JPH09265007A - 欠陥修正装置 - Google Patents

欠陥修正装置

Info

Publication number
JPH09265007A
JPH09265007A JP7606396A JP7606396A JPH09265007A JP H09265007 A JPH09265007 A JP H09265007A JP 7606396 A JP7606396 A JP 7606396A JP 7606396 A JP7606396 A JP 7606396A JP H09265007 A JPH09265007 A JP H09265007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
defect
image
ink
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7606396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Saruta
正弘 猿田
Akihiro Yamanaka
昭浩 山中
Hiroshi Deguchi
宏 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP7606396A priority Critical patent/JPH09265007A/ja
Priority to TW085114535A priority patent/TW333631B/zh
Priority to KR1019960064061A priority patent/KR100399673B1/ko
Publication of JPH09265007A publication Critical patent/JPH09265007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥画素の色判別を自動的に行なってその欠
陥を修正する欠陥修正装置を提供する。 【解決手段】 欠陥画素を画面中央に移動させ、R,
G,Bの3画素をカメラ1で撮像し、画像データを画像
メモリ2に記憶させ、両隣の画像における色判別用測定
点の階調データを読取り、階調データを比較し、階調レ
ベルが最大となる信号をその画素の色として判別し、両
隣になかった色を欠陥画素の色として判別し、インクタ
ンク選択装置4によってその色のインクを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は欠陥修正装置に関
し、特に、液晶カラーフィルタの色が抜けた部分(白欠
陥)を修正するためにインクを塗布するような欠陥修正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、液晶表示装置(以下、LCD
と称する)のカラー化が目ざましく、LCDのカラー化
に欠かせない部材としてのカラーフィルタの需要も急速
に高まってきている。ところが、カラーフィルタの生産
工程の歩留りは、70〜80%といわれ、非常に悪くコ
スト高になっている。この原因は、カラーフィルタ生産
工程中に種々の欠陥が発生してしまうことによる。この
欠陥を修正し、カラーフィルタを使用可能な状態に救済
するために、欠陥に対してインクを塗布することによっ
て修正を行なっている。
【0003】図9は上述の欠陥を修正し、カラーフィル
タを使用可能な状態にする方法を示す図である。図9
(a)において、R,G,B(赤,緑,青)の画素のう
ち、Gの画素に白が抜けた欠陥、いわゆる白欠陥が検出
されると、図9(b)に示すように、その部分にGのイ
ンクを塗布して欠陥を修正する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとく白欠陥を修正する場合、修正する画素の色がGで
あることを判別し、その色に合わせてインクを塗布する
必要がある。従来は、この修正画素の色判別を人間が行
なっていたため、修正の自動化が困難となっていた。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、欠
陥画素の色判別を自動的に行って、その欠陥を修正し得
る欠陥修正装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明はカラーフィル
タの色抜けの欠陥を修正するための欠陥修正装置であっ
て、カラーフィルタの各画像を撮像するための撮像手段
と、撮像された画像データに基づいて各画像の色信号ご
とに階調データを取込み、最も階調の高い情報をその画
素の色として判別する判別手段とを備えて構成される。
【0007】より好ましくは、判別手段は欠陥を含む画
像を中心として両側あるいは片側の画素の色からその欠
陥を含む画素の色を判別し、判別された画素の色のイン
クタンクを自動的に選択する手段を含む。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施の形態を
示すブロック図である。図1において、カメラ1はカラ
ーフィルタのパターンの画像を撮像するものであって、
撮像された画像データは画像メモリ2に記憶される。比
較判定回路3は画像メモリ3に記憶された画像データに
基づいて欠陥のある画像の色を判別する。そして、イン
クタンク選択装置4は色が検出された画素に対応するイ
ンクタンクを選択し、選択されたインクタンクから塗料
を針に付着させ、欠陥部分に塗布させる。
【0009】図2はこの発明の一実施の形態の動作を説
明するためのフローチャートであり、図3はこの発明の
一実施の形態の動作を説明するための図である。
【0010】まず、図3に示すように、欠陥画像をカメ
ラ1の画面中央に移動させ、R,G,Bの3画像をカメ
ラ1で撮像する。撮像されたR,G,Bの画像データは
画像メモリ2に記憶される。比較判定回路3は、画像メ
モリ2に記憶されているR,G,Bの各3画像における
色判別測定点である、欠陥画像の両隣画素の中央付近1
0ヶ所の階調データを読取る。
【0011】その後、両隣画素の色を判別する。すなわ
ち、比較判定回路3は左側画像について、R,G,B
の各画像における階調データを比較し、階調レベルが最
大となる信号(R,G,B)の色をその画素の色として
判別する。右側画素についても同様の方法により画素
の色を判別する。その結果から、R,G,Bのうち、両
隣になかった色を欠陥画素の色として判別する。また、
カラーフィルタ上の色配置の規則性を用いれば、片隣の
色を調べるだけで欠陥画素の色を判別することも可能で
ある。これは、欠陥画素が基板端などに存在する場合に
有効となる。さらに、カラーフィルタの色が常にR,
G,Bなどの順番で配列されている場合でも、規則性が
保たれているので、片隣の色を調べるだけで欠陥画素の
色を判別することが可能となる。
【0012】上述のごとくして、欠陥画素の色が判別さ
れると、インクタンク選択装置4はその欠陥画素の色に
対応したインクタンクを選択して針に対応の色を付着さ
せ、欠陥を修正する。
【0013】図4はこの発明が適用される欠陥修正装置
の全体の構成を示す図である。図4において、欠陥修正
装置は、大きく分類すると、レーザおよびその光学系か
らなるレーザ照射機構6と、白欠陥の穴埋め用インクや
インクを塗布する針からなるインク塗布機構7と、イン
クを硬化するための光源や集光レンズからなるインク硬
化機構8と、欠陥を認識するための画像処理機構9と、
装置全体を制御するホストコンピュータ10とから構成
されており、その他にワークを搭載するXYテーブル1
1と、XYテーブル11上でワークを保持するチャック
台12と、レーザ照射機構6を上下に駆動するZ軸テー
ブル13と、モニタ14および制御用コンピュータ15
などが設けられる。
【0014】図5は図4に示したレーザ照射機構6とイ
ンク硬化機構8の具体例を示す図である。レーザ601
として一般にYAGレーザが用いられ、このレーザ60
1から出たレーザ光はビーム拡大機構602で拡大され
た後、フィルタ603,ビームスプリッタ604,スリ
ット機構605,ビームスプリッタ606,結像レンズ
607,ビームスプリッタ608,対物レンズ609を
通過し、ワーク上に照射される。ビーム拡大機構602
は十分なレーザビーム径と均一なエネルギ強度分布で大
面積の欠陥を修正するために設けられている。レーザビ
ーム径は通常2mm程度であり、これをビーム拡大機構
602によって3〜5倍程度に拡大する。また、レーザ
ビームを拡大することにより、ビームの中心と周囲との
エネルギ差が緩和され、上述の役目を果たす。ビームス
プリッタ606に関連してCCDカメラ611が設けら
れ、ワークからの反射光が撮像される。
【0015】図6はスリット機構の一例を示す図であ
る。ブラックマトリックスの画素形状は矩形に限らず、
矩形を組合せて修正していくのは時間的,精度的に無理
があるため、画素と相似形の固定スリット(たとえば2
0倍対物レンズでは画素形状の20倍のスリット)とす
ることにより、一度のレーザ照射で欠陥の修正が可能と
なり、修正時間の短縮と精度を満足できる。
【0016】図7はスリットの取付機構を示す図であ
る。スリットの取付機構16は図6に示したスリット1
5を取付けるためのものであって、θ方向移動調整つま
み161とX方向移動調整つまみ162を手動で操作す
ることにより、X−Y−θ方向に移動可能にされてい
る。このようなX−Y−θ移動機構は手動でも自動でも
よく、また複数のスリットが必要であれば回転式や左右
揺動式としてもよい。
【0017】インクを硬化するための光源の種類や設置
場所は、インクの種類により、またワークの表裏のどち
らから硬化する必要があるかにより適宜選択される。イ
ンクが紫外線硬化樹脂の場合は紫外線光源を用い、熱硬
化樹脂の場合は可視あるいは赤外光源を用いればよい。
また、設置位置は、ワークの下から照射する場合は図5
の硬化用光源Aの位置に配置し、上から照射する場合は
図5の硬化用光源Bあるいは硬化用光源Cの位置のいず
れかに配置すればよい。B位置の場合は、スリット形状
を認識するための光源としての役目を持ち、かつスリッ
ト形状の部分のみを硬化させることができる。
【0018】図8はインク塗布機構の詳細を示す図であ
る。図8においてインク塗布用位置決めシリンダ71と
インクタンクインデックス用モータ74はZ軸とともに
移動するように取付けられている。インク塗布用位置決
めシリンダ71の先端には、インク塗布用針72とイン
ク面検出センサ73が取付けられ、インクタンクインデ
ックス用モータ74の先端には複数のインクタンクを搭
載したインクタンクテーブル78が固定されている。イ
ンクタンクインデックス用モータ74の近傍にはこのモ
ータの回転に伴って回転するインクタンクインデックス
板77によってインクタンクの位置を検出するためのイ
ンクタンクインデックス用センサ75とインクタンクが
原点に復帰したことを検出するためのインクタンク原点
復帰用センサ76とが設けられている。
【0019】インク塗布用針72の先端を平面状に加工
することで、インク面検出センサ73を利用してインク
を塗布用針72の先端がインク面から常に一定の深さと
なるように制御することにより、微少なインクを一定量
確実に欠陥箇所に塗布できるようにされている。なお、
複数のインクタンクには、RGBおよび黒の各色インク
やインクの固着を防ぐための溶剤が適宜注入されてい
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カラ
ーフィルタの各画像を撮像し、撮像された画像データに
基づいて、各画像の色信号ごとに階調データを取込み、
最も階調の高い情報をその画素の色として判別すること
ができるので、欠陥画素の色を自動的に判別することが
可能になり、欠陥修正工程を自動化することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の一実施の形態の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図3】この発明の一実施の形態における色判別方法を
説明するための図である。
【図4】この発明が適用される欠陥修正装置の全体の構
成を示す図である。
【図5】図4に示したレーザ照射機構とインク硬化機構
の具体例を示す図である。
【図6】スリット機構の一例を示す図である。
【図7】スリットの取付機構を示す図である。
【図8】インク塗布機構の詳細を示す図である。
【図9】従来の白欠陥を修正する方法を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 画像メモリ 3 比較判定回路 4 インクタンク選択装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフィルタの色抜けの欠陥を修正す
    るための欠陥修正装置であって、 前記カラーフィルタの各画像を撮像するための撮像手
    段、および前記撮像手段によって撮像された画像データ
    に基づいて、各画像の色信号ごとに階調データを取込
    み、最も階調の高い情報をその画素の色として判別する
    判別手段を備えた、欠陥修正装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、欠陥を含む画像を中心
    として両側あるいは片側の画素の色から当該欠陥を含む
    画素の色を判別し、さらに前記判別手段によて判別され
    た画素の色のインクタンクを自動的に選択する手段を含
    む、請求項1の欠陥修正装置。
JP7606396A 1996-02-29 1996-03-29 欠陥修正装置 Pending JPH09265007A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7606396A JPH09265007A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 欠陥修正装置
TW085114535A TW333631B (en) 1996-02-29 1996-11-25 Modification method and apparatus of defects
KR1019960064061A KR100399673B1 (ko) 1996-02-29 1996-12-11 결함수정방법및그장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7606396A JPH09265007A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 欠陥修正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09265007A true JPH09265007A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13594325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7606396A Pending JPH09265007A (ja) 1996-02-29 1996-03-29 欠陥修正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09265007A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015472A (ja) * 2006-06-08 2008-01-24 Ntn Corp カラーフィルタ欠陥修正装置およびカラーフィルタ欠陥修正方法
JP2008153024A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Ntn Corp 微細パターン修正方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015472A (ja) * 2006-06-08 2008-01-24 Ntn Corp カラーフィルタ欠陥修正装置およびカラーフィルタ欠陥修正方法
JP2008153024A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Ntn Corp 微細パターン修正方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3789163B2 (ja) 連続パターンの欠陥修正方法および欠陥修正装置
JP2005191387A (ja) 撮像素子試験方法及び装置
JP2006268050A (ja) 画像検査装置、パネル検査方法及び表示パネルの製造方法
CN110838149B (zh) 一种相机光源自动配置方法及系统
JP2007163450A (ja) ディスプレーの多角度計測システム及び方法
JPH0961296A (ja) カラーフィルタの欠陥修正方法および欠陥修正装置
JP2002071939A (ja) カラーフィルタの欠陥修正方法
JP2008068284A (ja) 欠陥修正装置、欠陥修正方法、及びパターン基板の製造方法
WO2021033396A1 (ja) ウエーハ外観検査装置および方法
JP5015552B2 (ja) パターン修正装置
JP7173641B2 (ja) 表示装置パネルに対するレーザーリペア及び検査方法とこれに適したリペア及び検査装置
JP3597484B2 (ja) はんだ印刷検査装置
JPH09265007A (ja) 欠陥修正装置
JPH11132720A (ja) 点欠陥検出装置及び方法
US20030156749A1 (en) Pattern inspecting apparatus and pattern inspecting method
JP5077887B2 (ja) カラーフィルタ欠陥修正方法およびカラーフィルタ欠陥修正装置
JP2003237031A (ja) スクリーン印刷用アライメント装置
JP2010243212A (ja) 傾斜検出方法、および傾斜検出装置
JP3396548B2 (ja) 欠陥部位置合せ方法
JP3784762B2 (ja) パターン欠陥検査装置およびパターン欠陥検査方法
JP2005249946A (ja) 表示装置の欠陥検査装置
WO2021039019A1 (ja) ウエーハ外観検査装置および方法
JPH08122726A (ja) 液晶パネル検査装置
JP2847351B2 (ja) 実装済印刷配線板自動検査装置
JPH06174446A (ja) 実装部品検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050517