JPH0926080A - 流体輸送管支持用ブーム装置の減揺装置 - Google Patents
流体輸送管支持用ブーム装置の減揺装置Info
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- JPH0926080A JPH0926080A JP7173630A JP17363095A JPH0926080A JP H0926080 A JPH0926080 A JP H0926080A JP 7173630 A JP7173630 A JP 7173630A JP 17363095 A JP17363095 A JP 17363095A JP H0926080 A JPH0926080 A JP H0926080A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/02—Energy absorbers; Noise absorbers
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G21/00—Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
- E04G21/02—Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
- E04G21/04—Devices for both conveying and distributing
- E04G21/0418—Devices for both conveying and distributing with distribution hose
- E04G21/0436—Devices for both conveying and distributing with distribution hose on a mobile support, e.g. truck
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 ブーム装置全体の振動を抑制でき、ブーム装
置全体の重量を軽減できて、ブームの長さを長くする。 【解決手段】 ブーム装置により支持された流体輸送管
１１の先端部に分配用上部輸送管１２を前後方向への揺
動を可能に取付け、同分配用上部輸送管の先端部に分配
用下部輸送管１３を水平方向への揺動を可能に取付け
る。流体圧送用ポンプの断続的な圧送が止まったときに
分配用輸送管の先端部を閉じる流体自走防止装置２１〜
２４を分配用輸送管に設けており、圧送用ポンプにより
流体が圧送されるときには、流体自走防止装置が分配用
輸送管の排出口２６から離れる方向に揺動する。また圧
送用ポンプからの圧送が止まれば、流体自走防止装置が
分配用輸送管を閉じて、流体の自走を阻止し、ブーム装
置により支持された流体輸送管の先端部の荷重変動をな
くして、ブーム装置全体の振れを最小にする。
置全体の重量を軽減できて、ブームの長さを長くする。 【解決手段】 ブーム装置により支持された流体輸送管
１１の先端部に分配用上部輸送管１２を前後方向への揺
動を可能に取付け、同分配用上部輸送管の先端部に分配
用下部輸送管１３を水平方向への揺動を可能に取付け
る。流体圧送用ポンプの断続的な圧送が止まったときに
分配用輸送管の先端部を閉じる流体自走防止装置２１〜
２４を分配用輸送管に設けており、圧送用ポンプにより
流体が圧送されるときには、流体自走防止装置が分配用
輸送管の排出口２６から離れる方向に揺動する。また圧
送用ポンプからの圧送が止まれば、流体自走防止装置が
分配用輸送管を閉じて、流体の自走を阻止し、ブーム装
置により支持された流体輸送管の先端部の荷重変動をな
くして、ブーム装置全体の振れを最小にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体輸送管支持用
ブーム装置の減揺装置に関するものである。
ブーム装置の減揺装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の流体圧送用ポンプ装置を図３、図
４により説明すると、１がホッパ、２が液体や生コンク
リート等の粘性物質（以下流体と称する）を断続的に圧
送する流体圧送用ポンプ、３がブーム用旋回装置、４が
同旋回装置３により旋回可能に支持されたＮＯ１ブー
ム、５が同ＮＯ１ブームに枢支されたＮＯ２ブーム、６
が同ＮＯ２ブームに枢支されたＮＯ３ブームである。
４により説明すると、１がホッパ、２が液体や生コンク
リート等の粘性物質（以下流体と称する）を断続的に圧
送する流体圧送用ポンプ、３がブーム用旋回装置、４が
同旋回装置３により旋回可能に支持されたＮＯ１ブー
ム、５が同ＮＯ１ブームに枢支されたＮＯ２ブーム、６
が同ＮＯ２ブームに枢支されたＮＯ３ブームである。
【０００３】１１が上記流体圧送用ポンプ２から延びた
流体輸送管で、この流体輸送管１１が上記各ブーム４〜
６により支持されている。７がこの流体輸送管１１の先
端部から垂下したフレキシブルホース、８が作業員、９
が生コンクリート等の流体である。上記図３、図４に示
す流体圧送用ポンプ装置では、ホッパ１に投入した流体
９を流体圧送用ポンプ２から流体輸送管１１とフレキシ
ブルホース７とを経て床面へ断続的に圧送する。その
際、作業員８がフレキシブルホース７の先端部近くを床
面に接触させるとともに、それより先の部分を持ち上げ
るように持って、流体９を床面に排出している。
流体輸送管で、この流体輸送管１１が上記各ブーム４〜
６により支持されている。７がこの流体輸送管１１の先
端部から垂下したフレキシブルホース、８が作業員、９
が生コンクリート等の流体である。上記図３、図４に示
す流体圧送用ポンプ装置では、ホッパ１に投入した流体
９を流体圧送用ポンプ２から流体輸送管１１とフレキシ
ブルホース７とを経て床面へ断続的に圧送する。その
際、作業員８がフレキシブルホース７の先端部近くを床
面に接触させるとともに、それより先の部分を持ち上げ
るように持って、流体９を床面に排出している。
【０００４】そして流体９を床面の広い範囲に分配する
ために、旋回装置３によりブーム装置の全体を旋回させ
るとともに、ＮＯ１ブーム４〜ＮＯ３ブーム６を適当に
屈曲するようにしている。上記流体圧送用ポンプ２は、
流体９を断続的に圧送するので、圧送時には、流体９が
フレキシブルホース７内に充満しているが、圧送してい
ないときには、図４に示すようにフレキシブルホース７
内に高さＨの空隙が形成される。
ために、旋回装置３によりブーム装置の全体を旋回させ
るとともに、ＮＯ１ブーム４〜ＮＯ３ブーム６を適当に
屈曲するようにしている。上記流体圧送用ポンプ２は、
流体９を断続的に圧送するので、圧送時には、流体９が
フレキシブルホース７内に充満しているが、圧送してい
ないときには、図４に示すようにフレキシブルホース７
内に高さＨの空隙が形成される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記図３、図４に示す
従来の流体圧送用ポンプ装置では、作業員８がフレキシ
ブルホース７の先端部近くを床面に接触させるととも
に、それより先の部分を持ち上げるように持って、流体
９を床面に排出しているので、作業員８に重労働を強い
る。
従来の流体圧送用ポンプ装置では、作業員８がフレキシ
ブルホース７の先端部近くを床面に接触させるととも
に、それより先の部分を持ち上げるように持って、流体
９を床面に排出しているので、作業員８に重労働を強い
る。
【０００６】また流体圧送用ポンプ２は、流体９を断続
的に圧送するので、圧送時には、流体９がフレキシブル
ホース７内に充満しているが、圧送していないときに
は、図４に示すようにフレキシブルホース７内に高さＨ
の空隙が形成されるので、流体が充満しているときと、
充満していないときとでは、荷重ΔＦが変化し、この荷
重変化が起振力としてＮＯ３ブーム６の先端部に作用し
て、ブーム装置の全体が振動する。
的に圧送するので、圧送時には、流体９がフレキシブル
ホース７内に充満しているが、圧送していないときに
は、図４に示すようにフレキシブルホース７内に高さＨ
の空隙が形成されるので、流体が充満しているときと、
充満していないときとでは、荷重ΔＦが変化し、この荷
重変化が起振力としてＮＯ３ブーム６の先端部に作用し
て、ブーム装置の全体が振動する。
【０００７】しかもブーム装置全体の固有振動数と断続
的な圧送のサイクルとが近づくと、共振現象が生じ、ブ
ーム装置の全体が大きく振動して、作業性が悪化する。
またブーム装置の強度をこの振動に耐えるように高める
必要があり、ブーム装置の全体が重くなって、ブームの
長さを長くできないという問題があった。本発明は前記
の問題点に鑑み提案するものであり、その目的とする処
は、作業員の負担を軽減でき、ブーム装置全体の振
動を抑制でき、作業性を向上でき、ブーム装置全体
の重量を軽減できて、ブームの長さを長くできる流体輸
送管支持用ブームの減揺装置を提供しようとする点にあ
る。
的な圧送のサイクルとが近づくと、共振現象が生じ、ブ
ーム装置の全体が大きく振動して、作業性が悪化する。
またブーム装置の強度をこの振動に耐えるように高める
必要があり、ブーム装置の全体が重くなって、ブームの
長さを長くできないという問題があった。本発明は前記
の問題点に鑑み提案するものであり、その目的とする処
は、作業員の負担を軽減でき、ブーム装置全体の振
動を抑制でき、作業性を向上でき、ブーム装置全体
の重量を軽減できて、ブームの長さを長くできる流体輸
送管支持用ブームの減揺装置を提供しようとする点にあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、流体を断続的に圧送する流体圧送用ポ
ンプから延びた流体輸送管を支持する流体輸送管支持用
ブーム装置において、前記流体輸送管の先端部に分配用
上部輸送管を前後方向への揺動を可能に取付け、同分配
用上部輸送管の先端部に分配用下部輸送管を水平方向へ
の揺動を可能に取付けている（請求項１）。
めに、本発明は、流体を断続的に圧送する流体圧送用ポ
ンプから延びた流体輸送管を支持する流体輸送管支持用
ブーム装置において、前記流体輸送管の先端部に分配用
上部輸送管を前後方向への揺動を可能に取付け、同分配
用上部輸送管の先端部に分配用下部輸送管を水平方向へ
の揺動を可能に取付けている（請求項１）。
【０００９】また本発明は、流体を断続的に圧送する流
体圧送用ポンプから延びた流体輸送管を支持する流体輸
送管支持用ブーム装置において、前記流体輸送管の先端
部に分配用輸送管を取付け、前記流体圧送用ポンプの断
続的な圧送が止まったときに同分配用輸送管の先端部を
閉じる流体自走防止装置を同分配用輸送管に設けている
（請求項２）。
体圧送用ポンプから延びた流体輸送管を支持する流体輸
送管支持用ブーム装置において、前記流体輸送管の先端
部に分配用輸送管を取付け、前記流体圧送用ポンプの断
続的な圧送が止まったときに同分配用輸送管の先端部を
閉じる流体自走防止装置を同分配用輸送管に設けている
（請求項２）。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に本発明の流体圧送用ポンプの
ブーム減揺装置を図１、図２に示す一実施形態により説
明すると、図１の１がホッパ、２が生コンクリート等の
流体を断続的に圧送する流体圧送用ポンプ、３がブーム
用旋回装置、４が同旋回装置３により旋回可能に支持さ
れたＮＯ１ブーム、５が同ＮＯ１ブームに枢支されたＮ
Ｏ２ブーム、６が同ＮＯ２ブームに枢支されたＮＯ３ブ
ーム、図１、図３の１０が同ＮＯ３ブーム６に枢支され
たＮＯ４ブーム、８が作業員である。
ブーム減揺装置を図１、図２に示す一実施形態により説
明すると、図１の１がホッパ、２が生コンクリート等の
流体を断続的に圧送する流体圧送用ポンプ、３がブーム
用旋回装置、４が同旋回装置３により旋回可能に支持さ
れたＮＯ１ブーム、５が同ＮＯ１ブームに枢支されたＮ
Ｏ２ブーム、６が同ＮＯ２ブームに枢支されたＮＯ３ブ
ーム、図１、図３の１０が同ＮＯ３ブーム６に枢支され
たＮＯ４ブーム、８が作業員である。
【００１１】図２の１１が上記流体圧送用ポンプ２から
延びた流体輸送管で、この流体輸送管１１が上記各ブー
ム４〜６により支持されており、同各ブーム４〜６の屈
曲に追従して屈曲可能である。また上記ＮＯ３ブーム６
により支持された流体輸送管１１の先端部が水平方向に
略直角に湾曲して、この湾曲部がＮＯ３ブーム６の先端
部を貫通し、この湾曲部により上記ＮＯ４ブーム１０の
上端部が枢支されている。
延びた流体輸送管で、この流体輸送管１１が上記各ブー
ム４〜６により支持されており、同各ブーム４〜６の屈
曲に追従して屈曲可能である。また上記ＮＯ３ブーム６
により支持された流体輸送管１１の先端部が水平方向に
略直角に湾曲して、この湾曲部がＮＯ３ブーム６の先端
部を貫通し、この湾曲部により上記ＮＯ４ブーム１０の
上端部が枢支されている。
【００１２】１２が分配用上部輸送管で、この分配用上
部輸送管１２が回転継手２７を介して流体輸送管１１に
連結されている。１３が側面視Ｌ字状の分配用下部輸送
管で、この分配用下部輸送管１３が回転継手２８を介し
て分配用上部輸送管１２に連結されている。１８が上記
ＮＯ３ブーム６に枢支したリンク、２０が上記ＮＯ３ブ
ーム６に枢支した油圧シリンダ、１９が上記リンク１８
の先端部と上記油圧シリンダ２０のピストンロッドの先
端部とに枢支したリンクで、このリンク１９の先端部が
上記ＮＯ４ブーム１０に枢支されており、油圧シリンダ
２０が伸縮方向に作動して、ＮＯ４ブーム１０が流体輸
送管１１の先端湾曲部を中心に前後方向に揺動すると同
時に分配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に前後
方向に揺動するようになっている。
部輸送管１２が回転継手２７を介して流体輸送管１１に
連結されている。１３が側面視Ｌ字状の分配用下部輸送
管で、この分配用下部輸送管１３が回転継手２８を介し
て分配用上部輸送管１２に連結されている。１８が上記
ＮＯ３ブーム６に枢支したリンク、２０が上記ＮＯ３ブ
ーム６に枢支した油圧シリンダ、１９が上記リンク１８
の先端部と上記油圧シリンダ２０のピストンロッドの先
端部とに枢支したリンクで、このリンク１９の先端部が
上記ＮＯ４ブーム１０に枢支されており、油圧シリンダ
２０が伸縮方向に作動して、ＮＯ４ブーム１０が流体輸
送管１１の先端湾曲部を中心に前後方向に揺動すると同
時に分配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に前後
方向に揺動するようになっている。
【００１３】１６が上記ＮＯ４ブーム１０に固定した油
圧モータ、１５がこの油圧モータ１６の出力軸に取付け
たギヤ、１４が上記分配用下部輸送管１３に取付けたギ
ヤで、油圧モータ１６の回転（正逆転）がギヤ１５→ギ
ヤ１４を介して分配用下部輸送管１３に伝えられて、分
配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に水平方向に
一定角度（１８０°程度）旋回するようになっている。
圧モータ、１５がこの油圧モータ１６の出力軸に取付け
たギヤ、１４が上記分配用下部輸送管１３に取付けたギ
ヤで、油圧モータ１６の回転（正逆転）がギヤ１５→ギ
ヤ１４を介して分配用下部輸送管１３に伝えられて、分
配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に水平方向に
一定角度（１８０°程度）旋回するようになっている。
【００１４】２２が上記分配用下部輸送管１３の先端部
付近にボルト２４により着脱自在に固定されたフレー
ム、２１がこのフレーム２２に枢支した流体自走防止
板、２３がこの流体自走防止板２１と上記フレーム２２
との間に介装したばねで、流体自走防止装置がこれらの
各部分２１〜２４により構成されている。この流体自走
防止装置２１〜２４では、圧送用ポンプ２により流体が
圧送されるときには、圧送される流体により流体自走防
止板２１がばね２３に抗して分配用下部輸送管１３の排
出口２６から離れる方向に揺動する。また流体を断続的
に圧送する圧送用ポンプ２からの圧送が止まれば、上記
ばね２３により流体自走防止板２１が分配用下部輸送管
１３の排出口２６方向へ揺動し、排出口２６が閉じられ
て、流体の自走が阻止され、ＮＯ３ブーム６の先端部の
荷重の変動がなくなって、即ち、ブーム装置全体を振動
させる起振力の発生がなくなって、ブーム装置全体の振
れが最小になる。
付近にボルト２４により着脱自在に固定されたフレー
ム、２１がこのフレーム２２に枢支した流体自走防止
板、２３がこの流体自走防止板２１と上記フレーム２２
との間に介装したばねで、流体自走防止装置がこれらの
各部分２１〜２４により構成されている。この流体自走
防止装置２１〜２４では、圧送用ポンプ２により流体が
圧送されるときには、圧送される流体により流体自走防
止板２１がばね２３に抗して分配用下部輸送管１３の排
出口２６から離れる方向に揺動する。また流体を断続的
に圧送する圧送用ポンプ２からの圧送が止まれば、上記
ばね２３により流体自走防止板２１が分配用下部輸送管
１３の排出口２６方向へ揺動し、排出口２６が閉じられ
て、流体の自走が阻止され、ＮＯ３ブーム６の先端部の
荷重の変動がなくなって、即ち、ブーム装置全体を振動
させる起振力の発生がなくなって、ブーム装置全体の振
れが最小になる。
【００１５】２９が上記ＮＯ４ブーム１０に固定したブ
ラケット、１７がこのブラケット２９と上記フレーム２
２との間に介装したターンバックル付連結杆で、このタ
ーンバックル付連結杆１７により、分配用下部輸送管１
３の自重及び流体の重量による分配用下部輸送管１３の
先端部（排出口２６）の下方への撓みが防止されるよう
になっている。
ラケット、１７がこのブラケット２９と上記フレーム２
２との間に介装したターンバックル付連結杆で、このタ
ーンバックル付連結杆１７により、分配用下部輸送管１
３の自重及び流体の重量による分配用下部輸送管１３の
先端部（排出口２６）の下方への撓みが防止されるよう
になっている。
【００１６】なお流体圧送用ポンプ２、油圧モータ１
６、油圧シリンダ２０等の機器は、ラジコンのスイッチ
ボタンにより遠隔操作可能である。次に前記図１、図２
に示す流体圧送用ポンプのブーム減揺装置の作用を具体
的に説明する。ホッパ１に投入した流体９が流体圧送用
ポンプ２から流体輸送管１１と分配用上部輸送管１３と
分配用下部輸送管１３とを経て床面へ断続的に圧送され
る。
６、油圧シリンダ２０等の機器は、ラジコンのスイッチ
ボタンにより遠隔操作可能である。次に前記図１、図２
に示す流体圧送用ポンプのブーム減揺装置の作用を具体
的に説明する。ホッパ１に投入した流体９が流体圧送用
ポンプ２から流体輸送管１１と分配用上部輸送管１３と
分配用下部輸送管１３とを経て床面へ断続的に圧送され
る。
【００１７】このとき、油圧シリンダ２０が伸縮方向に
作動して、ＮＯ４ブーム１０が流体輸送管１１の先端湾
曲部を中心に揺動すると同時に分配用下部輸送管１３が
回転継手２８を中心に揺動する。また油圧シリンダ２０
が伸縮方向に作動して、ＮＯ４ブーム１０が流体輸送管
１１の先端湾曲部を中心に前後方向に揺動すると同時に
分配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に前後方向
に揺動する。また油圧モータ１６の回転（正逆転）がギ
ヤ１５→ギヤ１４を介して分配用下部輸送管１３に伝え
られて、分配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に
水平方向に一定角度（１８０°程度）旋回する。従って
流体（生コンクリート）が床面の広い範囲に分配され
る。
作動して、ＮＯ４ブーム１０が流体輸送管１１の先端湾
曲部を中心に揺動すると同時に分配用下部輸送管１３が
回転継手２８を中心に揺動する。また油圧シリンダ２０
が伸縮方向に作動して、ＮＯ４ブーム１０が流体輸送管
１１の先端湾曲部を中心に前後方向に揺動すると同時に
分配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に前後方向
に揺動する。また油圧モータ１６の回転（正逆転）がギ
ヤ１５→ギヤ１４を介して分配用下部輸送管１３に伝え
られて、分配用下部輸送管１３が回転継手２８を中心に
水平方向に一定角度（１８０°程度）旋回する。従って
流体（生コンクリート）が床面の広い範囲に分配され
る。
【００１８】また圧送用ポンプ２により流体が圧送され
るときには、この流体により流体自走防止板２１がばね
２３に抗して分配用下部輸送管１３の排出口２６から離
れる方向に揺動する。また流体を断続的に圧送する圧送
用ポンプ２からの圧送が止まれば、上記ばね２３により
流体自走防止板２１が分配用下部輸送管１３の排出口２
６方向へ揺動し、排出口２６が閉じられて、流体の自走
が阻止され、ＮＯ３ブーム６の先端部の荷重の変動がな
くなって、即ち、ブーム装置全体を振動させる起振力の
発生がなくなって、ブーム装置全体の振れが最小にな
る。
るときには、この流体により流体自走防止板２１がばね
２３に抗して分配用下部輸送管１３の排出口２６から離
れる方向に揺動する。また流体を断続的に圧送する圧送
用ポンプ２からの圧送が止まれば、上記ばね２３により
流体自走防止板２１が分配用下部輸送管１３の排出口２
６方向へ揺動し、排出口２６が閉じられて、流体の自走
が阻止され、ＮＯ３ブーム６の先端部の荷重の変動がな
くなって、即ち、ブーム装置全体を振動させる起振力の
発生がなくなって、ブーム装置全体の振れが最小にな
る。
【００１９】
【発明の効果】本発明の流体輸送管支持用ブーム装置の
減揺装置は前記のように構成されており、次の効果を達
成できる。即ち、 （１）ブーム装置により支持された流体輸送管の先端部
に分配用上部輸送管を前後方向への揺動を可能に取付
け、同分配用上部輸送管の先端部に分配用下部輸送管を
水平方向への揺動を可能に取付けているので、前記従来
のように作業員がフレキシブルホースの先端部近くを床
面に接触させるとともに、それより先の部分を持ち上げ
るように持って、流体を床面に排出する必要をなくすこ
とができて、作業員の負担を軽減できる。 （２）流体輸送管の先端部に分配用輸送管を取付け、前
記流体圧送用ポンプの断続的な圧送が止まったときに同
分配用輸送管の先端部を閉じる流体自走防止装置を同分
配用輸送管に設けており、圧送用ポンプにより流体が圧
送されるときには、この流体により流体自走防止装置を
分配用輸送管の排出口から離れる方向に揺動させる。ま
た圧送用ポンプからの圧送が止まれば、流体自走防止装
置により分配用輸送管を閉じ、流体の自走を阻止して、
ブーム装置により支持された流体輸送管の先端部の荷重
変動をなくす、即ち、ブーム装置全体を振動させる起振
力をなくすので、ブーム装置全体の振動を最小にでき
る。
減揺装置は前記のように構成されており、次の効果を達
成できる。即ち、 （１）ブーム装置により支持された流体輸送管の先端部
に分配用上部輸送管を前後方向への揺動を可能に取付
け、同分配用上部輸送管の先端部に分配用下部輸送管を
水平方向への揺動を可能に取付けているので、前記従来
のように作業員がフレキシブルホースの先端部近くを床
面に接触させるとともに、それより先の部分を持ち上げ
るように持って、流体を床面に排出する必要をなくすこ
とができて、作業員の負担を軽減できる。 （２）流体輸送管の先端部に分配用輸送管を取付け、前
記流体圧送用ポンプの断続的な圧送が止まったときに同
分配用輸送管の先端部を閉じる流体自走防止装置を同分
配用輸送管に設けており、圧送用ポンプにより流体が圧
送されるときには、この流体により流体自走防止装置を
分配用輸送管の排出口から離れる方向に揺動させる。ま
た圧送用ポンプからの圧送が止まれば、流体自走防止装
置により分配用輸送管を閉じ、流体の自走を阻止して、
ブーム装置により支持された流体輸送管の先端部の荷重
変動をなくす、即ち、ブーム装置全体を振動させる起振
力をなくすので、ブーム装置全体の振動を最小にでき
る。
【００２０】またブーム装置全体の振動を最小にできる
ので、作業性を向上できる。またブーム装置全体の振動
を最小にできるので、ブーム装置全体の重量を軽減でき
て、ブームの長さを長くできる。
ので、作業性を向上できる。またブーム装置全体の振動
を最小にできるので、ブーム装置全体の重量を軽減でき
て、ブームの長さを長くできる。
【図１】本発明の流体輸送管支持用ブーム装置の減揺装
置の一実施形態の概要を示す側面図である。
置の一実施形態の概要を示す側面図である。
【図２】（ａ）は同減揺装置の要部を示す側面図、
（ｂ）は正面図である。
（ｂ）は正面図である。
【図３】従来の流体圧送用ポンプ装置を示す側面図であ
る。
る。
【図４】同流体圧送用ポンプ装置の作用説明図である。
１ ホッパ ２ 流体圧送用ポンプ ３ ブーム用旋回装置 ４ ＮＯ１ブーム ５ ＮＯ２ブーム ６ ＮＯ３ブーム ８ 作業員 １０ ＮＯ４ブーム １１ 流体輸送管 １２ 分配用上部輸送管 １３ 分配用下部輸送管 １４ ギヤ １５ ギヤ １６ 油圧モータ １７ ターンバックル付連結杆 １８ リンク １９ リンク ２０ 油圧シリンダ ２１ 流体自走防止板 ２２ フレーム ２３ ばね ２４ ボルト ２６ 分配用下部輸送管１３の排出口 ２７ 回転継手 ２８ 回転継手 ２９ ブラケット
Claims (2)
- 【請求項１】 流体を断続的に圧送する流体圧送用ポン
プから延びた流体輸送管を支持する流体輸送管支持用ブ
ーム装置において、前記流体輸送管の先端部に分配用上
部輸送管を前後方向への揺動を可能に取付け、同分配用
上部輸送管の先端部に分配用下部輸送管を水平方向への
揺動を可能に取付けたことを特徴とする流体輸送管支持
用ブーム装置の減揺装置。 - 【請求項２】 流体を断続的に圧送する流体圧送用ポン
プから延びた流体輸送管を支持する流体輸送管支持用ブ
ーム装置において、前記流体輸送管の先端部に分配用輸
送管を取付け、前記流体圧送用ポンプの断続的な圧送が
止まったときに同分配用輸送管の先端部を閉じる流体自
走防止装置を同分配用輸送管に設けたことを特徴とする
流体輸送管支持用ブーム装置の減揺装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173630A JPH0926080A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 流体輸送管支持用ブーム装置の減揺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173630A JPH0926080A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 流体輸送管支持用ブーム装置の減揺装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926080A true JPH0926080A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15964180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7173630A Pending JPH0926080A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 流体輸送管支持用ブーム装置の減揺装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0926080A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1967671A2 (en) * | 2007-03-07 | 2008-09-10 | Putzmeister America, Inc. | Material delivery support device for boom and method of use |
| WO2009109017A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Myriad Innovations Pty Ltd. | Control of material delivery by user at point of delivery, especially controlling concrete delivery from a concrete pump by the user who is manually handling the end of the whip line or hose on a building site |
| WO2012013105A1 (zh) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 输送管支撑装置及具有该输送管支撑装置的混凝土机械 |
| WO2013104240A1 (zh) * | 2012-01-09 | 2013-07-18 | 中联重科股份有限公司 | 混凝土泵送设备及其末端软管的运动控制系统与方法 |
| CN103556833A (zh) * | 2013-10-24 | 2014-02-05 | 中联重科股份有限公司 | 粘稠物料输送管支撑装置、支撑结构及混凝土输送机械 |
| CN105299358A (zh) * | 2014-07-24 | 2016-02-03 | 中联重科股份有限公司 | 输送装置及具有其的混凝土输送设备 |
| CN106195447A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-07 | 五冶集团上海有限公司 | 一种混凝土泵管减震装置 |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP7173630A patent/JPH0926080A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| A02 | Decision of refusal |
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