JPH09266488A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH09266488A
JPH09266488A JP9909896A JP9909896A JPH09266488A JP H09266488 A JPH09266488 A JP H09266488A JP 9909896 A JP9909896 A JP 9909896A JP 9909896 A JP9909896 A JP 9909896A JP H09266488 A JPH09266488 A JP H09266488A
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Masashi Iwai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポーリングにかかる時間を短くすること 【解決手段】センタ装置は全端末装置に対して一斉に問
合データを送信する。問合データに対して最先に応答す
る端末装置に0、他の端末装置に1から順に増加する自
然数から成る識別番号kを割り付け、センタ装置と識別
番号kの端末装置との間の伝送遅延時間をα(k)、問
合データの時間長をd、応答データの時間長をr、所定
時間をδ(0を含む)、0≦s≦δを満たす所定時間を
sとし、β=d+2α(0)とする。識別番号kの端末
装置は、問合データの受信完了後、2α(0)+k(r
+δ)−2α(k)+s時間後に、応答データを送信す
る。センタ装置は問合データの送信開始後β経過後の基
準時からn(r+δ)(nは自然数)の時間間隔で時刻
を分割して時刻区間を設定する時、応答データが受信さ
れる時刻区間により、送信した端末装置を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ装置と多数
の端末装置間におけるデータ通信に関し、特に、センタ
装置から多数の端末装置に対するポーリングによりデー
タ通信を行うシステムに関する。
【0002】
【従来技術】従来、センタ装置と多数の端末装置間でデ
ータ通信を行う1つの方式に、センタ装置から端末装置
にデータ送信要求を問合わせるポーリング方式が知られ
ている。このポーリング方式はセンタ装置が問合せる端
末装置のアドレスを指定して問合データを送信し、端末
装置はこの問合データのアドレスと自己の端末装置のア
ドレスとが一致した時に自己の端末装置に対する問合せ
と判定し、送信データがある場合に、自己のアドレスと
送信データとから成るデータパケットを送信するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このシステムでは、図
5に示すように、センタ装置から送信される1回の問合
データは、相手の端末装置を指定するアドレスデータ含
み、端末装置から送信される信号には、送信元の端末装
置を特定するアドレスデータが含まれている。このた
め、1回の送信に関するデータフレームが長くなる。
【0004】又、センタ装置からの問合データは、図6
に示すように、1つの端末装置に対するものであり、順
次、端末装置をポーリングするため、データフレームが
長いと、1端末装置に対する問合せ開始から応答データ
の受信完了までの時間が長くなり、その結果、全端末装
置に対するポーリングが完了するまでのサイクルタイム
が長くなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、ポーリング方式におい
て、そのポーリングにかかる時間を短くすることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用効果】請求項1の
発明は、センタ装置から伝送路に接続されている多数の
端末装置に対してデータ送信の要求を順次問い合わせる
問合データを送信し、端末装置はこの問合データに応答
してデータを送信するようにしたデータ通信システムで
ある。
【0007】本システムでは、センタ装置は全端末装置
に対して一斉に問合データを送信する。問合データに対
して最先に応答する端末装置に0、他の端末装置に1か
ら順に増加する自然数から成る識別番号kを割り付け、
センタ装置と識別番号kの端末装置との間の伝送遅延時
間をα(k)、問合データの時間長をd、応答データの
時間長をr、所定時間をδ(0を含む)、0≦s≦δを
満たす所定時間をsとし、β=d+2α(0)とする。
【0008】識別番号kの端末装置は、問合データの受
信完了後、
【数3】2α(0)+k(r+δ)−2α(k)+s 後に、応答データを送信する。
【0009】センタ装置は問合データの送信開始後β時
間の経過時を基準時とし、その基準時からn(r+δ)
(nは自然数)の時間間隔で時刻を分割して時刻区間を
設定する時、端末装置から送信された応答データがどの
時刻区間で受信されたかにより、その応答データがどの
識別番号kの端末装置から送信されたものであるかを特
定する。
【0010】問合データに対する端末装置の応答データ
の送信は、問合データの受信完了後、
【数4】2α(0)+k(r+δ)−2α(k)+s 後である。
【0011】この条件は、伝送路の伝送遅延時間も考慮
して、各端末から送信される応答データが衝突を生じな
い条件であり、δ=0の時、各端末装置からの応答デー
タはセンタ装置において衝突を生じることなく連続して
受信される。時間δは、理論と実際との誤差に起因する
応答データの重りを防止する余裕時間と、センタ装置に
おいて、1つの応答データの受信が完了してから、次の
応答データの受信が可能な状態となるまでの準備時間等
のために必要となる。δの値を伝送遅延時間の測定誤
差、センタ装置での時刻区間の検出処理に要する時間等
を考慮して、成るべく小さい値に設定すれば、伝送路の
空き時間をなるべく小さくすることが可能となり、伝送
効率を向上させることができる。
【0012】又、センタ装置から送信される問合データ
は全端末装置に対して一斉に送信されることから端末装
置を指定するアドレスデータが不用となり、上記の問合
データの時間長dを短くすることができる。又、センタ
装置は応答データの受信タイミングから応答データを送
信した端末装置を特定することができ、端末装置は応答
データにアドレスデータを設ける必要はないことから、
応答データの時間長rも短くすることができる。これら
の結果、センタ装置が問合データを送信してから、全端
末装置から全応答データの受信が完了するまでの時間が
短くなり、伝送路の伝送効率を向上させることができ
る。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載のデー
タ通信システムにおいて使用されるセンタ装置である。
問合データ送信手段は全端末装置に対して一斉に問合デ
ータを送信し、受信時刻区間検出手段は、応答データ
が、問合データの送信開始後β時間の経過時を基準時と
し、その基準時からn(r+δ)(nは自然数)の時間
間隔で分割された時刻区間において、どの時刻区間で受
信されたかを検出する。又、端末特定手段は、受信時刻
区間検出手段により検出された時刻区間により、その応
答データがどの識別番号の端末装置から送出されたもの
であるかを特定する。
【0014】上記の機能により、センタ装置は全端末装
置に一斉に問合データを送信することから、問合データ
に端末装置を指定するアドレスデータは不用となり、応
答データにアドレスデータが含まれていなくとも、応答
データを送信した端末装置を特定することができ、応答
データを短くすることができる。その結果、全端末装置
に対する問合時間が短くなる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1に記載のデー
タ通信システムにおいて使用される端末装置であり、識
別番号kの端末装置の有するデータ送信手段は、自己の
端末装置が前記応答データを発信する場合には、問合デ
ータの受信完了後の
【数5】2α(0)+k(r+δ)−2α(k)+s 経過後に応答データを送信する。このことから、端末装
置の送信する応答データにはアドレスデータが不用とな
り、この端末装置を用いることで、全端末装置に対する
問合時間を短くすることができる。
【0016】請求項4、5の発明は、k=0の端末装置
をセンタ装置から最も近い端末装置に割り付けたことを
特徴とする。この場合には、センタ装置が問合データを
送信した時から基準時までの時間βを短くすることがで
きる。従って、さらに、伝送路の空き時間が短くなり、
伝送効率を向上させることができる。
【0017】請求項6、7の発明は、請求項1に記載の
データ通信システムにおいて、問合データに対する端末
装置からの応答データは通信要求の有無を示すデータだ
けとしている。そして、請求項6の発明は、センタ装置
は問合せの終了後に、通信要求の有った端末装置に対し
て、順次、ポーリングによりデータ送信の指令を送信し
て、その端末装置はそのデータ送信指令を受信して、送
信データをセンタ装置に送信するようにしたことを特徴
とする。又、請求項7の発明は、センタ装置は、問合せ
の終了後に、通信要求の有った端末装置に対して、問合
データを送信するチャネルとは別のチャネルを用いて、
通信要求の有った端末装置に対してデータ通信を行うよ
うにしたことを特徴とする。
【0018】このように、センタ装置からの一斉問合せ
に対しては、端末装置からの応答データは送信データの
有無を示すデータだけとしたので、応答データをさらに
短くすることができ、全端末装置に対する1サイクルの
問合せ時間を短くすることができる。又、その後のセン
タ装置と端末装置との間のデータ伝送は、通信を希望し
ている端末装置に対してのみ通信を行うことから、より
伝送効率を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。図1は、本発明の具体的な実施例に
かかるシステムを示したものである。周波数多重化伝送
路11の一端にはヘッドエンド10が接続されており、
そのヘッドエンドにおいて、上り低群帯域の信号は下り
高群帯域の信号に変換されて送信される。伝送路11に
はセンタ装置Cと多数の端末装置E1〜Emが接続さ
れ、伝送路11の終端は終端器Zで終端されている。
【0020】センタ装置Cは変復調装置20、入出力イ
ンタフェース21、CPU22、RAM23、ROM2
4とで構成されている。同様に、端末装置E1〜Em
も、変復調装置30、入出力インタフェース31、CP
U32、RAM33、ROM34とで構成されている。
変調復調装置20、30は、下り高群帯域信号を入力し
て、コードデータに変換して、入出力インタフェース2
1、31に出力し、逆に、入出力インタフェース21、
31から入力したコードデータを変調して伝送路11の
上り低群帯域に送出する装置である。
【0021】CPU22、32は、ROM24、34に
記憶されているプログラムに従って動作し、問合データ
の出力処理、応答データの入力処理等を実行する装置で
ある。又、RAM23、33はデータ等を記憶するメモ
リであり、特に、端末装置のRAM33には、自己の端
末装置に割り付けられた識別番号kを記憶する識別番号
領域331と伝送遅延時間α(k)を記憶する伝送遅延
時間領域332が形成されている。
【0022】次に、本システムにおける通信手順を、セ
ンタ装置のCPU22と端末装置のCPU32の動作手
順を示した図2、図3のフローチャートと、図4に示す
タイミングチャートに基づいて説明する。
【0023】ステップ100において、問合データが変
復調装置20に出力されることで、センタ装置Cから問
合データが伝送路11の上り低群帯域の所定チャネルに
送信される。その問合データはヘッドエンド10で下り
高群帯域の所定チャネルに周波数変換され、伝送路11
を端末装置に向けて伝搬する。
【0024】図4において、時刻t0において問合データ
の送信が開始され、時刻t1において問合データの送信が
終了する。この問合データは図4に示すように伝送路1
1を伝搬して行く。次に、ステップ102でタイマTが
スタートされる。これは、問合データの送信開始時刻t0
からの経過時刻Tを計測することで、端末装置から送信
される応答データの受信時刻を検出するためである。そ
して、ステップ104で、下り高群帯域の所定チャネル
の信号を監視し、端末装置から送信される応答データが
受信されたか否かが、常時、監視されることになる。
【0025】全端末装置は図3に示すプログラムを実行
している。即ち、ステップ200において、下り高群帯
域の所定チャネルを監視することで、問合データが受信
されたか否かが、常時、監視されている。そして、その
問合データの受信が完了した場合には、ステップ202
において、タイマWがスタートされる。これは、問合デ
ータの受信時刻からの経過時間Wを計測することで、各
端末装置における応答データの固有の送信時刻を決定す
るためである。各端末装置E1〜Emには、0から順番
に整数の識別番号kが割り付けられている。図4では、
識別番号kを端末装置の位置とは全く無関係に設定した
場合が記載されている。図4の例では、各端末装置は応
答データの受信が完了した時刻、即ち、識別番号kが0
の端末装置では問合データの受信が完了した時刻t2
ら、識別番号kが1の端末装置では時刻t3から、識別番
号kがkの端末装置では時刻t4から時間の計測が開始さ
れる。
【0026】次に、ステップ204において、自己の端
末装置の送信データの有無を読取り、ステップ206で
RAM33の識別番号領域331に記憶されている自己
の端末装置の識別番号kが読み取られる。そして、次の
ステップ208で、経過時間Wに関して次式が成立する
か否かが判定される。
【0027】
【数6】 W≧2α(0)+k(r+δ)−2α(k)+s この条件式が成立しない場合には、ステップ208の判
定が繰り返され、この条件式が成立するまで待つことに
なる。
【0028】但し、α(k)はセンタ装置と識別番号k
の端末装置との間の伝送遅延時間、dは問合データの時
間長、rは応答データの時間長、sは、0≦s≦δを満
たす所定時間であり、δは、後述する所定時間(0を含
む)である。
【0029】図4に示すように、問合データの送信開始
時刻を時刻0とし、n=1,2,…,k+1,…の時刻
区間を設定する。各時刻区間は、応答データの時間長r
に余裕時間δを加えた長さを有している。第1時刻区間
の開始時刻は基準時βであり、その値βを、識別番号k
=0の端末装置が問合データを受信した後、直ちに、応
答データを送信したとして、その応答データがセンタ装
置で受信される時刻と定義する。よって、β=d+2α
(0)となる。
【0030】又、第2時刻区間の開始時刻は、β+(r
+δ)、第k+1時刻区間の開始時刻は、β+k(r+
δ)である。センタ装置の位置でこのように定義された
時刻区間を、各端末装置から送信される応答データが衝
突しない区間として伝送路11にまで拡張する。即ち、
各端末装置から送信される各応答データは、伝送路11
上において、各時刻区間内に分布し、センタ装置におい
て各時刻区間内において受信される。従って、図4に示
すように、伝送路11上の時刻区間は、伝送路11にお
けるデータの伝送遅延時間α(k)を傾きとする傾斜し
た領域となる。
【0031】k=0の端末装置の位置での第1時刻区間
の開始時刻t2はβ−α(0)、k=1の端末装置の位置
での第2時刻区間の開始時刻t5はβ+(r+δ)−α
(1)、k=kの端末装置の位置での第k時刻区間の開
始時刻t6はβ+k(r+δ)−α(k)となる。又、各
時刻区間の長さは(r+δ)であるので、その間に、時
間長rの応答データを送信すれば良いので、時間余裕は
δだけある。よって、s<δの時間sを考慮して、識別
番号kの端末装置は問合データの受信完了後、次式を満
すV(k)時間の経過後に、応答データを送信すれば良
い。
【0032】
【数7】 V(k)=β+k(r+δ)−α(k)+s−{d+α(k)} =2α(0)+k(r+δ)−2α(k)+s この応答データの送信時刻を決定するV(k)は、各端
末装置からセンタ装置までの伝送遅延時間によって異な
り、各端末装置毎に予め測定され、記憶されている。
又、V(k)を記憶する代わりに、各端末装置毎に、k
とα(k)とを記憶しておき、上式でV(k)を演算し
て求めるようにしても良い。この時刻で、応答データを
送信すれば、各端末装置からの応答データは衝突するこ
とがない。この時刻は、k=0の端末装置で時刻t2( 但
し、この端末装置ではs=0である)、k=1の端末装
置で時刻t7, k=kの端末装置で時刻t8である。そし
て、それらの応答データは、それぞれ、時刻t9, t10, t
11において、センタ装置Cで受信されることになる。
【0033】図2において、センタ装置CのCPU22
は、ステップ104で端末装置からの応答データの受信
が完了すると、ステップ106で、その時のタイマTの
値Tから、次式を満たすnの値により時刻区間番号nが
決定される。
【0034】
【数7】 β+(n−1)(r+δ)≦T<β+n(r+δ) 即ち、識別番号kが0,1,…,kの端末装置から送信
された応答データは、センタ装置Cにおいて、それぞ
れ、時刻区間番号nが1,2,…,k+1の時刻区間に
おいて受信が完了する。次に、ステップ108で、その
時刻区間番号nを用いて、その応答データを送信した端
末装置の識別番号kが次式で演算される。尚、δは、セ
ンタ装置がある応答データの受信処理が完了してから、
次の応答データを受信できる状態になるまでに必要な時
間を考慮して設定される。又、sの値は、0≦s≦δを
満たす任意の値で、各時刻区間の応答データが衝突を生
じないように任意に設定すれば良い。例えば、2α
(0)=δを満たす場合には、k=0の端末装置のsは
0でも良く、従って、他の端末装置におけるs値が0で
あっても、各応答データ間の間隔をδだけ確保できる。
勿論、全端末装置でs=δに設定することで、各応答デ
ータ間の間隔をδだけ確保できる。
【0035】
【数8】k=n−1 次に、ステップ110において、受信された応答データ
から、その端末装置が送信を希望するデータを有するか
否かと識別番号kとの対応表がRAM23に記憶され
る。これにより、どの端末装置が送信を希望しているか
が判別できる。次に、ステップ112において、全端末
装置からの応答データの受信が完了したか否かが判定さ
れ、完了していない場合には、ステップ104に戻り、
上記したような次の応答データの受信の処理が実行され
る。ステップ112で、全応答データの受信が完了した
場合には、ステップ114以下の送信を希望する端末装
置に対するポーリングが実行される。
【0036】即ち、ステップ114において、送信要求
のある端末装置に対して、データ送信指令が送信され、
ステップ116で、その端末装置から送信されたデータ
の受信が完了したか否かが判定され、完了した場合に
は、ステップ118で、その端末装置の識別番号kに対
応させて、受信したデータをRAM23に記憶する。そ
して、ステップ120において、送信要求のある全端末
装置からの送信データの受信が完了したか否かが判定さ
れ、受信が完了していない場合には、ステップ114に
戻り、次の送信要求のある端末装置に対するポーリング
が実行される。
【0037】又、このデータ通信は端末装置では図3の
ステップ212、214で実行される。即ち、センタ装
置Cからデータ送信指令が受信されるのを待ち、その指
令が受信された場合には、ステップ214で、その端末
装置に記憶されているデータが送信される。
【0038】このようにして、送信要求のある端末装置
からのデータ通信が実行される。尚、本実施例では、送
信要求のある端末装置からのデータ通信は、問合データ
に対する応答データにより端末装置の送信要求を知り、
後で、送信要求のある端末装置に対して、データを送信
する指令を送信して、データをセンタ装置に送信するよ
うにしている。しかし、この後で実行するデータ通信
は、問合データと応答データが伝送するチャネルとは別
のチャネルを用いて実行しても良い。さらに、データ通
信を後で実行するのではなく、このデータを最初から応
答データに含ませても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例のシステムを示した構
成図。
【図2】センタ装置のCPUの処理手順を示したフロー
チャート。
【図3】端末装置のCPUの処理手順を示したフローチ
ャート。
【図4】問合データと応答データの伝送の様子を示した
説明図。
【図5】従来のシステムの問合データと応答データのデ
ータ構造を示した構造図。
【図6】従来のシステムにおける問合データと応答デー
タの伝送の様子を示した説明図。
【符号の説明】
C…センタ装置 E1〜Em…端末装置 20,30…変復調装置 22,32…CPU 23,33…RAM 331…識別番号領域 332…伝送遅延時間領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタ装置から伝送路に接続されている多
    数の端末装置に対してデータ送信の要求を順次問い合わ
    せる問合データを送信し、端末装置はこの問合データに
    応答してデータを送信するようにしたデータ通信システ
    ムにおいて、 前記センタ装置は前記全端末装置に対して一斉に前記問
    合データを送信し、 前記問合データに対して最先に応答する端末装置に0、
    他の端末装置に1から順に増加する自然数から成る識別
    番号kを割り付け、前記センタ装置と識別番号kの端末
    装置との間の伝送遅延時間をα(k)、前記問合データ
    の時間長をd、前記応答データの時間長をr、所定時間
    をδ(0を含む)、0≦s≦δを満たす所定時間をsと
    し、β=d+2α(0)とする時、識別番号kの端末装
    置は、前記問合データの受信完了後、 【数1】2α(0)+k(r+δ)−2α(k)+s 時間後に前記応答データを送信し、 前記センタ装置は前記問合データの送信開始後β時間の
    経過時を基準時とし、その基準時からn(r+δ)(n
    は自然数)の時間間隔で時刻を分割して時刻区間を設定
    する時、端末装置から送信された応答データがどの時刻
    区間で受信されたかにより、その応答データがどの識別
    番号kの端末装置から送信されたものであるかを特定す
    るようにしたことを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ通信システムにお
    いて使用されるセンタ装置であって、 前記全端末装置に対して一斉に前記問合データを送信す
    る問合データ送信手段と、 前記問合データの送信開始後β時間の経過時を基準時と
    し、その基準時からn(r+δ)(nは自然数)の時間
    間隔で時刻を分割して時刻区間を設定する時、端末装置
    から送信された応答データがどの時刻区間で受信された
    かを検出する受信時刻区間検出手段と、 前記受信時刻区間検出手段により検出された前記時刻区
    間により、その応答データがどの識別番号の端末装置か
    ら送出されたものであるかを特定する端末特定手段とか
    ら成ることを特徴とするセンタ装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のデータ通信システムにお
    いて使用される端末装置であって、 自己の端末装置が前記応答データを送信する場合には、
    識別番号kに対して、前記問合データの受信完了後、 【数2】2α(0)+k(r+δ)−2α(k)+s 時間後に前記応答データを送信するデータ送信手段とを
    有することを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のデータ通信システムにお
    いて、 前記センタ装置に最も近い端末装置の識別番号kを0と
    したことを特徴とするデータ通信システム。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の端末装置において、 前記センタ装置に最も近い端末装置の識別番号kを0と
    したことを特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のデータ通信システムにお
    いて、 前記問合データに対する前記端末装置からの応答データ
    は通信要求の有無を示すデータだけとし、 前記センタ装置は、問合せの終了後に、通信要求の有っ
    た端末装置に対して順次、ポーリングによりデータ送信
    の指令を送信して、その端末装置はそのデータ送信指令
    を受信して、送信データをセンタ装置に送信するように
    したことを特徴とするデータ通信システム。
  7. 【請求項7】請求項1に記載のデータ通信システムにお
    いて、 前記問合データに対する前記端末装置からの応答データ
    は通信要求の有無を示すデータだけとし、 前記センタ装置は、問合せの終了後に、通信要求の有っ
    た端末装置に対して、前記問合データを送信するチャネ
    ルとは別のチャネルを用いて、通信要求の有った端末装
    置に対してデータ通信を行うようにしたことを特徴とす
    るデータ通信システム。
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