JPH09264826A - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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JPH09264826A
JPH09264826A JP7775396A JP7775396A JPH09264826A JP H09264826 A JPH09264826 A JP H09264826A JP 7775396 A JP7775396 A JP 7775396A JP 7775396 A JP7775396 A JP 7775396A JP H09264826 A JPH09264826 A JP H09264826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck frame
gripping teeth
pair
testing machine
wedge
Prior art date
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Pending
Application number
JP7775396A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kitaoka
隆 北岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP7775396A priority Critical patent/JPH09264826A/ja
Publication of JPH09264826A publication Critical patent/JPH09264826A/ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験片の装着を容易にかつ確実にすると共
に、構造の簡単なつかみ具を有した材料試験機を提供す
る。 【解決手段】 内側にくさび面を形成したチャックフレ
ーム4その空間部に、チャックフレーム4の移動により
開閉される1対のくさび状つかみ歯2,3を収納すると
ともに、1対のつかみ歯2,3のそれぞれとチャックフ
レーム4との間に設けたコイルバネ8,9によって、こ
れらつかみ歯2,3を上方向に付勢する。そして、袋ナ
ット7を回転することによって、袋ナット7に螺合され
たチャックフレーム4をつかみ歯2,3に対して負荷軸
方向に下降させると、1対のつかみ歯2,3の間隔が開
かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1対のくさび状つ
かみ歯により試験片を把持するつかみ具を備えた材料試
験機に関する。
【0002】
【従来の技術】くさび式つかみ具101を備えた材料試
験機において、図2に示すように、くさび面102A,
103Aを有するつかみ歯102,103はそれぞれ、
クロスヘッド等に固定された固定シャフト109の凸部
109Aに、約5〜7mmの遊びを持たせて凹部102
C,103Cが形成されている。また、つかみ歯10
2,103にはピン102B,103Bが設けられると
ともに、ピン102B,103Bの摺動穴105A,1
05Bを設けた連結板105を備え、このピン102
B,103Bを摺動穴105A,105Bに挿入すると
ともに、連結板105をチャックフレーム106に固定
した引張バネ107で常に引き上げることで、試験片を
引っ張る引張力がつかみ歯102,013を介して固定
シャフト109にかからないようにしている。
【0003】そして、1対のつかみ歯102,103の
間隔を開ける場合、チャックフレーム106のねじ部1
06Cに螺合された袋ナット108を回転し、チャック
フレーム106を固定シャフト109に対して下降する
と、つかみ歯102,103は、引張バネ107で常に
引き上げられているので、これに連れて下降することが
なく、チャックフレーム106がそのくさび面106
A,106Bの間隔が広がる方向に移動するに連れて、
このくさび面106A,106Bにつかみ歯102,1
03のくさび面102A,103Aが当接したまま水平
に移動して、1対のつかみ歯102,103の間隔が広
がる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すように、連結板105をつかみ歯102,103の
間に設けると、材料試験機の前後側の、少なくとも一方
側のつかみ歯102,103間が遮られるので、その方
向からの試験片の装着が困難になり、オペレータはわざ
わざ、連結板105のない方向へ回り込んで試験片を把
持する必要があるので、例えば試験片が重量物の場合は
余計な労力が必要となる。また、試験中において、連結
板105のない方向へ回り込まなければ、試験片の装着
状態の確認ができなくなり、チャック滑り等を事前に発
見して試験を中止することができない。さらに、負荷軸
上方に引き上げられる連結板によって、つかみ歯を開く
方向に付勢する必要があり、構造が複雑となる。
【0005】本発明は、材料試験機において、上記した
問題点を解決するために創案されたものであって、試験
片の装着を容易にかつ確実にすると共に、構造の簡単な
つかみ具を有した材料試験機を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】内側にくさび面が形成さ
れたチャックフレームと、このチャックフレーム内にこ
のチャックフレームの移動によるくさび作用により開閉
される1対のくさび状つかみ歯を収納するとともに、こ
れらつかみ歯のそれぞれを、チャックフレームに固定し
た付勢手段によって開方向に付勢しておく。そして、移
動手段によって、チャックフレームを負荷軸方向に移動
し、1対のつかみ歯を締付力から解放すると、一対のつ
かみ歯の間隔が開かれる。
【0007】付勢手段としては、1対のつかみ歯のそれ
ぞれとチャックフレームとの間に設けられるコイルばね
等を採用するので、1対のつかみ歯にはその前後面とも
何ら遮るものがない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る材料試験機
のつかみ具付近を示す概略構成図である。1はくさび式
つかみ具で、くさび面2A,3Aを有する1対のつかみ
歯2,3を備え、チャックフレーム4の内部に形成され
たくさび面4A,4Bに、つかみ歯2,3のくさび面2
A,3Aが接触するように収納され、これら1対のつか
み歯2,3には凹部2B,3Bが形成され、固定シャフ
ト5端部の凸部5Aに取り付けられる。固定シャフト5
はクロスヘッド等(図示省略)に取り付けられ、クロス
ヘッド等とともに移動する。
【0009】また、チャックフレーム4にはねじ部6が
形成され、ねじ部6には固定シャフト5によって上下動
を規制されて回転する袋ナット7が螺合されており、袋
ナット7を回転することによって、チャックフレーム4
が昇降するようになっている。 さらに、チャックフレ
ーム4には、コイルバネ8,9の一端が取り付けられ、
このコイルバネ8,9の他端は、それぞれつかみ歯2,
3を押し上げるように取り付けられる。
【0010】次に、このような材料試験機の動作につい
て説明する。つかみ具1に試験片を把持するとき、ま
ず、袋ナット7を回して、袋ナット7に螺合されたチャ
ックフレーム4を下降させる。この際、つかみ歯2,3
は上下方向に、約5〜7mmの遊びを持たせて、固定シ
ャフト5の固定部5Aに規制されているが、水平方向に
は移動可能であるので、チャックフレーム4に備えたコ
イルバネ8,9から受ける力によって、左のつかみ歯2
は左に移動するとともに、右側のつかみ歯3は右側に移
動するので、これらつかみ歯2,3の間隔が開かれる。
【0011】このように、試験片の大きさに合わせてつ
かみ歯2,3を所定の間隔に開いた後、試験片をつかみ
歯2,3の間に挿入する。そして、袋ナット7を回転し
て、チャックフレーム4を上昇させると、チャックフレ
ーム4のくさび面4A,4Bがつかみ歯2,3のくさび
面2A,3Aを押すので、1対のつかみ歯2,3は互い
に接近し、試験片を締め付ける。
【0012】このような操作を上下のつかみ具1に行
い、試験片を装着した後、所定の引張試験を行う。
【0013】そして、試験終了後、試験片をつかみ具1
から取り外すとき、袋ナット7を回して、チャックフレ
ーム4を下降させる。このとき、試験片を装着する前の
作用と同様に、1対のつかみ歯2,3に作用するコイル
バネの力によって、つかみ歯2,3のくさび面はチャッ
クフレーム4のくさび面4A,4Bに、常に付勢されて
いるので、チャックフーム4の下降に伴って、チャック
フレーム4のくさび面につかみ歯2,3が追従して、1
対のつかみ歯2,3は開かれる。なお、試験片につかみ
歯2,3が食い込むことがあっても、適当な大きさの付
勢力を有するコイルバネ8,9を備えておくことによっ
て、これらつかみ歯2,3を試験片の食い込みから解放
することができる。
【0014】このようなつかみ歯2,3の開閉操作を行
って、所定の引張試験をくり返すことができる。
【0015】なお、1対のつかみ歯を上方向に付勢する
付勢手段としては、チャックフレームの内部に設けた引
張バネで、これらつかみ歯を引張り上げてもよいが、バ
ネ部材が破損したり、疲労した場合の交換を考慮する
と、本実施例が好ましい。
【0016】また、本実施例では、昇降手段として、チ
ャックフームに螺合した袋ナットを使用し、この袋ナッ
トを手動で回転してチャックフレームを昇降したが、モ
ータの回転力を歯車機構によって伝達したり、ベルト機
構によって伝達してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、1対の
つかみ歯を開く付勢手段をつかみ歯それぞれに独立して
設けるので、これらつかみ歯を遮るものがなくなり、材
料試験機の前後のどちらの方向から試験片の装着が可能
となる。また、材料試験機の前後どちらからも、試験片
の装着状態を確認することができる。さらに、コイルば
ね等の付勢手段だけでつかみ歯を上方向に付勢できるの
で、構造が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る材料試験機のつかみ具の概略構成
を示す図である。
【図2】従来の材料試験機のつかみ具の概略構成を示す
図である。
【符号の説明】
1・・・・・・くさび式つかみ具 2,3・・・・つかみ歯 2A,3A・・つかみ歯のくさび面 4・・・・・・チャックフレーム 4A,4B・・チャックフレームのくさび面 5・・・・・・固定シャフト 6・・・・・・ねじ部 7・・・・・・袋ナット 8,9・・・・コイルバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側にくさび面が形成されたチャックフ
    レームと、前記チャックフレームの移動によるくさび作
    用により開閉される1対のくさび状つかみ歯と、前記チ
    ャックフレームを負荷軸方向に移動させる移動手段とか
    らなるつかみ具を備えた材料試験機において、前記1対
    のつかみ歯のそれぞれとチャックフレームとの間に、前
    記1対のつかみ歯を開方向に付勢する付勢手段を備えた
    ことを特徴とする材料試験機。
JP7775396A 1996-03-29 1996-03-29 材料試験機 Pending JPH09264826A (ja)

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JP7775396A JPH09264826A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 材料試験機

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