JPH09261795A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- JPH09261795A JPH09261795A JP6423396A JP6423396A JPH09261795A JP H09261795 A JPH09261795 A JP H09261795A JP 6423396 A JP6423396 A JP 6423396A JP 6423396 A JP6423396 A JP 6423396A JP H09261795 A JPH09261795 A JP H09261795A
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- electromagnetic induction
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- Granted
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(矩形)状のスピーカに関するものであり、分割共振を
抑制し、平坦な周波数特性を有する音質の優れたスピー
カを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 本発明のスピーカは、磁気ギャップ22
を備えた複数の磁気回路16に夫々配置されたボイスコ
イル18を各々の磁気回路16中に発生する電磁誘導力
で振動させ、支持部20を介して、細長の振動板13に
固着して、振動板13の長径方向を均一、且つ同位相で
全体を振動させる構成としたものであり、振動板13の
位置の相違による振動位相のズレを防止し、分割共振を
抑制して電磁誘導力−機械振動−気体疎密波振動のエネ
ルギー変換の効率を高め、平坦な周波数特性で高音質、
且つ明瞭度の優れた音響再生を可能とする。
Description
されるスピーカに関するものである。
レビ等の普及により、テレビの画面は横長のものが主流
になりつつある。しかし一方では、我が国の住宅事情か
ら、テレビセット全体としては狭幅、薄型のものが切望
されている。テレビ用スピーカユニット(以下、スピー
カと呼ぶ)は、通常ブラウン管の両脇に取り付けられて
いるため、セットの横幅を大きくする一因となってお
り、従来からテレビ用には角型や楕円型等の細長構造の
スピーカが用いられてきた。
カの横幅はますます狭くすることが求められ、これと同
時に画面の高画質化に対応した音声の高音質化が要求さ
れている。
て、図2により説明する。図2は従来の細長構造のスピ
ーカの構造図であり(a)は平面図、(b)は長径方向
の断面図、(c)は短径方向の断面図である。
発生する細長い振動板であり、その外周部にはエッジ3
が結合され、このエッジ3はフレーム10に保持されて
いる。振動板1の中央部にはボイスコイルボビン6が固
着され、ダンパー4を介してフレーム10に振動自在に
保持されている。一方、フレーム10の中央凹部には、
ヨーク7、磁石8、プレート9からなる磁気回路11が
設けられている。そして磁気回路11の空隙部に、ボイ
スコイルボビン6に巻回されたボイスコイル12を保持
し、駆動電流によりボイスコイルボビン6をピストン運
動させ、振動板1がその方向に振動することにより、振
動板1から気体疎密波が輻射されるものである。
来のスピーカには次のような問題点があった。即ち、細
長の振動板1の中央部を点駆動するという駆動方式とな
っているために長軸方向の分割共振が発生しやすいもの
であった。その結果、中高域では再生音圧の周波数特性
上にピークやディップが生じ音質の劣化を招いていた。
6を含む駆動系の幅は円形状であるために、スピーカの
短径の長さより小さくする必要性があり、ボイスコイル
ボビン6の口径を大きくとることは物理的に不可能で、
ボイスコイル12の線長Lも長くすることもできず、ま
た、磁石8の体積も小さく限定されるために、空隙の磁
束密度を充分に確保することができない。その結果、駆
動系の力係数(B×L)は小さくなり、変換効率を高く
することが困難であった。
ものであって、細幅(細長構造)でありながら分割共振
が起こり難く、且つ平坦な周波数特性が得られ、変換効
率が向上し、共振周波数f0を低く抑えて低音域の再生
を可能とした音質の優れたスピーカを得ることを目的と
している。
に本発明は、矩形状の振動板に接着された複数個の支持
部を介して複数個のボイスコイルを接着し、それを複数
個に分割された磁気回路の磁気空隙に配置して電磁誘導
力を矩形振動板に均一に伝達して気体疎密波を空間に輻
射するものである。
ボイスコイル、支持部を介して矩形振動板全体を均一に
駆動させるので、振動板の位置による不均一な電磁駆動
力を原因とした分割共振を抑制することができ平坦な周
波数特性が得られ、音質の明瞭度を向上させることがで
きるものである。
少なくとも矩形状の振動板と、この振動板に対応して並
置された複数の磁気回路と、この磁気回路の磁気ギャッ
プに夫々挿入されるとともに上記振動板の内周と結合さ
れる複数の支持部と夫々結合される複数のボイスコイル
とで構成したものであり、矩形状の振動板に合せて複数
の磁気回路と、複数のボイスコイルを設けることによっ
て長径部を均一に同位相で振動させ、分割共振を防止し
て平坦な周波数特性が得られるものである。
により説明する。図1は本発明の一実施の形態のスピー
カの分解斜視図を示すものであり、同図によると、13
は気体疎密波振動を発生させる矩形状の細長い振動板で
ある。振動板13の外周部にはエッジ14が結合され、
このエッジ14はフレーム15に保持されている。また
フレーム15の底面にはこの振動板13に対応するよう
に並置された複数の磁気回路16が配置されている。な
お磁気回路16の構成は従来技術と同様で大きさを振動
板13に応じて複数としたものであるので説明は省略す
る。18はリード線17にて連結された複数のボイスコ
イルであり、ダンパー19に夫々固着されるとともに、
上記振動板13の内周部と同一形状の固定片21を上記
振動板13の内周部に挿入した支持部20の夫々に結合
されている。そして、このボイスコイル18を各々磁気
回路16の磁気ギャップ22に挿入し、フレミングの左
手の法則に従う電磁誘導力を発生させ、電磁誘導力−機
械振動−気体疎密波振動といったエネルギー変換を原理
としたスピーカを構成する。
16の磁気ギャップ22から生じる電磁誘導力を夫々の
ボイスコイル18を介して、夫々の支持部20を経て振
動板13に駆動力を伝達し、最終的に細長形状の振動板
13が全体的に周辺空間に振動し、音響エネルギーを振
動板13の長径方向に対して均一に輻射し、高音質、且
つ音声明瞭度の優れた音響再生を可能とするものであ
る。
コイルボビンにボイスコイルを巻回したものを総称して
ボイスコイルと称している。
導力を複数に分散させ、電磁駆動力を複数のボイスコイ
ル、複数の支持部を介して細長振動板の長径部を均一に
同位相で振動するように構成したスピーカとして、分割
共振を防止し、機械振動の伝達ロスを最小限に抑制し、
高能率のレスポンスを得ることができ平坦な周波数特性
を再現可能としたものである。
斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも矩形状の振動板と、この振動
板に対応して並置された複数の磁気回路と、この磁気回
路の磁気ギャップに夫々挿入されるとともに上記振動板
の内周と結合される複数の支持部と夫々結合されるボイ
スコイルとで構成されるスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06423396A JP3613881B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06423396A JP3613881B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261795A true JPH09261795A (ja) | 1997-10-03 |
JP3613881B2 JP3613881B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=13252209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06423396A Expired - Fee Related JP3613881B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3613881B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005022950A1 (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピ-カ装置 |
WO2005081580A1 (en) * | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Jin Young Acoustic Co., Ltd. | Multi-way plate speaker system |
JP2010226700A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-10-07 | Onkyo Corp | ボイスコイル組立体およびこれを用いたスピーカー |
JP2011166722A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-08-25 | Minebea Co Ltd | スピーカ |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP06423396A patent/JP3613881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005022950A1 (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピ-カ装置 |
WO2005081580A1 (en) * | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Jin Young Acoustic Co., Ltd. | Multi-way plate speaker system |
JP2010226700A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-10-07 | Onkyo Corp | ボイスコイル組立体およびこれを用いたスピーカー |
JP2011166722A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-08-25 | Minebea Co Ltd | スピーカ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3613881B2 (ja) | 2005-01-26 |
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