JPH09259681A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH09259681A
JPH09259681A JP6810496A JP6810496A JPH09259681A JP H09259681 A JPH09259681 A JP H09259681A JP 6810496 A JP6810496 A JP 6810496A JP 6810496 A JP6810496 A JP 6810496A JP H09259681 A JPH09259681 A JP H09259681A
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Yoshitaka Sumita
芳孝 住田
Morihiko Toyosumi
守彦 豊鷲見
Keizo Ikeda
啓三 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ装置に設けられた複数のスイッチを
直接視認することなく容易に判別操作することが可能な
スイッチ装置を提供すること。 【解決手段】 自動車の各ウインドウを開閉操作するた
めの複数のスイッチ本体20,30,40,50に、そ
れぞれ静電スイッチ28,38,48,58を設ける。
静電スイッチ28,38,48,58によりいずれかの
スイッチ本体20,30,40,50に接近した運転手
の指先を検知し、当該各スイッチ本体に対応した識別音
を発生させる。これにより、運転者は自動車用スイッチ
装置を直接視認することなく、聴覚により操作される各
スイッチ本体20,30,40,50を判別可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチ本体を
複数有するスイッチ装置であって、特に当該スイッチ装
置を直接視認することなく各スイッチ本体を判別操作す
るためのスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のスイッチ本体を複数有するスイッ
チ装置、例えば、自動車等においてパワーウィンドウを
作動させるための自動車用スイッチ装置は、通常、運転
席側や助手席側の各ウインドウ等を個別に開閉操作する
ための複数のスイッチを備えている。
【0003】ところが自動車の走行中に運転者がその自
動車用スイッチ装置を操作する場合には、視点を前方に
おいたままの状態でその操作を行う必要がある。
【0004】そこで、従来においては、かかる自動車用
スイッチを直接視認することなくその各スイッチを判別
操作するために、以下のような構成が採られていた。
【0005】即ち、実開昭63−105228号公報に
開示の技術では、各スイッチをそれぞれ異なる形状に仕
上げて、触感により各スイッチを判別可能としている。
また、実開昭63−117015号公報に開示の技術で
は、複数のスイッチの内の所定のスイッチを他のスイッ
チとは異なる形状に仕上げて、当該所定のスイッチを触
感により判別すると共に、他のスイッチをその所定のス
イッチから相対的に位置判断して判別可能とするように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した両ス
イッチ装置のいずれにおいても、触感により複数のスイ
ッチを判別させようとしているものであるため、その触
感に慣れるまでは、各スイッチの判別が困難であるとい
う問題がある。
【0007】そこで、この発明は上述したような問題を
解決すべくなされたもので、スイッチ装置に設けられた
複数のスイッチを直接視認することなく容易に判別操作
することが可能なスイッチ装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の請求項1記載のスイッチ装置は、スイッ
チ本体にそのスイッチ本体に接近又は接触した指先を検
知するための検知するための検知手段が設けられたスイ
ッチ部を複数備えると共に、前記各スイッチ部の検知手
段からの検知信号に基づいてどのスイッチ部に指先が接
近又は接触したかを判定して、そのスイッチ本体に対応
した識別音を発する判定報知手段を備えたことを特徴と
する。
【0009】また、請求項2記載のスイッチ装置は、自
動車に設けられた負荷を作動させるためのスイッチ本体
に、そのスイッチ本体に接近又は接触した運転者の指先
を検知するための検知手段が設けられたスイッチ部を前
記自動車の運転席の周囲に複数配設すると共に、前記各
スイッチ部の検知手段からの検知信号に基づいてどのス
イッチ本体に運転者の指先が接近又は接触したかを判定
して、そのスイッチ本体に対応した識別音を出力する判
定報知手段を備えたことを特徴とする。
【0010】なお、請求項3記載のように、前記識別音
が各スイッチ本体によって作動される負荷の内容を表す
音声であってもよい。
【0011】さらに、請求項4記載のように、前記負荷
はパワーウィンドウ用のアクチュエータであってもよ
く、また、請求項5記載のように、前記負荷がパワーシ
ート用のアクチュエータであってもよい。
【0012】また、請求項6記載のように、前記検知手
段としては、一対の被検出体を有する静電容量形近接ス
イッチが挙げられる。
【0013】この場合、請求項7記載のように、前記静
電容量形近接スイッチの両被検出体の間に絶縁部材によ
る仕切壁を介在させたり、請求項8記載のように、静電
容量形スイッチの両被検出体を前記スイッチ本体の側面
に配設してもよい。
【0014】なお、請求項9記載のように、前記検知手
段はメンブレンスイッチであってもよい。
【0015】また、請求項10記載のように、前記各ス
イッチ本体の表面形状を触感によりそれらスイッチ本体
を判別可能な形状に仕上げてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる第1実施
形態について図1ないし図5を参照して説明する。
【0017】この自動車用スイッチ装置は、図1及び図
2に示すように、自動車の運転席側のドア内側(図示省
略)に設けられたスイッチ装置入力部10と、このスイ
ッチ装置入力部10の外部に設けられた判定報知手段7
0とを備えている。
【0018】なお、判定報知手段70は、必要に応じ
て、スイッチ装置入力部10の外部に設けてもよく、あ
るいはスイッチ装置入力部10の内部に設けてもよい。
【0019】上記スイッチ装置入力部10は、上面の前
後各2カ所の計4カ所に方形状の収容凹部12が形成さ
れた平板状の装置本体10と、それら各収容凹部12の
それぞれに収容配置され、自動車の前後左右の4つのウ
インドウ(図示省略)に対応して設けられたスイッチ部
20,30,40,50とから構成される。
【0020】スイッチ部20は、図3に示すように、長
板状の操作部24の後端部より下方へ枢支部26が突設
されて形成された側面視略L字状のスイッチ本体22の
上面側に検知手段としての静電容量形近接スイッチ(以
下、静電スイッチという)28が配設されて構成され、
前記枢支部26に形成された孔部27を介して収容凹部
12内に揺動自在に軸支されている。
【0021】上記スイッチ本体22の操作部24の前端
側上部表面には、指先の滑りを防止するための凹凸部2
5が形成されると共に、その操作部24前端と収容凹部
12前部壁との間には、指先を自在に抜き差しできる程
度の空間が形成されている。また、このスイッチ本体2
2は、周知の3点式スイッチ構造に形成され、運転者が
指先で上記凹凸部25を押下げると運転席側のウインド
ウを作動させるためのモータが駆動制御されて当該ウイ
ンドウが開作動すると共に、その指先を操作部24前端
と収容凹部12前部壁との間の空間に差し込んで、操作
部24を引っ掛けるように持上げると上記モータが駆動
制御されて運転席側のウインドウが閉作動するように構
成されている。
【0022】また、静電スイッチ28は、操作部24の
上面前側にその幅方向に沿って配設された一対の被検出
体29を有し、両被検出体29間の静電容量の変化によ
って、その被検出体29、即ち、スイッチ本体22に接
近又は接触した運転者の指先の検知が行われる。
【0023】各スイッチ部30,40,50はスイッチ
部20と同様に構成され、それぞれスイッチ本体32,
42,52と静電スイッチ38,48,58とを有し、
また、各スイッチ本体30,42,52を押下げ又は引
上げ操作することにより、それぞれ助手席側、後部座席
右側及び後部座席左側の各ウインドウ用のモータが駆動
制御され、各ウインドウが開又は閉作動する。
【0024】一方、スイッチ部20に設けられた上記静
電スイッチ28は、図2に示すように、スイッチ本体2
2に接近又は接近した運転者の指先を検知したときにO
Nされる接点部28aを有する。そして、この接点部2
8aの一方端側がアース接地される一方、他方端側がイ
ンバータ86を介して論理積回路82の一方側の入力端
子に接続されると共に、プルアップ抵抗101を介して
バッテリー電源100に接続されている。また、論理積
回路82の他方側の入力端子はイグニッションスイッチ
102に接続され、その論理積回路82の出力端子は判
定部90の入力端子に接続されている。
【0025】また、各スイッチ部30,40,50に設
けられた静電スイッチ38,48,58も同様に接点部
38a,48a,58aを有し、それぞれ一方端側がア
ース接地される一方、他方端側がプルアップ抵抗101
を介してバッテリー電源100に接続されると共に、イ
ンバータ87,88,89を介して論理積回路83,8
4,85の一方側の入力端子に接続されている。また、
各論理積回路83,84,85の他方側の入力端子はイ
グニッションスイッチ102に接続されると共に、論理
積回路83,84,85の出力端子が判定部90の他の
入力端子にそれぞれ接続され、上述と同様の回路が構成
されている。
【0026】上記回路構成において、イグニッションス
イッチ102がオンされると、Hレベルの信号が各論理
積回路82,83,84,85の他方側入力端子に入力
される。このとき、各スイッチ本体22,32,42,
52のいずれもが非操作状態にあると、それらの接点部
28a,38a,48a,58aはオフしており、バッ
テリー電源100によるHレベルの信号がインバータ8
6,87,88,89によりLレベルの信号に反転され
て各論理積回路82,83,84,85の一方側入力端
子に入力され、各論理積回路82,83,84,85よ
りLレベルの信号が判定部90に出力される。この状態
で、スイッチ本体22,32,42,52のいずれかに
指先が接近又は接触してスイッチ操作状態になると、対
応する接点部28a,38a,48a,58aがオン
し、対応する論理積回路82,83,84,85の一方
側入力端子にHレベルの信号が与えられて対応する論理
積回路82,83,84,85の出力レベルがLからH
に切り換わり、Hレベルの近接検知信号として判定部9
0に入力される。
【0027】判定部90では、上記Hレベルの近接検知
信号が入力されると、対応するスイッチ本体22,3
2,42,52が操作されるものと判定して、その判定
内容を表す判定信号を制御部92に出力する。
【0028】制御部92では、上記判定信号に基づきい
ずれかのスイッチ本体22,32,42,52が操作さ
れると判定されたときには、そのスイッチ本体22,3
2,42,52に対応する識別信号が発音体94に出力
され、発音体94によりそのスイッチ本体22,32,
42,52に対応した識別音が発せられる(図5参
照)。
【0029】このスイッチ本体22,32,42,52
にそれぞれ対応した各識別音としては、例えば、そのス
イッチ本体22,32,42,52によって駆動制御さ
れる負荷の内容を表す音声(「ウンテンセキガワウイン
ドウデス」等)や、音の波長、音色、持続時間、断続間
隔等をそれぞれ異ならせることが考えられる。
【0030】図4は、上記のように構成された自動車用
スイッチ装置の動作を示すフローチャートである。
【0031】まず、ステップS1において、静電スイッ
チ28,38,48,58の接点部28a,38a,4
8a,58aがONされたか否かが判定される。そし
て、接点部28a,38a,48a,58aがOFFの
場合(NOと判定された場合)には、スタートに戻り、
ステップS1における判定が再度なされる。一方、接点
部28a,38a,48a,58aのいずれかがONさ
れたと判定された場合には、ステップS2に進み、どの
接点部28a,38a,48a,58aがONされたか
が判定される。そして、ステップS3において、ONさ
れたと判定された静電スイッチ28,38,48,58
に応じた識別音が発音体94より所定時間発生される。
この後、ステップS1に戻り、再度、接点部28a,3
8a,48a,58aがONされたか否かの判定がなさ
れる。
【0032】以上のように構成された第1実施形態の自
動車用スイッチ装置によると、各スイッチ本体22,3
2,42,52の上面に静電スイッチ28,38,4
8,58を配設すると共に、その静電スイッチ28,3
8,48,58によりスイッチ本体22,32,42,
52に接近又は接触した運転者の指先を検知し、当該ス
イッチ操作されるスイッチ本体22,32,42,52
に対応した識別音を発生させているため、運転者は、聴
覚により操作されるスイッチ本体22,32,42,5
2がどのウィンドウを作動させるためのものであるかを
判別できるため、直接視認することなく、容易に各スイ
ッチ本体22,32,42,52の判別操作を行うこと
ができる。
【0033】また、運転者がそれら静電スイッチ28,
38,48,58に接近又は軽く接触すれば上述の識別
音が発生するため、より鋭敏な検知を行うことができ
る。
【0034】さらに、各識別音が各スイッチ本体22,
32,42,52によって作動されるウインドウを表す
音声(例えば、(「ウンテンセキガワウインドウデス」
等)とした場合には、より容易に各スイッチ本体の判別
が行われる。
【0035】なお、第1実施形態において、静電スイッ
チ28の両被検出体29は、スイッチ部20のスイッチ
本体22の上面に配置されているが、図6に示す第2実
施形態のように、静電スイッチ28aの両被検出体29
aをスイッチ本体22前側面に上下方向に沿って延びる
ように配設してもよい。なお、他のスイッチ部30,4
0,50も同様に構成する。
【0036】この場合、上述の効果に加えて、両被検出
体29a間に水滴等が溜まらなくなるため、両被検出体
29a同士の短絡を防止できるという効果が得られる。
【0037】また、図7及び図8に示す第3実施形態の
ように、スイッチ部20の上面前部に、仕切壁110に
よって仕切られた一対の溝部112を幅方向に並列形成
し、各溝部112内に静電スイッチ28bの両被検出体
29bをそれぞれ収容配置するようにしてもよい。な
お、他のスイッチ部30,40,50も同様に構成す
る。
【0038】この場合には、第1実施形態と同様の効果
に加えて、静電スイッチ28bの両被検出体29bの間
に絶縁部材による仕切壁110を介在させているため、
その静電スイッチ28bに金属等が接近した場合に、両
被検出体29b同士の短絡を防止できる。
【0039】さらに、図9に示す第4実施形態のよう
に、静電スイッチに換えてスイッチ部20の上面にメン
ブレンスイッチ(近接配置された一対の接点を一方側か
ら薄いシートで覆い、そのシートへの押圧操作又はシー
トの復元力によってON/OFFが行われるスイッチ)
118を配設してもよい。なお、他の各スイッチ部3
0,40,50の上面にも同様にメンブレンスイッチを
配設する。
【0040】この場合にも、そのメンブレンスイッチ1
18に軽く触れるのみで、運転者の指先を検知できて、
鋭敏な検知を行うことができ、第1実施形態と同様の効
果を得ることができる。
【0041】次に、この発明にかかる第5実施形態の自
動車用スイッチ装置について図10を参照して説明す
る。なお、第1実施形態と同様構成部分については同一
符号を付してその説明を省略し、その差異を中心に説明
する。
【0042】即ち、スイッチ装置入力部10の各収容凹
部12に配置されたスイッチ部20,30,40,50
の上面にそれぞれ凸板状部120,130,140,1
50が配設され、それらの各上面にそれぞれ静電スイッ
チ28c,38c,48c,58cが配置されている。
【0043】そして、上記各凸板状部120,130,
140,150を、それぞれ異なる形状に仕上げること
によって、運転者がその指先で触れたときに触感で各ス
イッチ部20,30,40,50を判別可能ならしめて
いる。
【0044】従って、上記第1実施形態と同様の効果に
加えて、触感でも各スイッチ部20,30,40,50
を判別できるという効果が得られる。
【0045】また、第5実施形態の静電スイッチに換え
て、図11に示す第6実施形態のように、凸板状部12
0aの上面にメンブレンスイッチ118aを配設して
も、第5実施形態と同様の効果が得られる。
【0046】上述した各実施形態において、各スイッチ
本体によって作動制御されるものは、ウインドウ用のモ
ータに限られず、他のパワーシート用のモータ等であっ
てもよい。
【0047】また、本発明にかかるスイッチ装置が適用
できる形態としては、各実施形態において上述した如く
自動車用に限られるものではなく、例えば、キーボード
等他の諸機器の入力装置にも適用できる。
【0048】
【発明の効果】以上のように構成された請求項1記載の
スイッチ装置によると、スイッチ本体にそのスイッチ本
体に接近又は接触した指先を検知するための検知するた
めの検知手段を設けると共に、前記各スイッチ部の検知
手段からの検知信号に基づいてどのスイッチ部に指先が
接近又は接触したかを判定して、そのスイッチ本体に対
応した識別音を発する判定報知手段を備えているため、
そのスイッチ本体の操作を行う者が当該スイッチ装置を
直接視認することなく、聴覚により各スイッチ本体を判
別して、各スイッチ本体の判別操作を行うことができ
る。
【0049】また、請求項2記載のスイッチ装置による
と、スイッチ本体に接近又は接触した運転者の指先を検
知するための検知手段が設けられたスイッチ部を自動車
の運転席の周囲に複数配設すると共に、前記各検知手段
からの検知信号に基づいてどのスイッチ本体に運転者の
指先が接近または接触したかを判定して、そのスイッチ
本体に対応した識別音を出力する判定報知手段を備えて
いるため、運転者がスイッチ本体に接近又は接触したの
みで、聴覚によりその接近又は接触したスイッチ本体が
どの負荷を作動させるためのものであるかを判別できる
ため、容易に各スイッチ本体の判別操作を行うことがで
きる。
【0050】さらに、請求項3記載のように、識別音を
各スイッチ本体によって作動される負荷の内容を表す音
声とすれば、より容易に各スイッチ本体の判別が行われ
る。
【0051】なお、請求項6記載のように、検知手段と
して静電容量形近接スイッチを用いれば、その静電容量
形近接スイッチに接近又は軽く接触するのみで運転者の
指先を検知することができ、より鋭敏な検知を行うこと
ができる。
【0052】この際、請求項7記載のように、静電型容
量スイッチの両被検出体の間に絶縁部材による仕切壁を
介在させれば、両被検出体同士の短絡を防止できる。
【0053】また、請求項8記載のように、静電容量形
近接スイッチの両被検出体をスイッチ本体側面に配設す
れば、両被検出体間に水滴等が溜まらなくなるため、こ
の場合にも両被検出体同士の短絡を防止できる。
【0054】また、請求項9記載のように、前記検知手
段としてメンブレンスイッチを用いれば、そのメンブレ
ンスイッチ軽く触れるのみで、運転者の指先を検知で
き、より鋭敏な検知を行うことができる。
【0055】さらに、請求項10記載のように、前記各
スイッチ本体の表面形状を触感によりそれらスイッチ本
体を判別可能な形状に仕上げれば、より各スイッチ本体
の判別性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる第1実施形態の自動車用スイ
ッチ装置を示す斜視図である。
【図2】同上の自動車用スイッチ装置を示すブロック図
である。
【図3】図1の要部拡大斜視図である。
【図4】同上の自動車用スイッチ装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】同上の自動車用スイッチ装置の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図6】第2実施形態を示す斜視図である。
【図7】第3実施形態を示す斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】第4実施形態を示す斜視図である。
【図10】第5実施形態の自動車用スイッチ装置を示す
斜視図である。
【図11】第6実施形態を示す図である。
【符号の説明】
20 スイッチ部 22 スイッチ本体 28 静電スイッチ 70 判定報知手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体にそのスイッチ本体に接近
    又は接触した指先を検知するための検知手段が設けられ
    たスイッチ部を複数備えると共に、 前記各スイッチ部の検知手段からの検知信号に基づいて
    どのスイッチ部に指先が接近又は接触したかを判定し
    て、そのスイッチ本体に対応した識別音を発する判定報
    知手段を備えたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 自動車に設けられた負荷を作動させるた
    めのスイッチ本体に、そのスイッチ本体に接近又は接触
    した運転者の指先を検知するための検知手段が設けられ
    たスイッチ部を前記自動車の運転席の周囲に複数配設す
    ると共に、 前記各スイッチ部の検知手段からの検知信号に基づいて
    どのスイッチ本体に運転者の指先が接近又は接触したか
    を判定して、そのスイッチ本体に対応した識別音を発す
    る判定報知手段を備えたことを特徴とするスイッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記識別音が各スイッチ本体によって作
    動される負荷の内容を表す音声であることを特徴とする
    請求項2記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記負荷がパワーウィンドウ用のアクチ
    ュエータであることを特徴とする請求項2又は3記載の
    スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記負荷がパワーシート用のアクチュエ
    ータであることを特徴とする請求項2又は3記載のスイ
    ッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段が一対の被検出体を有する
    静電容量形近接スイッチであることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記静電容量形近接スイッチの両被検出
    体の間に絶縁部材による仕切壁を介在させたことを特徴
    とする請求項6記載のスイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記静電容量形スイッチの両被検出体が
    前記スイッチ本体の側面に配設されていることを特徴と
    する請求項6又は7記載のスイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記検知手段がメンブレンスイッチであ
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の
    スイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記各スイッチ本体の表面形状を触感
    によりそれらスイッチ本体を判別可能な形状に仕上げた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9記載のスイッチ装置。
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