JPH09266072A - 自動調光制御システム - Google Patents

自動調光制御システム

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JPH09266072A
JPH09266072A JP8076725A JP7672596A JPH09266072A JP H09266072 A JPH09266072 A JP H09266072A JP 8076725 A JP8076725 A JP 8076725A JP 7672596 A JP7672596 A JP 7672596A JP H09266072 A JPH09266072 A JP H09266072A
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dimming control
illuminance
signal
dimming
terminal device
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JP8076725A
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Masaya Sugino
雅哉 杉野
Tomoyuki Tanaka
智幸 田中
Yasuharu Fujishima
康晴 藤島
Yoshihisa Honma
義久 本間
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明負荷によって照明される任意の場所にお
いて、容易に所望の照度になるよう照明負荷の調光出力
の調節ができる自動調光制御システムを提供すること。 【解決手段】 主操作盤1と、主操作盤1に接続されて
照度を検出するセンサー端末器2と、主操作盤1に接続
されてセンサー端末器2から出力される伝送信号によっ
て照明器具Lを調光制御する調光制御端末器3と、を備
える自動調光制御システムにおいて、前記センサー端末
器2は、照明器具Lによる光出力を直接入力して照度を
検出しうる光検出部を持つワイアレス発信部Bと、ワイ
アレス発信部Bからワイアレス信号を受信し照度データ
を伝送信号として送信する端末器本体Aとを有すること
とし、照明器具Lによる光出力がワイアレス発信部Aに
よって検出し伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動調光制御システ
ムに関し、特に、ビルなどにて自動的に照明負荷の明る
さを調節し調光するための自動調光制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルなどにおいて照明器具の照明
による明るさを一定に保つ照明制御システムとして、中
央制御装置としての主操作盤と、主操作盤に接続されて
照度を検出するセンサー端末器と、同じく主操作盤に接
続されてこのセンサー端末器から出力される伝送信号に
よって照明負荷を調光制御する調光制御端末器と、を備
える自動調光制御システムがある。一般に、この様な自
動調光制御システムは、図6のシステム構成図に示すよ
うに、照明負荷である照明器具Lの点灯によって変化す
る照度を検出する照度センサー4が接続されたセンサー
端末器2を有し、センサー端末器2から出力される照度
データ信号があらかじめ設定された値となるよう主操作
盤1が調光制御端末器3を調光制御している。
【0003】また、上記の自動調光制御システムにおけ
る照明器具Lの調光制御の光出力は、一般に施工完了時
における現場調整にて設定される。この現場調整におい
て、まず作業者は、センサー端末器2から出力される照
度データ内容と同等の照度センサー4の照度値を確認す
る。次いで、照明器具によって照明される任意の数カ所
の地点の照度を照度測定装置により測定するとともに、
主操作盤1に設けられた操作手段によって、この照度測
定装置の照度値が所定の値となるよう調光制御端末器2
の調光出力を調節し照明器具Lの照明負荷の光出力を設
定している。そして、照度センサー4による照度値が変
化した場合にも照度測定装置の照度値が所定の値となる
よう、数種類の照度条件において調光制御端末器2の調
光出力を調節する。
【0004】上記の自動調光制御システムは、主操作盤
1が、以上の操作によって主操作盤1に入力された照度
センサー4の照度値と調光制御端末器3の調光出力設定
との関係に基づいて、センサー端末器2から出力される
照度データ信号があらかじめ設定された値となるよう調
光制御端末器3を調光制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の自動
調光制御システムは、固定して設置された照度センサー
4の照度に基づいて調光制御するものである。従って、
事務所などにおいて、机あるいは間仕切りなどの配置が
レイアウト変更によって変化した場合、センサー端末器
2によって伝送される照度データと照明負荷からの調光
出力によって照明される各地点の照度との関係は、施工
完了時とは異なったものとなる。その結果、再度照度測
定装置を用い、主操作盤1を操作して調光制御端末器3
による調光出力の設定をし直す必要が生ずる。また、一
般に、自動調光制御システムにおいては、照度測定装置
を用いて測定する場所と主操作盤1の設置された場所と
は離れた距離にある。その結果、調光出力の調節におい
てはトランシーバなどの通話装置を用い、少なくとも2
人の人員を必要とするものである。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、照明負荷によって照明さ
れる任意の場所において、容易に所望の照度になるよう
照明負荷の調光出力の調節ができる自動調光制御システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の自動調光制御システムは、中央制御
装置と、中央制御装置に接続されて照度を検出するセン
サー端末器と、中央制御装置に接続されてセンサー端末
器から出力される伝送信号によって照明負荷を調光制御
する調光制御端末器と、を備える自動調光制御システム
において、前記センサー端末器は、照明負荷による光出
力を直接入力して照度を検出しうる光検出部を持つワイ
アレス発信部と、該ワイアレス発信部からワイアレス信
号を受信し照度データを伝送信号として送信する信号伝
送部とを有することとしている。これにより、照明負荷
による光出力がワイアレス発信部によって検出されて伝
送され調光制御するものとなる。
【0008】また、請求項2記載の自動調光制御システ
ムは、請求項1記載の中央制御装置は、所定の調光制御
端末器によって、前記伝送信号による照度データがあら
かじめ設定された値となるよう調光制御することとして
いる。これにより、ワイアレス発信部により検出された
照度によって所定の調光制御端末器があらかじめ設定さ
れた出力に調光制御するものとなる。
【0009】また、請求項3記載の自動調光制御システ
ムは、中央制御装置と、中央制御装置に接続されて照度
を検出するセンサー端末器と、中央制御装置に接続され
てセンサー端末器から出力される伝送信号によって照明
負荷を調光制御する調光制御端末器と、を備える自動調
光制御システムにおいて、前記センサー端末器は、照明
負荷による光出力を直接入力して照度を検出しうる光検
出部と所定の調光制御端末器の端末番号及び所定の照度
を設定する設定手段を持つワイアレス発信部と、該ワイ
アレス発信部からワイアレス信号を受信し所定の調光制
御端末器によってワイアレス発信部の設置された地点を
所定の照度に調光制御するための制御要求信号を伝送信
号として送信する信号伝送部とを有し、前記中央制御装
置は、センサー端末器から送信される調光制御要求信号
によって調光制御することとしている。これにより、ワ
イアレス発信部により検出された照度がワイアレス発信
部にて設定された照度になるよう、設定された所定の調
光制御端末器が調光制御する制御要求信号が出力されて
調光制御するものとなる。
【0010】また、請求項4記載の自動調光制御システ
ムは、請求項3記載のセンサー端末器は、少なくとも2
つの前記ワイアレス発信部を有し、信号伝送部はワイア
レス発信部からの照度データの演算結果によって調光制
御要求信号を送信することとしている。これにより、セ
ンサー端末器から伝送される調光制御要求信号が複数の
地点において検出された照度値を演算したものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動調光制御シス
テムの第1の実施の形態及び第2の実施の形態を図1乃
至図4に基づいて、第3の実施の形態を図5に基づい
て、それぞれ説明する。
【0012】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の自動調光制御システムのシステム構成図であ
る。図2は、その主操作盤のブロック図である。図3
は、その端末器のブロック図で、(a)はセンサー端末
器のブロック図、(b)は調光制御端末器のブロック図
である。図4は、その要部であるワイアレス発信部の外
観図である。
【0013】この自動調光制御システムは、照明器具L
によって照明される任意の場所において、容易に所望の
照度になるよう照明器具Lの調光出力を調節するもの
で、図1に示すとおり、中央制御装置に相当する主操作
盤1と、この主操作盤1に接続されて照度を検出するセ
ンサー端末器2と、同じく主操作盤1に接続されてセン
サー端末器2から出力される伝送信号によって照明負荷
を調光制御する調光制御端末器3とによって構成され
る。そして、センサー端末器2は、信号伝送部に相当す
る端末器本体Aと、ワイアレス発信部Bとによって形成
され、主操作盤1、センサー端末器2の端末器本体A、
調光制御端末器3間は2線の信号線Sによってバス接続
されている。
【0014】主操作盤1は、センサー端末器2の端末器
本体Aから出力される伝送信号に基づいて調光制御端末
器3に伝送信号を出力し、調光制御端末器3に接続され
る照明器具Lの照明負荷を調光制御するもので、演算部
1aと、記憶部1bと、操作部1cと、表示部1dと、
プリンター1eと、信号伝送部1fとを有している。
【0015】演算部1aは、信号伝送部1fから伝送デ
ータとして照度データを入力し比較演算、表示等の処理
を行い、再び調光制御端末器3を制御する制御データを
伝送データとして出力するもので、CPU(マイクロプ
ロセッサー)によって構成される。
【0016】記憶部1bは、ROM(リードオンリーメ
モリー)及びRAM(ランダムアクセスメモリー)を有
し、演算部1aによって調光制御端末器3を制御するソ
フトウエアプログラムや、演算部1aによって処理され
るべきデータを記憶する。また、この記憶部1bのRA
Mには、前記ソフトウエアプログラムとともに、調光制
御する際に比較するための所定の照度データが記憶され
ている。
【0017】操作部1cは、演算部1aを動作させる操
作入力をするためのもので、この実施の形態では調光制
御端末器3に接続される照明器具Lを直接点灯操作する
押し釦スイッチを有して構成されている。この押し釦ス
イッチは、演算部1aの入力回路部分に接続されてい
る。
【0018】表示部1dは、調光制御端末器3の出力に
よる照明負荷の点滅及び調光制御状態を表示するための
もので、それに限定されるものではないが、この実施の
形態では複数のLED素子によって構成される。表示部
1dは、LED素子の他、例えば液晶パネル、CRTに
よるものなど様々のものでも良い。
【0019】プリンター1eは、照度データや調光制御
状態などを所定の操作によって印刷し表示するためのも
ので、それに限定されるものではないが、この実施の形
態では小型プリンター装置によって構成される。
【0020】信号伝送部1fは、センサー端末器2から
照度データの伝送信号を入力するとともに調光制御端末
器3に調光制御データを出力する信号伝送回路部分で、
この例では、時分割多重伝送信号によって信号データの
授受を行う。この伝送回路1fによって、演算部1a
へ、照明器具Lによって照明される地点の照度データが
出力されるとともに、演算部1aから調光制御端末器3
へ、照明器具Lの光出力を調光制御する信号を送出され
る。
【0021】また、センサー端末器2、主操作盤1に接
続されて照度を検出するもので、照明器具Lの照明負荷
による光出力を直接入力して照度を検出しうる光検出部
を持つワイアレス発信部Bと、ワイアレス発信部Bから
ワイアレス信号を受信し照度データを伝送信号として送
信する信号伝送部に相当する端末器本体Aとを有して形
成される。このワイアレス発信部Bは、それに限定され
るものではないが、この実施の形態では赤外線による信
号発信をする光リモコン発信器によって構成されてい
る。そして、端末器本体Aは、図3に示すように送受信
IC2a、光リモコン信号検知回路2b、光リモコン信
号受信IC2c、アドレス回路2d、電源回路2eと、
ワイアレス発信部Bを構成する演算部2f、記憶部2
g、操作部2h、表示部2i、光検出部に相当するセン
サー部2j、光リモコン信号発信部2kを有している。
【0022】送受信IC2aは、主操作盤1の信号伝送
部1fとの間で伝送信号の授受を行うワンチップマイコ
ンで、信号線Sを介し、アドレス回路2dにて設定され
た自己の固有アドレスデータと、後述するセンサー部2
jによって検出された照度データ信号を出力する。
【0023】光リモコン信号検知回路2bは、ワイアレ
ス発信部Bから発信される赤外線によるリモコン信号を
検知するするもので、所定の波長の赤外線によるパルス
信号を検知する例えばホトトランジスタ素子と、検知し
たパルス信号を増幅した後復調しパルス電圧信号として
出力する復調回路とを有している。
【0024】光リモコン信号受信IC2cは、シリアル
のパルス信号をパラレル信号に変換するもので、それに
限定されるものではないが、この実施の形態では8bi
tのシリアル信号の変換を行う。この光リモコン信号受
信IC3cは、光リモコン信号検知回路2bから8bi
tのシリアル信号を入力し送受信IC2aへ8bitの
パラレル信号を出力する。
【0025】アドレス回路2dは、センサー端末器3の
端末番号である固有アドレスを設定するもので、それに
限定されるものではないが、この実施の形態では8bi
tのディップスイッチによって構成されている。
【0026】電源回路2eは、端末器本体Aの各回路に
電源を供給するためのもので、信号線Sから入力される
多重伝送信号入力を整流し平滑して電源供給を行う。
【0027】演算部2fは、ワイアレス発信部Bにおい
て照明器具Lなどの光による照度を検出し照度データ信
号を発信する為の演算、あるいは演算した結果の表示等
の処理を行うもので、CPUによって構成される。
【0028】記憶部2gは、ROM及びRAMを有し、
演算部2fによって照度を検出する為のソフトウエアプ
ログラムや、演算部2fによって処理されるべきデータ
を記憶する。
【0029】操作部2hは、演算部2fを動作させる操
作入力をするためのもので、この実施の形態では押しボ
タンスイッチを有して構成されている。この押しボタン
スイッチは、演算部2fの入力回路部分に接続され、操
作されることによって演算部2fにより照度の計測の演
算がなされる。
【0030】表示部2iは、センサー部2jによって検
知した照度の数値などを表示するためのもので、それに
限定されるものではないが、この実施の形態では液晶パ
ネルによって構成される。表示部2iは、液晶パネルの
他、例えば数字を表示する7セグメントLED素子によ
るものなど様々のものでも良い。
【0031】センサー部2jは、照明器具Lなどの光に
よる照度を検出する為のもので、それに限定されるもの
ではないが、この実施の形態ではCdS素子によって構
成される。このCdS素子は、可視波長領域の光を検出
するに最適なものである。このCdS素子は、図4に示
す通り、ワイアレス発信部Bの構成において、照明器具
Lによる光出力を直接入力して照度を検出しうる様配置
される。
【0032】光リモコン信号発信部2kは、演算部2f
の出力によってリモコン信号を発信する回路部分で、演
算部2fの出力するパルス信号の電圧を増幅する増幅回
路と、パルス信号を高周波の周波数によって変調する変
調回路と、所定の波長の赤外線によるパルス信号を発す
る例えば赤外LED素子とを有している。この光リモコ
ン信号発生部2kは、演算部2fから出力される所定の
コード化されたパルス信号を大略40kHzの高周波に
よって振幅変調し、この変調されたパルス信号によって
赤外LED素子を点滅し光リモコン信号を発信する。
【0033】なお、ワイアレス発信部Bの上記の各回路
部分へは、電池あるいは太陽電池などの電源手段が別途
設けられて電源が供給される。
【0034】また、調光制御端末器3は、主操作盤1に
接続されて照明器具Lを調光制御するもので、このもの
においてはインバータ照明器具専用の調光制御を行う。
この調光制御端末器2は、送受信IC3aと、調光制御
IC3bと、調光出力回路3cと、アドレス回路3d
と、電源回路3eとを有している。
【0035】送受信IC3aは、主操作盤1の信号伝送
部1fとの間で伝送信号の授受を行うワンチップマイコ
ンで、信号線Sを介し受信した伝送信号のアドレスデー
タと、アドレス回路3dにて設定された自己の固有アド
レスとを照合して一致している場合、調光制御IC3b
に制御データを出力する。またこの送受信IC3aは、
固有のアドレスデータとともに調光状態を示す調光デー
タ信号を信号線Sに出力する。
【0036】調光制御IC3bは、調光出力回路3cに
調光信号を出力するもので、それに限定されるものでは
ないが、この実施の形態ではDC0〜10Vの電圧信号
を出力する。この調光制御IC3bは、送受信IC3a
から8bitのパラレル信号出力を入力し、所定の入出
力データテーブルに基づいて調光出力回路3cを操作す
るためのDC電圧として0〜10Vの電圧を出力する。
【0037】調光出力回路3cは、照明器具Lを調光制
御するための信号を出力するもので、それに限定される
ものではないが、この実施の形態では所定のインバータ
照明器具Lの調光制御を連続して行うための、デューテ
ィーの異なる所定の電圧値のパルス信号を出力する。こ
の調光出力回路3cにより、主操作盤1より出力された
制御信号によって照明器具Lが調光制御される。
【0038】アドレス回路3dは、調光制御端末器3の
端末番号である固有アドレスを設定するもので、それに
限定されるものではないが、この実施の形態では8bi
tのディップスイッチによって構成されている。
【0039】電源回路3eは、調光制御端末器2の各回
路に電源を供給するためのもので、信号線Sから入力さ
れる多重伝送信号入力を整流し平滑して電源供給を行
う。
【0040】次に、以上説明した自動調光制御システム
によって調光制御を行う手順と動作について説明する。
まず、主操作盤1の電源を投入してソフトウエアを起動
し、ワイアレス発信部Bを、この自動調光制御システム
を設置した部屋の照度設定を行うに最適な位置に設置す
る。次いで、ワイアレス発信部Bの操作部2hの押しボ
タンスイッチを操作することにより、センサー部2jに
より照明器具Lによる光出力を計測し照度データが発信
される。センサー端末器3の端末器本体Aは、この操作
入力によって主操作盤1にワイアレス発信部Bの設置さ
れた位置の照度データを受信して伝送し、主操作盤1
は、この照度データと予め設定された照度データとを比
較し同じ値になるまで調光制御端末器3の調光制御を行
ない、所定の照度に調節する。
【0041】なお、部屋のレイアウト変更がなされた場
合は、上記と同様にワイアレス発信部Bを、レイアウト
変更後において照度設定を行うに最適な位置に設置し、
上記と同様の手順によって調光制御をする。
【0042】以上説明した実施の形態の自動調光制御シ
ステムによると、照明負荷である照明器具Lによる光出
力がワイアレス発信部Bによって検出されて伝送され調
光制御するものとなるので、照明器具Lによって照明さ
れる任意の場所において、容易に所望の照度になるよう
照明器具Lの調光出力の調節ができる。また、センサー
端末器2のワイアレス発信部Bにより検出された照度に
よって所定の調光制御端末器があらかじめ設定された出
力に調光制御するものとなるので、照明器具Lの汚れな
どによる光出力の低下により照度の低下した場合におい
て容易に照度設定の補正ができる。
【0043】[第2の実施の形態]この自動調光制御シ
ステムは、主操作盤1によって調光制御端末器3を調光
制御し照明器具Lの光出力を調節する動作の制御方法の
みが第1の実施の形態と異なるもので、構成部材は第1
の実施の形態のものと大略同一である。
【0044】このものにおいては、センサー端末器2
は、照明負荷である照明器具Lによる光出力を直接入力
して照度を検出しうる光検出部と所定の調光制御端末器
の端末番号及び所定の照度を設定する設定手段を持つワ
イアレス発信部Bと、ワイアレス発信部Bからワイアレ
ス信号を受信し所定の調光制御端末器3によってワイア
レス発信部の設置された地点を所定の照度に調光制御す
るための制御要求信号を伝送信号として送信する信号伝
送部である端末器本体Aとを有し、主操作盤1は、この
センサー端末器2の端末器本体Aから送信される調光制
御要求信号によって調光制御する。
【0045】このもののワイアレス発信部Bは、操作部
2hは、照度を設定する設定手段としてのテンキースイ
ッチを有して構成されている。そして、このテンキース
イッチによって所定の調光制御端末器の端末番号に相当
するアドレス番号と、ワイアレス発信部Bの設置された
位置において設定したい照度データなどが入力される。
記憶部2gは、RAMにおいては演算部2fによって処
理されるべきデータの他、操作部2hのテンキースイッ
チの操作によって入力された所定の調光制御端末器3に
よって所定の照度に調光制御するための端末番号及び照
度の設定データなどが記憶される。
【0046】表示部2iは、操作部2hによって入力さ
れるデータの内容、センサー部2jによって検知した照
度データなどを表示する以上説明した自動調光制御シス
テムによって調光制御を行う場合は、まず、ワイアレス
発信部Bを、この自動調光制御システムを設置した部屋
の照度設定を行うに最適な位置に設置する。次いで、ワ
イアレス発信部Bの操作部2hのテンキースイッチ操作
し、所定の調光制御端末器3の端末番号に相当するアド
レス番号と、ワイアレス発信部Aの設置された位置にお
いて設定したい照度データ及び照明器具Lからの距離な
どを入力する。そして、その後照度を測定する為の押し
ボタンスイッチを操作して照度を計測した後照度データ
が発信される。センサー端末器2の端末器本体Aは、こ
の操作入力によって、主操作盤1に所定の調光制御端末
器3によって所定の照度に調光制御するための調光制御
要求信号を伝送信号として送信し、主操作盤1は、この
調光制御要求信号に基づいて調光制御端末器3の調光制
御を行う。
【0047】以上説明した実施の形態の自動調光制御シ
ステムによると、ワイアレス発信部Bにより検出された
照度がワイアレス発信部にて設定された照度になるよ
う、設定された所定の調光制御端末器3が調光制御する
制御要求信号が出力されて調光制御するものとなるの
で、主操作盤1のソフトウエアプログラムの負担を軽減
することができ、開発期間の短縮ができる。
【0048】[第3の実施の形態]図5は、第3の実施
の形態の調光制御端末器とセンサー端末器の設置の説明
図である。
【0049】この自動調光制御システムは、センサー端
末器2は、複数のワイアレス発信部Bを有し、信号伝送
部である端末器本体Aはワイアレス発信部Bからの照度
データの演算結果によって調光制御要求信号を送信する
もので、構成部材は第2の実施の形態のものと同一であ
る。
【0050】この自動調光制御システムによって調光制
御を行う場合は、まず、複数のワイアレス発信部Bを、
図5に示すように、この自動調光制御システムを設置し
た部屋の照度設定を行うに最適な位置にそれぞれ設置す
る。次いで、どれか1つのワイアレス発信部Bの操作部
2hのテンキースイッチ操作し、所定の調光制御端末器
3の端末番号に相当するアドレス番号を入力する。次い
で、それぞれのワイアレス発信部B、B…の操作部2h
のテンキースイッチにてワイアレス発信部Bの設置され
た位置において設定したい照度データ及び照明器具Lか
らの距離などを入力する。その後、それぞれのワイアレ
ス発信部B、B…の操作部2hの照度を測定する為の押
しボタンスイッチを操作し、照度データを計測する。セ
ンサー端末器3の端末器本体Aは、この操作入力によっ
て受信した照度データによって例えば最も暗い地点が所
定の明るさになるよう調光制御端末器3の調光出力を演
算する。そして、主操作盤1に所定の調光制御端末器3
によって所定の照度に調光制御するための調光制御要求
信号を伝送信号として送信し、主操作盤1は、この調光
制御要求信号に基づいて調光制御端末器3の調光制御を
行う。
【0051】以上説明した実施の形態の自動調光制御シ
ステムによると、センサー端末器3から伝送される調光
制御要求信号が複数の地点において検出された照度値を
演算したものとなるので、広い範囲において照明器具L
による光出力の設定を容易に行うことができる。
【0052】なお、上記の実施の形態の説明において、
センサー端末器のワイアレス発信部、センサー端末器本
体間の信号の授受は赤外線を用いたものとして説明した
が、本発明はそのものに限定するものでなく例えば電波
なとを用いても良い。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の自動調光制御システム
は、照明負荷による光出力がワイアレス発信部によって
検出されて伝送され調光制御するものとなるので、照明
負荷によって照明される任意の場所において、容易に所
望の照度になるよう照明負荷の調光出力の調節ができ
る。
【0054】また、請求項2記載の自動調光制御システ
ムは、請求項1記載のものの効果に加え、ワイアレス発
信部により検出された照度によって所定の調光制御端末
器があらかじめ設定された出力に調光制御するものとな
るので、照明負荷の汚れなどによる光出力の低下により
照度の低下した場合において容易に照度設定の補正がで
きる。
【0055】また、請求項3記載の自動調光制御システ
ムは、ワイアレス発信部により検出された照度がワイア
レス発信部にて設定された照度になるよう、設定された
所定の調光制御端末器が調光制御する制御要求信号が出
力されて調光制御するものとなるので、中央制御装置の
ソフトウエアプログラムの負担を軽減することができ、
開発期間の短縮ができる。
【0056】また、請求項4記載の自動調光制御システ
ムは、請求項3記載のものの効果に加え、センサー端末
器から伝送される調光制御要求信号が複数の地点におい
て検出された照度値を演算したものとなるので、広い範
囲において照明負荷による光出力の設定を容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動調光制御システムの第1の実施の
形態を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示されるシステムにおける主操作盤のブ
ロック図である。
【図3】図1に示されるシステムにおける端末器のブロ
ック図で、(a)はセンサー端末器のブロック図、
(b)は調光制御端末器のブロック図である。
【図4】図1に示されるシステムにおける要部であるワ
イアレス発信部の外観図である。
【図5】第3の実施の形態の調光制御端末器とセンサー
端末器の設置の説明図である。
【図6】従来例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 主操作盤(中央制御装置) 2 センサー端末器 A 信号伝送部(端末器本体) B ワイアレス発信部 2j センサー部(光検出部) 3 調光制御端末器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 義久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御装置と、中央制御装置に接続さ
    れて照度を検出するセンサー端末器と、中央制御装置に
    接続されてセンサー端末器から出力される伝送信号によ
    って照明負荷を調光制御する調光制御端末器と、を備え
    る自動調光制御システムにおいて、 前記センサー端末器は、照明負荷による光出力を直接入
    力して照度を検出しうる光検出部を持つワイアレス発信
    部と、該ワイアレス発信部からワイアレス信号を受信し
    照度データを伝送信号として送信する信号伝送部とを有
    することを特徴とする自動調光制御システム。
  2. 【請求項2】 前記中央制御装置は、所定の調光制御端
    末器によって、前記伝送信号による照度データがあらか
    じめ設定された値となるよう調光制御することを特徴と
    する請求項1記載の自動調光制御システム。
  3. 【請求項3】 中央制御装置と、中央制御装置に接続さ
    れて照度を検出するセンサー端末器と、中央制御装置に
    接続されてセンサー端末器から出力される伝送信号によ
    って照明負荷を調光制御する調光制御端末器と、を備え
    る自動調光制御システムにおいて、 前記センサー端末器は、照明負荷による光出力を直接入
    力して照度を検出しうる光検出部と所定の調光制御端末
    器の端末番号及び所定の照度を設定する設定手段を持つ
    ワイアレス発信部と、該ワイアレス発信部からワイアレ
    ス信号を受信し所定の調光制御端末器によってワイアレ
    ス発信部の設置された地点を所定の照度に調光制御する
    ための制御要求信号を伝送信号として送信する信号伝送
    部とを有し、 前記中央制御装置は、センサー端末器から送信される調
    光制御要求信号によって調光制御することを特徴とする
    自動調光制御システム。
  4. 【請求項4】 前記センサー端末器は、少なくとも2つ
    の前記ワイアレス発信部を有し、信号伝送部はワイアレ
    ス発信部からの照度データの演算結果によって調光制御
    要求信号を送信することを特徴とする請求項3記載の自
    動調光制御システム。
JP8076725A 1996-03-29 1996-03-29 自動調光制御システム Pending JPH09266072A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001069124A3 (en) * 2000-03-13 2002-01-17 Isaac B Horton Iii Remote lighting design system
JP2012504762A (ja) * 2008-10-02 2012-02-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ スペクトル検出器
CN102483348A (zh) * 2009-03-27 2012-05-30 路创电子公司 电池供电的无线日光传感器

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