JPH09259983A - コネクタの嵌合検知装置 - Google Patents

コネクタの嵌合検知装置

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JPH09259983A
JPH09259983A JP7041996A JP7041996A JPH09259983A JP H09259983 A JPH09259983 A JP H09259983A JP 7041996 A JP7041996 A JP 7041996A JP 7041996 A JP7041996 A JP 7041996A JP H09259983 A JPH09259983 A JP H09259983A
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JP
Japan
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connector
fitting
detection device
fitted
opening
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Pending
Application number
JP7041996A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayashi
弘幸 林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ同士の嵌合状態を作業者に一目で認
識させ、かつ嵌合完了後のコネクタ保護用カバーの装着
作業を不要にする。 【解決手段】 第1のコネクタC1と第2のコネクタC
2とが嵌合される際、これに連動して回動部材12等の
開閉部材が作動し、両コネクタC1,C2同士の嵌合が
完了した段階で上記開閉部材が第2のコネクタC2の少
なくとも一部を覆う閉位置に到達するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ同士が完
全に嵌合されたことを検知して作業者に認識させるため
のコネクタの嵌合検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コネクタを用いて電気接続を行
う場合、コネクタ同士の嵌合不良は導通不良に直結する
ため、これらのコネクタが相互に完全嵌合されたか否か
を確認することは非常に重要となる。そこで従来は、こ
のような完全嵌合を検知して作業者に認識させるための
嵌合検知装置が種々提案されている。
【0003】例えば、特開昭61−4179号公報に
は、一方のコネクタのハウジングに表示窓を設け、この
コネクタと他方のコネクタとが完全に嵌合された段階で
上記表示窓内の表示が変わるようにしたものが開示され
ている。
【0004】また、実開平6−72128号公報には、
一方のコネクタのハウジングに検知ピンを設け、両コネ
クタが完全に嵌合されるのに伴って上記検知ピンが上記
ハウジングの外部に突出するようにしたものが開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に示される
装置では、コネクタ同士の嵌合に伴い、ハウジングの特
定部分に設けられた表示窓の表示内容が変化したり、検
知ピンが突出したりするだけであるので、作業者が上記
表示の確認を忘れるおそれがある。従って、作業者がこ
のような確認を忘れている場合でも、コネクタ同士の嵌
合状態を作業者に一目で認識させる装置の開発が望まれ
る。
【0006】一方、上記コネクタは水分に弱いため、コ
ネクタ同士が嵌合された状態でこれらを雨水等から保護
するためのカバーを被着することが望ましいが、コネク
タ同士を嵌合してから改めてカバーを装着するといった
作業は非常に面倒であり、また、このようなカバー装着
を忘れるおそれもある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、コネク
タ同士の嵌合状態を作業者に一目で認識させることがで
き、しかも、上記嵌合完了後のコネクタ保護用カバーの
装着作業を不要にできるコネクタの嵌合検知装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、取付部に取付けられる第1の
コネクタに第2のコネクタが完全に嵌合されたことを検
知するためのコネクタの嵌合検知装置において、上記取
付部に、少なくとも上記第1のコネクタの第2のコネク
タとの嵌合面を開放する開位置と両コネクタ同士が嵌合
された状態で上記第2のコネクタの少なくとも一部を覆
う閉位置との間で開閉可能な開閉部材を備え、上記第1
のコネクタと第2のコネクタとが嵌合されるに伴って上
記開閉部材が上記開位置から閉位置へ作動するように構
成したものである。
【0009】この装置によれば、両コネクタ同士が嵌合
されるに伴って、その作業対象である第2のコネクタが
開閉部材によって次第に覆われていくので、作業者はこ
の嵌合検知装置の存在を認知することができる。そし
て、上記開閉部材の位置からコネクタの嵌合状態を一目
で把握することができる。しかも、両コネクタ同士が完
全に嵌合されて開閉部材が閉位置に至った状態では、こ
の開閉部材は第2のコネクタの少なくとも一部を覆うカ
バーとしての役目も果たすので、改めてカバーを装着す
る必要がなく、手間が省ける。また、カバー装着忘れの
おそれもなくなる。
【0010】上記開閉部材は、必ずしもその全体が上記
閉位置に動く必要はなく、一部のみが開閉動作をするも
のであってもよい。例えば、この開閉部材を、上記取付
部に固定される固定部材と、この固定部材に上記開位置
と閉位置との間で回動可能に取付けられる回動部材とで
構成し、上記第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合
されるに伴って上記回動部材が上記開位置から閉位置へ
回動するように構成してもよい。
【0011】この場合、上記固定部材に上記第1のコネ
クタを係脱可能に仮係止する仮係止部を設け、上記第2
のコネクタが所定位置に位置する状態で上記仮係止部か
ら上記第1のコネクタを強制的に離脱させて上記第2の
コネクタに嵌合させる嵌合手段を備えるとともに、両コ
ネクタ同士が嵌合した状態で上記所定位置に位置する第
2のコネクタを上記回動部材が覆うように構成すれば、
開閉部材を、上記第1のコネクタを係脱可能に仮保持す
るコネクタホルダとして兼用することが可能になる。
【0012】この場合、上記嵌合手段の種類は特に問わ
ず、例としては、上記第1のコネクタに第1のねじ部を
固定するとともに、上記第2のコネクタに上記第1のね
じ部と螺合する第2のねじ部を回転可能に取付けたもの
が、好適である。
【0013】上記回動部材とコネクタとを連動させる手
段も特に問わず、例としては、上記第1のコネクタに上
記回動部材に向かってその回動中心軸と平行な方向に突
出する突出部を設け、回動部材に、その回動中心軸を中
心とする円弧状をなし、かつ上記突出部が嵌合される嵌
合溝を設けたものが、好適である。
【0014】勿論、上記開閉部材はその全体が上記閉位
置へ移動するものであってもよい。例えば、上記開閉部
材として上記取付部に一対の回動部材を回動可能に取付
け、上記取付部に固定された第1のコネクタに第2のコ
ネクタが嵌合された状態でこの第2のコネクタのほぼ全
体を両回動部材が覆うように構成すれば、第2のコネク
タの保護をより確実なものにできる。
【0015】この場合、例えば、両回動部材に被操作部
を設けるとともに、上記第2のコネクタにこの第2のコ
ネクタが第1のコネクタに嵌合される際に上記被操作部
と当接する操作部を設け、両コネクタの嵌合時に上記被
操作部が上記操作部に押されることによって両回動部材
が閉位置へ回動するように構成すれば、コネクタの嵌合
動作と回動部材の回動とを連動させることができる。
【0016】両回動部材は、互いに同一の形状とするこ
とが可能であり、これにより、両回動部材の量産性が高
められる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。なお、この実施の形態で
は、本発明における開閉部材を第1のコネクタC1のホ
ルダHとして兼用し、このホルダHを介して車両のステ
ー(取付部)Sに第1のコネクタC1を取付けるととも
に、この第1のコネクタC1と第2のコネクタC2とを
嵌合させる場合について説明する。
【0018】上記ホルダHは、その全体が合成樹脂等に
よって前方(図2では左方)に開口する箱状に形成さ
れ、下側の固定部材11と上側の回動部材12とに分割
されている。固定側部材11の左右前側下端と回動部材
12の左右前側上端とはヒンジ部13を介して水平軸回
りに回動可能に連結されている。
【0019】固定部材11の背壁から後方(図2では右
方)には被係止部16が突設され、この被係止部16が
前記ステーSに設けられた取付穴10に嵌着固定されて
いる。上記背壁から前方には、第1のコネクタC1を仮
係止するための仮係止棒14が延設され、この仮係止棒
14の前端に、上向きに突出する仮係止突起15が形成
されている。
【0020】回動部材12の両側壁には、これを貫通す
る長孔17が設けられている。両長孔17は、回動部材
12の回動中心軸を中心とする円弧状に形成されてい
る。また、回動部材12の天壁前部には、後述の閉位置
において第2のコネクタC2の後部やその配線との干渉
を避けるための切欠18が設けられている。
【0021】第1のコネクタC1は、雄型のハウジング
20を有し、このハウジング20の前面(図1では手前
側面)に多数の端子挿入孔21が設けられている。ハウ
ジング20の中央には、前方に開口するねじ孔(第1の
ねじ部)22が設けられ、ハウジング20の下部には、
上記仮係止棒14が挿入可能な前後方向の貫通孔23が
設けられている。この貫通孔23の前端部上面には、前
記仮係止突起15に対応する被係止凹部24が形成され
ている。また、ハウジング20の両側壁には、前記長孔
17内に嵌入可能な突出部25が外向きに突設されてい
る。そして、この突出部25が長孔17内に嵌入され、
かつ、貫通孔23に仮係止棒14が挿通された状態で、
この仮係止棒14の仮係止突起15が上記被係止凹部2
4に係合されることにより、ハウジング20が固定部材
11側に係脱可能に仮係止されている。
【0022】第2のコネクタC2は、雌型のハウジング
30を有している。すなわち、このハウジング30は上
記第1のコネクタC1のハウジング20が嵌入可能なハ
ウジング嵌入穴31を有している。このハウジング30
において上記ねじ孔22に対応する位置(中央位置)に
は、このハウジング30を前後に貫通する状態でボルト
(第2のねじ部)32が回転可能でかつ軸方向に移動不
能に保持されている。
【0023】このボルト32の先端部は上記ハウジング
嵌入穴31内に突出しており、上記ねじ孔22に円滑に
挿入できる略円錐状をなしている。ボルト32の後端部
は、外部から工具等によって回転操作を受ける回転操作
部33とされている。また、このハウジング30の両側
壁において上記第1のコネクタC1の突出部25と同等
の高さ位置には、この第1のコネクタC1との嵌合の際
に上記突出部25との干渉を避けるための水平方向の切
欠溝34が形成されている。
【0024】次に、この装置の作用を説明する。
【0025】まず、固定部材11に第1のコネクタC1
のハウジング20が仮係止されている状態では、このハ
ウジング20の突出部25が回動部材12の長孔17に
嵌入されている関係上、回動部材12は図1に示すよう
に前方に開口する位置(開位置)に保持される。
【0026】この状態で、図4に示すように第2のコネ
クタC2のハウジング30が第1のコネクタC1のハウ
ジング20の前端部分に外嵌され、ボルト32の先端部
がねじ孔22の入口部分に挿入される位置にハウジング
30を位置決めし、この位置で適当な手段によりハウジ
ング30を固定する。そして、このハウジング30の後
方から回転操作部33に図略の工具を嵌め、この工具に
よってボルト32を回転させると、このボルト32とね
じ孔22との螺合が進行し、図5に示すように係止用突
起15と被係止凹部24との係合が強制的に外されてハ
ウジング20がハウジング30のハウジング嵌入穴31
内に引き込まれ、最終的に両ハウジング20,30同士
が嵌合する。
【0027】このとき、上記ハウジング20に突設され
ている突出部25が回動部材12の両側壁の円弧状の長
孔17に嵌入されている関係上、上記ハウジング20が
ハウジング嵌入穴31内へ移行するのに連動して回動部
材12がヒンジ13を支点に図4〜図6の反時計回り方
向(閉方向)に回動し、図6に示すように両ハウジング
20,30同士の嵌合が完了した段階で回動部材12は
ハウジング30の上半部を覆う閉位置に到達する。
【0028】従って、作業者は、コネクタ嵌合作業前の
段階でその嵌合完了の確認をすることを忘れていたとし
ても、その嵌合作業時に回動部材12が嵌合作業対象で
あるハウジング30を覆う動作をしているのを見て確認
の必要性に気づくことができ、しかも、この回動部材1
2の回動位置によってコネクタC1,C2同士の嵌合状
態を一目で判断することができる。例えば、図6に示す
ように回動部材12が元の位置から完全に90°回動し
てハウジング30を覆っている場合には、コネクタC
1,C2同士が完全に嵌合されたと判断することがで
き、図5に示すように回動部材12が中間位置で止まっ
ている場合には、コネクタC1,C2同士の嵌合が不完
全であると判断することができる。
【0029】しかも、上記回動部材12は、上記閉位置
でハウジング30を覆うカバーとしての役割も果たすの
で、この状態から改めて防水用等のカバーを装着する必
要がなく、作業の手間を省くことができる。
【0030】また、この実施の形態のように、固定部材
11をステーS等の取付部に固定してこの固定部材11
にハウジング20を仮係止する仮係止棒14等を設ける
ことにより、本発明にいう開閉部材を第1のコネクタC
1のホルダHとして兼用できる利点もある。
【0031】次に、第2の実施の形態を図7〜図13に
基づいて説明する。
【0032】ここでは、第1のコネクタC1の取付部と
してボックスBXが設置されている。このボックスBX
は、前方にのみ開口してその背壁に取付穴40を有し、
左右両側壁には上下一対の円形状貫通穴42が内方に突
設されている。これに対し、第1のコネクタC1のハウ
ジング20からは後方に取付軸26が延設され、この取
付軸26の中間部に鍔部27が、後端部に被係止部28
がそれぞれ形成されている。そして、被係止部28が上
記取付穴40を貫通し、かつ鍔部27がボックスBXの
背壁に当接する状態で、ボックスBX内にハウジング2
0が固定されている。
【0033】一方、この実施の形態では、本発明にいう
開閉部材としてカバーCVが備えられている。このカバ
ーCVは、上下一対の回動部材50で構成されている。
両回動部材50は互いに同一の形状をなし、中心角90
°の略円弧状をなす周壁と、左右両側壁とで構成されて
いる。
【0034】片側の側壁の前端部には相手方の回動部材
50に向かって突出する被操作部51が突設され、この
被操作部51の前側面(図8では左側面)は先端に向か
うに従って奥方へ逃げる方向のテーパー面52とされて
いる。両側壁の前端部からは外側にピン53が突設さ
れ、このピン53が上記貫通穴42内に嵌入されること
により、各回動部材50がピン53回りに回動可能にボ
ックスBXに支持されている。そして、通常は、図7〜
図10に示すように、各被操作部51の先端が相手方回
動部材50の対向面54と当接する位置、すなわちカバ
ーCV全体が前方に大きく開口する開位置に各回動部材
50が位置するようになっている。
【0035】また、回動部材50の周壁前部には、後述
の閉位置において第2のコネクタC2の後部やその配線
との干渉を避けるための切欠55が設けられている。
【0036】第2のコネクタC2のハウジング30は、
基本的に第1の実施の形態のものと同等の形状である
が、その左右両側壁において上記各被操作部51のテー
パー面52と同等の高さ位置(上下方向の中間位置)に
は、先細り状の操作突起35が突設されている。これに
対応し、前記回動部材50の前端部には、上記閉位置で
上記操作突起35との干渉を避けるための切欠56が設
けられている。
【0037】次に、この装置の作用を説明する。
【0038】前記第1の実施の形態と同様、図10及び
図11に示すように第2のコネクタC2のハウジング3
0を第1のコネクタC1のハウジング20の前端部分に
外嵌し、ボルト32の先端部をねじ孔22の入口部分に
挿入する。この状態で回転操作部33に図略の工具を嵌
め、この工具によってボルト32を回転させると、前記
第1の実施の形態と同様にボルト32とねじ孔22との
螺合が進行するが、ハウジング20はボックスBXに固
定されているため、このハウジング20は動かず、図1
2及び図13に示すようにハウジング30の方がボック
スBX内に引き込まれ、このボックスBX内で両ハウジ
ング20,30同士の嵌合が行われる。
【0039】この嵌合の際、ハウジング30の両操作突
起35の先端が各回動部材50の被操作部51のテーパ
ー面52に当り、これをボックス奥側へ押すため、この
力を受けて上側の回動部材50は図12,13の反時計
回り方向に、下側輪の回動部材50は同図時計回り方向
にそれぞれ回動する。すなわち、両回動部材50は同時
に閉方向に回動する。そして、図13に示すように両ハ
ウジング20,30同士の嵌合が完了した段階で、両回
動部材50はハウジング30のほぼ全体を上下から覆う
閉位置に到達する。
【0040】従って、この第2の実施の形態では、前記
第1の実施の形態に比べ、ハウジング30におけるより
多くの部分を覆うことができ、防水性をさらに高めるこ
とができる。また、図示のように両回動部材50として
互いに同形状のものを用いることにより、その量産性を
高めることができる。
【0041】なお、上記各実施形態では、取付部に取付
けられる第1のコネクタC1のハウジング20が雄型
で、第2のコネクタC2のハウジング30が雌型のもの
を示したが、逆にハウジング20を雌型、ハウジング3
0を雄型にしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1のコネクタ
の取付部に、この第1のコネクタと第2のコネクタとの
嵌合に伴って開位置から閉位置へ移動する開閉部材を備
え、この閉位置で開閉部材が第2のコネクタの少なくと
も一部を覆うようにしたものであるので、作業者は装置
の存在並びに両コネクタの嵌合状態を一目で認識するこ
とができ、しかも、コネクタ嵌合後に改めてカバーを装
着する作業を省略できる効果がある。
【0043】ここで、上記開閉部材を、上記取付部に固
定される固定部材と、この固定部材に上記開位置と閉位
置との間で回動可能に取付けられる回動部材とで構成
し、上記第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合され
るに伴って上記回動部材が上記開位置から閉位置へ回動
するように構成した上で、この固定部材に上記第1のコ
ネクタを係脱可能に仮係止する仮係止部を設け、上記第
2のコネクタが所定位置に位置する状態で上記仮係止部
から上記第1のコネクタを強制的に離脱させて上記第2
のコネクタに嵌合させる嵌合手段を備えるとともに、両
コネクタ同士が嵌合した状態で上記所定位置に位置する
第2のコネクタを上記回動部材が覆うように構成すれ
ば、開閉部材を、上記第1のコネクタを係脱可能に仮保
持するコネクタホルダとして兼用することができ、構造
をより簡素化できる効果が得られる。換言すれば、コネ
クタのホルダを嵌合検知装置として有効利用できる効果
が得られる。
【0044】一方、上記開閉部材として上記取付部に一
対の回動部材を回動可能に取付け、上記取付部に固定さ
れた第1のコネクタに第2のコネクタが嵌合された状態
でこの第2のコネクタのほぼ全体を両回動部材が覆うよ
うに構成すれば、第2のコネクタが開閉部材によって覆
われる部分を多くしてこのコネクタの保護をより確実な
ものにできる効果が得られる。
【0045】そして、両回動部材を互いに同一の形状と
することにより、両回動部材の量産性を高めることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における第1のコネ
クタ及びその嵌合検知装置の斜視図である。
【図2】上記第1のコネクタと第2のコネクタ及びこれ
らの嵌合検知装置を示す分解断面図である。
【図3】上記第1のコネクタ及び嵌合検知装置の正面図
である。
【図4】上記第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合
当初の段階を示す断面側面図である。
【図5】上記第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合
が進行している段階を示す断面側面図である。
【図6】上記第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合
が終了した段階を示す断面側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における第2のコネ
クタ及びその嵌合検知装置の斜視図である。
【図8】上記第2のコネクタと第1のコネクタ及びこれ
らの嵌合検知装置を示す分解断面図である。
【図9】上記第1のコネクタ及び嵌合検知装置を示す断
面正面図である。
【図10】上記第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌
合当初の段階を示す全体断面側面図である。
【図11】上記段階における両コネクタの断面側面図で
ある。
【図12】上記第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌
合が進行している段階を示す断面側面図である。
【図13】上記第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌
合が終了した段階を示す断面側面図である。
【符号の説明】
11 固定部材 12 回動部材 13 ヒンジ 14 仮係止棒(仮係止部) 17 円弧状の長孔 20 第1のコネクタのハウジング 22 ねじ孔(第1のねじ部) 25 突出部 30 第2のコネクタのハウジング 32 ボルト(第2のねじ部) 35 操作突起(操作部) 50 回動部材 51 被操作部 C1 第1のコネクタ C2 第2のコネクタ H ホルダ(開閉部材) S ステー(取付部) CV カバー(開閉部材) BX ボックス(取付部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部に取付けられる第1のコネクタに
    第2のコネクタが完全に嵌合されたことを検知するため
    のコネクタの嵌合検知装置において、上記取付部に、少
    なくとも上記第1のコネクタの第2のコネクタとの嵌合
    面を開放する開位置と両コネクタ同士が嵌合された状態
    で上記第2のコネクタの少なくとも一部を覆う閉位置と
    の間で開閉可能な開閉部材を備え、上記第1のコネクタ
    と第2のコネクタとが嵌合されるに伴って上記開閉部材
    が上記開位置から閉位置へ作動するように構成したこと
    を特徴とするコネクタの嵌合検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタの嵌合検知装置
    において、上記開閉部材を、上記取付部に固定される固
    定部材と、この固定部材に上記開位置と閉位置との間で
    回動可能に取付けられる回動部材とで構成し、上記第1
    のコネクタと第2のコネクタとが嵌合されるに伴って上
    記回動部材が上記開位置から閉位置へ回動するように構
    成したことを特徴とするコネクタの嵌合検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコネクタの嵌合検知装置
    において、上記固定部材に上記第1のコネクタを係脱可
    能に仮係止する仮係止部を設け、上記第2のコネクタが
    所定位置に位置する状態で上記仮係止部から上記第1の
    コネクタを強制的に離脱させて上記第2のコネクタに嵌
    合させる嵌合手段を備えるとともに、両コネクタ同士が
    嵌合した状態で上記所定位置に位置する第2のコネクタ
    を上記回動部材が覆うように構成したことを特徴とする
    コネクタの嵌合検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタの嵌合検知装置
    において、上記嵌合手段として、上記第1のコネクタに
    第1のねじ部を固定するとともに、上記第2のコネクタ
    に上記第1のねじ部と螺合する第2のねじ部を回転可能
    に取付けたことを特徴とするコネクタの嵌合検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のコネクタの嵌合
    検知装置において、上記第1のコネクタに上記回動部材
    に向かってその回動中心軸と平行な方向に突出する突出
    部を設け、回動部材に、その回動中心軸を中心とする円
    弧状をなし、かつ上記突出部が嵌合される嵌合溝を設け
    たことを特徴とするコネクタの嵌合検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のコネクタの嵌合検知装置
    において、上記開閉部材として上記取付部に一対の回動
    部材を回動可能に取付け、上記取付部に固定された第1
    のコネクタに第2のコネクタが嵌合された状態でこの第
    2のコネクタのほぼ全体を両回動部材が覆うように構成
    したことを特徴とするコネクタの嵌合検知装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコネクタの嵌合検知装置
    において、両回動部材に被操作部を設けるとともに、上
    記第2のコネクタにこの第2のコネクタが第1のコネク
    タに嵌合される際に上記被操作部と当接する操作部を設
    け、両コネクタの嵌合時に上記被操作部が上記操作部に
    押されることによって両回動部材が閉位置へ回動するよ
    うに構成したことを特徴とするコネクタの嵌合検知装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のコネクタの嵌合
    検知装置において、両回動部材を互いに同一の形状とし
    たことを特徴とするコネクタの嵌合検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019176329A1 (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019176329A1 (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置およびその製造方法
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