JPH09264086A - 電子錠 - Google Patents

電子錠

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JPH09264086A
JPH09264086A JP7720496A JP7720496A JPH09264086A JP H09264086 A JPH09264086 A JP H09264086A JP 7720496 A JP7720496 A JP 7720496A JP 7720496 A JP7720496 A JP 7720496A JP H09264086 A JPH09264086 A JP H09264086A
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Shunichi Osada
俊一 長田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】暗唱番号等のコード番号で解錠する電子錠にお
いて、簡単に施錠操作を行えるようにする。 【解決手段】制御部100はマイクロコンピュータや電
磁石48に通電する電源回路等で構成し、入力設定部5
のテンキー91、ワンタッチ施錠スイッチ94、キー検
出スイッチ95、電磁石48を接続する。箱錠の解錠状
態を検知する状態検知スイッチ96a,96bで切換え
スイッチを構成する。ワンタッチ施錠スイッチ94を状
態検知スイッチ96a,96bの共通接点に接続し、状
態検知スイッチ96a,96bの他の接点を勝手切替ス
イッチ97の2接点にそれぞれ接続する。勝手切り替え
スイッチ97の共通接点をアースする。勝手切替スイッ
チ97は箱錠の勝手に応じて切り替える。解錠状態のと
き、ワンタッチ施錠スイッチ94で制御部100にロー
レベル信号を入力する。制御部100は電磁石48に一
定時間通電して施錠可能状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗証番号等のコー
ド番号を予め入力して設定し、解錠操作を行うときに入
力された番号と設定されたコード番号とを照合して解錠
動作を行う電子錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、暗証番号等で解錠する電子錠は玄
関のドアやロッカーなどに用いられており、使用者は、
予め暗証番号を設定しておき、解錠操作をするときテン
キーからこの暗証番号を入力することで解錠することが
できる。これによって、使用者はキーなどを携帯する必
要がなく、キーの紛失や盗難などによる不都合も回避で
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の暗証番
号式電子錠では、施錠するときも暗証番号を入力する必
要があり、施錠操作に手間を要するという問題がある。
本発明は、暗証番号等のコード番号を照合して解錠する
電子錠において施錠操作を簡単にすることを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の電子錠は、コード番号を入力するコ
ード番号入力手段(5)を備え、該コード番号と予め設
定されたコード番号とを照合して一致した場合に解錠す
る電子錠において、扉の開閉操作をするハンドルと、扉
に埋設された箱錠のデッドボルトを出没させるカムに係
合するドライブシャフト(62)と、上記コード番号の
一致により上記ハンドルと上記ドライブシャフト(6
2)を連結させるクラッチ機構と、上記ドライブシャフ
ト(62)の回動を検知し、上記デッドボルトが没入す
る解錠状態と上記デッドボルトが突出する施錠状態とを
確認する状態検知スイッチ(96a,96b)と、上記
クラッチ機構を作動するワンタッチ施錠スイッチ(9
4)とを備え、上記状態検知スイッチ(96a,96
b)が解錠状態を検知しているとき、上記ワンタッチ施
錠スイッチ(94)によりクラッチ機構を連結させ、上
記状態検知スイッチ(96a,96b)が施錠状態を検
知しているとき、上記ワンタッチ施錠スイッチ(94)
の操作を無効にすることを特徴とする。
【0005】本発明の電子錠によれば、ロックされた扉
などを開けるときは、コード番号入力手段(5)からコ
ード番号を入力することにより、予め設定されたコード
番号との一致が得ると解錠操作が可能となる。一方、扉
などをロックするときは、状態検知スイッチ(96a,
96b)で解錠状態が検知されるので、ワンタッチ施錠
スイッチ(96)によりハンドルとドライブシャフト
(62)のクラッチ機構が連結される。したがって、ワ
ンタッチ施錠スイッチ(94)を押すだけで、ハンドル
操作によりドライブシャフト(62)を介してデッドボ
ルトを作動することができ、施錠操作が可能となる。
【0006】なお、ドライブシャフト(62)の回動位
置に対して、状態検知スイッチ(96a,96b)が検
知する解錠状態および施錠状態の関係を切り替える勝手
切替スイッチ(97)を備えるとよい。
【0007】なお、本発明の電子錠は箱錠のカムにドラ
イブシャフト(62)を係合させればよいので、この箱
錠に対して、電気的なクラッチ機構に関する配線等を必
要としないので、扉への取り付け工事や既存のドア錠
(箱錠)を電気錠に改造する工事が容易になる。そこ
で、上記のように勝手切替スイッチ(97)を設ける
と、箱錠が扉の左右いずれの位置になるか、すなわち勝
手違いに対して、ドライブシャフト(62)の回動方向
と状態検知スイッチ(96a,96b)の検知状態の構
成はそのままで、勝手切替スイッチを切り替えることで
勝手に応じて容易に対応することができる。
【0008】また、ドライブシャフト(62)を回動す
るシリンダ錠(6)と該シリンダ錠(6)のキー操作を
検出するキー検出スイッチ(95)とを備え、該キー検
出スイッチ(95)の入力により上記コード番号を設定
するモードに切り替えるようにするとよい。
【0009】この場合は、キーを所持している使用者だ
けが暗証番号等のコード番号を設定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係
る暗証番号式の電子錠のブロック図、図2は同電子錠の
入力設定部を示す図、図3は同電子錠における制御を示
すフローチャート、図4は扉の室外側表面に取り付けら
れる本体Aの正面図、図5は図4の一部破断側面図を示
す。扉Dに固着される本体Aは、図5及び図17に示す
ように、外側エスカッション1と、外側エスカッション
1の裏面を閉塞するバックプレート7とから構成され、
図4に示すように、外側エスカッション1の上部には上
方にスライド可能な被覆カバー2が設けられ、被覆カバ
ー2の下方には手前に引くことができるシリンダ錠カバ
ー3が設けられ、シリンダ錠カバー3の下方にハンドル
の角軸部を挿入するハンドル挿入孔4が設けられる。
【0011】図4に示すように、外側エスカッション1
の上部には上方にスライド可能な被覆カバー2が設けら
れ、被覆カバー2の下方には手前に倒すことができるシ
リンダ錠カバー3が設けられ、シリンダ錠カバー3の下
方にハンドルの角軸部を挿入するハンドル挿入孔4が設
けられる。シリンダ錠カバー3を手前に倒すとシリンダ
錠6の鍵孔(図示しない)にキーを差し込むことができ
る(図4,図5参照)。
【0012】図5に鎖線で示すように、被覆カバー2を
上方にスライドさせて開くと入力設定部5が露出する。
この入力設定部5は、図2に示すように、暗証番号を入
力するために操作する「0〜9」で示されるテンキー9
1、「*」で示されるアスタリスクスイッチ92、「S
T」で示されるセットスイッチ93、ワンタッチ操作で
施錠を行うときに押す「キーマーク」で示されるワンタ
ッチ施錠スイッチ94を備えている。
【0013】外側エスカッション1の下端部には、電源
である電池を収容するケース89が設けられる。また、
外側エスカッション1の裏面には、バックプレート7が
ねじ8により締着される(図9参照)。
【0014】バックプレート7に設けられたねじ孔16
(図11参照)に、外側エスカッション1と丸座1′
(図17参照)連結軸(図示しない)雄ねじ部が螺合
し、外側エスカッション1及び丸座1′が扉の両面に取
り付けられる。バックプレート7のほぼ中央部に、バッ
クプレート7の外側に突出する筒部10が形成され、筒
部10の内面に螺設された雌ねじ10aに、シリンダア
タッチメント11の外周面に設けられた雄ねじ11aが
螺合する(図10,図11参照)。
【0015】筒部10の下方にカム挿入孔12が設けら
れ、カム挿入孔12の両側に案内長孔13,14が設け
られ、カム挿入孔12の下方にハブ挿入孔15が設けら
れ、ハブ挿入孔15の下側に設けられる孔9に挿入され
るねじ17は、内部ケース18に設けられた2つの軸1
9の先端面に固着されることにより、内部ケース18が
バックプレート7に取り付けられ、バックプレート7に
制御部等を搭載した基板87がねじ止めされるバックプ
レート7に制御部の基板87がねじ止めされる(図9,
図10,図11参照)。
【0016】内部ケース18には両側端から屈曲して起
立する案内壁20が形成され、両案内壁20の下端にば
ね支持壁21が設けられる。両案内壁20のほぼ中間に
2つの開口22が設けられ、開口22の下方にシリンダ
錠6のロータ6aに相対するカム挿入孔23が設けら
れ、カム挿入孔23の下方には、ハブ挿入孔15に相対
するハブ用孔24が設けられる(図11参照)。
【0017】内部ケース18の内部に挿入されるスライ
ドプレート25の上部にピン26が固着され、ピン26
にリンクプレート27の上部が枢着され、リンクプレー
ト27はばね27a(図8参照)により垂下した中立位
置に付勢される。ピン26の下方に2つの開口28が設
けられ、開口28の下方に長孔29が設けられ、図8に
おいて開口28の左側に、切り起こし加工により起立し
たばね支持片30が形成され、開口28の右側に、係合
溝31が形成される。
【0018】内部ケース18の下部18aは、スライド
プレート25の厚さだけ内側に隆起しているので、スラ
イドプレート25は直接内部ケース18に接触した状態
で、案内壁20に案内されながら上下動することができ
る(図11参照)。
【0019】スライドプレート25に重ねられるレトラ
クタプレート32は、上端に開口する長孔33が形成さ
れ、上端の右端に切り起こし加工により起立したばね支
持片34が形成され、ばね支持片34の下方に孔35,
36が設けられる。レトラクタプレート32の下端部の
両側に屈曲加工されたばね支持片37が形成され、ばね
支持片37と内部ケース18のばね支持壁21との間に
レトラクタスプリング38が挿入される。従って、レト
ラクタプレート32は上方に付勢される。
【0020】フックプレート39は、孔36に枢着され
る軸部40と、孔35に遊嵌する長軸41と、上端部か
ら横方向に突出する係合突起42を有し、軸部40を支
点として揺動したときに係合突起42がスライドプレー
ト25の係合溝31に係脱可能である。長軸41の先端
は、レトラクタプレート32の孔35を貫通して次に述
べるマグネットホルダ43に設けられたカム溝44に係
入する。
【0021】マグネットホルダ43は、上記のカム溝4
4の上方に、上端面に埋設された可動片45と矩形状の
長孔46が設けられ、カム溝44の反対面に突起47が
突設される。カム溝44の上端は、図11において右方
向に屈曲しているので、カム溝44の上端部に係入する
長軸41が下降するとフックプレート39が軸部40を
支点として反時計方向に傾き、係合突起42がスライド
プレート25の係合溝31に係入する。
【0022】バックプレート7の内壁面に電磁石ホルダ
86がねじ88により締着され、電磁石ホルダ86に電
磁石48が設けられる(図9,図11参照)。可動片4
5は、バックプレート7に設けられた電磁石48が通電
されたときに電磁石48に吸着されるものであり、突起
47は、バックプレート7の案内長孔13(図9参照)
に挿入される。矩形状の長孔46の下面とレトラクタプ
レート32のばね支持片34との間にマグネットスプリ
ング49が挿入される(図11,図12参照)。
【0023】シリンダカム50は、円板50aの両面に
突出する軸部50b,50cが設けられ、軸部50bが
バックプレート7のカム挿入孔12に挿入され、軸部5
0cは、レトラクタプレート32の長孔33及びスライ
ドプレート25の長孔29を経由して内部ケース18の
カム挿入孔23に挿入される(図10,図11参照)。
軸部50b,50cを貫通する非円形孔51にはシリン
ダ錠6のロータ6aが挿入され、円板50aに設けられ
た偏心軸52が次に述べるロックレトラクタ53の係合
凹部54に係合する。
【0024】ロックレトラクタ53に設けられた矩形状
の長孔55の下面とスライドプレート25のばね支持片
30との間にロックスプリング56が挿入され(図1
1,図12参照)、ロックレトラクタ53に設けられた
突起57は、バックプレート7の案内長孔14(図9参
照)に挿入される。以上述べたシリンダ錠6,シリンダ
カム50,ロックレトラクタ53,ロックスプリング5
6により機械的な非常解錠機構が構成される。なお、ロ
ックレトラクタ53の上部にはシリンダ錠6におけるキ
ー操作を検出するためのキー検出スイッチ95が配設さ
れている。
【0025】ハブ58は、両端に押動突起59が形成さ
れる板状の本体58aの両面に軸部58b,58cが設
けられ(図10参照)、一方に軸部58bは内部ケース
18のハブ用孔24に挿入され、他方の軸部58cはバ
ックプレート7のハブ挿入孔15に挿入される。ハブ5
8の中央を貫通する角孔60には、ハンドルH(図17
参照)の端部に形成された角軸部が嵌入する。
【0026】シリンダアタッチメント11に回動可能に
挿入されたシリンダジョイント61の一端は、円形の2
か所をV字形状に切欠した形状の非円形軸に形成され、
他端面に2つの孔が設けられる。ドライブシャフト62
に設けられた2本の軸63が、内部ケース18の2つの
開口22,スライドプレート25の2つの開口28を経
由して、シリンダアタッチメント11の他端面の2つの
孔にそれぞれ挿入される(図11,図12参照)。
【0027】図15(A)〜(D)はドライブシャフト
62とリンクプレート27との相互関係を示す略図であ
り、図15(A)をドライブシャフト62の施錠角度と
すると、ドライブシャフト62の左側の軸63aが高
く、右側の軸63bが低くなっている。一方、リンクプ
レート27はばね27a(図8参照)によりピン26を
支点として垂下した中立位置に付勢され、リンクプレー
ト27の下端の押動面27aに左側の軸63aがほぼ接
触している。
【0028】この状態で、リンクプレート27が下降す
ると、リンクプレート27の押動面27aが左側の軸6
3aに当たって時計方向に傾動し、リンクプレート27
の右側の側面27bが、右側の軸63bの上昇を妨げな
い位置に変位すると共に、リンクプレート27の押動面
27aに軸63aを押されたドライブシャフト62が反
時計方向に回動し始める(図15(B)参照)。
【0029】リンクプレート27の下降が終了すると、
ドライブシャフト62が反時計方向に約90度回動して
解錠角度となり、右側の軸63bが上昇位置になり、左
側の軸63aが下降位置になる(図15(C)参照)。
リンクプレート27は上昇すると再び図15(A)に示
すような中立位置に復帰するが、ドライブシャフト62
は解錠角度のままである。
【0030】次に、再びリンクプレート27が下降する
と押動面27aに、右側の軸63bを押されたドライブ
シャフト62が時計方向に約90度回動して施錠角度と
なり、左右の軸63a,63bの位置は図15(A)に
状態に復帰する。すなわち、リンクプレート27が下
降,上昇を繰り返す度に、ドライブシャフト62が施錠
角度と解錠角度を交互に繰り返し、ドライブシャフト6
2に係合するシリンダジョイント61も施錠角度と解錠
角度を交互に繰り返す。
【0031】リンクプレート27の押動面27aと側面
27bとの交叉点に傾斜面27cが形成されるが、図1
5(D)において左側の傾斜面27cが右側の傾斜面2
7cよりも大きくなっているので、仮に左右の軸63
a,63bが押動面押動面27aに平行な同じ高さに揃
った事態が生じたとしても、リンクプレート27が下降
したときに、左側の軸63aに当たった左側の傾斜面2
7cにリンクプレート27を反時計方向に回動する分力
が生じるので、押動面27aが軸63bを押動すること
ができ、図15(A)の状態になる。
【0032】扉に内設される箱錠Bは、箱形の錠ケース
64の前壁であるフロント65が扉の端面に取り付けら
れ、フロント65にデッドボルト用孔66及びラッチボ
ルト用孔67が設けられる。デッドボルト用孔66に出
没可能に挿入されるデッドボルト68に凹部69が形成
され、錠ケース64に枢着されたカム70にシリンダジ
ョイント61の先端部が嵌入する非円形の孔71が設け
られ、カム70に設けられた駆動片72がデッドボルト
68の凹部69に係合する。駆動片72に設けられたピ
ン73と錠ケース64に設けられたピン74にスプリン
グ75の両端部が係止されるので、デッドボルト68は
突出した施錠位置と没入した解錠位置に付勢される(図
19参照)。
【0033】ラッチボルト用孔67に挿入されるラッチ
ボルト76は、頭部76aと、頭部76aの後面から延
びる軸部76bとを有し、軸部76bは錠ケース64の
内壁面から起立する支持壁77に設けられた孔を貫通す
る。頭部76aと支持壁77との間にラッチスプリング
78が挿入されるので、ラッチボルト76の頭部76a
はフロント65から突出する方向に付勢される。
【0034】錠ケース64に枢着されたハブ79はハン
ドルの角軸が挿入される角孔80が設けられ、ハブ79
の両端に押動部81が形成される。錠ケース64の内壁
面に沿って摺動可能なレトラクタ82は、屈曲加工され
て起立する起立壁83と被押動壁84が設けられ、起立
壁83の孔に挿入された軸部76bの端部に止め輪85
が嵌着され、被押動壁84は、ハブ79が回動したとき
に押動部81に押動される。
【0035】次に、以上のように構成された電気錠の作
用を、解錠状態,電気的な施錠並びに解錠操作,機械的
な非常解錠操作の順に説明する。解錠状態では、ドライ
ブシャフト62が解錠角度にあり、左側の軸63aが上
昇位置にあり右側の軸63bが下降位置にある(図12
参照)。ドライブシャフト62に係合するシリンダジョ
イント61は解錠角度にあり、シリンダジョイント61
に係合する箱錠Bのカム70も図19に示すような解錠
角度にあり、デッドボルト68は錠ケース64内に没入
している。
【0036】レトラクタスプリング38に押されている
レトラクタプレート32は上昇端まで上昇し、レトラク
タプレート32のばね支持片34に係合するマグネット
ホルダ43も上昇し、可動片45が電磁石48に接して
いる。フックプレート39の長軸41が、マグネットホ
ルダ43のカム溝44の上端部に係合しているので、係
合突起42はスライドプレート25の係合溝31から離
れており、レトラクタプレート32はスライドプレート
25と独立して下降可能な状態にある。
【0037】シリンダ錠6のロータ6aは施錠角度にあ
り、ロータ6aに係合するシリンダカム50の偏心軸5
2はロックレトラクタ53を上昇位置に押し上げている
ので、ロックスプリング56を介してばね支持片30を
上方に押されているスライドプレート25は上昇してい
る。ハブ58の2つの押動突起59は共にばね支持片3
7に当接している(図12参照)。箱錠Bのラッチボル
ト76はフロント65から突出してドア框に設けられた
ストライクの係合孔(図示しない)に係入しているの
で、扉は閉扉状態に保持されている。
【0038】このような解錠状態において、扉のハンド
ルを回動操作すると、ハブ58が回動して一方の押動突
起59がレトラクタプレート32のばね支持片37を下
方に押動し、レトラクタプレート32が下降するが、レ
トラクタプレート32のばね支持片34にマグネットス
プリング49を介して同方向に押されるマグネットホル
ダ43も下降する。このときには、スライドプレート2
5は下降しないので、リンクプレート27も下降しない
(図13参照)。一方、ハンドルHの回動操作により箱
錠Bのハブ79が回動し、後退するレトラクタ82と共
にラッチ76が錠ケース64内に没入し、扉を開くこと
ができる(図19参照)。
【0039】次に、電気的な施錠並びに解錠操作を説明
する。箱錠Bが解錠状態のときは、後述説明するよう
に、入力設定部5のワンタッチ施錠スイッチ94の操作
が制御部100で検出できる状態になっているので、被
覆カバー2を上に開いてこのワンタッチ施錠スイッチ9
4を押すと、制御部100は、ワンタッチ施錠スイッチ
94が押されたことを検出して電磁石48に一定時間通
電する。そしてし、この電磁石48に可動片45が吸引
される。
【0040】この状態でハンドルを操作するとハブ58
の押動突起59に押されたレトラクタプレート32が下
降すると共に箱錠Bのラッチボルト76が没入するが、
可動片45を吸着されているマグネットホルダ43は、
マグネットスプリング49も押圧力よりも強い吸着力で
保持されているので、下降しない。
【0041】従って、レトラクタプレート32と共に下
降するフックプレート39の長軸41が、マグネットホ
ルダ43のカム溝44の上端から下降するので、フック
プレート39が図14において反時計方向に傾動し、係
合突起42が係合溝31に係入し、レトラクタプレート
32と共にスライドプレート25も下降する。このと
き、ロックスプリング56がロックレトラクタ53を下
方に押すが、シリンダカム50の偏心ピン52に係合す
るロックレトラクタ53は下降しない(図14参照)。
【0042】スライドプレート25と共に下降するリン
クプレート27の下端の押動面27aが、高位置にある
右側の軸63aを押動し(図13参照)、軸63aを押
されたドライブシャフト62が解錠角度から施錠角度に
回動し、左側の軸63bが高位置になる。又、ドライブ
シャフト62が施錠角度に回動すると、ドライブシャフ
ト62に係合するシリンダジョイント61及びシリンダ
ジョイント61に係合する箱錠Aのカム70が施錠角度
に(図13において時計方向に)回動するので、駆動片
72に押されたデッドボルト68が突出して施錠され
る。このように、解錠状態でワンタッチ施錠スイッチ9
4を押すことで、簡単に施錠することができる。なお、
このとき電磁石48への通電時間は、ハンドル操作が完
了する時間程度の例えば1〜2秒ほどであり、施錠が完
了すると電磁石48への通電が断たれる。したがって、
その後は、単にハンドル操作をしても解錠することはで
きない。
【0043】次に、以上のように施錠された状態で、入
力設定部5のテンキー91とアスタリスクスイッチ92
により暗証番号を入力し、制御部100の判定によりこ
の入力した暗証番号が予め設定されている暗証番号と一
致すると、電磁石48に再び一定時間通電され、ハンド
ルHを操作すると、再びレトラクタ32と共にスライド
プレート25が下降し、リンクプレート27が高位置に
なっている軸63bを下方に押動するので、ドライブシ
ャフト62が解錠角度に回動し、ドライブシャフト62
に係合するシリンダジョイント61,箱錠Bのカム70
が解錠角度に回動し、デッドボルト68が没入して解錠
される。
【0044】施錠されている電気錠を機械的に非常解錠
するには、シリンダ錠カバー3を手前に引いてシリンダ
錠6の鍵孔に差し込んだキーを解錠方向(図13におい
て反時計方向)に回動すると、ロータ6aに係合してい
るシリンダカム50が解錠角度に回動し、偏心軸52が
ロックレトラクタ53を下方に押し下げるので、ロック
レトラクタ53の長孔55がスライドプレート25のば
ね支持片30を下方に押し、スライドプレート25と共
に下降するリンクプレート27が高位置にある軸63a
を押し、ドライブシャフト62,シリンダジョイント6
1と共に箱錠Bのカム70が解錠角度に回動し、デッド
ボルト68が没入する。このようにキー操作で解錠した
場合には、ロックレトラクタ53が下降するので、図1
4に示したようにキー検出スイッチ95がオフとなり、
これによって制御部100は、キー操作を検出し、暗証
番号設定モードとする条件となる。
【0045】この機械的な非常解錠操作時には、ロック
レトラクタ53及びスライドプレート25のみが下降
し、レトラクタプレート32は上昇位置に停止したまま
でよいのでハンドルHの操作は不要である。機械的に施
錠するには、キーを再び反時計方向に回動すると、スラ
イドプレート25が下降してリンクプレート27が高位
置にある軸63bを押動するため、ドライブシャフト6
2,シリンダジョイント61と共に箱錠Bのカム70が
施錠角度に回動し、デッドボルト68が突出する。
【0046】また、キーをシリンダ錠6の鍵孔に差し込
むと、制御部100はキー検出スイッチ95でキーを検
出し、暗証番号設定モードとなる。そして、この暗証番
号設定モードでは、テンキー91から暗証番号を入力
し、セットスイッチ93を押すことで、制御部100は
入力された暗証番号を設定暗証番号として記憶する。
【0047】次に、本発明の電子錠が左右両勝手の扉D
に兼用可能に構成されていることを説明する。外側エス
カッション1の内部には、図16に示すように、ドライ
ブシャフト62の両側に一対の状態検知スイッチ96
b,96bがねじにより固着される。ドライブシャフト
62の外周面には、状態検知スイッチ96b,96bの
作動片を押動しない切欠部62a,62b,63cと、
状態検知スイッチ96b,96bの作動片を押動する突
出面62dが形成される。
【0048】図16に示すように、ドライブシャフト6
2が施錠角度にあるときには、軸63aが高位置にあ
り、一方のスイッチ96bの作動片は切欠部62bに押
動されないが、他方のスイッチ96bの作動片は突出面
62dに押動されるので、ドライブシャフト62が施錠
角度にあり、デッドボルト68が突出した施錠状態にあ
ることが検知される。
【0049】ドライブシャフト62が図16において時
計方向にほぼ90度回動した解錠角度にあるときには、
一方のスイッチ96bの作動片は切欠部62aによっ
て、他方のスイッチ96bの作動片は切欠部62cによ
って共に押動されないので、ドライブシャフト62が解
錠角度にあり、デッドボルト68が没入した施錠状態に
あることが検知される。この解錠状態がワンタッチ施錠
するときの条件とされる。扉が勝手反対の場合にも、一
対の状態検知スイッチ96b,96bの押動状態の検出
によって施錠状態及び解錠状態を検知することができ
る。
【0050】次に、図1に基づいて電気回路の構成につ
いて説明する。制御部100はマイクロコンピュータや
電磁石48に通電する電源回路等で構成されており、入
力設定部5のテンキー91、アスタリスクスイッチ9
2、セットスイッチ93、ワンタッチ施錠スイッチ9
4、キー検出スイッチ95、電磁石48が接続されてい
る。
【0051】前記ドライブシャフト62の両側に配設さ
れた2つの状態検知スイッチ96a,96bは切換えス
イッチを構成しており、ワンタッチ施錠スイッチ94
は、この状態検知スイッチ96a,96bの共通接点に
接続され、状態検知スイッチ96a,96bの他の接点
は、外側エスカッション1内に配設された勝手切替スイ
ッチ97の2接点にそれぞれ接続され、さらにこの勝手
切替スイッチ97の共通接点はアースされている。ま
た、勝手切替スイッチ97は、箱錠Aが取り付けらる扉
の勝手に応じて、解錠状態のときにオンとなる状態検知
スイッチ(96aまたは96b)側をアースするように
切替設定されるものである。
【0052】したがって、勝手に応じて勝手切替スイッ
チ97でアースされている接点側の状態検知スイッチ9
6aまたは96bの何れか一方がオンになっていると
き、すなわち解錠状態のとき、ワンタッチ施錠スイッチ
94がオンされると、制御部100にローレベル信号が
入力され、制御部100はワンタッチタ施錠スイッチ9
4が押されたことを検出する。これにより、制御部10
0は電磁石48に一定時間通電し、前記のようにワンタ
ッチで施錠できる。
【0053】また、制御部100は、テンキー91から
の数字データの入力、アスタリスクスイッチ92とセッ
トスイッチ93の操作状態、キー検出スイッチ95の状
態に応じて、図3のフローチャートに示した制御によ
り、暗証番号による解錠と暗証番号設定モードの動作を
行う。
【0054】先ず、ステップS1で、入力設定部5の、
テンキー91の各スイッチ、アスタリスクスイッチ9
2、セットスイッチ93、ワンタッチ施錠スイッチ94
の操作イベントがあるか否かをスキャンし、操作イベン
トが有ると、ステップS2で操作イベントがあったスイ
ッチに応じて制御を切り替える。
【0055】テンキー91(「0〜9」)が操作される
と、ステップS3で、入力された数字データをメモリに
記憶してステップS1に戻る。この処理によりテンキー
91で数字が入力されると、入力された数字データが、
解錠操作時の入力番号あるいは暗証番号設定操作時の入
力番号として順次メモリに記憶される。
【0056】ステップS1でアスタリスクスイッチ92
(「*」)が操作されると、ステップS2からステップ
S4に進み、ステップS4でメモリにアスタリスクのデ
ータを記憶し、ステップS5で、メモリにアスタリスク
のデータを前後に持つ入力数字データが記憶されている
か否かを判定し、記憶されていなければステップS1に
戻り、記憶されていればステップS6で、記憶されてい
る入力数字データで構成される番号が予め設定されてい
る設定暗証番号と一致するか否かを判定する。そして、
一致しなければステップS1に戻り、一致すればステッ
プS7で電磁石48に一定時間通電してステップS1に
戻る。以上の処理により、アスタリスクスイッチ92を
押してテンキー91から暗証番号を入力し、さらに、ア
スタリスクスイッチ92を押すと、暗証番号が一致すれ
ば解錠される。
【0057】ステップS1でセットスイッチ93(「S
T」)が操作されると、ステップS2からステップS8
に進み、ステップS8でキー検出スイッチ95でキー操
作(解錠操作)が検出されているか否かを判定し、キー
操作が検出されていなければ何もしないでステップS1
に戻り、キー操作が検出されていれば、ステップS9で
メモリに入力数字データが記憶されているか否かを判定
する。そして、入力数字データが記憶されていなければ
そのままステップS1に戻り、記憶されていれば、ステ
ップS10で、その入力数字データを設定暗証番号とし
て特定の記憶領域に記憶、あるいは前のデータを書き換
えて暗証番号の設定を行い、ステップS1に戻る。な
お、この設定暗証番号はバッテリーバックアップされる
メモリに記憶される。以上の処理により、キーをシリン
ダ錠6の鍵孔に差し込んで解錠状態にし、テンキー91
から設定する暗証番号を入力し、セットスイッチ93を
押すと、入力した暗証番号が設定暗証番号として設定さ
れる。
【0058】ステップS1でワンタッチ施錠スイッチ9
4(「キーマーク」)が操作されたことが検出される
と、すなわちワンタッチ施錠スイッチ94が接続された
端子からローレベル信号が検出されると、ステップS2
からステップS11に進み、ステップS11で電磁石4
8に一定時間通電してステップS1に戻る。以上の処理
により、解錠状態のときワンタッチ施錠スイッチ94を
操作することによりハンドル操作でデッドボルト68を
作動させることができ、暗証番号を入力しなくても簡単
に施錠することができる。なお、解錠状態でないとき
は。ワンタッチ施錠スイッチ94を操作しても、制御部
100にはローレベル信号が入力されないので、ハンド
ル操作でデッドボルトを作動させることはできない。
【0059】ところで、上記実施例の説明で、図19の
箱錠Aは右側にデッドボルト68が没入した状態が解錠
状態であり、このとき一方の状態検知スイッチ96aが
オンとなってワンタッチ施錠スイッチ94の端子がこの
状態検知スイッチ96と勝手切替スイッチ97を介して
アースされるようになっているが、扉および箱錠の勝手
が異なる場合は、図19と対称な箱錠となり、左側にデ
ッドボルトが没入した状態で解錠状態となる。このよう
な箱錠でも前記実施例と同じ構造の外側エスカッション
1を適用することができるが、この場合は解錠状態のと
き状態検知スイッチ96bがオンとなるので、勝手切替
スイッチ97を切り替えるようにする。これにより、勝
手が異なる場合でも同一の外側エスカッション1を適用
しながら、かつ、解錠状態の場合のみ、ワンタッチ施錠
スイッチ94の操作が有効になるので、前記同様に、ワ
ンタッチ操作で施錠することができる。
【0060】なお、上記の実施例では、ワンタッチ施錠
スイッチ94、状態検知スイッチ96a,96b,勝手
切替スイッチ97を電気的に接続することにより、施錠
状態のときのみ、ワンタッチ施錠スイッチ94の操作が
有効になるように構成しているが、これらのスイッチを
直接制御部100に接続し、制御部100で各スイッチ
の状態を判定し、各状態の組み合わせによって、ワンタ
ッチ施錠ができるようにソフトウエア制御で行うように
してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子錠に
よれば、暗証番号等のコード番号を入力してこの入力さ
れらたコード番号と予め設定されたコード番号とを照合
して一致した場合に解錠する電子錠において、ワンタッ
チ施錠スイッチを設け、扉に埋設された箱錠のデッドボ
ルトを出没させるカムに係合するドライブシャフトと、
ハンドルとを連結させるクラッチ機構を設け、箱錠が解
錠状態のとき、ワンタッチ施錠スイッチを操作すること
により上記ハンドルとドライブシャフトをクラッチ機構
で連結して箱錠を施錠可能にしたので、簡単に施錠操作
を行うことができる。
【0062】なお、施錠状態および解錠状態の関係を切
り替える勝手切替スイッチを設けると、勝手が異なる箱
錠に対して、シリンダジョイントとハンドルをクラッチ
機構および状態検知スイッチの構成を変更することな
く、前記同様のワンタッチ施錠スイッチによる簡単な施
錠操作が実現できる。
【0063】また、シリンダ錠におけるキー操作が検出
されたときに、暗証番号設定モードに切り替えるように
すると、キーを所持している使用者だけが暗証番号を設
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電子錠の回路ブロック図
である。
【図2】同暗証番号式電子錠の入力設定部を示す図であ
る。
【図3】同暗証番号式電子錠の制御部の制御動作を示す
フローチャートである。
【図4】電気錠の本体の正面図である。
【図5】図4の一部破断側面図である。
【図6】外側エスカッションの縦断面図である。
【図7】外側エスカッションの裏面図である。
【図8】バックプレートに組立られた主要構成部品の正
面図である。
【図9】図8の裏面図である。
【図10】図8の側面図である。
【図11】電気錠の主要構成部品の分解斜視図である。
【図12】解錠状態における電気錠の主要構成部品の正
面図である。
【図13】解錠時にハンドルを操作した状態を示す電気
錠の主要構成部品の正面図である。
【図14】施錠操作を説明する電気錠の主要構成部品の
正面図である。
【図15】(A)〜(D)はリンクプレートの作動説明
図である。
【図16】ドライブシャフトとスイッチの取り付け位置
の関係を示す要部正面図である
【図17】扉の断面図である。
【図18】扉の斜視図である。
【図19】箱錠の内部構造を説明する正面図である。
【符号の説明】
B 箱錠 1 外側エスカッション 5 入力設定部 6 シリンダ錠 48 電磁石 62 ドライブシャフト 68 デッドボルト 91 テンキー 92 アスタリスクスイッチ 93 セットスイッチ 94 ワンタッチ施錠スイッチ 95 キー検出スイッチ 96a,96b 状態検知スイッチ 97 勝手切替スイッチ 100 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード番号を入力するコード番号入力手
    段(5)を備え、該コード番号と予め設定されたコード
    番号とを照合して一致した場合に解錠する電子錠におい
    て、 扉の開閉操作をするハンドルと、 扉に埋設された箱錠のデッドボルトを出没させるカムに
    係合するドライブシャフト(62)と、 上記コード番号の一致により上記ハンドルと上記ドライ
    ブシャフト(62)を連結させるクラッチ機構と、 上記ドライブシャフト(62)の回動を検知し、上記デ
    ッドボルトが没入する解錠状態と上記デッドボルトが突
    出する施錠状態とを確認する状態検知スイッチ(96
    a,96b)と、 上記クラッチ機構を作動するワンタッチ施錠スイッチ
    (94)とを備え、 上記状態検知スイッチ(96a,96b)が解錠状態を
    検知しているとき、上記ワンタッチ施錠スイッチ(9
    4)によりクラッチ機構を連結させ、上記状態検知スイ
    ッチ(96a,96b)が施錠状態を検知していると
    き、上記ワンタッチ施錠スイッチ(94)の操作を無効
    にすることを特徴とする電子錠。
  2. 【請求項2】 上記ドライブシャフト(62)の回動位
    置に対して、上記状態検知スイッチ(96a,96b)
    が検知する解錠状態および施錠状態の関係を切り替える
    勝手切替スイッチ(97)を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の電子錠。
  3. 【請求項3】 上記ドライブシャフト(62)を回動す
    るシリンダ錠(6)と該シリンダ錠(6)のキー操作を
    検出するキー検出スイッチ(95)とを備え、該キー検
    出スイッチ(95)の入力により上記コード番号を設定
    するモードに切り替えることを特徴とする請求項1およ
    び2記載の電子錠。
  4. 【請求項4】 上記コード番号入力手段(5)は複数の
    ボタンスイッチから成り、上記コード番号は暗証番号で
    あることを特徴とする請求項1〜3記載の電子錠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101942940A (zh) * 2010-08-13 2011-01-12 宁波永发集团有限公司 钥匙输入密码开锁双控保险柜
CN108678564A (zh) * 2018-04-27 2018-10-19 浙江大华技术股份有限公司 一种智能锁的唤醒方法及装置

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