JPH09259992A - 多極平型電線用コネクタ - Google Patents

多極平型電線用コネクタ

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JPH09259992A
JPH09259992A JP8093244A JP9324496A JPH09259992A JP H09259992 A JPH09259992 A JP H09259992A JP 8093244 A JP8093244 A JP 8093244A JP 9324496 A JP9324496 A JP 9324496A JP H09259992 A JPH09259992 A JP H09259992A
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Masayoshi Aoki
正義 青木
Hiroshi Nakamoto
浩 中本
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Taiko Denki Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
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Taiko Denki Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用環境の状況に応じて、多極平型電線が電
気接続されるメインハウジングを水平なサブハウジング
に対して垂直及び水平方向に自在に変更可能なコネクタ
を提供することにある。 【解決手段】 多極平型電線16と電気接続する電気接
触子36の接触部37を内蔵したメインハウジング11
と、前記電気接触子36の端子部38を固定したサブハ
ウジング12とを前記電気接触子36の弾性力を付与し
た連結部39を介して連結するとゝもに、前記メインハ
ウジング11とサブハウジング12とを回動可能に軸結
合18して、前記メインハウジング11を水平な前記サ
ブハウジング12に対して垂直方向と水平方向とに夫々
変形可能に構成したことを特徴とする多極平型電線用コ
ネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルフラ
ットケーブル(Flexible Flat Cable )やフレキシブル
プリンテッドサーキット(Flexible Printrd Circuit)
等の多極平型電線用のNON−ZIF(Zero Insertion
Foroc)タイプのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のNON−ZIFタイプのコネクタ
には、多極平型電線を垂直方向からコネクタに挿入する
垂直接続タイプと、多極平型電線を水平方向からコネク
タに挿入する水平接続タイプとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記水平接続
タイプのコネクタは、多極平型電線が回路基板と平行と
なるので、高さ方向へのスペースは小さくて済むが、周
囲に他の部品が実装されている箇所ではこの部品が邪魔
となって多極平型電線を水平方向からコネクタに挿入し
にくく、作業性において難点がある。これに対し、垂直
接続タイプのコネクタでは、多極平型電線を装着する際
にこれを垂直方向から挿入するため作業性において優れ
ているが、多極平型電線は回路基板に対し垂直に出るた
め、上部に大きなスペースが必要になる、といった諸問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するために成されたもので、使用環
境の状況に応じて、多極平型電線が電気接続されるメイ
ンハウジングを水平なサブハウジングに対して垂直及び
水平方向に自在に変更可能なコネクタを提供することを
目的としたものであり、その要旨は、多極平型電線と電
気接続する電気接触子の接触部を内蔵したメインハウジ
ングと、前記電気接触子の端子部を固定したサブハウジ
ングとを前記電気接触子の弾性力を付与した連結部を介
して連結するとゝもに、前記メインハウジングとサブハ
ウジングとを回動可能に軸結合して、前記メインハウジ
ングを水平な前記サブハウジングに対して垂直方向と水
平方向とに夫々変形可能に構成したことを特徴とする多
極平型電線用コネクタにある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図13に
示す実施例に基づいて詳細に説明すると、図において、
10はコネクタ本体で、直方体形状のメインハウジング
11と、該メインハウジング11と回動可能となるよう
に軸結合したサブハウジング12とから構成されてい
る。13は前記メインハウジング11内に形成した上下
に開口する複数個の収納通路で、仕切壁14を介して夫
々並列されているとゝもに、前記各収納通路13と平行
に形成した多極平型電線の挿入溝15とは連通状態に形
成されている。なお、図中16は多極平型電線で、その
端子部が前記挿入溝15内に挿入されるものである。
【0006】18は前記メインハウジング11の左右両
側面17の下部に夫々突設した水平方向に延びる回転軸
で、基部側の円柱軸19と、該円柱軸19から先端に向
かって直径を境にして一方の半円部を切除した半円軸2
0とから構成されており、該半円軸20の直径縁20a
は、図3及び図4に示すように、前記メインハウジング
11の直立時において、垂直線Hから所定角度Θだけメ
インハウジング11の前面11A側に傾斜している。ま
た、前記回転軸18の上半円周面において、前記垂直線
Hの後部位置には内包角が約90度のV字溝21が母線
方向に形成されている。
【0007】22は先端が三角形状のフォーム固定爪
で、図2及び図6等に示すように、前記各仕切壁14の
下端部にそれぞれ形成されており、このフォーム固定爪
22は前記メインハウジング11の下端11Bから突設
している。また、前記メインハウジング11の左右両側
面17の前面11A側には上下方向に水平フォーム固定
フランジ23が突設しており、この水平フォーム固定フ
ランジ23の後面23Aは、前記メインハウジング11
の両側面17と直角な平坦面で形成されている。なお、
図中23Bは前記水平フォーム固定フランジ23の前面
側の角隅部に形成した面取部である。
【0008】一方、前記サブハウジング12は、前記メ
インハウジング11の横幅と同一大の横幅からなる端子
固定部24と、その左右に連接した前記回転軸18の長
さと同一大の横幅を備えた軸受部25とからそれぞれ構
成されており、該軸受部25の上面25Aに開口する挿
入口26の下部には、前記回転軸18が回転自在に収納
される断面視ほぼ正方形状の軸受け27が形成されてい
る。
【0009】28,29は前記挿入口26に形成した抑
止爪で、図4に示すように、前記軸受け27の後側面2
7Aには、後側面27A側から前側面27B側に向けて
延出した後部の抑止爪28が前記軸受部25の全横幅に
わたって形成されており、他方の前側面27Bにおいて
は、前記回転軸18の半円軸20と対応する位置にだ
け、前側面27B側から後側面27A側に向けて延出し
た前部の抑止爪29が形成されている。すなわち、この
前部の抑止爪29は前記半円軸20の長さと同一大の幅
だけに形成されており、前記回転軸18の円柱軸19と
対応する位置には抑止爪が形成されていない構成として
いる。
【0010】また、挿入口26の前後に形成した前・後
部の両抑止爪28,29の間隔は、回転軸18の前記半
円軸20の半径幅より極く僅かだけ小幅に設定されてい
る。なお、前記挿入口26に形成した前・後部の両抑止
爪28,29の上面には、前記回転軸18の挿入を容易
にするため、前記軸受部25の上面25Aに向かって開
拡する斜面が夫々形成されている。
【0011】30は側面視三角形状の乗り上げ用案内部
で、前記左右両軸受部25の前面上部の対向する位置に
突設しており、前面に向け下降傾斜するその上面30A
の後端は前記軸受部25の前部の上面25Aと連続して
いる。そして、前記左右両軸受部25の前面には左右一
対のアーム部31,31が平行に延出しており、該両ア
ーム部31,31の先端部の下面31Aは前記軸受部2
5の下面と同一の高さに設定されている。
【0012】32は前記両アーム部31の先端部の内側
面に設けた水平フォーム固定フックで、メインハウジン
グ11の前記水平フォーム固定フランジ23と係脱自在
となるように形成されており、この水平フォーム固定フ
ック32の下面32Aは水平面で形成されている。ま
た、その上部内側の角隅部は、前記水平フォーム固定フ
ランジ23を上方から押入するときの動作を容易にする
ため、下方に向かう傾斜面32Bで形成されているとゝ
もに、前記アーム部31の先端部の下面31Aより後部
位置には、サブハウジング12をプリント基板Pに穿設
した取付孔の周縁下面に係止するための基板フック33
が垂下している。
【0013】34は前記端子固定部24と平行なフォー
ム固定壁で、図3に示すように、前記サブハウジング1
2の後部に間隙Sをおいて長手方向に沿って立設してお
り、横断面U字形としたその底部が前記端子固定部24
を形成している。そして、前記フォーム固定壁34の内
側面は、下半垂直面34Aと、該下半垂直面34Aの上
端から後方に上昇傾斜する傾斜面34Bと、該傾斜面3
4Bの上端に連続する上半垂直面34Cとから夫々形成
されているとゝもに、このフォーム固定壁部34の左右
両端は前記軸受部25から離間していて、前後方向に弾
性力が付与されている。
【0014】35はサブハウジング12の前記端子固定
部24内に形成した三角山形の垂直フォーム固定爪で、
全体として横断面W字形に構成されており、図6に示す
ように、メインハウジング11の下面に突設した前記フ
ォーム固定爪22と対応する位置に設けられている。そ
して、メインハウジング11が垂直状態の場合、このフ
ォーム固定爪22は前記垂直フォーム固定爪35の前部
の谷35A間に嵌合するように設定されている。
【0015】36は前記コネクタ本体10内に収納され
る電気接触子で、所定長の弾性力を有する金属帯板で形
成したものであり、接触部37と端子部38と両者を連
結する連結部39とから夫々構成されている。そして、
前記接触部37は垂直な基板部37Aの上端から逆U字
形状に折曲して弾性力を有する接点部37Bを備えてい
るとゝもに、前記基板部37Aの下部は接点部37B側
に直交状に折曲されており、更に端子部38は、水平部
38Aと上部垂直部38Bと下部垂直部38Cとがクラ
ンク形状に形成されている。
【0016】また、前記電気接触子36の接触部37
は、前記メインハウジング11の各収納通路13内に基
板部37Aに形成した係止爪(図示せず)により、その
接点部37Bを前記挿入溝15側に向けて収納固定され
ており、また前記電気接触子36の端子部38は、サブ
ハウジング12の端子固定部24内に上部垂直部38B
に形成した係止爪(図示せず)により固定され、その下
部垂直部38Cをプリント基板Pに挿入して、該基板の
裏面のプリント回路に半田付けされる。
【0017】そこで、前記サブハウジング12に対して
前記メインハウジング11を回動自在に連結するには、
図4に示すように、回転軸18の半円軸20の直径縁2
0aが垂直になるようにメインハウジング11をやや後
方に傾ける。次いで、前記サブハウジング12の挿入口
26に前記メインハウジング11の回転軸18を上方か
ら押入すると、その円柱軸19の部分では前記挿入口2
6の後部の抑止爪28が後退し、又半円軸20の部分で
は前記挿入口26の前・後部の抑止爪28,29がそれ
ぞれ僅かに拡開して、軸受部25の軸受け27内に回転
軸18が収納され、前記メインハウジング11はサブハ
ウジング12に対して回転軸18を中心として回動自在
に連結される。その後、前・後部の抑止爪28,29が
夫々復元することにより、回転軸18は軸受け27内か
ら脱出することはない。
【0018】そして、図5及び図6に示すように、前記
メインハウジング11のフォーム固定爪22が前記垂直
フォーム固定爪35の前部の谷35A間に嵌合する位置
にあるとき、前記フォーム固定爪22は前部の谷35A
を挟む両斜面と衝当しているので、前記メインハウジン
グ11は回転軸18を中心とする前後方向(図では左右
方向)への回動が阻止され、垂直状態に保持される。同
時に、前記メインハウジング11の左右両側面17に突
設した水平フォーム固定フランジ23の下面23Cは、
前記サブハウジング12の軸受部25の前部の上面25
A、すなわち、乗り上げ案内部30の上面30Aの後端
から距離Dだけ後部の上面25Aと当接しているので、
前記メインハウジング11の前部方向への回動が阻止さ
れ、メインハウジング11の垂直状態は一層確実に保持
される。
【0019】このように、メインハウジング11が垂直
状態に固定された状態で、図5に示すように、多極平型
電線16の端子部をメインハウジング11の前記挿入溝
15内に上方から押入する。又このとき、前記回転軸1
8に設けたV字溝21は、図10に示すように、前記サ
ブハウジング12の軸受部25に設けた挿入口26の後
部の抑止爪28に対向しているので、多極平型電線16
を抜き出す際の前記メインハウジング11にかかる上方
への力は、クリアランスを越えた位置で前記V字溝21
が前記後部の抑止爪28に衝当して解消され、回転軸1
8の挿入口26からの不用意な抜出は阻止される。
【0020】次に、メインハウジング11を図5及び図
6に示す垂直状態から平伏状態とするためにサブハウジ
ング12側に押圧して前傾状態にすると、前記メインハ
ウジング11に設けた水平フォーム固定フランジ23の
下面23Cが前記サブハウジング12の軸受部25の上
面25Aと当接しているので、メインハウジング11は
この当接部を支点として回動することになる。その結
果、回転軸18は軸受け27内を左上方に移動するが、
図11に示すように、回転軸18に設けたV字溝21の
一方の溝面が後部の抑止爪28の下面と当接するので、
回転軸18は軸受け27内から脱出することがない。
【0021】さらに、図11に示す前傾状態からメイン
ハウジング11をサブハウジング12側に押圧すると、
水平フォーム固定フランジ23の下面23Cがこれと当
接する軸受部25の上面25A及び乗り上げ案内部30
の上面30Aを滑動し、図12に示すように、前記水平
フォーム固定フランジ23の下面23Cが前記サブハウ
ジング12の乗り上げ案内部30から前部側へ落下す
る。このとき、前記回転軸18のV字溝21は前記サブ
ハウジング12の後部の抑止爪28から離脱しているの
で、回転軸18は軸受け27内で円滑に回転することに
なる。
【0022】一方、前記メインハウジング11のフォー
ム固定爪22は、図6乃至図8に示すように、前記サブ
ハウジング12の垂直フォーム固定爪35の頂点を乗り
越えた後、前記サブハウジング12の後部に設けられた
フォーム固定壁34の下半垂直面34Aを後方に押し出
しつつ傾斜面34Bに入る。その結果、前記フォーム固
定壁34は復元し、図9に示すように、前記メインハウ
ジング11のフォーム固定爪22が前記フォーム固定壁
34の傾斜面34Bと当接する。
【0023】前記メインハウジング11を更に水平状態
まで回動すると、水平フォーム固定フランジ23の面取
部23Bは前記サブハウジング12の水平フォーム固定
フック32の傾斜面32Bに案内されて滑動し、アーム
部31を外方向にやや弾性変形させて下降する。そし
て、水平フォーム固定フランジ23が水平フォーム固定
フック32を通過すると、該水平フォーム固定フック3
2は復元し、水平フォーム固定フランジ23の後面23
Aと水平フォーム固定フック32の下面32Aとが係合
して、前記メインハウジング11は平伏状態に保持され
る。
【0024】なお、前記サブハウジング12の水平フォ
ーム固定フック32に前記メインハウジング11の水平
フォーム固定フランジ23を係合する際には、サブハウ
ジング12に垂直加重がかかるが、この垂直加重は前記
アーム部31先端部の下面31Aを介してプリント基板
Pに分散されるので、前記電気接続子36の端子部38
の半田付け部に負荷がかかることがなく、半田付け部の
剥離や亀裂等の発生が防止される。
【0025】つぎに、前記メインハウジング11を図2
及び図9に示す水平状態から、垂直状態に戻すには、ま
ず前記メインハウジング11の水平フォーム固定フラン
ジ23と前記サブハウジング12の水平フォーム固定フ
ック32との係合を解除するように、前記メインハウジ
ング11を強制的に上方に押上げると、前記メインハウ
ジング11のフォーム固定爪22は、前記とは逆に、サ
ブハウジング12のフォーム固定壁34の傾斜面34B
から下半垂直面34Aを滑動し、図7及び図8に示す状
態を経て、垂直フォーム固定爪35の後部の谷35B間
に嵌合して停止する。この場合、サブハウジング12に
は上方への引っ張り力がかかるが、この力はアーム部3
1に設けた基板フック33を介してプリント基板Pで解
消されるため、サブハウジング12に装着した端子部3
8の半田付け部に負荷がかかることがない。
【0026】そこで、再度、前記メインハウジング11
を後方に押すと、該メインハウジングのフォーム固定爪
22の頂点が、前記サブハウジング12の垂直フォーム
固定爪35の頂点を乗り越え、フォーム固定爪22は前
記垂直フォーム固定爪35の前部の谷35A間に嵌合
し、メインハウジング11の垂直状態が固定される。
【0027】一方、前記メインハウジング11の水平フ
ォーム固定フランジ23の下面23Aは、乗り上げ案内
部30の上面30Aを滑動した後、前記サブハウジング
12の軸受部25の上面25Aに乗り上げる。この結
果、前記メインハウジング11は垂直状態に固定される
ことになる。このとき、前記電気接続子36の連結部3
9は復元力により垂直状態となる。
【0028】上記のように、サブハウジング12の端子
固定部24内に固定された電気接触子36の下部垂直部
38Cをプリント基板Pに挿入し、該基板Pの裏面のプ
リント回路に半田付けしてコネクタ本体10を実装す
る。そして、メインハウジング11が垂直状態に固定さ
れた状態でその挿入溝15内に多極平型電線16を挿入
する。或いは実装場所の環境に応じて、多極平型電線1
6を挿入したメインハウジング11を垂直状態からサブ
ハウジング12側に回動して平伏状態に固定することに
より、多極平型電線16は水平状態に設置されることに
なる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る多極平型電線用コネクタ
は、上記のような構成であるから、多極平型電線と電気
接続するメインハウジングを使用環境の状況に応じて、
水平接続タイプと垂直接続タイプに任意に変形すること
ができ、利用範囲が拡大する。また、メインハウジング
を垂直状態にした場合、メインハウジングは垂直状態に
固定され、回転軸を中心とする回動が阻止されて形状が
安定するため、多極平型電線をメインハウジングに上下
方向に挿脱する際の作業性が向上するとゝもに、メイン
ハウジングを水平状態にした場合にもサブハウジングと
係合して固定されるため、形状の安定性及び信頼性が向
上する。さらに、メインハウングの垂直及び水平方向に
変形する際において、軸受部から回転軸が不用意に抜出
することがなく、高品質のコネクタを得ることが出来
る、といった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多極平型電線用コネクタの斜視図
である。
【図2】メインハウジングが水平状態に平伏した状態の
斜視図である。
【図3】本発明に係る多極平型電線用コネクタの分解時
斜視図である。
【図4】同コネクタの軸受け部分の分解斜視図である。
【図5】図1のI−I線断面図である。
【図6】図5相当部における第1作動時の断面部分図で
ある。
【図7】同第2作動時の縦断面図である。
【図8】同第3作動時の断面部分図である。
【図9】図2のII−II線断面図である。
【図10】図1のIII −III 線断面部分図である。
【図11】図10相当部における第1作動時の断面部分
図である。
【図12】同第2作動時の断面部分図である。
【図13】図2のIV− IV 線断面部分図である。
【符号の説明】
10 コネクタ本体 11 メインハウジング 11A 前面 11B 下端 12 サブ ハウジング 13 収納通路 14 仕切壁 15 挿入溝 16 多極平型電線 17 11の左右両側 18 回転軸 19 円柱軸 20 半円軸 20a 直径縁 21 V字溝 22 フォ─ム固定爪 23 水平ホ─ム固定フランジ 23A 後面 23B 面取部 23C 下面 24 端子固定部 25 軸受部 25A 上面 26 挿入口 27 軸受け 27A 後側面 27B 前側面 28 後部の抑止爪 29 前部の抑止爪 30 乗り上げ部 30A 上面 31 ア─ム部 31A 下面 32 水平フォ─ム固定フック 32A 下面 32B 傾斜面 33 基板フック 34 フォ─ム固定壁 34A 下半垂直面 34B 傾斜面 34C 上半垂直面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極平型電線と電気接続する電気接触子
    の接触部を内蔵したメインハウジングと、前記電気接触
    子の端子部を固定したサブハウジングとを前記電気接触
    子の弾性力を付与した連結部を介して連結するとゝも
    に、前記メインハウジングとサブハウジングとを回動可
    能に軸結合して、前記メインハウジングを水平な前記サ
    ブハウジングに対して垂直方向と水平方向とに夫々変形
    可能に構成したことを特徴とする多極平型電線用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 メインハウジングを水平なサブハウジン
    グに対して垂直方向に変形した際、その左右両側面に突
    設した水平フォーム固定フランジの下端面がサブハウジ
    ングの軸受部の上面に乗り上げて、前記メインハウジン
    グの垂直方向の変形を固定する構成としたことを特徴と
    する請求項1記載の多極平型電線用コネクタ。
  3. 【請求項3】 メインハウジングを水平なサブハウジン
    グに対して垂直方向に変形した際、メインハウジングの
    下端から突出するフォーム固定爪がサブハウジングに形
    成した三角山形の垂直フォーム固定爪の前部の谷間に嵌
    合して、前記メインハウジングの垂直方向の変形を固定
    する構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    多極平型電線用コネクタ。
  4. 【請求項4】 メインハウジングを水平なサブハウジン
    グ側に回動して水平方向に変形した際、その左右両側面
    に突設した水平フォーム固定フランジがサブハウジング
    のアーム部に設けた水平フォーム固定フックと係合し、
    前記メインハウジングの水平方向の変形を固定する構成
    としたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の多極
    平型電線用コネクタ。
  5. 【請求項5】 メインハウジングの左右両側面の下部に
    突設した回転軸を円柱軸と半円軸とで夫々構成するとゝ
    もに、サブハウジングに設けた軸受部の挿入口に、前記
    半円軸と対応する位置にあっては前後にその間隔が前記
    半円軸半径より僅かに小さく設定した一対の抑止爪を、
    前記円柱軸と対応する位置にあっては後部の抑止爪のみ
    を設けた構成としたことを特徴とする請求項1,2,3
    又は4記載の多極平型電線用コネクタ。
  6. 【請求項6】 半円軸をその直径縁がメインハウジング
    の前面側に少し傾くように設定したことを特徴とする請
    求項5記載の多極平型電線用コネクタ。
  7. 【請求項7】 メインハウジングの回転軸にはサブハウ
    ジングの挿入口に設けた後部の抑止爪と係合可能なV字
    溝を母線方向に形成するとゝもに、該V字溝を前記回転
    軸の軸心を通る垂直線より少し後方位置に形成したこと
    を特徴とする請求項1〜5のいづれか一つに記載の多極
    平型電線用コネクタ。
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