JPH09266469A - 自動位相合わせ装置 - Google Patents

自動位相合わせ装置

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JPH09266469A
JPH09266469A JP8073491A JP7349196A JPH09266469A JP H09266469 A JPH09266469 A JP H09266469A JP 8073491 A JP8073491 A JP 8073491A JP 7349196 A JP7349196 A JP 7349196A JP H09266469 A JPH09266469 A JP H09266469A
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JP
Japan
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frame
phase
circuit
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Application number
JP8073491A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kikuchi
俊昭 菊池
Kazuhiro Otaki
和宏 大滝
Haruhiko Tanimoto
晴彦 谷本
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1/2フレーム以上の位相差がある場合には
位相合わせができないこと。 【解決手段】 2つの情報101,102が1フレーム
ごとに夫々のフレーム位相で遅延挿入回路103,10
4に書き込まれる。遅延設定回路1はいずれか一方のフ
レーム位相6又は7を選択し、そのフレーム位相で1フ
レーム分の2つの情報を読み出す。読み出された2つの
情報は比較回路4で比較され、不一致の場合、遅延設定
回路1は他方のフレーム位相に切り替えて次のフレーム
の2つの情報を読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動位相合わせ装置
に関し、とくに異なる伝送路を経由したフレーム位相の
異なる同一情報の位相合わせを行う自動位相合わせ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の自動位相合わせ装置の一構
成図を示す。従来の自動位相合わせ装置は、異なる伝送
路を経由したフレーム位相の異なる同一情報101,1
02に一定の遅延を与えて出力する遅延挿入回路10
3,104と、夫々の情報101,102のフレーム位
相を検出する位相検出回路105,106と、遅延挿入
回路103,104に対し一定の遅延量110を加える
遅延設定回路107とからなる。
【0003】この構成において、まず、2つの情報10
1,102のフレーム位相が位相検出回路105,10
6で検出され、夫々のフレーム位相111,112で遅
延挿入回路103,104内のメモリに書き込まれる。
【0004】一方、遅延設定回路107は位相検出回路
105,106より入力される2つのフレーム位相11
1,112のうち遅れた方のフレーム位相112を選択
し、その位相112に一定の遅延量110を加えた位相
で遅延挿入回路103,104より2つの情報を読み出
す。これにより読み出された2つの情報108,109
のフレーム位相は一致する。
【0005】この動作をタイミングチャートにより説明
する。図8は従来の自動位相合わせ装置の動作(位相差
1/4フレームの場合)を示すタイミングチャートであ
る。
【0006】同図にて101,102は2つの入力情報
を、108,109は2つの出力情報を、102´は遅
延挿入回路103,104に入力されるフレームパルス
(入力情報102のフレームパルスに遅延量110を加
えたフレームパルス)を夫々示す。
【0007】いま、情報101の方が情報102よりも
1/4フレーム位相が進んでいるとする。この場合、遅
延設定回路107は遅れている方の位相、すなわち入力
情報102のフレーム位相112を選択し、この位相1
12に遅延量110を加えた位相102´で遅延挿入回
路103,104より2つの情報を読み出す。
【0008】これにより、情報108のフレーム1と情
報109のフレーム1とが同位相で出力され、これに続
くフレーム2以降も同一内容の情報が同位相で出力され
る。
【0009】なお、情報102のフレーム位相112に
一定の遅延量110を加えて遅延挿入回路103,10
4より情報108,109を読み出すのは、伝送される
情報が伝送路等で発生する位相変動の影響を受けるのを
防止するためである。
【0010】なお、これと同様の技術が特開平2−30
5086号公報に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の自
動位相合わせ装置では次のような不都合が生じる。図9
は従来の自動位相合わせ装置の動作(位相差3/4フレ
ームの場合)を示すタイミングチャートである。
【0012】同図に示すように、情報101の方が情報
102よりも3/4フレーム位相が進んだ場合は、遅延
設定回路107は情報101のフレーム位相111の方
が情報102のフレーム位相112より1/4フレーム
遅れていると判断してしまうのである。したがって、情
報101のフレーム位相111に遅延量110を加えた
位相101´で情報108,109の読み出しが行われ
るため、位相合わせができなくなる。
【0013】これは、位相の判定をフレーム位相のみで
実行しているためであり、このため1/2フレーム以上
の位相差がある場合には位相合わせができないという欠
点があった。
【0014】同図に示すように、この場合の出力情報は
情報108のフレーム1に対し情報109のフレームL
が同位相で出力され、これに続く情報108のフレーム
2に対し情報109のフレーム1が同位相で出力され、
以降も双方の情報の内容は一致しなくなる。
【0015】そこで本発明の目的は、1/2以上の位相
差がある場合も位相合わせが可能な自動位相合わせ装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、異なる伝送路を経由したフレーム位相の異
なる同一情報の位相合わせを行う自動位相合わせ装置で
あって、前記異なる伝送路を経由した同一情報が夫々の
フレーム位相で記憶される記憶手段と、いずれか一方の
フレーム位相で両方の同一情報を前記記憶手段より読み
出す読み出し手段と、この読み出し手段で読み出された
前記2つの同一情報を比較する比較手段とを有し、前記
読み出し手段は前記比較手段での比較結果が不一致の場
合、他方のフレーム位相で両方の同一情報を再度読み出
すことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によれば、いずれか一方の
フレーム位相で2つの同一情報が記憶手段より読み出さ
れ、その読み出された情報同士が比較手段で比較され
る。比較結果が一致の場合はそのままの位相で2つの同
一情報が記憶手段より読み出され外部へ出力される。一
方、比較結果が不一致の場合は他方のフレーム位相で2
つの同一情報が記憶手段より再度読み出され外部へ出力
される。
【0018】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る自動位
相合わせ装置の一構成図である。なお、従来例と同様の
構成部分については同一番号を付し、その説明を省略す
る。
【0019】自動位相合わせ装置は、異なる伝送路を経
由したフレーム位相の異なる同一情報101,102に
一定の遅延を加えて出力する遅延挿入回路103,10
4と、夫々の情報101,102のフレーム位相を検出
する位相検出回路105,106と、遅延挿入回路10
3,104に対し一定の遅延量5を出力する遅延設定回
路1と、遅延挿入回路103,104より読み出された
情報2,3を比較し、その結果を遅延設定回路1へ出力
する比較回路4とからなる。
【0020】なお、位相検出回路105,106より出
力されるフレーム位相をフレーム位相6,7とし、比較
回路4より遅延設定回路1へ出力される比較結果情報を
比較結果情報8とする。
【0021】この構成において、まず、2つの情報10
1,102のフレーム位相6,7が位相検出回路10
5,106で検出され、夫々のフレーム位相6,7で遅
延挿入回路103,104内のメモリに書き込まれる。
【0022】一方、遅延設定回路1は位相検出回路10
5,106より入力されたフレーム位相6,7のいずれ
か一方を選択し、そのフレーム位相に遅延量5を加えた
位相で遅延挿入回路103,104より2つの情報を読
み出す。
【0023】そして、読み出された2つの情報は比較回
路4で比較され、比較結果が一致の場合はそのフレーム
位相で以後も継続して遅延挿入回路103,104より
2つの情報が読み出されそのまま外部へ出力される。
【0024】一方、比較結果が不一致の場合は遅延設定
回路1は他方、すなわち先に選択されなかった方のフレ
ーム位相を選択し、そのフレーム位相に遅延量5を加え
た位相で遅延挿入回路103,104より2つの情報を
再度読み出す。そして、そのフレーム位相で以後も継続
して遅延挿入回路103,104より2つの情報が読み
出されそのまま外部へ出力される。
【0025】後述するが、これにより情報2,3のフレ
ーム位相は一致する。
【0026】図2は遅延設定回路の回路図である。遅延
設定回路1は、フレーム位相6,7のいずれか一方を選
択する選択回路11と、この選択回路11より出力され
るフレーム位相に一定の遅延を加える遅延加算回路12
と、比較回路4より出力される比較結果情報8が入力さ
れるDフリップフロップ(D・F/F)13と、比較結
果情報8とD・F/F13の出力Qバーが入力されるナ
ンド回路14と、このナンド回路14の出力が入力さ
れ、その出力を選択回路11へ出力するDフリップフロ
ップ15とからなる。
【0027】遅延加算回路12は、選択回路11により
選択されたフレーム位相に任意の遅延(フレーム位相が
伝送路のジッタ、ワンダ(揺らぎ)で変動しても誤りな
く読み出せる程度の遅延。伝送路の状態で決定可能な遅
延である。)を加えるためのものである。
【0028】比較回路4より出力される比較結果情報8
が一致(低レベル)から不一致(高レベル)になると、
Dフリップフロップ13に入力されるクロック16の立
上がりタイミングでDフリップフロップ13の出力Qバ
ーは高レベルから低レベルに変化する。したがって、ナ
ンド回路14の出力は低レベルから高レベルに変化す
る。
【0029】そして、このナンド回路14の出力が低レ
ベルから高レベルに変化するタイミングでDフリップフ
ロップ15の出力Qは低レベルから高レベルに変化し、
このDフリップフロップ15より高レベル信号が選択回
路11へ入力されることにより選択回路11は他方のフ
レーム位相を選択する。また、選択状態の初期設定はD
フリップフロップ13,15にセットまたはリセット信
号を加えることにより設定可能となる。なお、Dフリッ
プフロップ13,15をJKフリップフロップで構成す
ることも可能である。
【0030】図3は比較回路の一実施例の回路図であ
る。この比較回路4Aは遅延挿入回路103,104よ
り読み出された情報2,3をその情報2,3を構成する
ビットごとに比較するエクスクルーシブ・オア回路21
と、このエクスクルーシブ・オア回路21からの出力が
セット端子Sに入力されるDフリップフロップ22と、
このDフリップフロップ22の出力が入力されるDフリ
ップフロップ23と、このDフリップフロップ23の出
力が入力されるDフリップフロップ24と、…、(n−
1)番目(nは正の整数)のDフリップフロップ(n−
1)の出力が入力されるDフリップフロップ(n)と、
これらのDフリップフロップ(23〜n)の出力が並列
に入力されるアンド回路29とからなる。
【0031】この構成によれば、まず高レベルのフレー
ムパルス(遅延設定回路1より出力されるフレーム位相
のパルス)によりDフリップフロップ22,1〜nの出
力Qが低レベルとなる。
【0032】次に、情報2,3内のいずれかのビット同
士が不一致となるとエクスクルーシブ・オア回路21の
出力が高レベルとなり、これによりDフリップフロップ
22がセットされる。そして、次のフレームパルスでこ
のDフリップフロップ22がセットされることによりD
フリップフロップ23の出力Qが高レベルとなる。そし
て、この高レベル信号はアンド回路29に入力される。
【0033】また、次の情報2,3内のいずれかのビッ
ト同士が再び不一致となるとエクスクルーシブ・オア回
路21の出力は再び高レベルとなり、Dフリップフロッ
プ24の出力Qも高レベルとなる。そして、この高レベ
ル信号はアンド回路29に入力される。
【0034】このようにして、エクスクルーシブ・オア
回路21にてこの情報2,3の不一致がn回連続して検
出されるとDフリップフロップ(23〜n)のすべての
出力が高レベルとなりアンド回路29の出力8はこのと
き初めて高レベルとなる。
【0035】このように情報2,3の不一致がn回連続
した場合に初めて不一致信号が出力されるようにしたの
は、瞬間的に発生する伝送路切り替え等で発生する誤り
等でシステムが不安定(メモリ読み出し位相が何度も切
り替わる)となるのを防止するためである。
【0036】図4は比較回路の他の実施例の回路図であ
る。この比較回路4Bは1フレームを構成する複数ビッ
トの各々について比較する際、所定回数以内の不一致で
あれば不一致とみなさなくするための回路である。
【0037】この比較回路4Bはエクスクルーシブ・オ
ア回路31と、m(mは正の整数)進カウンタ32と、
Dフリップフロップ33とからなる。
【0038】この構成によれば、情報2,3を構成する
複数ビットの双方が不一致となるとエクスクルーシブ・
オア回路31の出力が高レベルとなるが、この高レベル
となる回数がm進カウンタ32で計数される。そして、
エクスクルーシブ・オア回路31で所定回数ビット同士
を比較した結果、不一致が1フレームにつきm回発生し
た場合にm進カウンタ32の出力が高レベルとなり、こ
の高レベル信号によりDフリップフロップ33がセット
され、出力Qが高レベルとなる。
【0039】このように、不一致m回未満を不一致とみ
なさないようにしたのは、システムによっては一定の誤
り発生を許容している場合があるからである。
【0040】なお、このDフリップフロップ33が比較
回路4AのDフリップフロップ22に相当する。したが
って比較回路4Bを比較回路4Aと組み合わせることが
可能である。
【0041】次に、自動位相合わせ装置の動作をタイミ
ングチャートにより説明する。図5,6は本発明の自動
位相合わせ装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。図5は位相差1/4フレームの場合、図6は位相差
3/4の場合を示す。
【0042】図5において、101,102は2つの入
力情報を、2,3は2つの出力情報を、101´,10
2´は遅延挿入回路103,104に入力されるフレー
ムパルス(入力情報101または102のフレームパル
スに遅延量5を加えたフレームパルス)を夫々示す。
【0043】また、入力情報101,102は同一情報
であり、夫々1〜L(Lは正の整数)個のフレームで一
群の情報をなす。
【0044】まず、図5を参照して、情報101の方が
情報102よりも1/4フレーム位相が進んでいる場合
について説明する。また、遅延設定回路1はまず入力情
報101のフレーム位相を選択するとする。
【0045】選択された入力情報101のフレーム位相
は前述した遅延加算回路12で所定の遅延5が加えら
れ、その遅延後のフレームパルス101´で遅延挿入回
路103,104より情報2,3が読み出される。
【0046】いま、情報101の方が情報102よりも
1/4だけフレーム位相が進んでいるため、出力情報2
として「1」、出力情報3として「L」が読み出され
る。これらの情報は比較回路4で比較され不一致とな
る。しかし、比較回路4はまだ不一致信号を出力しな
い。
【0047】比較回路4より不一致信号が入力されない
ので、次のフレームパルス101´で遅延挿入回路10
3,104より次の情報2,3が読み出される。次の情
報は情報2が「2」、情報3が「1」である。これらの
情報は比較回路4で比較され不一致となる。しかし、比
較回路4はまだ不一致信号を出力しない。
【0048】次に、比較回路4より不一致信号がなおも
入力されないので、次のフレームパルス101´で遅延
挿入回路103,104より次の情報2,3が読み出さ
れる。次の情報は情報2が「3」、情報3が「2」であ
る。これらの情報は比較回路4で比較され不一致とな
る。
【0049】比較回路4はこれが3度目の不一致である
ことを認識し、不一致信号8を遅延設定回路1へ出力す
る。これを受けた遅延設定回路1は読み出しフレーム位
相を位相101から位相102へ切り替え、この位相1
02に遅延量5を加えたフレームパルス102´で情報
2,3を読み出す。これにより読み出される情報は、情
報2が「3」、情報3も「3」となり双方の位相が一致
する。以後のフレームについてもフレームパルス102
´にて情報2,3を読み出すことにより位相が一致する
のは明らかである。
【0050】次に、図6を参照して、情報101の方が
情報102よりも3/4フレーム位相が進んでいる場合
について説明する。
【0051】選択された入力情報101のフレーム位相
は前述した遅延加算回路12で所定の遅延5が加えら
れ、その遅延後のフレームパルス101´で遅延挿入回
路103,104より情報2,3が読み出される。
【0052】いま、情報101の方が情報102よりも
3/4だけフレーム位相が進んでいるため、出力情報2
として「1」、出力情報3として「L」が読み出され
る。これらの情報は比較回路4で比較され不一致とな
る。しかし、比較回路4はまだ不一致信号を出力しな
い。
【0053】比較回路4より不一致信号が入力されない
ので、次のフレームパルス101´,102´で遅延挿
入回路103,104より次の情報2,3が読み出され
る。次の情報は情報2が「2」、情報3が「1」であ
る。これらの情報は比較回路4で比較され不一致とな
る。しかし、比較回路4はまだ不一致信号を出力しな
い。
【0054】次に、比較回路4より不一致信号がなおも
入力されないので、次のフレームパルス101´で遅延
挿入回路103,104より次の情報2,3が読み出さ
れる。次の情報は情報2が「3」、情報3が「2」であ
る。これらの情報は比較回路4で比較され不一致とな
る。
【0055】比較回路4はこれが3度目の不一致である
ことを認識し、不一致信号8を遅延設定回路1へ出力す
る。これを受けた遅延設定回路1は読み出しフレーム位
相を位相101から位相102へ切り替え、この位相1
02に遅延量5を加えたフレームパルス102´で情報
2,3を読み出す。これにより読み出される情報は、情
報2が「3」、情報3も「3」となり双方の位相が一致
する。以後のフレームについてもフレームパルス102
´にて情報2,3を読み出すことにより位相が一致する
のは明らかである。
【0056】このように入力情報101,102のフレ
ーム位相差が1/2以上であっても双方の位相合わせを
行うことが可能となる。
【0057】なお、遅延挿入回路103,104内のメ
モリを1フレーム分のメモリとした場合は位相差1フレ
ームまでの位相合わせが可能であり、またメモリの容量
が2フレーム以上あれば位相差2フレーム以上の位相合
わせが可能となる。
【0058】また、本発明は入力情報が3つ以上ある場
合であっても、上記の処理を繰り返すことにより位相合
わせが可能となる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、いずれか一方のフレー
ム位相で双方の情報を読み出し、その双方の情報を比較
し、比較結果が不一致の場合は他方のフレーム位相に切
り替えて双方の情報を再度読み出すよう構成したため、
1/2フレーム以上位相差があっても位相合わせを行う
ことが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動位相合わせ装置の一構成図で
ある。
【図2】同装置の遅延設定回路の回路図である。
【図3】同装置の比較回路の一実施例の回路図である。
【図4】同装置の比較回路の他の実施例の回路図であ
る。
【図5】同装置の動作(位相差1/4フレームの場合)
を示すタイミングチャートである。
【図6】同装置の動作(位相差3/4フレームの場合)
を示すタイミングチャートである。
【図7】従来の自動位相合わせ装置の一構成図を示す。
【図8】同装置の動作(位相差1/4フレームの場合)
を示すタイミングチャートである。
【図9】同装置の動作(位相差3/4フレームの場合)
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 遅延設定回路 4 比較回路 11 選択回路 21,31 エクスクルーシブ・オア回路 29 アンド回路 32 m進カウンタ 103,104 延挿入回路 105,106 位相検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる伝送路を経由したフレーム位相の
    異なる同一情報の位相合わせを行う自動位相合わせ装置
    であって、 前記異なる伝送路を経由した同一情報が夫々のフレーム
    位相で記憶される記憶手段と、いずれか一方のフレーム
    位相で両方の同一情報を前記記憶手段より読み出す読み
    出し手段と、この読み出し手段で読み出された前記2つ
    の同一情報を比較する比較手段とを有し、前記読み出し
    手段は前記比較手段での比較結果が不一致の場合、他方
    のフレーム位相で両方の同一情報を再度読み出すことを
    特徴とする自動位相合わせ装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段はフレームごとの比較が連
    続して所定回数不一致となった場合に不一致情報を出力
    する手段であることを特徴とする請求項1記載の自動位
    相合わせ装置。
  3. 【請求項3】 前記比較手段はフレームを構成する各ビ
    ットごとに比較を行い、各ビットごとの比較が1フレー
    ムにおいて所定回数不一致となった場合に不一致情報を
    出力する手段であることを特徴とする請求項1または2
    記載の自動位相合わせ装置。
JP8073491A 1996-03-28 1996-03-28 自動位相合わせ装置 Pending JPH09266469A (ja)

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JP8073491A JPH09266469A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 自動位相合わせ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223275A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 株式会社小笠原工業所 災害時水道用貯水槽
JP2017096081A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社小笠原工業所 災害時水道用貯水槽

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223275A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 株式会社小笠原工業所 災害時水道用貯水槽
JP2017096081A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社小笠原工業所 災害時水道用貯水槽

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