JPH0926190A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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- JPH0926190A JPH0926190A JP7172233A JP17223395A JPH0926190A JP H0926190 A JPH0926190 A JP H0926190A JP 7172233 A JP7172233 A JP 7172233A JP 17223395 A JP17223395 A JP 17223395A JP H0926190 A JPH0926190 A JP H0926190A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は空気調和機の制御装置に係り、詳し
くは室外ファンモータに関し信頼性を向上した空気調和
機の制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 室内熱交換器温度センサ２、室内ファンモー
タ３等を制御する室内制御部４を有する室内機１と、前
記室内制御部と送受信し、圧縮機７、室外ファンモータ
９、四方弁１０等を駆動制御する室外制御部１１を有す
る室外機６により構成され、前記温度センサの検出温度
と設定温度値との比較により前記室外ファンモータの風
量を切換える風量切換手段４Ａと、前記風量の切換時、
その風量を前記検出温度にかかわらず一定時間維持し、
メモリ部４ａとタイマ４ｂから構成される風量維持手段
４Ｂと、前記設定温度値と一定時間値を設定する設定手
段５とを具備してなることを特徴とする。
くは室外ファンモータに関し信頼性を向上した空気調和
機の制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 室内熱交換器温度センサ２、室内ファンモー
タ３等を制御する室内制御部４を有する室内機１と、前
記室内制御部と送受信し、圧縮機７、室外ファンモータ
９、四方弁１０等を駆動制御する室外制御部１１を有す
る室外機６により構成され、前記温度センサの検出温度
と設定温度値との比較により前記室外ファンモータの風
量を切換える風量切換手段４Ａと、前記風量の切換時、
その風量を前記検出温度にかかわらず一定時間維持し、
メモリ部４ａとタイマ４ｂから構成される風量維持手段
４Ｂと、前記設定温度値と一定時間値を設定する設定手
段５とを具備してなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の制御装置に
係り、詳しくは冷房能力切換時の室外ファンモータの風
量制御に関する。
係り、詳しくは冷房能力切換時の室外ファンモータの風
量制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４のブロック図に構成を示すよ
うに、室内熱交換器の温度を検出する温度センサ２と、
その検出信号に基いて室内ファンモータ３等を制御する
室内制御部４とを有する室内機１と、前記室内制御部と
送受信し、圧縮機７と、室外ファンモータ９と、四方弁
１０等を駆動制御する室外制御部１１を有する室外機７
とにより空気調和機が構成される。ここで、多段階の温
度制御を行うための複数の設定温度値を各々記憶するメ
モリを前記室内制御部に有し、それらの温度値と前記室
内熱交換器温度センサ２の検出温度値を比較して、前記
圧縮機と前記室外ファンモータ９の風量を切換え制御す
る制御手段を有する空気調和機の制御装置を備えてい
る。前記空気調和機の制御装置の室外ファンモータの制
御は、図５のフローチャートに示すように行われてい
た。
うに、室内熱交換器の温度を検出する温度センサ２と、
その検出信号に基いて室内ファンモータ３等を制御する
室内制御部４とを有する室内機１と、前記室内制御部と
送受信し、圧縮機７と、室外ファンモータ９と、四方弁
１０等を駆動制御する室外制御部１１を有する室外機７
とにより空気調和機が構成される。ここで、多段階の温
度制御を行うための複数の設定温度値を各々記憶するメ
モリを前記室内制御部に有し、それらの温度値と前記室
内熱交換器温度センサ２の検出温度値を比較して、前記
圧縮機と前記室外ファンモータ９の風量を切換え制御す
る制御手段を有する空気調和機の制御装置を備えてい
る。前記空気調和機の制御装置の室外ファンモータの制
御は、図５のフローチャートに示すように行われてい
た。
【０００３】この動作説明を、図５に示すフローチャー
トを参照して行う。前記室内制御部は、先ず前記圧縮機
がＯＮかどうかを判断する（Ｓ１）。もし、ＹＥＳであ
れば、前記室内熱交換器温度センサの検出温度Ｓが、１
３°Ｃより高いかどうかの判断判断（Ｓ２）に入り、Ｎ
Ｏであれば、開始に戻る。次いで、前記室内熱交換器温
度センサの検出温度Ｓが、１３°Ｃより高いかどうかの
判断（Ｓ２）で、もしＹＥＳであれば、前記室外ファン
モータを高速回転数Ｈｉに切換えて（Ｓ４）、開始に戻
る。一方、前記ステップＳ２で、ＮＯであれば、前記室
内熱交換器温度センサの検出温度Ｓが、５°Ｃより低い
かどうかの判断（Ｓ３）に入る。
トを参照して行う。前記室内制御部は、先ず前記圧縮機
がＯＮかどうかを判断する（Ｓ１）。もし、ＹＥＳであ
れば、前記室内熱交換器温度センサの検出温度Ｓが、１
３°Ｃより高いかどうかの判断判断（Ｓ２）に入り、Ｎ
Ｏであれば、開始に戻る。次いで、前記室内熱交換器温
度センサの検出温度Ｓが、１３°Ｃより高いかどうかの
判断（Ｓ２）で、もしＹＥＳであれば、前記室外ファン
モータを高速回転数Ｈｉに切換えて（Ｓ４）、開始に戻
る。一方、前記ステップＳ２で、ＮＯであれば、前記室
内熱交換器温度センサの検出温度Ｓが、５°Ｃより低い
かどうかの判断（Ｓ３）に入る。
【０００４】ここで、ＹＥＳであれば、前記室外ファン
モータを低速回転数Ｌｏに切換えて（Ｓ５）、前記室内
熱交換器温度センサの検出温度Ｓが、０°Ｃより低いか
どうかの判断（Ｓ６）に入る。ここで、もし、ＮＯであ
れば、開始に戻る。ＹＥＳであれば、前記圧縮機をＯＦ
Ｆとし、前記室外ファンモータをＯＦＦとし、前記室内
ファンモータを連続にして（Ｓ７）、開始点に戻る。な
お、この制御は、前記制御温度である１３°Ｃ、５°
Ｃ、０°Ｃで動作するサーモスタットにより行ってもよ
い。
モータを低速回転数Ｌｏに切換えて（Ｓ５）、前記室内
熱交換器温度センサの検出温度Ｓが、０°Ｃより低いか
どうかの判断（Ｓ６）に入る。ここで、もし、ＮＯであ
れば、開始に戻る。ＹＥＳであれば、前記圧縮機をＯＦ
Ｆとし、前記室外ファンモータをＯＦＦとし、前記室内
ファンモータを連続にして（Ｓ７）、開始点に戻る。な
お、この制御は、前記制御温度である１３°Ｃ、５°
Ｃ、０°Ｃで動作するサーモスタットにより行ってもよ
い。
【０００５】ところで、前記室外ファンモータ９の室外
送風量を変化させることにより、凝縮能力を変化させて
いるが、外気温が下がり、前記凝縮能力が過大になって
いくると、前記室内熱交換器の温度が下がり、凍結する
ようになる。そこで、前記室外ファンモータを風量大の
Ｈｉから風量小のＬｏに切換えて、風量を下げる。しか
し、このために図６に示すように、前記設定温度値をＴ
ｈ，Ｔｌ，Ｔｉとするとき、前記室内熱交換器の温度
は、急激に上昇しＴｈを超え、温度検出のみで前記室外
ファンモータを制御すると、ＨｉからＬｏに切換えら
れ、次いで今度は急激に低下しＴｌより下がるため、Ｌ
ｏからＨｉに切換えられる。
送風量を変化させることにより、凝縮能力を変化させて
いるが、外気温が下がり、前記凝縮能力が過大になって
いくると、前記室内熱交換器の温度が下がり、凍結する
ようになる。そこで、前記室外ファンモータを風量大の
Ｈｉから風量小のＬｏに切換えて、風量を下げる。しか
し、このために図６に示すように、前記設定温度値をＴ
ｈ，Ｔｌ，Ｔｉとするとき、前記室内熱交換器の温度
は、急激に上昇しＴｈを超え、温度検出のみで前記室外
ファンモータを制御すると、ＨｉからＬｏに切換えら
れ、次いで今度は急激に低下しＴｌより下がるため、Ｌ
ｏからＨｉに切換えられる。
【０００６】この結果、頻繁にＨｉからＬｏ、Ｌｏから
Ｈｉの切換のみを繰り返し、室外ファンモータの耐久性
に問題が生じるおそれが出て来る。また、前記室外ファ
ンモータを制御する前記室内熱交換器の温度センサ２の
検出温度と比較する最適な設定温度が、機種により異な
る問題があった。
Ｈｉの切換のみを繰り返し、室外ファンモータの耐久性
に問題が生じるおそれが出て来る。また、前記室外ファ
ンモータを制御する前記室内熱交換器の温度センサ２の
検出温度と比較する最適な設定温度が、機種により異な
る問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、冷房能力切換のための室
外ファンモータの制御を頻繁に行わず、信頼性を向上
し、かつ機種の相違点にも対応した空気調和機の制御装
置を提供することを目的とする。
問題点に鑑みなされたもので、冷房能力切換のための室
外ファンモータの制御を頻繁に行わず、信頼性を向上
し、かつ機種の相違点にも対応した空気調和機の制御装
置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、室内熱交換器の温度を検出する温度センサと、その
検出信号に基いて室内ファンモータ等を制御する室内制
御部とを有する室内機と、前記室内制御部と送受信し、
圧縮機と、室外ファンモータと、四方弁等を駆動制御す
る室外制御部を有する室外機とにより構成され、前記温
度センサの検出温度と設定温度値との比較により前記室
外ファンモータの風量を切換える風量切換手段と、前記
風量の切換時、その風量を前記検出温度にかかわらず一
定時間維持する風量維持手段と、前記設定温度値と一定
時間値を設定する設定手段とを具備してなることを特徴
とする。
に、室内熱交換器の温度を検出する温度センサと、その
検出信号に基いて室内ファンモータ等を制御する室内制
御部とを有する室内機と、前記室内制御部と送受信し、
圧縮機と、室外ファンモータと、四方弁等を駆動制御す
る室外制御部を有する室外機とにより構成され、前記温
度センサの検出温度と設定温度値との比較により前記室
外ファンモータの風量を切換える風量切換手段と、前記
風量の切換時、その風量を前記検出温度にかかわらず一
定時間維持する風量維持手段と、前記設定温度値と一定
時間値を設定する設定手段とを具備してなることを特徴
とする。
【０００９】また、前記圧縮機の運転開始時に、前記風
量維持手段により風量を一定に維持してなることを特徴
とする。そして、前記風量維持手段が、前記室内制御部
に設けた前記一定時間値を記憶するメモリ部と、前記一
定時間の間、前記風量切換手段を禁止するタイマとによ
りなることを特徴とする。
量維持手段により風量を一定に維持してなることを特徴
とする。そして、前記風量維持手段が、前記室内制御部
に設けた前記一定時間値を記憶するメモリ部と、前記一
定時間の間、前記風量切換手段を禁止するタイマとによ
りなることを特徴とする。
【００１０】一方、前記設定手段が、複数のスイッチま
たは、ジャンパー線によりなることを特徴とする。そし
て、前記風量切換手段が、前記室外ファンモータの回転
数を制御してなることを特徴とする。あるいは、前記風
量切換手段が、前記室外ファンモータの駆動時間と停止
時間を制御してなることを特徴とする。
たは、ジャンパー線によりなることを特徴とする。そし
て、前記風量切換手段が、前記室外ファンモータの回転
数を制御してなることを特徴とする。あるいは、前記風
量切換手段が、前記室外ファンモータの駆動時間と停止
時間を制御してなることを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記の構成によれば、室内熱交換器の温度を検
出する温度センサと、その検出信号に基いて室内ファン
モータ等を制御する室内制御部とを有する室内機と、前
記室内制御部と送受信し、圧縮機と、室外ファンモータ
と、四方弁等を駆動制御する室外制御部を有する室外機
とにより構成され、前記温度センサの検出温度と設定温
度値との比較により前記室外ファンモータの風量を切換
える風量切換手段と、前記風量の切換時、その風量を前
記検出温度にかかわらず一定時間維持する風量維持手段
と、前記設定温度値と一定時間値を設定する設定手段と
を具備してなるようにし、また、前記圧縮機の運転開始
時に、前記風量維持手段により風量を一定に維持してな
るようにし、そして、前記風量維持手段が、前記室内制
御部に設けた前記一定時間値を記憶するメモリ部と、前
記一定時間の間、前記風量切換手段を禁止するタイマと
によりなるようにする一方、前記一定時間値、前記設定
温度値の設定手段が、複数のスイッチまたは、ジャンパ
ー線によりなり、そして、前記風量切換手段が、前記室
外ファンモータの回転数を制御し、あるいは、前記風量
切換手段が、前記室外ファンモータの駆動時間と停止時
間を制御してなるようにしたので、室外ファンモータ
が、頻繁に短い間隔で制御されることを防止することが
でき、かつ機種の相違点にも対応できる。
出する温度センサと、その検出信号に基いて室内ファン
モータ等を制御する室内制御部とを有する室内機と、前
記室内制御部と送受信し、圧縮機と、室外ファンモータ
と、四方弁等を駆動制御する室外制御部を有する室外機
とにより構成され、前記温度センサの検出温度と設定温
度値との比較により前記室外ファンモータの風量を切換
える風量切換手段と、前記風量の切換時、その風量を前
記検出温度にかかわらず一定時間維持する風量維持手段
と、前記設定温度値と一定時間値を設定する設定手段と
を具備してなるようにし、また、前記圧縮機の運転開始
時に、前記風量維持手段により風量を一定に維持してな
るようにし、そして、前記風量維持手段が、前記室内制
御部に設けた前記一定時間値を記憶するメモリ部と、前
記一定時間の間、前記風量切換手段を禁止するタイマと
によりなるようにする一方、前記一定時間値、前記設定
温度値の設定手段が、複数のスイッチまたは、ジャンパ
ー線によりなり、そして、前記風量切換手段が、前記室
外ファンモータの回転数を制御し、あるいは、前記風量
切換手段が、前記室外ファンモータの駆動時間と停止時
間を制御してなるようにしたので、室外ファンモータ
が、頻繁に短い間隔で制御されることを防止することが
でき、かつ機種の相違点にも対応できる。
【００１２】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１は、本発明による空気調和機の制御装置の一実
施例を示すブロック図である。
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１は、本発明による空気調和機の制御装置の一実
施例を示すブロック図である。
【００１３】室内熱交換器の温度を検出する温度センサ
２と、その検出信号に基いて室内ファンモータ３等を制
御する室内制御部４とを有する室内機１と、前記室内制
御部と送受信し、圧縮機７と、室外ファンモータ９と、
四方弁１０等を駆動制御する室外制御部１１を有する室
外機６とにより空気調和機を構成する。そして、本発明
の一実施例の空気調和機の制御装置は、３段階の設定温
度値Ｔｈ、Ｔｌ、Ｔｉと前記室内熱交換器温度センサの
検出温度値Ｓを比較して、前記圧縮機と前記室外ファン
モータの風量を３段階Ｈｉ、Ｌｏ、”停止”に切換える
風量切換手段４Ａと、前記風量の切換時、その風量を前
記検出温度Ｓにかかわらず一定時間Ｔ０維持する風量維
持手段４Ｂと、前記設定温度値Ｔｈ、Ｔｌ、Ｔｉと一定
時間値Ｔ０を設定する設定手段５とを前記室内制御部４
に具備している。
２と、その検出信号に基いて室内ファンモータ３等を制
御する室内制御部４とを有する室内機１と、前記室内制
御部と送受信し、圧縮機７と、室外ファンモータ９と、
四方弁１０等を駆動制御する室外制御部１１を有する室
外機６とにより空気調和機を構成する。そして、本発明
の一実施例の空気調和機の制御装置は、３段階の設定温
度値Ｔｈ、Ｔｌ、Ｔｉと前記室内熱交換器温度センサの
検出温度値Ｓを比較して、前記圧縮機と前記室外ファン
モータの風量を３段階Ｈｉ、Ｌｏ、”停止”に切換える
風量切換手段４Ａと、前記風量の切換時、その風量を前
記検出温度Ｓにかかわらず一定時間Ｔ０維持する風量維
持手段４Ｂと、前記設定温度値Ｔｈ、Ｔｌ、Ｔｉと一定
時間値Ｔ０を設定する設定手段５とを前記室内制御部４
に具備している。
【００１４】また、前記圧縮機の運転開始時に、前記風
量維持手段４Ｂにより風量を一定に維持してなるように
する。そして、前記風量維持手段が、前記室内制御部に
設けた前記一定時間値Ｔ０を記憶するメモリ部４ａと、
前記風量切換手段を禁止するタイマ４ｂとによりなるよ
うにする．
量維持手段４Ｂにより風量を一定に維持してなるように
する。そして、前記風量維持手段が、前記室内制御部に
設けた前記一定時間値Ｔ０を記憶するメモリ部４ａと、
前記風量切換手段を禁止するタイマ４ｂとによりなるよ
うにする．
【００１５】一方、前記一定時間値、前記設定温度値の
設定手段５が、複数のスイッチまたは、ジャンパー線に
よりなるようにする。そして、前記風量切換手段が、前
記室外ファンモータの回転数を制御してなるようにす
る。あるいは、前記風量切換手段が、前記室外ファンモ
ータの駆動時間と停止時間を制御してなるようにしても
よい。なお、前記設定温度値を３段階としたが、本発明
は３段階に限定されるわけではない。
設定手段５が、複数のスイッチまたは、ジャンパー線に
よりなるようにする。そして、前記風量切換手段が、前
記室外ファンモータの回転数を制御してなるようにす
る。あるいは、前記風量切換手段が、前記室外ファンモ
ータの駆動時間と停止時間を制御してなるようにしても
よい。なお、前記設定温度値を３段階としたが、本発明
は３段階に限定されるわけではない。
【００１６】図２の実施例のフローチャートでは、前記
設定温度値Ｔｈ、Ｔｌ、Ｔｉを、各々１３°Ｃ、５°
Ｃ、０°Ｃに設定している。この数値は、当社のおける
実験の測定データから決定した有効な数値である。ま
た、前記一定時間を略１０分に設定している。この数値
も、当社のおける実験の測定データから決定した有効な
数値である。
設定温度値Ｔｈ、Ｔｌ、Ｔｉを、各々１３°Ｃ、５°
Ｃ、０°Ｃに設定している。この数値は、当社のおける
実験の測定データから決定した有効な数値である。ま
た、前記一定時間を略１０分に設定している。この数値
も、当社のおける実験の測定データから決定した有効な
数値である。
【００１７】一方、本発明による空気調和機の制御装置
の前記室外ファンモータの風量の制御を行う際の動作説
明を、図２に示すフローチャートを参照して行う。前記
室内制御部は、先ず前記圧縮機がＯＮかどうかを判断す
る（Ｓ１）。もし、ＹＥＳであれば、１０分間の前記一
定時間の終了かどうかの判断（Ｓ２）に入り、ＮＯであ
れば、開始に戻る。前記ステップＳ２でタイマによる一
定時間１０分が終了しＹＥＳであれば、次の前記室内熱
交換器温度センサの検出温度Ｓが、１３°Ｃより高いか
どうかの判断（Ｓ３）に入る。ＮＯであれば、タイマの
終了までそのステップＳ２を繰り返す。
の前記室外ファンモータの風量の制御を行う際の動作説
明を、図２に示すフローチャートを参照して行う。前記
室内制御部は、先ず前記圧縮機がＯＮかどうかを判断す
る（Ｓ１）。もし、ＹＥＳであれば、１０分間の前記一
定時間の終了かどうかの判断（Ｓ２）に入り、ＮＯであ
れば、開始に戻る。前記ステップＳ２でタイマによる一
定時間１０分が終了しＹＥＳであれば、次の前記室内熱
交換器温度センサの検出温度Ｓが、１３°Ｃより高いか
どうかの判断（Ｓ３）に入る。ＮＯであれば、タイマの
終了までそのステップＳ２を繰り返す。
【００１８】次いで、前記室内熱交換器温度センサの検
出温度Ｓが、１３°Ｃより高いかどうかの判断（Ｓ３）
で、もしＹＥＳであれば、前記室外ファンモータを高速
回転数Ｈｉに切換えて（Ｓ５）、１０分の一定時間の終
了判断（Ｓ６）に入る。ここで、ＮＯであれば、タイマ
の終了までそのステップＳ６を繰り返す。タイマによる
一定時間１０分が終了しＹＥＳであれば、開始に戻る。
一方、前記ステップＳ３で、ＮＯであれば、前記室内熱
交換器温度センサの検出温度Ｓが、５°Ｃより低いかど
うかの判断（Ｓ４）に入る。ここで、もし、ＮＯであれ
ば、開始に戻り、ＹＥＳであれば、前記室外ファンモー
タを低速回転数Ｌｏに切換えて（Ｓ７）、１０分の一定
時間の終了判断（Ｓ８）に入る。
出温度Ｓが、１３°Ｃより高いかどうかの判断（Ｓ３）
で、もしＹＥＳであれば、前記室外ファンモータを高速
回転数Ｈｉに切換えて（Ｓ５）、１０分の一定時間の終
了判断（Ｓ６）に入る。ここで、ＮＯであれば、タイマ
の終了までそのステップＳ６を繰り返す。タイマによる
一定時間１０分が終了しＹＥＳであれば、開始に戻る。
一方、前記ステップＳ３で、ＮＯであれば、前記室内熱
交換器温度センサの検出温度Ｓが、５°Ｃより低いかど
うかの判断（Ｓ４）に入る。ここで、もし、ＮＯであれ
ば、開始に戻り、ＹＥＳであれば、前記室外ファンモー
タを低速回転数Ｌｏに切換えて（Ｓ７）、１０分の一定
時間の終了判断（Ｓ８）に入る。
【００１９】ここで、ＮＯであれば、タイマの終了まで
そのステップＳ８を繰り返す。タイマによる一定時間が
終了しＹＥＳであれば、前記室内熱交換器温度センサの
検出温度Ｓが、０°Ｃより低いかどうかの判断（Ｓ９）
に入る。ここで、もし、ＮＯであれば、開始に戻る。Ｙ
ＥＳであれば、前記圧縮機をＯＦＦとし、前記室外ファ
ンモータをＯＦＦとし（Ｓ１０）、前記室内ファンモー
タを連続にして開始点に戻る。上記の動作により、前記
圧縮機が再起動した後、予め前記メモリ部に設定した前
記一定時間Ｔ０の１０分だけ前記室外ファンモータの制
御を禁止し、その後で再制御を行うように構成してい
る。
そのステップＳ８を繰り返す。タイマによる一定時間が
終了しＹＥＳであれば、前記室内熱交換器温度センサの
検出温度Ｓが、０°Ｃより低いかどうかの判断（Ｓ９）
に入る。ここで、もし、ＮＯであれば、開始に戻る。Ｙ
ＥＳであれば、前記圧縮機をＯＦＦとし、前記室外ファ
ンモータをＯＦＦとし（Ｓ１０）、前記室内ファンモー
タを連続にして開始点に戻る。上記の動作により、前記
圧縮機が再起動した後、予め前記メモリ部に設定した前
記一定時間Ｔ０の１０分だけ前記室外ファンモータの制
御を禁止し、その後で再制御を行うように構成してい
る。
【００２０】この結果、図３に示すように、前記設定温
度値をＴｈ，Ｔｌ，Ｔｉとするとき、室内機の前記熱交
換器温度が、前記Ｔｈを超えて前記室外ファンモータが
ＨｉからＬｏに切換えられ急激に上昇しても、前記タイ
マの一定時間の制御禁止の後にはゆるやかに下降してお
り、Ｈｉへの切換が行われない。このため、頻繁な前記
室外ファンモータの頻繁なＨｉ、Ｌｏの切換を防止する
ことができる。
度値をＴｈ，Ｔｌ，Ｔｉとするとき、室内機の前記熱交
換器温度が、前記Ｔｈを超えて前記室外ファンモータが
ＨｉからＬｏに切換えられ急激に上昇しても、前記タイ
マの一定時間の制御禁止の後にはゆるやかに下降してお
り、Ｈｉへの切換が行われない。このため、頻繁な前記
室外ファンモータの頻繁なＨｉ、Ｌｏの切換を防止する
ことができる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明においては、室内熱
交換器の温度を検出する温度センサと、その検出信号に
基いて室内ファンモータ等を制御する室内制御部とを有
する室内機と、前記室内制御部と送受信し、圧縮機と、
室外ファンモータと、四方弁等を駆動制御する室外制御
部を有する室外機とにより構成され、前記温度センサの
検出温度と設定温度値との比較により前記室外ファンモ
ータの風量を切換える風量切換手段と、前記風量の切換
時、その風量を前記検出温度にかかわらず一定時間維持
する風量維持手段と、前記設定温度値と一定時間値を設
定する設定手段とを具備してなるようにし、また、前記
圧縮機の運転開始時に、前記風量維持手段により風量を
一定に維持してなるようにし、そして、前記風量維持手
段が、前記室内制御部に設けた前記一定時間値を記憶す
るメモリ部と、前記一定時間の間、前記風量切換手段を
禁止するタイマとによりなるようにする一方、前記一定
時間値、前記設定温度値の設定手段が、複数のスイッチ
または、ジャンパー線によりなり、そして、前記風量切
換手段が、前記室外ファンモータの回転数を制御し、あ
るいは、前記風量切換手段が、前記室外ファンモータの
駆動時間と停止時間を制御してなるようにしたので、室
外ファンモータを、短い間隔で制御することを防止する
ことができ、かつ機種の相違点にも対応できる。この結
果、信頼性を向上し、効率を改良した空気調和機の制御
装置を各々の機種に対応し提供することができる。
交換器の温度を検出する温度センサと、その検出信号に
基いて室内ファンモータ等を制御する室内制御部とを有
する室内機と、前記室内制御部と送受信し、圧縮機と、
室外ファンモータと、四方弁等を駆動制御する室外制御
部を有する室外機とにより構成され、前記温度センサの
検出温度と設定温度値との比較により前記室外ファンモ
ータの風量を切換える風量切換手段と、前記風量の切換
時、その風量を前記検出温度にかかわらず一定時間維持
する風量維持手段と、前記設定温度値と一定時間値を設
定する設定手段とを具備してなるようにし、また、前記
圧縮機の運転開始時に、前記風量維持手段により風量を
一定に維持してなるようにし、そして、前記風量維持手
段が、前記室内制御部に設けた前記一定時間値を記憶す
るメモリ部と、前記一定時間の間、前記風量切換手段を
禁止するタイマとによりなるようにする一方、前記一定
時間値、前記設定温度値の設定手段が、複数のスイッチ
または、ジャンパー線によりなり、そして、前記風量切
換手段が、前記室外ファンモータの回転数を制御し、あ
るいは、前記風量切換手段が、前記室外ファンモータの
駆動時間と停止時間を制御してなるようにしたので、室
外ファンモータを、短い間隔で制御することを防止する
ことができ、かつ機種の相違点にも対応できる。この結
果、信頼性を向上し、効率を改良した空気調和機の制御
装置を各々の機種に対応し提供することができる。
【図１】本発明による空気調和機の制御装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】本発明による空気調和機の制御装置の一実施例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図３】本発明による空気調和機の制御装置の室内熱交
換器の温度、室温、外気温度の時間に対するグラフおよ
び室外ファンモータの風量切換状態を示す。
換器の温度、室温、外気温度の時間に対するグラフおよ
び室外ファンモータの風量切換状態を示す。
【図４】従来の空気調和機の制御装置の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図５】従来の空気調和機の制御装置の一実施例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図６】従来の空気調和機の制御装置の室内熱交換器の
温度、室温、外気温度の時間に対するグラフおよび室外
ファンモータの風量切換状態を示す。
温度、室温、外気温度の時間に対するグラフおよび室外
ファンモータの風量切換状態を示す。
１ 室内機 ２ 室内熱交換器温度センサ ３ 室内ファンモータ ４ 室内制御部 ４Ａ 風量切換手段 ４Ｂ 風量維持手段 ４ａ メモリ部 ４ｂ タイマ ５ 設定手段 ６ 室外機 ７ 圧縮機 ９ 室外ファンモータ １０ 四方弁 １１ 室外制御部
Claims (6)
- 【請求項１】 室内熱交換器の温度を検出する温度セン
サと、その検出信号に基いて室内ファンモータ等を制御
する室内制御部とを有する室内機と、前記室内制御部と
送受信し、圧縮機と、室外ファンモータと、四方弁等を
駆動制御する室外制御部を有する室外機とにより構成さ
れ、 前記温度センサの検出温度と設定温度値との比較により
前記室外ファンモータの風量を切換える風量切換手段
と、前記風量の切換時、その風量を前記検出温度にかか
わらず一定時間維持する風量維持手段と、前記設定温度
値と一定時間値を設定する設定手段とを具備してなるこ
とを特徴とする空気調和機の制御装置。 - 【請求項２】 前記圧縮機の運転開始時に、前記風量維
持手段により風量を一定に維持してなることを特徴とす
る請求項１記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項３】 前記風量維持手段が、前記室内制御部に
設けた前記一定時間値を記憶するメモリ部と、前記一定
時間の間、前記風量切換手段を禁止するタイマとにより
なることを特徴とする請求項１記載の空気調和機の制御
装置。 - 【請求項４】 前記設定手段が、複数のスイッチまた
は、ジャンパー線によりなることを特徴とする請求項１
記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項５】 前記風量切換手段が、前記室外ファンモ
ータの回転数を制御してなることを特徴とする請求項１
記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項６】 前記風量切換手段が、前記室外ファンモ
ータの駆動時間と停止時間を制御してなることを特徴と
する請求項１記載の空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172233A JPH0926190A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172233A JPH0926190A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926190A true JPH0926190A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15938083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7172233A Pending JPH0926190A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0926190A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105674498A (zh) * | 2016-02-02 | 2016-06-15 | 广东美的暖通设备有限公司 | 制冷设备的控制方法、控制装置和制冷设备 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7172233A patent/JPH0926190A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105674498A (zh) * | 2016-02-02 | 2016-06-15 | 广东美的暖通设备有限公司 | 制冷设备的控制方法、控制装置和制冷设备 |
| CN105674498B (zh) * | 2016-02-02 | 2018-12-28 | 广东美的暖通设备有限公司 | 制冷设备的控制方法、控制装置和制冷设备 |
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