JPH09264193A - 自動二輪車エンジンのキャブレタ調整装置 - Google Patents

自動二輪車エンジンのキャブレタ調整装置

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Publication number
JPH09264193A
JPH09264193A JP7203096A JP7203096A JPH09264193A JP H09264193 A JPH09264193 A JP H09264193A JP 7203096 A JP7203096 A JP 7203096A JP 7203096 A JP7203096 A JP 7203096A JP H09264193 A JPH09264193 A JP H09264193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carburetor
cable
idle
adjusting
cab base
Prior art date
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Pending
Application number
JP7203096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Sonoda
祐司 園田
Tetsuo Nojima
徹男 野嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7203096A priority Critical patent/JPH09264193A/ja
Publication of JPH09264193A publication Critical patent/JPH09264193A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操作用のケーブルの組付性がよく、また
組付時にアイドル調整値が狂うことがない自動二輪車エ
ンジンのキャブレタ調整装置を提供することにある。 【解決手段】 キャブレタ5のアイドル調整機構8をケ
ーブル15を介して遠隔操作する自動二輪車エンジンの
キャブレタ調整装置において、前記ケーブル15に取り
付けられたアイドル調整ノブ7を、キャブレタ5と一体
のキャブベース6に保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャブレタのアイド
ル調整機構をケーブルを介して遠隔操作する自動二輪車
エンジンのキャブレタ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャブレタの絞弁のアイドリング開度を
調整するためのキャブレタ調整装置に関しては、特開昭
52−14132号公報等にも示されているように公知
である。また、キャブレタのアイドル調整ねじをケーブ
ルを介して遠隔操作することは実開昭61−13455
4号公報に示されている。さらに、2つのキャブレタの
アイドル調整機構をケーブルで連結し、1つの調整スク
リュでそれぞれのアイドル調整機構を同時かつ均等に調
整することができる装置は特開昭62−3135号公報
に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キャブレタのアイドル
調整機構をケーブルを介して遠隔操作する場合、ケーブ
ルはブラケット等を介してフレームに取り付けられた
り、カウリング固定用のブラケットに取り付けられたり
することが多い。しかし、このようなケーブルの取り付
け方では、ケーブルは他部品をまたがっての配置となら
ざるを得ないため組付性が悪かった。また、ケーブルは
他部品をまたがっての配置となるため、組付時、他部品
との干渉により、あるいは他部品との干渉を避けるため
の不用意な動作によりアイドル調整値が狂う可能性もあ
った。
【0004】さらに、ケーブルの取付箇所がフレームや
カウリング固定用のブラケットでは乗車状態での操作性
が悪く不便である。さらに、他部品にまたがってケーブ
ルを配置する場合、ケーブルにねじりが加わり易いが、
このことは遠隔操作の際の操作を重くする原因となる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、遠隔操
作用のケーブルの組付性がよく、また組付時にアイドル
調整値が狂うことがない自動二輪車エンジンのキャブレ
タ調整装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1に記載の発明では、キャブレタのア
イドル調整機構をケーブルを介して遠隔操作する自動二
輪車エンジンのキャブレタ調整装置において、前記ケー
ブルに取り付けられたアイドル調整ノブを、キャブレタ
と一体のキャブベースに保持させたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、アイドル調整ノブは、ハン
ドル近傍から後方かつ下方に延びるメインフレームと該
メインフレームの上方に位置する燃料タンクと前部が燃
料タンクとメインフレームとの後部間に位置しかつ上面
に座席シートが設けられたサイドカバーとのそれぞれに
よって囲まれた領域に配置されていることを特徴とす
る。
【0006】請求項1に記載の発明では、アイドル調整
ノブはキャブレタと一体のキャブベースに保持されるた
め、キャブレタのエンジン及び車体への組付けはキャブ
レタとキャブベースとアイドル調整ノブとが一体に組付
けられた組立状態で行なうことができ、したがって、ケ
ーブルを他部品にまたがって組み付ける必要がない。ま
た、このため他部品との干渉のおそれが生じない。さら
に、アイドル調整ノブの保持位置がキャブベースである
ため、ケーブルを直線状に配置することができる。請求
項2に記載の発明では、アイドル調整ノブは、メインフ
レームと燃料タンクとサイドカバーとのそれぞれによっ
て囲まれた領域に配置されているため、乗車状態での遠
隔操作が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動二輪車エ
ンジンのキャブレタ調整装置の一実施形態を図面を参照
しながら説明する。図1は本発明が適用される自動二輪
車の全体を示す側面図、図2はエンジンの全体を示す側
面図、図3は本実施形態をより詳細に示す側面図、図4
はキャブベースの一部を示す平面図、図5はアイドル調
整ノブを後方から見た矢視図である。
【0008】図1に示すように、ハンドル1の近傍から
後方かつ下方に延びるメインフレーム2の上方に位置す
るのは燃料タンク3である。燃料タンク3の後方に位置
するサイドカバー4の前端部は、燃料タンク3とメイン
フレーム2とのそれぞれの後端部間に位置する。メイン
フレーム2と燃料タンク3とサイドカバー4とのそれぞ
れによって囲まれる空間には後述するキャブレタ5のキ
ャブベース6の側面が露出していて、キャブベース6の
側面にはアイドル調整ノブ7が保持されている。なお、
サイドカバー4の上面には座席用シート4aが設置され
る。
【0009】図2及び図3に示すように、キャブレタ5
は前後に2つ設けられていて、キャブレタ5を固定する
ためのキャブベース6はキャブレタ5と一体になってい
る。このキャブベース6はエアクリーナ6aの下部を構
成するもので、キャブベース6は鋳造によって一体成形
されている。アイドリング開度を調整するためのアイド
ル調整機構8は絞弁軸8aに取り付けられたレバー9と
レバー9が係合する回動板10とを有し、回動板10の
爪部11にはアジャストスクリュ12の先端部が当接し
ている。
【0010】アジャストスクリュ12はエンジン13の
側面に設けられたブラケット14に螺合されていて、ア
ジャストスクリュ12の前進後退により回動板10が図
面において時計方向又は反時計方向に回動するようにな
っている。回動板10が回動すると、これに応じてレバ
ー9も回動し、図示しない絞弁の開度が調整される。
【0011】前後2つのキャブレタ5のアイドル調整機
構8(後方のみ図示)は図示しないリンクにより連結さ
れていて、1つのアジャストスクリュ12の操作により
同時にアイドル調整が行える。アジャストスクリュ12
の基部に一端部が固定されたケーブル15は直線状態を
保持して後方に延び、その他端部はアイドル調整ノブ7
の先端部に固定される。アイドル調整ノブ7はキャブベ
ース6に取り付けられた取付ブラケット16に回転自在
に取り付けられる。
【0012】取付ブラケット16はキャブベース6の周
縁部に設けられたボス部17にスクリュ18によって固
定される。アイドル調整ノブ7が取り付けられた状態で
は、図4及び図5に示すように、アイドル調整ノブ7は
キャブベース6の周縁の側方に位置するため、アイドル
調整ノブ7の上方からの操作に支障は生じない。アジャ
ストスクリュ12には、圧縮ばね19が介装されてい
て、その一端部はブラケット14に当接すると共に、他
端部はアジャストスクリュ12の基部に形成されたフラ
ンジ20に当接している。
【0013】次に作用について説明する。アイドル調整
はアイドル調整ノブ7を回すことにより行う。このアイ
ドル調整ノブ7の回転力はケーブル15を介してアジャ
ストスクリュ12に伝わり、アジャストスクリュ12も
同方向に回動する。これによって回動板10が回動し、
これにともなってレバー9も回動するためアイドル調整
が可能になる。ところで、このアイドル調整であるが、
これはアイドル調整ノブ7をキャブベース6に取り付
け、キャブレタ5とキャブベース6とアイドル調整ノブ
7とが一体に組付けられた組立状態でキャブレタ5の出
荷前に行う。
【0014】そして、キャブレタ5のエンジン及び車体
への組付けはキャブレタ5とキャブベース6とアイドル
調整ノブ7とが一体に組付けられた組立状態で行う。ま
た、エンジン等からの取外しも一体の組立状態で行うこ
とができる。したがって、アイドル調整ノブ7をキャブ
ベース6に固定する際、ケーブル15を他部品にまたが
って配置する必要がない。さらに、このように一体の組
立状態で組付けが可能であることから、組付時に他部品
との干渉や不用意な動作によりアイドル調整値が狂う可
能性がない。
【0015】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、アイドル調
整ノブはキャブレタと一体のキャブベースに保持される
ため、ケーブルを他部品にまたがって組み付ける必要が
なく組付性が向上する。また、このため組付時にアイド
ル調整ノブやケーブルが他部品と干渉することがなく、
したがってキャブレタの出荷時に調整されるアイドル調
整値が他部品との干渉やこれにともなう不用意な動作に
起因してキャブレタの組付時に狂うことがない。
【0016】さらに、アイドル調整ノブの保持位置がキ
ャブベースであるため、ケーブルを直線状に配置するこ
とができ、このためアイドル調整時の操作が軽い。 さ
らに、アイドル調整ノブの保持位置がキャブベースであ
るため、位置設定の自由度が比較的高い。請求項2に記
載の発明では、アイドル調整ノブは、メインフレームと
燃料タンクとサイドカバーとのそれぞれによって囲まれ
た領域に配置されているため、乗車状態での遠隔操作が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車エンジンのキャブレタ
調整装置が組み込まれた自動二輪車の全体を示す側面図
である。
【図2】同じく、エンジンの全体を示す側面図である。
【図3】同じく、本発明の要部を示す側面図である。
【図4】同じく、キャブベースの一部平面図である。
【図5】同じく、アイドル調整ノブを図3のA方向から
見た矢視図である。
【符号の説明】
2 メインフレーム 3 燃料タンク 4 サイドカバー 5 キャブレタ 6 キャブベース 7 アイドル調整ノブ 8 アイドル調整機構 15 ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブレタのアイドル調整機構をケーブ
    ルを介して遠隔操作する自動二輪車エンジンのキャブレ
    タ調整装置において、前記ケーブルに取り付けられたア
    イドル調整ノブを、キャブレタと一体のキャブベースに
    保持させたことを特徴とする自動二輪車エンジンのキャ
    ブレタ調整装置。
  2. 【請求項2】 前記アイドル調整ノブは、ハンドル近傍
    から後方かつ下方に延びるメインフレームと該メインフ
    レームの上方に位置する燃料タンクと前部が燃料タンク
    とメインフレームとの後部間に位置しかつ上面に座席用
    シートが設けられたサイドカバーとのそれぞれによって
    囲まれた領域に配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の自動二輪車エンジンのキャブレタ調整装置。
JP7203096A 1996-03-27 1996-03-27 自動二輪車エンジンのキャブレタ調整装置 Pending JPH09264193A (ja)

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JP7203096A JPH09264193A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 自動二輪車エンジンのキャブレタ調整装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7203096A JPH09264193A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 自動二輪車エンジンのキャブレタ調整装置

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JPH09264193A true JPH09264193A (ja) 1997-10-07

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ID=13477616

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JP7203096A Pending JPH09264193A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 自動二輪車エンジンのキャブレタ調整装置

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