JPH09260406A - リードフレームの搬送装置 - Google Patents

リードフレームの搬送装置

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JPH09260406A
JPH09260406A JP6672596A JP6672596A JPH09260406A JP H09260406 A JPH09260406 A JP H09260406A JP 6672596 A JP6672596 A JP 6672596A JP 6672596 A JP6672596 A JP 6672596A JP H09260406 A JPH09260406 A JP H09260406A
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JP
Japan
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lead frame
processing
feed
feed arm
point
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Pending
Application number
JP6672596A
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English (en)
Inventor
Masanobu Echizenya
正信 越前谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来、複数の加工点を必要とするリードフレー
ムを加工する際に、連設された金型等の加工装置にリー
ドフレームを送る搬送の送りピッチが異なってくる。そ
のため、金型によりリードフレームに加えられる力点と
加工点にずれが生じるため、金型を移動させて再配置し
送りピッチの調整を行なっていた。 【解決手段】連設された各加工装置間に少なくとも1つ
が設けられ、それぞれに送りアーム21〜24が取り付
けられて、可変可能な任意の距離を移動し、リードフレ
ーム8を把持する各送りアームをそれぞれに任意の送り
ピッチで搬送し、複数の加工点を必要とする種々のリー
ドフレームの加工において、力点と加工点のずれが無く
し若しくは、最小限に抑えるリードフレームの搬送装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程に係り、リードフレームの加工工程におけるリード
フレームの搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体チップをパッケージする
場合には、金属からなり、他の部位と接続するためのリ
ード端子を有するリードフレームにマウントされ、種々
の加工が施されている。通常、このリードフレームは、
多数のフレームがリボン状に連結されており、ボンディ
ングなど種々の加工が順次、連続して行われ、最後に例
えば、樹脂封子等の加工の後、切り離されてリード端子
が曲げられ、製品化されている。
【0003】このリボン状に連結されたリードフレーム
は、切断やリード端子の曲げ等の種々の加工を連続して
行うため、各加工装置の処理ステージ、例えば、金型の
所定位置に送り込まれ、処理された後、次の加工装置に
搬送されている。
【0004】従来のリードフレームの搬送装置の構成例
として、図4に示すように、連設される、複数の加工点
を有する金型10,11,12と、これらの金型間でリ
ードフレーム8を把持し受け渡しする送りアーム1〜6
と、前記金型間を一定のストロークで各送りアームを反
復移動させる送りアームシャフト9と、リードフレーム
の移動を誘導するリードフレームガイドレール7とで構
成されている。
【0005】この構成により、リードフレーム8は、各
金型10,11,12による加工処理の後、一定のスト
ロークで動作する送りアーム1〜6により同時に搬送さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のリード
フレームの搬送装置における送りアームの機構の場合、
リードフレーム8は、一定のストロークで送られている
ため、予め定めた一定のピッチのみで搬送されている。
しかし、実際の半導体装置は、種々の大きさやリード端
子数など仕様が異なっており、複数の加工を施すことに
なり、その加工点が異なるため送りピッチが異なってく
る。
【0007】そのため、金型によりリードフレームに加
えられる力点と加工点にずれが生じてしまい、図4に示
すような金型間の距離Lをストローク距離の整数倍にな
るように金型を移動させて配置し送りピッチの調整を行
わなければならなかった。
【0008】従って、その送りピッチが異なる毎に装置
を停止させて、再配置しなければならず、手間が掛か
り、作業効率を低下させている原因となっている。そこ
で本発明は、送りピッチが異なる複数の加工点を必要と
する種々のリードフレームの加工に好適し、力点と加工
点のずれを最小限若しくは無くすリードフレームの搬送
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、半導体装置の製造工程で、リードフレーム
に種々の加工処理を施す連設された複数の加工装置のそ
れぞれの間に設けられ、該加工装置の加工点となる所定
位置にリードフレームを順次、供給及び取り出し搬送す
る複数のリードフレームの搬送装置において、前記リー
ドフレームを把持し、上下移動可能な複数の送りアーム
と、前記加工装置間で少なくとも1つが設けられ、それ
ぞれに前記送りアームが取り付けられ、個々に定められ
た可変可能な任意の距離を移動し、前記リードフレーム
を把持する前記各送りアームをそれぞれに任意の送りピ
ッチで搬送する移動手段とを有するリードフレームの搬
送装置を提供する。
【0010】以上のような構成のリードフレームの搬送
装置は、送りアームを任意の移動距離を移動させること
で、リードフレームの送りピッチが異なったとしても加
工装置の加工点の配置を再調整することもなく、複数の
加工点を必要とする種々のリードフレームの加工におい
て、力点と加工点のずれが無くなる、最小限に抑えられ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1には、本発明によ
る第1の実施形態としてのリードフレームの搬送装置の
構成例を示し説明する。
【0012】このリードフレーム8の搬送装置は、連設
される、複数の加工点を有する金型10,11,12
と、これらの金型間でリードフレーム8を把持し受け渡
しする送りアーム21〜24と、各金型間に設けられ任
意ストロークで各送りアームを反復移動させる送りアー
ムシャフト25〜28と、前記送りアームシャフト25
〜28を独立して個々に駆動し、リードフレーム8を把
持する送りアーム21〜28を移動させる駆動部29と
で構成されている。また、前記送りアームによるリード
フレームの把持のしかたは、従来と同様でよいが、リー
ドフレームを把持する部分は、金型から取り出す時及び
金型に載置する時には下降し、送りアームが移動する時
には上昇させるものとする。
【0013】また、前記駆動部29は、例えば、モータ
とその駆動制御回路とからなる。前記送りアームシャフ
トの構成は、例えば、ウォールギアに送りアームが取り
付けられたボールナットを填め込み、モータでウォール
ギアを回転させて、該送りアームを移動させるものを想
定している。また、ウォールギア及びボールナットの組
み合わせの他に、リニアモータを用いて、一方の極を固
定し、他方の極に送りアームを取り付けて移動させても
よい。さらに、送りアームの上下移動は、一般的なエア
シリンダを用いたものでよい。
【0014】この様に構成されたリードフレームの搬送
装置は、まず、リードフレーム8を送りアーム21で把
持し、金型10の所定位置に移送する。この金型10に
よる加工処理が終了すると、送りアーム22が金型10
からリードフレームを把持して取り出し、次段の金型1
1の所定位置に搬送しセットする。この場合には、送り
アームシャフト26は、前記送りアームシャフト25の
移動距離とは異なった任意の移動距離に動くことが可能
である。すなわち、リードフレームの送りピッチが異な
っていたとしても所望する加工点位置にリードフレーム
を搬送することができる。
【0015】この様な動作を繰り返し行うことにより、
従来のストローク数と等しいストローク数で加工処理を
行っており、異なる送りピッチの搬送を行っても加工時
間に影響は受けない。
【0016】次に図2には、第2の実施形態としてのリ
ードフレームの搬送装置の構成例を示し説明する。ここ
で、第1の実施形態と同等の部位には、同じ参照符号を
付して、その詳細な説明は省略する。
【0017】この第2の実施形態は、各金型間でそれぞ
れが別個に動作可能な2つの送りアームを連設したもの
である。このリードフレームの搬送装置は、前述した第
1の実施形態と同様に、連設される、複数の加工点を有
する金型10,11,12と、これらの金型間でリード
フレーム8を把持し受け渡しする送りアーム31〜36
と、各金型間に設けられ任意ストロークで各送りアーム
を反復移動させる送りアームシャフト37〜42と、前
記送りアームシャフト37〜42を独立して個々に駆動
し、リードフレーム8を把持する送りアーム31〜36
を移動させる駆動部29とで構成されている。
【0018】このリードフレームの搬送装置は、リード
フレームを把持した送りアーム31が金型10の所定位
置に移動して下降し、該リードフレームを載置させる。
金型10の加工処理が終了すると、次の送りアーム32
が加工済みのリードフレームを把持して取り出し、連設
する送りアーム33が把持できる位置Aまで移動し、送
りアーム33へリードフレームを受け渡す。従って、各
送りアームが把持するリードフレームの箇所は異なって
いる。同様に、以降の処理を行う。
【0019】この第2の実施形態においては、金型10
で加工処理を行っている間、送りアーム31は、次に加
工すべきリードフレームを把持して待機させてもよく、
また次段の金型11にリードフレームを搬送する送りア
ーム33は、送りアーム32を介して、前回金型10か
ら取り出した加工済みのリードフレームを把持し、次の
金型11に送り込むために待機させてもよい。以下、同
様に送りアーム34,35,36を動作させることがで
きる。
【0020】従って、第2の実施形態においては、前述
した第1の実施形態よりも、金型で加工中にリードフレ
ームの搬送を行って待機させることができるので、さら
に全体の加工処理にかかる時間が短縮される。
【0021】次に図3には、第3の実施形態としてのリ
ードフレームの搬送装置の構成例を示し説明する。ここ
で、第1の実施形態と同等の部位には、同じ参照符号を
付して、その詳細な説明は省略する。
【0022】この第3の実施形態は、第2の実施形態に
おいて、金型間でそれぞれが別個に動作可能な2つの送
りアームを連設したものを、送りアームの移動範囲に重
なり部分を持つように、送りアームシャフトの一部分が
重なるように配置したものである。
【0023】このリードフレームの搬送装置は、前述し
た第1の実施形態と同様に、連設される、複数の加工点
を有する金型10,11,12と、これらの金型間でリ
ードフレーム8を把持し受け渡しする送りアーム51〜
56と、各金型間に一部に重なりを持つように並設され
任意ストロークで各送りアームを反復移動させる送りア
ームシャフト61〜66とで構成されている。
【0024】本実施例によるリードフレームの送り動作
は、前述した第2実施形態と同様であるが、送りアーム
の移動範囲に重なり部分を持つため、リードフレームの
同じ箇所を把持することができる。本実施形態の効果
は、第2の実施形態と同等の効果が得られる。
【0025】尚、本実施形態では、加工装置として、金
型を用いて説明したが、勿論、これに限定されるもので
はなく、種々の加工装置に好適するものである。本発明
によるリードフレームの搬送装置の他の構成例として
は、送りアームシャフトを階層的に縦方向に重ねて配置
してもよく、そのほか加工装置間の搬送を行うことがで
きる範囲で自由な配置を行っても、本発明の要旨とする
リードフレームの送りピッチが異なったとしても金型等
の加工装置の配置を再調整することもなく、複数の加工
点を必要とする種々のリードフレームの加工ができ、力
点と加工点のずれを最小限に抑える若しくは無くすこと
も容易に可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、送
りピッチが異なる複数の加工点を必要とする種々のリー
ドフレームの加工に好適し、力点と加工点のずれを最小
限若しくは無くすリードフレームの搬送装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態としてのリードフ
レームの搬送装置の構成例を示す図である。
【図2】本発明による第2の実施形態としてのリードフ
レームの搬送装置の構成例を示す図である。
【図3】本発明による第3の実施形態としてのリードフ
レームの搬送装置の構成例を示す図である。
【図4】従来のリードフレームの搬送装置の構成例を示
す図である。
【符号の説明】
1〜4,21〜24…送りアーム 7…リードフレームガイドレール 8…リードフレーム、 10,11,12…金型 9,25〜28…送りアームシャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造工程で、リードフレー
    ムに種々の加工処理を施す連設された複数の加工装置の
    それぞれの間に設けられ、該加工装置の加工点となる所
    定位置にリードフレームを順次、供給及び取り出し搬送
    する複数のリードフレームの搬送装置において、 前記リードフレームを把持し、上下移動可能な複数の送
    りアームと、 前記加工装置間で少なくとも1つが設けられ、それぞれ
    に前記送りアームが取り付けられ、個々に定められた可
    変可能な任意の距離を移動し、前記リードフレームを把
    持する前記各送りアームをそれぞれに任意の送りピッチ
    で搬送する移動手段と、を具備することを特徴とするリ
    ードフレームの搬送装置。
  2. 【請求項2】 半導体装置の製造工程で、リードフレー
    ムに種々の加工処理を施す連設された複数の加工装置の
    それぞれの間に設けられ、該加工装置の加工点となる所
    定位置にリードフレームを順次、供給及び取り出し搬送
    する複数のリードフレームの搬送装置において、 前記リードフレームを把持し、上下移動可能な複数の送
    りアームと、 前記送りアームが取り付けられるボールナット部及び、
    前記加工装置間で少なくとも1つが設けられ、前記ボー
    ルナット部に填め込まれて、回転により可変可能な任意
    の送りピッチで該ボールナット部を移動するウォームギ
    ア部とを有する移動手段と、を具備することを特徴とす
    るリードフレームの搬送装置。
JP6672596A 1996-03-22 1996-03-22 リードフレームの搬送装置 Pending JPH09260406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007335461A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Canon Machinery Inc 基板搬送方法および基板搬送装置

Cited By (1)

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