーフプレキャスト柱1を製
造する方法を例にとって説明したが、ハーフプレキャス
ト梁も同様にして製造することができる。したがって、
ハーフプレキャスト柱とハーフプレキャスト梁を製造す
る際に、内型枠6、外型枠11、ジャッキ部9等の使い
回しをすることができる。
キャスト部材の製造方法をハーフプレキャスト柱1を製
造する方法を例にとって説明したが、ハーフプレキャス
ト梁も同様にして製造することができる。したがって、
ハーフプレキャスト柱とハーフプレキャスト梁を製造す
る際に、内型枠6、外型枠11、ジャッキ部9等の使い
回しをすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のハーフプレキャスト部材の製造方法は、内型枠の内側
に該内型枠を外側に拡径可能なジャッキ部を設置して、
このジャッキ部を伸張することにより、前記内型枠を製
造すべきハーフプレキャスト部材の内径と等しくなるま
で弾性的に拡径し、次いで、前記拡径された内型枠と、
該内型枠の外側に配設された外型枠との間にコンクリー
トを打設し、該コンクリートの硬化後に、前記ジャッキ
部を縮小することによって、前記内型枠を弾性復帰によ
り縮径させて、打設されたコンクリートの内面から離間
させるので、該内型枠を簡単に脱型することができる。
また、このように内型枠を簡単に脱型することができる
ので、筒状のハーフプレキャスト部材を容易に製造する
ことができる。
のハーフプレキャスト部材の製造方法は、内型枠の内側
に該内型枠を外側に拡径可能なジャッキ部を設置して、
このジャッキ部を伸張することにより、前記内型枠を製
造すべきハーフプレキャスト部材の内径と等しくなるま
で弾性的に拡径し、次いで、前記拡径された内型枠と、
該内型枠の外側に配設された外型枠との間にコンクリー
トを打設し、該コンクリートの硬化後に、前記ジャッキ
部を縮小することによって、前記内型枠を弾性復帰によ
り縮径させて、打設されたコンクリートの内面から離間
させるので、該内型枠を簡単に脱型することができる。
また、このように内型枠を簡単に脱型することができる
ので、筒状のハーフプレキャスト部材を容易に製造する
ことができる。
【0028】請求項2のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、請求項1において、前記内型枠を、周方向に分
割された複数の分割片で構成し、これら分割片を互いに
ヒンジ部で結合し、これらヒンジ部を外側に押圧するこ
とによって、内型枠を弾性的に拡径可能に構成したもの
であるから、それぞれの分割片のヒンジ部をジャッキ部
によって外側に押圧することによって、内型枠を容易に
外側に弾性的に拡径することができるとともに、コンク
リートの硬化後に、前記ジャッキ部を縮小することによ
って、前記分割片がヒンジ部を支点として内側に弾性的
に曲がるので、内型枠を容易に縮径させて脱型すること
ができる。
方法は、請求項1において、前記内型枠を、周方向に分
割された複数の分割片で構成し、これら分割片を互いに
ヒンジ部で結合し、これらヒンジ部を外側に押圧するこ
とによって、内型枠を弾性的に拡径可能に構成したもの
であるから、それぞれの分割片のヒンジ部をジャッキ部
によって外側に押圧することによって、内型枠を容易に
外側に弾性的に拡径することができるとともに、コンク
リートの硬化後に、前記ジャッキ部を縮小することによ
って、前記分割片がヒンジ部を支点として内側に弾性的
に曲がるので、内型枠を容易に縮径させて脱型すること
ができる。
【0029】請求項3のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、請求項1または2において、前記外型枠と内型
枠との間に、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋の
うち少なくともいずれか一方を配設した後、コンクリー
トを打設するので、製造されたハーフプレキャスト部材
には、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋のうち少
なくともいずれか一方が埋設されており、よって、該ハ
ーフプレキャスト部材を現場に設置して、その内側にコ
ンクリートを打設するだけで、鉄筋コンクリート製の柱
または梁を容易に構築することができる。
方法は、請求項1または2において、前記外型枠と内型
枠との間に、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋の
うち少なくともいずれか一方を配設した後、コンクリー
トを打設するので、製造されたハーフプレキャスト部材
には、フープ筋あるいはスターラップ筋と主筋のうち少
なくともいずれか一方が埋設されており、よって、該ハ
ーフプレキャスト部材を現場に設置して、その内側にコ
ンクリートを打設するだけで、鉄筋コンクリート製の柱
または梁を容易に構築することができる。
【0030】請求項4のハーフプレキャスト部材の製造
方法は、請求項1〜3のいずれかにおいて、ハーフプレ
キャスト部材を、ハーフプレキャスト柱またはハーフプ
レキャスト梁としたものであるから、同じ製造方法でハ
ーフプレキャスト柱またはハーフプレキャスト梁のいず
れをも製造することができ、よって、外型枠、内型枠、
ジャッキ部等の使い回しをすることができる。
方法は、請求項1〜3のいずれかにおいて、ハーフプレ
キャスト部材を、ハーフプレキャスト柱またはハーフプ
レキャスト梁としたものであるから、同じ製造方法でハ
ーフプレキャスト柱またはハーフプレキャスト梁のいず
れをも製造することができ、よって、外型枠、内型枠、
ジャッキ部等の使い回しをすることができる。
【図1】本発明のハーフプレキャスト部材の製造方法に
よって製造されたハーフプレキャスト柱の横断面図であ
る。
よって製造されたハーフプレキャスト柱の横断面図であ
る。
【図2】本発明のハーフプレキャスト部材の製造方法の
一例を説明するためのもので、型枠内にコンクリートを
打設した状態を示す横断面図である。
一例を説明するためのもので、型枠内にコンクリートを
打設した状態を示す横断面図である。
【図3】同、内型枠と外型枠をセットした状態を示す要
部の斜視図である。
部の斜視図である。
【図4】同、縮径状態の内型枠を示す横断面図である。
【図5】同、拡径状態の内型枠を示す横断面図である。
1 ハーフプレキャスト柱(ハーフプレキャスト部材) 2 筒体 3 フープ筋 4 柱主筋 6 内型枠 7 分割片 8 ヒンジ部 9 ジャッキ部 11 外型枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 3/20 E04C 3/20 (72)発明者 津田 聡史 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 コンクリートあるいは鉄筋コンクリート
製の筒状をなすハーフプレキャスト部材を製造する方法
であって、 内型枠を、その少なくとも一部が、製造すべき前記ハー
フプレキャスト部材の内径より小径な異形の筒状で、か
つ、弾性的に外側に拡径可能に構成しておき、 前記内型枠の内側に、該内型枠を外側に拡径可能なジャ
ッキ部を設置して、このジャッキ部を伸張することによ
り、前記内型枠を製造すべきハーフプレキャスト部材の
内径と等しくなるまで弾性的に拡径し、 次いで、前記拡径された内型枠と、該内型枠の外側に配
設された外型枠との間にコンクリートを打設し、 該コンクリートの硬化後に、前記ジャッキ部を縮小する
ことによって、前記内型枠を弾性復帰により縮径させて
脱型するとともに、外型枠を脱型することを特徴とする
ハーフプレキャスト部材の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のハーフプレキャスト部材
の製造方法において、前記内型枠が、周方向に分割され
た複数の分割片で構成され、これら分割片が互いにヒン
ジ部で結合され、これらヒンジ部を外側に押圧すること
によって、内型枠が弾性的に拡径可能に構成されている
ことを特徴とするハーフプレキャスト部材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のハーフプレキャ
スト部材の製造方法において、 前記外型枠と内型枠との間に、フープ筋あるいはスター
ラップ筋と主筋のうち少なくともいずれか一方を配設し
た後、コンクリートを打設することを特徴とするハーフ
プレキャスト部材の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のハーフ
プレキャスト部材の製造方法において、 前記ハーフプレキャスト部材がハーフプレキャスト柱ま
たはハーフプレキャスト梁であることを特徴とするハー
フプレキャスト部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7748696A JPH09267324A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ハーフプレキャスト部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7748696A JPH09267324A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ハーフプレキャスト部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09267324A true JPH09267324A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13635325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7748696A Pending JPH09267324A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ハーフプレキャスト部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09267324A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101107431B1 (ko) * | 2009-06-02 | 2012-01-19 | 한만성 | 측구 수로관 및 그 제조장치 |
CN113199602A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-08-03 | 中冶交投善筑成都装配式建筑科技发展有限公司 | 一种弧面预制件模具及预制件的制造方法 |
CN117926913A (zh) * | 2024-02-02 | 2024-04-26 | 舟山市定海区建筑工程管理中心 | 免支撑装配整体式结构体系及其施工方法 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7748696A patent/JPH09267324A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101107431B1 (ko) * | 2009-06-02 | 2012-01-19 | 한만성 | 측구 수로관 및 그 제조장치 |
CN113199602A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-08-03 | 中冶交投善筑成都装配式建筑科技发展有限公司 | 一种弧面预制件模具及预制件的制造方法 |
CN117926913A (zh) * | 2024-02-02 | 2024-04-26 | 舟山市定海区建筑工程管理中心 | 免支撑装配整体式结构体系及其施工方法 |
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