JPH0926400A - 織布の検反装置 - Google Patents

織布の検反装置

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JPH0926400A
JPH0926400A JP7198171A JP19817195A JPH0926400A JP H0926400 A JPH0926400 A JP H0926400A JP 7198171 A JP7198171 A JP 7198171A JP 19817195 A JP19817195 A JP 19817195A JP H0926400 A JPH0926400 A JP H0926400A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 織密度に左右されず、同一の光学条件で、経
糸異常、緯糸異常を同時に、かつ高精度に検出すること
ができる織布の自動検反装置を提供すること。 【解決手段】 織布の検反装置を、投光手段1と、織布
から透過又は反射する光を集光し、CCD素子にて撮像
する撮像手段4と、撮像手段4から出力されたアナログ
信号をデジタル信号に変換し、この画像データを基に画
像エリア内に設定した複数の処理領域毎の画像データを
自動生成し、この画像データを統計値に加工し、この複
数の処理領域間の統計値の比較及び予め設定したしきい
値との比較を行うことにより織布の異常の有無を判断す
る画像処理手段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製織中の織布又は
織り上がった織布やシート(本明細書において、単に
「織布」という。)の異常の有無を自動検査する検反装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、織布の外観を検査する場合、カメ
ラにより織布表面の画像を撮像し、その撮像結果から得
られる画像濃淡データをしきい値と比較して外観の異常
を検出する検反方法や、レーザー光を織布に照射し、そ
の反射又は透過光を受光素子にて受光し、その受光量の
レベルとしきい値を比較して異常を検出する自動検反方
法が知られている。しかし、これらの検反方法により検
知できる織布の異常は、通常、人が目視で簡単に判定で
きるような糸抜け等の比較的大きな欠陥に限られるとと
もに、これらの検反方法は、振動や外乱等により検知精
度が大きく低下するという問題があった。
【0003】検知精度を向上させる目的で、光源から織
布に照射して透過する光を、検査対象の糸方向に配置し
た光学スリットを介して受光し、受光波形と基準波形と
の比較から異常を検出する方法が提案されている(特開
平4−148852号公報参照)。この方法は、織布の
織密度が一定で、かつ光学スリットの方向と検査対象の
糸が平行であることが前提となるが、実際の織布の織密
度は一定でなく、織布の種類によって、その都度光学ス
リットの交換が必要となり、また、実際の織布の糸、こ
のうち特に経糸は、湾曲しており、上記条件を満たさ
ず、このため、検知精度が低下するという問題点を有し
ていた。また、受光センサーに2対の櫛形受光センサー
を用い、両者の出力の差分値と予め設定されたしきい値
との比較から異常を検出する方法が提案されている(特
開平3−249243号公報参照)。この方法は、2対
の櫛形受光センサーに織布の狭処理領域を2分割した濃
淡情報が反映されるため、振動や外乱光があっても、両
者の差分値出力により相殺される効果がある。しかしな
がら、この方法も、上記方法と同様に、織布の織密度が
変わったり、櫛形受光センサーの方向と検査対象の糸の
平行度が維持できないと検知精度が低下するという問題
点を有していた。また、上記2つの方法は、共に、同じ
センサーで経糸、緯糸の異常を検知できないという問題
を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、従来の
技術では、織密度の異なる複数種類の織布を同一の光学
条件で、かつ経糸、緯糸の区別なく、全幅に亘って異常
を高精度に検出することは困難であった。
【0005】本発明は、織密度に左右されず、同一の光
学条件で、経糸異常、緯糸異常を同時に、かつ高精度に
検出することができる織布の自動検反装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、織布を撮像し、画像情報から検反情報を
取り出す織布の検反装置において、少なくとも被撮像領
域の織布に対して光を照射する投光手段と、織布から透
過又は反射する光を集光し、CCD素子にて撮像する撮
像手段と、撮像手段から出力されたアナログ信号をデジ
タル信号に変換し、この画像データを基に画像エリア内
に設定した複数の処理領域毎の画像データを自動生成
し、この画像データを統計値に加工し、この複数の処理
領域間の統計値の比較及び予め設定したしきい値との比
較を行うことにより織布の異常の有無を判断する画像処
理手段とを備えたことを要旨とする。
【0007】この場合において、処理領域を、経糸異常
検査の場合、長軸を経糸方向に、緯糸異常検査の場合
は、長軸を緯糸方向に平行に設定し、短軸を経糸又は横
糸のピッチ又はその整数倍とした矩形に設定し、この矩
形の処理領域を、画像エリア内に、経糸異常検査の場
合、経糸と垂直方向に、緯糸異常検査の場合、横糸と垂
直方向に、同じサイズで隣接して複数個設けることがで
きる。
【0008】また、画像処理手段を、各処理領域毎の画
像データの統計値への加工、処理領域間の統計値の比較
及び予め設定したしきい値との比較、並びに織布の異常
の有無の判断を判定を1サイクルとし、経糸異常検査の
場合、経糸と垂直方向に、横糸異常検査の場合、横糸と
垂直方向に、処理領域を順にシフトさせ、同じ処理を画
像エリア全体に対して行うものとすることができる。
【0009】
【作 用】本発明の織布の検反装置は、投光手段によっ
て被撮像領域の織布に対して光を照射し、織布から透過
又は反射する光を、撮像手段により、集光、撮像し、撮
像手段から出力されたアナログ信号を、画像処理手段に
より、デジタル信号に変換し、この画像データを基に画
像エリア内に設定した複数の処理領域毎の画像データを
自動生成し、この画像データを統計値に加工し、この複
数の処理領域間の統計値の比較及び予め設定したしきい
値との比較を行うことにより織布の異常の有無を判断す
ることにより、1つの光学系で、織密度の異なる複数種
類の織布の異常を、経糸、緯糸の区別なく、全幅に亘っ
て、高精度に検出することが可能となる。
【0010】また、経糸又は緯糸の方向を事前に認識さ
せ、処理領域を、経糸異常検査の場合、長軸を経糸方向
に、緯糸異常検査の場合は、長軸を緯糸方向に平行に設
定し、短軸を経糸又は横糸のピッチ又はその整数倍とし
た矩形に設定し、この矩形の処理領域を、画像エリア内
に、経糸異常検査の場合、経糸と垂直方向に、緯糸異常
検査の場合、横糸と垂直方向に、同じサイズで隣接して
複数個設けること矩形領域を対象とする方向に追従させ
ることにより、糸方向が必ずしも織布中央部と同一でな
い織布側部の検査もでき、織布の異常をより高精度に検
出することが可能となる。
【0011】また、画像処理手段を、各処理領域毎の画
像データの統計値への加工、処理領域間の統計値の比較
及び予め設定したしきい値との比較、並びに織布の異常
の有無の判断を判定を1サイクルとし、経糸異常検査の
場合、経糸と垂直方向に、横糸異常検査の場合、横糸と
垂直方向に、処理領域を順にシフトさせ、同じ処理を画
像エリア全体に対して行うものとすることにより、織布
の異常を迅速に検出することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の織布の検反装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に本発明の
織布の検反装置の一実施例の概略ブロック図を、図2に
同外観斜視図を示す。光源1から照射される光は、織布
2の隙間を透過し、カメラのレンズ3で集光されて、カ
メラ4内のCCD素子に結像される。
【0013】光源1は、透過方式、反射方式のどちらで
もよいが、糸交路点の上下像が鮮明に撮像でき、欠陥の
特徴を顕著に観察できるように、織布2の隙間の撮像が
容易な透過方式が好ましい。また、本実施例では、カメ
ラ4に、一軸移動ステージ40に沿って移動するエリア
型のCCDカメラを使用しているため、光源1は、面照
度の均一な散乱光を用いることが好ましい。一方、ライ
ン型のCCDカメラを使用する場合は、光源は、半導体
レーザ、HeーNeレーザをレンズを用いてスリット状
に広げて照射するようにした光源や、ロッドレンズ側面
からハロゲン光を入射させ、ロッドレンズに設けた特殊
なスリット状散乱塗料によりスリット状に照射するよう
にした光源や、スリット状の光ファイバ照明を用いるこ
とができるが、このうち特に、幅方向の配向特性が均一
であり、かつ高い輝度を得られるロッドレンズを使用し
た光源が好ましい。なお、織布が定速度で移動している
場合に、ライン型のCCDカメラを使用するときは、図
1に示すように、A/D変換器5とフレームメモリ6の
間に一次元/二次元変換器30を追加すればよい。織布
2を透過する光量の指定は特にないが、CCDの更新周
期内で充分な電荷を蓄積できるレベルであれば問題はな
い。
【0014】カメラのレンズ3の拡大倍率は、織布2の
織密度が最も細かなレベルを基準に決定する。一般に、
拡大倍率の高い画像ほど、欠陥の抽出が容易な傾向にあ
る。しかし、後述する統計値を演算する矩形の処理領域
の短軸サイズは、検査対象方向の糸ピッチ又はその整数
倍とする必要があるために、撮像した画像内に検査対象
方向の糸が少なくとも4本以上あることが前提となる。
また、後述する撮像した画像内の検査対象方向の糸本数
の自動算出の精度をも考慮すると、カメラ視野内の検査
対象方向の糸数が10〜50本の範囲で撮像できる拡大
倍率のレンズを用いることが好ましい。
【0015】CCDカメラ4で撮像されたアナログ信号
からなる濃淡画像データを、A/D変換回路5で8bi
tのデジタル信号からなる画像データに加工した後、フ
レームメモリ6に格納する。格納されたフリーズ画像デ
ータは、前処理回路7にて、欠陥を効果的に抽出するた
めの微分強調等の前処理加工を行う。次に、検査対象方
向の糸ピッチを自動算出するために、濃度投影回路9に
て注目糸方向座標の濃度投影(濃度加算処理)を行い、
一次元の濃度データに加工する。また、データを基にF
FT回路8にてフーリエ変換し、周期的成分を抽出す
る。なお、フーリエ変換は、常時行う必要がないため
に、CPU15による処理も可能である。また、これら
の方式は、糸抜け等の欠情報が画像データに含まれる場
合でも高精度に求めることができる利点がある。
【0016】次に、画像データを2値化回路10にて2
値化処理を行い、2値化した画像データを基に、結合情
報統合化回路11にてデータの統合化処理を行う。この
データを基に、主軸角演算回路12にて主軸角を求め
る。この主軸角を精度よく求めるためには、事前に行う
前処理回路7での処理が、検査対象方向の糸方向と垂直
方向の微分強調処理であることが望ましい。また、主軸
角を求める方法としては、公知のHough変換がある
が、方式は特に指定するものではない。
【0017】求まった検査対象方向の糸ピッチと糸方向
から、統計値演算用の矩形の処理領域が自動生成され
る。その一例を、図3に示す。矩形の処理領域の長軸方
向のサイズは、特定されるものではないが、糸抜け等の
連続して発生する欠陥に対しては長く設定するほど欠陥
検知の精度は向上する傾向にあり、一方、局所的に発生
する毛羽等の欠陥に対しては短い方が好ましい。したが
って、長軸方向のサイズは、検査対象の特徴に合わせて
決定すればよく、計測中に長さを可変にして複数回同一
処理を行ってもよい。処理領域の設定方法は、図3
(a)、(b)に示すように、隣接する一対の矩形の領
域に限定するものでなく、図3(c)に示すように、比
較する領域を交互に設けてもよい。ただし、処理領域の
短軸方向のサイズ(画素数)は、検査対象方向の糸ピッ
チ又はその整数倍であることが前提となる。このように
処理領域を設定することで、例えば、処理領域の濃度加
算値の比較を行う場合、欠陥がないときには、比較値の
絶対値の差が最も小さくなり、欠陥があるときには、比
較値の絶対値の差が最も大きく現れる。ただし、矩形の
長軸方向と検査対象の糸方向との位相がずれると、欠陥
の検知精度は低下する。この問題を回避するために、上
述のとおり、検査対象の糸方向を自動的に算出し、矩形
の処理領域の長軸を検査対象の糸方向に追従させる。こ
れにより、例えば、製織中の織布の両側に生じる縦糸の
傾きやカメラ固定時の軸出しミスによる検知精度の低下
を回避することができる。また、検査対象の糸の平均密
度を算出し、統計値算出用の矩形の処理領域を自動的に
最適化することにより、糸密度の異なる織布を検査する
場合でも、光学条件を何等調整することなく検査するこ
とができる。さらに、隣接する処理領域間の統計値の比
較処理を行うことにより、例えば、検査中に光源の光量
が相対的に低下、あるいは上昇した場合でも、それらの
影響を相殺することができる。なお、ハレーションを起
こすような迷い光が近くに存在する場合は、遮蔽板20
を設置するとよい。
【0018】処理領域の統計値としては、濃度の標準偏
差値、平均値、中位置、最頻値、最大、最小値、分散
値、四分位範囲、加算値、分布の歪度、尖度、変動計数
等があり、欠陥の抽出は、この統計値の差分値、相関係
数、しきい値との比較により行う。なお、これらの統計
値の演算及び欠陥の抽出は、CPU15にて行う。ま
た、演算結果は、入出力回路18を通して出力される。
【0019】ところで、製織中の織り上がった織布をイ
ンラインで検査する場合、風綿等の異物が織布表面に付
着することがある。従来技術で指摘したように、もし単
純に画像の濃度値としきい値との比較や、2対の近傍領
域内の濃度加算値の比較のみで欠陥を抽出しようとする
と、これらの異物を欠陥と誤って判定してしまう。この
問題を回避するために、統計値の総合比較、しきい値と
の比較を行う。例えば、透過方式の検査の場合、異物が
あると、糸欠陥、例えば、ヘルド通し違いやリード通し
違い等の経糸欠点と異物とを上述の矩形の処理領域間で
比較すると、平均濃度値や濃度分布形状等は明らかに異
なる。したがって、従来の演算方式に加えて、このよう
な統計値の比較演算を判定に加えることで、欠陥と異物
等の外乱要素との分離ができる。なお、ここに示した判
定の際のパラメータとなる統計値は、特に限定するもの
でなく、対象欠点で特異な特徴を示す統計値を予め実験
等にて求め、それらを組み合わせて処理すればよい。ま
た、本方式は、同時に豊富な統計値の抽出ができるため
に、例えば、ファジー推論や重回帰分析等での欠陥の識
別も可能である。
【0020】図4は、本発明の一実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。取り込まれた画像の全
体を検査するために、一連の処理が完了した段階で、処
理領域を欠陥抽出に支障のない範囲の画素数だけ検査対
象糸方向と垂直軸にシフトさせて同じ処理を繰り返す。
縦糸、緯糸異常を同時に検査する場合は、上記一連の処
理を完了後、矩形の処理領域を次の対象とする糸方向に
合わせて同じ処理を行う。この場合、比較する統計値と
しきい値は、前者の場合と同じとは限らないため、その
都度、比較する統計値としきい値を設定し、同じ処理を
行う。なお、全体の制御を行うプログラムはROM16
に、また、統計値やしきい値はRAM17に格納するも
のとする。織布幅全体を検査する場合、本実施例に示す
ように、カメラ4を織布幅方向にトラバースするか、カ
メラを複数台、織布幅方向均一間隔に固定すればよい。
本実施例では、製織中の織布のインライン検査を示した
が、本発明は、製織中の織布のほか、織り上がった織布
や織布以外の規則性のある特徴をもったシート等の自動
検反に適用することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、織密度の
異なる複数種類の織布の異常を、光学条件を変更するこ
となく、縦糸、緯糸同時に、かつ高精度に検知すること
が可能となり、また、豊富な抽出情報により、表面付着
物等の外乱要素と欠陥との分離、さらに欠陥の識別も行
うことができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、糸方向が必
ずしも織布中央部と同一でない織布側部の検査もでき、
織布の異常をより高精度に検出することができる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、織布の異常
を迅速に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の統計値演算用の矩形処理領
域を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 光源 2 織布 3 レンズ 4 CCDカメラ 5 A/D変換回路 6 フレームメモリ 7 画像前処理回路 8 FFT回路 9 画像濃度投影回路 10 画像2値化回路 11 画像結合情報統合化回路 12 主軸角演算回路 13 画像バス 14 CPUバス 15 CPU 16 ROM 17 RAM 18 入出力回路 20 遮蔽板 30 一次元/二次元変換器 40 一軸移動ステージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織布を撮像し、画像情報から検反情報を
    取り出す織布の検反装置において、少なくとも被撮像領
    域の織布に対して光を照射する投光手段と、織布から透
    過又は反射する光を集光し、CCD素子にて撮像する撮
    像手段と、撮像手段から出力されたアナログ信号をデジ
    タル信号に変換し、この画像データを基に画像エリア内
    に設定した複数の処理領域毎の画像データを自動生成
    し、この画像データを統計値に加工し、この複数の処理
    領域間の統計値の比較及び予め設定したしきい値との比
    較を行うことにより織布の異常の有無を判断する画像処
    理手段とを備えたことを特徴とする織布の検反装置。
  2. 【請求項2】 処理領域を、経糸異常検査の場合、長軸
    を経糸方向に、緯糸異常検査の場合は、長軸を緯糸方向
    に平行に設定し、短軸を経糸又は横糸のピッチ又はその
    整数倍とした矩形に設定し、この矩形の処理領域を、画
    像エリア内に、経糸異常検査の場合、経糸と垂直方向
    に、緯糸異常検査の場合、横糸と垂直方向に、同じサイ
    ズで隣接して複数個設けることを特徴とする請求項1記
    載の織布の検反装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、各処理領域毎の画
    像データの統計値への加工、処理領域間の統計値の比較
    及び予め設定したしきい値との比較、並びに織布の異常
    の有無の判断を判定を1サイクルとし、経糸異常検査の
    場合、経糸と垂直方向に、横糸異常検査の場合、横糸と
    垂直方向に、処理領域を順にシフトさせ、同じ処理を画
    像エリア全体に対して行うものであることを特徴とする
    請求項1又は2記載の織布の検反装置。
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